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アナログレコード巡礼の旅

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Sandy Denny その4  Like An Old Fashioned Waltz

UK月間の最後に久しぶりにサンディーデニーです。なぜか秋はサンディーの声を聴きたくなります。

このソロ3作目は、人によれば最高傑作とされている素晴らしいアルバムです。ジャケも雰囲気抜群のエンボス加工で凝ったもの、ファンは必ず(といい切れる)UK盤のオリジナルを買わないといけません。


何故かというと、以前持っていたのですがUSのIsland盤は見開きではなくスリーブジャケ。しかもエンボス加工がなされていませんでした。しかもオリジナルはフリップパックの内側に歌詞が載っているのに僕が所有していたUS盤は歌詞カードが無かったのです(本来はあったかどうかは未調査です)。

こーなってはいつかはオリジに買い換えなくては、とずっと思っていたところ、運良く行きつけのレコ屋に入りました。値段は片手以上。


「うーん、どうしても欲しいのでUS盤を売り、さらに4枚ほど足して物々交換くらい出来んもんかのー」と思い売りレコ持ってレコ屋に行き、見事に予想通りに結果になり、ニンマリしたのです。

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髪を団子状に髷げ澄ました感じのサンディー、この時27歳です。惚れ惚れする写真です。全体のカラーが深緑なのがブリテンっぽくて非常に好感が持てる。

回りの薔薇のところと、タイトル、サンディーの文字が凸のエンボス加工になっています。ちなみに薔薇の絵はサンディー自身が描いています。


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裏ジャケです。落ち着いたベージュ色のイメージ。



Sandy Denny その4  Like An Old Fashioned Waltz_d0335744_21282782.jpg



フリップパックを広げると、このように歌詞が出てくる。調べたのですが完オリだと実はインナーも深い緑の袋のようです。この個体は残念ながらUK製ですが一般的な袋でした。



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この作品ではSSWとして、ボーカルにさらに磨きがかかり、ジャズのカバー、ポップス的なアプローチの曲もあり、まさにサンディーの完成形であるような感じです。メンバーはデイブペグ、デイブマタックス、トレバールーカス、当然のリチャードトンプソン、ジェリードナヒュー達。レコーディングはロンドンとLAです。



曲順です。

A面
-1 Solo
-2 Like An Old Fashioned Waltz
-3 Whispering Grass
-4 Friends
-5 Carnival

B面
-1 Dark The Night
-2 At The End Of The Day
-3 Until The Real Things Come Alone
-4 No End



A-1 オープニングに相応しい。トンプソンのリードギターも気持ちいい。Soloとは一人で生きるという意味。女一人でも生きていける。というような内容らしい。

-2 タイトル曲。ストリングスが素晴らしい呼応。サンディーの私的ベスト3にも入る素晴らしい曲です。

-3 デュークエリントン楽団のスタンダードのカバー。サンディーの歌の表情の変化を楽しむのもイイです。

-4~5 ほぼ同じような曲です、うっかり聴いていると繋がっているように聞こえる。バックのリードギターのジェリードナヒューの音がか細くて凄く歌にマッチしてます。永遠に続いて欲しいような曲に仕上がってる。この2曲の流れは見事と言うしかないです。

B-1 アップテンポなロックな曲です。サンディーの今までの作品では見られないポップな感じです。後半のエレピ?のソロも今までには無い展開。まさに新境地。

-2 全体の落ち着いたアルバムイメージそのものの曲です。

-3 ビリーホリディの曲です、沢山のジャスシンガーがカバーしている。

-4 最後も落ち着いた楽曲。捨て曲は1曲もなし。当然ですが。


レーベルです、アイランドのオリジナルピンクリム。 カタログNoはILPS9258  マトはA-1U B-2U 当然STARINGの刻印付き。



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この年サンディーはZEPの4枚目にもゲストで参加。大きな飛躍となりますが、この後再度フェアポートに参加しアルバムを発表します(あまり良い出来では無いと思いますが)


このアルバムはまさにサンディーがUKフォーク&トラッドの歌姫から、アメリカを狙ったポピュラー路線に変化していくアルバムです。しかしそれでもアルバム全体のイメージの深い緑色に覆われた森の中で聴いているような感じもして、最高な音作りがなされているといえます。



購入レコ屋 SORC








by naruru-kato | 2020-11-07 20:27 | ● Sandy Denny | Comments(8)
Commented by 240_8 at 2020-11-08 22:53
こんばんは。
サンディ・デニー、並びにブリティッシュ・フォークって殆ど聞きかじってません。興味はあるんですが。
で、本作、早速Amazon Musicでチェックしましたが、なかなか聴き応えありますね。
①②はZEP参加曲のイメージで聴くと、ちょっと違和感感じましたが。ジャージーな③もいいですね。新境地の⑥も好みです。

ブリティッシュ・フォークだとフェアポート・コンヴェンション辺りから聴くのいいんですかね?
あと参加ミュージシャンの表記、トレバー・ラヴィンじゃなくてトレヴァー・ルーカスですね。一瞬、イエスのトレバー・ラヴィン⁇って思っちゃいました(笑)。
Commented by naruru-kato at 2020-11-09 08:40
> 240_8さん
おはようございます。
僕も数年前までは全く興味無い世界でした。フェアポートから聞き出しペンタングル、リンディスファン、その他いろいろ聞きましたが最終的にフェアポートに戻りましたが、ようはサンディが一番だった、という感じです。

トレバーの件 ご指摘ありがとうございます。土曜日にトレバーラヴィン時代のイエスのレコード売ったので、頭に残っていたのかな(笑) 訂正しときます。
Commented by 実験鼠 at 2020-11-09 21:14
こんばんは。これは先月Sにあったやつですか? 私もこれは狙っていて、一度は購入するつもりでSに行ったんです。その日はまだ残ってましたが、別に欲しいものが出きてしまって、予算オーバーで未購入。次の訪問の時には無くなってましたw 
このアルバムを聴いたことはないんですが、ジャケットがいいですよねえ。ジャケ買いでもいいと思ってました。

ちなみにサンディの2ndのオリジナルを栄のS.O.T.Sで見つけて買いました。4000円台でした。 
Commented by naruru-kato at 2020-11-10 06:41
> 実験鼠さん
おはようございます。
そーなんですか(笑) 僕がSから連れてきました(爆)
下取りでUS盤を置いてきましたからそれなら安いかも、新栄のDにもUSファーストが2.5千円で売ってる情報もあります。
文中にも書いてましがジャケが本当に素敵です、内容も勿論ですが。

SOTSですかー。もう4年くらい行ってない、っーかもぅ行きたくない店です。
理由はいろいろありますが、そのうちお話しします。
Commented by 実験鼠 at 2020-11-12 20:32
自分の記憶も相当いい加減なんですが、そういえば、あの日Sでnaruruさんとお会いしていたような気がしてきましたw 二人でサンディのレコのジャケを眺めていたような記憶が(オイオイw)。
naruruさんが何枚かのレコを買い取ってもらっていたシーンも思い出しました。あの日でしたっけ? 購入(というか、物々交換)されたのは。
私はあの日、Sに寄る前に、なんの期待もせずフラリと立ち寄った栄のBで想定外の出費をしてしまい、サンディの購入資金がなくなりまして、第一の目的だった『ガソリン・アレイ』だけ買ったのでした。もしBに立ち寄ってなかったら、naruruさんの目の前でサンディをいただいていた可能性が有ったと思うとゾっとします(汗)。

US盤・・・どうしましょうかね。naruruさんの記事を読むと、やはりUK盤で欲しくなりますねw ジャケの質感やゲートフォールドもレコ選びの重要な要素ですからねー。音の違いはどうでしたか? 明日、仕事休暇を取ったので、Sに行って確認してこようかな・・・。

Commented by naruru-kato at 2020-11-14 10:36
> 実験鼠さん
僕の記憶も相当飛んでるので。そーでしたっけ?曖昧な記憶ですが、平日だったような気もします。確かお客は自分だけだったような(笑)
音はそのとき比べましたが、O店長は「やはりUK盤よねー」と行ってましたが自分の貧弱な耳はそれほどでもないと思いました。ちなみにUS盤は新栄のDでも2500円で売ってました。

木曜日ひさしぶりにSに行っていろいろ愚痴聞いてもらいました、やはり店長はスナックのママさん的です。

Commented by echigo-buta at 2020-11-14 21:52
こんばんは。この方のアルバムは『海と私のねじれたキャンドル』しか手元になく、他は未聴です (ジャケットは見覚えあります)
他作品のジャケだとカメラ目線じゃなかったり、怒ったような顔だったりですが、これは穏やかな表情で良いです。
米国市場を意識したとの事ですが、細部を見るとやっぱり英国風ですね~(^^
Commented by naruru-kato at 2020-11-15 16:22
> echigo-butaさん
こんにちは、怒ったような顔はセカンドアルバムですね。確かに怒ってます。

よくよく考えると、カメラ目線のアルバムはこれだけです。あまり顔に自信が無かったのでしょうか(笑)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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