ニールヤングがクレイジーホースと連れ立って2003年の秋に「Greendale tour」で日本に来ました。
僕は前回の89年のツアーを名古屋で見て「これほど凄いライブは初めて見た」状態でしたので、今回のツアーも見なくてはと思って、当然新作の「Greendale 」も購入。期待と不安が入り乱れながら日程発表を待ったのですが、予想通り名古屋飛ばし(泣
大阪、福岡は日程的に無理だったので11/15日の日本武道館公演に絞り、仕事休めるように調整しました。
なんとか公演1週間くらい前に目途がつき、ピアでチケット取れましたが、幸運にも一人だけのチケなので、隙間があったのか、前から10番目くらいの真ん中少し右寄りというナイスな席をゲット。
この「Greendale 」というアルバムはいささか今までのニールの作品とは作風が違っていて、全体が「Greendale 」という架空の町を題材にしたトータルアルバムなのです。(っーかニールはいささかどころか、とんでもない変なアルバムも多いのですけど)
さらにこのライブではスタッフによる演劇がずーと続き、ニール達は真ん中で演劇と関係ないという感じで勝手に演奏するのです。
演劇は勿論「Greendale 」収録曲に合わせた内容。これがこのアーカイブシリーズで出たライブ盤です。
スタジオ作のCDは探しましたがどこにも見当たらない、売った記憶ないのですけどね。
このデザインはズーマのジャケ書いた人です。裏ジャケはグリーデイルの街並み図面。
ゲイトフォールド広げるとこんな感じ、ニールは武道館でも真ん中に4人が集まり、スペースで言えばライブハウスで十分くらいの空間で演奏してました。
クライマックスのステージ風景。
真ん中にニール&クレイジーホース、その周りに役者の人々。演奏は演劇に関係なく(はないけど)淡々と進むのです。
これが当日のライブのブートです。
因みにこの時初めての日本武道館参戦。物販でパンフのみ買って中に入りましたが、思ったよりアリーナが小さくて、「ビートルズがここでやったのか」という武道館初体験者なら誰でも思うベタな事をしみじみ思ったものです。
Impression
一部は「Greendale 」から順番通り全曲。このレコードはここまでです。二部はブートで聴けます。
この二部が凄まじく、「ヘイヘイマイマイ」 から始まり「ウォッチタワー」「パウダーフィンガー」「ロックインザフリーワールド」など怒涛の選曲。アンコールでは、ニールが頭上を指さすと、あの変なオルガンが降りてきます。これで決まりです「ライクアハリケーン」やるという事です。そして日本では今回のツアーでは2度目の「ハリケーン」を生で見ることができたのです。
もう放心状態だったのは言うまでもないです。
My Favorite Songs
Falling From Above
オープニングです。音がボード録音なのか素晴らしくて、スタジオ盤と同じように聞こえます。クレイジーホースも安定してます。
Bandit
アコの弾き語りですが、6弦をユルユルに張ったドローンチューニング。9分弱じっくりと歌いあげます。
Grandpa's Interview
たぶんこの作品の中核をなす曲。落ち着いたギターソロがニールの手癖満載でイイです。演劇の方でもかなりの人数が舞台で躍動していたと思う。名曲「コルテスザキラー」のような素晴らしい曲。
Be The Rain
ラストのクライマックス。ここで見開きの写真のようにステージに全員登場しての大フィナーレです曲に合わせて自由に踊ります。勿論終了後はスタンディングオベーションでした。
この映像、久しぶりに見ましたが、涙腺緩んだわ。
Label
USオリジナルのリプリーズ。ニールヤングアーカイブシリーズです。
これほど感動した夜はそうそうなかったです。
ニールの話はここまでです。その後のどーでもいい余談。
実は仕事で知り合った東京の18歳くらい年下の女の子と結構頻繁にメールでやり取りしてて、まぁ今で言えLINEなんでしょうけど。
コンサート終了後に合う約束していたので、待ち合わせ場所に行き居酒屋で食事したのですが、当然その子はニールヤングなんて知らないので、今終えたばかりの熱い感動も話すことできないし、普通に世間話して二人で飲んで、そのままあわよくばその娘のアパートに潜り込もう。と淡い期待していた僕ですが、普通に本八幡という町まで車で送ってもらい(この時期は多少の飲酒運転は誰でもしていた)
「ここのビジネスホテルなら絶対に空いてるから、じゃーね。ご馳走様」
と、まぁ当たり前といえば当たり前のような展開で淡い期待は見事にコケて、ニールと女の子の長い夜は終わりました。
今から21年前のニールのコンサートの事思い出すと、どーしてもこっちも思い出してしまう(笑