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アナログレコード巡礼の旅

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Tom Waits その5     Foreigen Affairs

今回からアメリカンに戻りまして、最初はトムウェイツです。

前回、初出でロックンロールバンドやります、と書きましたが「一向に筆が進まず」ひとまず延期にしました。

ソロで5作目の「Foreigen Affairs」。翻訳サイトで調べると「外交問題」「外務事情」とか出てきましたが、邦題は「異国の出来事」。発表は1977年。

まぁまぁかな。

前回の投稿で、4作目がトムの声、聴けるかどうかの瀬戸際的な事書いてまして、5作目からはもう無理。とも書いてます。

しかし、今回も我慢して何度も何度も聞いてみると、結構これがいける作品になってしまい(爆)

次の作品はもう無理、この作品でトムは聴くの限界。という感じもしますが、そのうち6作目の「Blue Valentine」も結構いけたりして、結局トムウェイツは、何度も何度も聴くとすべて聴けてしまうアーティストなのでは?

という感じもしています。


Tom Waits その5     Foreigen Affairs_d0335744_22510710.jpg

シュリンクついてますので、非常に写真写りが悪いです。

パスポート持った女がトムの肩回して、うらやましい感じのモノトーンのジャケ。青いタイトルとTomのロゴが効いてる。

この彼女は当時付き合ってた「リッキーリージョーンズ」というのが定説です。

ちなみに「Blue Valentine」でも映ってます。

Tom Waits その5     Foreigen Affairs_d0335744_22524116.jpg

リッキーリーの3枚目「The Magazine」を並べてみると、鼻、口元がほぼ同じ。という事で彼女でしょう
(いちいち比べんでもよいわー。というコメントは受け付けておりません)

余談ですがリッキーリーの1984年作のこの作品。ものすごく全体の感じが「Foreigen Affairs」によく似てる。オープニングでインストが入るとことか。

話は戻り、裏ジャケです。

50年代風リーゼントのトム、この人裏ジャケでは圧倒的にタバコふかしてる写真が多いです。

Tom Waits その5     Foreigen Affairs_d0335744_22545506.jpg

インナーは歌詞と、ピアノ弾きながら煙草の写真。バックス陣はほとんど知りませんがたぶんジャズ界では有名な人ばかりだと思います。

Tom Waits その5     Foreigen Affairs_d0335744_22552214.jpg

その他では、コーラスというか、歌の掛け合いでベッドミドラーが参加。これが大変すばらしい。


Impression
完全にジャズのアルバムといえます。コンボスタイルのバックバンド、自分はジャズの事あまり詳しくないですが、ドラムスとかベースは完璧にジャズ。そこにトムのガラガラ声が妙にマッチしてる。
毎回おなじみの土曜の夜の街、を舞台にしてる映画のサントラのようにも思えます。

My Favorite Songs

Cinny's Waltz
インストからのオープニングはまさに映画音楽の様相。ここからしっかり引きずり込まれる感じです。後半のサックスなど情景が浮かんできそう。オープニングに相応しい。

Muriel
女性の名前をタイトルに持って来るが、たばこの銘柄でもある。行ってしまった女の事を歌ってますが、何度も何度も「Muriel」と出てくるので、かなり引きづってる男を演じているのかも?低音と高音の声がかなり違っていて、やっぱトムはわざとあのガラガラ声を出しているとしか思えない。

I Never Talk to Strangers
バーでの男と女の掛け合い。もちろん女はベッドミドラー。「あんた、どっかであった気がするんだけど」とトム。ベッドミドラーがそれに受け答えしてる。そんな曲ですが、間違いなくこの作品の白眉です。

A Sight For Sore Eyes
Auld Lang Syne(蛍の光)のイントロをオープニングに持ってきてます。歌詞の内容は全くわかりませんが、トムのオーソドックス感じの曲が凄く良すぎる。

Barber Shop
単純に「床屋」というタイトル。これは完璧にジャズのリズムです。

Foreigen Affairs
タイトル曲が最後に。このピアノの弾き語りまた素晴らしい。なんだかんだで、ここまで聴くと、もうドップリとトムの世界にハマってしまってる自分が居ます。
選んでいない残りの曲も素晴らしいの一言。捨て曲一切なしと言い切れます。


Label
アサイラムのオリジナル、カタログNoは7E-1117。マトはA-1 B-2、CSM(コロンビア サンタマリア プレス)です。
Tom Waits その5     Foreigen Affairs_d0335744_22483266.jpg

レーベルの印刷が中心線からかなりズレているのが、ものすごく嫌なんですけど (-_-;) 、悔しい。
アメリカ人はこーいうの気にしないでしょうけど(爆)。


秋から冬にさしかかり、かなり寒くなってきましたが、この季節にはトムはピッタリではないでしょうか?
しかし、前にも書きましたが、トムのアサイラム時代以外は集める気は今のところしないです。

というのもCD時代になりアイランド以降はレコードが高すぎてとても買えないから。


しかしアイランド~2000年以降でも10枚以上出ているので3000円くらいで巡り合えば買いますが(大抵6000円くらい)自分にとってはトムの場合ここまで出して買うアーティストではないので (-_-;)

昨日あたりから本格的に寒くなってきたので、みなさんご自愛ください。

by naruru-kato | 2023-11-25 00:00 | Tom Waits | Comments(4)
Commented by rollingwest at 2023-11-25 13:26
トム・ウエイツはご縁が薄くまだ一度も取り上げていないんですよ。シンガーソングライターと俳優の2刀流をこなしてきているのですから大したものです。1980年代からは実験的な音作り、1990年代以降は、グラミー賞の受賞しているのですから、いつか特集記事を書いてみようと思い始めたので、コチラで勉強させて頂きます。
Commented by 240_8 at 2023-11-25 21:26
こんばんは。
トム・ウェイツですか~、渋い…、というかこのアルバム自体が渋い!
未聴でしたので、チェックしましたが、完全にジャズですね。naruruさんがこのテのアルバムも聴かれるとは、ちょっと意外。トム・ウェイツって、こんなジャズまでやっていたんですね。ヴォーカルは気のせいか、サッチモっぽいですね。
あとリッキーとの関係は知りませんでした。
Commented by naruru-kato at 2023-11-27 17:27
> rollingwestさん
こんばんは、コメントありがとうございます。

是非特集お願いします

ファーストから行くのが無難だと思います、いきなりこの辺りはキツイかも。
Commented by naruru-kato at 2023-11-27 17:30
> 240_8さん
こんばんは、コメントありがとうございます。

おっしゃる通り、完全にジャズですよねー。ところが次作では映画のサントラのような感じになってます。

自分でもトムウェイツ聴くとは思っていなかったですが、ハマると抜け出せない魅力が。

リッキーがジャケ飾るの凄いなー。と思いますね。しかも顔がわからないようにしたショットが素晴らしいです(当然ですけど・・・笑)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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