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アナログレコード巡礼の旅

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The Allman Brothers Bandその7  Wipe The Windows,Check The Oil,Doller Gas 👍

もう名古屋は暑いというか熱いというか、今日は軽く38度超えてました(泣。まさに町中は熱風。そーだ熱風といえばオールマンやないか。ということでこのWipe The Windows,Check The Oil,Doller Gas。邦題はそれとは関係無く「熱風」という名前のついた2枚組ライブです。(以下・・・熱風 笑)

題名はどうやらブルースの名曲の「Too Much Monkey Business」の歌詞から取り上げられているようで、「ウインドーをチェック、オイルをチェック、ガソリンは1ドル分だけ」という意味のようです。

一般的にオールマンのライブといえばアットフィルモアイーストに決まっております。多分ファンの90%はそー答えるでしょう。僕もそう思いますが、大ヒットしたレイドバック時代の、ブラザーズ&シスターズがリアルタイムのサザンロック入門世代の自分としてはやはりこの熱風が初体験ライブであり、内容の割には思い入れがある作品なのです。発売は1976年でサザンロックも下火になっていますが、最後に一発決める為に出したのです(キャプリコーンが)

しかしこの時点ですでにバンドとしてはグレッグと他のメンバーが対立し、解散しているのですが、購入した当時はそんなこと知るよしも無く、カッコええなー。と狂気乱舞したものです。(対立の理由は有名な話なんで割愛)

ジャケは題名を表して居ると思います。このアルバムは発売と同時に買ったので(勿論日本盤)このジャケもなんとなくですが好きなのです。


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ゲイトフォールドを広げるとこんな感じです。


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ライブツアーに明け暮れる模様を描いたのでしょうね。しかしフィルモアに比べ圧倒的に存在感の無い(ショボい)ジャケであることは見ればわかります。

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しかし内ジャケはもの凄くカッコイイ写真が満載で、この写真見るだけで満足してしまいます。


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ステージ写真がかっこよくて(特にグレッグ、デッキー)楽屋でのショットも雰囲気抜群、グレッグのストラトを弾く姿なんてこのアルバムで初めて見たものです(特にグレッグの服が凄い)


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メンバーはグレッグ、デッキー、ジェイモ、ブッチトラックス、のオリジナルメンバーにピアノのチャックリベール、ベースがラマーウィリアムス(この人もすぐに死んでしまいますが、思えばオールマンのベーシストはみんな早死にです)です。


ディアンの居た頃のブルース主体のライブと違い、デッドのようなジャムバンド風のテイストが感じられる(それなりに)いいライブだと思うのですが、一般的な評価はそれ程でも無いのが残念です。曲はブラザー&シスターズ、ウィンルーズからが多いのでフィルモアとはかなり感じが違います。

曲順です
A面
-1 Wasted Words
-2 SouthBound
-3 Ramblin Man
B面
-1 In Memory Of Elizabeth Reed
C面
-1 Ain't Wasten Time No Mroe
-2 Come And Go Blues
-3 Can't Lose What You Never Had
D面
-1 Don't What You No More
-2 Its Not My Cross To Bear
-3 Jessica

A-1 ウインターランドでの録音。ビルグレアムのメンバー紹介についでグレッグのカウント、そしてスタジオ盤より緩いペースでウネリのグルーブがある演奏。もう一発でノックアウトです。フィルモアライブのステイツボロブルースにもひけを取らない見事なオープニング!。後半のデッキーのスライドもイイ感じ。

-2 後にこの曲は何故かデッキーが歌うようになるのですが、この時点ではグレッグ。ここではピアノのチャックが大活躍! 後半はさらにギター、オルガン、ピアノの大バトルに発展していく。

-3 勿論、デッキーの代表作。冒頭の3曲は全てブラザーズ&シスターズから。この3曲でもうヘロヘロになります。ここでは当然デッキーのカントリーフレーバー溢れるギターソロが爆発!そしてこの曲でラマーのベースのノリの良さも確認出来ます。メンバー6人の全員の音が確実に聞ける最高の演奏。

B-1 唯一、フィルモアライブとかぶる曲。ディアンとのツインリードの代わりにピアノとの掛け合い。緊迫感はフィルモアには負けますが、こちらはレイドバックした感じのいいエリザベスです。ファーストソロはチャックのエレピで代用(やはりここらがディアンのギターと比べると弱いのは仕方ないか)次第に盛り上がり恒例のドラムソロ、ここでツインドラムの威力も思い知ります。

C-1 邦題「時はもう無駄には出来ない」ですが、この邦題が好きです(笑)グレッグのルーズでダルなボーカルはもう最高です。

-2 ワトキンスグレンで行われたサマージャムでの録音、ちなみに共演はデッド、ザバンドであることは言うまでも無い。

-3 ウィンルーズからの曲。この曲はカバーですがオールマンにぴったりで大好きです。ここでグレッグがギター弾いているのではなかろうか?

D-1~2 ここで記念すべきデビューアルバムの1曲目のインストからそのまま2曲目に流れていく。なぜこの2曲を持ってきたのかがイマイチわかりませんが、ディアンの意思をついでいる意思表示なのでしょうか?

-3 最後は誰でも知っているジェシカ。日本盤のライナーには確か水上はるこさんが書いていて「実際のジェシカはもっと演奏が長くて凄かったのに」と書いてあった記憶があります。なんとなく尻すぼみ的なジェシカですかね? これはスタジオ盤の方がいいかな(笑)

レーベルです。

キャプリコーンオリジナルのゴート。STARINGの刻印ありで音はイイです。カタログNoは2CX-0177マトは全面WW1です。



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この後再結成を繰り返すABBですが、僕的にはこの時点でレコードは終わりにしてます、あとはディアンのアンソロジーを取り上げるだけの予定。

劇的再結成の「今再び」はそんなに良くなくて(欲しければ常に安く売っているのでいつでも買えますが)、その後キャプリコーン倒産後のアリスタでの作品は聞いたことも無く、さらにその後の再々結成もデッキーのバンドのようでグレッグが元気なく、あのデレクトラックスが加入してからの見事な復活のライブなどは良く聞きますがあくまでCDなんで。

このアルバムはレイドバック感溢れるライブだと思うのですが、だからこそビクターの担当者は「熱風」と名付けたのでは無いだろうか?

ということで、ABBのグルーブ感は半端なく、もっと評価されていいライブアルバムだと思うのですが、どーでしょう?


話はそれますが、今日仕事の帰りに名古屋市の大須で行われている全日本レコードカーニバルに顔出してきましたが、余りに人が多くて1時間でたいした収穫も無く、2枚引いて帰って来ました。メチャ疲れました。もう催事は行くの辞めようかな?と思いました。


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購入レコ屋   忘れました。



by naruru-kato | 2019-08-10 18:35 | ●The Allman Brothers | Comments(8)
Commented by 240_8 at 2019-08-11 07:50
おはようございます。
名古屋、暑いですか~。そうでしょうね~、ここ千葉も暑いですから(苦笑)。もう蒸し暑い名古屋には戻りたくないのですが、私の夏休みもそろそろ終了。皆さんのお盆休みには名古屋へ戻ります。
オールマンのこのアルバム、知りませんでした。ジャケも見覚えが全くありません。1976年発表ですか。
キッスもそうですが、オールマンもライブアルバムが似合うバンドですね。
大須の風景、無心に大人たちが黙々と作業しているような姿はなんだか微笑ましい(笑)。
Commented by リッキー at 2019-08-11 11:30
こんにちは!

私もこのアルバム好きです。ブラザーズ・アンド・シスターズでオールマンが好きになったファンにとっては、かなり楽しめるライブだと思います。

キーボード主体に再構築したエリザベス・リードなどは聴き応え十分だと思いますし、なんと言ってもオープニングのカッコ良さは、オールマン史上屈指だと思います。

この出来のいいウインターランドのライブは、ブラザーズ・アンド・シスターズのスーパー・デラックス・エディションにCD2枚分でまるまる収録されていますが、お聴きになったことはありますでしょうか。この時期のオールマンの良いところが出た素晴らしいライブになっています。
Commented by naruru-kato at 2019-08-12 07:28
> 240_8さん
オールマンは屈指のライブバンドですよねー。LP、CDとも大方のライブアルバム持っていますが、この時代のライブはひと味違う感じがします。たぶんチャクリーベルが参加しているからだと思います。

名古屋にお戻りの際はお気をつけて!反対に僕は明後日からお盆休み取れそうですので富士市に帰ります。
Commented by naruru-kato at 2019-08-12 07:32
> リッキーさん
コメントありがとうございます。やはりブラザーズ&シスターズからでしたか。
オープニングのかっこよさに賛同していただき嬉しいです!グレッグのワン ツー スリーのカウントが本当に最高です。

スーパーエデションの件は知っていましたが、持っていません。購入する機会を逃しました(というか、かなり悩んで中古出たら買うか、という感じでした)。勿論、安価で巡り会えば速攻ゲットです。
Commented by rollingwest at 2019-08-15 07:27
渋いサザンロックの雄「オールマン・ブラザーズ・バンド 」、デュアン・オールマン(兄)はロック史に輝く伝説のギタリスト、クラプトンの名曲「いとしのレイラ」でスライドギターを唸らせて世界の人々を一挙魅了しましたね。1971年バイクの事故で享年24歳で他界しその衝撃・喪失感は当時の音楽雑誌で沢山の誌面で取り上げられていたことが脳裏記憶に鮮明に残っています。インストルメンタル名曲「ジェシカ」や最大ヒット曲「ランブリン・マン」も輩出、やはりコチラが彼らの代表曲として一番有名かもしれませんね。この2大有名曲は全体的に軽快で洗練された印象があり商業的には成功しましたが、泥臭い本来の彼らの音楽姿勢とはやや異なる路線だっだような気もします。
(PS)越後の自然魅力、柏崎の花火を公開しておりますのでご覧になってみて下さい。
Commented by naruru-kato at 2019-08-15 07:53
> rollingwestさん
おはようございます。僕の世代では「レイラ」ディアンの事故死はリアルタイムでは無く、後追いだったのですが、rollingwestさんの世代はそうだったのですね。

やはり僕はジェシカ、などがリアルタイムで当時はなんというカッコいいインストなんだ!と熱狂してました。僕は反対に初期のオールマンの方がブルース色が強くてあまり良い印象が無いのです、やはりブラザー&シスターズ以降なのです。(笑)
Commented by 実験鼠 at 2019-08-15 09:37
おはようございます。
このアルバムは知名度が低くて、内容がイマイチ分からず、未聴のままでしたので、大変参考になりました。『Brothers & Sisters』からのナンバーが多く収録されているところに興味を惹かれますね。

それにしても、名古屋は暑いですねw ムワ~としてますw このまとわりつくような暑さはなんなのでしょうか。先日、長崎へ行ってきましたが、周りの人達は「暑い、暑い」と言ってましたが、私はカラっとしていて意外と涼しいなと思ってましたw
Commented by naruru-kato at 2019-08-17 08:01
> 実験鼠さん
確かに知名度低いですよね。バンドの意志とは別に勝手にレーベルが出したのですから、でもこの時期のライブはこれしかなくて、ジェシカのライブが入っていたので当時は熱狂したものです。

僕は名古屋を離れて富士市の実家に帰省しています。名古屋よりは5度は低いと思います。
蒸し暑さは同じですが・・・

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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