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アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Carpenters その3    Close To You

少し前になりますが、2月4日はカレンカーぺーンターの命日です。先週はJJケイルを聴いていたのですが、その合間を縫ってカーペンターズも聴いていたのです。

やはり改めて思うのはカレンの深い味わいのあるアルトヴォイスは本当にしみじみいいよなー。という事を再度実感しました。これも歳を重ねるとわかってくるのでしょうか?。中学の時、洋楽ロックの最初に聴き出したカーペンターズですが、その後は全く聴かないアーティストになり、2年くらい前に久しぶりに聴いたら、「こんなに良かったっけ?」という感じでオリジナル集めまくりました。

今回は1970年発売のセカンドアルバムです。デビュー盤ではオリジナル曲で勝負した感がありますが、たいして売れもせず、A&Mの主要ライター達の歌を取り上げそこに活路を見いだしたリチャード。いい物はなんでも取り上げる路線が確立したアルバムです。

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まだ、あどけなさが残るカレン、しかし今時こんな髪型の女性はまずいませんね(笑)凄く恥ずかしい髪型です(爆)

この盤はUK盤でピカピカのつるつるジャケです、USオリジナルも同じ仕様かどうかは確認不足ですが、Discogsの写真で見る限りUK盤ほどピカピカでは無いような感じです。

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この写真でピカピカ感がわかるかなー。

ちなみに、カーペンターズのあの独特のロゴマークはこの時点ではまだありません。


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裏ジャケはクレジットです。ここでロジャーニコルス&ポールウィリアムス、バートバカラックなどのA&Mライター達、そして今回もまたレノン&マッカートニーのクレジットが載ります。リチャードのオリジナル曲はわずかに4曲のみ。

やはり、カバーに比べてオリジナルが少し弱いのは否めませんが、全体の雰囲気を変えることなくスムーズには流れていきます。

今回いろいろアルバムを改めて聞きなおしましたが、自分的にこのセカンドがベストではないだろうか?と思いました。その訳は特に文章にできません、あくまで聞いた感覚です。このアルバムが一番気持ちよく聞けたから。そんな感じなのです。

ちなみにブログ仲間の248さんも同じような意見の投稿を過去にされていました。

しいて言えばコーラスのアレンジが凄い。という事でしょうか。そしてカレンはまだ19歳なのにこの懐の深さは何なんだろう?



曲順です。
A面
-1 We've Only Just Begun
-2 Love Is Surrender
-3 Maybe It's You
-4 Reason To Believe
-5 Help
-6 (They Long To Be) Close To You

B面
-1 Baby It's You
-2 I'll Never Fall In Love Again
-3 Crescent Noon
-4 Mr. Guder
-5 I Kept On Loving You
-6 Another Song

-1 ウィリアムス&ニコルスの曲で幕開け、そしていきなりの分厚いリチャードのコーラス。ビーチボーイズ超えてるわー。後半にかけてのカレンの熱唱も凄い。

-2~3 リチャードのオリジナル。まぁ可もなく不可でもなく。 

-4 ティムハーデンの曲ですが、後のトップオブザワールドの原型のようなアレンジで軽い感じに仕上げてます。オリジナル知りませんけど(汗

-5 ビートルズのオリジナルより先にこっちを知ってしまった「HELP」。勿論その後B4のバージョンを聞いてえらくたまげました(笑)
ママス&パパスもそーだったけど、ビートルズの楽曲ってオリジナル忠実にカバーするのしかあまり印象ないのですが、流石です。

-6 全米1位を記録したバカラック作品。カーペンターズの楽曲で私的ベスト3です。オリジナルは聞いたことないですが、聞く必要もないと思ってます。勿論邦題は「遥かなる影」。

B-1 バカラック作品、本で読みましたが現曲からかなりいじってるようです(これも原曲知らないんで)。ホーンのアレンジなど大人のポップスの色気があり素敵です。

-2 これもバカラックです。ディウォンヌワーウィック(めちゃ打ちにくい名前だ)が歌った曲です

-3~4 この2曲もリチャードのオリジナル。相変わらず可もなく不可でもなく(オイッ) 叩いてるのはカレンでしょう。

-5 今度はこのアルバムで初のリチャードのボーカル、ニコルズ&ウィリアムスです。

-6 最後はオリジナル、イントロでピアノの伴奏のカレンの唄声なのですが、突然全く違う曲に変わります。なんとなくですがユーミンの「ブリザード」のイントロはこれをヒントにされたんではないだろうか? そうこうしてるうちにまた(ややプログレ風)違う曲に変わる。そーいう事でこのタイトルなのか(笑)3曲合わせ技ですが完成度はイマイチかな。


レーベルです。UK、A&Mのオリジナル。カタログNoはAMLS998 マトはA-2 B-1です。


Carpenters その3    Close To You_d0335744_21371249.jpg

このアルバムからClose To Youのヒットを飛ばしたカーペンターズは怒涛の勢いで一気にスターダムに伸し上がり、次から4枚目までのジャケはスターの証でもある変形ジャケの攻撃を仕掛けるのです(笑)

いゃー、やっぱ「売れる」って大事ですよねー。


購入レコ屋 SORC

by naruru-kato | 2021-02-12 20:11 | Carpenters | Comments(14)
Commented by 240_8 at 2021-02-14 07:33
おはようございます。
逆にリンク頂き恐縮です(苦笑)。
それにしてもnaruruさんがカーペンターズをチョイスされるとはちょっと意外&嬉しいですね~。
どうもカーペンターズって、洋楽ファンから評価が低いような気がして。そういった意味では本作は、初期のカーペンターズの良さが集約されていると思います。
カレンもドラム叩いてますし。ハル・ブレイン&ジョー・オズボーンの鉄壁リズム隊も堪能出来ますし。何よりバート・バカラックのメロディは本作からですね。
(実はファーストも意外と良かったりします)
Commented by naruru-kato at 2021-02-15 06:59
> 240_8さん
おはようございます。
確かにロックファンからは評価は低いと思います(僕自身がそうでしたから)。

今回、248さんの過去投稿の動画じっくり見ましたが、カレンのドラムは本当に上手いですね。

そしてコーラスの巧さ、ビーチボーイズから入ると、自然とコーラスに耳を傾けてしまいますが、リチャードのコーラスワークは完璧ですね。
Commented by 監督 at 2021-02-15 13:06 x
皆が歌謡曲に行く中、私を洋楽へ導いてくれたのはカーペンターズでした。
Close to you、ゆっくりしたタムまわしで盛り上げていくところ、中学のころから好きです。
なにか一曲だけ上げろと言われたらムチャクチャ悩みますが、『All You Get From Love Is A Love Song』かなぁ。
この曲選ぶ人は珍しいと思うのですが、山口百恵の『夢前案内人』とどうしてもかぶっちゃって、結果、All you ... が好きなだけかも…。^^;
Commented by 監督 再び at 2021-02-15 13:06 x
↑ あれっ、似たようなカキコ、以前もしましたっけ?(大汗)
Commented by naruru-kato at 2021-02-15 23:13
> 監督さん
こんばんは。
実はAll You Get From Love Is A Love Songは殆ど記憶にない曲です。
この曲が入ってるパッセージは一瞬だけ家にありましたが(買ったけど1回聞いただけで売ってしまいました、100で買った日本盤だったので)ほとんど耳に残っていないのです、改めて聴きましたが機会があればもう一度買ってみようかな?

Commented by naruru-kato at 2021-02-15 23:13
> 監督 再びさん
いえいえ、初めての内容だと思いますよ(笑)
Commented by リッキー at 2021-02-16 21:07 x
こんばんは

カーペンターズはリアルタイムでは「Top Of The World」からでしたでしょうか。当時、飲料水ポップのCMに使われていましたよね。

私はカーペンターズには、それほどはまらなかったですが、アナログ時代は日本編集の2枚組ベストを聴いてました。最新曲が「Only Yesterday」のやつでした。(今は一応オリジナル・アルバムはCDで揃えてはいますが)

そのベスト盤に、リチャードのインタビューが掲載されていて、アメリカでヒットしてるのに、ポップスなので扱いが低いのを嘆いていましたね。

他にもアメリカ盤はレコードの材質が悪くて音が悪いなんて言ってたのが印象的でした。ドイツ盤が一番音がいいって言ってましたね。昔は確かにドイツ盤は音がいいってのが通説だった気がします。

ところでティム・ハーディンの「Reason To Believe」ですが、ティム・ハーディンはあまりお聴きにはならないのでしょうか。「電線の鳥」辺りはお持ちかと思いますが、60年代のヴァーブ時代のティム・ハーディンもいいですよ。

現在はCD化されて、いつでも聴けるようになりましたが、80年代の終わり頃はアナログが入手困難で大変だったのを思い出します。
Commented by rollingwest at 2021-02-17 19:36
2月4日はカレンの命日でしたか!二人の美しいコーラスを中学~大学生時代までリアルタイムで傾聴しながら青春を過ごしてきました。カレンの究極の美声に彩られたバラードや名曲の数々にどれだけ癒されたことでしょう。当時のカーペンターズは「バートバカラックの秘蔵ッ子」のキャッチフレーズで人気を博していましたね。2ndシングル「遙かなる影」(close to you)が初の全米No1に輝き大ブレイク、同年に大ヒットした「愛のプレリュード」(We've Only Just Begun)(1970)、悲しみと憂鬱な気持ちを歌い上げた「雨の日と月曜日は」(1971)と立て続けに連続ヒットを放ち、この初期三大名曲が中学生時代のRWの脳裏に思い出深くクッキリと刻まれています。デビューは「ヘルプ」でしたが、神から授かったカレンの美声、素晴らしい巧みなアレンジが施されていること、カレンのドラマーとリチャードのキーボード演奏が主体となって全体がコーラス構成になっていることなど、ビートルズ・オリジナル曲とは明らかに一線を画して、完全にカーペンターズ独自のオリジナルのように感じました。
Commented by naruru-kato at 2021-02-17 21:26
> リッキーさん
こんばんは、飲料水のCMは知りませんでした。

リチャードはロックで評価して欲しかったのでしょうかねー(笑)
ドイツ盤がいい音っていうのは今でもレコ屋で言われてます、僕は殆どドイツプレスは持っていませんのでわかりませんが、ドイツっていうと精密機械のイメージが強いのでありえますね。

ティムハーディンは持っていません、「電線の鳥」を聴きましたが僕好みです。レコに出会えば速攻ゲットします!
Commented by naruru-kato at 2021-02-17 21:29
> rollingwestさん
こんばんは。
カレンが亡くなった時は「へーそうなんだ」的であまり悲しまなかったのですが、今思うと本当に残念です。

ビートルズカバーはすべてカーペンターズの方が先に聴きました。完全に消化しきってて見事なアレンジだと思います。特に今回の「ヘルプ」は全然ちがうアレンジでビートルズの方を後から聞いて改めてビックリした想いがあります。
Commented by 通りすがり at 2021-02-20 05:50 x
彼らの音から、っていうのは沢山ありました。何と言っても作家達、バカラックを筆頭にR.ニコルス、P.ウィリアムス、L.ラッセル、etc...、アレンジャー達、レッキングクルーと呼ばれるスタジオプレイヤー連、A&M系を筆頭にソフトロック連、などなど、です。
他にもカレンの英語の発音はほんとに聞き取り易く何かと重宝しました。
余談ですが数年前、渥美まりだの池玲子だの、ちょいとエロ系の昭和歌謡を散々聞いた後に口直しに彼等のレコードを聴いていたら妻に大笑いされました、あははは。
乱文失礼致しました。
Commented by naruru-kato at 2021-02-20 17:09
> 通りすがりさん
こんにちは。ソフトロックというジャンルは殆ど聞かないのですが、カーペンターズはやはり聞いてしまいます、確かにカレンの英語の発音の良さ(わかりやすさ)は本当に素晴らしいと思いまうす。ただしアメリカ人的にはどうなのでしょう? 

エロレコ系のレコードは今では凄い金額で取引されていますね、あまり興味ないですけど(笑)
見えそうで見えない、とか胸ポチは大好きですけど(オイッ)
Commented by 実験鼠 at 2021-02-21 09:39 x
おはようございます。大幅に訪問が遅れましてすいませんw
カーペンターズは、CDのベスト盤しか持ってないです;
いい曲、好きな曲はあるのですが、アルバム単位で聴いたことはないですねー。

しかし、この当時の女性ボーカルはリンダやオリビアもそうですが、清楚で上品、優美でいいですね。今もいるのかも知れないですが、目立たないですね。聴こえてくるのは、男勝りのドスの効いた声か金切り声のシャウトばかり(おっと、今時の問題発言ですね)。次の記事を書くために、1990年代以降のヒット曲を今聴いていますが、つくづく「いないなあ」と思いました。もはや絶滅危惧種だと思います。
Commented by naruru-kato at 2021-02-21 15:03
> 実験鼠さん
こんにちは。
僕もカーペンターズはSのO店長に勧められて、当初は「ちっ、今更カーペンターズなんて聴けるか」でしたがお店のオーディオで聴いたらもの凄く良くて(笑)商売うまいですね。

オリビアもそのうち取り上げる予定です、これまた、「オリビア?」あんなもん聴く耳持たんわ。でしたが聴いたらカントリーロックの歌姫的で。

まだまだ修行が足りません。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。ジャケットもいろいろと楽しめるので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシング、市民マラソンが大好きでいろんな大会に出ています。


by naruru
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