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アナログレコード巡礼の旅

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Bobby Whitlock その2    Rock Your Sox Off

ようやく梅雨らしくなってきてムシムシするので、今回はさらに蒸し暑くなるスワンプ系のボビーホイットロックの4枚目のアルバムです。
ボビーの経歴は前回の投稿に簡単にかいてますのでこちらまでどうぞ。

ファーストソロは素晴らしく愛聴盤になっているのですが、セカンドアルバムはドロドロ系がさらに泥沼状態でイマイチ好きになれないのですが、その後サードアルバムでレーベルを変わりサザンロックの代名詞ともいえるキャプリコーンに移籍、多少レイドバックして聞きやすくなってきた4枚目なのです。

しかし、この人はいつまでもドミノスの「レイラ」を引きずっているようでセカンドアルバムの1曲目は、あの「テルザトゥルース」を非常に仰々しいハードロック+スワンプでやっていて(レイラセッションズというボックスで同じようなアレンジの同曲も聴けます)それがもの凄く自分には喧しくて「無理ー」という感じでした。

この4枚目、またしても1曲目に「恋は悲しきもの」をやっていてレコ屋で聴かせてもらうまでは「たぶん無理かなー」感があったのですが、思いのほか気持ちよかったので買ってしまったのです。

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最初このジャケを見たときは「使用済みのアレ」かと思いました(アレとはアレです、それ以上の詮索はやめてください)。しかしタイトルにSoxとある。そーか靴下か、驚かせやがって(汗)しかしこの幾何学的なイラストはやはり意味がわからないです。

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ちなみにこのタイトルのRock Your Sox Offを調べたところ、「誰かがとても凄い事をする」というようなスラングでした。まぁ本人曰く、凄いアルバムということなんでしょうか?


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その割にボビーの靴下を洗う写真、よくわかんないですわ。

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プロデュースはキャプリコーン御用達ポールホーンズビー、バックはほとんど知りませんが間違いなくキャプリコーンのスタジオミュージシャンであろう。ゲストでオールマンからチャクリーベル。そしてスライドであのレスデューディックなどです、ちなみにサードアルバムではデッキーベッツも参加してます。

Bobby Whitlock その2    Rock Your Sox Off_d0335744_22375235.jpg

スワンプ度満載の曲は相変わらず熱く、熱唱のボビーですがスローな曲は、流石元ゴスペルシンガー。聴かせます。本当にこの人歌が上手いです。しかし、トムジョーンズとかそっち系の人の歌にも聞こえる時もある。なんとなくですけど(笑)



曲順です
A面
-1 Why Dose Love Get To Be So Sad
-2 If You Only Knew Me
-3 Sweet Mother's Fan
-4 The Second Time Around
B面
-1 Brand New Song
-2 Bottom Of The Bottle
-3 Long Long Time
-4 Make It Through The Night

A-1 デレク&ドミノスのレイラでも代表曲といえるこの曲を始めに持ってきてます。作者はクラプトンとボビーなんで勿論問題ないのですが。レイラではそれほど感じなかったサビのメジャーセブンス系のコード感がここでは本当に気持ちいいです。ギターもクラプトンほどでは無いですがそこそこ弾きまくりしてます。もしかしたらこの曲はほとんどボビーが作ったのかも?

-2 スライドがいかにもサザンロックっぽい作品。以前のダンヒルレコード時代ではこーいう曲は無かったです。

-3 カリプソ風、またはレゲエ風な曲。リラックスして聴けますが彼の声ではすこし場違いなアレンジかも。

-4 やはりこーいうスローな熱唱系バラードでボビーの真骨頂が見られます、レスとチャックが客演。この1曲聴くだけでもこのアルバムの価値はある。と断言します。

B-1~2 この2曲は以前のスワンプ度満載、すこし疲れます(爆)。オールマンよりレイナード好きな人にはイイかも。

-3 渋いイントロからほぼA-4と同じような唄い回し。この人のパターンはほぼ同じです。まぁ多少はサビを変えてる程度です。ギターのオブリガードが後期オールマンっぽいところが笑える。

-4 チャックの美しいピアノから最後は渾身のバラード、ボビーは必ず各面の最後にはこんな感じのバラードをいれますね。たぶんレイラでの「庭の木」で癖がついたのでしょう(笑)




レーベルです。

キャプリコーンの有名なGoatレーベル、カタログNoはCP-0168 マトは両面ともA、STRRINGの刻印あるので録音は素晴らしくイイです。


Bobby Whitlock その2    Rock Your Sox Off_d0335744_22380738.jpg


ところで、ボビーはこの頃からメイコンに移住し、この後いろんなバンドで失敗し失速して行ってしまうのですが、このアルバムから24年後に突然5作目のソロを発表します。なんとそこでもこの「恋は悲しきもの」を再演(再再演)して、さらに「ベルボトムブルース」もやっているのです。(未聴ですが)。たぶん今でも現役らしくてステージではこの辺りの曲やっているのでしょうな。ちなみに今はナッシュビルに居るらしい。


レイラではクラプトンと数曲クレジットされているので多分莫大な印税が入って居るだろうから悠々自適なのでしょうね。羨ましい限り。



梅雨時はドロドロ系をもう少し続けようか、と思ってます。



購入レコ屋  SORC







by naruru-kato | 2019-06-28 21:38 | ● Bobby Whitlock | Comments(12)
Commented by 240_8 at 2019-06-29 21:39
こんばんは。
これまた未聴です。
早速Amazon Primeでチェックしてみましたが、1曲目から熱いですね~、特にヴォーカルとギターが。
④も確かにレスとチャックの客演、そしてボビーのオルガンがいい味だしてますね~。
B面最後のバラードもGood!
いぶし銀のいいアルバムですね~。
Commented by MRCP at 2019-06-30 00:01
昔昔、1966年頃は日本はまだ貧しくて、テレビの流行歌以外の自分の好きな音楽を聴こうとすると、レコードは高すぎて子どもには買えないし、ラジオから流れてくるのを聴くしかない時代でした。カセットが普及したのはもう少しあと。70年頃になると、高校生になって、やっとお小遣いで少しはレコードが買える時代に。その頃のロック少年は、ビートルズやELPやツェッペリンやピンク・フロイドやT. Rexやエルトン・ジョンや、CSNやカーペンターズやサイモンとガーファンクルや拓郎やかぐや姫や、要するに何でも聴いていたのです。
世の中が豊かになるにつれて、リスナーが自分のお金で音源を集められるように経済力がついてくると、音楽の細分化とリスナーのタコツボ化がすすんできているような(笑)ヘビメタをデスメタルだの何だの細かく分けてどうすんだと思ったりもします。(笑)
自分の好きなタイプの音楽だけ聴いて幸せになるのに別にケチをつけているわけじゃありませんが、懐が豊かになると、ジャンルを広げていくんじゃなくて、狭い領域を掘り下げていく方向に向かうのがおもしろいなあ。日本が豊かになるにつれて、自分の趣味を押し通すことが可能になったと言えるかも知れません。
貧しい世界ではオタクが出現できないという話かな(笑)
Commented by リッキー at 2019-06-30 17:09
こんにちは!

このアルバムを初めて聴いたのは、キャプリコーンレーベル再発シリーズの一環で発売されたものでした。

この再発シリーズは、サザンロック好きならば嬉しい再発で、ウェット・ウィリーやグラインダースウィッチ、エルヴィン・ビショップなんかもラインナップに並んでいましたね。

このアルバムを初めて聴いた時には、もう少しスワンピーなのかと思ったら、意外にサザンロックしていたので、第一印象はあれ?って感じでした。今ではこの軽やかさも好きですが。

ボビー・ウィットロックはココ・カーメルとのデュエットでまたまたレイラ収録曲のライブ盤というのが出ていて、これはなかなかいいですよ。(以前はYouTubeに動画も公開されていましたが、残念ながら現在は見ることができません)
Commented by 珈琲べるま〜ど at 2019-07-01 05:16
こんにちは。先日、実家から持ってた3枚を救出してこちらに持ってきたばかりです。これが4枚目だったんですねー。リアルタイムで3枚で終了したのはこのジャケのせいだったのかなー。書かれたことは、当方もほぼ同感です。上手いんだけど、やたら吠えまくって。でも今も芸達者な奥様とライブされているようで、よかったよかった。持ってる3枚は、もう少し聴きこみますが、2枚目きついよねえ。断捨離に戻しそうです。
Commented by rollingwest at 2019-07-01 07:16
このアーティストは初めて知りました!サザンロックやスワンプ臭いのも結構お好みなので今度聴いてみたいですね~!全国的に凄い豪雨状態になってきましたね!ムシムシしてあまり心地よくありませんが致し方なし、大きな被害が出ないことを祈るばかり・・今年は静かに梅雨が明けてくれないかなあ・・と願っています。
(PS)女性版ロッド・スチュワートとも呼ばれハスキーな声で70年代後半から80年代にかけてバラードから力強いロックまで熱唱するパワフルな女性シンガー「ボニー・タイラー」を公開しております。
Commented by naruru-kato at 2019-07-01 08:55
> 240_8さん
おはようございます。
「いぶし銀」まさにそーですね。売り上げはたいした事無いと思いますが、通好みの作品といえますね。この頃ボビーの姉御とも言うべきボニーブラムレットもキャプリコーンに移りオールマンコネクションを使って録音してます。素敵な時代ですね。
Commented by naruru-kato at 2019-07-01 09:01
> MRCPさん
デスメタ、初めてその言葉知りました(笑)
僕も中学の頃はディラン、ビートルズ、フロイド、アリス、かぐや姫などなんでも聴いてました。そのうちもう少し掘り下げて聴く癖がついてきてブルース、フォーク、R&R、ソウルもいろいろ、聴きましたが、自分に合っているのは白人の声。ということにようやくわかり今に至っています。


現在は自分の趣味に1962年~76年くらいまでに限定してレコ買っています。それでもまだ知らないアーティストが沢山で参ってます(金銭的に)

Commented by naruru-kato at 2019-07-01 09:05
> リッキーさん

ウェットウィリー、エルビンビショップ、懐かしい。昔は良く聴きました。

前作からキャプリコーンに変わってサザンロック風になってきたとはいえ、やはりもともとゴスペル系の人ですから、あはり熱いですよね。

映像見てみたいです、もうレイラから逃れられないならずーとレイラ関係やっててもらっても誰も文句言わないでしょうから(笑)
Commented by naruru-kato at 2019-07-01 09:08
> 珈琲べるま〜どさん
やはり、このジャケは趣味悪いですよねー。キャプリコーンシリーズの中でも異色のジャケではないでしょうか?

確かにセカンドアルバムキツいんです。なぜそんなに吠えまくるの?ってな感じで。

セカンドは売ることは無いと思いますが、聴くこともない作品に入ってます(汗)

Commented by naruru-kato at 2019-07-01 09:10
> rollingwestさん
おはようございます、もうこちらもムシムシ凄いです。昨日雨の合間を縫ってジョギングしてきましたが、サウナの中で走っているようで5kmでダウン、その代わり1.5kgも体重落ちました。

ボニータイラー見てきます!
Commented by rollingwest at 2019-07-05 22:28
この人は殆ど知りませんがレコジャケが時代を感じさせますね!
Commented by naruru-kato at 2019-07-06 10:02
> rollingwestさん

趣味悪いジャケだとは思いますが、結構この時代はこーいうのありましたね。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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