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アナログレコード巡礼の旅

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Neil Young その16    Trans

1982年に発表された、ニールヤング最大の問題作、または駄作。と言われてる通算13枚目のスタジオ作「Trans」です。

ゲフィン時代はわざと変なアルバムを連発しますが、これは極め付きです。なんとシンセサイザー、ボコーダーなどの電子機器をフルに使っています。クラフトワークからの影響を受け、さらには79年末に表れたわが日本のYMOの影響もあった事でしょう。

僕もリアルタイムでこれ聴きましたが、「ニール狂ったか?」という感じで大方のファンもそのように感じたのは言うまでもないです。

しかし、後年、ニールは、このアルバムは脳性麻痺で生まれつきしゃべることができない息子のベスとの、意思疎通ができるかもしれない。と思ってこのような電子音楽的なアルバムを出したのです。

詳しい事はWikiの「Trans」のとこを読めばしっかり書いてあります。

シュリンクついてハイプステッカーもついてるジャケです。

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センターラインで未来の道路、建物。過去の道路が同居しているイラスト。まぁこの時点でこのアルバムは少し変だぞ!的な(笑

このイラストの未来はちょうど今現在くらいの時代のような感じもします。

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裏ジャケは心臓の中にいろいろ基盤が取り込まれてるイラスト、これも左半分は普通の心臓の臓器、右はキカイダーのような部位。
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下に参加アーティストはクレイジーホースとニールのいつもの仲間。
ニルスログフレン、ベンキース、ブルースパーマー、ラルフモリーナ、ジョーララ、フランクサンペドロ(ポンチョ)、ビリータルボットです。

なぜこのメンバーでこのようなサウンドになるか?というと、ポンチョが「いつも通り普通に録音したのだけど、その後ニールが勝手にシンセとかボコーダー使ってオーバーダブしてしまった」と嘆いてます。



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インナーはボコーダー使ってるニールの変な写真と、裏は歌詞カードです。

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Impression
出た当初すぐに買ってすぐに売ったこのアルバム、実は今回、何年振りかでオリジナルを買って、じっくり何度も聴くと、これ結構イイかも。となってきてます。ニールの私的ベスト10には入りませんが15位までなら入れます。
ボコーダー使った曲もメロディ自体は悪くないし、その後アコで再演される「Transformer Man」などは名曲の部類だし、バッファロー時代の「Mr Soul」もかなりイケてます。合間に普通の曲調も入るので案外楽しめます、あくまで今となっては。ですけど。
たとえ悪いですが「けがの功名」的な(笑

My Favorite Songs
Little Thing Called Love
オープニング。いかにも普通にニール風ロックンロール、ベンキースのスチールが曲を引っ張りますが、サビの感じがいくぶんテクノっぽい味付け。たぶん少し加工してるかも。

Computer Age
完全なるコンピューターソング。これは間違いなくドラムスは打ち込みでしょう。


後にアンプラグドで再演されたときは、これって名曲だったのか!と思ったものです。素材(メロディ)がイイのでしょう。

Hold On To Your Love
バックの演奏はコンピュターっぽいですが、ニールの声は普通です、各面1曲目はマトモにしているようだ。


Mr Seoul
ことあるごとに再演されてるニールのバッファロー時代の曲もコンピュータ化。案外上手くハマってりしてます。





Label
ゲフィンのオリジナル。カタログNoはGHS-2018 マトはいろいろ刻印があってよくわからないですが一応A面、RE2-SH2 B面、RE2-SH1 となってます。
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この後さらに、オールディズ、怒カントリーのアルバムを出してゲフィンを怒らせるニール御大です。

ニールの作品はこの後も何作も出るし、自分もかなりの枚数まだ残ってますが、この次の投稿でニールの長かった旅は終わりにします。

最終回は何になるかお楽しみに。たぶん8月頃までには投稿します。


ところで、ニール御大、先ほど調べてたら年末までのツアーの予定がぎっしり入ってました。ディランと同じようにまだまだ続けるようです。

日本には来ないのかなー? 



by naruru-kato | 2025-04-12 05:35 | ● Neil Young | Comments(6)
Commented by at 2025-04-12 06:37
まさに今となっては、ですね。笑
リアルタイムで聴いてたら
ブチギレてたと思います。
ニールもついに最終回ですか。
Silver & Goldとかやってほしいですね、
レコード出てるのかすら知りませんけど、、
Commented by naruru-kato at 2025-04-12 08:43
> 希さん
おはようございます。コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、今週結構聴きましたが、「これ結構いけるゾ」という感じでした(笑


ニールの旅も終わりに近づきました。「Silver & Gold」はレコードで持ってます。
違う作品が最終回のつもりでしたが、せっかくリクエストしていただいたので、気が向いたら「Silver & Gold」も書きますね。
Commented by 240_8 at 2025-04-12 23:10
1982年のニール。この時期、私は洋楽にかなりハマっていた筈ですが、このジャケすら記憶にない(笑)。当然中身も知らない。
70年代中盤以降のニールって、どうも掴み所がなく…。なんとなく熱心に聴いていない偉大なアーチストの一人。
まだ精力的にライヴ活動やっているんですね。来日したら行きたい!
あ、確か最近70年代末に収録していたカントリーアルバムが発表されていましたが、あちらはじっくり聴いて、いいなあと思いました。
Commented by naruru-kato at 2025-04-13 08:27
> 240_8さん
おはようございます。コメントありがとうございます。
確かにこのジャケではニール作品とはわかりませんね。

おっしゃる通り、この時期のニールはそんなに聴く必要ないと思います。ただしこのアルバムやこの前に「ディスノットフォーユー」などは別の意味で面白いかも。

自分の場合、最近のニールの新譜、アーカイブは追いかけ辞めました。キリがないので(笑
Commented by ハリジョージスン at 2025-04-13 17:01
このアルバムは当時のレビューを見て聴くのやめた記憶ある。今改めて聴くと「イケるやん」と思えてしまう。この人の書くメロディーは本質的には優しいのでアレンジが違えど聴けるんだよなぁ。前回のヴァンでもコメントしたようにこの人も、色んなアイディアが常に湧いてきてそれを表現したくてしょうがなくなるタイプだと思う。それか単に気まぐれオヤジなのか(笑)。普段行動を共にするのには面倒くさいタイプかも(笑)。そうですね~来日してくれないかな~。日本をどう思ってるんだろう?「富士山とか日本の桜を見たくなったやで」みたいな理由でイイから来てくれんかな~。

以前ジョージがニールを嫌ってるってコメントしたかもだけど、こんなのを・・・https://www.youtube.com/watch?v=1dPTAhCDjmA この方のチャンネル、おもろいです、海外の記事を参考にされてるようですが話が深い!

あとリトルフィートが新譜!出して何曲か聴いたけど、やっぱエエわ~。モチロン、ローウェルの頃のサウンドではなく、「Let it roll」の頃に近いと言えば近いですが、結構好きだったので・・。フィートも来日してくれんかなぁ。今年は新譜に合わせてUSA周るみたいですが来年あたり来てほしい!テデトラも頼む!観光気分でエエから(笑)
Commented by naruru-kato at 2025-04-13 19:11
> ハリジョージスンさん
こんばんは.コメントありがとうございます。
ニールの場合、基本的にメロディが良いので行けるんでしょうね。
一応コンサート日程見てましたが、ヨーロッパは行くけど、アジアは来ない感じでしたね。
でも、クラプトンなんか3万超えてるし、ニールもそのくらいだと思うと躊躇しますね。

YouTubeはあとで見てきます。

リトルフィートって今誰が居るのでしょうか? もう最近の情勢ついていく気ないので全然知りません。まぁビルペインさえいればフィートでしょうけど。

テデトラはそのうち来るかも。今度は全公演追っかけですね(爆

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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