Little Feat その2 Waiting For Columbus
あまりにも有名なトマトの絵、僕が初めてフィートを知ったのはこのジャケです。ネオンパークの絵でもセカンドのSailin' Shoesとおなじくらいの「ぶったまげた」絵ですね。この絵だけ結構独り歩きしてロック聞かない人でも結構知ってますね。
裏ジャケです、めちゃかっこいステージ全景、なんか今時のショーアップされたステージと違い飾り物一切なし。音だけで勝負するイメージ。
一応メンバー
Lowell George ボーカル ギター
Paul Barrere 〃
Kenny Gradney ベース
Bill Payne キーボード
Richie Hayward ドラムス
Sam Clayton パーカッション
このアルバムでは、タワーオブパワーのホーン軍団、アンコールではローウェルと親交があった元ストーンズのミックテイラーもスライドで客演。
ゲイトフォールドの内ジャケです、メンバーの写真など、
ローウェルジョージが亡くなる寸前の前に出たライブ、この後ローウェルジョージが解散宣言をしソロを発表。その後亡くなり、一時的にバンドは消滅、その後メンバーを補充して最出発するわけです、音源としてはまさに絶頂期、スタジオの6枚目くらいでローウェルのドラッグ癖の影響で奇行が増え、スタジオにも来なくなり、影が薄くなりますがライブでは本領発揮。フェイザーをかけまくったスライドが宙を飛び、ドラムのリッチーのバスドラ、ハイファットがビシバシ決まり、ペインのホンキートンクピアノがご機嫌なライブです。
実はこのアルバムで初めてフィートにで会ったのですが、その後に改めて聞いたスタジオ盤ではほとんどの曲でこのライブよりもショボい演奏で(笑)。改めてこのバンドはインプロゼイションの応酬があるライブバンドなんだなー。と思いました。
このライブはやはりA面の流れが素晴らしくイントロから一気に4曲目まで聞けます。そしてD面のラストまでグイグイ行くところが本当に大好きなんです。
録音はほとんどがイギリス、A面~C面までが本編、D面がアンコールという構成。
曲順です
A面
-1 Join The Band
-2 Fat Man in the Bathtub
-3 All That You Dream
-4 Oh Atlanta
-6 Old Folks' Boogie
B面
-1 Time Loves a Hero
-2 Day or Night
-3 Mercenary Territory
-4 Spanish Moon
C面
-1 Dixie Chicken
-2 Tripe Face Boogie
-3 Rocket in My Pocket
D面
-1 Willin
-2 Don't Bogart That Joint
-3 A Apolitical Blues
-4 Sailin' Shoes
-5 Feats Don't Fail Me Now
A-1これは本番前のステージに向かう途中でメンバーがいつも歌う曲。これからステージが始まる感が凄く良く撮られています。
-2 そしてオープニング、この曲はスタジオでは地味な曲なんですが、ここでは大きなウェーブとなって演奏されます。
-3 そしてそのまま大好きなこの曲になだれ込む、ここまでで完璧にKOされます。
B-2リッチーヘイワードのドラムソロ、カッコイイ
-3ここではタワーオブパワーの大活躍
C-1代表曲です、まさにビルペイン大活躍、デキシーランド、ニューオリンズ風のジャジーなピアノソロが随所に聞けます。後半ローウェルとバレルの宙を飛ぶようなギターの応酬。途中で曲も変わるのですが、どこから変わるのか良く分からないまま、最後はまたペインのシンセのソロ。なんという分厚い構成、なんか最後の方はキースエマーソンか?と思える演奏です(笑)
-3得意のブギー調のこの曲で本編終了。実際のライブもそうだったかは不明。
D-1アンコールでウィリン登場、ここではアコを抱えたローウェルがギターを弾かずに歌います。しかしいい曲だよなー
-3 ここでミックテイラー登場、二人のブルースバトル、右チャンネルがテイラー、左がローウェルです。途中でペインのピアノも絡んできます、しかしテイラーのギターって特に特色ないけどすぐわかる。フレーズが綺麗で気持ちいいのでねー。
-4~5セイリンシューズから最後になだれこみます、お客との掛け合い、最高なエンディングで終わります
この後CDでDXエデュション(勿論持ってます)も出て、ほぼ代表曲を聞くことができます。
レーベルです。
この時のメンバーでほぼ同じ内容で日本にも来たのですよねー、しかも矢野章子も飛び入りする日もあったりで、名古屋にも来ているのですが勿論見ていません。
来日したのは1978年なんで、僕は高校3年、その頃は「リッチー」とこぶし振っていた時期ですから当然ですわ(笑)
USロックのライブではオールマンのフィルモア、ザバンドのロックオブエイジス、と並んで燦然と輝くアルバムだと思いますが、フィートの場合このライブが凄すぎてスタジオ盤がいまいちなんですよねー(これは非常に高いレベルでの話ですが)と思うのは僕だけでしょうか?
購入レコ屋 不明
購入金額 不明
参考文献 ウエストコーストロック(ネットで探しました)
1. Dixie Chicken (1973)
2. Sailin' シューズ # (1972)
3. Waiting For Columbus (1978)
4. The Last Record Album (1975)
5. Little Feat (1970)
私の場合は、スタジオアルバムも高く評価しているんです。ちなみに4 は、ビル・ペインがJ.テイラーのバックで来仙した時もらったサイン入り。
# → シューズを英語で入力すると、なぜか禁止されているキーワードという理由で投稿出来なくなります。変なの‼︎
またまた私的ベスト5、ありがとうございます。
出来たらネオンパークのアルバムジャケベスト5も(笑)
僕はスタジオはSailin' Shoesが一番好きです。それと再結成後の
Let It Roll 以降も結構好きです。
実は僕もそうでした、このバンド若いころから知ってましたが無理でした(笑)。僕がハマったのは3枚組のボックスCDを手に入れてからです。
ただし、なぜかこのライブだけはかなり以前から持っていたのです。
どうして買ったのかも分かりません、たぶんジャケ買いだったと思います。今となっては売らなくて良かったと思っています。