3月に入ったので、すこし春っぽい、フリートウッドマック全盛期の最後の作品「Tango In The Night」です。
前作のミラージュ発売してからフロントの3人はソロに力いれて、ステービィーはソロでも大成功収めます。
その後また5人が集まり5年ぶりにスタジオに入ってこのアルバムが完成されるのです。
ここではリンジーがさらに音楽的なリーダーとなり全曲のアレンジをしてます。勿論ステービィー、クリスティーンの楽曲もです。
しかし、あくまでバンドとしての民主制を貫きたいミックとの間で上手くいかなくなり、このアルバムを最後にリンジーが脱退してしまうのです。(これはあくまで僕の予想ですけど)
曲のイメージをジャケットにも反映してルソーの絵を使ったデザイン。
これは日本盤ですが、帯も同じ図柄で、帯とジャケが一体化しておりなかなかワーナーパイオニアもやりおる(笑
日本盤の帯は毎回ジャケのデザインのジャマだと思うのですけど、これならついててもイイです。
裏ジャケはメンバーの集合写真、ステービィーが少しオバサン的になってます(笑
歌詞カードのついた解説。
解説は天辰さん他、 かなりこのアルバムの制作秘話的な話が満載ですが、詳しく読んでません
なんかめんどくさくて(オイッ 読めよ というコメントは受け付けてません・・・笑)
右ページにはマックの年代別ツリーが、これは詳しくじっくり見てます。
はっきり言ってこの日本盤、滅茶苦茶、音がイイです。やっぱこの年代(1987年)なんで日本のレコードも素晴らしのです。
たぶんマスターはイギリスから送られてきてるのでは?
Impression
もともと全盛期のマックはフロント3人が曲を持ち寄りアルバム制作していたわけですが 、ここではリンジーが4曲、リンジー&クリスティーンの曲が2曲、クリスティーン単独は2曲、ステービィーは2曲となっていて全体にリンジー色がかなり強い仕上がり。
全体にリンジーっぽいエキゾチックな作風が多くリンジーのソロの延長線上でもあるかのようです。
リズム隊は相変わらず鉄壁ですので安心して聴くことはできるのですけど、もう少しステービィー色が欲しいかな?
My Favorite Songs
Big Love
男と女の葛藤、恋の不満を描いたような曲。そこで喘ぎ声のようなのをリンジーとステービィーでかけ合う、なんて凄い元恋人同士なんだ! ライブ画像は再々結成時の一人弾き語り、アコのバカテク見れます。
Seven Wonders
ステービィーとサンディースチュワートとの曲作。相変わらずタイトなリズム隊です。
Everwhere
イントロから煌びやかなクリスティーンしか作れないような見事なミディアムロック、コーラスの声もたまりません。これぞクリスティーンマクヴィー。
Family Man
この頃のリンジーを代表するような変なナンバー(爆 真ん中のナイロン弦のギターによる、スペイン風アコがめちゃ効いてます。
When See You Again
ステービィーの渾身のバラードです。カスレ声の天使が少し歳を重ねた感じの歌の表現力が凄いです。そして曲の最後にリンジーがソロで唄う。この二人の業の凄さは本当に重いものがあると思う。
Label
ワーナーパイオニアのP-13490、マトは割愛。
裏面です。
まだまだ、マックは第二期、ボブウェルチ時代のアルバムが3枚ほど記事にしていませんが、リンジー&ステービィーの黄金期はすべて書きましたので、今回で最終回にしたいと思います。
クリスティーンも亡くなってしまい、急いで遺作となったリンジー&クリスティーンのアルバム買ったのですが、機会があり、気合もあればそのアルバムを再度取り上げるかもしれません。