アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Grateful Deadその2  The Grateful Dead

今回は久しぶりにデッドです。以前から欲しかったファーストアルバムがたまたま訪れたデパートの催事で手に入ったからです。

しかし、この意味があるのか?全くないのか?さっぱり理解に苦しむジャケは何とも言えないですねー。デッドのアルバムジャケは音楽と関連性ある物が多いと理解していますが、これに関しては全く謎。真ん中のバリ島にありそうなヘンテコな怪獣のような石造は何を意味するのか?バックの太陽のコロナの爆発らしき写真ははたまた何を?


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そしてメンバーの写真。しかも5人のメンバーの内3人は同じ写真(かろうじてガルシアだけ微妙に口元が違う)。さっぱりわからないジャケです。

しかもバンド名の上の文字もさっぱり読めない。なんて書いてあるのだろう?

ボブウェアだけなぜかスター的に扱われているのがなぜだ?まぁ一番ハンサムなんで売り出したかったのでしょうかね(笑)
1967年の発表。デビュー前はワーロックスと言う名前でサンフランシスコでは有名なバンドだったらしい。

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後光が差すボブウェア(笑) クルーツマンは髭がないので可愛い顔。

一応デビュー時のメンバーは
ジェリーガルシア          リードギター  ボーカル
ロン(ピックペン)マッカーナン   キーボード   ボーカル
フィルレッシュ           ベース     ボーカル
ビルクルーツマン          ドラムス
ボブウェア             リズムギター  ボーカル

この後ミッキーハートが加わりツインドラムになります。そしてこのバンドになくてはならない作詞家ロバートハンターもすでにメンバーに加わっています。


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ジャケ裏、こちらも超手抜き、メンバー写真、メンバー表、曲目が左右で同じ写真が使われているだけです。なんじゃこれ(笑)

一応ガルシアはキャプテントリップスと書いてあるのでリーダーと言う事なのでしょうね。



この後のデッドはサイケデリック路線で1曲30分なんてザラになる演奏などが主体となっていくのですがこのデビュー盤ではまだそんな感じはなく、カントリー、フォーク、ロックンロール、ブルーグラス、などの範疇の音楽がいろいろ混じり合いながらもわりに感じのいい音に仕上がっています。でも時たまガレージ風になったり、サイケ調にもなったりで今後の展開を匂わせる要素が詰まっています。基本的にはブルースのカバーでバンドのオリジナルは1曲((ガルシアの曲も1曲)のみ。

また、ガルシアのギターはクリアートーンではなく、普通にディストーションのかかった音です、その隙間をまるでブッカーTのようなオルガンでピックペンが埋めていき、ボブウェアのリズムギター(あえてサイドギターとは呼びたくない、彼の場合)が突っ込んでくる。なかなか飽きないアルバムです。

曲順です
A面
-1 The Golden Road
-2 Beat It on Down the Line
-3 Good Morning Little School Girl
-4 Cold Rain and Snow
-5 Sitting on Top of the World
-6 Cream Puff War
[B]
-1 Morning Dew
-2 New, New Minglewood Blues
-3 Viola Lee Blues

A-1いきなりのピッグペンのオルガンが思いっきりサイケです、ボーカルはガルシア、ギターの音もサイケ調。終わり方も凄く変。

-2、ボブウェアのボーカル。もうすでにウェア節とでも申しましょうか(笑) USブルースとかシュガーマグノリアの感じが出ています。ガルシアのリードはカントリー風味。

-3 どうしてもこの曲はヤードバーズのバージョンが頭にあるのですが(笑)。この歌はフィルレッシュではないだろうか?完全にブルースです。

-4 サイケ風でありガレージバンド風。なぜかガルシアの声が良くあってます。

-5 ここではボブウェアのリズムギターが炸裂、その後ガルシアのリードも炸裂

-6 これも同じような曲です。全体にA面は小作品でまとめられています。トリップ感覚は微塵もありません。

B-1 ここで今後を匂わせるトリップな曲。ドラッグ決めて聞く飛んでしまいそうな感じ。

-2 ニューミングルウッドブルースという曲があるが、さらに新しいという事か?

-3 これは完全にハマってしまいそうな長い曲です。何度聞いても良く分からないのですが、これでガルシアのギターがクリアートンならばもう完璧にトリップです。


レーベルです。

ワーナーのゴールドレーベル。カタログNOはWS1689 マトは両面とも1B

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この後デッドは「太陽の賛歌」「ライブデッド」「アオクソモクソア」で完全なトリップ音楽に転じます。そしてライブでは4~5時間の演奏は当たり前。の状態に突入していくのでしょうかね。

以前CD紙ジャケでこのデビュー盤以外のスタジオはすべて持っていたのですが、ひょんなことですべて売却してしまいました。また縁があったらアリスタに移るまでのデッドならレコで揃えてもいいかなーと思っています。


購入レコ屋   丸栄の催事  レコ屋は忘れました


購入金額    2800円















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by naruru-kato | 2018-04-30 18:21 | Grateful Dead Family | Comments(4)

Little Feat その2  Waiting For Columbus

なんと4回目の投稿以来ほったらかしにしていた、リトルフィートです。なぜ、ずーと取り上げなかったかというと、このバンドのスタジオ盤はすべてあるのですが、そのすべてが日本盤で(しかもほとんど再発)いまいち取り上げようとは思わなかったのです、しかもUSオリジがなかなか出てこなくて、さらにたまにあるとあまりに高い値段(日本盤にくらべて)なので積極的に集める気もしないままずーとそっぽ向いていたのです。今回「その2に進むシリーズ(笑)」でやはりフィートはやっておかないと、と言う事で昔から持っているUSオリジのこの名盤ライブを取り上げました。

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あまりにも有名なトマトの絵、僕が初めてフィートを知ったのはこのジャケです。ネオンパークの絵でもセカンドのSailin' Shoesとおなじくらいの「ぶったまげた」絵ですね。この絵だけ結構独り歩きしてロック聞かない人でも結構知ってますね。




裏ジャケです、めちゃかっこいステージ全景、なんか今時のショーアップされたステージと違い飾り物一切なし。音だけで勝負するイメージ。


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一応メンバー
Lowell George  ボーカル ギター
Paul Barrere     〃
Kenny Gradney  ベース
Bill Payne     キーボード
Richie Hayward  ドラムス
Sam Clayton   パーカッション

このアルバムでは、タワーオブパワーのホーン軍団、アンコールではローウェルと親交があった元ストーンズのミックテイラーもスライドで客演。

ゲイトフォールドの内ジャケです、メンバーの写真など、

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ローウェルジョージが亡くなる寸前の前に出たライブ、この後ローウェルジョージが解散宣言をしソロを発表。その後亡くなり、一時的にバンドは消滅、その後メンバーを補充して最出発するわけです、音源としてはまさに絶頂期、スタジオの6枚目くらいでローウェルのドラッグ癖の影響で奇行が増え、スタジオにも来なくなり、影が薄くなりますがライブでは本領発揮。フェイザーをかけまくったスライドが宙を飛び、ドラムのリッチーのバスドラ、ハイファットがビシバシ決まり、ペインのホンキートンクピアノがご機嫌なライブです。

実はこのアルバムで初めてフィートにで会ったのですが、その後に改めて聞いたスタジオ盤ではほとんどの曲でこのライブよりもショボい演奏で(笑)。改めてこのバンドはインプロゼイションの応酬があるライブバンドなんだなー。と思いました。

このライブはやはりA面の流れが素晴らしくイントロから一気に4曲目まで聞けます。そしてD面のラストまでグイグイ行くところが本当に大好きなんです。

録音はほとんどがイギリス、A面~C面までが本編、D面がアンコールという構成。

曲順です
A面
-1 Join The Band
-2 Fat Man in the Bathtub
-3 All That You Dream
-4 Oh Atlanta
-6 Old Folks' Boogie
B面
-1 Time Loves a Hero
-2 Day or Night
-3 Mercenary Territory
-4 Spanish Moon
C面
-1 Dixie Chicken
-2 Tripe Face Boogie
-3 Rocket in My Pocket
D面
-1 Willin
-2 Don't Bogart That Joint
-3 A Apolitical Blues
-4 Sailin' Shoes
-5 Feats Don't Fail Me Now

A-1これは本番前のステージに向かう途中でメンバーがいつも歌う曲。これからステージが始まる感が凄く良く撮られています。

-2 そしてオープニング、この曲はスタジオでは地味な曲なんですが、ここでは大きなウェーブとなって演奏されます。

-3 そしてそのまま大好きなこの曲になだれ込む、ここまでで完璧にKOされます。

B-2リッチーヘイワードのドラムソロ、カッコイイ

-3ここではタワーオブパワーの大活躍

C-1代表曲です、まさにビルペイン大活躍、デキシーランド、ニューオリンズ風のジャジーなピアノソロが随所に聞けます。後半ローウェルとバレルの宙を飛ぶようなギターの応酬。途中で曲も変わるのですが、どこから変わるのか良く分からないまま、最後はまたペインのシンセのソロ。なんという分厚い構成、なんか最後の方はキースエマーソンか?と思える演奏です(笑)

-3得意のブギー調のこの曲で本編終了。実際のライブもそうだったかは不明。


D-1アンコールでウィリン登場、ここではアコを抱えたローウェルがギターを弾かずに歌います。しかしいい曲だよなー

-3 ここでミックテイラー登場、二人のブルースバトル、右チャンネルがテイラー、左がローウェルです。途中でペインのピアノも絡んできます、しかしテイラーのギターって特に特色ないけどすぐわかる。フレーズが綺麗で気持ちいいのでねー。

-4~5セイリンシューズから最後になだれこみます、お客との掛け合い、最高なエンディングで終わります

この後CDでDXエデュション(勿論持ってます)も出て、ほぼ代表曲を聞くことができます。


レーベルです。

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この頃のワーナーである、パームツリーレーベルのWマーク入り。カタログNOはBS3140マトは良く分かりません(汗)

この時のメンバーでほぼ同じ内容で日本にも来たのですよねー、しかも矢野章子も飛び入りする日もあったりで、名古屋にも来ているのですが勿論見ていません。
来日したのは1978年なんで、僕は高校3年、その頃は「リッチー」とこぶし振っていた時期ですから当然ですわ(笑)


USロックのライブではオールマンのフィルモア、ザバンドのロックオブエイジス、と並んで燦然と輝くアルバムだと思いますが、フィートの場合このライブが凄すぎてスタジオ盤がいまいちなんですよねー(これは非常に高いレベルでの話ですが)と思うのは僕だけでしょうか?


購入レコ屋   不明

購入金額    不明

参考文献    ウエストコーストロック(ネットで探しました)




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by naruru-kato | 2018-04-24 20:56 | Little Feat | Comments(4)

Jesse Ed Davis その2   Jesse Davis  

季節的に全く似つかわしくないこの輩、ドロドロスワンプな人なので真夏に紹介するのが良いと思うのですが、まったく知らずに買ったレココレのバックナンバー(フリートウッドマック特集)の中にこの人の興味深いインタビューが載っていて非常に面白かったのです。そして久しぶりにこのファーストを週末聞いているのです。
もう一つ、カテゴリーが増えすぎて収集がつかなくなりそうで(汗)。「その1」だけで止まっているアーティストの多さにビックリし、その2以降に進めなくては。と思っているので当分この路線が続くと思います。


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ジェシのデビュー盤です、最高傑作は前回取り上げた「ウルル」かもしれません、でもこっちの方もゲストが凄いし、なんといってもジャケがイイ。

少しウォーターダメージがあるため、破格の安さで購入できました。

この絵はジェシの父親のJesse Ed Davisが描いておりデザインはジェシ本人がアイデアを出した、とインタビューで答えてます。

この時はアルバムにはEdが入っておらず、この後すぐに父親は亡くなっているのです、この絵は父親の最後の作品であるのです。

そしてセカンドではアーティスト名がJesse Ed Davisとなっているのです。もしかしたらEdというのは受け継いだミドルネームなのかもしれませんねー。非常にややこしい説明でした。


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裏ジャケです。なにやらソーセージの化け物のようなものをギターのネックにしています。横にはクレジット。
ギターにクラプトン、キーボードにリオンラッセル、ドラムスにアランホワイトパーカッションになぜかジャッキーロマックスの名前も、バックボーカルにはグラムパーソンズの名前もあります。レコーディングはイギリスのオリンピックスタジオ。なぜイギリスか?というと、タジマハールのバンドのギタリストとしてイギリスに向い、そこでジョージハリソン、クラプトンと仲良くなってクラプトンにソロを作るアイディアを出されそのままスタジオに入ったのです。人脈的にベースはカールレイドルが順当でそれらしいベースも聞けますが、クレジットには載っていません。

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バングラデシュのコンサートではクラプトンと並んでステージでギターを弾きます。この事実もインタビューで知ったのですが、当初コンサートのチケットをコネでジョージからもらい観客としてNYに向かったのですが、クラプトンの調子が悪くコンサート前日にジョージにエリックの変わりに弾いてくれ。と頼まれ僅か1日のリハでステージに立ったのです(クラプトンが調子戻したのだがジェシもステージに立てた)と語っています。僕は最初からクラプトンの保険的に抜擢されていたと思っていましたが、真実は違ったのです。


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インナースリーブはアトコ純正。


ジェシは日本の歴史もかなり知っていて織田、豊臣、徳川の事は勿論知っていて(木下藤吉郎=秀吉も知っている)信長が統一間際に明智光秀に殺されたことや、ホトトギスの格言(泣かぬなら殺してしまおうホトトギス のやつ)も知っています。しかし、ミュージシャンのインタビューでこんなのまで出てくるなんて凄すぎる。


曲順です
A面
-1 Reno Street Incident
-2 Talsa County
-3 Washita Love Child
-4 Every Night Is Saturday Night
B面
-1 You Belladonna You
-2 Rock'n Roll Gypsies
-3 Golden Sun Goddess
-4 Crazy Love

A-1 これこそスワンプ、ドロドロのスライド炸裂、そしてダルでルーズなジェシのボーカル、LPの邦題は「ジェシデイビスの世界」ですが、まさにこの曲がそのままのイメージ。

-2 パメラポランドの作品、しかしこの声、ハマらん人は絶対に無理です。歌が上手いとか下手とか、そんなこと全然関係ないところで歌っています(笑)。

-3 クラプトンのギターが炸裂するナンバー、たぶんアランホワイトもここで叩いているのでしょう。

-4 まるでデラニー&ボニーのライブ盤ような、またはジョージハリソンの3枚組のアルバムの3枚目のジャムスタイルのような演奏(笑)。最後にドロドロスライドギターが出てきて幕を閉じます。

B-1 ここでもねちっこいボーカル全開。なぜか女性コーラスが入るとそれがまた良いんですよねー

-2 プロデュースもしたロジャーティリソンの有名な曲。印象深い曲です。アコがいい味出しています。

-3 このアルバムでは少し浮いているような少しお洒落なソウルナンバーと言う感じの曲です。しかし単体で聞くと凄くイイ曲です。ベースラインが凄くイイです。

-4 最後はヴァンモリソンのこの曲。曲がイイのは分かっていますが、ジェシが歌うとヴァンとは違った意味で素晴らしい。レスリースピーカーから流れるイントロが渋すぎる。この曲のカバーでは一番でしょう(どれだけカバーがあるか知らんけど)


レーベルです、アトコオリジナル、カタログNoはSD33-346 マトはA面2B面3です。


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最後に凄い話がありました、ジェシが若かったころザバンドのリボンヘルム達とバンドをやっていて、そこにハープ奏者もいてその人の彼女が歌が上手いのでバンドに入れて欲しいと頼まれ、一緒にセッションしたそうですが、やはりこのバンドには女の歌手はいらないと判断して、その話は流れてしまったそうです。

その女性とは、あのリンダロンシュタットだったのです。スゲー話でした。


ジェシのギターはソロで聞くより、誰かのバックで聞く時の方が断然「おっー」となります、ディアンオールマンにもライクーダーにも彼のようなスライドは弾けませんでした。間奏でエグルように入って来るスライドの魅力がジェシエドデイビスの魅力ですね。



購入レコ屋   ヤフオク

購入金額    2000円


参考文献    レココレ1998年5号


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by naruru-kato | 2018-04-15 18:53 | Jesse Ed Davis | Comments(2)

Orleans その2      OrleansⅡ  

春にふさわしいと思います、オーリアンズのいわくつきのセカンドアルバムです。
何故、いわくつきか?というとセカンドをアルバムを完成させたのに発売元のABCはこれを拒否したのです。(または発売する予定でプレスしたが集荷直前に停止になった)しかしその音源が各国に流れ先にヨーロッパで、そして日本でも発売されます。

ABCでその後レコードまたはCDで出したのか、どうかは未確認ですが、その後バンドはアサイラムに移籍、Dance With Me の大ヒットを飛ばしますが、このセカンドにもDance With Meが収録されていて、もしかしたら当初、本国でセカンドが予定通り発売されていたのならABCもぼろ儲け出来たかもですね。


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僕が所有しているポーランド盤のジャケです、何も語ることはありません。
超手抜き、ファーストアルバムのジャケのバックの模様を替えただけです、そこにⅡと書かれています。


表面がピカピカに加工されているジャケ、その代わりヨーロッパ盤ですのでペラペラのジャケです。



裏ジャケに至っては、ファーストアルバムのゲイトフォールドの内ジャケの半分のページの写真をそのまま使用、空欄にセカンドの曲目、クレジットなど書いてあるのです。


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こーいうのを「やっつけ仕事」と言うのですねー。もしかしたらポーランドではファーストがまだ出ていなった事も考えられます。
ちなみに、前回のオーリアンズの記事はこちらです。

日本盤のジャケは当初のオリジナルで作られていてタイトルもDance With Meです。


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ジャケについてはもうこれ以上語ることもないのですが、サウンドは極上です。
これが本当にウッドストック~NYのバンドなのか?ウエストコーストっぽさが半端無いです。もともとバンド名はニューオリンズのオリンズをそのまま使いオーリアンズとしていますがニューオリンズっぽさは全く感じません、リトルフィートのがよッぽどそれっぽい。

デビュー盤よりもファンクっぽさが消えてすでに西海岸の音を目指している感じもします。ジョンホールのカッティングギターも前作ほどではない。
それゆえにアサイラム移籍なのでしょうか?


ちなみに日本でのデビューからセカンドまでは「オルリンズ」と表記されていました。一番らしい発音は「オーリーンズ」だそうですが日本ではやはり「オーリアンズ」ですね。


曲目です
A面

-1 Let's Have A Good Time
-2 Dance With Me

-3 Wake Up
-4 Let There Be Music

-5 The Last Song
B面

-1 Sweet Johanna

-2 Sunset

-3 Money

-4 The Breakdown

A-1 いきなりウエストコースト風のコーラス、完全にまいってしまいます。

-2 サードアルバムでも2曲面に入っているヒット曲。オーリアンズと言えばやはりこの曲。アレンジはサードもこのバージョンもさほど違いが無く、どちらがいいかはもう個人の趣味ですが、僕はこちらのバージョンの方がアコが強調されていて好きです。

-3 ご機嫌なナンバー。この曲はだいぶ以前からやっていた気がします1970年作

-4 なんかイーグルスのようなロックンロール、途中のツインリードもなんとなくそれっぽい、カッコいいです。

-5 しっとりと歌われるロッカバラード風、素敵です。

B-1 ジョンホールの奥さんの事を歌った歌でしょうねー。ここで今回初めて硬質のテレキャスターサウンドが聞けてご機嫌です。

-2 ドラムのウェルスの曲で、本人が歌っています。キーボードも本人、肝心のドラムはジョンホール(笑)

-3 今度はラリー作でボーカルも本人。

-4 最後は最後にカッティングギターが炸裂、ファーストアルバムの延長のような曲でこれこそ本来のオーリアンズかな。まさに「ホワイトトップ&ブラックボトム」ファーストギターソロはジョン。セカンドソロはラリーです。8分近くを一気に駆け抜けます。メチャカッコいい曲で終わります。

B-2,3以外のボーカルはジョンホール、曲はジョン&ジョアンナホールの共作。

レーベルです。ABCのポーランド盤。カタログNoは5CO62-96627。マトはさっぱり分かりません(汗

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この後アサイラムではさらにウエストコーストっぽい音楽になっていくオーリアンズですが、僕はこのセカンドが一番好きです。抜群のコーラスワーク、硬質なギター。そのどちらも聞けて心地いいのです。


購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    忘れました(たぶん2000円以内)

参考文献    Wikk








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by naruru-kato | 2018-04-09 07:01 | Orleans | Comments(2)

Buffalo Springfield その2 Buffalo Springfield 

ずーとこのバンドのファーストのオリジナルが欲しかったのすが、何度もオークションで諦め(高過ぎ!)レコ屋の店頭でも再発盤しか巡り合わないので少々諦めモードにもなってきたので以前から持っているこの日本盤(セカンドプレス)の紹介です。

もともとバッファローをオリジナルで聞いた人は発売当時は輸入盤で聞いていた人です。日本盤の最初のリリースはベスト盤が1969年の8月頃に出て、71年の6月にCSN&Yのライブ「4ウェイストリート」発売の時期にバッファローの3枚のアルバムが同時に出た。という事が書いてありました。

それ以前ではスティルス&ヤングが在籍していた幻のバンドであったのです。

一応日本盤で帯付き、パイオニアP8000番台です。本国では1966年に発売。


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超簡単にバンド史の説明。スティーブンスティルスがNYで参加しいたバンドにリッチーフューレイもいて、その後作ったバンドでカナダに巡業に行き、そこで対バンしたのが二ールヤングのバンド。二人は意気投合したが労働ピザの問題で上手くいかずスティルスはロスに向かう。ニールはその後ブルースパーマーと出会い仕事を求め二人でこれまたロスに行き、スティルスはNYからフィユーレイを呼び寄せ66年4月に伝説の事件が起きる。スティルスとフューレイがサンセットブールバードで自動車渋滞に巻き込まれていると向こうから黒い霊柩車に乗ったニールとパーマーが現れ、スティルスらは後を追い再開を果たしグループを作ったのです。そしてドラムにデユーイマーチンを加え道路工事用のスティームローラーに書いてあったそのメーカー名「Buffalo Springfield」をグループ名にしたのだ。
(正式名はBuffalo-Springfield Roller Company)

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これがスチームローラー、アスファルト工事に使うやつです。

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話がそれました(笑)。ジャケ上部にバンド名、下にネガを使ったメンバー写真。カッコいジャケです。



裏ジャケです。
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このバンドはジャケの解説などに凝るようで(セカンドも凄い凝ってます)メンバーの紹介文は担当楽器、瞳の色、星座、好きな色、信条 他 いろいろ書かれてます。

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ニールヤングのバンドでの役割はfree 、自由人というところか(笑)


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解説です、この解説人が凄い。中村とうよう氏、福田一郎氏、そして木崎義二氏です、この頃の洋楽アーティストのデビュー盤ではありえない豪華な布陣ですが、やはりCSN&Yのブレーク後のこのアルバム発売ですからこのぐらいのメンバーでないといけませんなー。このうち中村氏、福田氏は「今更バッファローだとよ・・・ワシ達はリアルタイムで知っていたもんねー」的な言葉が随所に記載されてる自慢解説です。


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帯ですがファーストプレスはRock Ageの帯で定価は2000円でした。この盤はその後のセカンドプレスですがたぶん盤は同じだと思います。
ちなみに初回盤の完オリならば諭吉3枚は必至。USオリジよりも高いのでは?


このバンドのデビュー時はフォークロック全盛、ザバーズ、ママス&パパス、ラビンスプーンフル、ヤングラスカルズ(少し違うけど)が大ヒットしていた時期。しかしバッファローは大きな成功は出来ず、しかもスティルスとヤングの軋轢、内紛でわずか2枚でほぼ消滅、3枚目はほとんど寄せ集め(フィューレイとその後のメンバーであるジムメッシーナで作ったようなものです)であり解散後に発表されているのです。しかしこの最初の2枚を聞くとフォークロックだけにとどまらずカントリーロック、そして見事なコーラスワークと豪快なロックが混じり合って3人のボーカリストにより見事に演じられています。

曲順です
A面
-1 For What Its Worth  
-2 Go and say Goodbye
-3 Sit Down I Think I Love You
-4 Nowadays Clancy Cant Even Sing
-5 Hot Dusty Roads
-6 Everybodays Wrong
B面
-1 Flying on The Ground is Wrong
-2 Burned
-3 Do i Have to Come Right Out
-4 Leave
-5 Out of Mind
-6 Pay The Price

A-1 スティルスのリードボーカル、どのくらいヒットしたのか判らないけど、バッファローの代表曲でもあります。

-2 これもスティルスの曲、カントリーロックの流れを組んでます。たぶんスティルスのギターと思われるカントリーリックがバックでずーと流れています、途中で3台のギターが絡み合い見事。

-3 スティルスとフューレイのツインリードボーカル。カッコいい曲です。

-4 ニールヤングの初期の代表曲にしたいのだけど、ボーカルはフューレイとスティルス。この頃まだニールはボーカルの自信がなかったとか。曲の展開力は凄いです。

A面はこんなとこですかね

B-1 これもヤングの曲ですが歌はスティルスとフューレイ。かなり変わったコード使っているようです。この曲も素晴らしい。曲作りにおいてニールは際立ってます。

-2 ここでようやくニールの自演作品。確かに二人と比べると歌は劣るけど、それがニールの魅力だと分かるのはまだ数年後のようで(笑)

-5 3声で歌われるニール作の曲。CSN&Yの前触れか? 結構見事に決まってます

-6 いかにもスティルスの曲という感じ。

全部で12曲。スティルス作が7曲 ヤングが5曲、です。一応民主制はとられていますがボーカルはフューレイが多く歌ってます。ここら辺がこのバンドのバランスの難しい所であったのでしょうか?

レーベルです、日本盤なんでどーでもいいですが、一応P-8053A。定価は2300円となっていますが最初期は2000円であったと思われます。

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実は有名な話ですが、このアルバムのオリジナル盤は2種類あって、超初期のファーストプレスはA-1がBaby Dont Scold Meという曲だったのですがFor What Its Worthが中ヒットしたので急遽差し替えられ曲順も違っています。しかもモノとステレオがあるので実質4枚のオリジがあります。どれでもいいので1枚欲しいのだけど、たぶん僕のお小遣いでは無理でしょうねー(涙) 



購入レコ屋    グレイテストヒッツ

購入金額     1500円くらい


参考文献     レコードコレクター2001年8月号
         Wikk



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by naruru-kato | 2018-04-02 19:22 | Buffalo Springfield | Comments(6)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。ジャケットもいろいろと楽しめるので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシング、市民マラソンが大好きでいろんな大会に出ています。


by naruru
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