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アナログレコード巡礼の旅

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The Beach Boys その8    Pet Sounds

11月に入りました。朝晩はかなり寒くて走る時も長袖に変わってきてます。今回は季節柄相応しくないビーチボーイズですが、この作品に夏の感じは全く無いので取り上げました。

その前に。

先日、3回目のディスクユニオン名古屋店、訪問調査しました。今回は買い取りのレコも13枚持って行き査定に臨んだのです。開店と同時に一番乗りで行きました。査定時間は40分、結果まぁまぁ納得いく金額。日本の70年代帯付きフォークなどは20円でしたが、ジャクソンブラウン等のSSW、王道ロック系のオリジナルはたぶん売値の半分~1/3くらいの金額で自分で予想していたより英世2枚多い金額でした。

そんでそのお金で何を買ったかというと、わざわざ書くことも無いメチャベタなロックばかり数枚です(うち買い直し2枚)。まぁどうしても知りたい人がいれば教えますが。

前置きはこれだけにして。さて、とうとうペットサウンズです。全ロックの中で間違い無くBest3の作品、残りはビートルズのSGP、あとひとつは、多分個人により変わる。と言うことで。

今回はこの作品の能書きはもうどこでも閲覧出来ますので、またまた得意の「自分の歴史的」または「どーでもいい」記事になります。あえて他のブロガーさん達の記事も見ません、参考文献もレココレの特集1冊のみ。

まずこれです。UKオリジナルのmono。

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通常のUS盤とは明らかに色のトーンが違います、色も緑が濃くてUS盤よりいいです。そしてフリップパック、この存在感はたまらないです。これは我々のアジト(爆)である覚王山SORCさんで見つけた個体。

店長が次の新譜として段ボールを整理していたとき偶然見つけ。「あっー それ買う!買う! いくらー?」と店長を脅迫し(爆)「値付けまだなんだけど〇〇円でどう?」という言葉に速攻で「はい、カード6回払いで今すぐ買います」と無理無理連れてきた思い入れのある(オィ)モノラル盤なのです。

それまではUS疑似ステレオ盤しか持っていませんでした。ジャケットをかさねて見ます。Uk盤はピカピカのツルツル仕様。雰囲気がかなり違います。


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左UKオリジナル モノ盤   右 USオリジナル 疑似ステレオ盤

色の感じが明らかにUK盤の方が濃い緑で、かなり雰囲気が違います。US盤も結構な値段で買ったものです。たしか諭吉1枚でお釣り少々。


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裏ジャケ(UK盤)です、なんで侍なのか?。は有名な話なので割愛します。

スタジオミュージシャン達のクレジットは全くないです。プロデュースは勿論ブライアンウィルソン。


UK盤とUS盤の違いです。使ってる素材は同じですがトリミングがかなり違います。ビートルズのラバーソウルもこんな感じでしたね。


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ところで、自分はビーチボーイズリスナーとしてはかなりの遅咲き。たぶん真剣に聞き出して15年、その頃に紙ジャケCDで初めてこの作品を聞いたのです。


40歳の時からロックバンドやり始め、その後別活動でアカペラグループ(以前に紹介しました)もやってて、無謀にもビーチボーイズやっていたのです。そのときメンバーにペットサウンズ聞いたこと無い事がバレ、「明日一番でCD屋に行って買ってこい!」といわれ、なすがままに買ったのです。

勿論、初期のヒット曲は当たり前のように知っていましたが、アルバム全体を通して聴いて来なかったのです。

初めて聞くペットサウンズは、残念ながら「まったくつまんない」の一言。「なんやこのアルバム」的な回答しか出てこなくて唯一「スループジョンB」のみ気に入っただけで、直ぐにCDは売ります。その後レコードを再度集め出す7年前まで全く見向きもしない状態でした。

しかし、ビーチボーイズってタダ単にリスナーだけだとわかりにくかったのですが、バンドやっていろいろ音楽的な理論を経験していくと、「えっなんでこんなコード展開になるの?」とか「この転調、ぜったいにおかしいけど、妙に心地いい」という事が解るようになりました。

そしてアカペラグループでビーチボーイズのコーラスのとんでもない完成度が、まったく自分には出来なくて変なところでビーチボーイズってスゲー。と思ったのです。
(ビートルズのコーラスはわりかし解りやすくて簡単では無いが出来ます)

そんなこんなで、再度ペットサウンズをレコードで死ぬほど聴いて(笑)。ここ3年くらいでさらに深みにハマって来ました(いゃ聴くたびに毎回ハマると言ったほうが合ってるかも)

たぶん、頭の中に未だに断片的にしか入り込んでいないのでしょう。たとえばSGPなんかは脳内で全て鳴らせますが、ペットサウンズは2曲目の出足などで未だに脳内でつまずきます(爆)


ブライアンウィルソンがビートルズの「ラバーソウル」に対抗する為に作成されたこのアルバム。ビーチボーイズのツアーに参加しなくて、スタジオミュージシャンと作ったオケにあとからメンバーがコーラスをいれた事はあまりにも有名です。人によればブライアンのソロアルバム。と言われたりしていますね。


当初はメンバーも困惑し、マイクラブに至っては「犬にでも聴かせるつもりか」的な発言をしそこでこのタイトルが付けられたのですが(最後の曲でブライアンのペットの犬の鳴き声を聞いたマイクがペットサウンズでどうか?。と言った記述もあります)、やはりメンバーもこんなですから、聴く方もそう簡単にはハマるとこまでいかないでしょう。


勿論リアルタイムではそれほど売れなく(でも全英2位、全米10位)このアルバムの真価が現れるのはCD世代になってからの事です。

曲順です。
A面
-1 Wouldn't It Be Nice
-2 You Still Believe In Me
-3 That's Not Me
-4 Don't Talk
-5 I'm Waiting For The Day
-6 Let's Go Away For Awhile
-7 Sloop John B

B面
-1 God Only Knows
-2 I Know There's An Awhile
-3 Here Today
-4 I Just Wasn't Made For These Times
-5 Pet Sounds
-6 Caroline No


当初「スループジョンB」が一番良かったと思ってましたが、今では「かなり浮いてる」と思ってます。ただし単体で聴けば素晴らしい曲です。

今回は曲ごとの記事は辞めておきます。

つまり、まだまだこのアルバムの曲の事がはっきりわからないから、書こうとすると、どうしてもレココレの引用になってしまいそうで(笑) レココレの記事で健太さんが「主旋律とベースラインのキーが違う」とか「ここでこのコードは理論的にあり得ないけどアンサンブルで行くとなるほどとなる」「何回も聞いてある日突然分かった」とか書いてるので、僕なんかがおいそれと偉そうな文章書くのはおこがましいのです。


冒頭に死ぬほど聴いたと書きましたが、まだまだ足りなくて、あと1千回くらい聴けば自分なりの文章が書けるかも知れませんけど。具体的にいうと頭の中で全て再現できるようにならないと自分の意見は語れないですね。


Label
UKキャピトルのオリジナルmono。カタログNoはT-2458 マトは両面1となってます!

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次にUSオリジナルの疑似ステレオ盤。カタログNoはDT-2458。マトは両面9でした。
 

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ペットサウンズはあと何年かしたら「再考察」として再度記事にするかも知れませんが、もうその頃ブログやってないかもしれないので一先ず今回取り上げました。一応順番で取り上げてるし。


この作品何枚も持ってる人、沢山知ってます。僕もUSのmonoがあと1枚欲しいと思ってます。なかなか買えそうな値段では見つけれませんけど。


今回の結論として分かってることは、やはり、この作品はCDではダメです(ボックスセットはまぁいいけど)。だってスループジョンBのあといきなり「神のみぞ知る」がはいったり、最後の「犬のワンワンから汽車のゴォー」で終わり静寂がはいるところに、いきなりボートラが来たりするのはもう許せないくらいです。



今回の記事はこのくらいでしょうかねー(^_^;

備忘録。
先週の日曜日は名古屋市内で唯一男女が走れるフルマラソン「ナゴヤアドベンチャーマラソン」のハーフの部に参加。練習不足と体重増加でしたが18キロまでは順調にタイム刻めました。その後極端にペースダウンしていつものタイム。
でも久しぶりにサークルの仲間と会えて楽しかったですよ。


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by naruru-kato | 2021-11-06 00:00 | ● The Beach Boys | Comments(8)
Commented by 240_8 at 2021-11-06 06:52
おはようございます。
おお~、ペット・サウンズ。大のビーチボーイズ好きですが、実は私もこの名盤は記事にしていないんですよね。記事にするには咀嚼しきれないと言った方がいいかもしれません。
そして私も最初は「Sloop John B」しかピンと来ませんでした。

naruruさんならご存じと思いますが、村上春樹氏がジム・フジーリの「ペット・サウンズ」という名著を翻訳してますが、春樹さんもそのあとがきで、私と同様だったことが書かれていて、少し安心した記憶があります。記事URL貼っておきます。
(https://y240.exblog.jp/8354480/)

このアルバムは聴くたびにいろいろな発見があって不思議なアルバムです。個人的には「I'm Waiting For The Day」や「Here Today」の豪快なアレンジ、豪快なハル・ブレインのドラムが大好き。

ポール・マッカートニーが「人生勉強のために子供たちに一枚ずつ買ってあげた」と語った理由がよく分かる名盤ですね~。
Commented by 実験鼠 at 2021-11-06 20:09
こんばんは。
あ、これ、私がSに置いていったやつかも知れないですw
違う個体かもしれませんが・・・。
『ペット・サウンズ』は一時期、UKモノ、USモノ、リマスターモノの3枚を所持したことがあったのですが、新しいレコを買うための資金作りで1枚だけ残して2枚を売却しようと決めて・・・。
まず最初にリマスター盤を手放し(確かDに売却)、次にUK盤をSに売却しました。
UK盤を手放すかはかなり迷いましたね~。
やっぱりラミネート加工のジャケがいんですよねー。
ご指摘の通り、深い緑色も魅力的で。
ジャケと中身を入れ替えようかと思ったくらいです(笑)。
最後はやっぱり音質でUSを残しました。
ビーチボーイズはやっぱりUSモノが一番音がいい気がします。

初めて聴いたのは20歳頃でしたが、「ビーチボーイズにしては元気がないなー」と思いながらも、第一印象から好きになれたお気に入りのアルバムでした。
逆に「スループ・ジョンB」だけは浮いていて好きになれず、「この曲入ってなかったらもっと良かったのに」とさえ思ってました(笑)。
音楽理論については、分からないですが(汗)。
何度聴いても飽きないのには、きっと理論的な理由があるのでしょうね。
Commented by naruru-kato at 2021-11-07 07:25
> 240_8さん
おはようございます。コメントありがとうございます。
そーですよねー、ペットサウンズなかなか文にするの難しいですね。

このアルバム、確かに聴くたびに発見ありますよね。聞き流すと訳わかんないうちに終わってしまいますが(汗)

確かにポールはもの凄く影響受けてますね。「ペニーレイン」なんかも確かそんな感じだったですね
Commented by naruru-kato at 2021-11-07 07:33
> 実験鼠さん
おはようございます。コメントありがとうございます。
このUK盤は2018年の冬に買いました。たぶん違う個体だと思います。その後Sで再度UKモノ見たことありますので、それではないでしょうか?
そーいえば昨日久しぶりに催事に行った帰りにSに寄ったら「今日鼠さん来たよー」と店長が、さらに「このアルバム置いていったよー」とオールマンの1St日本盤でしてきて、「これ元naruruさんのでしょう?」という話になり、「あげるわー」ともらってきました。と言うことでRで売りに出したこの盤、又僕の所に戻ってきたのです(爆)
店長がブログネタにちょうーどいいでしょー。と言ってました。
(実はこのオールマン、売ったの後悔していて、いつか買い直そう。と思っていました)

そーいえば(第二弾)、週中に今年2回目のDに行きましたが、相変わらず高いし、商品構成が僕の趣味とは変わってきてて、K店長とも久しぶりに話ししましたが「naruru」さんの趣味のレコは少なくなってますねー。と言うことでこの店で始めて何も買わないで出ました。

その後Rに行っても買う物無くて。  パーキング台のみ払って収穫無しです。

あっペットサウンズについてにのレス、になってませんね(爆)
Commented by JT at 2021-11-13 19:56
こんばんは、JTです。

ペット・サウンズは、初CD化の時(1988年)に初めて聴きました。それまではビーチボーイズはベスト盤しか聴いた事がなかったので、なんでモノに戻っているのか疑問でした(ブライアインの耳の問題だった)。

>当初はメンバーも困惑し、マイクラブに至っては「犬にでも聴かせるつもりか」的な発言

実は私もこれと同じで、ちっともよいと思いませんでした。なぜこれが名盤?状態でした。

ところが聴きこんでいくうちに評価が変わってきて良くなってきました。過去にも初めて聴いた時にピンと来なかったのに、聴きこんでいくうちに良くなるアルバムがありました(バンドのセカンドとか、ベック・オラとか)。
そのため、第一印書が良くなくてもなかなか、CD、レコードが売れなくなりました。

>-4 I Just Wasn't Made For These Times

自分にとってベストトラックはこれですね。

>ブライアンウィルソンがビートルズの「ラバーソウル」に対抗する為に作成された

対抗しているのに、方法論とか全く反対(米盤のラバーソウルはややフォーキイなバンドサウンドなのに、ペットサウンズは弦や管も入ったスタジオミュージシャン)なんですね。内省的な内容だけ影響を受けたんですね。

ビーチボーイズはさらにねじ曲がった、「スマイリー・スマイル」を発表するのですが、この変なアルバムも好きなんですね。後年出た「スマイル」よりも。

しかし、リアル・タイムで聴いた当時のファンは「ペット・サウンズ」→「スマイリー・スマイル」と続いて訳分かんなくなったでしょうね。
Commented by naruru-kato at 2021-11-14 07:41
> JTさん
おはようございます。コメントありがとうございます。
初ペットサウンズ、僕と似たような初体験ですね。僕の場合紙ジャケだったのでさらに後ですが。

やはりJTさんも初めて聞くときはイイと思わなかったのですねー。ビートルズのSGPなどは初めて聞いたとき(勿論後追い)これは凄い!と思ったモノですが。

聞き込んでいくうちに良くなるアルバムですが、実は未だにThe Band ベックオラの二枚、イイと思ってません。聞き込み方が足りないのでしょうか? The Bandに至っては自分的にカフーツよりも下の順列です(汗)

Just Wasn't Made For These Times  どんな曲だったっけ?と聞き直し「あーこれか」って感じでしたが、未だに頭に入ってこないのでこのアルバムの文章が書けないのでしょうね。

実はスマイリーは売ってしまい、ボーイズとブライアンの「Smile」をそれぞれ買いました。自分的にはこっちのほうが(ペットより)はるかに頭に入ってきます。単体で曲を聴いた来たからでしょうかねー?
Commented by 実験鼠 at 2021-11-14 20:11
こんばんは。
あ、『ペット・サウンズ』やっぱり違う個体でしたか。

オールマンですが、実は1stと2ndが一緒になった2枚組を買いまして(US盤です)。
その2枚組、Bで”オリジナル盤”と銘打って売っていました。
最初は「なんじゃこりゃ。オリジナルじゃないだろ」と眼中になかったですが、なんか『Idlewild South』単体で2000円出すのが勿体なくなってw 結局、ほとんど値段の変わらないこのヘンな2枚組を買いました。
音は普通に良かったです。
というわけで、日本盤を売却することにしたのですが、naruruさんが買い戻したがっているのを覚えていたので、Sに持っていって、naruruさんに渡してもらおうと思ったのです。
O店長に普通に買い取ってもらったので、店頭で売るのかなーと思ってましたが、無事手にされたのですね。
それにしても、その当日とは思いませんでしたw
Commented by naruru-kato at 2021-11-14 20:39
> 実験鼠さん

オールマンのそれはたぶんビギニングスというレコだと思います。オリジナルが何か分かってませんねー相変わらずダメなレコ屋だ。この前の催事もバナナのみ無視しました(見る価値なし)

でもアイドルワイルドサウスのUSオリジなら一葉出しても買った方がイイですよ。ファーストとは比べものにならないうくらい音出てます。

オールマンファーストは無事に我が家に戻ってきました、オリジと比べてかなり音が違います。たぶん日本盤は爆音では音が割れて聞けない感じですが、うちでは爆音で聴けないので。

飽きたらO店長が持ってきてねー。といってました。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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