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アナログレコード巡礼の旅

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Murray Mclauchian その1    Day to Day Dust 👍

2月中旬。もの凄く寒い風が吹きますね。やはりそーいった心身ともに冷える季節は寒い国の人たちの歌が心地いい。ということで少し前に触れたとおり70年台のカナダのSSWの紹介です。

新たにCanadianSSWというカテゴリーを作り以前紹介したデビットウェフェンもそちらに移動しました。ちなみにニールヤング、ジョニミッチェル、ザバンド周辺は今まで通りの場所です。ここらへんはカナダ人ではあるけれでも、ロック全体の縮図でいえば完璧にアメリカンなので。

カナダ(ここでは出身でなくてもカナダで活躍した人も含みます)のSSWといえば、レナードコーエン、ブルースコバーン、ウェフェン、トニーコジネク、などが思い浮かびますが、このマレイマクロクランも代表的な人です。ただしSSWの王道だけを聞いているのであれば、ここらのSSWに巡り会うことは難しいと思うのです。

僕の場合、いつも参考にしている通販のレコ屋さんのHPでブラックホーク99選というコーナーを見つけ、そこでこの人達を知ったのです。ちなみにブラックホークとは昔東京は渋谷にあった有名なロック喫茶で流行にとらわれないで、商業ベースに乗らないフォーキーな作品ばかりを、かけ続けたお店です。くそまずい珈琲を飲みながら3~4時間くらい粘ってそーいう音楽を聞く店だったらしいです。

僕も高校の頃名古屋の今池というところにあった「時計じかけ」というロック喫茶に入り浸っていたのでイメージはなんとなくわかるのです。

そのブラックホークで、わりかし常連アーティストであったマクロクランの3枚目のアルバム。
Murray Mclauchian その1    Day to Day Dust 👍_d0335744_20331994.jpg


実は彼はスコットランド人でスコットランドで生まれてカナダで活動していたのです。
シンプルなジャケです。スタジオでのフォトセッションだと思いますが、この写真だけで何故かブルースコバーンの「雪の世界」的な寒い冬の日を思い出してしまう秀逸なジャケ。


Murray Mclauchian その1    Day to Day Dust 👍_d0335744_20333726.jpg


表ジャケのボールのような物体をアップにしたような写真。イマイチよくわかりませんが(汗。一目見て一発で気に入ってレコ屋から連れてきてしまいました。

マクロクランはそれまで音源を聞いたことはなくて、初めてレコを聞いたとき一発で声にやられました。静のコバーン、動のマクロクラン又は深い森の中のコバーンに対して都会の喧噪を歌うマクロクランと言われていますが、まさにそのような声、元気のある声です。
有名どころではアーロガスリーの声に似ているかなー?(アーロって有名か?)

そしてこのアルバムはあの、エイモスギャレットが参加。さらにクリスパーカーがドラムで参加していて、ウッドストック的なのです。

Murray Mclauchian その1    Day to Day Dust 👍_d0335744_20335140.jpg


カナダの小さいTrueNorthというレーベルですが、沢山の写真を使った立派なインナースリーブがつきます(ちなみにUS盤はコロンビア、日本でも発売されていました)このレーベルの2大看板がブルースコバーンとマレイマクロクランなのです。


Murray Mclauchian その1    Day to Day Dust 👍_d0335744_20340709.jpg



しかし、小さいレーベルなのですが、歌詞カードまでついているのです。SSWのアルバムはやはりこーでなくては(笑)


Murray Mclauchian その1    Day to Day Dust 👍_d0335744_20342141.jpg



このアルバムが売れたかどうかはさっぱりわかりませんが、一応日本にもコンサートに来ています、トムズキャビンが招いてブルースコバーンとジョイントコンサートもしているのです、そのときのインタビューをブラックホークの松平さんが行っています。興味深い内容でした。

歌詞の内容は哲学的な事、人間的な葛藤を歌っている、と本人は語っています。


曲順です
A面
-1 Hurricane Of Change
-2 Revelations
-3 Linda,Won't You Take Me In
-4 The Fool Who'd Watch You Go
-5 Two Bit Nobody
B面
-1 Six For Five
-2 You Need a New Lover Now
-3 Golden Trumpet
-4 Paradise
-5 Midnight Break


今回は曲ごとのコメントは割愛、全体に歌い上げる感じではないですが、全ての楽曲がカナダっぽくて寒い季節に暖かい暖炉の部屋でブラック珈琲飲みながら聞くのに都合のいい楽曲が並びます。A面では1,2,5曲目。B面では1,3,5がイイ感じです。 一番の白眉はB-2でしょうか?

エイモスの方はというと、全体にこれぞエイモスっていうギターは聞けませんが、先のB-2ではいい味出している感じです。

レーベルです。カタログNoはTrueNorth TN14。 マトは両面ともにAです。


Murray Mclauchian その1    Day to Day Dust 👍_d0335744_20343799.jpg


今回、ウェブでかなりマレイマクロクランを調べたのですがWikkには出てこないし、他の人たちのブログにもわずかしかなく、詳しいことはあまりわかりませんでした。最新作は2011年のようです。まだ現役か引退かはたまた亡くなっているのかわかりません。歌はやめて司会者になっているという情報もありました。日本での認知度はやはり低いでしょう。

なんといっても買ったレコ屋(中部地方の有名中古レコ屋チェーン店)ではマレイマクロ"チ"ランという名で売っていたし、さらに、この後の2枚組ライブ(ブラックホーク99選に選ばれています)は800円で売られていたし(普通、相場は4000円くらい)。まぁありがたくゲットしましたけどね。


ちなみにブルースコバーンの方は?というと、今までの何度もレコード買う寸前まで行ったのですが、どうも自分にあの音楽が合わないようで(汗   今のところは買おうとする気持ちが起きていません(トホホ)



追記 そういえばカナダのSSWで検索したら、最近のカナダのSSWの多さって凄いんですね。ジャスティンビーバー、アラモアモリセットとかわんさか出てきてびっくりしました。今の人たち全然知らないんで(汗

購入レコ屋   バナナレコード 大須店


参考文献    スモールタウントーク

by naruru-kato | 2019-02-16 18:18 | Murray Mclauchian | Comments(8)
Commented by rollingwest at 2019-02-18 07:26
このアーティストは初めて知りました!カッコいいですね~!まだまが知らないお宝ものが沢山埋もれていますね。
Commented by カマニャン at 2019-02-18 16:57
こんにちは。
渋谷のブラックホークには何度か足を運びましたが、いつも「時代とともに変わらぬ音楽がある」などと謳ってたくせに、ある日(松平さんが辞めて)突然レゲエとニューウェーブの店に鞍替えした。何が時代とともに変わらぬ音楽だ(笑)
あと、あの99選は突っ込みどころ満載なんだけど、今回はやめておきましょう(笑)
Commented by naruru-kato at 2019-02-18 19:44
> カマニャン様
そーですか、というか多分そーだろうと思ってました(笑)
しかし、レゲエに変わった事は初めて知りました。

僕もあの99選には大いに不満があります。お店で多くかかったレコということののでしょうか?
松平さんの趣味ということなのでしょうか?  

しかし、松平さんの文献、最近気にしてよく読んでいますが、文章が難しすぎてよくわからないです(故人に文句言うのもなんですけど)
Commented by naruru-kato at 2019-02-18 19:46
> rollingwest様
声にしびれました! 60~70年台のロックを追いかけてる自分ですが、まだまだ知らない人が山のように控えていて、最近の音楽聴く暇がないです(汗
Commented by リッキー at 2019-02-18 19:54
初めまして。

以前からこちらのブログの存在は知っておりましたが、最近拝見するようになり、取り上げるアルバムや語り口が大変興味深く感じております。

ところで、マレイ・マクロクランですが、ホームページがあり、2017年にアルバムを出し、ツアーも行っているようです。(ホームページで過去のアルバムのCDが購入できるようです)

70年代のSSW周辺では、ブラックホークに取り上げられてるため、割と有名な(あくまでもSSW周辺ですが)人のようですね。試聴してみたら、初期のアルバムを聴いてみたくなりました。
Commented by naruru-kato at 2019-02-19 06:56
> リッキー様
初めまして、コメントありがとうございます。拙いブログですがよろしくお願い致します。

ホームページの情報ありがとうございました。まだ現役なのですね、嬉しいです。
なんと行ってもパソコンで検索するとき英語のページはパスしてるのでわからなかったのかもです(汗

マレイのアルバムは3枚しかないのですが、(76年以降のアルバムは何度も中古レコ屋でワンコインで売ってたのですが、イマイチ買おうという気になれなくて)どれも味わい深くてイイです。
Commented by カマニャン at 2019-02-19 19:36
確かに、99選のレコはお店でよくかかってました。ただし、オーセンティックなトラッドがかかると、客は一斉に帰りました(笑)。
聞いた話ですが、あるときカップルが来店して「ボズ・スキャッグスのシルクディグリーズは有りますか?」店側はそれを完全無視、客の冷たい視線を浴びながらカップルはスゴスゴと帰ったそうです。おしゃべりをすると怒られる様な店でした(笑)
ちなみに99選のうち54枚位はアナログ持ってますが、たぶんもう増える事はないでしょう。
Commented by naruru-kato at 2019-02-20 07:10
> カマニャン様
僕は今数えたら30枚でした。あと10枚くらい欲しいのがあります。
ボズの話は聞いたことあります(笑)
僕が通っていた名古屋の店も雰囲気はそんな感じでしたが、ZEPとかパープルとか普通にかかっていたかなー。
あと「アトム」というアメリカンロック(おもに西海岸)専門店もありました。

アナログ盤がまた脚光を浴びだしているのでまたこういうお店が出てくるかも知れませんね。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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