アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:The Rolling Stones( 2 )

The Rolling Stonesその2 Sticky Fingers

ストーンズの代表作の一つ、ジャケはロックアルバムの中でもひときわ目立つ有名なジッパージャケ、もちろんデザインはアンディーウォホールです。

学生の頃、当然日本盤を所有していましたがその後売却。理由としてはあの代表曲「ブラウンシュガー」「ビッチ」意外面白くない。と言うのが理由だった可能性があります。しかし歳を重ねるに従い音楽の趣味も変わってきて、ストーンズもミックテイラー時代が最高になり、CDで再度購入しましたがやはりあのジッパーはレコでなくては。と言う事で今更すぎますが機会があれば購入するつもりでしたが、いかんせんオリジは軽く1万超え。日本盤でもかなりの高価でなかなか手が出なかったのですが、なじみのレコ屋さんで安価なカナダ盤を発見。ようやく再度手に入りました。

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このジャケ、オリジ、日本盤などはちょうど股間のヤバい位置にSticky Fingersという文字が入るのですが、この盤にはありません。

ちなみにSticky Fingersとは翻訳サイトで見てみると「ネバネバした指」または「ネチャネチャした指」となります。こ・これは・・・考えようによってはトンデモなくヤバいスラングだ。どのようにヤバいか?というと・・・・本ブログでは書けません(汗
まぁエロい人なら分かるでしょう。他には手癖の悪いという意味もあります。
どちらにせよ流石ストーンズです(笑)

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裏ジャケは後ろ姿。ここにもクレジットがある盤、なにも書いてない盤、といろいろあります。問題は中ジャケ。


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パンツだけの男の写真、しかし本来はジッパーを降ろすと中が見える。というナイスなデザインなのですが、このカナダ盤はジッパーがいまいちで、一度降ろすとかんでしまい元に戻らなくなる可能性があるような粗悪なもの、日本盤はたしかYKKだったはずで、気楽に降ろせたんですが・・・ このジッパーは各国で現地のジッパー会社が採用されているようで形状がいろいろ種類があり楽しめるのです
(ジッパー目当てに各国盤集めるやつなんているかっー)

ところで、このパンツをはいてる人は誰か?ミックという噂もあるのですがミックによるとアンディーウォホールである。というインタビューもあり謎です。


自分的には女性じゃないので「そんな事どーでもいいわ」と言う感じ。


本来レコスリーブはメンバーの写真、クレジットなどのオリジナルなのですがこの盤は入っていなくて、それで安かったのです。


どーでもいい話ばかりですが、このアルバムでテイラー正式参加の初めてのスタジオ録音であり、キースの5弦テレが初めて使われ(たぶんそーだろう)あの独特のコードカッティングが生まれ、さらにスローなナンバーは土の香りもし、ブルージーなナンバーもあり、先の2曲だけでは無いぞ!という事が分かる素晴らしいアルバムなのです。


曲順です
A面
-1 Brown Sugar
-2 Sway
-3 Wild Horses
-4 Can't You Hear Me Knocking
-5 You Gotta Move (Fred McDowell/Rev. Gary Davis)
B面
-1 Bitch
-2 I Got the Blues
-3 Sister Morphine (Jagger/Richard/Marianne Faithfull)
-4 Dead Flowers
-5 Moonlight Mile

ストーンズに関しては自分より詳しい人が五万といますのであくまで自分の感想です。

A-1 いわずもがな、ストーンズの超代表曲。これぞキースのコードリフ。これ以上の曲があるのだろうか?という程ですが自分的には右チャンから聞こえるテイラーのオブリガード、マーチンと思われるアコも効いていると思うのです。もちろんボビーキーズのサックスも最高ですな。

-2 そのままの流れでなだれ込む個人的にベストテイク、テイラー大活躍のこの曲。無謀にもバンドやっていた時コピーしてました(汗
このルーズでダルな雰囲気はもう最高です。中間部、流れるような見事なブルースソロ。テイラー時代しかこのようなギターソロの楽曲はありません(たぶん)テイラーはカーラオルソンという女性ロッカーのライブでもこの曲を取り上げていますが、そこではもっと凄いソロが

-3 グラムパーソンズにあげた曲でフライングブリトーのセカンドで先にパーソンズがやっています。両方とも素晴らしいです。ここまでの3曲の流れでKOです。終わりがけのテイラーのソロも渋すぎる。

-4 ここでブルースを基本にしたロックンロール。キースのリフ、それに裏で入るテイラーのリフ。カッコよすぎるぜ。曲の途中からいきなり変わりキーズのサックスソロ、キースのリズム、そしてテイラーの奥深いトーンのソロ、途中でクラプトンのソロをパクった感もありますが(汗

-5 キースのドブロから始まる弩ブルース、こーいう曲でのミックのボーカルは最高ですね。どちらが弾いているか分かりませんがミックとの掛け合いのギターもいいです

B-1 またしてもこれぞキースのリフだけど、これはテイラーでしょう。ギターソロはキース、このヘタウマ感がたまらん。

-2 スローブルース、中間部のビリープレストンのオルガンが効いてます。とろけそうなくらいのミックの現力がイイです。

-3 この頃ミックと付き合っていたマリアンヌフェイスフルとの共作。スライドギターは勿論テイラー。地味だけど凄く印象に残るナンバー。

-4 カントリー風なナンバー、グランパーソンズの影響かな?セカンドバースが凄く好きです。サビのミックとキースのハモは最高。おもわず踊りたくなるナンバーですがマリファナの事を歌っています。
 
-5 火照った身体を癒すような最後のナンバー。

おもにフロントマン(すいませんテイラー大好きなんで)で書きましたが、もちろんフロントを支えるリズム隊も素晴らしい事は言うまでもありません。


レーベルです。


 
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まぁカナダ盤なんでどーでもいいですが、音はかなりイイです。


やはりストーンズはレットイットブリード~テイラー在籍時が一番イイのですがこの前レコ屋さんでファーストのデッカオリジナル聞かせてもらったら物凄く良くって。でも高いのでねー CDで我慢してます(笑)


購入レコ屋   SORC



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by naruru-kato | 2018-08-05 17:09 | The Rolling Stones | Comments(2)

The Rolling Stonesその1   Exile on Main St



皆さまあけましておめでとうございます。今年もこの拙いブログ、宜しくお願いいたします。

正月の風景と言えばやはりこれですね。ここら辺りの実家に帰省していたのでブログとは全く関係ないですがひとまず謹賀新年という事で(笑)


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なかなかお目にかかれない夕方の赤富士です。運がイイと夕方15分くらいは見れます。この後グレー~青白富士に変わっていきます。


さて本題、新年の最初の一枚は、さて?昨年はレイラだったんで今年も2枚組の歴史的名盤で行こう。ということで当ブログでは初めて(ようやく)取り上げるストーンズの Exile on Main St、これはやはり邦題の「メインストリートのならず者」という名が素晴らしすぎです。

直訳すると「ならず者」が「脱出者」になると思いますが、やはり「ならず者」がいいです。そして写真家ロバートフランクが作成した印象的なハチャメチャのジャケ。すべてアメリカの古いポートレイトの写真らしいですが、これも彼の作品。じっくり見るとかなりキモイ写真が満載しています。

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そして、とりわけ有名になり独り歩きしてしまったこの真中の写真の人(笑)。


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もう、この人=「ならず者」のイメージですわな。Tシャツにまでなり大出世です。


裏ジャケはメンバーの写真がちりばめられています。

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この盤は日本初盤ですので、オリジと同じデジパック仕様の内ジャケ。そしてインナースリーブも同仕様。



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それにしても、このジャケですが、解説、感想を書いていたらこのままブログ終わってしまいそうになるのでジャケの事はこれでお終いです。


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出来れば表ジャケのポートレイトで気になる面々の方々。
あと10人ばかりの写真も検証したいのですけど(笑)かなりヤバい写真も満載です。


本来はポストカードも付いているのですが、僕はこの盤をハードオフのワンコインの中から抜き出し(盤はピカピカ)たのでフル装備ではなかったのですが、安さに負けて購入してしまいました。


音の方は流石ワーナーのP8000(二枚組は5000番)台、メチャ音がイイです。ドイツ初盤と比べましたが(UK、USとは比較出来ていません)全く負けていません。しかも2006年に出たデラックスエデュション(以下DE)のCDと比べても間違いなくこのレコの方がイイです(音の良し悪しは別として聴きやすいという意味)



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さて少し自分的ストーンズについて、実は死ぬ程ストーンズ好き!という訳ではないのですが(勿論来日公演は4回行ってます)あまりにも活動歴が長すぎて僕の場合ミックテイラー在籍時のストーンズしか興味が無いのです(ストーンズファンの半分以上であろう)。つまりゲットヤヤーのライブからイッツオンリーまでです。もっというと実はテイラーのギターというのは全ロックギタリストの中でのも自分的ベスト5に入るくらい好きなんです。(あとの4人はこの際だから書いてしまうと、ジェフベック、ニールヤング、ポールコソフ、Dオールマン、次点でデビットギルモアとペイジ)テイラーのギターソロは川の水が流れるような流暢で可憐で聴いていて凄く気持がイイのです。


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彼のソロもほとんど揃えてますが、やはりストーンズ時代とファーストソロが最高でその後はパットしないのが悔やまれます。(ストーンズ時代で一生分稼いだと豪語しているのでソロも真剣味が無いのか?)


関係ないですが、右下のCD、カーラオルソンのライブに客演しているテイラー。
ここに収められている「Sway」は鳥肌モノの凄さですよー。


ちなみにニールヤングはギタリストなのか?という質問が出そうですが、自分的には超個性的なギタリストであると思っております。


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ゲイトフォールドの内側、その後の再発では両側にレコの収納スペースがある普通の2枚組仕様に変わります。



話が「ならず者」から逸脱してしまいました。ところでこのロックの金字塔的な作品ですが、当初の評判はいまいちです。「ストーンズがこれでは困る」という文献も出ています。

しかし、80年以降そして2000年を超えた頃から「素晴らしいアルバム」と評価があがりました。確かに散漫な印象もあり、ブラウンシュガーのようなキャッチーな曲も無く、僕も以前はこれを聴いても全くイイと思わなかったのです。特に音が全体にモコモコしていて(確かにCDの通常盤は本当にこもって音が悪い)良く聴きとれないのです。

これはレイラにも言えます。そこでレイラ同様にCDのDEも買ったのですが、音がキンキンで、これじゃないよなー感がありました。そこでこの日本盤を聴いたところ音の分離が非常に良く「これだ」と思ったのです。
(しかしDEの未発表曲、及び未発表曲をテイラーも入れて再録された曲などは感動物ですけど)


録音は南仏のキースの自宅で行われますが、セックス、ドラッグ、ロックンロールを地で行く物凄い日々での録音でかなり難航したようですが、そのハチャメチャの中でのルーズで気だるいグルーブは、このアルバムを通し全体的に感じられます。

曲順です
A面
-1 Rocks Off
-2 Rip This Joint
-3 Shake Your Hips
-4 Casino Boogie
-5 Tumbling Dice
B面
-1 Sweet Virginia
-2 Torn and Frayed
-3 Sweet Black Angel
-4 Loving Cup
C面
-1 Happy
-2 Turd on the Run
-3 Ventilator Blues
-4 I Just Want to See His Face
-5 Let It Loose
D面
-1 All Down the Line
-2 Stop Breaking Down
-3 Shine a Light
-4 Soul Survivor


曲ごとでは長くなってしまうので、全曲は割愛しますが、面々ごとに少しだけ。

A面は一応ストーンズ王道路線。1、5の素晴らしさは言わずもがな。2はもうこのセッションの凄さを物語るなんでもありの曲ジミーミラーとスチェが大活躍。3~4も当初は良く分からなかった曲ですが、改めて聴くといろんな要素があります。

B面はこの頃流行っていたアコを主体としてます、レココレで萩原さんが「このアルバムのB面が判るか?」という記事を以前に書いています。このB面こそが後に再評価されたのではないでしょうか?

C面はキースの超代表曲から始まります、テイラーのオブリも最高!
今回、キースのギターに関する記述は省略します(誰でも知ってる事なんで)
-3はテイラーもクレジットされています。エンディングのギターとピアノの絡みは上級ストーンズファンにしか判らない凄さかもな(笑)

D面、昔はどーでもよかった面ですが、最近聴き直すにつれ最高のサイドであることに気づきました(汗)特にロバジョンの-2でのテイラーのスライドとミックのハープの絡みの凄い事。今ではこのアルバムの一番のお気に入りテイクになりました。
そして後に映画のタイトルにもなる-4、ここら辺のストーンズが気持ち良くなると他のアルバムも聞き方が変わって来る感じがします。


レーベルです。

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日本盤なので、特にどうという事は無いのですが・・・でも何度でも書きますが音は素晴らしいです。


ストーンズは特にアナログにこだわって集めている訳ではないのですが、テイラー在籍時のみは日本盤でいいので初回盤で揃えたいのです。(オリジが安ければそれにこしたことはない)他の年代はたいていCDで持っているのでねー

まぁロニーが入ってからはジャケ買い(買い直し)でサムガールズくらいまでかな。


購入レコ屋  ハードオフ岡崎店

購入金額   500円

参考文献   レココレ 「メインストリートのならず者」特集号









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by naruru-kato | 2018-01-06 08:18 | The Rolling Stones | Comments(6)

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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