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アナログレコード巡礼の旅

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The Beach Boys その5    The Beach Boys Today

急ピッチでビーチボーイズやってます(月イチ投稿、なんとしても年内にペットサウンズにたどり着きたい為)。

今回は雑誌DIGの「ビーチボーイズ特集号」にて、ビーチボーイズ盤ラバーソウル。と位置づけられフィルスペクターの影響も大きいこのアルバム。1965年発表。

当初このアルバムは疑似ステレオで持っていたのですが、その録音が聴くに堪えられないくらい変で変で、ようやくモノのオリジナルを手に入れたのです。


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一先ず、このジャケがいい。おそろいの色違いのセーターにメンバーの爽やかな笑顔、アルだけが少し異常なくらい「ニカッ」としていて、「アンタ普段からそんな笑い顔なんかい⁉」と関西弁でツッコミたくなります(爆)

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全体の色使いもビーチボーイズといえば青でしょうが、ここではブラウン、これもまたイイ。思わずザバンドのセカンド(こちらのが後発ですが)同様にブラウンアルバムと形容したいですわ。




裏ジャケは評論家のコメントでしょうか?。意味わかんないのでまぁどーでもいいです。


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Impression
この作品から完璧にブライアンはスタジオにこもり、ツアーには参加しなくなります(代わりにベースをグレンキャンベル→ブルースジョンストンに交代)そしてスタジオミュージシャンを使いビートルズに対抗する為の作品作りをしていくのです。

良く言われる形容ですが「ビートルズにはジョンとポール、さらにはジョージマーチンが居たがビーチボーイズにはブライアンウィルソンしかいなかった」

まさに良く一人でこんなアルバム作るよなー。というくらいの完成度。、特にB面の美しい流れはプリペットサウンズというか、難解じゃないぶんペットよりもわかりやすいというか。ただし、発売当時のファンはこれについていけず、かなり面食らったのではないでしょうか?

単純にA面マイク、B面ブライアンのアルバムといえるでしょう(コアなファンからはそんな単純なものではない!と怒られそうですが)

My Favorite Sings
Do You Wanna Dance ?
ロックの古典のカバーソングで幕開け、でもビーチボーイズが歌うとオリジナルに聞こえる。

Don't Hurt My Little Sister
A面はマイクラブの活躍が素晴らしい。バックで流れる今までにない楽器も新鮮(何の音か不明)

-5 Help Me Ronda
ここで初めてアルがリードボーカル。悪くない声です。普通にビーチボーイズっていう感じがします。シングルではさらにバージョンアップします(そのバージョンは次のアルバムに再録)

Please Let Me Wonder
イントロからドントウォーリーベイビーっぽいがコーラスの完成度は比でない。音の分厚さ、今までに使った事のない楽器の数々。

I'm So Young
なんか50年代っぽい音作りのバラード、アメリカングラフティで使われそうなオールディズバラードの味付け。低音のマイクが凄く効いてる。一度曲が終わるかに見せて最後は全く別の曲調のコーラスで終わる。展開力凄い。

Kiss Me, Baby
これもブライアンの得意なバラード、恒例の溶けそうになる声とシンクロするマイクのコーラス。完璧です。

In The Back Of My Mind
最後はまさに寄せては返す波のごとくデニスが歌い上げる渾身のバラード、なぜここでこのアルバムを終わらせないのか?。まさにリボルバー、SGPのエンディングと同じくらい完璧なのに(泣)もうすでにペットサウンズがみえている。


Label
キャピトルオリジナルのmono。カタログNoはT-2269、マトはA-5 B-2です。



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調べて見ると1963年、64年と年3枚アルバムを出し、さらにこのあと年2枚のアルバムを出し(キャピトルからのプレッシャーで)翌年あのペットサウンズを出すのです。

このスケジュールでツアーもこなし、その合間に曲作りなんて、そりゃ無理ですわー。


キャピトルって酷い会社だなー。とつくづく思います。


by naruru-kato | 2020-09-06 09:58 | ● The Beach Boys | Comments(6)
Commented by 240_8 at 2020-09-06 18:28
こんばんは。
ジャケの写真、やっぱりブライアンとデニス、いい男ですね~。カールはこの頃は太っちょカール。そのカールが後にイイ男に変貌するとは、この当時、誰も予想していなかったかと。

このアルバム、確かにBB盤ラバーソウル的存在ですね。曲中、ダントツに素晴らしいのは「Please Let Me Wonder」。達郎さんのカバーであまりにも有名な楽曲ですが、ブライアンのバラードの最高峰かも。
デニスが熱唱する「In the Back of My Mind」もバックの演奏、特にパーカッションとか、楽器の使い方は後のペットサウンズを彷彿させます。
それにしても仰る通り、最後の「Bull Session With The Big Daddy」の位置づけはよく分かりませんね。
Commented by naruru-kato at 2020-09-06 19:47
> 240_8さん
こんばんは、248さんのブログも参考にさせて頂きました!

確かにカールはメタボですね(昔からそーですがこの頃が酷いのかな)。
達郎が「Please~」やっていたのですか、知りませんでした。

デニスのソロアルバム、レコ屋で取り置きしてもらってますので来週もらってきます。
楽しみですー。
Commented by 実験鼠 at 2020-09-06 23:33
こんばんは。疑似ステレオのせいなのか、録音時期が違っているのか分からないですが、私の持っているCⅮは曲によって音のバラつきが大きいです。そのため、アルバムとしての統一感が感じられないんですが、モノラルLPだとその点は解消されるんでしょうかね。 自分もオリジナルMONOで是非入手したいですねw グレヒだったら、英世2~3枚ですか?
ちなみに、ここに入っている「Help Me Rhonda」は、フェイドアウトすると見せかけて、また入ってくるやつですよねー。これは次のアルバムのバージョンの方が好きです。

Commented by naruru-kato at 2020-09-07 09:22
> 実験鼠さん
おはようございます。疑似ステレオはなんか残念な感じがするのですよー。
具体的にどう、というのは無いですが全体を通して聴きにくかったですね。
モノだと聞きにくさが薄くなりました(劇的にイイというわけでもないです)
これはグレヒで2300円だったかなー。プチノイズ結構ありますが(汗)

Help Me Rhonda  マジでHelp Me ですわ。あれメチャいらつく。ステレオだとさらにイラツサ倍増でした。
Commented by リッキー at 2020-09-13 12:31
こんにちは。

このアルバムこそがビーチ・ボーイズの本当の意味での代表作ではないでしょうか。ペット・サウンズはあまりにもブライアンのソロ的意味合いが強すぎますよね。

特にB面のバラードの流れは最高です。萩原健太氏も無人島レコードに今作を選んでいますが、私もビーチ・ボーイズなら間違いなく今作ですね。大好きです。
Commented by naruru-kato at 2020-09-13 19:22
> リッキーさん
こんばんは。やはりペットサウンズはそーですよねー。

ただし、ブライアンのソロと割り切ってしまえば、最高の作品だと思います。

B面の素晴らしさ共感して頂き嬉しいです。じつはA面聞いただけでB面は今回初めてまともに聞いたのです。もっとはやく気づくべきでした(汗)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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