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アナログレコード巡礼の旅

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Crosby, Stills, Nash & Young その4   4Way Street

今回から二か月くらいアメリカンロック系の2枚組ライブ(それ以上もあり)の名作を取り上げるつもりです。

実は自分はそれほどライブアルバムに固執することはなくて、あくまでスタジオ盤が主体なのですが、それでもやはり集めていると徐々に増えだし、今では2枚組ライブも20枚くらい集まりましが、普通の投稿ではなかなか記事にする事もなくて。

そこで特集を組んで一気にライブアルバムを終わらせようとの魂胆なのです(笑)

複数枚組に限定するのは、一気に聞くと体力消耗するので普段なかなか記事に出来ないからなのです。(1枚のライブは時々投稿しますが)


初回はアメリカンロックのライブを語るに外せない名盤、クロスビー、スティルス、ナッシュ、&ヤング(以下CSN&Y 当然ですが)の1971年の第一次解散直前に発売されたこのアルバムです。(録音は70年のツアーです)


しかし、等ブログの範囲である1960年台から70年初頭デビューで活躍したバンドで、オリジナルメンバー、および主要メンバーが誰も死んでいないバンドってCSN&Yしかいないのではないだろうか?

すいません、いきなり変な話をしてしまい、でも調べてみたら実はこの(有名どころでは)バンドだけなのです。


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すでにこの後の活動を予測するがごとく、ちりばめられたスナップのジャケ。つまり、ニールとスティルスはソロ、クロスビーとナッシュはディオで道は分かれるのです。


しかも、この時期すでに心はバンドから離れていて、各ソロパートを含む感じがありありのジャケです。

裏ジャケです。


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バックの参加メンバーも写真載せてもらってます。良かったですね。




以前はUSセカンドプレスを所有していましたが、またまた和久井さんが「日本初盤が素晴らしい」と語っていて、日本盤のこれを購入。
いろいろ調べましたが、どうやらこの盤は日本セカンドプレスのようですが、定価も同じで発売された時期はファーストの1年後。まぁ盤は同じと考えてイイと思います。






音を比べましたが、明らかに日本盤の方が素晴らしいく、US盤セカンドは手放してしまいました。



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ゲイトフォールドを開けると、楽屋でミィーティング中のような写真ですが、ニールだけほとんど映っていませんね。


このアルバムは前半(1枚目)はアコ主体によるコーラスの美しさを出し、後半はニール、スティルス、クロスビーによる三つ巴のギターバトル中心のハードバージョンで構成され、緊張の連続。または一触即発のギリギリの線でライブが進んでいるのです。

ただ、このような緊迫した状況、それが災い転じて最高の演奏になっているのです。


Crosby, Stills, Nash & Young その4   4Way Street_d0335744_10443503.jpg




解説はありませんでした、紛失しているのかもしれません、まぁいらないですけどね。


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Rock Ageのインナースリーブ、この盤にこの帯でもついていたら売価は100倍になっていたことでしょう(笑)
(ちなみにこの盤は300円で買った)


A-1の前に「組曲 青い眼のジュディ」の最後のコーラスからフィイドインで始まり、ニールヤングを迎い入れるところからアルバムは始まります。

つまりライブの最初はCS&Nから始まっていたのです。ただしアルバムの曲順には「青い眼」は入っていません。

アルバムの収録はNYマディソン、シカゴオーデトリアム、LAフォーラムなどバラバラです。


A面のアコは一人2曲ずつ歌って回していくような構成になっています。


曲順です。
A面
-1 On The Way Home
-2 Teach Your Children
-3 Triad
-4 The Lee Shore
-5 Chicago
B面
-1 Right Between The Eyes
-2 Cowgirl In The Sand
-3 Don't Let It Bring Your Down
-4 49 Bye-Byes
-5 Love The One Your're With
C面
-1 Pre Road Downs
-2 Long Time Gone
-3 Southern Man
D面
-1 Ohio
-2 Carry On
-3 Find The Cost Of Freedom


長くなるので短め、にコメント書きます。


A-1 バッファロー時代はリッチーフューレイが歌ったいたニ-ルの名曲、なぜか歌い出しが裏から入って難しくなってる(笑)4声のコーラスが凄い、間違いなくこのアルバムのベスト。

-2 これも映画の挿入歌になり有名です、やはりサビ、セカンドヴァースからの対旋律のコーラスが聴きものです。

-3~4 モダールな感じのクロスビーらしい2曲。じっくり聞くと結構いいのです、このあたりの曲がバーズをクビになったきっかけらしい。C&Nの二人だけでやってる感じです。

B-1 いきなりC&Sが歌詞を間違うほほえましいところを編集も差し替えもせずに収録。実は自分的にCSN&Yの中でどうしてもNの声だけが好きではなくて・・まぁどうでもいいことですが。

-2 ニールの怒涛の名曲ですが、ここではアコでサラリとやっています。たぶん一人で弾き語りかな?アコのミュート感が素晴らしい。

-3 アフターザゴールドラッシュからの1曲。しかしここまでニールの歌はすべてCSN&Yとは違うところから持ってきてる(笑)

-4 影が薄いスティルスがようやく登場。曲の途中でバッファロー時代のFor What~の1小節も入り「おっー」となります。

-5 もう名曲中の名曲。4声コーラスの分厚い事。ビンテージマーチンD45(だと思う)3台による音抜けのいい事いい事、たまらんです。

C-1 ここからエレクトリックサイド。ドラムスはジョニーバーベイタ、ベースはカルヴィンサミエル。

-2 めちゃカッコイイこの曲。ウッドストックの映画の一番最初に出てくる曲。さすがクロスビーと言わざる得ない。

-3 そしてサザンマン、ニールとスティルスの大バトル。13分15秒、一気にだれることなく聴ける。もうなにもいう事ないです。

D-1 あまりにも有名なイントロリフ。スタジオ盤の倍の迫力です。

-2 今度はスティルスの代名詞と呼ぶにふさわしい名曲。しかしなぜこんなに長尺にする必要があったのか(笑)C-4と違い13分間がつらい(泣)

-3 最後は4人のハーモニーだけで「自由の鐘」
あぁー。大昔のライブエイドの生放送で、いきなりこの4人が出てきてこの歌うたった時の感動、思い出すわー。


レーベルです。ワーナーパイオニア P-5008盤  定評のある8000盤台の二枚組の時に番号です。素晴らしい音です。


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あっ レーベル面ではA-1が Judy Blue Eyesになっていました!。


実は、この後に1974年の再々結成のライブが、少し前に怒涛のCD4枚組で発売されています。

これは、もうほとんどの曲を網羅していてすさまじいアルバムなのですが、どーも同窓会的な雰囲気もあり、やはり緊迫感という点では本作の方が上でしょうね。


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次回の予告です。

アメリカのバンドで一番不幸なバンドの、不幸になる直前に発売した大ヒットしたライブです。


購入レコ屋   ラジオデイズレコード





by naruru-kato | 2020-04-19 19:22 | CSN&Y 関係 | Comments(10)
Commented by 珈琲べるま〜ど at 2020-04-26 08:43
おはようございます。2枚組ライブ特集、楽しみにしています。このアルバム、日本盤をリアルタイム購入しました。もち、ロック帯を5枚集めて1枚ゲットするという企画に乗せられて。。。購入レコ、飛行船1枚目、2枚目、確か4枚目、キンクリ宮殿、そしてコレ。ゲットしたのは、グランジ親父の3枚目。今はどれも断捨離できずに持ってますが、どれも帯なしという悲劇。。。残念やなあ。。。音のことは、「なし」で失礼します。
Commented by naruru-kato at 2020-04-26 09:45
> 珈琲べるま〜どさん
おはようございます、ロックエイジ帯の企画。リアルタイムでは知りませんでしたが、後から知りました。まさか帯付きがこんなに高騰するなんて当時は知るよしもないですからねー。
ディランもそーいう企画ありましたよね。

音の事はなしで、こーいう思いで的なコメント大歓迎します。
今後も当時のことなど教えてください。
Commented by JT at 2020-04-27 21:42
こんばんは、JTです。

>1960年台から70年初頭デビューで活躍したバンドで、オリジナルメンバー、および主要メンバーが誰も死んでいないバンドってCSN&Yしかいないのではないだろうか?

そうですね。今後抜かれることのない長期間活動しているストーンズも一人しか亡くなっていない、というのもすごいです。

>A-1の前に「組曲 青い眼のジュディ」の最後のコーラスからフィイドインで始まり

所有しているボーナス・トラック入りのCDでは、1曲目は「ジュディ」になっています。購入した時、好きな曲からスタートか、と思っていたら、いきなり「トゥルルル」ってそこからかよ。がっくりしました。33秒かよ(笑)。

>アメリカのバンドで一番不幸なバンドの、不幸になる直前に発売した大ヒットしたライブです。

「サザン・マン」のアンサーソングを歌ったバンドですか。ほぼリアルタイムで聴いていたので、楽しみです。
Commented by naruru-kato at 2020-04-28 08:01
> JTさん
おはようございます。コメントありがとうございます。
確かにストーンズも新曲出したし凄いですよね。もういいだろうって感じもありますが(笑)

僕も初めてこのLP聞いたとき(たぶん40年程前)一番好きな「ジュディ」が「えっこんだけ」と愕然とした思い出があります。でもウッドストックのサントラLPを先に買っていたので「ジュディ完全版」はこちらで聞いていたのでまぁいいか。という感じでした。

次回、毎回誰でもわかるヒントを出す予定ですが、やっぱ普通わかりますよね。
Commented by rollingwest at 2020-04-28 21:54
1960年代後半から70年にかけて、数々のアーティスト達(フォークではボブディラン,ジョーンバエズ,PPM、ロックではジミヘン,ジョンレノン,CCR,シカゴなど)がベトナム戦争を続ける米国政府に対して反抗姿勢を示し、反体制のメッセージを強く発していましたが、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングはその筆頭的なバンドとして崇められていまたね。戦争国家へ変化したアメリカへの失望と、自由の国から変節した国家からの束縛に対する抗議と情熱、当時のフォークやロック音楽の源泉と本質であったような気がします。アコースティックで美しいコーラスが中心の米国フォークロックバンドですが、「オハイオ」などのプロテストソング(政治的抗議曲)は今も心が揺さぶられます、。このアルバムは中学2年の頃に聴きましたが当時は心が揺さぶられなかったのですがこの歳になって聴くと凄いなあと感服です。
Commented by 240_8 at 2020-04-29 07:13
おはようございます。
記事更新されていたんですね。更新時間が4月19日となってますが、恐らく一旦保存された日付で更新されたんですね。
CSN&Yシリーズは大好きです。ただ、このライブ盤は未聴。こうして演奏曲目を見ると、どれも名曲。B④の「49 Bye-Byes」の観客の拍手なんか、スゴイ迫力ですね。
Nの声、ダメですか(笑)。私はNの作品、結構好きで、彼の甘い声も好みなんです。

そっか~、確かに4人ご存命。だけどあれほど仲の良かったDとN、近年、犬猿の仲になってしまいましたね(今はどうだったでしょう??)。もうCSNの再結成は有り得ない!くらいに言ってますが。
Commented by naruru-kato at 2020-04-29 20:53
> rollingwestさん
僕も歳をとって若い頃に無理だったアーティストがようやく聴けるようになった。という経験が多々あります。

ただCSN&Yはやはり昔から良かったです。ただしクロスビーだけは最近ようやく良くなってきたところですね。

Commented by naruru-kato at 2020-04-29 20:57
> 240_8さん
先週の日曜日にけっこう乗ってきて、だいぶ書きました(笑)

ナッシュはソロも買う気が無くて(汗。 まぁそのうち変わるかも知れませんけど。

クロスビーとスティルスは太り過ぎなんで、コロナヤバいかも知れませんね。ニールは牧場にいれば大丈夫でしょうけど(笑)
Commented by リッキー at 2020-05-03 09:37
おはようございます

CS&Nは好きで、ファーストが自分的には一番ですが、Yが入ると不思議な緊張感がありますね。そこがロック的な良さでもあるんだと思います。

1974もルーズで、いかにもこのバンドらしが出ていますが、ロックの歴史的名盤としては、やはりこちらのライブになりますね。

個人的に一番好きなのは、セクションのメンバー達が参加したC&Nのライブです。名盤としては弱いですが、サウンド的にはタイトでいいと思ってます。
Commented by naruru-kato at 2020-05-03 10:40
> リッキーさん
C&Nのライブ、そんなにいいのですか?
何度も買う機会あったのですが購入まで至らなかったので今度出会ったら買ってみます
(たぶんワンコインで買えると思うので・・・笑)

CS&Yの再結成後のレコードも安く売っているので買おうかな?

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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