アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Jackson Browne その4  The Pretender

家庭の事情で少し間が空いてしまいましたが、今回より再開します。

再開後の一番目はやはりこの人、ジャクソンブラウン(以下JB)です、なんといってもこのブログの副題が唄にありますし、一番最初の投稿(内容大幅に書き換えました)でもあります、毎年この時期は自分的にJBなのです。

今回は今の自分にとって非常に勇気を与えてくれるアルバムであり、JBの最高傑作の一つでもあることは間違いないウエストコーストを代表するSSWの割にウエストコーストっぽくない、4枚目のこのアルバムです。


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JACKSON BROWNEの文字は浮き出ています(確かセカンドプレスからは通常の文字のはず)表面はテクスチャード加工(これもセカンドは普通のジャケ)


横断歩道を堂々と渡るJB。感動的であります(こんなんで感動するなよ)。でも裏事情を知っている人ならこのキリっとしたJBの顔立ちは感動するのです。

有名な話なので簡単に説明すると、このアルバム制作中にJBの奥さんのフィリスが、音楽ばかりで自分に目を向けてくれないJBに対し薬物で狂言自殺をしようとして本当に死んでしまったのです。ただ死後に録音された訳ではなくかなり録音が進んでいた時期に死んでしまい、そのことを歌った曲は僅かなのですが、全体に重苦しい雰囲気、いや物凄く重いサウンドで聴いている方が奈落の底に突き落とされそうになります。そして最後の曲で救われるという仕掛けがあるのです。(歌詞はしらんけど、なんとなく)

このジャケの写真でJB以外の人はエキストラなのか?本当に一般のなにも知らない素人なのか気になりますね、もし素人ならここに写っている人は例えJBのファンでなくても物凄い自慢出来ますなー。日本でも同じイメージでジャケ作る人多いけどたいていファンクラブで選ばれた人ですからねー(笑)。


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裏ジャケは息子のイーサンでしょう。なんか泣かせますわ(涙)そして各曲ごとのクレジット。
ギターのデビットリンドレーは当然、ジョンホール、ローウェルジョージ、フレッドタケット他。ベースにボブグラブ、リーレンドスカラー他。キーボード、ビルペイン、ロイビタン、グレッグダーギ他。ドラムス、ラスカンケル、ジムゴードン、ジェフポーカロ。コーラスが、ボニーレイット、ローズマリーバトラー、JDサウザー、ドンヘンリー、そしてクロスビー&ナッシュ。Thanksクレジットにバレリーカーターの名前も見受けられます。

まさに豪華絢爛西海岸絵巻とでもいいましょうか。倒れそうです。

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丁寧に歌詞が描かれた専用のインンーバック。JBで歌詞がついたのはこのアルバムが最初では?

そーいえばJBと親交がある浜田省吾の会報の表紙でハマショーがこのジャケをおもいっきりパクってます。

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これは絵で絵がかれているようです、この会報欲しいー

この他にもいろいろ有名ジャケパクってます。やりますなーハマショウ(笑)

曲順です
A面

-1 The Fuse

-2 Your Bright Baby Blues

-3 Linda Paloma

-4 Here Come Those Tears Again
B面

-1 The Only Child

-2 Daddy's Tune

-3 Sleep's Dark And Silent Gate
-4 The Pretender

A-1 あまりにも重いピアノのイントロ、ハイファットの音がさらに重くし、リンドレーのスライド、スカラーのうねるベースがさらに圧し掛かる。よくぞこんな重い曲が作れたものだ。中間部のギター、ピアノソロから一気に重たさが加速しラスカンケルのハイファットが冴える冴える。そーいえば初めてJB見た時にオープニングはこれだったよなー

-2 オープニングの緊迫感から解放される曲です。ローウェルのハモが素晴らしいです。もちろんエンドの伸びのあるスライドも最高!

-3 タイトルからするとリンダロンシュタットの事を歌っているのであろう。メキシコ的な曲です。

-4 この曲はフィリス自殺後に彼女のお母さんと共作した曲。このアルバムでもピカイチな曲。不思議なことにAメロBメロサビ。というような構成ではなく、AメロA”メロ、A""メロ、A"""メロ、と言う感じで突き進みます(笑)。
とにかく元気がもらえます。

B-1 息子イーサンに向かって投げかける曲、詩の中で「お母さんを大切にしなさい」と何度も出てくる。フィリス自殺前に作られたのでしょう。JDとドンヘンリーのコーラスがまたいい。
しかし、この曲。今となればジーンときますわ。

-2 今度は父親の事を歌った曲。「昔、とおさんが言っていた事が今になって分かってきました」と歌いあげます。めずらしくホーンも導入。

-3 詩の内容、曲の構成からして最後のタイトル曲と対になっている気がします。
この曲が前触れのような。

-4 そしてThe Pretender、直訳すれば「ふりをする人、詐称者」と出てきます。
後半に向けて次第に盛り上がっていく見事な構成。クロスビー&ナッシュの見事なコーラスワーク。ストリングスのアレンジ。どれをとっても超一級品の作品。
さー元気が出たぞー(笑)
ちなみにB面のドラムスはすべてジェフポーカロです。

レーベルです。

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Wマーク付きアサイラム。7E-1079のカタログNoはオリジナルです。マトはA面-1
B面-5でした。



この年イーグルスがあのホテルカリフォルニアを発表、そしてJBがこのプリテンダー。ウエストコーストのあの乾いたカラッとしたイメージの音楽がこの2枚で崩れ去り、アメリカの抱えている問題が大きくクローズアップされたような年に成りました。

ロックの流れはこの後、AOR、ディスコビート、そしてコンピューターサウンドの流れに変わってゆき圧倒的につまらない80年代に向かって行きます。
(あくまで自分的な見解です)



ちなみにこのアルバムは、落ち込んでいる時に良く聴きます、「ジョンの魂」的なものがあるのです。つまり聴き終えると「よーし、頑張るぞ!」という気持に成れる自分にとってバイブル的な作品です。


購入レコ屋    忘れました。





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by naruru-kato | 2018-09-01 08:59 | Jackson Browne | Comments(6)
Commented at 2018-09-01 09:16 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 240_8 at 2018-09-01 09:37
このたびはご母堂様のご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。
さて、JBのこのアルバム、まずは本作を記事にされたことに意義があるんですね。私自身は実はあまり聞きこんでおりません。重苦しいアルバムということもあり、そういった先入観からなのでしょうか。ただ、本作が「自分に気合が入るアルバム」であるなら、やっぱりじっくり聴いてみないといけないアルバムなんですね。
Commented by naruru-kato at 2018-09-01 14:08

コメントありがとうござます、またお悔みありがとうございます。
岡崎にいらしたのですね、うちからは一時間程かかりますが仕事ではたまに行きます。
岡山は行ったことがないのですが(自分の意志で兵庫より西にはいったことないんで)
息子が姫路城(兵庫県ですけど)に行きたがってるのでいずれ行くかもです(笑)

fbは覗いてみます

拙いブログですが今後ともよろしくお願いいたします。
Commented by naruru-kato at 2018-09-01 14:13
> 240_8様

お悔みありがとうございます、長年で喪主なんでやることが山ほどあるのですが、ブログはほとんど下書きできていたので多少訂正してUPしました。
このアルバムの評価はどれをとっても重いイメージばかりです、しかしグイグイ引き込まれてしまうのです。
僕にとってはまさにバイブルです

Commented by rollingwest at 2018-09-02 06:29
このたびはご母堂様のご逝去、心よりお悔やみ申し上げます。色々と大変だったことでしょう。うちのお袋もまだ元気で助かっておりますが、いつかはこんな日を迎えるものとそろそろ心の準備も必要と覚悟しています。
ジャクソンブラウンは「ランニング・オン・エンプティ」などのヒット曲は好きでしたが、自分自身は意外と聞き込んでいないんですよ。今度じっくり勉強しなおしてみようと思っています。イーグルスデビュー曲「テイクイットイージー」はグレン・フライとジャクソン・ブラウンの共作であり、当時の二人は同じアパートに住んでいたという縁があったとのことですね。
Commented by naruru-kato at 2018-09-02 20:24
> rollingwest様
ありがとうございます。
まだまだ大変です、9月中にはすべて整理するつもりです。

JBは今でも新譜、コンサートと追いかけているアーティストの一人です。同じ時代に生きれて幸せです、とは言い過ぎでしょうか?(笑)

このアルバムとレイトフォーザスカイをお勧めします!


大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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