アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Janis Joplinその1   Cheap Thrills

最初に断っておきますが本来このアルバムはジャニスのアルバムではなくて、あくまで「Big Brother & The Holding Company 」のセカンドアルバムでそのバンドのボーカルがジャニスでしょうがー。と怒っている方もいるかもしれませんが、そんな事は判っていますって。ただ僕的にやはりCheap Thrills はジャニスなんで。最初の二枚はBig Brother、最後の二枚はジャニスのソロ。と分けるのもこのブログの性格上変だし(笑)

と、前置きが長くなりましたが、いまだに取り上げていなかった最大のスターの一人ジャニスの歴史的名盤のCheap Thrills。いままでバーコードのついた再発盤しかもっていなかったのですが大阪に仕事で行って、あの有名なディスクユニオンにてオリジを安く購入してのです。

パロディジャケも数多く存在するこの有名なジャケ。日本ではRC、パフィなどがパロッていますね。

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当初はベッドに全員寝そべったジャケの予定だったのだがNGになり、ジャニスが大ファンであったというロバートクラムの漫画がジャケに。ちなみに初めてジャニスと顔合わせしたロバートが最初にした事はジャニスの胸を鷲掴みしたらしい。


彼女、そんなにグラマーではないんだけどねー。三枚組CDボックスにヌードのジャニスの写真が載っておりますが、今回その写真は載せません。見たい人は中古で探してください。


ちなみに再発はアルバム全体がやけに白くて比べるとかなり違います。


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左オリジ、右80年後期と思われる再発(裏ジャケにバーコードあり)


オリジが黄色っぽいのは経年変化なのでしょうか?

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微妙に色合いが違います。まぁ特にどうでもいい事でしょうけど。


裏ジャケはジャニスの写真、やはりコロンビアはこのアルバムはジャニスのソロという意味合いで売り出したのが明白です。


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オリジと再発ではやはり音が微妙に違います。再発ではやけに音が角張っていて耳に痛いなー。という感じ。オリジは角が丸くなっていてバリが取れた感じで耳に優しい。

オーディオ雑誌(特に季刊アナログ)で、カートリッジごとのアルバム聞き比べ、でよくこんな形容詞の文章が出てきますが、「角が取れて」という音ってどんなんやねん!(ついつい大阪弁)
といつも思うのですが、今回意識的に自分で使ってみましたが、確かにこーいう表現は音を文章にする時都合がいい事が判りました(笑)


話が今回も逸れてしまいました。さて、このアルバムは確かに歴史的名盤ではありますが、自分的にはあまり好きではないのです。それはBig Brother の二人のギタリストの出す音があまりにサイケ風で(まぁこの時代なんでしょうがないが)耳にキンキンしすぎて、もうほとんど耳障りの域に達しているのです。かといって最高傑作と呼ばれるPearlが一番かというとそうでもなく実はI Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!だったりします。一番好きな曲はMe And Bobby McGee ですけどねー(笑)

ちなみにこのCheap Thrillsはライブ盤のように見せたスタジオ盤(観客の声とかあとで被せている)またはA面は偽ライブでB面のみ本当のライブ。とか解釈がまちまちなんですが、真実はよくわかりません。プロデューサーはジョンサイモンらしいのですがクレジットにはないのでこれも良く分かりません。

このアルバム発表前にあのモンタレーPopフェスがあり、Ball and Chain の熱唱でママキャスの口をポカーンと開けさせ一気にブレイクしたあと、満を持して出たセカンドであります。



曲順です。
A面
-1 Combination of the Two
-2 I Need a Man to Love
-3 Summertime
-4 Piece of My Heart
B面
-1 Turtle Blues
-2 Oh, Sweet Mary
-3 Ball and Chain

A-1 Big Brotherのオープニングはいつもこの曲だったのでしょうか?違うライブはDown on meが多いと思います、はっきり言って演奏はダサい。ジャニスの声も左チャンネルからしか聞こえないので、このオープニングは後ろで歌っていたのかか?

-2 耳障りなギターソロ(笑)、そしてここからジャニス全開です。しかしこの声ほとんど叫びのような裏声。うちの娘曰く「頭が狂ったようなガラガラな声」と、いってますが確かに的を得た表現だ(爆)フェイドアウトして終わります。

-3 そして、サマータイム。冒頭のジャニスの「サマー」にやられた人は多いのでは(笑) もうどうにでもして、という感じで奈落の底に落ちていくような感覚。まさにサイケデリック。最後にメジャーコードで終わらなかったら一生立ち直れなくなりそうな曲です。関係ないけど日本の「優歌団」のサマータイムも大好きです。

-4 感情むき出しの熱唱。ここまで聴くとBig Brother With JanisではなくJanis&Big Brotherという表記がふさわしい。 

B-1ジャニス作のブルース、けっこう無防備に歌われます。ピアノとの掛け合いがイイです。

-2 ウェスタン西部劇風のギターソロ、今聞くと笑える。 
   
-3 そしてこの有名曲、イントロのギターの掛け合いが物凄く耳障り、これがなかったらなー(笑)。モントレーの時、この曲が終わってスタンディングオベーションの中、ステ-ジから,はにかんで走って楽屋に行く時のジャニスの表情が凄く好きです。

レーベルです。コロンビアのオリジ(ステレオ)盤。360°レーベル。

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カタログNoはKCS9700。マトは両面とも1Bです。

そして、これが再発のコロンビア盤。このころは(今から数年前)はオリジナル盤のこだわりが無かったのでこれでも良かったのですけど(汗)


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最後にこれは僕の思うところで異論があるとは思いますが書かせていただくと。

ジャニスとあのイギリスの生んだフォーク&トラッドの最高女性ボーカリスト、サンディーデニーとの共通性です。やってる音楽が全然違う事は判っていますが、声もかすれて似ていて、顔もなんとなく似ていて、お互いに若い絶頂期に亡くなった事に共通性を僕は見出しています。彼女らが亡くならずにあと20年でも音楽をやっていたら同じような音楽をやっていたのではないだろうか?二人共間違いなくザバンドに影響を受けている事は明白ですし、音楽の終着駅は同じであったのでは?
よ思うと僅かばかりの作品で死んでしまったこの二人のボーカリストが残念でなりません。


追記  新年の最初にこれまで取り上げていない大物を続けたので、今月はいまだ
    取り上げていなかった大物特集にします(笑)。

オリジ
購入レコ屋   ディスクユニオン大阪店

購入金額    2300円

再発
購入レコ屋   ヤフオク

購入金額    1000円


参考文献    レココレ2005年9月号



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by naruru-kato | 2018-01-14 08:39 | Janis Joplin | Comments(4)
Commented by rollingwest at 2018-01-18 21:43
おお!嬉しいですね~!小生も次回の洋楽記事はジャニスジョプリンです。ジャニスは決して美人でも美声でもなく、ソバカス顔をゆがめてハスキーボイスを絞り出すように歌う姿、髪を振り乱してさらけ出すようにシャウとする生々しい迫力はまさに「ソウル」そのもの、無数の引っ掻き傷を受けたようなカスれた歌声で自ら持ちうる情念の全てを叩きつけているかのようです。27歳の若さでなぜこれ程までに鬼気迫る歌声を聞かせられることができるのか!今も本当に驚かされます。
Commented by naruru-kato at 2018-01-20 19:08
> rollingwest様
今回もかぶりますか(笑) 正月から縁が続きますねー(笑)

レコ屋で勧められてジャニス風(マギーベルとか)な女性ロッカーを何枚も買いましたがジャニス以上の人はいませんでした。同等でボニーブラムレットぐらいでしょうか?
僕的には今後もジャニスを超える女性シャウターはまず現れないと思っていますがどーでしょう?


Commented by 240_8 at 2018-01-21 09:28
おはようございます。
ジャニスのアルバムはどうも好きになれず。買っては売ってを繰り返してます。サイケ・ブルースっていうのが、どうも私の好みではありません。ただ中には明るい曲もあったりするので、お気に入りの曲はありますが。その点、ドアーズなんかは、大好きなんですけど。
ジャニスのヌード、どうしても気になって、チェックしてしまいました(笑)。
Commented by naruru-kato at 2018-01-21 10:03
> 240_8様
そーですか。逆に僕はドアーズがダメで(笑) どーもジムモリソンの廃頽的?な雰囲気になじめません。ジミヘンを含み同じ時代に活躍し同じ時代にオーバードーズで死亡したこの3人はあまりにも個性的で好き嫌いが分かれるのでしょうね。(実はジミヘンもあまり聞きません)

ヌードの件は書けばやはり気になるもので、たぶん僕が逆の立場だったら必ず調べあげて見ると思います(爆)

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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