人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アナログレコード巡礼の旅

narurukato.exblog.jp ブログトップ

Crosby& Nash    その3   Wind On The Water

クロスビー&ナッシュのセカンドアルバム、カテゴリーのくくりは「CSN&Y関係」にしてしまいました。ヤングとスティルスは単独のカテゴリーにしているのにそれはないぜ!とお怒りの人も居るかも知れませんが、やはりこの二人はソロでは少し弱い、二人で一人という気持ちがあり、CSN&YもC&Nも同じでいいやろーという暴挙ではありますが、あくまで僕個人的な判断です。クロスビーとナッシュが好きでたまらん。というファンの皆さんごめんなさい。

今回取り上げる前に、ふっと思ったのですが、60年台から活躍しているロック系のメジャーバンド、ユニットで全員が死んでいない、しかもひとまず現役。というバンドはCSN&Y以外は無いのではなかろうか?しかも、つかず離れず。時たま全員集合。ロック界の歴史の中でも希有な存在のバンドです。

その中でもこの二人はやはりソロアーティストとしては少し個性が弱い?、のかスティルス、ヤングにくらべ地味です。そして一番のポイントは二人ともリードボーカリストでは無いことです。あくまでコーラスボーカルで威力を発揮するタイプ。(クロスビーのソロは結構好きですけどね)

あと、不思議なのはCSN&Yからの発展型として、クロスビー&スティルスとか、ナッシュ&ヤングとか、CN&Yとかが作品として無いこと(笑)。これだけ長い活動歴なのであっても良さそうだけどねー。(スティルスヤングバンドは良かったよなー。一瞬で終わったけど 汗・・・)。

CSN&Yのライブ発売後、二人はジャクソンブラウンのファーストにコーラスで参加、その1年後初めてクロスビー&ナッシュというユニットでアルバムを発表。そしてまたCSN&Yとして再度集まり大規模なスタジアムツアーを1974年に敢行。スタジオに入りアルバムを録音するもまたしてもエゴのぶつかり合いで決裂。その後75年にABCと契約しこの傑作アルバムを発表するのです。


Crosby& Nash               その3   Wind On The Water_d0335744_21240495.jpg


日本盤はごく普通の印刷でしたがABCオリジナルはピカピカのコーティングジャケ。いかにもわだかまりの原因を作る二人がいなくてリラックスしている感じのフォト。タイトルもアーティスト名も入っていません(まぁ写真見ればわかるけど)

しかし、こーやってまじまじとこのジャケ見ると二人ともそれほど今と変わっていないですよね、クロスビーの体型以外(笑)。

Crosby& Nash               その3   Wind On The Water_d0335744_21242570.jpg



裏ジャケはクロスビーがバーズ時代から愛用しているのではないか?と思われるグレッチがカッコいいですね。

このアルバムは参加ミュージシャンが凄くよくて(自分好み)、ギターにダニークーチ、デビットリンドレー、ジェームステイラーもアコで参加。ベースはリースカラー、ティムドラモンド、ドラムスはラスカンケル、レボンヘルムも1曲叩いてます。ピアノにクレッグダーギ、そしてキャロルキングも。ほぼJT、キャロルキングのアルバムと同じセクションのメンバーで鉄壁といえます。

Crosby& Nash               その3   Wind On The Water_d0335744_21245783.jpg


不思議なのがドラムス、Russell Kunkelと Russ Kunkelという二つの表記があること(笑)。まぁこれも毎回おなじみのどーでもいい事です。

歌詞カードのインナーバックの裏側。

Crosby& Nash               その3   Wind On The Water_d0335744_21244981.jpg


二人で寄り添って瞳を閉じてもらってもねー。男同士だし、あまり気持ちのいいショットではないです。

この傑作を聴くと、CSN&Yのハーモニーの基本はやはりこの二人なのだろう、ということが再確認出来ます。しかもバックは完璧なのでアンサンブルは申し分ない。曲によってはクーチがニールヤング風のアレンジ見せたりしていて二人では足りないところをカバーしていて安心して聴いていられるのです。もう一つ言わせてもらえば実は僕はかなりクロスビー好きで、たぶんニールと同じくらい彼の声は好きなのです。

曲順です
A面
-1 Carry Me
-2 Mama Lion
-3 Bittersweet
-4 Take Me A Money And Run
-5 Naked In The Rain
-6 Love Walk Out
B面
-1 Low Down Payment
-2 Cowboy Of Dream
-3 Homeward Though The Haze
-4 Fieldworker
-5 To The Last Whale A Crtical Mass
-6 Wind On The Water


A-1ジェームステイラーのアルバムか?と思わせるアコのイントロからクロスビーの声が、これまた気持ちイイ。しかし気持ちの良さとは裏腹、安楽死をテーマにした重い内容です。クロスビーの母親の事を歌っています。

-2 ママライオンといえば、おっぱい丸出しの衝撃的なジャケで有名なロックバンドしか思い出せない(爆)クーチのギターが粘っこくてイイです。ボーカルはナッシュ。

-3 クロスビーの不思議な浮遊感がある曲。かなり好きですこーいうの! クロスビーってまさにこんな感じです。

-4 イントロがサザンマンかっ?ほぼ同じリフです。バックでクーチがそれなりのギターを弾きますが、いかんせんナッシュの声にこのアレンジはないわ。

-5 これもまたクロスビー独特のジャジィーな感覚。この感覚は本当に彼独特です。 

-6 ここまでは1曲ごとに見事にかわりばんこでリードボーカルが変わるのですが、この曲はツインボーカル。CSN&Yのデシャブに入っていても良い、と思うナンバー。ここでもクーチ大活躍ギターもニール的(笑)

B-1 Bメロのコード感が凄く不思議、サビのメロディーも凄く変わってます。

-2 ニールの事を歌ったいかにもナッシュらしい歌。カントリー風ワルツ。

-3 このアルバムで一番クロスビーらしさが出たナンバー。自分的には白眉のナンバーです。ここでピアノにキャロルキングが参加!もちろんハーモニーも、都会的。

-4 ドラムスにレボンヘルム。前編にリンドレーのスライドが悲しく鳴ります。

-5 アカペラナンバー、というかウーハモ、アーハモの繰り返し。「何なのこの曲」と娘がまた言ってる(笑)

-6 最後は捕鯨に反対するタイトル曲です。これは二人で歌い上げアルバムは幕を閉じます。

基本的に自分の曲は自分で歌うという姿勢で、行ってみれば二人のソロが合体したアルバムともいえます(それを言ったら元も子もないだろう)

レーベルです。

 ABCのオリジナル。カタログNoはABCD-9002。マトはA面18! B面5です。(マト18ということはかなり売れたということでしょうね)

Crosby& Nash               その3   Wind On The Water_d0335744_21251955.jpg

この後、さらにサードアルバムを出し、CS&Nでまた発表し、そのうちCSN&Yでアメリカンドリーム、さらにはその後もう一枚。その後はもう訳がわからん状況でいろいろ出て、冒頭に書いた、誰も死んでいないバンドは未だに活発に動いてます。

しかし前回の来日公演の写真を見ましたが、風船のようになってしまったスティルスと、クロスビーは結構心配です。(どんな終わりかたや)



購入レコ屋 グレイテストヒッツ

by naruru-kato | 2019-06-22 16:56 | CSN&Y 関係 | Comments(10)
Commented by ABC at 2019-06-23 06:40
クロ爺はアルバム、ツアーなど4人の中ではヤング爺に次いで活躍中ですね。
ヤク中でいつ死んでもおかしくないと言われていたクロスビーや
キースリチャーズ(ツアー始まりました)が
https://t.co/qD7wQj8njv
驚くほど精力的で、健康に気を使っていそうだったミュージシャンが
先にあの世へ行ってしまうのは 人生とは?と考えてしまいます。

CとNが今 Cの不遜な態度で仲違いしてしまっているのは残念です。
Commented by naruru-kato at 2019-06-23 13:09
> ABCさん
ストーンズの画像見ました。キース、ミックともにとっくに死んでいてもおかしくないのに異常に元気。(クラプトンもだけど)

クロスビーとナッシュ喧嘩中でしたか(笑)やはり、難しいグループですね。
Commented by リッキー at 2019-06-23 13:18
こんにちは!

このアルバムは2枚組CDデラックス・エディションというのを持ってるんですが、2枚目のディスクは二人だけのアコースティック・ライブを収録してるんです。C&Nがお好きなら、結構楽しめるかもしれません。(もしかしたら現在は廃盤かもしれませんが)

C&Nはセクションがバックで演奏しているということがきっかけで聴くようになりました。同じくセクションのメンバーがバックのC&Nのライブ盤もお気に入りです。

デヴィッド・クロスビーは、4枚組CDボックスというのを持っていますが、あの独特な浮遊感のあるメロディを4枚たて続けに聴いていると、さすがに頭がくらくらしてきます。(笑)

未発表バージョンなども多いので、こちらも一聴の価値はあると思います。(こちらも現在は廃盤みたいですが)
Commented by 240_8 at 2019-06-23 15:39
こんにちは。
この2人のハーモニーは大好きです。特にナッシュの書く楽曲は大好きなんです。CSN&Yでもナッシュの楽曲はいいですね。
この裏ジャケの二人は苦笑してしまうくらいに仲良さそう。特にクロスビーのうたた寝しているような天使のような(笑)寝顔は素敵です。でも、先のコメントの通り、3年前くらいから2人は絶縁状態。こんなに仲のいい2人だったのに、信じられないくらいに仲違い状態。人生何が起きるか分かりませんね。
Commented by MRCP at 2019-06-25 17:40
Bootlegなら Crosby,Nash&Young The San Francisco Broadcast 26/3/1972 at the Winterlandなんてのが(笑)
the surprise appearance of Neil Young って書いてます。
ヒマだったのかな(笑)
Commented by naruru-kato at 2019-06-25 21:48
> MRCPさん
ステージでのゲストならありでしたね。
この4人はしょっちゅう喧嘩してるようですがしょっちゅうステージゲストで出てますね。

不思議な関係(笑)
Commented by MRCP at 2019-06-26 21:37
3年くらい前、ナッシュが、クロスビーに激怒して、何十年も我慢して、面倒みてやったのに、こんどこそはゆるさん。絶交だと。ニュースになってました。
最近、ドナルド・トランプだけは許せないとの意見の一致をみて、また再結成するのではないかと噂に。
もともと固定したグループじゃなくて、気が向いたときには集まってみるかという連中だからね。
サイモンとガーファンクルみたいに二人でもなかなかむずかしいんだから、四人もいるとね。(笑)
Commented by rollingwest at 2019-06-28 06:25
デビッドクロスビーはソロアルバムもお気に入りで結構聞きますね~。スティルスはマナサスの名盤を聴いてみたいのですがまだ一度も出会っていません。CSN&Yとバッファロースプリングフィールドの歴史を紐解いていかなければ・・と思いました。いいきっかけを頂き感謝です!
Commented by naruru-kato at 2019-06-28 22:42
> MRCPさん
もう許さん!って そんなに酷い事をしたのですね。

もともとバーズでもトラブルメーカーで辞めたし、諸悪の根源はクロスビーなのですね。
Commented by naruru-kato at 2019-06-28 22:44
> rollingwestさん

マナサスの2枚組のデビュー盤は当時のアメリカンロックの主流の音楽が沢山入っていて超お勧めです。

CSN&Yの歴史を紐解いくと膨大な音源聴かなくてはならないですが、楽しいですねー

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


by naruru
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28