アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Crosby, Stills& Nash   その2  Same

久しぶりにこのアルバム聞きました。ついついYが入ってる方を良く聴くので(笑)
元バッファロースプリングフィールド、元ザバーズ、元ホリーズのメンバーで作られた超スーパーグループ。事の話はジョニミッチェルだか、ママキャスだかの家に3人が集まってコーラスしたら凄い事になってしまいグループ結成に至ったという伝説的なお話。アコーステックロックとしては元祖的なグループです、発売は1969年5月。前々回に紹介したBatdorf & Rodneyとはやはり格が違います。西海岸ロックを語るには避けて通れないグループです。

今回は日本盤ですがパイオニアP8000番台、音はかなり良いです。オリジナルと同じようなテクスチャー加工されたゲイトフォールドです。


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Wikkで調べたところ、3人にピッタリの廃家をハリウッドで見つけひとまずジャケ用に写真を撮ったのがこの写真。この時点でまだグループの名前は決めておらず、後日CS&Nになった。所がジャケ用の写真は左からNS&Cになってしまうように座っていたので改めてCSNの順番に座るようにとりなおしに行ったところこの廃家は取り壊されて無かったとのこと。なんともトホホな話ではありませんか(笑)

そんならグループ名もこのジャケの順番通りに Nash , Stills&Crosbyにしても特に歴史は変わらんかったと思うけどなー(どーでもいいことですけど)


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裏側にはドラムのダラステイラーが写っています、これは後から嵌めこんだ模様。
少しゴースト的な写真です。


ゲイトフォールドを広げると


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やはり、ダラステイラーの写真が幽霊みたいで怖い。


内ジャケです


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ここでは、ほぼ球体といえるクロスビーが笑えます、ナッシュとおそろいのような毛皮のコートをきていてその後の二人のディオに発展していく前触れのような写真(そんなわけないやロー)

その後コーラスの分厚さを求めたか、ライブでのリードギターの為だか色々議論があるようですが、ヤングを加えさらにビッグになっていくのです。(ナッシュの発言ではスティファンは凄いリードを弾けるが、さらにもう一人ライバルがいればもっと凄いギターバトルが出来る、と言ってます)
一般的にロックの歴史の中ではセカンドの(CSN&Yではファースト)のデシャブが語られてこのファーストはあまり語られていませんがやはりアメリカンロックの歴史上で重要な位置を占めていると思います。

このアルバムでは随所にスティファンのエレキも聞こえてきますが、やはり主体はアコ、それに3声のコーラスの見事さ。これに尽きます。ちなみにベースもスティファン。発売の1969年のアメリカのロックといえば、サイケデリックは終焉、CCRの大ブレイクなどが主だった項目。そこにアコ主体のこのグループの衝撃的なデビューがあったわけです。

オリジナルと同仕様の歌詞カード、この盤には日本語の解説が無いのですが、たぶん最初はついていたと思います

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参加メンバーはDrダラステイラーの他にジムゴードンも叩いています、コーラスでママキャスも歌っています

曲順です
A面
-1 Suite: Judy Blue Eyes (Stills)
-2 Marrakesh Express (Nash)
-3 Guinnevere (Crosby)
-4 You Don't Have to Cry (Stills)
-5 Pre-Road Downs (Nash)
B面
-1 Wooden Ships (Crosby, Stills, Paul Kantner )
-2 Lady of the Island (Nash)
-3 Helplessly Hoping (Stills)
-4 Long Time Gone (Crosby)
-5 49 Bye-Byes (Stills)

A-1 邦題は有名な「組曲 青い目のジュディ」もちろんジュディコリンズの事を歌っています、スティファン作。しかし・・なんだな。デビュー盤の1曲目にこんな大作持ってくるなんて、1ラウンドKO勝ち!って感じでノックアウトです。3部構成になっていて僕はやはり最後のパートが一番好き。もうなにも言う事は無いロック史上を代表する曲です。
-2 大作の後はナッシュの優しい声に癒されます。スティファンのオブリガードのギターの音色が凄く面白い

-3 クロスビーの楽曲、脱退前のバーズでも見せていた、不思議な感覚の曲です。このままソロアルバムも同じような感覚のアルバムとなっていくのです。イントロのアルペジオの不思議感といったらないです。

-4 スティファン作、絡み合う2台(3台?)のアコ、そして3声。地味な曲ですがこれも素晴らしい

-5 ナッシュ作、-2と同じように後ろでリードギターが面白くなっています、コーラスはママキャスがつけています。

B-1 これも代表作となります。クロスビーとスティファンが語り掛け合うような有名なバース。その後の見事なBメロ、そしてギタープレイ。どれをとっても最高傑作であることは間違いありません。

-2 ジョンレノンの「ジュリア」のような曲。最後のコーラスの所が凄くいいんです。

-3 スティファンの隠れ名曲と僕は思っていますが、Am7 C G Dと廻る循環コードが素晴らしい。自分的にはこの曲がこのアルバムで一番好きなんです。邦題も素晴らしく「どうにもならない悩み」となっています。

-4 クロスビー作、映画「ウッドストック」でも使われた曲、カッコいです。

-5 最後にふさわしいなだめるような曲。

すべての楽曲が素晴らしいですねー。駄作は一切ありません!


レーベルです、日本盤なんで特にコメントはなし


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CSNのアルバムはこれ以外聞いたことがないのです。つまりCSNY解散後に出た再結成の作品はまったく聞いていません。レコ屋で非常に安く売っているので聞こうと思えばいつでもワンコインで買ってきて聞くことが出来るのですが、「がっかりした」感があるとやなんで(笑) 

ただ、3年前の来日公演が行けなかったのが心残り(同時期のジャクソンブラウンでお金使ってしまい行けなかった)せめてJBから2月遅れの来日なら行けたんですけどねー(笑)


購入レコ屋    不明


購入金額     不明











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by naruru-kato | 2018-03-12 19:48 | CSN&Y 関係 | Comments(6)
Commented by rollingwest at 2018-03-14 06:10
小生はCSN&Yを1971ライブ名盤「4 Way Street」で初めて知りました。彼らの名曲の中では「オハイオ」が一番好きです。オハイオ州立ケント大学構内でベトナム反戦集会に参加した学生4人が州兵に射殺されるという悲劇的な事件で当時のニクソン大統領を名指しで公然と批判したこの歌ははロック史に燦然と輝くプロテストソングですね。ニールヤングの切なる歌声とスティルス&クロスビーによる強烈なギターイントロは、前途ある若者の死に対する悲しみと体制への怒りが満ち溢れている迫力を感じます。プロテストの名曲としてはグラハムナッシュがソロで歌い上げた「シカゴ」(1971)もいいですね~!
Commented by naruru-kato at 2018-03-14 07:56
>rollingwest様
僕もたぶん4 Way Streetが最初だったかと思います。オハイオのイントロのギターリフはロックの歴史上でもかなりのものですよねー
僕も昔一生懸命練習しました(笑)
Commented by カマニャン at 2018-03-15 17:31 x
こんにちは。
レココレ最新号、ジュディ・コリンズのインタビュー記事お読みになりましたか?スティルスに関する彼女のコメント、私はとてもいいなあと感じました。
Commented by naruru-kato at 2018-03-15 19:33
> カマニャン様
レココレは立ち読みしてません(汗)今回は日本の特集号だったのでスルーしてました。明日にでも立ち読みしてきます

(この本定価で買ってことないんです、グレヒの中古で150円くらいのをいつも買ってたんです (笑)
情報ありがとうございました。
Commented by 240_8 at 2018-03-21 07:00
おはようございます!
CSNも大好きです。特にグラハムのポップな楽曲が好み。ところでジミヘンの、つい最近発売されたアルバム、聞かれましたか⁇ 上のコメントにレココレ最新号の話題が出てますが、そこにもジミヘンのアルバム特集が掲載されてます。このアルバム、個人的ハイライトはスティーヴン・スティルスが参加&歌っている楽曲が2曲あること。その内の1曲が「ウッドストック」なんですよ。これがまたカッコいい!ジミヘンがベースなんですが。このCSN活動の時期、スティルスはジミヘンともコラボしていた訳ですね。やっぱりこの辺りの時代の音楽っていいですね~。
Commented by naruru-kato at 2018-03-21 07:34
> 240_8様
おはようございます。
実はまだレココレ読んでいなくて。ジミヘンの最新作も今まで知りませんでした。
確かにスティルスはファーストソロでジミと共演しています。
しかもそれがジミの最後のセッションだったとか?
特にこの時代のスティルスはセッションに忙しかったのでいろんなコラボがあると思います。楽しい時代でしたねー

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


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