Bonnie Raittその2 Takin My Time
まず、このジャケが凄くいいんです。当初はホテルのロビーかな?と思ってましたが裏ジャケでどうやら古い駅舎の待合室のような雰囲気。そこに佇むボニー。横に座っている女の子が効いています。

色づかいがセピアっぽくて雰囲気は抜群です。
裏ジャケではその待合室でテンガロンかぶって寝ているボニー。まだこのころ23~24歳のはず、すでに姉御の雰囲気。ここに詳しいクレジットが描いてあります。
クレジットを紐解くと今回のアルバムではボニーはさほどギター(スライド)を弾いている訳ではなく(4曲のみ)ギターはジョンホール、ローウェルらに任せて自分は唄に専念しているようです。少しさみしい感もありますがゲストギタリストの素晴らしい演奏でそんな事は忘れてしまいます。

今回はウッドストックから離れてLAでの録音、メンバーはギターがジョン、フィートからはローウェル&ポールバレル。ピアノにビルペイン、ドラムにサムクレイトン、ベースはいつものフリーボ、その他ジムケルトナー、タジマハール、達の凄い面ツ。いいに決まってます。
でも売れませんでした。ボニーが売れるのはその何年後も後なのです。

曲ごとに詳しく書かれたクレジットです。
ゲイトフォールドの内ジャケ

とても20台前半とは思えない(汗、貫禄な表情。このあまりにも若くて渋すぎる女性を売るには時間が必要だったのでしょうね(笑)
選曲は相変わらずシブくて、ジャクソンブラウン、クリススミザー、エリックカズなども取り上げていますが、他の人はあまり知りません。
My Favorite Songs
Youve Been In Love Too Long
Cry Like a Rainstom
I Feel The Same
I Thought I Was A Child
Write Me A Few Of Youe Lines/Kokomo Blues
Guilty
今度はランディーニューマンの曲。しっとりと聞かせるラストナンバー。
全体に取り上げているアーティストの雰囲気を大事にして原曲通りのアレンジで仕上げている感じです。
Label
ワーナーのWマーク入りのセカンドプレスでしょうか。

Impression
全体の印象はシブい作品といえますが、ジョンホールとローウェルジョージのギターがいたるところで聴けてご機嫌な作品です。
今回、ボニーはスライドをあまり弾かず唄に専念している感があるのは、前回の作品が名作と言われるほど素晴らしい作品でったのに全く売れなかったので、スライド姉ちゃんから、歌で勝負する女性ボーカリストで売ろう。としたのではないだろうか?でもこのアルバムも売れません。
ボニーがブレイクするのはここからまだ数年先の事なのです。
このアルバムは知りませんでした。ジャケも見たことないですね。ボニーってファーストを聴いて、ちょっと無理だなあと思って、以降あまり聞いてません。本作、ジョン・ホールなら聞いた方がいいかもしれないアルバムですね。
決して歌が上手い訳ではなくて、あくまでスライドギタリストなのがボニーだと思います。
とっつきにくい印象は自分にもあります。
ずーと先のライブCDを買ってから、やはりこの人はギタリストなんだなー。とさらに思ったので初期の歌で売ろうとしていた頃のアルバムはやはり難しいかも、ですねー


