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アナログレコード巡礼の旅

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Grateful Deadその 6   Blues For Allah  

今週は毎日夜勤。オールナイトロングな生活を続けているnaruruです。

これが馴れてくると結構楽しい生活で、毎日正午頃起床して(大抵道路工事の音で目が覚める)レコード聴いたり、ゴルフショップ&練習に行ったり、なかなか日中暑いのでランは無理でしたけど、平日の日中は何かと空いてますので楽しめました。まぁそれも今日で終わりです。(レコ屋廻りは行ってませんけど、というか行くが気おきない)


本題です。
グレイトフルデッド(以下デッド)がワーナーを離れ自らレーベルを作るも、僅かにスタジオ作は3枚で頓挫しますが、このアルバムはその最後の作品で1974年8月発売、通算で8作目(ライブは除く)。

自分的にはこの時期のデッドはかなり気に入っていて、サイケ風味も、アメリカのルーツミュージックも消化し、独自の気持ちいいクリアートーン路線(笑)これこそデッドだ。という感じの作品ばかりなのです。デッドの全作品でこの「アラー」がベストだ!。という評論家もいます。

という事で前作の「火星ホテル」はイマイチ聞き込み不足なので先に今回の「アラー」を紹介します。



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デッド知らないヘビメタ系の人にこのジャケ見せたら、間違いなく「期待満載のメタルバンド、グループ名もメタル風」と思われるジャケ。
白髪の骸骨(この時点で異質)がサングラスかけ、バイオリン弾いてるこの絵はPhllip Garrisと言う人の作品でボブウェアのバンドでも描いてます。
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裏ジャケはメンバーの石像風イラスト、上段左からキース&ドナゴッドショウ、フィルレッシュ、下段左からボブウェア、ジェリーガルシア、ビルクルーツマンです。ここにはミッキーハートは描かれてませんが、このアルバムから復帰してツインドラム体勢です。

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ボブウェアの別バンド「king Fish」と並べてみた。関連性がありそうでなさそうで(笑)


実は今日初めて知りましたが、ジャケの中に前のオーナーが書いたらしきイラストが入っていてビックリ

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イラストの骸骨は結構可愛く描かれてます(笑)


ところで、なんで「アラー」なのか?というと、この時期デッドは本気でエジプトでコンサート開催を目指していて、その収益をチャリティ及び寄付に回すことでエジプト政府と合意し実現します。が、ピラミッドの前の砂漠での特設会場のお客は政府関係者、エジプトまで遠征できるお金のあるデッドヘッズ、くらいであとは勝手にはいってくる現地のジプシー的な人だけでガラガラで、演奏の方もダラダラで最悪のライブであった。と本に書いてあります。デッドの場合ブートはどれだけでもありますから、探せば聴けると思います。

Impression
「火星ホテル」の後、1年間ツアーの活動停止し、lこのアルバムで復活。内容は1曲目からポリリズムと変拍子の見事な演奏が繰り広げられ、一気にデッドの世界に引きづりこまれる。そこにツインドラム。さらにキースのキーボードとドナのコーラス。まさに円熟味を増している。としか言いようがないです。特にA面が素晴らしいです。B面に関しては得意の「お経(笑)」のような作品もあり難解なところもあります。


My Favorite Songs
Help On The Way / Slipknot !
ガルシアの「なんなんだこのフレーズ?」という感じのいかにも中東的音階にフィルがグルーブ感満載のベースで応戦、その隙間をウェアがリズムギターが切り裂く。こんなカッコいいオープニングはデッドではそうそうないです。そのままの流れで次の曲に入っていきます。

Franklin's Tower
さらに3曲目も同じ流れ。ここまでで既にノックアウト。この流れはライブでも使われていて、デッド中期の傑作といえます。デッドらしいチャカポカした演奏はトリップできます。

King Solomon's Marbles
フィル作、7拍子のフュージョン系のインスト。緊迫感溢れます。ここでもガルシアの音階はかなり異質に聴こえる。

The Music Never Stopped
ボブ作のファンキーな楽曲。ボブとドナとのツインボーカルも見事。

Blues For Allah ~ 
最後は12分に及ぶ「お経的」な組曲的なタイトルナンバー。中間部が中東風インストで最後はまた「お経的」。一応タイトル曲なのであげましたが。どーなの?って感じ。サウジアラビアのファイサル国王急逝によって作られたらしい。

Label
グレイトフルデッドレーベル、裏表で違います。カタログNoLA494 マトは不明。  

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配給元はユナイテッドアーティストです。 裏側は両面の曲名とか。イギリス盤で多い仕様。

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この後デッドはそこから売れ線狙いのアリスタに移籍。やっぱ自分的にはもの凄く良くない作品連発(泣)すべてスタジオ作ありますが、なかなかターンテーブルに乗る機会が無いです。


最後にどーでもいいことですが、

先日ブツク〇フプラスになにげにゴルフクラブ見に行ったとき、デッドのTシャツ来ていたのですけど、なんか僕の方をジロジロ見るヤツが居て、そのうちツカツカと近づいてきて「僕、ここの店長ですけど、そのTシャツ売ってくれませんか?」と。

僕は「えっー、いくらで買い取るん?」 店長「5.000円は出します」 

確かに壁に掛かってる「デッドTシャツ」12.000円のプライス。  僕は「もう少し着たらねー」と逃げてきました(笑)

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この時、気になったのですが、デッドのイントネーションを「ッド」の部分を上げるような感じで発音する人が多くて(文章でこれを表すのが難しい、口で言えば簡単なんだけど) 特にアパレル系の「デッドTシャツ」を扱ってるお店の若い人はみんなこの発音です。


なんか凄く違和感ありありで嫌なんですけど。

by naruru-kato | 2024-09-14 06:00 | Grateful Dead | Comments(6)
Commented by 240_8 at 2024-09-14 07:49
おはようございます。
あ~、確かにデッドは聴いてないですね~。
もちろん何度かチェック済ですが、不思議とハマってないんですよね。
あと「グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ」って本も読んでますが…。

こちら、1974年発表ってことは、私の好きな時代の音ですが、ジャケすら見覚えない(苦笑)。
でも結構良さそうですね。じっくりチェックしてみます。
デッドは活動期間が長すぎるのです、どこから手を付けていいのか分かりませんが、やっぱりこの時代がいいんですかね~。
Commented by naruru-kato at 2024-09-14 23:50
> 240_8さん
こんばんは、コメントありがとうございます。

デッドって僕の場合、ある日突然(最後のライブアルバム聞いた時)ハマったんです。
それまでは何がいいのかサッパリわかりませんでしたけど。

その本も読みました。よくわかんなかったです(汗

デッドはこの時期の3枚が一番わかりやすいかと思いますよ。
初期はサイケすぎてよくわかんない、アリスタ期はいい曲もありますが、変にコマーシャルっぽくて。

ハマると抜け出せない人も多いです。ガルシアのギターのクリアートーンが気持ちよくなってきたらもうハマってますね(笑
Commented by hanji at 2024-09-15 00:23
こんにちはnaruruさん

30年ぐらい前の私が若い頃から「ッド」の部分は上げて発音してました。私の友人が海賊盤を集めまくるかなりのデッドヘッズだったんですが、そいつもその発音でした。もうこの頃からダンシング・ベアなどでファッションとしても認知されてましたからねぇ。
このアルバムは私が最初に買ったデッド(↑)のアルバムです(笑)。B面がおどろおどろすぎて最初はかなりキツかった記憶があります。でもいろんな要素があって傑作ですよね。

偶然にも私も近日中にデッドのアルバムあげますのでお暇な時にお読みください。
Commented by リッキー at 2024-09-15 08:23
おはようございます。

デッドTシャツをお持ちなんですか。他の人が欲しくなるほどの柄なら私も気になります。いいですね。

おっしゃるとおり、デッドレーベルの頃のアルバムは、デッドの気合も違うのか名盤揃いですよね。(あくまでデッドの中では、という意味です)

実はこのアルバム発表時のライヴ盤が出ていて、非常にカッコいいです。『One From The Vault』という、LPだと3枚組の大作です。ビル•グラハムのメンバー紹介で始まっているのですが、そこがオールマンのライヴを彷彿とさせます。KINGFISHまで揃えていらっしゃるなら、既にお持ちかもしれませんが。

デッドのイントネーションの件、嫌ですね〜。ファッションやイメージでデッドを聴いている輩に多い気がします。

そういえば、リヴォン・ヘルムもデッドを誤解していた一人で、サイケ野郎だと思っていたのが、実はルーツ音楽的なところを知ってからは、「なんだ、俺たちと同じか」と180度態度を変え、後年はデッドの曲をカヴァーしたりしています。ワトキンス•グレンで共演してるんですけどね〜。
Commented by naruru-kato at 2024-09-15 10:02
> hanjiさん
おはようございます、コメントありがとうございます。

>30年ぐらい前の私が若い頃から「ッド」の部分は上げて発音してました

そーなんですねー。いろいろ考えましたが(考える程でもないけど)グレイトフルデッドとフルネームで言うときはやっぱ最後は↓の発音が正解だと思うのですが、デッドだけだと↓も↑も有りだろうな?とも思えます。
たぶん、アパレル系の店員は音聴いたことないのにファッションだけでデッド語ってるので、そーなるのかなー? まぁデッドとしてはキャラクターだけ一人歩きしてるのも悪くない。と思ってるかも(笑)

このアルバムが最初ですか!それは凄い(笑)
実は僕の最初は「 Aoxomoxoa」でした。それがいけなかったです。

記事楽しみにしております。
Commented by naruru-kato at 2024-09-15 10:14
> リッキーさん
おはようございます、コメントありがとうございます。

デッドTシャツの写真も記事にあげるつもりでしたが、忘れてましたので後で上げときます。

この時期について同意頂いて嬉しいです、「火星ホテル」も聴きこんで早く記事にします。

「One From The Vauld」はCDで持っています、レコードでは見たこと無いです。
あのビルのメンバー紹介カッコいいですよね。まさにオールマンの後期のライブも同じです。

あの紹介の後イントロ来るとこ、両バンドとも最高です。

デッドってスカル&ローズ、デッドベア、テラピンなどキャラが独自に一人歩きしていて、これはもしかしたら戦略的なのかも?と考えてしまいます。デッドTシャツ来てる若いヤツなんて「グレイトフルデッド?なにそれ?」って絶対に言いそうですもんね。

レヴォンもワトキンスで和解したのでは?オールマン+デッド+バンドでのジャムセッションしてますから。そーいえばフェスティバルエキスプレスでも同じでしたね。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


by naruru
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