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アナログレコード巡礼の旅

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Warren Zevon その3  Excitable Boy

ウォーレンジヴォンのアサイラムからは二枚目、通算サードアルバムの「エキサイタブルボーイ」です。

メジャー1stアルバムからリンダが4曲もカバーとして取り上げ、一躍「玄人」には人気出て、ミュージシャンも絶賛しますが、商業的ヒットは僅か。

しかし、このアルバムから「ロンドンの狼男」が全米21位のスマッシュヒット。このアルバムも8位で100万枚の大ヒット。

前作ではハードボイルドSSW(こんな言葉ないけど)的な統一感もあったが、このサードではバラエティにとんでる作風で全く飽きがこないアルバムです。


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これでも食らえ!!という感じのアップ写真。結構カワイイ顔です。今更気がつきましたが、本人のロゴがアサイラム時代はすべてこの字体で統一されています。


裏ジャケは何故かスーツ姿で体育座りがノホホンとさせます。これもわざと何か意識しているのでしょう。

右のクレジット見ると、ゲストが凄まじいです。


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ギターにワディワクテル、クーチ、ベースがボブグラブ、リーランドスカラー、ケニーエドワーズ、ドラムス、ラスカンケル、リックマロッタ、TOTOからジェフポーカロ、サックスのジムホーン。そしてフリートウッドマックから、ミックとジョンマクヴィー。


男性コーラスはThe Gentleman Boysというユニットですが、そのメンバーはジャクソンブラウン、JDサウザー、ホルヘカルディノン、ワディ、ケニーというそうそうたるコーラス隊なのです。

女性コーラスは、リンダ、カーラボノフ、ジェニファーウォーレンスなど。

なんという贅沢な布陣なのだろう。まさにLAの有名どころ全員集合的な(爆)


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拳銃とサラダのインナー。この人ほどピストルが似合うSSWは居ません、次の作品も同じように出てきます(自動小銃っぽい)


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非常に見やすい歌詞カードです。


Impression
自分的にとにかくA面が凄くいいです。こんな豪華過ぎるゲストに埋もれてしまい、本来の自分が出せない人も居るだろうけど、ウォーレンはあくまでウォーレン。
ゲストなど眼中になく自分のドスの利いた声、シニカルな曲調。あくまで自分的な想像ですが、例えばジャクソンのコーラス隊、リンダ達はみんなウォーレンの作品に参加したくてノーギャラでやったのではないだろうか? ふと、そー思いました。
プロデュースは勿論ジャクソンとワディ。

My Favorite Songs
Johnny Strikes Up The Band
オープニング曲、バンドやろうぜ的な曲です。ワディのリードギターのトーンがとてもイカしてます。

Roland The Headless Thompson Gunner
デビットリンドレーとの共作(セッションにはクレジットない)、次作の「Piay All Night Long」につながる曲です。各地の紛争に参加したローランドという架空の人物の事を歌ってます。歌詞もガンとか、パレスチナ、レバノンとか出てきてき生臭い歌詞です(内容は解りませんが)。1回だけThe Gentleman Boysが対旋律でコーラス付けてるところがクライマックス。めちゃカッコいい。

Excitable Boy
タイトル曲、快適なロックンロール。サックスがストーンズ的(ジムホーンなんで当然か)。ウーアーハモのリンダとジェニファーが凄くいかしてます。 冒頭の3曲で決まりです。

Accidentally Like A Martyr
邦題は「巡礼者のように」ここでもカーラボノフとコーラス隊が見事にハモリ、ウォーレンの終始同じ旋律が流れるピアノが美しい。

Lawyers Guns And Money
ラストソング、イントロがいかにもウォーレンっぽくてイイです。邦題はそのまま「弁護士と銃と金」凄いタイトル。リックマロッタのドラムスがビシバシ来ます。


Label
オリジナルのアサイラムのクラウズ。カタログNoは6E-118 マトは両面3でした。 

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実はこのアルバム数年前にある個人店のレコ屋で4000円程で売られていて、ウォーレンジヴォンでこの値段は無いだろう。と躊躇してました。

その後、USオリがなかなか出会えず、昨年末ようやく栄のレコ屋で見つけたのですがプライスは800円、ウォーレンジヴォンでこの値段は無いだろう(笑)と、逆に安すぎて憤慨しますが、レコ引いた瞬間に「ヤッター」と速攻で小脇に抱えレジに向かうのでした(爆)

安けりゃイイってもんでも無いけど、ジャケもレコの状態はEX。やっぱ安けりゃいいのです。


個人的にはウォーレンジヴォンは2500円くらいが妥当だと思うのですが、まぁーいいか。



by naruru-kato | 2024-02-10 07:00 | Warren Zevon | Comments(8)
Commented by 240_8 at 2024-02-10 07:17
おはようございます。
ウォーレン・ジヴォン、殆ど聴いてないんですよね。なんとなくエキセントリックなイメージがあったので。
本作は1978年の作品なんですね。ウォーレンってもっと前の人かと思ってました。しかもジェフ・ポーカロまで参加しているとは。
サブスクでチェックしましたが、あの時代のウエストコーストロックですね。アンドリュー・ゴールドっぽい感じが好みです。声はやっぱり肌に合いませんが(笑)。
でもこのアルバムはいいですね。
Commented by ハリジョージスン at 2024-02-10 10:49
うぉぉォ~! レン・ジボン!来ましたね~。過去記事でも挙げられてたんですね~さすがです。

ウォーレンの魅力は、毒のある、ハードボイルドな歌詞、時に優しく切ない歌詞、シニカルだったり自虐的な歌詞……。
J.Bは、人の深層に潜む闇のような気持ちを曲で表現するウォーレンに魅力を感じたんだと思う。やりたいんだけど自分には出来ないことを、ウォーレンは再現してくれてる…そんな感じ……。このことは、J.Bに限らずで何故、これだけの大物、著名ミュージシャンが彼のもとに集うのかが、証明していると思う。
ひねた言い方ですが、いわゆる大衆には知られたくないミュージシャンだなぁ(偏屈…) あまり対訳してるブログとかないのが残念…。オレ、ヤロウカナ…(小さい声…)

「…狼男」 イントロのキーボード、キッドロックの「All Summer Long」でサンプリングされてますねぇ。ほんでレイナードスキナード「Sweet Home Alabama」にも繋がってるんですよね。 確か、ウォーレンは曲名忘れたけど、レイナードスキナードのことも歌ってたなぁ。
Commented by naruru-kato at 2024-02-11 13:41
> 240_8さん
こんにちは、コメントありがとうございます。
おっしゃる通りウエストコースト系の中でエキセントリックですね。際立ってると思います。

他の作品ではルカサーも参加していると思います。
アンドリューゴールドは聴いたことないのですが、同じ感じならば聴かなくては(レコードはしょっちゅうであいますので)
ウォーレンの声ってハマる人とダメな人に分かれると思います。僕も昔はNGでしたが、最近はハマってます (^_^;
Commented by naruru-kato at 2024-02-11 13:47
> ハリジョージスンさん
こんにちは、コメントありがとうございます。

ウォーレンの魅力。おっしゃる通りすべて当てはまりますね。誰も彼のような歌はつくれないのでは?と思ってしまいます。JBでは絶対に無理(笑)

対訳お願いしますよ。日本盤まで買う余裕ないので是非とも(爆)

レイナードの事は次作の「Play It All Night Long」で出てきます。
「死んだバンドのスイートホームアラバマを夜通し流してくれ」ってな歌詞ですが、凄い事歌うよなーこの人って感じです。
Commented by rollingwest at 2024-02-15 08:40
ウォーレン・ジヴォンって知らないなあと思ったら「ロンドンのオオカミ男」を歌っていた方なんですね!懐かしい~、ア・ウォ~、なんかお茶目で好きだった曲です。思い打出させてくれて感謝です!ニール・ヤングやブルース・スプリングスティーン、ジャクソン・ブラウンなど多くのアーティストに影響を与えていた方なんですね。いつか特集記事を書いてみたいものです。
Commented by naruru-kato at 2024-02-15 18:13
> rollingwestさん
こんばんは、コメントありがとうございます。

「ロンドンのオオカミ男」。自分的にはこのアルバムの中では浮いてるような気もしてます。

ジャクソンは一番影響を受けた、というよりジヴォンのような曲は作れないと思い。全面協力したのではないかと思っています。
特集記事、楽しみにしています。
Commented by 実験鼠 at 2024-02-21 12:20
こんにちわ。
DUのブツ。多分、私が手放したやつですw
買取り価格が300円ぐらいで「やっす」と思いました。
そのかわり、クイーンの1stを諭吉で買い取ってもらいましたけど。たしかSでの購入価格3千円ぐらいだった気がw

ジヴォンはその後手放したのを後悔して、後日DUで買い戻そうと思いましたが、既に残ってませんでした。
naruruさんの手に渡っていたんですね。
Commented by naruru-kato at 2024-02-21 15:32
> 実験鼠さん
こんにちは、コメントありがとうございます。
なんと! またですか。
なんとなく鼠さんの買取→DU→naruruというルートが出来上がってますね(爆)
300円が800円なら納得いくプライスだと思いますが、DUはジヴォンの評価がかなり低いですね。
実はその後もう一枚同じものが新入荷で出ていて、それも同じくらいね値付けでしたね。

因みにルーリードのトランスファーマーは昨年の廃盤セールで購入しました。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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