アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Jeff Beck その2  Jeff Beck Group 

通称「オレンジアルバム」(さらに通称オレンジ)と呼ばれるジェフベックグループのセカンドアルバムです。ジェフ先生が同じ面ツで録音したのは前作のラフ&レディーからこのオレンジにかけてだけです(ライブは除く)。

なぜジャケにオレンジがあるのかが、全くの謎なのですが?。調べても判りません。
そして前作と同じようにメンバーの顔写真。ビートルズの「ヤァヤァヤァ」(あえて邦題)のようにワンショットづつ違う表情だと面白いのですが、このオレンジはすべて同写真。相変わらず先生とコージーの顔は同じといえますね(笑)


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シュリンク付きなのでピカピカ光ってます。


前作ではすべて先生本人の作品、しかもセルフプロデュースで録音された事に満足しなかった先生は今回、メンフェスのスタジオを選び、半分をカバー、そしてプロデュースもMGsのスティーブクロッパーに依頼してさらにモータウン、ファンキー路線を突き進めます。


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ここにもオレンジ。もしかして先生はこのアルバムを「オレンジ」という名前にしたかったのではないだろうか?どーでもいい想像ですが。


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タイプライター風の文字で書かれた詳細。なぜかこの文字がこのアルバムに凄くあっているような気がしますね。

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前回の記事で自分は歌もの最高傑作であるといわれるこのオレンジよりも、ラフ&レディーの方がガツンと来るので好きです。という内容の投稿をしましたが、その気持ちは変わりませんが、今回このオレンジをじっくり聞いて少し気持ちが変わりました。プロデュサーを外部に依頼したことで曲の仕上がりは素晴らしいものになりアルバム全体のコンセプトは、こちらの方がまとまりがあり、各面の最後にインストを入れることにより先生の次の展開を匂わせ、期待させているのです。

全体に先生のギター、コージーのドラムス、ミドルトンのキーボードが三つ巴に絡み合いながらその隙間をテンチのボーカルが埋め、さらに目立たないがしっかりファンキーなクラウブのベースが締めているのです。

曲順です
A面
-1 Ice Cream Cakes
-2 Glad All Over
-3 Tonighe I'll Be Staying Here With You
-4 Sugar Cane
-5 Cant Give Back The Love I Feel Fou You
B面
-1 Going Down
-2 I Got to Have a Song
-3 Highways
-4 Definitely Maybe

A-1 両チャンネルから聞こえる(左スネア系 右バスドラ ハイファット系)コージーのドラム、かぶさるようにベース、そしてピアノが入り御大先生のスライドを交えたファズがかかったイントロのカッコイイというか仰々しいというか・・・後半のピアノとギターの掛け合いの奥深い事。

-2 ファンキーなチューン、ジェフ作です。

-3 この曲がディランの「今宵は君と」だったとは(汗)全く気付かなかった。確かに歌詞を聞いているとその通りなのですが、全く別の曲といっても差し支えないでしょう。この見事なアレンジは一体誰が?

-5 壮大なインストナンバー。オリジナルは知りませんがかなり大幅なアレンジをしているような気がします。

B-1 この後BBAでプロデュースをおこなうスワンプ神 ドンニックスの作品。かなりファンキーな仕上げです。ホンキートンク風ピアノから一気にメインリフに。先生のギターはボーカルとユニゾン!ギターソロはまさに縦横無尽。好き放題やってます。

-2 スティービーワンダーの楽曲。これもオリジナルは知りません、ここではコージーのドラムスが炸裂。珍しく女性のコーラスも入ります。先生の作品で女性コーラスはこれだけじゃないんだろうか?

-3 オリジナル作品、めちゃカッコイイイントロ、途中のギターソロで炸裂したと思うと美しいピアノ、展開力が凄い。

-4 そして名演の誉れ高いこの曲、スライドとワウを絡ませた美しいメロディーをかなえます。この後のギターインスト時代の前触れのような感じ。ライブではボブテンチもギターでハモっているそうな。


レーベルです
ファーストプレスはイエローですがこの盤はセカンドのオレンジ。
KS31331です。


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やっぱ歌物のジェフは第二期が一番まとまっていていいなーと思わせる内容でした。



購入レコ屋  ファイハイ堂レコードストアー


購入金額    800円






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by naruru-kato | 2018-07-08 08:52 | Jeff Beck | Comments(2)
Commented by rollingwest at 2018-07-18 07:20
過去何度かジェフベック名盤(ベックオーラやブロウバイブロウも)を仕入れて聴きましたがどうもRWには難解なアーティスト。特にフュージョンやテクノサウンドはJAZZっぽくて今一つ難しい・・・。まだヤードバーズやロッドとの初期時代の方がしっくりきますね~!
Commented by naruru-kato at 2018-07-19 05:42
> rollingwest 様
確かにそう思います。
ブロウバイブロウはリアルタイムで聞きましたが、これがロックか?と思いました。
でもいまでは最高の作品であると思ってます。ロッド時代はオリジナルで欲しいのですが物凄く高くて(汗)日本再発盤ならワンコインで売っているのですがいまいち躊躇しています(笑)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。ジャケットもいろいろと楽しめるので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシング、市民マラソンが大好きでいろんな大会に出ています。


by naruru
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