邦題は「幻想の摩天楼」まぁジャケのまんまです。
ここではさらにメンバークレジットでドナルドフェイゲン、ウォルターベッカー以外は誰が正式メンバーかよくわからないように書いてあります。
今まで、このアルバムはあまり進んで聴かない作品でした。ジャケもイマイチよくわかんないし。
今回久しぶりにこのバンドを取り上げようと思い、このアルバム評をいろいろ調べてみたら、実はスティーリーダンの作品で一番のギターアルバムである。という事がわかりました。
今更過ぎますが、大体このアルバムがウチに来てすでに10年以上。
それまで真剣に聴かなかっただけの事ではありますが、じっくり我慢して聴くと「なるほど、これは確かにギターが凄いわ」
となった次第。
一先ず、ジャケから。
浮浪者っぽい人がベンチで寝ていて、その人が見ている夢が摩天楼にそびえたつビル群、その屋上にはコブラ、マングース、 ? と豹のような猛獣が。
最初、この人、フェイゲンだとばかり思っていましたが、やっぱ違うようです。
裏ジャケは足元のアップ画像、靴下には穴があいてる。左下に参加メンバー。
はっきり言ってよくわかんないジャケです。
スティーリーダンの作品はかなり高水準なものばかりですが、事、ジャケに関しては「aja」「Gaucho」「Pretzel Logic」のように大変すばらしいのもあれば、「Can't Buy A Thrill」「Countdown to Ecstasy」「Katy Lide」のようなわけわからんのも多いし。
この作品も「わけわからん」の部類ですね。
参加メンバーはギターにラリーカールトン、元メンバーのデニスダイアス、エリオットランドール、ディーンパークス、ベッカー。ベースがベッカーとチャックレイニー。ドラムスが前作で活躍したジェフポーカロは叩いていませんが、バーナードパディー、リックマロッタ、コーラスでマイケルマクドナルド。その他大勢。ヴォーカルはすべてフェイゲン。
完璧に玄人集団といえます。
幽霊のようなフェイゲン&ベッカーのインナー写真。裏は歌詞カードとなってます。
ゲストミュージシャンは誰がどの曲で参加しているか?はノンクレジットですが、いろいろ他の先輩ブロガーさんの記事を調べて大方わかってきました。
調べてみてわかった事は、みなさん音だけ聴いて誰が演奏してるのかわかるんだろうなー。 という事です (爆) まぁ日本盤なら解説に書いてあると思うけど。(そのくらい音聴いて解れ!! というコメントは受け付けてません・・・汗)
Impression
やはりギターが核となるアルバムです。特にラリーカールトンのギターは絶賛に値してます。この時点でラリーはクルセイダーズで有名になっていて、他にはジョニのアルバムとかに参加。ソロの人気爆発前夜。というとこでしょうか?
フェイゲンのボーカルも奥行きが感じられ完璧な演奏とマッチしてるようです。
ちなみに日本盤はすべての曲に邦題が付けられてます。
My Favorite Songs
Kid Charlemagne
チャックレイニーのねちっこいベースに乗ってフェイゲンのボーカルが勢いよく走る。中盤辺りからラリーのギターが少しづつ見え隠れしだし、ギターソロで爆発。わざと音を外してるようにも聞こえる変わった音階。「aja」のジェイグレイドンもそうですが、フェイゲンの指示でこーいう変な音階で弾いてる。と僕は勝手に思ってます。
The Caves Of Altamira
邦題は「アルタミラ洞窟の警告」壁画で有名なスペインの洞窟の事です。歌の内容はそれらしきことかな? フェイゲンのボーカルが完成形の域に達してるような感じ。
Don't Take Me Alive
イントロからラリーの官能的なギターソロ。曲調が全体的に次作の「aja」のまさに序曲のような感じもします。
Sign In Stranger
ここではエリオットがギター弾いてますが、やはり今回はギターアルバム。ギタリストが違うだけでかなり今までのの3曲と違う感じ。まぁエリオットのギターもスティーリーダンらしい、といえばそーですが。なんかひねりが無いような気もする。
Green Larrings
エリオットのギターソロがいい音出してます、ベースもファンキーです。歌詞も簡単な単語の寄せ集め的でスティーリーダンらしくないような気がする。
Haitian Divorce
なぜか、レゲエっぽいリズム。ギターもワウをかけて雰囲気だしてます。スティーリーダンもレゲエやるんだー。かなりビックリ。
Label
ABCのオリジナルRainbowです。カタログNoはABCD931 マトはかなり薄く、A面は1-1 B面は読み取れませんでした。
実は僕がリアルタイムでスティーリーダン知ったのは、「Pretzel Logic」の「リキの電話番号」が日本でもスマッシュヒットしラジオで頻繁にかかっていた時から。
その後すこし空いて「aja」をこれまたリアルタイムで聴いたわけですが、AORとも少し違うし、オシャレな都会派くらいな感じでしか聞いてませんでした。
ところで、ここ最近のスティーリーダンの高騰にはもうお手上げです(っーかほとんどのアーティストのオリジナル盤も)
このアルバムでも今ではオリジナルは7.000円以上、「aja」のオリジナルAB品番は諭吉1枚では買えない。
僕は10年前にたぶん、これ1.000円くらいで買ってるはずです。
このバンドのオリジナル、早めに買っておいて良かった(ajaは2ndプレスのAA品番ですが)と胸をなでおろしております。
追記
どうあがいてもセカンドの「Countdown to Ecstasy」はジャケ、内容ともども書けそうにないので、次回「Gaucho」でこのバンドは終わりにするつもりです。