アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Janis Joplinその2 I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!

ジャニスのセカンドアルバムのUK盤が手に入りましたので紹介します。 I Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama! と題されたアルバムですが一般的には「コズミックブルース」で通ってますねー。
このアルバムは一般的にはジャニスの3枚目ですが厳密にいうと前回の「チープスリルズ」と「ファーストレコーディング」はあくまでビッグブラザー&ホールディングカンパニー(以下BBH)のボーカリストでの作品。BBHを脱退しソロになって最初の作品がこのコズミックブルースなんです。さらに厳密に言うとこの作品が生前発売されたジャニスの唯一のソロアルバムです、自作のパールはジャニスの死後に発売されたのですから(ほとんど出来上がっていたけど)。とまぁ誰でも知っているうんちくでした(笑)

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なぜこのUK盤が欲しかったかと言うと、ジャケに思いっきりカッコいい字体でタイトルとジャニスの文字が入っているのです。これはかなりカッコいい。日本初盤のUS盤と同じデザインの同タイトルもあるますが断然UK盤。

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左UK初盤、右日本初盤(定価1800円)同じ写真ですがバックの色とかでかなり印象が違います。UK盤の方がメリハリがはっきりしていますが、日本盤はジャケにコーティングがしてありツルツルです。どちらにせよタイトルがあるのと無いのではかなり印象が違いますね。

UK盤に関しては、イギリス人はジャケにタイトルが無いと売れない。と思っている節があります。あのザバンドのデビュー盤もせっかくのディランの描いたジャケに思いっきりアルバムタイトルを被せていて台無しにしていますが、しかしこのコズミックブルースは文字の配置もイイ感じ。断然UK盤やなー(あくまで個人趣味)


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裏ジャケは日英ほぼ同じ、USオリジも同じです、ジグゾーパズル風な写真が色々。ジャニスはあまり写っていませんねー。おもにバックの人たちだろうと思います。


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これが日本盤の歌詞カードです。解説は水上はる子さんです。



このアルバムは彼女のソウル好き(オーティスレディング)な所が全開。分厚いホーンセクションがほとんどオーティスか!という感じでほとんどの曲で絡んでいます。僕はこのアルバムが大好きなんですが一般的にはそれほど高い評価はされていません。「本当にこれがジャニスのやりたかった音楽なのだろうか」ともレココレには書いてあります。しかもバックバンドは雇われのスタジオミュージシャンの寄せ集めで統一感もない云々。

でもソウル系が好きな人にはこのアルバムはたまりません。何と言ってもオーティスの使っているホーンセクションがそのまんま演奏してるし、ソウルフルなジャニスの声も全開で素晴らしい。B面ではサマータイムの焼きまわし的な曲もありますがそれでも僕はこのアルバムがターンテーブルに乗ることが一番多いです。

録音はマッスルシューズ、サザンソウルのメッカです、ジャニスのソウルへの敬意を払った心の叫びが凄いです。

一つ難点はギターのサムアンドリューの音のトーンがBBHと同じように嫌なとこくらいでしょうかねー(笑)。
ジャニスの曲はわずかにA-3 B-2の2曲のみ、あとは本家ソウルのカバーです。
ギターに関して唯一の救いはこの中でマイクブルームフィールドがゲストで2曲演奏しているところくらいです。(逆にこの2曲はソウルっぽくない)


曲順です
A面
-1  Try (Just a Little Bit Harder) 
-2  Maybe 
-3  One Good Man  
-4  As Good As You've Been to This World 
B面
-1  To Love Somebody  
-2  Kozmic Blues  
-3  Little Girl Blue Lorenz Hart  
-4. Work Me Lord   Nick Gravenites 6:45

A-1 Tryとはオーティスの「Try A Little Tenderness」をどうしても思い出してしまいます。ベースラインから始まる曲ですが曲の中ほどから分厚いホーンが入りジャニスのシャウトも凄さまじくなります。

-2 印象的なイントロから、もうほとんどオーティスか(笑)というホーン、このアルバムでは大好きなナンバーです。

-3 ジャニスのオリジナル曲。ここでマイクブルームフィールドのギターが聞けます。曲調はブルース。泥臭いスライドギターです。途中のギターソロでも泥臭いブルースギターが聞けます。

-4 ずーとホーンセクションのみで始まる曲。これは果たしてインストなのか?と針を上げようとする頃ジャニスのボーカルが入ってきます。ホーン長すぎ(笑)

B-1 完璧なまでのソウルナンバー。これもホーンがオーティス(笑) ニーナシモンも歌っていたナンバーです。

-2 タイトル曲です、ちなみにKozmicとは造語のようです、サマータイム的なところもありますが、いい曲です。でも、ここでのサムのギターが嫌なんです(笑)
でもサビのメジャーな感じの所が凄くイイですが曲の最後でマイナーになる所もサマータイム的。

-3 昨年公開されたジャニスの映画のタイトルにもなった曲です。しっとり歌うジャニスがまたいいんですよねー。

-4 最後の曲もホーンによるイントロ、このアルバムを象徴しているナンバーで終わります。

レーベルです。UKオリジナル カタログNOはS63546 マトは両面1

このころのCBSはレーベルのCBSを隠していたようです。

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日本初盤のCBCSony1800円盤  この後の赤いレーベルは音が最悪に悪いらしいがこの初盤はかなりいい。というかUK盤よりもホーンとかは出ているような気がします。全体の奥行き感はUK盤かな? どちらせよこの日本初盤はなかなかのものです。

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この後、このバンドを解散しいよいよフルティントブギーバンドを結成しパールの録音準備にかかっていくのです、それと同時に死への旅立ちの序曲も始まっていくのです。

フェスティバルエキスプレスのDVDが手元にありますが、ここでのジャニスは本当に楽しそうでかわいいです。この数か月後に居なくなってしまうなんて信じられません。列車の中でガルシア、ウェア、ダンコとセッションしている姿が大好きです。


購入レコ屋  UK盤   ラジオディズレコード
       日本盤   不明

購入金額   UK盤    1400円
       日本盤   忘れました


参考文献  レココレ  ジャニス特集


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by naruru-kato | 2018-03-25 20:13 | Janis Joplin | Comments(4)

Joni Mitchell その5   Hejira

ジョニミッチェルの1976年作のHejiraです、邦題は「逃避行」彼女のベスト5には入るのではないかな。とにかく完成度は高い。決してトータルアルバムでは無いはずだと思うのですが、実は逃避行という旅がテーマだと思います。そして全体の統一感、浮遊感が素晴らしいアルバムです。ただし一回や二回くらい聴いても、このアルバムの良さはわかりません(と思います)何回も聞いてどんどんはまってくるアルバム、そんな感じなのです。

タイトルのHejira(ヘジュラ)とは、ヒュジュラとも言い一般的にはイスラムの預言者ムハンマドと彼の教友たちの622年のメジナへの移住を言う。とWikkに書いてありました。大移住の事も指すそうですが、逃避行を翻訳サイトで検索するとズバリHejiraにもなっています。


コールド&スパークからジャズ的なアプローチを始め、ライブ(このライブがまた素晴らしい)を一枚挟み前作の「Hissing Of Summer Lawns」ではアフリカ的なアプローチも見せますが、今回はベースにあのジャコパストリアスを4曲で起用(次作は全面的に参加)ギターはラリーカールトン、あとはドラムという小編成のバンドサウンドながら、トムスコットらのホーンによりその音は物凄く奥が深い厚みのあるサウンドになっています。ニールヤングも1曲ハープを吹いています(これがまた凄く効いている)


ノーマンシーフが撮影した印象的なモノクロームのジャケ。


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ジョニの姿と高速道路がかぶさる見事な作品。画家でもあるジョニは自分でジャケをよく書きます。しかし今回は写真、素晴らしいジャケが多い彼女ですがその中でも「ブルー」「フォアローゼス」と並んで大好きなジャケです。


実はこのアルバムの1曲目のCoyoteが自分的にジョニの初体験、映画ラストワルツで見たのです。これは以前にも書きましたが、その時の印象が最悪でジョニは聞かなくなっていたのです。その後彼女に傾倒するようになりこのアルバムで初めてジャコのベースのCoyoteを聞いた時「この曲はこーいう曲だったのか、リックダンコのベースラインでは全然曲の感じが出ていなかった事が判明」改めて全曲聞いてジャコとジョニの声のあまりにもマッチするこのアルバムが大好きになりました。


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裏ジャケ、意味がいまいちわからないのですが、たぶんこのアルバムの中の曲に関係しているような気がします。


この作品は当初完成していたのですが、その後ジョニがジャコと出会い、自分の音楽にはジャコのベースが不可欠であると判断しあらたにジャコが4曲をオーバーダビングして仕上げたのです。





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ゲイトフォールドの内ジャケはジョニのお約束でもある、歌詞カード。


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カラスの恰好なのだがスケートしてる。これはB-2のBlackCrowの曲のイメージなのであろうか?


ついでに専用インナーバック、正面からのカラスジョニ。

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代表曲であるコヨーテの恰好は無いようです(笑)


このアルバムの印象はSSWの作品、というより芸術家の作品。といっても良いとおもいます。ジャコのリードベースとも言えるような衝撃的なベースラインにまさに乗っかった感じのフワフワしたジョニの声、そこにラリーカールトンのギター。
はたして、この音楽はいったい何なのだ?ロックであり、ジャズでもあり、いや、例えようのないジョニだけしか作ることが出来ない特殊な音楽、しかもその集大成では無いだろうか。この後さらにHissing Of Summer Lawns ではもうジャコとジョニの連名でも良いくらいの大作の2枚組になり彼女のジャス的アプローチは頂点に達します。(さらにその後のチャーリーミンガスとの共演では、もう僕では理解不可能になってしまいいまだに良く分からない)

曲順です
A面
-1 Coyote
-2 Amelia
-3 Furry Sings the Blues
-4 A Strange Boy
-5 Hejira
[B]
-1 Song for Sharon
-2 Black Crow
-3 Blue Motel Room
-4 Refuge of the Roads

A-1 コヨーテ、にたとえた恋愛物語の歌。セミアコの気持ちいい音と ハーモニクスを入れ込んだジャコのベースライン、それに乗ってジョニが快適に飛ばします(笑)ちなみにパーカッションを入れて僅か3人での演奏、信じられません。

-2 この曲も代表曲、たぶんアメリアイアハートの事を歌っているのでしょう。これもジョニ、ラリーカールトンのギター、そしてビブラホーンの3人での演奏、なんでこんな奥深い演奏が出来るのか?カールトンの遠くで鳴るロングトーンの素晴らしい事。

-3 ここではニールヤングのハープが凄い効果を上げています。ニールしか出せない枯れた音。ここでの演奏も3人+ニールのハープだけ。

-4 これもジョニとラリーのギター、パーカションのみ、ほとんど弾き語りに近いのですが、この不思議感は何?って感じ

-5 タイトル曲、ここでまたジャコ登場。ジョニのメジャーでもマイナーにでも聞こえる変わったコード(たぶんまた訳のわからんオープンコードかな)に乗ってここでも印象的なベース。いったいどーやって弾いてるんだろう?感覚だけで弾いているのかも(笑)

B-1 ジョニのギター、ドラム、ベースのみのこれまた3人編成、弾き語りといっていいです。コーラスもジョニでしょうが、これまた怖いくらいに高い声のコーラス
何度で歌ってるんだ?

-2 ブログ仲間の 240さんが以前のブログで指摘しているようにZEPの「Whole Lotta Love」と同じリフ(笑)。確かに似てます。ここでこのアルバムで初めてジャコとラリーが共演。カッコいい演奏を繰り広げます

-3 ジャズ系のミュージシャンを使いながら全く独自の世界で歌っていたジョニですが、ここでようやくジャズボーカル風の作品が出てきます。

-4 最後の曲、アルバム全体に色々な地名が出てきてます、逃避行という旅が全体のテーマだろう。最後もジャコのベースが素晴らしい、ここでは一応きめられたフレーズを弾いているように感じる。

はっきり言って捨て曲無し! すべてが素晴らしい。そんな作品です。

レーベルです、アサイラムのWマーク付き。たぶんこの時代はこれがオリジナルでしょう。カタログNoは7E-1087マトはA-2 B-4となっています。


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ジョニに代表作は初期はやはり「ブルー」そしてアサイラムに移籍してからは「コート&スパーク」だと思うのですがこの作品もジャス時代の名作であると思います。しかもこのアルバムの作品はすべて物語風であり、トラッドの要素もかなり入っているのでは?


変幻自在のジャコのうねるようなベースラインの上にこれまたジョニ独自のオープンコードのカッティングギター(たぶんセミアコ)。そして語り掛けるようなボーカル、その隙間を埋めるようなラリーカールトンのジャジーなギター。

これは間違いなく夜に聞くアルバムです。深夜に一人でカナディアンウィスキーを飲みながら聞く。うーん、たまりません。(バーボンしか家にはないですけど・・・汗)


購入レコ屋    不明


購入金額    忘れました


参考文献    アサイラムとその時代

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by naruru-kato | 2018-03-17 20:26 | Joni Mitchell | Comments(4)

Crosby, Stills& Nash   その2  Same

久しぶりにこのアルバム聞きました。ついついYが入ってる方を良く聴くので(笑)
元バッファロースプリングフィールド、元ザバーズ、元ホリーズのメンバーで作られた超スーパーグループ。事の話はジョニミッチェルだか、ママキャスだかの家に3人が集まってコーラスしたら凄い事になってしまいグループ結成に至ったという伝説的なお話。アコーステックロックとしては元祖的なグループです、発売は1969年5月。前々回に紹介したBatdorf & Rodneyとはやはり格が違います。西海岸ロックを語るには避けて通れないグループです。

今回は日本盤ですがパイオニアP8000番台、音はかなり良いです。オリジナルと同じようなテクスチャー加工されたゲイトフォールドです。


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Wikkで調べたところ、3人にピッタリの廃家をハリウッドで見つけひとまずジャケ用に写真を撮ったのがこの写真。この時点でまだグループの名前は決めておらず、後日CS&Nになった。所がジャケ用の写真は左からNS&Cになってしまうように座っていたので改めてCSNの順番に座るようにとりなおしに行ったところこの廃家は取り壊されて無かったとのこと。なんともトホホな話ではありませんか(笑)

そんならグループ名もこのジャケの順番通りに Nash , Stills&Crosbyにしても特に歴史は変わらんかったと思うけどなー(どーでもいいことですけど)


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裏側にはドラムのダラステイラーが写っています、これは後から嵌めこんだ模様。
少しゴースト的な写真です。


ゲイトフォールドを広げると


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やはり、ダラステイラーの写真が幽霊みたいで怖い。


内ジャケです


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ここでは、ほぼ球体といえるクロスビーが笑えます、ナッシュとおそろいのような毛皮のコートをきていてその後の二人のディオに発展していく前触れのような写真(そんなわけないやロー)

その後コーラスの分厚さを求めたか、ライブでのリードギターの為だか色々議論があるようですが、ヤングを加えさらにビッグになっていくのです。(ナッシュの発言ではスティファンは凄いリードを弾けるが、さらにもう一人ライバルがいればもっと凄いギターバトルが出来る、と言ってます)
一般的にロックの歴史の中ではセカンドの(CSN&Yではファースト)のデシャブが語られてこのファーストはあまり語られていませんがやはりアメリカンロックの歴史上で重要な位置を占めていると思います。

このアルバムでは随所にスティファンのエレキも聞こえてきますが、やはり主体はアコ、それに3声のコーラスの見事さ。これに尽きます。ちなみにベースもスティファン。発売の1969年のアメリカのロックといえば、サイケデリックは終焉、CCRの大ブレイクなどが主だった項目。そこにアコ主体のこのグループの衝撃的なデビューがあったわけです。

オリジナルと同仕様の歌詞カード、この盤には日本語の解説が無いのですが、たぶん最初はついていたと思います

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参加メンバーはDrダラステイラーの他にジムゴードンも叩いています、コーラスでママキャスも歌っています

曲順です
A面
-1 Suite: Judy Blue Eyes (Stills)
-2 Marrakesh Express (Nash)
-3 Guinnevere (Crosby)
-4 You Don't Have to Cry (Stills)
-5 Pre-Road Downs (Nash)
B面
-1 Wooden Ships (Crosby, Stills, Paul Kantner )
-2 Lady of the Island (Nash)
-3 Helplessly Hoping (Stills)
-4 Long Time Gone (Crosby)
-5 49 Bye-Byes (Stills)

A-1 邦題は有名な「組曲 青い目のジュディ」もちろんジュディコリンズの事を歌っています、スティファン作。しかし・・なんだな。デビュー盤の1曲目にこんな大作持ってくるなんて、1ラウンドKO勝ち!って感じでノックアウトです。3部構成になっていて僕はやはり最後のパートが一番好き。もうなにも言う事は無いロック史上を代表する曲です。
-2 大作の後はナッシュの優しい声に癒されます。スティファンのオブリガードのギターの音色が凄く面白い

-3 クロスビーの楽曲、脱退前のバーズでも見せていた、不思議な感覚の曲です。このままソロアルバムも同じような感覚のアルバムとなっていくのです。イントロのアルペジオの不思議感といったらないです。

-4 スティファン作、絡み合う2台(3台?)のアコ、そして3声。地味な曲ですがこれも素晴らしい

-5 ナッシュ作、-2と同じように後ろでリードギターが面白くなっています、コーラスはママキャスがつけています。

B-1 これも代表作となります。クロスビーとスティファンが語り掛け合うような有名なバース。その後の見事なBメロ、そしてギタープレイ。どれをとっても最高傑作であることは間違いありません。

-2 ジョンレノンの「ジュリア」のような曲。最後のコーラスの所が凄くいいんです。

-3 スティファンの隠れ名曲と僕は思っていますが、Am7 C G Dと廻る循環コードが素晴らしい。自分的にはこの曲がこのアルバムで一番好きなんです。邦題も素晴らしく「どうにもならない悩み」となっています。

-4 クロスビー作、映画「ウッドストック」でも使われた曲、カッコいです。

-5 最後にふさわしいなだめるような曲。

すべての楽曲が素晴らしいですねー。駄作は一切ありません!


レーベルです、日本盤なんで特にコメントはなし


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CSNのアルバムはこれ以外聞いたことがないのです。つまりCSNY解散後に出た再結成の作品はまったく聞いていません。レコ屋で非常に安く売っているので聞こうと思えばいつでもワンコインで買ってきて聞くことが出来るのですが、「がっかりした」感があるとやなんで(笑) 

ただ、3年前の来日公演が行けなかったのが心残り(同時期のジャクソンブラウンでお金使ってしまい行けなかった)せめてJBから2月遅れの来日なら行けたんですけどねー(笑)


購入レコ屋    不明


購入金額     不明











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by naruru-kato | 2018-03-12 19:48 | CSN&Y 関係 | Comments(6)

James Taylorその2  Mud Slide Slim And The Blue Horizon

3月に入りました、ひとまず初出シリーズは置いておいて今回はまだ寒さもひとしお、春にはふさわしくないが(笑)、今ならまだ聞けるというジェームステイラー(以下JT)の3作目(ワーナー移籍2作目)であり、自分的には最高傑作であると思っているMud Slide Slim And The Blue Horizon (邦題はマッドスライムスリム)です。発表は1971年です。
前作のSweet Baby James がSSW時代の幕開けならばこれは金字塔と呼びたいです。(もちろんキャロルキングのタペストリーと並んで)

前作からベースがリーランドスカラーに変わり、ダニークーチ、ラスカンケル、とセクションのメンバーとしてバックが完成されほとんどの曲でピアノにキャロルキング、バンドサウンドになっている所が自分好みです。そこにバックボーカルでJT人脈、キャロル、ジョニ、妹のケイト他、沢山のミュージシャンが参加。SSWが作るバンドサウンドとしては完成されつくした素晴らしい作品だと思います。ちなみにキャロルはコーラスは歌っていません、これだけのバックボーカルでは遠慮してしまいますわな(笑)

そして、このアルバムからは問答無用のユーガッタフレンドが全米1位。アルバムも2位まで上がっています。それ以外にも心に沁み渡る素晴らしい楽曲ばかりです。
この後に発売されるOneManDogを入れて(ワーナー期)初期の3部作と言われています。



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すこしだらしなく写っていますが、ふてぶてしい顔です。ズボンのチャックがあがりきっていないところが少し残念なのか、わざとか、分かりませんが(汗。ジャケ的には前作の方がはるかにマシです(笑)


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表にMud Slide Slim 裏にAnd The Blue Horizon、タイトル曲が表と裏に分かれています。これは何を意味するのだろう?


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ゲイトフォールドの内ジャケ。ここでは歌詞カード、それと各曲の詳しいクレジットが明記されていて大変親切で素晴らしい内容になっています。SSWはやはりこうでなくては(といっても英語分からないんで歌詞を知るには日本盤を買うしかないのですが)。


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曲順です
A面
-1 Love Has Brought Me Around
-2 You've Got a Friend (Carole King)
-3 Places in My Past
-4 Riding on a Railroad
-5 Soldiers
-6 Mud Slide Slim
B面
-1 Hey Mister, That's Me up on the Jukebox
-2 You Can Close Your Eyes
-3 Machine Gun Kelly (Danny Kortchmar)
-4 Long Ago and Far Away
-5 Let Me Ride
-6 Highway Song
-7 Isn't It Nice to Be Home Again

A-1唐突にJTのボーカルから始まります。サビでコンガ、トロンンボーンが入りクーチのギターが炸裂。そしてジョニのコーラス。見事です

-2 もう何も言う事は無い曲です、キャロルとJT、どちらが先に発表したのか?詳しくは知りませんが、ほぼ同時期に録音されたこの曲、キャロルのバージョンと聞き比べすると面白いです。キャロルバージョンではJTはアコで参加していますが、このバージョンではキャロルは未参加、コーラスはジョニミッチェルです。クーチは二人共にギターで参加。その後2010年に二人の連名で発表されたLive at the Troubadour での共演。涙なしには聞けません。

-3 この曲のピアノはJT、さりげない小作。クーチのジャジーなギターがいいです。

-4 すこしビートルズっぽい楽曲。(ロッキーラクーン的な)バンジョーでジョンハートフォードが参加しています。スカラーのベースのうねるグルーブ、最高です。

-5 小作品ですが、Bメロから流れるキャロルの美しいピアノの旋律、素晴らしい。

-6 A面最後はタイトル曲、これが本当に素晴らしい。コーラスはなんと、キャロル、ケイトテイラー、そしてアビゲイルヘイマス(ジョーママ)静かだが分厚いサウンド、曲の終盤、バックのサウンドがフェイドアウトしていくのに対し、JTのアコの音が大きくなり、そこにまたバンドサウンドが入って来る見事な構成力。流石タイトル曲です。

B-1 この曲のコード感は最高、クーチが参加していないので、変わりにスカラーがベースで大活躍、リードベースという感じで素晴らしい。エンディングのピアノとベースの絡みも又凄い。

-2 JTのアコの弾き語りのみの小作品。JTの手癖が味わえます。B-1の大作の後に持ってくるところが憎いです。

-3 クーチの楽曲のマシンガンケリー、自身のバンド、ジョーママでもやっていた曲をJTが再演。

-4 いかにもJT節、Bメロから絡んでくるジョニの妖気ボーカルがたまりません。
もーメロメロになってしまいます。

-5 ここではセクションのバックとホーン、ジョーママのようだ、しかしクーチのバッキングギターってなんて素晴らしいのだろう。コーラスはJTとケイトの兄弟です。

-6 この曲は兄のアレックスのデビューアルバムの1曲目を飾っています。そのアルバムも1971年発売、どちらが先かは分かりません。歌だけでみるとアレックスの方のが少しソウルフルで自分的には好きなんですけどね。JTとキャロルのツインピアノが楽しめます。ここでもケイトがバックつけてます。

-7 最後もアコの小作品。なんかビートルズのアビーロードっぽく終わります。

全体的に前作と違いアコの音主体ではないですが、ここでは一番目立つのはリースカラーのベースのうねりが大きな要素を締めているのではないかな。

とにかく、JTのバリトンの声がこんなにカッコよかったっけ?と思わせる作品になっています。


レーベルです

ワーナーのグリーン、オリジナル。カタログNoはBS2561マトはA面1B、B面が1Aになっています。


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JTはやはり寒い夜にお酒ではなくてBlack珈琲を飲みながら聞きたいですね(実際いま聞きながら文章を作り珈琲のんでいます)。そしてこの人の歌はCDではなくて絶対にアナログレコードで聞くべきです。なぜかと聞かれても困るのですが、そう思います。


購入レコ屋   催事(どこのレコ屋か忘れました)

購入金額    忘れました


参考文献    レコードコレクターズ1995 4号
















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by naruru-kato | 2018-03-05 20:27 | James Taylor&Family | Comments(4)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。ジャケットもいろいろと楽しめるので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシング、市民マラソンが大好きでいろんな大会に出ています。


by naruru
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