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アナログレコード巡礼の旅

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Jesse Ed Davis 最終回    Keep Me Comin'  

まさにドロドロの季節。そんな季節にピッタリ(かどうかわかりませんが)なこの男の最後の1枚です。レコ屋のホームページとかで書かれてましたが「昔から非常に探しにくい」となってました。たぶんプレスが少ししか無かったからではないでしょうか?

Keep Me Cominと題されたこのアルバム。直訳するならば「私を招いて」ですが、「次から次にやってくる」という意味もあり、この場合は後者のような気がします。

ストーンズの「メインストリートのならず者」を思わせるジャケですが、バックの写真パネルは卑猥でエロで趣味が悪い。その前に自信満々で立っているジェシエドディビス(以降ジェシエド)。ピンボケの後ろのパネルがもっとはっきり見たい。もっといえばジェシエドがピンボケで後ろのパネルにピントが合っていればなぁー。と思うのは僕だけでしょうか(オイオイ)。

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じっくり目をこらすと、かなりヤバい写真も多数ありそこらが非常に悔しいというか残念なのです。一番ヤバそうなところをピックアップしてみました。どーですピンボケが悔しいでしょう(笑)


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しかし、このデザインのコンセプトは誰なんや?各国で表ジャケでは発売できない国は裏ジャケが表になっているようです。日本ではどーだったのだろう?っーか日本盤あるのかな?


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これがそうです。なんかこの人はレンガの前で写真を撮るのがすきなようですね(セカンドのジャケはこちら

インナーの歌詞カード


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ゲストはボブグラブのベースにジムケルトナーのドラムなどで無難な線でまとめています。なにか本で読みましたがこのアルバムは、ジェシエドの本拠地であるLAの北西のトパンガキャニオンのライブハウスでセッションしている雰囲気を出したかったそうで、インストも結構入っているのです。


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Impression
ジェシエドはファーストからここまで立て続けに3枚アルバムを発表しますが(1970~73年にかけて)その後はソロアルバムは全く出さず、1988年にドラッグのオーバードーズで亡くなるまではセッションギタリストとしていろんなところで彼のギターは聴けます(参加アルバムは80枚くらいあるらしい)。

ソロ以前はデラボニに参加、タジ・マハールのギタリスト。以降、有名なところではジョージの「バングラライブ」に参加。ジョンの「心の壁、愛の橋」「ロックンロール」に参加。ジャクソンブラウン、マークベノ、その他多数。プロデューサー&ギターでロジャーティリソン、ジーンクラーク、ジムプルティなどのアルバムを作ったりしてます。一番の有名なソロはやはりジョンの「スタンドバイミー」の間奏のギターですね。

「だれもジェシのようには弾けない」とは有名な誰かが言った言葉ですが、まさにその通り、上手下手を通り越して感情を絞り出すようなスライドギター、どこで聴いてもすぐにジェシとわかる手癖など、まさにエモーショナルなギタリスト&ボーカリストでした。

ちなみにジェシ本人はこのサードアルバムが一番気に入っているとの事です。


My Favorite Songs
Big Dipper
ドロドロロックンロールの始まり、インストです。ボブグラブのベースがブイブイひっぱります、ギターは間違いなくテレキャスターでしょう。

She's A Pain
イントロからここでもドロドロ、さらに被さるようにジェシエドのほとんどリオンラッセルのような歌い方。バックコーラス含めまさにスワンプです。
これもエモーショナルな歌、バックのギターもアコ的でどうやって弾いているのか全くわからない。-3 Where Am I Now

Who Pulled The Plug?
ほとんどジャムのようなインストを挟みアコベースのカントリーワルツっぽい曲。A面の白眉でしょう。絞り出すような歌声がたまらない。

Ching,Ching,Ching Boy
けっこうイイ感じの曲です。ストーンズのステッキーフィンガーズに入っていてもおかしくない土臭い曲。

Keep Me Comin'
最後にタイトル曲。非常に出来の良い曲です。これも、まさにスワンピー。カッコいい曲で終わります。

Label
今回からエピックに変わりました。KE-32133の番号はオリジナルであると思います。マトはA面1B、B面1Aです。

Jesse Ed Davis  最終回    Keep Me Comin\'  _d0335744_10315000.jpg


実はこのレコードにはインタビュー付きのシングルが当初入っていて(初回限定かどうかは不明)僕が入手した盤にはありませんでした。単に無くなってしまったのかもしれません。

おかげで完オリでは無いため、かなり安い値段で入手したのです、逆に完オリ中古レコ屋でも見たことありますが、そちらの値段は高くて無理でした。

どーせインタビューあっても聴かないし、そのぶん安価なこの盤は自分には都合が良かったのです。


by naruru-kato | 2019-07-06 08:47 | ● Jesse Ed Davis | Comments(6)
Commented by リッキー at 2019-07-06 15:31
こんにちは!

ジェシ・エド・デイヴィスお好きなんですね。このサード・アルバムは前2作が良すぎたため、若干地味な印象がありますが、悪くはないですよね。

私の持っているのは国内盤CDなのですが、ライナーによると以前に国内盤LPが出ていたそうで、その国内盤にはなんとジェシ・エド・デイヴィスのインタビューのライナーが付いていたそうです。(CDにもインタビューのライナーは付いています)

おそらく、7インチシングルのインタビューの内容だと思いますが、輸入盤CDにはアルバムの最後にインタビューも収録されてるそうです。

ちなみに、私にとってのジェシ・エドの最高傑作はジーン・クラークのホワイト・ライトでしょうか。プロデューサーとしても、プレーヤーとしてもジェシ・エドの最高の瞬間だと思っています。
Commented by 240_8 at 2019-07-06 18:45
こんにちは。
ジェシの裏ジャケ、なんか愛らしい。ちょっとイメージが狂ってしまいます(笑)。こんなお茶目な方だったんですかね。
本作も全く聞いたことがなく、早速Amazon Musicでチェック。なかなかディープなスワンプですね。結構ジャムインストの④「National Anthem」なんか、いいなあと思ってしまいました。そうですか、この方、3枚しかソロ発表していなかったんですね。
Commented by naruru-kato at 2019-07-06 20:13
> リッキーさん
このアルバムは一番彼らしいというのが一般的な評価でしょうね。
国内盤出ていたのですね、ビックリです。たぶん全く売れなかったのでは?

ジーンクラークのホワイトライトは愛聴盤です。その次のノーアザーというアルバムもジェシが弾いてて、すぐに彼だとわかるフレーズ出てきて最高です。
Commented by naruru-kato at 2019-07-06 20:17
> 240_8さん
確かにファースト、セカンドとスワンプっぽいジャケでしたので、これはオロロとなってしまいます。

このアルバムのキモはインストにあるかも知れませんね。日頃のジャムセッションを残して起きたかったのでしょうか?
この後もいろんなアルバムのゲストでギター弾いているのですが、ソロはレコード会社との契約が取れなくて制作出来なかったのかも知れません、あくまで僕の推測ですが。
Commented by 珈琲べるま〜ど at 2019-07-12 15:02
こんにちは。コメント遅くなりました。未だに、ロビー自伝を読んでいるのですが、今までのところで、この人出てきたなあと思って、最初から読み返していました。ロビーが漸くホークスのリードギタリストとして定着した18歳の1961年、オクラホマでジェシが声をかけます。ジェシ17歳。お互い、インディアンの血を引くもの同士で、プレイスタイルも含め惹かれあったようです。これだけですが。レコは実は、" ULULU "しか持ってません。私にとって、早いうちにバングラで姿を拝見し、リアルタイムでレコ売ってたけど、ソロHA購入しませんでした。これもシングル付いてましたね。結局、" WHITE LIGHT " のプロデューサーという位置付けで満足してしまっています。
Commented by naruru-kato at 2019-07-13 10:30
> 珈琲べるま〜どさん
確かに二人ともネイティブインディアンでギタースタイルも似ていて、声のフィーリングも似てますね。ジェシもリボンとバンドしていたり、ザバンドの曲やっていたりしてかなり近い存在だったのでしょう。

バングラの時の目がキラキラ輝いていたジェシが凄く印象に残ってます。

ソロアルバムよりも他のミュージシャンのアルバムに参加した時の「これはジェシだな」というような感覚が自分は好きです。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


by naruru
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