アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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The Beach Boys その1    Surfer Girl

秋になりましたなー。と感傷に浸りながら ふっ(いや実はかなりまえから分かっていたのですが)と,
そーいやウエストコースト大好き!と言っておきながら、この超大物バンドを取り上げないのはいかがなものか?

大体がビーチボーイズって夏やろー。と怒りのコメントも来そうなので初めに言っておきますが、自分的にはこのバンドは秋ではないが、イメージは「夏の終わり」なのです。なぜかと聞かれても困りますが、あの鼻にかかったコーラスは(っーか鼻をつまんでコーラスしてるとしか思えない)夏の終わりなのです(笑)

もともと、このバンドはそれほで興味無くて、ベスト盤だけで十分(こんな事書くとまたCCRの時のように突っ込まれるかな)と思っていたのですが10年程前にバンド活動と並行してアカペラグループもやっていてその時のレパートリーに「Surfer Girl」「California Girl」「 Barbara Ann」を歌い、改めてビーチボーイズのコーラスってめちゃ難しいーわ、と半泣きで覚えたのです。

しかも、その時のメンバーにあの名作Pet Soudsを聞いたことがないことがバレ(汗)、すぐにCDを買いその素晴らしさに感動したのですが、やはりビーチボーイズはベストとPetがあれば十分と思っていたのです。


しかしビートルズに例えると赤、青盤とサージェントを持っていれば すべて分かるのか?と自分に説いた所、そんなことはありえんなー。ということで今年の夏はせっせとビーチボーイズのオリジナル盤を中心に集めましたよ。


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お気楽にサーフボード抱えているBoys、大体僕はサーフィンが嫌いで、その理由が初めてサーフィンした時、波にのまれて沖に流され危うく命を落としそうになった怖い過去があるのです(そんな事どーでもいいわー)と言う事で、あのサーフミュージックのギターのインストが肌に合わなくて、ひとまず1ST、2ndは今の所買う気はなく、ブライアンウィルソンがプロデュースしたこの3rdからに成ります。
しかしこの時ブライアンはまだ23歳、まさに天才ですわ。

発表は1963年、まだこの時点でビートルズはアメリカで旋風を巻き起こしていません。USAではビーチボーイズが新しい若者の音楽の先頭を斬ったのです。


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左から、デニスウィルソン、デビットマークス(この後クビ)、カールウィルソン、マイクラブ、ブライアンです。Wikkによるとこの写真は1stの時のフォトセッションの写真らしい、たしかに同じ服だ(笑)。アルジャディーンは一時脱退していたのでここでは1曲のみ参加。

ビートルズと違いラフな格好のユニフォームの彼らは衣装代は安かったのではないだろうか?シャツはペンデルトン製だと思います(深い訳があるのですが割愛)。



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裏ジャケです。
これまた同じフォト、もう少し何とかならんかったのか(笑)

ビーチボーイズの魅力はサーフィンミュージックにあの独特のコーラスを加えたところでしょうけど、その後ホットロッド、そしてブライアンの脳内ミュージックと進んで理解不能になり、その後落ちぶれ、さらに劇的に復活しながらも常に、あのコーラスだけはいつも健在であった所でしょう。


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キャピトル純正のインナースリーブ、ここには後発の「トゥデイ」、ビートルズの「65」とかが載っています。しかしキャピトルはビーチボーイズとビートルズもっていたんだよなー。めちゃ儲けてますな。

一般のロックファンにはそれほど受け入れられず(と思っていますが)、ある種の人達には絶大な人気を誇って(山下達郎、小林克也さんなどは神扱い)いるバンドも珍しいです。

まぁとにかくビーチボーイズを聞くには、まずあの鼻つまみコーラスになじめるかどうか?。そこで奥深い世界に入っていくか、入口で引き返すか?というところがキモでしょうね(笑)

曲順です
A面
Surfer Girl
Catch A Wave
The Surfer Moon
South Bay Surfer
The Rocking Surfer
Little Deuce Coupe
B面
In My Room
Hawaii
Surfers Rule
Our Car Club
Your Summer Dream
Boogie Woodie

A-1 アルバムの1曲目がコーラスから始まるスローバラード、意表を突かれます。完璧なコーラスアレンジ。特にセカンドバースは浜辺で寝ていながら女の子を探しているような感覚(どんなやねん)に襲われます。全米7位まであがります。

-2 サーフィンサファリ、サーフィンUSAにも通じるマイクラブの歌。まさにパイプラインに乗って波をつかめ!と歌ってるのでしょうか?

-3 このバラードもイイです。波乗りの掟、と言う感じか?ブライアンの歌の懐の深さが分かります。

-4 ご機嫌なR&Rナンバー、ブライアンのボーカル。曲の間のスネアのバタ臭さがいいわー(笑)。ハンドクラップもイイ感じ。

-5 サーフインスト。まぁ趣味の問題もありますが自分的にはNGかな

-6 しかしA面6曲中、Surferという単語がつく曲が4曲、波が1曲と徹底的に海関係ですがここでようやくホットロッド曲。Little Deuce Coupeとは映画「アメリカングラフティ」で助演のジョンミルナーが乗っていた黄色い車です。憧れてプラモ作ったよなー。次作ではアルバムジャケを飾っています。

B-1 A面と同じくこのサイドもバラードから始まる。普通なら絶対にあり得ない順番ですが、そこは天才ブライアンのプロデュース、曲も溶ろけそう。

-2 いきなり鼻つまみコーラス全開(笑)。ハワイに行こう! 行ったことないけど、ホノルルマラソン出たいっす!

-3 デニスウィルソンが歌います。わずか2分弱の歌、短けー。

-4 各面に1曲ずつホットロッド系の歌があるようです。

-5 またしても溶けそうナンバー、やはりブライアンのこの声のバラードを聞くと「夏の終わり」を感じてしまうのは僕だけでしょうか?
極上のバラードです。

-6 最後はまたインスト。-5で終わりにすれば良かったのに。これがまたいいんだわーという人もいるとは思いますが(笑)


僅か25分ちょいで終わってしまう(もちろん両面で)あっというまの作品ですが、極上のバラードあり、R&R(コーラス付き)あり、サーフインストありで1ST、2ndよりはるかに進歩しています(聞いたことないので予想)、しかもその間僅か半年、凄すぎる。

レーベルです。 キャピトルオリジナルのMONO盤、カタログNoT1981、マトはA、B面とも-7です。オリジではありますが1965年以降の盤です。

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そーいえば先のアメリカングラフティでのジョンミルナーの言った言葉が凄く印象に残っています。
「ビーチボーイズなんて女かガキの聞く音楽さ、バディーホリーも死んじまったし、R&Rは落ち目だよ」
みたいな事を劇中言ってる印象的なシーンが大好きなんですよねー(笑)。



この後バンドはホットロッド音楽に移行し(聞いてる方はどちらも同じように聞こえますが)その後ブライアンの苦悩が始まりツアー拒否、スタジオ没頭。そしてペットサウンズ~スマイルとなって行きます、自分的にはビーチボーイズはここまででいいかな、と思っています。その後の70年代の作品も買いましたがイマイチで、すぐ売ってしまいました。こーいうこと書くと「いや 70年80年もずーとその後もビーチボーイズは最高なんじゃ」という人もいるとおもいますけどね(笑)



購入レコ屋  バナナレコード岡崎店
(わざわざ岡崎まで行った訳ではなく、仕事の都合で岡崎に行って帰りに寄ったら売っていた。よくこういう事があるんですよねー)





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by naruru-kato | 2018-09-12 18:49 | The Beach Boys | Comments(8)

Jackson Browne その4  The Pretender

家庭の事情で少し間が空いてしまいましたが、今回より再開します。

再開後の一番目はやはりこの人、ジャクソンブラウン(以下JB)です、なんといってもこのブログの副題が唄にありますし、一番最初の投稿(内容大幅に書き換えました)でもあります、毎年この時期は自分的にJBなのです。

今回は今の自分にとって非常に勇気を与えてくれるアルバムであり、JBの最高傑作の一つでもあることは間違いないウエストコーストを代表するSSWの割にウエストコーストっぽくない、4枚目のこのアルバムです。


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JACKSON BROWNEの文字は浮き出ています(確かセカンドプレスからは通常の文字のはず)表面はテクスチャード加工(これもセカンドは普通のジャケ)


横断歩道を堂々と渡るJB。感動的であります(こんなんで感動するなよ)。でも裏事情を知っている人ならこのキリっとしたJBの顔立ちは感動するのです。

有名な話なので簡単に説明すると、このアルバム制作中にJBの奥さんのフィリスが、音楽ばかりで自分に目を向けてくれないJBに対し薬物で狂言自殺をしようとして本当に死んでしまったのです。ただ死後に録音された訳ではなくかなり録音が進んでいた時期に死んでしまい、そのことを歌った曲は僅かなのですが、全体に重苦しい雰囲気、いや物凄く重いサウンドで聴いている方が奈落の底に突き落とされそうになります。そして最後の曲で救われるという仕掛けがあるのです。(歌詞はしらんけど、なんとなく)

このジャケの写真でJB以外の人はエキストラなのか?本当に一般のなにも知らない素人なのか気になりますね、もし素人ならここに写っている人は例えJBのファンでなくても物凄い自慢出来ますなー。日本でも同じイメージでジャケ作る人多いけどたいていファンクラブで選ばれた人ですからねー(笑)。


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裏ジャケは息子のイーサンでしょう。なんか泣かせますわ(涙)そして各曲ごとのクレジット。
ギターのデビットリンドレーは当然、ジョンホール、ローウェルジョージ、フレッドタケット他。ベースにボブグラブ、リーレンドスカラー他。キーボード、ビルペイン、ロイビタン、グレッグダーギ他。ドラムス、ラスカンケル、ジムゴードン、ジェフポーカロ。コーラスが、ボニーレイット、ローズマリーバトラー、JDサウザー、ドンヘンリー、そしてクロスビー&ナッシュ。Thanksクレジットにバレリーカーターの名前も見受けられます。

まさに豪華絢爛西海岸絵巻とでもいいましょうか。倒れそうです。

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丁寧に歌詞が描かれた専用のインンーバック。JBで歌詞がついたのはこのアルバムが最初では?

そーいえばJBと親交がある浜田省吾の会報の表紙でハマショーがこのジャケをおもいっきりパクってます。

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これは絵で絵がかれているようです、この会報欲しいー

この他にもいろいろ有名ジャケパクってます。やりますなーハマショウ(笑)

曲順です
A面

-1 The Fuse

-2 Your Bright Baby Blues

-3 Linda Paloma

-4 Here Come Those Tears Again
B面

-1 The Only Child

-2 Daddy's Tune

-3 Sleep's Dark And Silent Gate
-4 The Pretender

A-1 あまりにも重いピアノのイントロ、ハイファットの音がさらに重くし、リンドレーのスライド、スカラーのうねるベースがさらに圧し掛かる。よくぞこんな重い曲が作れたものだ。中間部のギター、ピアノソロから一気に重たさが加速しラスカンケルのハイファットが冴える冴える。そーいえば初めてJB見た時にオープニングはこれだったよなー

-2 オープニングの緊迫感から解放される曲です。ローウェルのハモが素晴らしいです。もちろんエンドの伸びのあるスライドも最高!

-3 タイトルからするとリンダロンシュタットの事を歌っているのであろう。メキシコ的な曲です。

-4 この曲はフィリス自殺後に彼女のお母さんと共作した曲。このアルバムでもピカイチな曲。不思議なことにAメロBメロサビ。というような構成ではなく、AメロA”メロ、A""メロ、A"""メロ、と言う感じで突き進みます(笑)。
とにかく元気がもらえます。

B-1 息子イーサンに向かって投げかける曲、詩の中で「お母さんを大切にしなさい」と何度も出てくる。フィリス自殺前に作られたのでしょう。JDとドンヘンリーのコーラスがまたいい。
しかし、この曲。今となればジーンときますわ。

-2 今度は父親の事を歌った曲。「昔、とおさんが言っていた事が今になって分かってきました」と歌いあげます。めずらしくホーンも導入。

-3 詩の内容、曲の構成からして最後のタイトル曲と対になっている気がします。
この曲が前触れのような。

-4 そしてThe Pretender、直訳すれば「ふりをする人、詐称者」と出てきます。
後半に向けて次第に盛り上がっていく見事な構成。クロスビー&ナッシュの見事なコーラスワーク。ストリングスのアレンジ。どれをとっても超一級品の作品。
さー元気が出たぞー(笑)
ちなみにB面のドラムスはすべてジェフポーカロです。

レーベルです。

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Wマーク付きアサイラム。7E-1079のカタログNoはオリジナルです。マトはA面-1
B面-5でした。



この年イーグルスがあのホテルカリフォルニアを発表、そしてJBがこのプリテンダー。ウエストコーストのあの乾いたカラッとしたイメージの音楽がこの2枚で崩れ去り、アメリカの抱えている問題が大きくクローズアップされたような年に成りました。

ロックの流れはこの後、AOR、ディスコビート、そしてコンピューターサウンドの流れに変わってゆき圧倒的につまらない80年代に向かって行きます。
(あくまで自分的な見解です)



ちなみにこのアルバムは、落ち込んでいる時に良く聴きます、「ジョンの魂」的なものがあるのです。つまり聴き終えると「よーし、頑張るぞ!」という気持に成れる自分にとってバイブル的な作品です。


購入レコ屋    忘れました。





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by naruru-kato | 2018-09-01 08:59 | Jackson Browne | Comments(6)

Paul Butterfield's Better Days その2 It All Comes Back

暑い夏にピッタリ、ベターディズのセカンドアルバムです。
メンバーはファーストと変わらず、ボーカル ハープがポールバタフィールド、ギターのエイモスギャレット、スライド ボーカルでジェフマルダー。キーボード ロニーバロン、ベース ビリーリッチ、ドラムスはクリストファーパーカー。

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特になにも語ることがない集合写真。山の中でスクリーンを張って照明あてて撮影しています。これ以上書くこと無いです(汗

しいて言えばエイモスがカッコイイ事ぐらいです(笑)

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裏ジャケ 曲目と熊さんマークがあるだけ

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広げるとこんな感じで、これにかんしても何も書くことありません。

一応これでもデザイナーが参画しているようで、Miton Glaserと言う人がクレジットに書かれていますが、やはりウッドストック系はBob katoさんでしょう!
人選を間違ったようです(笑)


内ジャケですが、曲目が大きく書かれているだけ、超手抜き。
ファーストアルバムは非常に秀逸でしたがセカンドは予算がなかってのでしょうね。
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ゲストには準メンバーとも言えるボビーチャールズ、マリアマルダーがボーカルで客演しております。


他には何もないので曲順です。

A面
-1 Too Many Drivers
-2 Its Getting Harder to Survive
-3 If You Live
-4 Win or Lose
-5 Small Toun Talk

B面
-1 Take Your Pleasure Where You Find It
-2 Poor Boy
-3 Louisiana Flood
-4 It All Comes Back

A-1 前作同様にいきなりのシカゴブルース全開。シャッフルのリズムでガンガン行ってます。中間ソロもブルースハープ全開。その隙間を埋めるようにエイモスのギターがさりげなく。と言う感じです

-2 ロニーの作、ピアノのイントロからボーカルが入りその後ブルースになります。ホーンも入って中間部のギターソロ、相変わらずエイモス最高です。

-3 ブルースのカバー、どこかで何度も聞いている曲で、たぶん有名な曲でしょう。スライドはたぶんジェフマルダーだと思います。

-4 ボビーチャールズとポールの共作の曲。中間のハープのソロドラムスの絡みがカッコいい。

-5 ボビーチャールズとリックダンコ作の名曲です、ダンコもボビーも双方ともソロで取り上げています。ここでのボーカルはジェフマルダー、イントロの不思議感覚のギター、どーやって弾いているのだろう?この曲はBetter Daysのこのバージョンが一番ではないでしょうか? 官能的なソロも聞けます。

B-1 これもボビーチャールズとポールの共作の曲、ボーカルでもボビーが入っています。コーラスでマリアが歌っているかも。

-2 ジェフの唄です、気だるいブルース、ここのスライドもジェフでしょうか?

-3 ロニーとDrジョンの曲、ニューオリンズ風とでもいおうか。リトリフィートっぽい(笑)

-4 タイトル曲、ボールとジェフがユニゾンでボーカルをとります、最後の曲にしてはあまりに無防備な曲。

今回のアルバムでは前作のPlease Send Me Someone To Loveのようなエイモスの歴史的名演はありません、前作はブルース意外にもアメリカの音楽を掘り下げた感がありましが、今回はブルースが主体でしょうか?

レーベルです。
ベアーズビルのオリジナル。カタログNoはBR2170、マトは両面1、STERLING刻印あります。


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この後バンドは解散するのですが何年か後にライブ音源がCDで出ました。聞いていませんが是非とも入手していと思っています


購入レコ屋   ナカシマレコード



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by naruru-kato | 2018-08-13 11:45 | Paul Butterfield | Comments(4)

John Simonその2      Journey

名プロデュサーであるジョンサイモンのセカンドアルバムです。
まずオリジナルを買うのは無理かなー。と思っていたのですが、ふと立ち寄ったレコ屋で偶然に入手。こーいう事があるのでレコードハンティングは辞められませんわ。

あのザバンドの音を作った人のファースト(こちらです)はまさに「裏盤ミュージックフロムビックピンク」でしたのでセカンドは土の香りのする「裏The Band」か?と思いきや、実は全く違ってジョンの好きな音楽。つまりJazzなのです。

もーはっきり言ってこのアルバムはジャズと言い切れます。
もともと、僕はジャズは良く分からなくて、アルバムも有名女性ジャズシンガーのベスト盤を数枚程しかもっていません。フュージョン系でもStuffくらいでしょうか。

やはり僕にとってはジャズは高尚で難解で難儀なジャンルなんです(涙


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さらにこのジャケ、ファースト同様全く理解不可能なアートワーク、ジョン本人の顔なのか?骸骨をデザインしたのか?はたまた地球外生物か? 良く分かりません。

そこらへんの事はボブカトーさんに聞くしかないです(生きてるか死んでるか知らんけど)そーなんですよー。またしてもカトーさんのデザイン。


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全体の録音風景をちりばめた内ジャケ、もう完全にジャズの布陣。
知らない人ばかり(汗)陣容はサックス、トランペット、トロンボーンなどの管楽器とベース、ドラム、そして本人の弾くピアノにのってまたしても不思議な声でフワフワとジョンのボーカルが漂います。



例外で1曲(組曲)だけ、ウッドストックの常連メンバーと録音した曲があります。
そのメンバーはギター エイモスギャレット、ベース ビルリッチ らがセッションしています。

ところでタイトル曲を翻訳すると「旅行」「旅」などと出てきますが、これはジャズの世界を旅する、という意味なのだろうか?

そして、そらに混乱する付属のポスター。

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実は各曲ごとにこのマークがついているのですが、そのままポスターにもなっています。 はたしてこのポスターもらって嬉しい人がいるのだろうか?
ジョンの写真のポスターもいらんけど(笑)


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前作のジャケも東洋的で非常に不思議感一杯の世界でしたが、これも同じような世界です。

肝心の音ですが、実はこのアルバムを全曲通しで聞くことは非常に困難なのです。なぜかというと、あまりに気持ちよくて最後の曲に行くまでに毎回ウトウトと居眠りしてしまうのです。まぁーそれだけ心地のイイ音。と言う事でしょうな。



曲順です
A面
-1 Livin in a Land Sunshine
-2 Slim Pickns in The Kitchen Make it at All
-3 Open Up Summertime
-4 Vangabond
B面
-1 The Real Woodstock Rag
-2 Poems to Eat
  Big City Traffic Jam
  Joy to The World
-3 King Lears Blues
-4 Short Visit

今回は曲ごとの感想は割愛します、なんといっても睡眠薬入りの作品なんで、なかなか集中してじっくり聞けないので、B-2がベアズビルスタジオでエイモスらと録音した組曲ですが、残りはA&Mスタジオでジャズメンと録音しています。
あとはジャズ音楽ですので詳しいことも判りませんが、とにかく気持ちのイイ音です。


レーベルです。


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オリジナルのワーナーのグリーンレーベル。カタログNoはBS2663 マトは両面とも1Eです。


この20年後3作目、その後はコンスタントに作品を発表するジョンサイモンですが最近のは全く聞いていません。CD時代の作品なので聞く気が起きないのかも。


とにかく、この不思議な世界は一度は味わう価値があります、ただしファースト含めて変な音楽であることは変わりないですが、ハマってしまうと抜け出れなくなるジョンの魔術にやられてしまうのです(笑)


購入レコ屋  サンオブスリーサウンズ













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by naruru-kato | 2018-07-29 07:37 | John Simon | Comments(4)

Young Rascalsその2 Collections

仕事が多忙でなかなか投稿出来ないくて、一週間開けてしまいました。今月中には帳尻合わせたいと思っています。

ヤングラスカルズのセカンドアルバムです。このバンドにあまりにも今更ハマってしまい(汗)アトランテック時代のアルバム7枚は半年かからずに揃えました。その中で一番聞いているのはこのセカンドです。発表は1966年11月。ファーストはほとんどソウルのカバーでしたが今回は半分はキャバリエ=ブリガティのコンビです。

四人がバラバラでしかも上下左右にちりばめられた写真が非常に見にくいジャケではありますが恰好カッコイイ。特にキャバリエの右手の上げ方が抜群にイイです。



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ファーストに比べて格段に演奏、アレンジ共成長しています。少し気になるのがギターのジーンがファーストの写真よりかなり太ってしまっているのが残念(笑)



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なぜかここでも写真を横向きにして見にくくしています。何らかの意図があったのだろうか?


実はこの盤は当初、再発のライノ盤を手に入れてその後ヤフオクでオリジ(ステレオ)を落としたので再発は売ればいいかなーと思っていたのですが、聞き比べると明らかにライノの方が音圧もあるし傷は少ないし(これは関係ないけど)再発圧勝と言う感じでした。さすがライノですわ。


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左オリジのアトランテック盤(ステレオ)  右 再発ライノ盤

ジャケは経年劣化もありますがライノはツルツルで非常にイイ感じなのです、と言う事でせっかく手に入れたオリジと2枚所有(ひとまず)してます。


話が脱線しますが、レコの収納スペースが限界間際になっているので重複した場合音がイイオリジ優先にして再発、日本盤関係は下取りにしてるのですが、たまに再発、日本盤の方がいい時もあり、その時はかなりの時間をかけどちらを優先させるか検討し場合によってはオリジを手放しているのです。



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このアルバムは女性コーラスも随所に見られ4枚目からはラスカルズと名前を変えて段々実験的になっていくのですが、ビートルズでいえばラバーソウル的な感じで非常にまとまりがあり、全体を通して聞いてもまったくだれることなく一気に聞けます。まさにブルーアイドソウルをそのまま地でいってる感じです。



曲順です
A面
-1 What is The Reason
-2 Since I Feel For You
-3 Lonely Too Long
-4 No Love to Give
-5 Mickeys Monkey~ Love Lighe
B面
-1 Come on Up
-2 Too Many Fish in Tae Sea
-3 More
-4 Nineteen Fifty -Six
-5 Love is A Beautiful Thing
-6 Land of 1000 Dances

A-1 オリジナル(キャバリエ&エディー)曲です、これこそまさにラスカルズ、キャバリエの声もノリに乗っている。そんな感じ。アルバムのオープニングにふさわしい。

-2 ソウル(たぶん)のカバー。これぞもう一つのラスカルズ(笑)
こーいったスローバラードではエディーの十八番。渾身のソウルボーカルを聴かせてくれます。

-3 これもオリジナル、一曲目と同じくご機嫌なナンバー。キャバリエのボーカルはファーストと比べ奥が深くなり歌にも格段のうまさが見られます。バックの女性ボーカルもイイ雰囲気です。

-4 ジーンの作品、この頃のビートルズっぽいストリングスが素晴らしい

-5 メドレー形式になっているカバー曲、歌はキャバリエとエディーが交互に歌います。オルガンもカッコイイ。


B-1 キァバリエ作。ここでもオルガンが炸裂、ディノのタイトなドラム、中間部のギターソロもたまらんです。

-2 ジーンのコードカッティングが軽くて物凄く気持イイ。ノリノリのナンバー

-3 エディーのまたしても渾身のバラード。いぁーもうこの人このテンポの曲唄わしたら右に出るものは居ないでしょうねー。さりげないジーンのジャズ的なギター、そしてオルガン。もう最高です。

-4 ジーンとジノダネリの作品。ロックンロールです。

-5 これもオリジナル。歌も二人です、ここでもオルガン、ドラムが炸裂。

-6 キャバリエがメンバーを紹介しながら歌う有名なカバー。たぶんライブではいつも後半の盛り上げように演奏していたのであろう。

レーベルです。


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アトランティク、オリジナルのグリーン&ブルー。カタログNoはSD8134



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こちらはライノ。目が回るレーベルです(笑)


自分的にはヤングがつく頃のラスカルズが一番、と前回書きましたがそれはほとんどこのアルバムを指している事にきずきました。

それほど気に入ってますので再発も売らないと思います(笑)


購入レコ屋

オリジ   グライテストヒッツ

ライノ   バナナレコード金山店


今回から購入金額は記載しないことにしました(特に理由はないです)












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by naruru-kato | 2018-07-19 21:23 | Young Rascals | Comments(0)

Rod Stewart その2   Smiler

ロック界においてタータンチェックをトレードマークにしているのは、エジンバラの貴公子、ベイシティローラーズですが、自分の世代では「いやいやそれはちゃうでしょー、やっぱロッドですよ」と言う事になるのです。

あえていうなら「スコットランドの酔いどれロックンローラー」という冠を付けたいのですが、今調べたら確かにロッドの父親は純粋なスコティシュでありましたが、ロッドが生まれた時はすでにロンドンに出てきていたので、ロッドは純粋なスコットランド人ではなかったのです(母親はロンドンっ子)。まぁでもマーキュリー、フェイシス時代は必ずステージでマフラーをしていてタータンチェック柄も使っていたから、やはりそのイメージは強いです。

1974年発売、マーキュリー時代の最後のアルバムはまさにそのまま、タータンチェック柄に自分の写真を組み合わせていてカッコイイデザインです。

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裏ジャケも同じで広げるとこんな感じです。全体にラミネート・コーティングされたピカピカのジャケ。すこし外周まわりが焼けてます。


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ゲイトフォールドの内ジャケです。恒例のメンバー、そして家族写真。これまたザバンドの影響でしょうか?

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どこぞのレストラン?の前での集合写真。

しかし、なんだな。なぜウッディーがど真ん中の一番いい場所にいるんだ?しかもこのアルバムのジャケのデザインそのまんまの恰好してるし、さらにその隣はウッディのお母さん、後ろに父親、兄弟。

肝心のロッドはその脇でしゃがんでる(笑)。ロッドの父親は右の真ん中あたり、あとはおなじみのフェイシスのメンバーですがこの前の時期に脱退したロニーは勿論いません(涙)

手前の管楽器はこのアルバムからメンフェスホーンズが参加しており楽器だけの写真掲載ということです。



この集合写真で一つ、物凄く気になる事が、写真の一番右の店内の中にいる老婆風な人。こ・これはもしかして幽霊ではないのか?
何と言ってもイングランドはゴーストの本場だし、偶然外を見ている掃除のおばはんかもしれませんが、顔が怖すぎる。他のロックブロガーさん達のブログもかなり拝見しましたが、その辺の事を語っている記事は見かけませんでした。

こんなしょーもない事を語っているのは「お前だけやわ アホっ」と言う事なんでしょうけど。真実は闇の中です。

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でもやっぱこの人、怖い(汗)


さて肝心な中身ですが、このアルバムは前作よりまして他人の曲が多い、しかもR&Rからバラード系、ソウル系、フォーク系とめちゃめちゃな選曲、しかしそれがロッドの魔法にかかりすんなりと一枚のアルバムとして聴けてしまう凄さがあります。勿論フェイシスと同時期のアルバムなので同じような内容ですがディランとかキャロルキングとかの楽曲はバンドではやらないと思うし。それなりに楽しめる内容のアルバムと言えます。

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このアルバムでマーキュリーと決別しアメリカに渡ってワーナーと契約し世界的なスーパースターになっていくのですが、すでにこのアルバムではアメリカも視野に入れ先のメンフェスホーンズも導入し全英では1位、USでは13位と大ヒットします。

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曲順です。
A面
-1 Sweet Little Rock 'N' Roller (Chuck Berry)
-2 Lochinvar (Pete Sears)
-3 Farewell (Martin Quittenton, Rod Stewart)
-4 Sailor 3:35
-5 Bring It On Home To Me/You Send Me (Sam Cooke)
-6 Let Me Be Your Car (Elton John, Bernie Taupin)
[B]
-1 A Natural Man (Gerry Goffin, Carole King, Jerry Wexler)
-2 Dixie Toot
-3 Hard Road (Harry Vanda, George Young)
-4 I've Grown Accustomed To Her Face (Alan Jay Lerner, Frederick Loewe)
-5 Girl from the North Country (Bob Dylan)
-6 Mine For Me (Paul McCartney, Linda McCartney)

A-1 もういきなりチャックベリー節全開、イントロのギターリフがストーンズの「スタースター」と同じですがそこは御愛嬌。

-3 小作をはさみ、ロッド&マーチン作の「マギーメイ」路線。焼き廻しといえばそれまでですが、やはりイイです。このミディアムスローなナンバーはロッドの声が一番カッコよく聞こえます。

-4 ウッディーとの共作、ほとんどフェイシスです。がこれもカッコイイ。

-5 敬愛するサムクックのナンバー。やはり自他とも認めるサム直系のボーカリスト。上手く歌うわー。ここではメンフェスホーンズがかぶさり来るべき大西洋横断に目先が向いています。A面の白眉ですなー。

-6 エルトンジョンの作品、ここではほぼユニゾンで一緒に歌っています。ジョンの「真夜中をつっ走れ」的な(笑)


B-1 キャロルーゴーフィン作品、勿論キャロルキング自身も取り上げています。しかしロッドが歌うと・・・やはりかなわんわなー(笑)

-2 ここでもウッディーとの共作、アイルランド風(笑)。なんかロッドが非難したウーララっぽいんだけど。

-3 ほとんどフェイシスR&Rナンバー。最高の一言です。

-4 綺麗なアコのインスト、これはウッディー?

-5 ディランの「北国の少女」。イントロのストリングスから「If Youre Trevlin ~と歌いだす所は感動的であります。原曲の良さもさることながら、最近は他人の曲ばかりやっているロッドですが是非共「ロッド、ディランを歌う」という作品を出して欲しいと願います(爆)

-6 最後はポールが提供した曲ですがポール自身は録音していません、もしかしたらロッドの為に作ったのか?クレジットにはありませんがポール&リンダがコーラスで参加しています。


しかし、出来たらB面の最後、5,6の順番が逆だったらなー(あくまで自分の趣味ですが)たぶん僕は感動で立ち上がれなくなるでしょうね。


レーベルです。マーキュリーの特別仕様はジャケと合わせてタータン仕様、カタログNoは9140-001マトは1v//1 2v//1となっています。

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あまり関係ないですが、レココレのロッド特集に掲載してある1974年のフェイシス日本公演のバックステージから録ったこのショット。物凄く好きです。

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この時、僕は中学2年、当時愛読書のミュージックライフを見て、訳も判らずフェイシスに日本人の山内テツ(当時はどんな人か知る由も無し)が加入し来日するんだ。という事実に大興奮していたのを覚えてます。勿論フェイシスというバンドもこの時初めて聞きました。


この後アメリカに渡り大ヒット飛ばしてのソロ公演(ブロンディーツアー)を名古屋で見ましたが、その時ロッドはなぜか機嫌が悪く、セイリングを演奏しなかったので我々は怒り狂って折りたたみ椅子を蹴飛ばして帰って来たのを覚えてます(オイッ)。この時からロッドが嫌いになっていくのですが(本当かよ)アメリカに渡っての最初の2枚めまでは実は結構好きだったりします(笑)



購入レコ屋  SORC

購入金額   3000円程


参考文献   レココレ 1994 1号   2010 7号








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by naruru-kato | 2018-07-01 08:15 | Rod Stewart | Comments(4)

J・D Souther その2 Black Rose

大好きなJDのソロ二枚目です、この前後にサウザー ヒルマン ヒューレイバンドと言うのを組んでいますが、それはカントリーロックの準名盤(買ったけどいまいちで売ってしまった)で2枚バンドとして出ています。
一般的にこのセカンドのBlack Roseは彼の最高傑作であるという意見が多いですが、自分もそう思っています。たしかに自作のYoue Only Lonlyは大ヒットし、タイトル曲は大ヒットしましたがアルバム全体はいまいちの印象が強いんですよねー。
まぁこのアルバムは大須のグレヒで常にワンコインで数枚売っていますからいつでも買えるんで(笑)


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有刺鉄線に巻きつけられた黒いバラ、そして干からびたデザートはカャリフォルニのエルミタージュレイクでは?ジャケのコンセプトはJD本人。写真はLorrin Sullivanとう人です。なにかしら深い意味が あるのでしょうなー
ところで表題のBlack Rose(黒いバラ)というバラは本当にあるのだろうか?先日岐阜県可児市の有名なバラ園に行ったのですが黒いバラはありませんでした。たしか日本の歌謡曲にも同じタイトルの曲がありました。ちなみに黒いバラの花言葉は恨みとか憎しみ、または「あなたはあくまで私の物」などです。Wikkで調べたらトルコに実際にあるそうです。話がそれてしまいました。

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裏ジャケです、なにやらJDが変です(笑)。たぶん1曲目のイメージなのでしょうか?



今回のアルバムはプロデュースにピーターアッシャー。そしてその人脈が大勢参加。物凄い豪華なアルバムといえます、まさに西海岸オールスターズ。
ゲイトフォールドの内ジャケ、クレジットと歌詞です。さーと参加者を並べてみると。

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ギターにダニークーチ、ワッディワクテル、アンドューゴールド、グレンフライ他
スライドでジョーウォルッシュ、ローウェルジョージ
ベースは知らない人ばかりですが1曲であのスタンリーククラークが参加
ドラムスは当然のジムケルトナー、ラスケンケルなど
コーラスは凄い事に、リンダは勿論、グレンフライ、ドンヘンリー、デビットクロスビー、アートガーファンクル、ネッドドヒニー・・・もう書ききれませんわ。

そしてデビットキンブルのストリングスアレンジが深い味付けをしているのです。

まさに、これでもか、これでもかの豪華絢爛絵巻(笑)


曲順です。
A面
-1 Banging My Head Against The Moon

-2 If You Have Crying Eyes
-3 Your Turn Now

-4 Faithless Love

-5 Baby Come Home
B面

-1 Simple Man, Simple Dream

-2 Silver Blue

-3 Midnight Prowl

-4 Doors Swing Open

-5 Black Rose

A-1 カリブ海風味のクーチとワクテルのカッティングがご機嫌なナンバーで始まります。ここではコーラスのクロスビーがイイ感じです。

-2 リンダとのデュエットが最高、ロック史上この二人の男女コンビは最高なのではないだろうか?(勿論関係あり 汗・・・)ラブソングなのですが恋という概念を歌っているそうです。JDのアコもいい味でしているわ。JDのラブソングでは最高傑作では?

-4 いかにもJDと言う感じの弾き語りですが、後ろで鳴るストリングス群。素晴らしいアレンジです。

-5 スライドでウォルッシュ、あのドロッとしたスライド全開(笑)。歌とユニゾンでハモルように弾きます。サビで突然マイナー調になりストリングスが、かなりの展開力です。

B-1 ファーストアルバムからの流れのような小作。JDマナーを守った彼らしい曲

-2 ベースにジャズ界からスタンリークラーク、付き合いがあったのですね。もともとJDはジャズも好きで後年はジャスのアルバムも出していますね。この曲はリンダもやっています。

-3 今度はスライドにローウェル。ウォルッシュとは全く違うさらにドロドロのスライド。ホーンなども入り危ないイメージな歌です。

-5 最後は最初と同じくギターにクーチとワクテル。印象的なイントロ、そしてジムのタイトなドラムス、文句なくカッコイイ。コーラスはJD、グレンとドンヘンリー、そしてネッドドヒニーのアサイラム最強陣(ここにジャクソンもいれば完璧ですわな)なんか1曲目とシンクロしているように思えます。


レーベルです、アサイラム7E-1059 Wマーク入り(この時代はすでに入ってます)マトは両面共-8になってますが、そんなに売れたとは思えんけど。相変わらずアサイラムは判りません。


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この後時代はAOR時代、JDも時代に流されそれ風の作品になっていきます、という意味でもこのアルバムが一番自分に合うのです。


購入レコ屋  グレイテストヒッツ


購入金額    1000円



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by naruru-kato | 2018-06-24 14:47 | J・D Souther | Comments(2)

Van Morrison その2 His Band and the Street Choir

ヴァンモリソンの東海岸3部作と言われる最後の作品、通算ソロで(ワーナー時代)3作目となるストリートクワイヤー、1970年作です。前作からウッドストックに住むようになり、この地でザバンドらと親密にもなり、サウンドもかなり土の匂いがするアーシーな感じになっています。アルバムカバー、内ジャケともにこれまた雰囲気抜群のいかにもウッドストックっぽいというか、都会っぽさが全くなくアルバムのサウンドと統一されている気がします
大体、この人のアルバムカバーデザインは秀逸なものが多く(たまに訳わからんのも出ましたが)素敵な写真が多いのです。


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苔の生えた大木(だと思う)にアップのヴァンの顔をダブらせさらにヴァンの身体全体の写真も被せた見事なデザイン、カバーデザインはジャネットと書いてあります。もちろん奥さんの名前、しかし全体のデザインはまたもやボブカトーさん。


裏ジャケです、曲順とバンドのメンバーの写真。

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バンドのメンバーと顔はさっぱり知りません、調べれば分かりますが気が無いんで(汗

ゲイトフォールドの内ジャケ、バンドのメンバーを中心にいかにもファミリーと言う感じを打ち出していて素晴らしい、しかも少しテクスチャーがかっていて雰囲気も抜群です。この写真を見るとなぜかザバンドのミュージックフロムビッグピンクを思い出してしまう。



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このアルバムを最後にヴァンはウッドストックを離れ西海岸に向かいます(ザバンドのメンバーと同じように)


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ところでアルバムタイトルのHis Band and the Street Choirですが、彼のバンドは分かるとしてthe Street Choirというのは一体何の役目なのだろうか?バックコーラスは別にクレジットされているし?メンバーの中には奥さんのプラネットも入っている。直訳すれば「街の聖歌隊」というところですが、やっぱコーラス隊の一種なのだろうか?謎だ。

前作同様に結構売れて全米ではベスト40以上に上がります、何度聞いても深い味わいのある内容。
ちなみに彼のアルバムでは74年の MoondanceからVeedon Fleece までしか持っていませんが(Astral Weeksは探し中)この中では一番好きです(っーかほとんど甲乙つけがたいのですが)


曲順です
A面
-1 Domino
-2 Crazy Face
-3 Give Me a Kiss (Just One Sweet Kiss)
-4 I've Been Working
-5 Call Me Up in Dreamland
-6 I'll Be Your Lover, Too
B面
-1 Blue Money
-2 Virgo Clowns
-3 Gypsy Queen
-4 Sweet Jannie
-5 If I Ever Needed Someone
-6 Street Choir



A-1 ファッツドミノに捧げた曲です、テレキャスターっぽい乾いたカッティングがジョンホールっぽい。まぁウッドストックに住んでいれば自然と影響しあう事でしょうね。シングルで出て最大のヒットをしています。もちろんヴァンの代表曲です。

-2 続いてこの感動的な曲。この1曲聞くだけでも価値はあると言い切ります。前作のCrazy Loveの延長線上にあるような曲です。ヴァンのサックスも凄くイイ

-5 なんとなく、ここでのバックがStreet Choirなんだろうなーと感じるご機嫌な曲です。

-6 この後のアルバムからよく出てくる言葉でたたみかけるようなナンバー。もちろん何を歌っているのか判りませんが、ジーンとくる作品。Wikkによるとムーンダンス時のアウトテイクでその時は11分に及ぶ大作だあった。との事。是非ともそのテイクを聞いてみたい。

B-2 多少カントリーっぽいけどまたそれがいいんだな。アコの音も抜けが良くて気持ちいい。

-3 得意の(笑)裏声を主体とした曲です。サックスがここでも効いてます。

-4 快適なR&Bナンバー、もちろん奥さんの事を歌っています。

-6 アルバムのラストを飾るにふさわしくStreet Choirとじっくり歌い上げる曲です。


多少曲を省きましたが全曲素晴らし出来で飽きることは無いでしょう、このアルバムも前作同様にA面が素晴らしすぎる。




レーベルです、ワーナーUSオリジのグリーンです。
カタログNoはWS1884 マトは両面とも1E STERINGの刻印あります。



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実はこの盤はヤフオクで個人の出品者から落札したのですが盤の評価はVG++だったのですが届いて聞いた見たら傷が多いしプチノイズも酷くてどう考えてもVG-くらいだろう!と思うような酷い盤でした。文句を言いたいですが「私の評価ではこれはVB++です」と言われればそれまでなんで泣き寝入り。


ただし嫁用の安いプレーヤーでは傷はあまり拾いません。出品者のカートリッジは安物のチープな代物だったんでしょうな(泣)


購入レコ屋   ヤフオク


購入金額    2000円




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by naruru-kato | 2018-06-20 06:56 | Van Morrison | Comments(2)

Free その2    Highway

第1期フリーのオリジナルメンバーでの最後のスタジオ盤であり、自分的には最高傑作であるとは思いませんが彼らの作品で一番好きなアルバムです。
なぜ一番好きかと言うと、このアルバムはブルースから踏み出し、ザバンド的なアーシーな作品が多く自分的に一番フィットするのです。
アンディーがインタビューでも答えていますがクラプトン同様にザバンドの影響を受けていると話していますし、この頃のブルースから出たアーティストは皆、歌物に魅かれて行ったのでしょう。たぶん「これでもか、これでもか」のギターバトルの応酬に疲れたのでしょうな(笑)

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フリーのアルバムジャケは秀逸なものが多いと思っているのですが、このジャケもパット見た感では判りませんが、いろいろ凝っているのです。

CDのジャケでは絶対に判りませんがメンバーの後ろの青い部分は実は物凄く小さい字でFREEと書かれていたのです。アルバムを手にとってじっくり見るまでは判らなかった(汗)

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コソフの後ろにはFの文字 アンディーはR、サイモン ロジャースはEの文字が何百個という感じで並んでいるのです。

そして裏ジャケ、メンバーの写真の部分は浮き出ている加工(通称なんていうか知らないので知っている人教えてください)

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ライオン丸と呼ばれる事も多いポールコソフですが、そのまんまです(笑)

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大ヒットした前作から僅か半年の1970年末に発表されたこの作品は前作からは見られない作品が特にB面に多いのですが、元々のファンからは不評でアルバム自体も売れませんでした。実際ザバンド的ではあるのですが、ロジャース、コソフの両ポールはブルース色が薄れた事に不満があったようです。


アルバムはUKパテントマーク入りのインナースリーブが入っています。


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曲順です
A面
-1 The Highway Song
-2 The Stealer
-3 On My way
-4 Be My Friend
B面
-1 Sunny Day
-2 Ride On Pony
-3 Love You So/Bodie
-4 Soon I Will Be Gone

A-1このバンドにしては珍しくメジャーコードっぽい緊迫感ないあまりに無防備なオープニング(笑)。これがこのアルバムを象徴しているかのようでアーシーな楽曲です。中間にコソフの泣き節が入ります。

-2 前作のオールライトナウの次を受けシングルになりますが売れませんでした。
自分的にはMrビッグのようでかなりカッコいい曲と思います。サイモンカークの超後のりのドラム、アンディーの跳ねるベースが最高です。

-3 歌の合間のコソフの遅れて入るギターのカッコいい事。地味な曲ですが好きな曲です。

-4 ロジャースがじっくり歌い上げるナンバー。FREEを代表するソウルフルなロッカバラードです。しかしなぜコソフのギターソロは中学生でもコピー出来る程簡単なフレーズなのにこんなにエモーションなのだろう?

B-1 B面からさらに雰囲気が代わります。まさに土の香りがするザバンド的なナンバーで始まります

-2 これも代表曲になります、ビデオではアンディーが体を左右に振ってノリを出してますねー。マーシャルアンプを瀬に口をパクパクさせるコソフのカッコいい事

-3 ロジャース節全開のスローなナンバー、若いのに男の色気を感じずにはいられません。

-4 これも同じくロジャースが歌いあげます。このアルバムに捨て曲は自分的には無いと思っていますが、ブルース主体の初期のフリーマニアには物足りないのでしょうね。


レーベルです。アイランドのオリジナル。ピンクリムです。


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カタログNoはILPS 9138 マトはA面、B面共1U です。


一旦このアルバムでバンドは解散し別々の道を歩むのですが、ポールコソフのドラック癖が深刻になり、再度1972年に再結成されますがそこでオリジナルメンバーでのFREEは終了してしまいます。

このアルバムも1年くらいのインターバルを置けば売れたかも知れません。もう少しマネージメントがしっかりしていれば(メンバー達も後日そう語っています)もっと素晴らしアルバムが出せたのではないでしょうか?


次回は最大のヒットアルバム「Fire&Water」の予定です。


購入レコ屋   ヤフオク  忘れました

購入金額    2000円程


参考文献    レコードコレクターズ  FREE特集







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by naruru-kato | 2018-06-10 18:24 | Free | Comments(6)

Eric Kaz その2  AmericanFlyer/Same

エリックカズの参加したバンド、幻のバンドであり渋すぎるバンドであるアメリカンフライヤーのデビュー盤です。カテゴリーは「エリックカズ」にしました。このバンドはセカンドアルバムもあるのですが、たぶん中古で見つけるには不可能に近いくらいレアであると思われ(値段はそんなにしないと思うけど)この後バンドを解散しカズとフラーはユニットを組みますが、それも今後紹介したいので、エリックカズが、かかわっているものはすべて彼のカテゴリーにします。

前置きが長くなりましたが、カズがファーストソロ、セカンド(これもいいのでそのうち取り上げます)を発表後にこのバンドに参加しました。
メンバーは エリックカズ(ピアノ、ボーカル)。グレッグフラー(元ピュアプレイリーグ、ボーカル ギター)スティーブカッツ(元 BS&T ハーモニアカ) ダグユール(元 ベルベットアンダーグラウンド ボーカル ベース)です、事の成り行きはグレッグとスティーブ、ダグがセッションしていたら、たまたま通りがかった(笑)カズがその音を気に入り、そのまま参加しグループとなったらしい。

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この素晴らしいジャケのデザインは、あのボブカトーさん。
この人には珍しく凄くまともなジャケです(汗)
グループの結成は1976年。イーグルスがホテルカリフォルニアを出し、ボズスキャッグスがシルクディグリーズを出した年。そしてSSWは下火になりAORが流行りだす前夜と言う時期。

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裏ジャケです、広げると一枚の絵になるのですが、残念ながらスリーブジャケなので広げれません。こーいうのはぜひともゲイトフォールドにしてもらわないとねー

あまり話題性のないデビューだったのであろう、予算がなかったのねー(笑)


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メンバーは全員東部の人達ですが、音は完璧に西海岸のお洒落系路線。聞いていて物凄く気持のいいあの時代の音。まさにアサイラムの音です。

が、しかしプロデューサーはあのジョージマーチン。なぜなんだ?
と言う事で結構ストリングス等も入っています、この人選は意図的だったのでしょうか?

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バックはラリーカールトン、ラスティーヤング、リーランドスカラー、ジョーサンプル等、有名どころで脇を固めていますので安心して聴けます。


ただし、やはり決定的な楽曲が僅かに1曲(Love Has No Pride)だけで、後はいい曲なんだけどパンチが足りない。という感じでいまいち印象に残らない。アルバム通して聞くと「まぁまぁよかったかな」くらいのイメージで、やはりそれほど売れていません。

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左からフラー、カズ、カッツ ユール(カッツ、ユールに関してはたぶん)

曲順です

A面
-1 Light of Your Love
-2 Such a Beautiful Feeling
-3 Back in '57
-4 Lady Blue Eyes
-5 Let Me Down Easy
-6 M
B面
-1 The Woman in Your Heart
-2 Love Has No Pride
-3 Queen of All My Days
-4 Drive Away
-5 Call Me, Tell Me
-6 End of a Love Song

A-1、アルバムの最初を飾るにはもってこいの雰囲気のある曲です。フラー&カズ作
歌はフラーです。イントロのピアノが物哀しげですがその後はカズの楽曲っぽいかな。
-2 カズの曲。これも歌はフラーか? セカンドのバースが凄くイイです。ベースラインも凄くノリがいい。

-3 カッツの曲。この時代のSSWがよく作りそうなナンバー、歌はカッツ?
でもイイです。

A面はこんなところです。

B-1 フラーの曲、これも同じような楽曲。なんかすべて同じに聞こえる(笑)

-2 カズとリビータイアスの曲で、リンダなんかが歌っています。カズのとっては最大の売れた曲ではないでしょうか? リンダが取り上げるのですから曲の構成、雰囲気すべて最高レベルです。

-3 すこしイメージが違いますがユールの曲です。なんかJDサウザーがやりそうな楽曲です。

-4 カズが歌っています。しかしこのバンドのボーカルはみんな同じような声ばかりだなー

-5 ジョージマーチン節炸裂(笑)のストリングスから入る大フィナーレ。これぞジョージマーチン、中期ビートルズっぽい。

-6 最後もストリングスのみの小作品。

レーベルです。

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ユナイテッドアーティスト、UA-LA650.マトは両面1です。


このバンドは時代に乗りきれなかったのですかねー。イイ作品なんですが、いまいちインパクトに欠けます。でも聞き流すには最高です。


購入レコ屋   不明

購入金額    たぶん1000円くらい。







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by naruru-kato | 2018-06-03 09:25 | Eric Kaz | Comments(2)

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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