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アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Mama's And The Papa's その3  If You Can Believe Eye And Ears

まず初めに、なんでいきなりNo3になってるか?というと、以前紹介したキャスエリオットのカテゴリーを消してMama's And The Papa's(以下ママパパ)のカテゴリーを作りその中に入れることにしたからです。ママパパの中でキャスエリオットは一番の人気者ですし、かと言ってキャスのカテゴリーにママパパ入れるのもおかしいし。まぁどちらでもいいことですけど。

マグワンプスという幻のバンド(公式レコードはなしですが、ママパパがブレイクしたのち以前録音したのを勝手にワーナーがリリース、これもいいアルバムです)にいたデニードハティ、ママキャスとジャニーメンというバンドにいたジョン&ミッシェルフィリップス夫妻が組んで1964年に4人組となります。ただし当初はママキャスはメンバー外でその理由は太りすぎていたからだと(笑)。

ニューヨークで活動しますがそのうちカリフォルニアに活動の場を移し、そのカリフォルニアを歌ったファーストシングルの「夢のカリフォルニア」が全米4位の大ヒットとなり、セカンドシングル「マンディーマンディー」はとうとう一位となり、このファーストアルバムも大ヒットしたのです。


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しかし、この写真は大いに問題があります。というかその後のグループの行方を暗示しているような。
有名な話ですが、デニーとミッシェルが不倫してしまい、怒ったジョンがミッシェルをグループから追い出してしまうのです(その後復帰)。このジャケではそれを暗示しているのです(自分で勝手にそー思ってる)、バスタブに4人が入っていますが左からジョン、ママキャス、ドハティー、全員の脚の上にミッシェルが横たわっていますが、夫の所では膝から下、しかしデニーの所では男的に一番おいしい所なのです(爆)もうすでにこの時点で不倫してるんとちゃうんやろか?(急に関西弁)

まさに少し感づいてるジョン(表情がムスっとしている)不倫しそうな二人(ドハティーの顔がにやけている)何も知らないママキャス。
そんな写真です(笑)さらに書くと実はママキャスもドハティーを愛しており、このバンドはかなりドロドロしたものがあったのです。やはり男女混合のバンドはこうなる運命なんですね(フリートウッドマックしかり)

当初のジャケは右のトイレが写っているのですが、セカンドプレスからはこの盤のように隠されてしまいます。けしからんということなのでしょうか?

あと気になるのが、当初は4人で並んで入ってる構図だったのだが、バスタブにママキャスが入った時点で無理と判断してミッシェルのみメンバーの膝の上に乗せて、結果このような不倫をにおわせる写真になったのではないだろうか?

どーでもいい話ですが気になってます(笑)


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裏ジャケです。ここでも不倫の二人が真ん中。やはり間違いないですわ(爆)

さて本題に入ります(おまえの場合、今までの文章が本題だろう・・・と言われそう)

ママパパはこの時期にタケノコのように出てきたフォークロックバンドの中でなぜこんなにも成功したのか?それは僕が思うところ、ジョンフィリップスの卓越したソングライティング、そして男女二人づつの混成コーラスワークの見事さ、歌の旨さ、そしてなんといってもママキャスの個性がひときわたっていたところでしょう。
既存の曲のアレンジの仕方、解釈の仕方にも独特のものがありこのデビュー盤でもビートルズの曲など際だったアレンジがなされています。

今回、久しぶりに「California Dreaming」の映像を見ましたが、やはりママキャスがひときわ目立っているのは当然としても、なんか風船が歌っているようで(爆)視覚的に見ても人気者になる要素が多いのは事実です。

やはり、どーしても彼女に目がいってしまいますわ。

曲順です
A面
-1 Monday,Monday
-2 Straight Shooter
-3 Got A Feeling
-4 I Call Your Neme
-5 Do You Wanna Dance
-6 Go Where You Wana Got

B面
-1 California Dreaming
-2 Spanish Harlem
-3 Somebody Groovv
-4 Hey Girl
-5 You Baby
-6 In Crowd


A-1 まさにこの頃の時代を彷彿されたナンバーからスタート。セカンドバースから二人の女性コーラスが被る、サビでも同じように
ただし非凡なのはコーラスが時たま主旋と入れ替わったりするところがこのバンドがただのコーラスグループではないことを示します、全米1位になります。

-2 少しサイケがかったイントロ、ここでのコーラスも素晴らしい。ギターリフは終始同じフレーズを繰り返します。60年中期のよくあるパターンですが、すべての面で見事なコーラスワークで他では比較するバンドがない。といえるくらいの出来。

-3 ミッシェルがリードを取ります。低音のコーラスはママキャス? いい曲です

-4 ビートルズのマイナーな楽曲をこのようにアレンジして見事な解釈です、ここではママキャスのリード。後年のソロにも通じる極上のポップスです、そしてサビでおっーと思わせるアレンジ。このアレンジは誰がしているのだろう?
ビートルズの楽曲をここまで見事に変化させて完璧な楽曲で歌っているバンドはそうそうないです。

-5 オールディズの有名R&Rの曲。ここでは原曲に忠実に仕上げています、があくまで曲調はフォークロック。ストリングスの使い方も見事、後半のバースでは得意の主旋の入れ替わり。この展開力も凄い

-6 サビから始まる曲。全員のコーラス見事。まさに捨て曲無しのA面です。

B-1 あまりにも有名になりすぎ独り歩きしてしまったこの曲ですが、アルバムを通して聴くとこの曲が結構浮いていたり聞こえます。
すこしママパパの曲の感じと違う印象があります。しかし「夢カリ」といえばママパパ。この図式は永遠に変わりません。
イントロのギターリフはホテルカリフォルニアにも匹敵する印象的なものです(もちろんホテカリの方がはるかに後発ですけど)

-2 カバー曲です、改めて女性陣のウーハモ、アーハモのうまさを感じますね。セカンドバーズのミッシェルのハモがまた素晴らしい。
  (ウー、ハーハモって思っている以上にめちゃ難しいんです。音程が取りにくくてやるとわかりますよ、勿論アマチュアレベルの話ですけど)
-3 今度はママキャスの歌。まさにサマーオブラブを謳歌している感じ。

-6 二曲飛ばして最後の曲、ママキャスの歌で幕を閉じます。

ほとんどの楽曲が同じように聞こえてしまいますが悪い意味ではなく、すべてにおいてコーラスが完璧、この緻密な計算されたコーラスワークがこのバンドの生命線です。捨て曲なしです!


レーベルです。

ダンヒルレコード。 プロデュースはルーアドラー カタログNoはDS-50006 マトは不明ですLWの刻印があります。
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この後さらにセカンドでも大ヒットを飛ばしますが、そのうちドハティー&ミッシェルの不倫がバレてグループは3枚目のアルバムで崩壊。その後契約の都合でもう一枚出しますが、その時の時代ではすでにサマーオブラブの時代は終わりグループもそのまま消滅。

唯一ママキャスのみ単独ソロで大活躍するのですが絶頂期に心臓発作で死亡。男性陣はソロを出すもあまりぱっとせず(二人のソロ買いましたがすぐに売ってしまいました)そのうち死亡。ミッシェルが映画女優として成功しています。

動画見たついでにロックンロールオブフェイムでの受賞式で歌った「夢カリ」見ました(キャスは死んでいて居ません)。

残りの3人でこの歌を歌っているのですが、ドロドロした人間関係もすっかり清算した感があり、やっぱロックバンドの人間関係も素晴らしい楽曲を作るという前提の上ではどーでもいい事のように感じてしまいました。



その後このようなコーラスグループでヒットしたのはアバ?くらいなのかなー。


購入レコ屋   ナカシマレコード







by naruru-kato | 2018-09-23 19:42 | Mama's & The Papa's | Comments(6)

John Sebastian その1   John B. Sebastian

前回に続き「初出シリーズ」を少しの間またやります。今回はラビンスプーンフルのリーダーで、バンド脱退(解散後)に初ソロを出したジョンセバスチャンのアルバムが2種類そろいましたので紹介します。

2種類とはどーいうことか?つまり全く同じ音源がジャケ違いでレコード会社も違って出ているのです。昔のビートルズなんかで良くあったUKオリジとUSではジャケ違いも多くあったのとは話が違います。なんといってもUS本国で同じ内容が別々の会社から出たのです。

なぜなんだろう?と検索したところブログ仲間の248さんの記事がヒットし(笑)ようやく事の成り行きがわかったのです。

左、MGM盤 右プリーズ盤

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セバスチャンがラビン時代に契約していたMGMにこのマスターを持ち込んだところ、MGMはラビンスプーンフル名義で出そうとしたのです。
そこで怒ったセバスチャンはマスターをリプリーズに持ち込んでここで出したのですが、MGMもマスターをコピーしていたのか、同じ内容で発売します。この事件はセカンドソロのライブ盤まで尾を引き、このライブも両レーベルから出ます(ただしこちらは音源、収録曲は違います、これも両方買いました)。どちらのレーベルが先に発売したのかはわかりませんが、僕の予想ではリプリーズが先に出してその後MGMが対抗して出したのではないだろうか?ライブは逆にMGMが先に出して頭にきたリプリーズが「リアルライブ」という題にして後から出したと思われます。たぶんラビンでの契約があと2枚残っていたのでしょうね。


さて、当初はMGM盤だけもっていればいいかなー。と思っていたのですが、いつもコメントくださる方からリプリーズの方が音が断然いいです。との情報をもらい、この盤も探していたのですがようやく巡り合えました。

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テクスチャー加工してあるリプリーズ盤のジャケですが、ジャケは完璧にMGMに負けて、思わず「やっつけ仕事やな」とつぶやきたくなる写真、どこぞのステージ写真ですが同じステージの写真が内ジャケに沢山掲載されています。その中から適当に(たぶん)選んでます。

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今度はMGM盤、この見事な写真。セバスチャンはどーみても平凡な顔立ちで、とくに特徴もないと思っていますが、その平凡な顔をものすごくいい感じに撮っています。仮に2枚同時に餌箱に入っていたら音源聞くまではこちらでしょうね(笑)

しかし裏ジャケは今度は反対になります(あくまで自分の主観ですけど)


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リプリーズ盤です。タイダイのシャツを着たウッドストックのライブ時のセバスチャンを後ろから捉えています。センスいいわ


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MGMはセバスチャンのアップ、この帽子被って似合うのはジョンレノン以外いません(キッパリ)。だからこんな写真になっちまう。
それにしてもこの帽子、あまりにデカ過ぎるんじゃねーか?


ゲイトフォールドの内側比較。

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リプリーズ盤です。ここでもウッドストックのステージ写真が使われております。他にはスティルスとのライブ写真、クロスビー&ナッシュとの音合わせ風写真など。上のステージ写真から適当に選んでアルバムカバーにしたのでしょう。


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かたやMBM盤、クレジットはどちらも同じで、その他書いてあることも全く同じ。左側は適当な写真のっけている感じ、あたりまでですが両盤ともアルバムカバーの写真家の名前などが違うのみです。


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ただし、リプリーズの方はタイダイ模様の歌詞カード付、MGMの方もあった可能性が高いですが、僕の盤には入っていません。

肝心の音の方ですが、リプリーズの方が断然音圧もあり(カッティングはSTARING社)、奥行感が深い。ぱっと針を落とした瞬間に「あっリプリーズの勝ち」と判断できます。そしてさらに肝心の作品ですが、純粋にラビン時代の流れを汲み、オールドタイム風、ジャグバンド風な音楽がソロという感じになっていて非常に優れたマジカルな作品であると思うのです。

バックはCS&N、がギターとコーラス。その御用達のダラステイラーがドラム。変わったところでアイケッツがコーラスやっています。
プロデュースはポールロスチャイルドです。


曲順です
A面
-1 Red-Eye Express
-2 She's A Lady
-3 What She Thinks About
-4 Magical Connection
-5 You're A Big Boy Now
-6 Rainbows All Over Your Blues

B面
-1 How Have You Bean
-2 Baby Don't Ya Get Crazy
-3 The Boom Nobody Lives In
-4 Fa-Fana-Fa
-5 I Had Dream

A-1 初ソロのオープニングを高らかに歌い上げています。いかにもセバスチャンの音楽とでもいおうか。

-2 非常に美しいナンバー、スティルスとクロスビーがアコでバック。なんという贅沢なナンバーであろうか(笑)

-3 今度はグラハムナッシュがコーラス付けます。この曲聞くと確かにラビンスプーンフルの新譜で出したくなる気持ちもわからんでもないが。

-4  この不思議なコード感、間違いなくこのアルバムの白眉、バンドではこの雰囲気は無理でしょう。ビブラホーンの音がたまんない。
間違いなくA面の白眉です。

-5 ジャグ風なナンバーですが一人弾き語りでアコでやっているので雰囲気も抜群。やはりこの人ギターめちゃ上手いです。


B-1 セバスチャンのギターの抜けのいいこと。こーいう弾き語りやらしたら抜群です。

-2 スティルスがリードギター、そしてこの曲でザ、アイケッツがコーラスを付けます。メンバーの入れ替わりの激しかったアイケッツなので誰がいるのかはわかりません。

-3 厳格な教会音楽のような弾き語り、バグパイプがバックで鳴っているようですがクレジットはベースのみ。

-4 非常にヘンテコなインスト。娘に「この変な曲はいったい何なの?」と言われました(笑)

-5 最後にあのウッドストックのサントラで1曲目を飾ったナンバー。このサントラ買った人には感慨深いナンバーです。僕もそうです。
(実際のオープニングはリッチーヘブンス)。イントロのCM7のコード感、セカンドバースのAmからAmなんらか(何か不明)のコード感。本当に素晴らしい。断然このアルバムで一番好きなナンバーです。


レーベルです。

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まずリプリーズのタンです。カタログNo-6379 マトは両面とも2。STARINGの刻印あります。このレーベルは極初期にツートーンラベルも見られましたが、デザイン移行時期なのでこれがオリジナルでいいと思います。

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かたやMGM盤、カタログNoがSE-4654マトは両面とも1。こちらはSTARING社のカッティングではない(まぁどちらかだろう)のでやはりリプリーズの方が音がいいのでしょうね。


冒頭にも書きましたがこの後、またしても両レーベルからライブが出ます、このライブは音源が違っていて内容はMGM盤の方が録音も選曲もよくて(くどいようですがあくまで自分の主観ですけど)いいのですがジャケが最悪です、次回はこの両アルバムの比較をしたいと思っています。

しかしファンは、両アルバム共買わなければならないのでいい迷惑ですな(笑)


購入レコ屋   リプリーズ盤    バナナレコード アスナル金山店

         MGM盤      グレイトテストヒッッツ









by naruru-kato | 2018-09-23 08:58 | John Sebastian | Comments(6)

The Beach Boys その1    Surfer Girl

秋になりましたなー。と感傷に浸りながら ふっ(いや実はかなりまえから分かっていたのですが)と,
そーいやウエストコースト大好き!と言っておきながら、この超大物バンドを取り上げないのはいかがなものか?

大体がビーチボーイズって夏やろー。と怒りのコメントも来そうなので初めに言っておきますが、自分的にはこのバンドは秋ではないが、イメージは「夏の終わり」なのです。なぜかと聞かれても困りますが、あの鼻にかかったコーラスは(っーか鼻をつまんでコーラスしてるとしか思えない)夏の終わりなのです(笑)

もともと、このバンドはそれほで興味無くて、ベスト盤だけで十分(こんな事書くとまたCCRの時のように突っ込まれるかな)と思っていたのですが10年程前にバンド活動と並行してアカペラグループもやっていてその時のレパートリーに「Surfer Girl」「California Girl」「 Barbara Ann」を歌い、改めてビーチボーイズのコーラスってめちゃ難しいーわ、と半泣きで覚えたのです。

しかも、その時のメンバーにあの名作Pet Soundsを聞いたことがないことがバレ(汗)、すぐにCDを買いその素晴らしさに感動したのですが、やはりビーチボーイズはベストとPetがあれば十分と思っていたのです。


しかしビートルズに例えると赤、青盤とサージェントを持っていれば すべて分かるのか?と自分に説いた所、そんなことはありえんなー。ということで今年の夏はせっせとビーチボーイズのオリジナル盤を中心に集めましたよ。


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お気楽にサーフボード抱えているBoys、大体僕はサーフィンが嫌いで、その理由が初めてサーフィンした時、波にのまれて沖に流され危うく命を落としそうになった怖い過去があるのです(そんな事どーでもいいわー)と言う事で、あのサーフミュージックのギターのインストが肌に合わなくて、ひとまず1ST、2ndは今の所買う気はなく、ブライアンウィルソンがプロデュースしたこの3rdからに成ります。
しかしこの時ブライアンはまだ23歳、まさに天才ですわ。

発表は1963年、まだこの時点でビートルズはアメリカで旋風を巻き起こしていません。USAではビーチボーイズが新しい若者の音楽の先頭を斬ったのです。


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左から、デニスウィルソン、デビットマークス(この後クビ)、カールウィルソン、マイクラブ、ブライアンです。Wikkによるとこの写真は1stの時のフォトセッションの写真らしい、たしかに同じ服だ(笑)。アルジャディーンは一時脱退していたのでここでは1曲のみ参加。

ビートルズと違いラフな格好のユニフォームの彼らは衣装代は安かったのではないだろうか?シャツはペンデルトン製だと思います(深い訳があるのですが割愛)。



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裏ジャケです。
これまた同じフォト、もう少し何とかならんかったのか(笑)

ビーチボーイズの魅力はサーフィンミュージックにあの独特のコーラスを加えたところでしょうけど、その後ホットロッド、そしてブライアンの脳内ミュージックと進んで理解不能になり、その後落ちぶれ、さらに劇的に復活しながらも常に、あのコーラスだけはいつも健在であった所でしょう。


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キャピトル純正のインナースリーブ、ここには後発の「トゥデイ」、ビートルズの「65」とかが載っています。しかしキャピトルはビーチボーイズとビートルズもっていたんだよなー。めちゃ儲けてますな。

一般のロックファンにはそれほど受け入れられず(と思っていますが)、ある種の人達には絶大な人気を誇って(山下達郎、小林克也さんなどは神扱い)いるバンドも珍しいです。

まぁとにかくビーチボーイズを聞くには、まずあの鼻つまみコーラスになじめるかどうか?。そこで奥深い世界に入っていくか、入口で引き返すか?というところがキモでしょうね(笑)

曲順です
A面
Surfer Girl
Catch A Wave
The Surfer Moon
South Bay Surfer
The Rocking Surfer
Little Deuce Coupe
B面
In My Room
Hawaii
Surfers Rule
Our Car Club
Your Summer Dream
Boogie Woodie

A-1 アルバムの1曲目がコーラスから始まるスローバラード、意表を突かれます。完璧なコーラスアレンジ。特にサビの部分は浜辺で寝ていながら女の子を探しているような感覚(どんなやねん)に襲われます。全米7位まであがります。

-2 サーフィンサファリ、サーフィンUSAにも通じるマイクラブの歌。まさにパイプラインに乗って波をつかめ!と歌ってるのでしょうか?

-3 このバラードもイイです。ブライアンの歌の懐の深さが分かります。

-4 ご機嫌なR&Rナンバー、ブライアンのボーカル。曲の間のスネアのバタ臭さがいいわー(笑)。ハンドクラップもイイ感じ。

-5 サーフインスト。まぁ趣味の問題もありますが自分的にはNGかな

-6 しかしA面6曲中、Surferという単語がつく曲が4曲、波が1曲と徹底的に海関係ですがここでようやくホットロッド曲。Little Deuce Coupeとは映画「アメリカングラフティ」で助演のジョンミルナーが乗っていた黄色い車です。憧れてプラモ作ったよなー。次作ではアルバムジャケを飾っています。

B-1 A面と同じくこのサイドもバラードから始まる。普通なら絶対にあり得ない順番ですが、そこは天才ブライアンのプロデュース、曲も溶ろけそう。

-2 いきなり鼻つまみコーラス全開(笑)。ハワイに行こう! 行ったことないけど、ホノルルマラソン出たいっす!

-3 デニスウィルソンが歌います。わずか2分弱の歌、短けー。

-4 各面に1曲ずつホットロッド系の歌があるようです。

-5 またしても溶けそうナンバー、やはりブライアンのこの声のバラードを聞くと「夏の終わり」を感じてしまうのは僕だけでしょうか?
極上のバラードです。

-6 最後はまたインスト。-5で終わりにすれば良かったのに。これがまたいいんだわーという人もいるとは思いますが(笑)


僅か25分ちょいで終わってしまう(もちろん両面で)あっというまの作品ですが、極上のバラードあり、R&R(コーラス付き)あり、サーフインストありで1ST、2ndよりはるかに進歩しています(聞いたことないので予想)、しかもその間僅か半年、凄すぎる。

レーベルです。 キャピトルオリジナルのMONO盤、カタログNoT1981、マトはA、B面とも-7です。オリジではありますが1965年以降の盤です。

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そーいえば先のアメリカングラフティでのジョンミルナーの言った言葉が凄く印象に残っています。
「ビーチボーイズなんて女かガキの聞く音楽さ、バディーホリーも死んじまったし、R&Rは落ち目だよ」
みたいな事を劇中言ってる印象的なシーンが大好きなんですよねー(笑)。



この後バンドはホットロッド音楽に移行し(聞いてる方はどちらも同じように聞こえますが)その後ブライアンの苦悩が始まりツアー拒否、スタジオ没頭。そしてペットサウンズ~スマイルとなって行きます、自分的にはビーチボーイズはここまででいいかな、と思っています。その後の70年代の作品も買いましたがイマイチで、すぐ売ってしまいました。こーいうこと書くと「いや 70年80年もずーとその後もビーチボーイズは最高なんじゃ」という人もいるとおもいますけどね(笑)



購入レコ屋  バナナレコード岡崎店
(わざわざ岡崎まで行った訳ではなく、仕事の都合で岡崎に行って帰りに寄ったら売っていた。よくこういう事があるんですよねー)





by naruru-kato | 2018-09-12 18:49 | The Beach Boys | Comments(8)

Bonnie Raittその2      Takin My Time

ボニーレイットのサードアルバムです、プロデュースは当初ローウェルジョージだったのですが意見が合わずジョンホールに交代、結果オーライの出来です。いたるところでジョンのギターがいい味出してます。

まず、このジャケが凄くいいんです。当初はホテルのロビーかな?と思ってましたが裏ジャケでどうやら古い駅舎の待合室のような雰囲気。そこに佇むボニー。横に座っている女の子が効いています。

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色づかいがセピアっぽくて雰囲気は抜群です。

裏ジャケではその待合室でテンガロンかぶって寝ているボニー。まだこのころ23~24歳のはず、すでに姉御の雰囲気。ここに詳しいクレジットが描いてあります。

クレジットを紐解くと今回のアルバムではボニーはさほどギター(スライド)を弾いている訳ではなく(4曲のみ)ギターはジョンホール、ローウェルらに任せて自分は唄に専念しているようです。少しさみしい感もありますがゲストギタリストの素晴らしい演奏でそんな事は忘れてしまいます。


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今回はウッドストックから離れてLAでの録音、メンバーはギターがジョン、フィートからはローウェル&amp;ポールバレル。ピアノにビルペイン、ドラムにサムクレイトン、ベースはいつものフリーボ、その他ジムケルトナー、タジマハール、達の凄い面ツ。いいに決まってます。

でも売れませんでした。ボニーが売れるのはその何年後も後なのです。


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曲ごとに詳しく書かれたクレジットです。

ゲイトフォールドの内ジャケ

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とても20台前半とは思えない(汗、貫禄な表情。このあまりにも若くて渋すぎる女性を売るには時間が必要だったのでしょうね(笑)


選曲は相変わらずシブくて、ジャクソンブラウン、クリススミザー、エリックカズなども取り上げていますが、他の人はあまり知りません。


曲順です
A面
-1 Youve Been In Love Too Long
-2 I Give My Love A Candle
-3 Let Me In
-4 Eveybodys Cryin Mercy
-5 Cry Like a Rainstom
<br>
B面<br>
-1 Wah She Go Do
-2 I Feel The Same
-3 I Thought I Was A Child
-4 Write Me A Few Of Youe Lines/Kokomo Blues
-5 Guilty


A-1 フリーボのご機嫌なフレットレスベース、ビルペインのエレピ、そしてジョンホールのギターカッティング。今までのウッドストック色とはかなり違い都会的なスタート。

-2 ボニーのアコが聴けますがスライドはやっていません。SSWっぽいアレンジ(原曲知りませんが)イイ曲です。

-3 ボニーっぽくないニューオリンズジャズ風なナンバー。

-4 タジマハールがハープで客演するブルースナンバーですが、スライドはここでも聴けません(涙

-5 エリックカズのいかにもカズらしい代表曲です。カズが取り上げるのはソロではなく、アメリカンフライヤーのあとのユニット、Craig Fuller/Eric Kazというアルバムで聴けます。あの名曲Love Has No Prideにも匹敵する素晴らし曲をボニーが歌い上げる、A面では白眉です。

B-1 いきなりホーン導入でカリブ海風。

-2 孤高なSSW、クリススミザーの曲、ボニーとローウェルのスライドカッコイイ
。スミザーの曲らしい暗いアレンジが非常にイイです。

-3 今度はジャクソンブラウンの曲。今度はジョンホールがかっこいいオブリイ入れながら、これまたJBの雰囲気そのままのアレンジ、素敵です。やはり歌物のバックで聴けるホールのギターは最高。

-4  ボニーのドブロがようやく聴けるご機嫌なナンバー、このメドレーはずーとライブでやっていますね。

-5 今度はランディーニューマンの曲。しっとりと聞かせるラストナンバー。



全体に取り上げているアーティストの雰囲気を大事にして原曲通りのアレンジで仕上げている感じです。


レーベルです。
ワーナーのWマーク入りのセカンドプレスでしょうか。


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全体の印象はシブい作品といえますが、ジョンホールとローウェルジョージのギターがいたるところで聴けてご機嫌な作品です。

今回、ボニーはスライドをあまり弾かず唄に専念している感があるのは、前回の作品が名作と言われるほど素晴らしい作品でったのに全く売れなかったので、スライド姉ちゃんから、歌で勝負する女性ボーカリストで売ろう。としたのではないだろうか?でもこのアルバムも売れません。

ボニーがブレイクするのはここからまだ数年先の事なのです。


購入レコ屋  忘れました。




by naruru-kato | 2018-09-08 21:23 | Bonnie Raitt | Comments(2)

Jackson Browne その4  The Pretender

家庭の事情で少し間が空いてしまいましたが、今回より再開します。

再開後の一番目はやはりこの人、ジャクソンブラウン(以下JB)です、なんといってもこのブログの副題が唄にありますし、一番最初の投稿(内容大幅に書き換えました)でもあります、毎年この時期は自分的にJBなのです。

今回は今の自分にとって非常に勇気を与えてくれるアルバムであり、JBの最高傑作の一つでもあることは間違いないウエストコーストを代表するSSWの割にウエストコーストっぽくない、4枚目のこのアルバムです。


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JACKSON BROWNEの文字は浮き出ています(確かセカンドプレスからは通常の文字のはず)表面はテクスチャード加工(これもセカンドは普通のジャケ)


横断歩道を堂々と渡るJB。感動的であります(こんなんで感動するなよ)。でも裏事情を知っている人ならこのキリっとしたJBの顔立ちは感動するのです。

有名な話なので簡単に説明すると、このアルバム制作中にJBの奥さんのフィリスが、音楽ばかりで自分に目を向けてくれないJBに対し薬物で狂言自殺をしようとして本当に死んでしまったのです。ただ死後に録音された訳ではなくかなり録音が進んでいた時期に死んでしまい、そのことを歌った曲は僅かなのですが、全体に重苦しい雰囲気、いや物凄く重いサウンドで聴いている方が奈落の底に突き落とされそうになります。そして最後の曲で救われるという仕掛けがあるのです。(歌詞はしらんけど、なんとなく)

このジャケの写真でJB以外の人はエキストラなのか?本当に一般のなにも知らない素人なのか気になりますね、もし素人ならここに写っている人は例えJBのファンでなくても物凄い自慢出来ますなー。日本でも同じイメージでジャケ作る人多いけどたいていファンクラブで選ばれた人ですからねー(笑)。


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裏ジャケは息子のイーサンでしょう。なんか泣かせますわ(涙)そして各曲ごとのクレジット。
ギターのデビットリンドレーは当然、ジョンホール、ローウェルジョージ、フレッドタケット他。ベースにボブグラブ、リーレンドスカラー他。キーボード、ビルペイン、ロイビタン、グレッグダーギ他。ドラムス、ラスカンケル、ジムゴードン、ジェフポーカロ。コーラスが、ボニーレイット、ローズマリーバトラー、JDサウザー、ドンヘンリー、そしてクロスビー&ナッシュ。Thanksクレジットにバレリーカーターの名前も見受けられます。

まさに豪華絢爛西海岸絵巻とでもいいましょうか。倒れそうです。

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丁寧に歌詞が描かれた専用のインンーバック。JBで歌詞がついたのはこのアルバムが最初では?

そーいえばJBと親交がある浜田省吾の会報の表紙でハマショーがこのジャケをおもいっきりパクってます。

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これは絵で絵がかれているようです、この会報欲しいー

この他にもいろいろ有名ジャケパクってます。やりますなーハマショウ(笑)

曲順です
A面

-1 The Fuse

-2 Your Bright Baby Blues

-3 Linda Paloma

-4 Here Come Those Tears Again
B面

-1 The Only Child

-2 Daddy's Tune

-3 Sleep's Dark And Silent Gate
-4 The Pretender

A-1 あまりにも重いピアノのイントロ、ハイファットの音がさらに重くし、リンドレーのスライド、スカラーのうねるベースがさらに圧し掛かる。よくぞこんな重い曲が作れたものだ。中間部のギター、ピアノソロから一気に重たさが加速しラスカンケルのハイファットが冴える冴える。そーいえば初めてJB見た時にオープニングはこれだったよなー

-2 オープニングの緊迫感から解放される曲です。ローウェルのハモが素晴らしいです。もちろんエンドの伸びのあるスライドも最高!

-3 タイトルからするとリンダロンシュタットの事を歌っているのであろう。メキシコ的な曲です。

-4 この曲はフィリス自殺後に彼女のお母さんと共作した曲。このアルバムでもピカイチな曲。不思議なことにAメロBメロサビ。というような構成ではなく、AメロA”メロ、A""メロ、A"""メロ、と言う感じで突き進みます(笑)。
とにかく元気がもらえます。

B-1 息子イーサンに向かって投げかける曲、詩の中で「お母さんを大切にしなさい」と何度も出てくる。フィリス自殺前に作られたのでしょう。JDとドンヘンリーのコーラスがまたいい。
しかし、この曲。今となればジーンときますわ。

-2 今度は父親の事を歌った曲。「昔、とおさんが言っていた事が今になって分かってきました」と歌いあげます。めずらしくホーンも導入。

-3 詩の内容、曲の構成からして最後のタイトル曲と対になっている気がします。
この曲が前触れのような。

-4 そしてThe Pretender、直訳すれば「ふりをする人、詐称者」と出てきます。
後半に向けて次第に盛り上がっていく見事な構成。クロスビー&ナッシュの見事なコーラスワーク。ストリングスのアレンジ。どれをとっても超一級品の作品。
さー元気が出たぞー(笑)
ちなみにB面のドラムスはすべてジェフポーカロです。

レーベルです。

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Wマーク付きアサイラム。7E-1079のカタログNoはオリジナルです。マトはA面-1
B面-5でした。



この年イーグルスがあのホテルカリフォルニアを発表、そしてJBがこのプリテンダー。ウエストコーストのあの乾いたカラッとしたイメージの音楽がこの2枚で崩れ去り、アメリカの抱えている問題が大きくクローズアップされたような年に成りました。

ロックの流れはこの後、AOR、ディスコビート、そしてコンピューターサウンドの流れに変わってゆき圧倒的につまらない80年代に向かって行きます。
(あくまで自分的な見解です)



ちなみにこのアルバムは、落ち込んでいる時に良く聴きます、「ジョンの魂」的なものがあるのです。つまり聴き終えると「よーし、頑張るぞ!」という気持に成れる自分にとってバイブル的な作品です。


購入レコ屋    忘れました。





by naruru-kato | 2018-09-01 08:59 | Jackson Browne | Comments(8)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。ジャケットもいろいろと楽しめるので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシング、市民マラソンが大好きでいろんな大会に出ています。


by naruru
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