アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:Van Morrison( 2 )

Van Morrison その2 His Band and the Street Choir

ヴァンモリソンの東海岸3部作と言われる最後の作品、通算ソロで(ワーナー時代)3作目となるストリートクワイヤー、1970年作です。前作からウッドストックに住むようになり、この地でザバンドらと親密にもなり、サウンドもかなり土の匂いがするアーシーな感じになっています。アルバムカバー、内ジャケともにこれまた雰囲気抜群のいかにもウッドストックっぽいというか、都会っぽさが全くなくアルバムのサウンドと統一されている気がします
大体、この人のアルバムカバーデザインは秀逸なものが多く(たまに訳わからんのも出ましたが)素敵な写真が多いのです。


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苔の生えた大木(だと思う)にアップのヴァンの顔をダブらせさらにヴァンの身体全体の写真も被せた見事なデザイン、カバーデザインはジャネットと書いてあります。もちろん奥さんの名前、しかし全体のデザインはまたもやボブカトーさん。


裏ジャケです、曲順とバンドのメンバーの写真。

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バンドのメンバーと顔はさっぱり知りません、調べれば分かりますが気が無いんで(汗

ゲイトフォールドの内ジャケ、バンドのメンバーを中心にいかにもファミリーと言う感じを打ち出していて素晴らしい、しかも少しテクスチャーがかっていて雰囲気も抜群です。この写真を見るとなぜかザバンドのミュージックフロムビッグピンクを思い出してしまう。



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このアルバムを最後にヴァンはウッドストックを離れ西海岸に向かいます(ザバンドのメンバーと同じように)


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ところでアルバムタイトルのHis Band and the Street Choirですが、彼のバンドは分かるとしてthe Street Choirというのは一体何の役目なのだろうか?バックコーラスは別にクレジットされているし?メンバーの中には奥さんのプラネットも入っている。直訳すれば「街の聖歌隊」というところですが、やっぱコーラス隊の一種なのだろうか?謎だ。

前作同様に結構売れて全米ではベスト40以上に上がります、何度聞いても深い味わいのある内容。
ちなみに彼のアルバムでは74年の MoondanceからVeedon Fleece までしか持っていませんが(Astral Weeksは探し中)この中では一番好きです(っーかほとんど甲乙つけがたいのですが)


曲順です
A面
-1 Domino
-2 Crazy Face
-3 Give Me a Kiss (Just One Sweet Kiss)
-4 I've Been Working
-5 Call Me Up in Dreamland
-6 I'll Be Your Lover, Too
B面
-1 Blue Money
-2 Virgo Clowns
-3 Gypsy Queen
-4 Sweet Jannie
-5 If I Ever Needed Someone
-6 Street Choir



A-1 ファッツドミノに捧げた曲です、テレキャスターっぽい乾いたカッティングがジョンホールっぽい。まぁウッドストックに住んでいれば自然と影響しあう事でしょうね。シングルで出て最大のヒットをしています。もちろんヴァンの代表曲です。

-2 続いてこの感動的な曲。この1曲聞くだけでも価値はあると言い切ります。前作のCrazy Loveの延長線上にあるような曲です。ヴァンのサックスも凄くイイ

-5 なんとなく、ここでのバックがStreet Choirなんだろうなーと感じるご機嫌な曲です。

-6 この後のアルバムからよく出てくる言葉でたたみかけるようなナンバー。もちろん何を歌っているのか判りませんが、ジーンとくる作品。Wikkによるとムーンダンス時のアウトテイクでその時は11分に及ぶ大作だあった。との事。是非ともそのテイクを聞いてみたい。

B-2 多少カントリーっぽいけどまたそれがいいんだな。アコの音も抜けが良くて気持ちいい。

-3 得意の(笑)裏声を主体とした曲です。サックスがここでも効いてます。

-4 快適なR&Bナンバー、もちろん奥さんの事を歌っています。

-6 アルバムのラストを飾るにふさわしくStreet Choirとじっくり歌い上げる曲です。


多少曲を省きましたが全曲素晴らし出来で飽きることは無いでしょう、このアルバムも前作同様にA面が素晴らしすぎる。




レーベルです、ワーナーUSオリジのグリーンです。
カタログNoはWS1884 マトは両面とも1E STERINGの刻印あります。



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実はこの盤はヤフオクで個人の出品者から落札したのですが盤の評価はVG++だったのですが届いて聞いた見たら傷が多いしプチノイズも酷くてどう考えてもVG-くらいだろう!と思うような酷い盤でした。文句を言いたいですが「私の評価ではこれはVB++です」と言われればそれまでなんで泣き寝入り。


ただし嫁用の安いプレーヤーでは傷はあまり拾いません。出品者のカートリッジは安物のチープな代物だったんでしょうな(泣)


購入レコ屋   ヤフオク


購入金額    2000円




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by naruru-kato | 2018-06-20 06:56 | Van Morrison | Comments(2)

Van Morrisonその1    Moondance

今回は、アイルランドの誇り、ヴァンモリソンの歴史的名盤である1970年発表のMoondanceです。
SSW好きな人でもこのヴァンモリソンは敬遠している人は少なくないと思います。
僕もそうでした(汗)

初めてこの人を知ったのは今から30数年前、高校の頃に映画館で観たザバンドのLastWaltzです、その時の印象は「なんか凄いけど、へんな人」そんだけでした、しかもロッカーにふさわしくない小太りだったし(笑)。だいたい映画もザバンドはそれほど知っている訳でもなく、クラプトン、ディラン、ニールが見たかったので行ったのです。


その後大人になりザバンドに傾倒し、カフーツで客演しているヴァンを聞き、アストラルウィークスのCDを買い聞きこみましたが、やはりなじめず。たぶん僕には無縁なシンガーだろうとずーと思っていたのです。

しかし、なじみのレコ屋でこのアルバムが安く売っていたのでブラックホーク99選にも選ばれているのでもう一度聞いてみるか。という感じで購入し、「めちゃくちゃイイやんけー」と超今更ハマりました(爆)。たぶん50代半ばにならないと聞けないのでしょうね(そんなことあるか?と昔からのファンには怒られそう)



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ザバンドの写真でおなじみにエリオットランディーの写真を使ったジャケ、デザインはやはりボブカトーさん。このころはウッドストックに住んでいましたからねー

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裏ジャケです、なんかかなり怒っているように見えます。まさに魂のロックシンガーという風貌の写真です。

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ゲイトフォールドの内ジャケです、奥さんのジャネットプラネットによる文章が書いてありますが、このアルバムの紹介なのか、ヴァンモリソンについてなのか、二人の馴れ初めなのか(笑) 英語分からないので把握できませんが。たぶん日本盤のCD買えば分かるのだろうなー。なんとなく興味があります。

曲順です
A面
-1 And It Stoned Me
-2 Moondance
-3 Crazy Love
-4 Caravan
-5 Into the Mystic
B面
-1 Come Running
-2 These Dreams of You
-3 Brand New Day
-4 Everyone
-5 Glad Tidings

A-1 ホーンとアコだけが目立ついかにもウッドストック風な幕開けのこの曲。
いきなりヴァンモリソンの世界に引きづりこまれそのままタイトル曲に

-2 ジャズ&ソウルのヴァン流解釈なのでしょうか、さらりと歌っていますが
このアレンジは本当に凄いです。わずか4:35秒の間で彼のやりたい音楽が完結されているような気がします。

-3 ジェシディビス、エミルーハリス等がカバーした有名な曲、ヴァンのファルセットの声がたまらん。最高です。

-4 僕が一番最初に聞いた曲、今じっくり聞くと、Aメロ、Bメロ、サビその後のCメロ?の展開力に圧倒せれます。ザバンドのライブでは完璧なホーンアレンジでしたがオリジナルのスタジオではそれ程ホーンが目立つ事もなくアコが逆にイイ感じで効いてます。

-5 これもイントロからアコが素晴らしい、すべてが素晴らしいA面ですが僕的にこの曲が一番好きです。中ほどからのホーンアレンジも見事です。

このA面はロック史上ベストA面のベスト10に間違いなく入る素晴らしい出来です。すべての曲が完璧のアレンジで収録されていると思います。

興奮さめやらんうちに裏返しましょう。

B-1 ピアノとホーンを中心とした快適なロックナンバー。

-2 これもいかにもウッドストック的なナンバー。

-3 じっくりと歌いあげます、その後のリッスントゥザライオンとかと同じタイ      プの曲ですかね。永遠に聞いていたくなるようなロッカバラードです。

-4 アイリッシュトラッド風な楽曲。これもイイ曲です。

-5 最後は快適なギターに乗って歌い上げるナンバー、ヴァンのこれまた完成形といえるナンバーで幕を閉じます。

B面は多少は弱い感じがしますがそれはものすごい高水準な話。SSWの資質としては最高水準であることは間違いありません。



レーベルです、残念ながらパームツリーのWマークがある70年後期くらいの再発盤、出来ればオリジナルのグリーンレーベルが欲しいです。
ヴァンモリソンの70年台のオリジナルはなかなかレコ屋で見かけることが無くて。

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ひとまず「ストリートクワイア」、「セントドミニクの予言」、「魂の道のり」。はオリジナルで買う事が出来ました、残りの(76年まで)数枚も謎のレコ屋さんに注文していますので今から楽しみです。
自分的にSSWはディラン、ニールヤング、JT、JBや無名アーティストなど聞いてきましたがヴァンが最後に辿りついたアーティストなのかもしれません。


購入レコ屋  SORC

購入金額   2000円程


















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by naruru-kato | 2017-07-09 11:04 | Van Morrison | Comments(4)

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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