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アナログレコード巡礼の旅

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Tom Waits その4      Small Change

未だに咳が止まりません、どっーなってんの?

と言うことで、ダミ声に変化しましたので、自然と同朋になってしまった(笑)トムウェイツの4作目のスモールチェンジです。

今までのトムの投稿を読み返して見ると、「1,2作目までならなんとか聴ける」ような事を書いてました。確かにこの4作目でダミ声具合がさらに進み、もう聴けるか無理かの瀬戸際的な所まできていましたが、今回の投稿の為5回くらい聞いていたら、ある時突然「これは聴ける」という風に変わりました。耳が慣れただけかもしれませんが(笑)

元々このアルバムはしっかり聞き込む必要がありました、なんせトムのアサイラム期最高傑作と称する人もいますし、自分はセカンドアルバムだと思っていましたがそのうちこの作品に変わるかもしれません。


アサイラム時代のトムのアルバムカバーは何かしらの物語が必ずある。と言い切れますが、今回のこのアルバムは物語だけで数話くらい出来そうな意味深いジャケです。

Tom Waits その4      Small Change_d0335744_11040243.jpg


これはヌードダンサーの楽屋での一コマ、でしかないジャケですが。ここから物語を考えると。

その1 興行主の若い衆がダンサーに「いつになったら貸した金かえすんだよー」。と頭抱えてる。
その2  〃           「お前もう少しちゃんと踊れよー、客がしらけてるぞー」と怒ってる。
その3 ダンサーのヒモの男が「ちぇ、小銭しかないのかよ、もう少し小遣いくれよー」。と訴えてる。

など一瞬で数話は想像できます。なんとも楽しいジャケではないでしょうか? どの物語にせよ、ダンサーのバツの悪そうな顔を見てると、とてもハッピーな状況では無い事は明らかですね。

アルバムのタイトルを直訳すると「わずかな変化」ですが、他にも「小銭」という意味もあるらしいので、「その3」の予想が当たってるような気もしますが。Wikiによると「ちっぽけな野郎」という言葉も含まれるようです。


Tom Waits その4      Small Change_d0335744_11041710.jpg

裏ジャケは相変わらずたばこを吹かしてるトムの写真とクレジット。


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インナースリーブは歌詞と小銭の写真です、この小銭の写真が結構イカしています。

Impression
セカンドアルバム、およびライブ盤の前作からジャズのコンボスタイルで作品を作ってきたトムが、今回も同じようにジャズ、はたまた伴奏がドラムのみで言葉の洪水のような元祖ラップのような曲もあり、さらにいろんな固有名詞が歌詞に登場したりしてます。そしてこのアルバムからのカバーソングも多く歌われているのです。

例のダミ声はますます磨きがかかり(酷くなり)わざとこの声を出しているのでは?とも思えてきますが。

とにかくこの作品はオープニングを無事に通れるかどうか、という最初の関門に出あいます。オーバーなダミ声と低い声。この1曲目が勝負です(笑)。僕はこの1曲目がダメでずっーと聴けなかったのですが、先ほど書いたように聞き直すうちにこの1曲目が良く思えてきました。

ちなみにこの曲はロッドがアンプラグドでやってますね。これがまた同じ曲か?という程、素晴らしかったりします。

My favorite Song's
Jitterbug Boy 
ピアノ弾き語りのSSW風。ファーストアルバムの作品のような感じが素敵。歌詞の中にマリリンモンローとか,ルイアームストロングとか、いろいろ出てきます。

I Wish I Was In New Orleans
このアルバムの白眉でしょうか。俳優の石橋凌さんがARB時代にライブでこの歌をダミ声で歌ってました。なんでダミ声で歌うか解らなかったが、トムウェイツを聴いて納得したけど、ロッドみたいに自分の声で歌えば良かったのに。

Label
アサイラムのオリジナル、カタログNoは7E-1078。  マトはA-不明  B-4でした。

Tom Waits その4      Small Change_d0335744_11045146.jpg



ちなみにこの作品の邦題はいかした名前が多くてすごく好きです(気になる方はWikiでみてください)

アサイラム期のトムはすべてオリジナルで揃いましたが、アイランド期以降は持っていません。今まで何度か見つけましたが予算的に断念してます。ジャケもいまいちよくわからないし。たぶんアサイラムだけで終わるかもしれませんね。

今月はこのまま激渋のSSWの投稿をして年末に恒例の今年の収穫を書く予定です。

みなさん、風邪などひかぬように過ごしてください、もちろんオミクロン株も。

by naruru-kato | 2021-12-08 08:02 | Tom Waits | Comments(10)
Commented by ハリジョージスン at 2021-12-11 16:40
こんにちは。おっ!トム・ウェイツですか。アルバムジャケットの物語、その3かな~。やはり秀逸なのは「I wish I was~」かな~。トムの声が苦手な方は、ダミ声をサックスと思って聴けば聴けるかも…ちょっと無理あるか…。
私は音楽性は全然違うけど、憂歌団と同じ感覚で聴いたりしております。
Commented by 240_8 at 2021-12-12 07:41
おはようございます。
激渋ですね…。トム・ウェイツは何枚かチェックしてますが、どうも私の感性にフィットしなくて…。さらに聴こうとは思えないんですよね。声が苦手なのかもしれません。
このアルバムは未聴ですね…。トム・ウェイツですと、やはりファースト、セカンド辺りが名盤なのでしょうか。
Commented by naruru-kato at 2021-12-12 11:56
> ハリジョージスンさん
こんにちは。
やはり「ダンサーのヒモ」でしょうねー(笑)
トムのこのダミ声は独特で慣れるのに時間がかかりますね。

おー憂歌団の木村君。こちらは天使のダミ声ですね。今まで日本のアーティストで一番ライブ見てるのは実は憂歌団でして、たぶん20回くらい行ったような気がします。
Commented by naruru-kato at 2021-12-12 12:00
> 240_8さん
こんにちは。
確かに240さんの得意な分野ではないような気がしてます。
僕も当初はこの声が全く受け付けませんでした、が、50歳半ばからようやく聴けるようになってきました。
ファーストが一番SSW系の感じで、ダミ声もそれほどでもないので、やはりここらがいいと思います。ちなみにアイランド~現在までは全く聴いたことが無いのであくまでアサイラム時期だけの話ですが。
Commented by 実験鼠 at 2021-12-12 21:04
こんばんは。
これはCDで所持ですね。あまり聴かないので、レコードでは買ってないです。
最近、ユニオンで見かけましたが、スルーしてしまいました(次行ったときはもう無くなっていた)。

仰る通り、ここからトムのダミ声が酷くなりますね。
アイランド時代になると、さらに素っ頓狂なダミ声になりますが。

今のところ1stと『土曜日』と『レイン・ドッグ』の3枚をレコードで所持です。
CDの時から、ほぼこの3枚しか聴いていなかったので、これで十分な気もしますが、次買うとすれば、『Small Change』かなー。
Commented by naruru-kato at 2021-12-13 07:06
> 実験鼠さん
おはようございます
僕もユニオンで見ました、けっこうな値段ついていましたね。
アイランド時代の素っ頓狂なダミ声 興味ありますねー。一度YouTubeで確認してみます。

トムウェイツのレコードのオリジナルはなかなか出てこないので(特にアサイラム期の4枚目までは)見つけたら多少無理してでも買い。だと思って買い集めました。
ただし、この盤はA-5が針飛びする傷がついていて残念なのです。買い直しも考えてます

ファーストも所有は日本初盤ですが、オリジナルがあれば欲しいですが見たことがない。先日のユニオンで80年台のレイトプレスでもかなりのイイ値段ついてました。
Commented by ハリジョージスン at 2021-12-14 19:20
こんばんは。アイランド時代でしたら「レイン・ドッグ」が入り易いかもしれません。ロッドがカバーした「Downtown Train」入ってるし、キース・リチャーズが参加してたり
するし…。

フィッカデンティ退任ですか…
イタリア人らしく堅守がベースのイイ監督だったのに。色々あるんでしょうね。次期候補の長谷川氏は、一度負けるとズルズル連敗重ねるイメージです。
グランパスは選手個々の能力高いので、そんなことにはならないとは思いますが。
Commented by naruru-kato at 2021-12-15 07:21
> ハリジョージスンさん
おはようございます。キースが参加してることは知ってます、「レインドッグ」一度だけレコ屋で見たことありますが、高くて買えませんでした。

名古屋の掲示板ではかなり賛否両論、毎日盛り上がってます。前からマッシモのサッカーは「つまらん派」が大勢居たので、しかもクバ(シュビュリォク)がドーピング疑惑、前田がオランダにレンタル(これはかなり好意をもって送り出してる感じ)、一番は後任監督が「健太でいいのか?」論が多いですね。
Commented by rollingwest at 2021-12-17 10:08
咳、大丈夫ですか・・。気になります。トム・ウエイツってあまり聴いていないんですよね。ジャケットから考える妄想物語面白いですね! 私は「もう少し隠してくれよ。目のやり場に困っちわうわ」にしておきます。(笑)
Commented by naruru-kato at 2021-12-18 07:16
> rollingwestさん
おはようございます。
RWさんの解釈もいいですねー。この作品は最初はまったく聴けませんでしたが、ジャケがいいのでどうしても欲しかったのです。

体調心配していただきありがとうございます。喉は90%の回復、という感じです。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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