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アナログレコード巡礼の旅

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Joe Cocker その2  Joe Cocker ! /The Grease Band

先週、ブログ仲間の240さんの記事でジョーコッカー(以下ジョー)というキーワードが出てきて、「そーいえば自分のブログのジョーの記事2017年11月以降書いてないなー」と思いまして、今週は少し我慢して(笑)ジョーを聞きました。

ファンの人には申し訳ないですが、自分はジョーを聞くのにはかなりの我慢が必要なのです。どーもあの声が自分に合わない。同じ擦れ声のロックシンガーではやはりロッドが代表ですが、ロッドの場合「もう一生ついて行きます」レベルであるのに対し、ジョーの場合数年に1度聞けばいいかな?レベル。

この違いは何か?というとこれはもう完全に個人の趣味でしかありません(爆)、ただジョーの場合擦れ声が上に抜ける様な感じがしてそこが合わないのかな?上手く説明できませんが。擦れ声も汚い感じだしー(繰り返しますが、ファンの皆様すいません)

ということで、ジョーのセカンドアルバムですが、コレだけでは記事にするには厳しいので合わせ技で、専属バックバンドでもあり、その後作品を出した「ザ・グリースバンド」も一気に紹介します。(もともとグリースバンドのボーカルがジョーであったのだが、際だっていたためジョーを個人で売り出したらしいです)

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まぁ特に何もコメント出来ない普通の写真のセカンドアルバムです。


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裏もこんな感じ、これも特にありません(オイッ)。バックはグリースバンドとリオン達、あとはクラレンスホワイト、スヌーキーピート、コーラスにボニーブラムレット、リタクーリッジなどでスワンプ風味満載。

ここでの楽曲はファーストと同じく、ディラン、ビートルズ、の楽曲などのカバーが主体。オリジナル曲は1曲のみ。

筆が進まなくなった(汗  ので曲順です(さらに オイッ)

A面
-1 Dear Landlord
-2 Bird On The Wire
-3 Lawdy Miss Clawdy
-4 She Came In The Through Bathroom Window
-5 Hitchcock Railway
B面
-1 That's Your Business Now
-2 Something
-3 Delta Lady
-4 Hello Little Friend
-5 Darling Be Home Soon

A面 ディランの景気のいい曲で幕開け。続いてレナードコーエンの曲じっくり歌い上げて渋いです。ビートルズの-4、アビーロードのB面の1部ですが、わざわざこれ取り上げる必要があるのか? -5ではすでにマッドドック&イングリッシュマンの影が見える。 A面の白眉はやはり-1、-2かな。

B面 オリジナルの-1に続きジョージの-2 、いろんなカバーがありますが、これは可も無く不可でも無く。サビの「I Don't No」と事が「Her Don't No」に聞こえて(本当にそうかも)気持ち悪い。-3 リオンの代表曲。なんとなくジョーの声はバックの分厚いコーラス隊に負けてますね。
最後はジョンセバスチャンの曲。なんでセバスチャンなんだろう?と思いますが、これが一番いい出来かも(笑)

レーベルです。USのA&M オリジナルのブラウン。カタログNoはSP-4224 マトはA-1 B-2です。

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続いてグリースバンドです、実は、これがもの凄く良いのです。はっきり言ってロック裏名盤的な素晴らしさがあります、ロニーレインのスリムチャンスの音楽にも通じる渋さ、発売は1972年。

メンバーはヘンリーマッカロウ(ギター&ボーカル)、アランスペナー(ベース&ボーカル)、ブルースローランド(ドラムス)他。初期の重要メンバーのクリススティントンはプロデューサーに回ってます。

ジョーがリオンと共同でマッドドック&イングリッシュマンのツアーに行ってしまい、残されたグリースバンドは自分たちで作品をつくるのです。しかしザバンドのように長い活動は出来ず、この1枚でメンバーはバラバラに、ギタリストのヘンリーマックローはポールのウイングスに行き出世してます。その後もう1枚作りますがそれで終わりです。


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シェルターから出た変な角度からの個人のショット。右上がヘンリーかな? あとはわかりません、調べることもしてないです(汗


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裏ジャケ なんか気持ち悪い真ん中の模様?なにか不明です。 他はクレジット。


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ゲイトフォールドを広げると、さらに変な絵画風。メンバーが全員首つりしており、その横で全裸の女が走ってる。よくわかりませんがメルヘン風でもあります。



全体にイギリスの田舎で作られた様な感じ(実際はオリンピックスタジオ)でスリムチャンス風な音楽が詰まっていて非常に心地いいです。スリムと違う点は多少スワンピーでもあり、ザバンド的でもあるところ。ただし3人くらいボーカルいますが全員ボーカリストとしては弱くて(ザバンドに比べて)逆にそこがロニーレイン的でかえって良かったりもします、いってみれば土の匂いがするアルバムかな。

とにかく、他ごとやったりの合間に、またはボッーと聞くには最高なんです(かなり褒めてます)

曲順です。

A面
-1 My Baby Left Me
-2 Mistake No Doubt
-3 Let It Be Gone
-4 Willie And The Pig
-5 Laugh At The Judge

B面
-1 All I Wanna Do
-2 To The Road
-3 Jessie James
-4 Down Home Mama
-5 The visitor

A-1 フェイドインから始まるが、途中から曲調が全く変わり軽快なロックンロールに、もう完璧にLAスワンプ風。

-2 これがもろ田舎風(笑)ほぼスリムチャンス。めちゃいいです。ヘンリー作、こーいうブリティッシュフォークテイストはやはり元フェアポートコンベンションだけある。

-3 これも同じような感じ、これもヘンリー作、この2曲でかれのソロを買う決断してますが、まだ巡り会っていません(泣)

-5 順に盛り上がっていくロックンロール。これがまた最高。

B-2 トラッドと書いてあるので昔からある曲なんだろう。確かにどこかで聞いたことある。アコの抜けのいい音とけだるいボーカルが最高です。

-3 ザバンド的なロックンロール、この曲、レヴォンヘルムが歌ったら怒ハマリで凄かっただろーなー的な(笑)

-4 アラン作、ボーカルも彼でしょう、けだるい極致。セカンドヴァースのマイナーコードの感じが素晴らしい。

-5 これもモロ、ザバンド的。こんどはリチャードマニュエルにこれ歌わせたかった(爆)


はっきり言って捨て曲なし(ただし凄く印象に残る曲もなし)ということで素晴らしい作品だと思います。


レーベルです。シェルターのオリジナルのファーストプレス。スーパーマンマークが左になります。カタログNoはSHE-8904。マトは両面5でした。


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結局、今回の記事はメジャー(まぁまぁ)のジョーをだしに使いグリースバンドの紹介。という感じになってしまいました。だってグリースバンドの方が全然素敵なんだからしょうが無いです(爆)


購入レコ屋   Joe Cocker !     グレイテストヒッツ

〃       The Grease Band  デヴァインレコード






by naruru-kato | 2021-06-27 17:10 | Joe Cocker | Comments(12)
Commented by ハリジョージスン at 2021-06-27 18:03
こんにちは。ジョー・コッカー!好きなボーカリストであります。が、例のジェニファーとのデュエットの頃は、どうでもよくなってました(苦笑)。ジョーのボーカル、うむ、わかります。汗かきながら歌っているのを観ると、こっちまで汗が出てきます。特にこれからの季節に聴くのは、おっしゃるように我慢が必要です。あっ!僕も重ねてジョーのファンの方々に、お詫び申し上げます。しつこいですがキライでは、ないです。

グリースバント❗多分このバンドのアルバムが音楽ブログに掲載されることはレアじゃないでしょうか。日本でこれを知っている人は、1000人くらい?もっといるか?ブリティッシュ・スワンプの名盤として紹介されてはいますが…。僕はこのアルバム、CDで持ってます。インナーの絵画は入ってません。
で、このアルバム極めて地味であります。「じゃあなんで名盤やねん?」と訊かれたら「この地味さが素晴らしい地味で肩がこりません(意味不明)」と答えます。盛り上がりそうで盛り上がらない、ホワンとした感じ
どこか牧歌的であったりします。そんな地味~で大好きなアルバムであります。アップして頂いて有り難うございます。
Commented by 実験鼠 at 2021-06-27 20:10
こんばんは。ジョー・コッカー、意外と聴かないですねーw 数曲聴く分にはいいんですが、アルバム1枚となると、ちょっと胃もたれしそうな感じが・・・。
グリース・バンドにいたっては、名前すら知りませんでした(汗)。ちょっと聴いてみましたが、確かにこちらの方が聴きやすくていいですね。この2枚のうち、どちらかを買えといわれたら、グリース・バンドを選びます。

ところで、昨日Sに行ったら、O店長から「Hさん(私の名前)って、スモールフェイセズのメンバーにいそう」と唐突に言われ、さらに「ロニー・レーンに似てるって言われたことないですか?」と・・・。
え、ロニー・レーン^^; 私が戸惑っていると、他のお客さんから、「ロニー・レーン知ってる日本人なんて、そうそういないでしょ」とツッコミがあり・・・昨日もほのぼのとしたSでした。
Commented by リッキー at 2021-06-27 20:46
こんばんは

ジョー・コッカーのセカンドも英国スワンプの名盤ですが、ここはグリース・バンド一択で行って欲しかったですねー。それくらい、グリース・バンドのファーストは英国スワンプの名盤ですから。私も大好きです。実はこのブログで英国スワンプを取り上げないかなってずっと思ってました。

ヘンリー・マックローのファースト・ソロも英国スワンプ、パブロック名盤としてその筋では名高いですが、韓国のCD復刻専門レーベルのBIGPINK(このレーベルもアーシーなロック系を多数復刻しているレーベルとして有名ですが)から復刻されてるんですよね。日本ではVIVIDレーベルから輸入盤国内仕様で出ています。人気盤なので、アナログはあっても割りと高いので、聴くだけならVIVIDのものがいいかもしれません。

英国スワンプ、パブロックは大好きなので、ブラックホーク99選にも選ばれたアンドウェラとか取り上げて欲しいですが、これもアナログは人気盤で高そうなので、入手困難でしょうか。
Commented by 240_8 at 2021-06-27 21:58
こんばんは。
英国スワンプは私も聴いているようで聴いていません。あまりよく知らないんですよね。ですからGrease Bandも知りませんでした。
YouTubeに「Let It Be Gone」の演奏シーンがアップされていたので拝見。確かにスワンプしてますね~。
それにしてもウィングスのHenry McCulloughがこのバンドに在籍していたとは…。ポールとスワンプって全くイメージが合わないし、ポールもなぜヘンリーを誘ったんですかね?ウィングスにヘンリーの色は全く出ていないように思うのですが。

あ、ジョー・コッカー…、初期のアルバムしか聴いてません。彼も「愛と青春の旅立ち」の直前は完全に時代に取り残されてしまった感もありましたね。
Commented by naruru-kato at 2021-06-28 14:25
> ハリジョージスンさん
こんにちは。
ジョーのボーカルスタイル、そーなんですよねー。汗臭いというか(笑) 僕も嫌いではないですが、得意ではないです。

今回はグリースバンドをメインにしたかったのですが、単体ではほぼ無名だし(汗
CD持っているのですね、流石です。ほかにも単体でアップしたいB級バンドがまだあるのですが、なかなか記事にできません。B級まとめて記事にすればいいのかなー?
Commented by naruru-kato at 2021-06-28 14:28
> 実験鼠さん
こんにちは。
確かに胃もたれします。間違いないです(爆)
グリースバンドは以前Sにもありましたがすぐになくなりましたね。値段は一葉くらいだったかなー。僕はDで英世3枚でした。

僕も金曜にSに言って「スモールフェイセス」の一件でO店長と大盛り上がりしました、その後も盛り上がりたぶん最長記録の3時間もいました。店長、誕生日でテンション高かったですよ。
Commented by naruru-kato at 2021-06-28 14:35
> リッキーさん
こんにちは。
そーですか、グリースバンドのみがよかったですか(笑)以前からグリースバンドをどのように紹介しようか考えてましたが、やはり今回のパターンしか思い浮かばなかったです、すいません。

一度だけヘンリーのソロ見たことあるのですが7千円くらいして、その時はグリースバンドも聞いていなかったので無視しましたが、次に出てもそれ以上かも。

アンドウェラは勿論知ってますが、なじみのレコ屋でもファーストが諭吉3.8枚の無理な値段。聞かせてもらいましたが、確かに欲しいとおもいました。かといってCDではいらないし、悩みどころです。
Commented by naruru-kato at 2021-06-28 14:38
> 240_8さん
こんにちは。
僕も画像見ました。確かに画像少ないですね。

ウィングスではマイラブの官能的なギターソロ弾いています。なぜポールが使ったかは不明です(笑)

ジョーはこの後のレコードもオリジナルで安価で出てますが、どーも買う気になれなくて、マッドマック&イングリッシュマンの投稿終わればそれが最後になると思います。
Commented by ハリジョージスン at 2021-06-29 19:10
こんにちは。B級バンドの特集的な記事・・僕個人的には大賛成です。複数のバンド紹介であったり、複数のアルバム紹介であったり。スワンプ系、とくにブリティッシュのは情報量が、少ないことが多く、単体で取り上げるのは少々しんどいかな、と思ったりします。
ただこのテの音のファンは一定数いることは確かです。また流通量(販売量)も多くなく希少価値性高いです。加えて非常に
良質なアルバムが多いです。
コメント欄にも上がっていた、アンドウェラ、その中心人物のデイブ・ルイスのソロ、ヘンリー・マッカロウ、名盤の誉れ高いアーニー・グラハムのソロ等。ちなみに上記三人ともヴァン・モリソンと同郷の北アイルランド出身なんですよね。最近知ったのですが、アーニーとヘンリーはかつてバンドを組んでいて、プロデューサーがなんとあのジミヘンでした!この辺の情報は、カケハシレコードさんのホームページで「アーニー・グラハム」「ヘンリー・マッカロウ」で検索すれば観れます。音源もアップされてます。ご興味あれば覗いて観てください。

グリースバンド。記事を拝見して久しぶりに聴きたくなり棚奥から取り出して聴きました。やはりイイですよね~。CDなんですが、なんと1stと2ndの、2in1でした。すっかりそれを忘れてました!ドイツのLINE Recordというレーベルで1988年リリースでした。さらにオール英文ですが、各メンバーの過去から現在(1988)までの経歴の資料の添付。バンドの歴史、1970、1971年当時のコンサート評、コンサートのフライヤーを多数切り貼りしていたりスゴいライナーノーツです。本当に久しぶりに手にとったので、すっかりこれらのこと忘れてました。すべて英語なので読むのが大変ですが(笑)。
でも今回の記事が、きっかけで、楽しみが増えました。改めて有り難うございます。
Commented by naruru-kato at 2021-06-29 21:18
> ハリジョージスンさん

そーですか、ではそのうちOthers シリーズでネタが尽きたら(というか尽きる前に自分が飽きてる・・・汗)Others Bandシリーズでもやろうかな?と思います。

僕の場合ブリティッシュ系は無いですが、USで例えばザバンドフォロワー的なバンドになると思います。Carp、Bearfoot、Jericho、America(メジャーB級 笑)あたりになると思いますが、果たして文章ができるかどうか?その辺りが自分でも疑問符です(笑) アメリカのB級は比較的安く買えたのですが、UKモノは高いですね。

そーいえば、ハリジョージスンさんの好きなPOCO今日買ってきました!レコ屋で何も買うのが無かったのですがバーゲンコーナーでRose Of Cimarronのオリジナルがワンコインだったので(失礼) ポコは嫌いではないのですがそれほど好きでも無くて(CD 数枚あります)
でもこのアルバムは凄くいいですね。アナログ集めよーかな(笑)
Commented by ハリジョージスン at 2021-06-29 21:51
こんばんは。Others Band Series!気長に、お待ちしております(笑)。確かにUKのミュージシャンのは総じて高いようですね。やはり流通量が少ないというのも、あるのでしょうね。

POCO「Rose of Cimarron」ゲット!しかもオリジナルでワンコイン!醍醐味ですね~。オリジナルということは abc recordのやつですね。確か奥様がカントリーが、お好きだったとか。このアルバムには、どカントリーな曲もあったりして、お気に召すのでは?
Commented by naruru-kato at 2021-06-30 08:01
> ハリジョージスンさん
おはようございます。
はい、Others Band Series そのうちやろうと思います。気長にお待ち下さい(実は来年から76年~80年代のアーティストも取り上げる予定で、その後になるかもです。

POCOは今朝も聞いてました。朝にはいいですね。 勿論USオリジのABCのです。

うちの奥さん、1950年代のカントリー好きなんで逆にカントリーロックって嫌ってるんですよねー(泣)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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