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アナログレコード巡礼の旅

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The Rolling Stonesその8    Aftermath

自分はビートルズ、初期のストーンズ(最近はThe Whoも)は是非ともUKオリジナルのモノ盤で揃えたいと思ってますが、その予算は(できれば)3~5.000円くらい。

中古相場を舐めてる予算ですが、ビートルズはSGT以外は大方この予算でイエローパーラフォン揃いました。(ほぼヤフオク・・美品多い)
ストーンズはまだまだUS盤の方が多くて今後の課題なのですが、ストーンズ、The Whoに関してこの予算では難しいです。

このアフターマスも大昔に日本再発盤、その後2.000円くらいで買ったUS盤の所有でしたが、やっぱUK盤のがジャケもいいし、モノで欲しいと思っていたのです。

1年半くらい前ですが、新栄のR店で店主がイギリスで買い付けした「Aftermath」が出ていて(ここは値段がわからない)お店に行ってプライス見て「あぁーやっぱぁ無理な金額だ」とがっくり。

その後店主に「AftermathのUKオリ、monoで5.000円くらいで無いですかねー」。と愚痴った所、奥の隠し棚から「これなら英世もう一枚+で売るけど、但し傷は多いよ。でも、針飛びは無いし、結構聴けるよ」と言うことでその場で試聴。確かに目に見える傷は多いが、なんとかなりそうなので連れてきました。

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紫ベースのハーフシャドウが、かなりカッコイイオリジナル盤。

ストーンズの名前は無くてタイトルの「Aftermath」のみ。タイトルに影が付いた「シャドーカバー」というのもあるのは有名(決してファーストプレスでは無いらしい)

裏ジャケです、裏はコーテイング無いので結構汚れてますが、デッカ、ポリドール系はたいていこんなもんです。左端はセロテープで補強してありました。

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メンバーの集合写真ではブライアンがいかにもリーダーっぽい場所にいる。

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このようにショッキングな傷が多いですが、思ったほどノイズも少なく、充分に聴ける個体です。


ブルースだけやっていればいいのだ。というリーダーのブライアンを無視して、このアルバムから初めて全曲ミック&キースのオリジナル作品です。ブルースのカバーだけではビートルズと差が付くし、先行きもしれてる。とミックとキースは思っていたのでしょう(たぶんそんなとこだろう、すべて自分の推測)

と言うことで、ここからブライアンの影が薄くなりギターの比重はキース一人になっていきます。ブライアンはマリンバ、シタールなどで個性を発揮しようと思ったのか、いろいろやり出します。曲が作れない人の典型的な抵抗(これも推測・・・笑)

Impression
まだまだ、曲に関しての凄み(キースのコードリフとか)は全く無いですが、かなりポップな曲調も多く、バラード有り、自作のブルースあり、ヤバい歌有り。と今までのアルバムでおこなってきた事をキッチリベースにオリジナル曲で勝負かけてきた感じがあるのですが。先に述べたブライアンのいろんな楽器を操ってるので曲の幅が広がっているのが災いして、音楽が変になってる気がしないでも無い(笑) 
今までは12曲しかアルバムに入れてませんが、今回は14曲、しかも10分越えの長尺曲もあり、レコードとして限界ギリギリの収録です。

My Favorite Songs
Mother Little Helper
ボーカルから入る少し歌詞がヤバい曲。シタール風のギターがかなり怖く、オープニングからこのアルバムは今までと違うぞ的な。

Lady Jane
アルペジオが美しい渾身のバラード。初期ではピカイチかな。その後「Ruby Tuesday」「She's A Rainbow」と繋がっていくのですね。

Under My Thumb
81年のライブでのオープニング曲。あれは意表を突いたけどカッコよかった。かなりマリンバの音が効いてます。

Out of Time
ここでもイントロにマリンバ、これも今までのストーンズとはかけ離れてて、中間部の「パッパッパッ」というコーラスとか。草津節の「チョイナチョイナ」みたい。でもお気に入りですけど。

ちなみにUS盤の収録曲はオープニングが「黒く塗れ」これだけでもかなりイメージが変ります。しかもUnder My Thumbとか、Out of Timeとか削られ、ジャケも良くなくてイマイチかな。

Label
デッカのオリジナル。マルーンのオープンデッカです、微妙にフォントが違うのが多く有り、この個体は多少レイトです。
カタログNoはSKL-4786、マトはA-5B B-3Aです。


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この後、また少し迷走するストーンズです。「Between The Buttons」「Their Satanic Majesties Request」はUS盤しか持っていないので、是非ともUKに買い替えたいのですが、これがまた難攻不落の金額。

その後のロック史上の名盤でもある「Beggars Banquet」「Let It Bleed」のUKmonoに至っては開いた口がふさがらない絶対無理なプライス。

やはり、この辺りはUSステレオ盤で我慢するしかないのですね。(( ノД`)シクシク… 。
by naruru-kato | 2024-03-30 00:00 | The Rolling Stones | Comments(8)
Commented by hanji at 2024-03-30 01:07 x
こんにちはnaruruさん。

『Aftermath』はさておき、『Beggars Banquet』のモノラル盤は「悪魔を憐む歌」だけはオリジナルのモノラル・ミックスですが、それ以外はステレオを単純にモノラルにミックスしたもの、『Let It Bleed』に関しては全曲ステレオを単純にモノラルにミックスしたものだそうです。
嘘やろ・・・と思い『Let It Bleed』のステレオ盤をモノラル針で再生すると全くと言って良いほど一緒の音が出ました。
絶対的な証拠はないのですが、『Let It Bleed』のモノラル盤はバカ高なので、大枚はたく価値あんのかなぁ、と思ってしまいます。
Commented by 240_8 at 2024-03-30 22:56
こんばんは。
初期ストーンズの名作ですね。
確かに「Mother Little Helper」のシタールは怖いですね(笑)。ベースも怪しげだし、ある意味、カッコいい。
「Stupid Girl」のオルガンとか、「Lady Jane」のギターとか、いろいろ出てくるマリンバとか、ブライアンのアイデアですかね。
ブライアンのアイデアも開花してきた名盤。この頃のストーンズも好きですね~。
Commented by naruru-kato at 2024-03-31 17:06
> hanjiさん
こんにちは、コメントありがとうございます。
またまた、貴重な情報ありがとうございました。
以前にジャズ喫茶のマスターにモノラル盤をステレオ針はいいけど、ステレオ盤にモノ針はNGと言われたことあったので、そんなことしたこと無かったのですが、先ほど実験してみました。

自分の耳ではよくわからなかったですけど、やっぱ『Let It Bleed』はUS盤がいい音してるなー。と思いましたので、これで上がりです。(^_^;。

ところで、The Whoのファーストですが、昨日SORCさんでオリジナルを初めて、両面聴いてきました。(今まで聴いたこと無かったのです)
が、音、以前に楽曲がイマイチ自分に合わなくて、これなら再発でいーか。という結論に達しました。「My Generation」「Kids A Allright」ともどもベストで聴けるし。

クイックワンのUKオリを全力で安く探します (笑)
Commented by naruru-kato at 2024-03-31 17:11
> 240_8さん
> 240_8さん
こんにちは、コメントありがとうございます。
あっやっぱ、あれシタールでしたか((^_^;。 クレジットにシタールの文字が無かったので自信なくて、ギターと書きました。

おっしゃる通りブライアンのアイデアは面白いと思いますが、ブルースの人がどこに向かって行こうとしたのか?考えると面白いですね。

次は「Their Satanic Majesties Request」になりますが、書けるかどうか?疑問です。
Commented by rollingwest at 2024-04-02 06:11
ストーンズの歴史も着々と来たつもりですが、60年代初期はごった煮・一絡げにしてきてアルバム別整理をしたことがありませんでした。こういう記事を拝見しますと、自分もまだまだ勉強が足らないと反省します。
Commented by naruru-kato at 2024-04-02 19:47
> rollingwestさん
こんばんは、コメントありがとうございます。

60年代は僕もそれほど興味なかったのですが、結構面白いですね。特に初期が。
Commented by lts at 2024-04-03 06:31 x
オ~、名盤 Aftermath!

自分のブログで以前記事にしたことがあるんですが、Decca & Decca 系列のマト末尾が"W" のレコ(主にSTEREOに多し) は避けた方が良いです。Decca スタジオでカットした"W" (=Harry Fisher氏)の作品は、自分の持っているレコを聴く限りとにかく音が悪いので。いわゆる音の『引きこもり』みたいな感じ?ですかね。

naruruさんが購入された MONO盤は、末尾A面”B" & B面”A"なので、”W"氏と違う別のエンジニアが別々にカットしたと思われます(多分、A面とB面で音の質感が違うかもしれません)。

私はこの”W"氏がカットした音の悪い、いわゆる『Wの悲劇盤』を沢山持ってます。naruru さんが購入された盤をカットした2人のエンジニアの腕が良いか悪いか不明ですが(でもB面担当の"A"氏は腕が良いはず)、多分 STEREO盤を両面カッティングした”W"氏よりはずっと良いと思います。私はそれくらい、この『Wの悲劇盤』を毛嫌いしているのでした(笑)。
Commented by naruru-kato at 2024-04-03 11:24
> ltsさん
こんにちは、コメントありがとうございます。
詳しい情報ありがとうございます。
Wの悲劇 そんなの知りませんでした。ステレオはそんなに音よくないのですね。

この盤は特に音がイイとは思わないですが、一先ず他のマトとか集める気は無いので、これでヨシという感じです。 

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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