本当は梅雨明けと同時にビーチボーイズぐらいで景気づけしたかったのですが(相変わらず仕事もドロドロ)、なんと名古屋近郊は台風で大荒れ。仕事も半日で終えて久しぶりに新栄のなじみのレコ屋さんで暇潰そうと立ち寄ったところ、SSWのピアノ弾きのデビュー盤を思わずゲット出来、しかもワンコイン以下!(日本初盤ですがずーと探していたのです)気分も良くなり夕方から久しぶりにレコ聞きまくり。
まぁ天気も悪いことだし、もう一週スワンプ系でいきます。やっぱこの夫婦取り上げないと(ひとまず)終われないでしょう。
「デラニーよりボニーへ」というアルバム(これもオリジありますがひとまず置いといて)の後に出されたこのアルバム。まさに時代を先取りしたアンプラグドな作品です。ツアー途中のモーテル、楽屋などで簡易録音されたアルバムです、その後ジャクソンブラウンも同じようなコンセプトのアルバム出してます。
新作でなくトラッドのゴスペルなどで日頃から口ずさんでいたであろう楽曲が並ぶのです。デラボニのアルバムとしては凄くリラックスした雰囲気で、自分的には一番好きかも。聞き流すには丁度よいですね、どーも他のデラボニは構えて聞かなければいけないような感じになってしまって(汗)
モーテルの入り口のドアの写真です。真ん中の金属は当初何かわかりませんでしたが、実は部屋番号、つまり11号室ということか?はたまたただ単にドアノブの一種か?
裏ジャケはその室内。まぁ日本流に行ってみればビジネスホテルといったところでしょうね。
ゲイトフォールドを開けると何故か部屋のクローゼットのハンガーの写真。深い意味があるのか?無いのか全く謎です。
ツアー中のフレンズ達と和気アイアイとした中でセッションした記録です、メンバーはリオン、ボビーホイットロック、ジムケルトナー、カールレイドルらのおなじみの面々になんと、グランパーソンズ、ディアンオールマン、デイブメイスンまでも参加。その他にジョンハートフォード、ケニーグラッドニーまでも参加しています。ノンクレジットですが、クラプトン、ジョーコッカー、ステーブンスティルスも参加しているらしい。全米では13位、そして全英では5週連続2位というヒットアルバム。さすがにデラボニはオンツアーの影響でイギリスで人気が高かったのでしょうね。
全体の構成はトラッドとデラボニの楽曲が半々で構成されています。ロック史に輝く時代を先取り(アンプラグドな)した名作であると思いますが、たぶん発売当初は「なんじゃこれ?」といった評価だったのではないだろうか?
発売は1971年、なんとなくディランの「地下室」的な感じも思い出してしまいます。
曲順です
A面
-1 Where The Soul Never Dies
-2 Will The Clrcle Be Unb roken
-3 Rock Of Ages
-4 Long Road Ahead
-5 Faded Love
-5 Taking About Jesus
B面
-1 Come On In My Kitchhen
-2 Don't Deceived Me
-3 Never Ending Songs Of Love
-4 Sing My Way Home
-5 Going Down The Road Feeling Bad
-6 Lonesome And A Long Way From Home
A-1 たぶんリオンのピアノから始まるトラッド。 中間部のご機嫌なピアノソロ。これは楽屋でやっているような感じです、けっこう奥行き感があります。楽しそうです。ほとんどピアノとタンバリンのみの演奏。
-2 そのまま続けて誰でもやりたがるこのカーターファミリーの曲、そーいえば前回のドンニックスもやってましたね。これはオリジナル忠実な再演です。ゴスペルの定番といえます。そーいえばグランパーソンズの葬式の帰りにこの曲をクラレンスホワイトらが歌ったという記事を見たことがあります。
-3 ザバンドのライブと同じ題名の曲。ザバンドがパクったのでしょうか?。これも前2曲とほぼ同じような曲です。リオンの声が良く聞こえる。ここまでトラッド3連発!
-4 ブラムレットの曲です。さすがオリジナル曲今までの感じと少し違います。アコ主体でいい味出してます。
-5 じっくりとデラニーが歌い上げるバラード。歌の上手さとリオンのピアノが教会で聞いているように感じさせます。
-6 ほとんど即興のようなコール&レスポンスな曲。ここでジョーコッカーが歌っているようです。
B-1 アコ(というかドブロっぽい)のスライドはディアンなのかなー?と思わせるイントロ。
-2 ボニーが歌い上げるバラード、彼女は根っからのシャウターですが、こーいった落ち着いたのもいいのです。
-3 これもブラムレットの曲です。ここでのカントリー風のアコはグランパーソンズと思いたい。このオリジナル曲がこのアルバムの白眉かなー。
-4 これもオリジナル。ここでのエレクトリックスライドは間違いなくディアンでしょうね。手癖がオールマンBrothersっぽいですから(笑)
-5 これも誰もがやりたがる有名なトラッド。同じような歌詞ばかりでひたすら続く演奏。こーいうのはやってる方は楽しいのだろうけど、聞く方は、というと結構苦痛になったりもする(汗。まぁセッションとはそーいうもんですが。
-6 最後はブラムレット&リオンの楽曲。いろんな人の声が聞こえてくる。クラプトンの声も聞こえるような気がする。
レーベルです。日本盤なのでどーでもイイですが、青の見本盤。これに帯でもあればかなりの高額が期待できますが、帯はありません。パイオニアの8000番台の見本盤ですからUSセカンドよりは音はいいのでは?
非常にリラックスして聞くことが出来るアルバムです。まさに時代の先の先を読んで(偶然だと思いますが)アンプラグドな仕上がりとなったこのアルバム。あえてオリジナルは必要ないと思っています。
これでひとまずスワンプ系は年内はおしまいにします。すでに明日は台風一過で32度の予報がされています。そして明日は早朝からマラソンサークルの練習会があり、倒れると思いますので(笑)午後からゆっくりエアコンの効いた部屋でビール飲みながらビーチボーイズでも聞きます。
あっ 仕事の方は今までは前哨戦。来週からトラブル元の工事が始まり、考えると気が重いというか、恐ろしい。お盆過ぎまで続きます(泣)
追記 2023年5月24日
GWのDU廃盤セールでこれのオリジナルが出ていて、買い換えてきました。カタログNoはSD33-358。
日本盤と言えども、やはり見本盤は下取りが良かったですね。音はオリジナルがイイに決ってます。
購入レコ屋 忘れました。