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アナログレコード巡礼の旅

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Van Morrisonその7  Veedon Fleece

三寒四温の季節ですね。今日はまた冬に逆戻りの強風でした。
という事ではないですが、アメリカンロック系を聴く気がイマイチ起きない、っーか今週はほぼジョニーウィンターのブルースロック(いずれ投稿します)とヴァンモリソンばかり聴いていました。

この二人に共通性があるのか?と言われても「なんとなく」という言葉しか出てきませんけど(汗
「渋い」という共通点はあるかも(笑)

ヴァンモリソンのソロ7作目(ライブ除く)の「ヴィードンフリース」です。前作の「Hard Nose The Highway」も好きな作品なんですが、いかんせん手持ちの個体がレイトプレスのホワイトワーナーではイマイチ記事にする気が起きないので、一つ飛ばしました。

因みにタイトルの「ヴィードン」は聴いた事がない言葉とピーターバラカンさんが言ってました。

US盤のオリジナル。この時代のヴァンのUK盤はもう自分には買えない価格なのでこれでOK。

Van Morrisonその7  Veedon Fleece_d0335744_21453261.jpg

アメリカで録音されていますが、この写真はなんとなく故郷のアイルランドっぽい。

それにしても、なんというデカい犬なんだ。もうツキノワグマよりもデカいのではないのか?調べたら世界で一番デカイ犬の「アイリッシュウルフハウンド」という種類だそうで、やはりここはアイルランドなんだな。

自分はかなり犬が苦手で、こんな大型犬はかなり怖いのですが、大型犬は大人しいらしいのでヴァンは怖くないのでしょうな。

ジャケは少しテクスチャーかかってて雰囲気イイです。

Van Morrisonその7  Veedon Fleece_d0335744_21452182.jpg

裏ジャケです、ヴァンの場合裏はクレジットのみ、というのが結構多い。

録音はニューヨークとカリフォルニアの自分のカレドニアスタジオ。

実は自分は当初年70年代のヴァンが最高!だと思って聴いていましたが、順を追って80年、90年台~最近の作品を聴いていくうちに、一番最高なのは80年~2000年初期の作品が一番聴きやすくて素晴らしい事に気づきました。

特に「Beautiful Vision」~「Enlightenment」までの10枚くらいは本当に穏やかで素晴らしいのです。この頃宗教的になっている。と言われますが、自分は英語わかんないので関係ない。とにかく一番よく聞くのがこの時代で、このヴィードンフリースはその始まりのような作品ではないだろうか?と思ってます。

Impression
もうオープニングからシンプルでオーソドックスな演奏で穏やかなヴォーカル。味わい深い落ち着いた作品と言えます。特に印象的な曲はない感じですが、「じっくりと聴き流す」という聴き方が一番しっくりくる。(ヴァンの場合この聴き方が一番良いと思っています)

My Favorite Songs
Fair Play
ピアノの伴奏とベースラインが美しい上に、ヴァンの声が語りかけるように進んでいく。このアルバムのオープニングにあまりに相応しい。

Who Was That Masked Man
ファルセットで歌われる。アコのオブリガードがまたいい味だしてます。ムーンダンスを思い出します。素晴らしいです。

You Don't Pull No Punches But You Don't Push The River
9分近い長尺曲。こーいう展開の曲は毎回言葉の洪水で「Lissen To The Lion」とかと同じ感じです、こーいうのにハマるともうヴァンから抜け出せないんです。

Bulbs
少しカントリータッチでも陽気な作。ヴァンの一つのパターンでもある「ららららー」というコーラスも楽しいです。間奏のギターもいい感じで効いてます。

Come Here My Love
アコだけのシンプルなバックで歌われる小作、この次のラストの導入のようだ。

Country Fari
ラストは故郷のアイルランド風な感じのするバラッドっぽい牧歌的な感じがする曲。リコーダーが印象的。はっきり言って感動の嵐です。

Label
USワーナーのパームツリーのWマーク無し。カタログNoはBS-2805、マトは両面とも2でした。

Van Morrisonその7  Veedon Fleece_d0335744_21450750.jpg


実は白状しますが、ヴァンのひとつ前のレコ「What's It Gonna Take ?」を新品で買いましたが、先日DUに売ってしまいました。ジャケがよくなかったのもそうですが、どーもイマイチ好きになれなくて。
(大体ヴァンモリソンの作品はダメジャケの宝庫で、なんかわざと変なジャケにしているのではないだろうか?)

たぶんこの前発売された最新作も買わないでしょう。ヴァンの場合この作品はずっーと聴ける。というのと、やっぱ無理。で、すぐ売ってしまうのは紙一重のような感じなのですが、最近の自分の傾向としては穏やかに歌われてるのは大方、生涯の友になってます。

たぶん、自分のブログで一番多くの記事が投稿されるような感じのヴァンモリソンなんで、今後は年3回くらい記事書いていこうと思ってます。











by naruru-kato | 2023-02-25 21:55 | Van Morrison | Comments(12)
Commented by ABC at 2023-02-26 07:49
Beautiful Visionから始まる新たな道程を予感させる一枚ですね。次に取り上げるのはInto The Musicでしょうか。
MFにHealing Gameが6千円台で置いてありました。予算がないのでパスしましたが。
Commented by 240_8 at 2023-02-26 16:11
こんにちは。
ヴァン・モリソン、実はそれほど詳しくないんですよね。
初期のジャージーでソウルフルなアルバムは好きなのですが、この頃以降のアルバムは未聴です。
ジャケは英国風ですが、意外にも米国録音なんですね。
ミュージシャンは殆ど私の知らない方ですが、英国ミュージシャンなんでしょうかね。

>80年~2000年初期の作品が一番聴きやすくて素晴らしい
そうなんですか。かなり意外。その頃のものでおススメのものがあれば、教えて下さいませ。チェックしてみます!
Commented by naruru-kato at 2023-02-26 19:35
> ABCさん
こんばんは、コメントありがとうございます。

実はこの後の3枚ほど、あまり得意ではないのです。聞き込みが足りないかも知れませんが、
いきなり「ビューティフルビジョン」にとんでしまうのです。

Healing Gameが6千円台ですか、90年頃のはアナログは高いですね。
Commented by naruru-kato at 2023-02-26 19:39
> 240_8さん
こんばんは、コメントありがとうございます。

僕も初期が好きでしたが、集めるにつれ中期が好きになりました。

オススメという程聞き込んでいないのですが、良く聴くのは「Beautiful Vision」「No Guru, No Method, No Teacher」「Poetic Champions Compose」ですね。非常に穏やかで美しい楽曲ばかりで素晴らしいです。
Commented by 実験鼠 at 2023-02-26 19:40
こんばんは。
あら、今さっき丁度『Veedon Fleece』を聴き終えたところで、このページ開いたら『Veedon Fleece』だったのでびっくりしましたw
実は自分の記事で挙げた犬ジャケ8枚を一気聴きチャレンジしようと思いまして・・・。

私はUKオリジナルで入手しました。
価格は忘れましたけど、びっくりするほど高くなかった気が・・・。
一葉くらいだったかな?
「じっくりと聴き流す」・・・本当にそんな感じですね。
これもいつの間にか終わってる感じです。

『Beautiful Vision』は未聴でしたが、内容良かったんですね。
その前の『Common One』が今一つ好きになれなかったので、これもダメかな~と思って見送っていたのですが。
1980年代後半からの作品群は当時から評判よかったですからね~。
若い頃に『Enlightmnet』をCDで買いましたが、当時の自分には渋すぎて売ってしまいました^^;
今はこの時期の作品は『Avalon Sunset』のみレコードで持っています。
1990年以降作品はレコードでは入手しにくいし、大作が多いので買い揃えるのは大変な気がしますが・・・。
Commented by ハリジョージスン at 2023-02-27 12:23
こんにちは。おっ!昼でも晩モリソン!(by 石田長生) 晩モリソンはアルバム数が多くて、聴けてない(歯抜け)になってるアルバムがあり、これは抜けてまして未聴であります。なので貴記事を参考にしながら、サブスクなどで聴いてみようと思ってます。
晩モリソン(もう、ええって)は、いつでも気軽に聞けるミュージシャンではなくって、どうしても構えて(私の場合)聴いてしまいます。時と場合を選ぶというか……そんなこんなで歯抜けになってしまいます……。
ジャケット、、ジャケットデザインから、何かを伝えようとかアルバム内容に沿ったとかは、あまり感じませんよね~。ヴァンはそういうのに興味ないのかな、イヤ絶対ないやろ(笑)確かにわざとやってるのかもしれん…

始まったばっかりですが、グランパス、しぶとく勝ってますね。セレッソ、負のスパイラルに陥らなければいいけど……ちなみに私のセレッソの順位予想は10~12位と辛口です。
Commented by blackmore1207 at 2023-02-27 18:57
こんばんは。
異色にみえてヴァンの本質が最も雄弁に語られている作品ですね。
アイリッシュの想念に囚われたまま大西洋を渡った男が、The Bandやウッドストック世代の連中らと交わるうちに、アイリッシュアメリカンとしてのアイデンティティが身についていっ「Moondance」や「Tupelo Honey」などの名作はアイリッシュとしてではなくアメリカンな側面が作品に反映されていると思います。
「Saint Dominic's Preview」「Hard Nose The Highway」の頃からでしょうか、アメリカンが的に要素抜け始めていったのは?
この作品にはそのアイリッシュ回帰の念がびっしりと包まれてますね。
Commented by naruru-kato at 2023-02-27 18:59
> 実験鼠さん
こんばんは、コメントありがとうございます。
聞き終えたばかり、それは偶然ですね。「犬ジャケ」ですか。全く思い浮かびませんけど(^_^;

UKオリジイイですね。一葉くらいなら自分でも買えるかも。
『Common One』は自分もイマイチでして、あと「Inarticulate Speech Of The Heart」も当初は愛聴していましたが、最近は縦列が下がっております。

90年以前では『Avalon Sunset』のみ未だに持っていません。これもなかなか出物ないのでしょうね。
Commented by naruru-kato at 2023-02-27 19:05
> ハリジョージスンさん
こんばんは、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、ヴァンは聴く方も構えて聴かなければならない気がして、気軽ではないですね。僕はいつもヴァンは晩に聴いてます(つまらん、すいません)昼間では聴けない人です。

ヴァンのジャケ、最近も酷くてボクシングのヤツとか、文字だけのヤツとか、鳥の絵とか。でも全て音が素晴らしくて最高なのですが、この前売ったのはダメでしたね。

グラ、掲示板では「こんな戦いで優勝出るか!」とか厳しく言われてますが、2戦戦って失点0。ユンカー期待できるし。結構いけるかと。但しフォワードのバックアッパーがいいのいない。どっかからクバのようなヤツ連れてこないと(笑)


Commented by naruru-kato at 2023-02-28 16:02
> blackmore1207さん
こんにちは、コメントありがとうございます。

まさにおっしゃる通り。もう僕の記事を見事な文章でまとめ上げていただきありがとうございます。もう返す言葉が見つかりません(笑)

聴き始めの頃はアメリカンなヴァンが好きでしたが、この作品からアイリッシュな雰囲気の方が好きになったのです。でも最近のはブルース回帰したり、あまり僕の趣味ではなくなってきたような(-_-;)
Commented by rollingwest at 2023-03-02 20:59
ヴァンモリソンとはまた渋いアーティストにターゲットしましたね~!、小生もこの方よく知らないので本記事で勉強してレポしてみたいと思います。
Commented by naruru-kato at 2023-03-03 06:22
> rollingwestさん
おはようございます。コメントありがとうございます。

ヴァンは非常に奥深いアーティストだと思います。
ハマると底なし沼のようにドロドロになると思いますよ(笑)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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