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アナログレコード巡礼の旅

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The Kinks  について。

最近の僕は、ほぼレコード屋行くことも無くなり、それでいて悶々とすることもなく、家にある在庫のレコードを楽しんでいるのですが、

そんななかでも今年に入りで15枚くらいは買ったのです。

実は、The Whoに今更ハマってから「ブリティシュビート系」のバンドが凄く気持ちよく聴けるようになり、初期のストーンズ(これは昔から聴いてますけど)ゾンビーズ、スモールフェイセス、ヤードバーズ、などの安い再発など買ってます。

そーこーしてるうちに、今まで一切無視していた「やっぱキンクスも聴かなくてはいけないのか?」という疑問が頭に表れました。

ただ、このバンドはキンクスフリークの大先輩によると「泥沼にハマるから辞めなさい」と言われていて(笑

しかし、好奇心からSORCさんで1枚、入門用に安価なコンピ買ったのです。


The Kinks  について。_d0335744_16274704.jpg


知ってる曲は当然の「You Really Got Me」のみ。

少しこのアルバム聴いて耳均ししたのち、今度はユニオンで5枚組CDをこれまた2.000円ほどで購入

初めてユニオンでCD買ったかも(笑

The Kinks  について。_d0335744_16281854.jpg

しかし、このCDケース、パッケージから取り出すのが凄く怖くて、絶対にキズキズになりそうで、なかなか出せない。


まぁ、なんだかんだで、初期~中期の大方の曲を少しずつ覚えていったのです。


でも、この時点で泥沼にハマることもなく。「このバンドのどこがいいのか?」という感じのが強かったのです。

次にオリジナルはめちゃくちゃ高価なファースト、セカンドを買います。

The Kinks  について。_d0335744_16284939.jpg


勿論、再発盤と、日本盤です。
やっぱこの時代のブリティシュビート系は肩で風を切ったようなカッコよさがありました。

勢いで今度は中期の名作のこの2枚を。 

The Kinks  について。_d0335744_16293450.jpg


これはオリジナルだと双方とも8万くらいするとんでもない作品。勿論日本再発、とよくわからん重量盤。両方とも3.000円くらいです。

かなり期待して聴いたのですが、「Victoria」「Lola」以外は自分の琴線に触れることもなく (泣

あと100回くらい聴けば良くなるのだろうか?


そーいえば先の大先輩は「キンクスは良くなるまで時間かかるのです」と言っておられたな。


その後RCA時代の名盤「Muawell Hillbilles」のUKオリジナルをついにSORCさんで購入。これは6千円台だったかな?
日本盤とUKオリが同時に売っていたのでかなり悩んでUKをチョイス。

The Kinks  について。_d0335744_16303704.jpg

ジャケがいいし、最後の期待で聴きましたが、「今のところ可もなく不可もなく」

まぁ全部売ってもたぶん元は取れるだろうし、やっぱキンクスは自分には合わなかった。

と思っていたのですが、

この前、友達のレコ女子と遊んでて「たまにはミュージックファースト行こうよ」という事で2年ぶりに行ったのですが。

The Kinks  について。_d0335744_16321879.jpg

そこでこのUKオリジナル(3.980円)を発掘。

実はこの盤はリンクしてるある方が絶賛していて「1日一回聴かないと気が済まない」という程の事を書いておられたのです。


これが最後だ、この作品でダメなら完璧にキンクスは諦めようと!


最初は「この作品のどこがいいのだ?」という感じでしたが、我慢に我慢を重ね半月、毎日聴いていたら「あっ」という感じで突然凄く良くなってきました。


自分でも「何がいいのか分からないのですが、1日1回聴かないと気がすまなくなりました」

なんなんでしょうね? コレ???

どのジャケ見ても、いまだにレイデイヴィスとデイブデイヴィスの区別がつかないほどの初心者ですけど。

この後、さらにハマっていくのだろうか?  自分でもわかりません(笑


以上 近況でした、おしまい。





by naruru-kato | 2025-09-13 16:34 | ★ 番外編 | Comments(13)
Commented by リッキー at 2025-09-13 19:24
こんにちは

ブリティッシュ・ビート系でも、やっぱりアルバムでいいのは70年代なんでしょうか。この辺りは全く聴かないので、参考にしたいです。ちなみにキンクスは「ウォータールー・サンセット」が好きな程度しか知りません。ザ・フーもアルバムで名盤となると『フーズ・ネクスト』とかになりますから。

でもキンクス辺りだと手の垢に染まってない分、マニア心をくすぐる存在ですよね。自分も昔だったら、集めてみようと思うかもしれませんが、今は自分はアメリカン・ロックの狭いところくらいしか聴けないのが分かっているので、これからキンクス行くのは尊敬します。ちなみにゾンビーズはソフトロック的な側面だけ聴いたり、マンフレッド・マンもその後のメンバーのソロ活動はこっそりといいアルバムがあったりします。キンクスはやっぱり無理かな。
Commented by リッキー at 2025-09-13 20:11
今サブスクでキンクス聴いてみましたが、少し聴いたくらいじゃ良さが分かりませんね笑
自分で買わないとじっくり聴こうという気にならないからでしょうね〜
Commented by naruru-kato at 2025-09-14 05:14
> リッキーさん
コメントありがとうございます。
僕は60年代のビート系が好きです。Whoの70年代の作品も、スモールフェイセスの再結成アルバム、ハンブルパイは聴いても全然良くないのです。ストーンズは別ですけど。

キンクスも同じなのか、70年代のアメリカ史上狙った(アリスタ時代)は全く買う気も起きないです。

キンクス聴こうと思いましたが、当初あまりにオリジナル盤が高いので躊躇しましたが、安い再発、日本盤でいいか。という決断は早めに付いたので一気に揃ってきてます(笑

Commented by naruru-kato at 2025-09-14 05:15
> リッキーさん
再コメ ありがとうございます。
少し聴いたくらいでは「なんだこのバンド」くらいしか思わないですよね。

やっぱ我慢に我慢かさねなければ (^_^;。
Commented by 240_8 at 2025-09-14 14:00
キンクス、確かにあまりにも多くアルバム発表していて、結構深い沼っぽい(笑)。
私も「Village Green Preservation Society」しかレビューしてませんが。

>70年代のアメリカ史上狙った(アリスタ時代)は全く買う気も起きないです。

実は昔エキブロ仲間で「スリープウォーカー」をアイコンにしていた若い方が居たのですが、数年前に亡くなられました。
私自身は「スリープウォーカー」、熱心に聴いたことがなく、naruruさんの記事を拝見して、ふっとそのことを思い出しました。彼がなぜアリスタ時代のキンクスが好きだったのか、改めてちょっと聴いてみようかなと。
(私自身のリアルタイムのキンクスは「カム・ダンシング」だったりします)
Commented by rollingwest at 2025-09-14 14:11
久しぶりの更新ですね!キンクスってまだ英国四大ロックバンドなのに1回も取り上げていないんですよね! 今年生まれて初めてロンドンに行きテムズ川近くウォータールー駅で乗車したのですが、キンクスには「ウォーター・ルー・サンセット」というロマンティックな出会いを果たした若者の歌があったことに気が付き何か親しみを感じております。
(PS)9月末にレッド・ツェッペリンのドキュメント映画が公開されるのでツェッペリン特集(最終編)を掲載しましたのでまた覗いてみて下さい。
https://rolingwest.exblog.jp/33815268/
Commented by naruru-kato at 2025-09-14 18:09
> rollingwestさん
コメントありがとうございます。
英国4大バンドの一つなんですか!!
知りませんでした。
イギリス行かれたようですね。じっくり記事見てきます

ZEPも見てきました!
Commented by naruru-kato at 2025-09-14 18:13
> 240_8さん
コメントありがとうございます。

先ほどnoteの方で大先輩方コメントで「ドアを開けられましたね」とお褒め、というか、なんというかコメントいただきました(笑

でも、沼にハマるほどではないのですが(自分の今の感覚として)、この後ハマっていくのでしょうか? 怖いです (爆

「スリープウォーカー」 このまえユニオンで売ってましたが、一先ず購入は見送りましたが、少し気になります。
Commented by rollingwest at 2025-09-15 06:50
早速ZEP記事へのご来訪ありがとうございました。ちょうど今リバプールの「ビートルズ博物館」「マジカル・ミステリー・ツアー」観光バス周遊の記事を公開していますのでご覧になってみて下さい。
https://rolingwest.exblog.jp/33821529/
Commented by hanji at 2025-09-15 11:37
こんにちはnaruruさん

おーキンクスですね!
「Show-Biz」は不思議なアルバムで、このアルバムの良さを伝えるのは至難の技ですね。「ハデじゃないし何か分からないけど良い」と言う、キンクスらしいアルバムだなぁと思います。

もう聴かれてるかもしれませんが個人的には『Something Else』がキンクスでは一番凄いアルバムだと思ってます。
このアルバムも、私はしばらくさっぱり分からなかったんですが、これぞ才能の爆発でした。
このアルバムに入ってるイギリス史上、最も美しい曲とされる「ウォータルー・サンセット」だけでも素晴らしいです。
もし、キンクス聴かれ続けるのならレビュー楽しみにしてます。
Commented by naruru-kato at 2025-09-15 21:01
> hanjiさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
今日も「Show-Biz」「Muawell Hillbilles」を一回づづ聴きましたが、やっぱ「Show-Biz」のが断然良いです。ほとんど内容変らない気もしますが、不思議です。

Something Elseはまだ買ってません、買うとしてもオリジナルは無理なんで日本盤だと思います。音源はあえてYouTubeとかでは聴きません。レコードで最初に聴きたいですから。

キンクスのレコードレビューはかなり聞きこまないと厳しいので当分無理、または書けない。という感じでしょうか。
Commented by echigo-buta at 2025-10-03 22:42
こんばんは。KinksはオールCDですけどRCA期をメインにソコソコ持ってます(自分のブログでも2回登場)
ブリティッシュ・ビート路線でしたら初期(パイ)の数作品を押さえればよく、パイ後期〜RCA期はストーリー仕立てのコンセプト作品になって行きますのでなかなか面倒かも (;^_^A
アリスタ期は『スリープウォーカー』は初期に戻ったかのようなシンプル路線ですけど、それ以降はだんだんとアメリカ受けを意識し過ぎた方向性になっちゃいますのでお好みとはかなり異なるかもですね~。
ただ、同じアリスタ期でもライヴ盤『ワン・フォー・ザ・ロード』は案外マシかもしれません(当方は持ってませんが…(^^;)
Commented by naruru-kato at 2025-10-06 06:30
> echigo-butaさん
コメントありがとうございます。
パイ時期はオリジナル盤が高くて手出せませんので日本盤等、買ってますがそれでもなかなか出会わないです。

というか、僕自身がレコード買わなくなって、レコ屋にも行かないのでこれ以上増えないかもですね。最近では毎日キンクス聞いてます。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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