ストーンズの一番難解で、自分的には一番聴きごたえ無く、それでいてやたらと相場が高いアルバム、「 Their Satanic Majesties Request」(以下サタニック)です。
因みに邦題は「サタニックマジェステーズ」と意味なく短縮されてます。まぁいいか。
ところで、このアルバムの中古相場はなぜ高いのか?というとやはりオリジナル盤のメンバー写真が3Dのレンチキュラー仕様なのが大きな要因であると思います。
その他にサイケ色満載の凝りに凝ったアートワークが人気の秘訣か?
ビートルズのSGTに対抗したのか、影響されたのか? そこは拙ブログではどーでもいいのですが、はっきり言って内容は「つまんない」という感じなのです。
SGTがロック史上、頂点に輝く名盤は誰もが依存の無いところだと思いますが、この二番煎じ的な「サタニックもそーか?」というと、全然ダメ盤と言っていいでしょう。
ただし、ある一定の人たちはこれがストーンズ史上もっとも面白くて最高!と言ってます。
具体的に言うとSORCのK君とか(笑 O店長も「このオリジナル売ってはだめよ」と言ってましたが(笑
この個体の3D写真は表面に傷が多いためか、そんなに劇的に変化ないです。
よく言われる、この中にジョンレノンが写ってる。とかありますけど、よくわかんないです。
裏ジャケは日本の水墨画的なのも混じっています。左の並の絵はまさに浮世絵風の波の絵、葛飾北斎の「富嶽三六景」の影響でも受けてるのだろうか?
ゲイトフォールドを広げると、左はブライアンジョーンズが考案したと言われる迷路。真ん中のゴール地点まで行くと表ジャケの宮殿に入る。という仕組みらしい。
その他はルネサッンス風な絵画の寄せ集め。もうなんだかよくわかんないのです。
毎回、聴くたびに「暇なので」この迷路を眼で追って遊んでます(笑。
インナーはこれまたサイケのオリジナル。ビートルズのSGTのインナーの影響受けてると思います。
このインナーがついてないと中古相場でかなりの違いがあるのでは?
Impression
よく言えば、受験的なんだけれど、悪く言えば「なんだか良くわからん」アルバムです。特にA面は最初の曲と最後が二部構成なのですが、最後のは8分弱あり、自分の場合、どーしても最後まで聴くことが出来ず、途中で針を上げてしまいます。
セルフプロデュースが悪い方に行ってしまった感があります。ちなみに初のUKオリとUS盤、その他が同じ曲で揃った最初の作品です。
My Favorite Songs
2000t Man
アコのイントロが凄くイカしてます。
She's A Rainbow
B面の1曲目、オルゴールのようなピアノは勿論ニッキーホプキンス。このアルバムで白眉、というかこれだけ聴くためにある。といってもいいかも(笑 ZEPのジョンポールジョーンズがストリングスアレンジしてる。
2000 Light Years From Home
ジャガーいわく、「この曲とシーズアレインボーのみがイイ曲だった」。しかしブルースベースのバンドとはかけ離れた作品であることは間違いなし。
後日キースも「クソのような作品」と言ってますし、ドラッグやりすぎでおかしくなっていたのでしょうね(爆
Label
UKオリジナルのデッカ、グリーンのステレオ盤。 カタログNoはTXS.103。 マトはA面T2-4K B面T2-7Kです。
実はこのレコード普段は行かない岐阜市のお店で2年前に買ったのですが、確か8千円台でした。
相場は1.5万~2.0万といった所でしょうから、かなりお買い得でしたけど、内容がコレですので自分的にはそろそろ売りに出しても損はしないからなー。と感じております。
ストーンズはこの後、ベガーズバンケット、レットイットブリードを記事にして、さらにロンウッド時代の2枚くらいはやる予定なので、完結するにはもう少し時間かかりそうだけど、最後までたどり着くかどうか不安です(笑