アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Linda Ronstadt その1   Silk Purse

ウエストコーストの歌姫、リンダのソロセカンドアルバムです。今まで取り上げなかったのはリンダはほとんど日本盤のバーゲン品ばかり買っていて(特にオリジ買う必要はないと思っていました)なかなか記事にする気がならないナー。と思っていたところ、
ひょんなことでオリジのこれが手に入っての初めて記事にします。

リンダの凄い所は自分で曲はほとんど作りませんが彼女の取り上げる楽曲のセンスの良さ、無名のアーティストを取り上げ有名にしたり、過去に埋もれた先人の楽曲を取り上げその時代に合った歌唱方で新たにリバイバルさせたり。インダブリーダー(解釈歌手)としての才能はほとんど天才的です。

しかもロック歌手としても時代に敏感にその時代に合った(または自分のやりたい事を押し通し)音楽を提供し続けた事は称賛に値します。


デビューのストーンポニー時代はフォークロック、ソロからはカントリーロック、普通のロック、パンクっぽいのとか、ジャズ、メキシコ系音楽、オーケストラとの共演、子守唄等、枚挙に遑がないです。まさに変幻自在の歌姫。ちなみに恋歴も変幻自在(笑)
そこら中の有名人と浮名を流します。ジョニミッチェルといい勝負です(笑)。


かすかに胸ポチの判る意味不明のジャケです(笑)



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何を意味するのか?さっぱり謎なので翻訳ソフトで調べたところ、Silk Purseというのは「絹の財布」という意味だそうです。
さらに調べると、英文のことわざにこーいうのがありました。
「You cannot make a silk purse out of a sow's ear」 豚の耳から絹の財布はできない。ということわざ。これはどーいう事かというと「品質の悪いものから品質のいいものはできない」という事らしいです。


じゃ何か?このリンダのレコードは良くないという事なのか?



まぁどーでもいいですが、間違いなくこの格言からこのジャケが生まれたものと思われますが、でも、リンダが豚と一緒に戯れているこのジャケ。
よく彼女が納得したもんだ、と思います。




所でリンダの顔立ちは「ぽっちゃりした鼻」が特徴です。アメリカ人はこーいう鼻の女性がたぶん好きなんだと思う。ロックスターで他には、やはり歌姫、妖精などと揶揄された、スティービーニックスも同系統の鼻ですわな(笑) (ちなみにスティービーは名古屋観光ホテルで10センチまで接近遭遇したことがある・・・自慢)


そんな話どーでもえーわ、という方。

はい次。そしてこちらが裏ジャケ。



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もーちょっとまともな写真は無いんかい(怒)



どーやらキャピトルは本気でリンダを売る気が無かったのでしょう、こんなジャケだから愛想尽かして彼女は、この後アサイラムに移籍してスーパーになっていくのです。


肝心の音の方ですが、ソロデビューアルバムではカントリー風だったらしいけど(まだ聴いた事ないんです)ここから本格的にナッシュビル録音で、バックはエリアコード615の面々。プロデューサーはジャニスの助言からエリオットメイザーになります。

ここからヒットナンバーも生まれグラミーにもノミネートされ、さらにカントリーの大御所である、ジョニーキャッシュにも気に入られ彼のTV番組に4回も出演するのです。このアルバムはカントリーからカントリーロック的なスタイルになります。



曲順です
A面
-1 Lovesick Blues
-2 Are My Thoughts With You?
-3 Will You Love Me Tomorrow?
-4 Nobodys
-5 Louise

B面
-1 Long Long Time
-2 Mental Revenge
-3 I’m Leavin it All Up to you 
-4 He Dark The Sun
-5 Life Is Like A Mountain Railway

A-1 ハンクウィリアムスで有名な曲。この歌はストーンポニーズ時代からやっていたと思います。サビでガナるとこなんかすでにリンダ節全開。

-2 カントリー風バラード、ここでも後年のデスペラードなど取り上げる事が予感されそうなナンバー。素晴らしい出来です。

-3 キャロルキング&Gゴーフィンの曲、もちろんタペストリーに入っている曲です、キャロルはピアノの弾き語りに対してリンダはカントリーロック風。どちらも素晴らしい、のちにノラジョーンズがジャジーにやりますが、これまた素晴らしい。原曲が素晴らしいっー事ですな。ちなみにこのアルバムは1970年発、キャロルのタペは71年。本家よりも先に取り上げていた事になるのかな?

-5 アコの弾き語りで歌われる有名な曲。誰か判りませんが二人でのハモがいいです。

B-1 大ヒットしたこのナンバー、やはり歌のうまさは格別。この曲だけ飛び抜けているようです。

-3 どカントリーです、リンダが歌うと、ドはまりです。

-4 バニーレドン&ジーンクラークの曲、これもいろんな人が歌ってますが、リンダが歌うとピカ一です

全体にカントリーロックなのですが、じっくり歌い上げる楽曲はやはり素晴らしすぎる。この後のリンダ大ブレイクの予感が漂います。



レーベルです、キャピトルのライムグリーン、オリジナルです。


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ST-407 マトはA面4 B面3   STARINGとLHの刻印があります。
LHというの有名なカッティングエンジニアのLee Hulkoのイニシャルです。


この後リンダはアサイラムに移籍、JDサウザーと付き合いその関係か?バックに後のイーグルスになるメンバーをバックに従えビッグになって行きます。そういえばミックジャガーとも付き合ってます(前回のカーリーサイモンもそうだった)
ミックめ 羨ましすぎるぞー

話がまたまたそれましたが、僕的にこの後のヒットアルバムよりもこのセカンドが一番聴きやすくてNo1なのです。それはまだあどけなさも残り無垢なリンダロンシュタットが楽しめるからかも知れませんねー。


購入金額    1500円程


購入レコ屋   グレイテストヒッツ


参考文献    レココレ2010年7号















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by naruru-kato | 2017-10-28 05:53 | Linda Ronstadt | Comments(2)
Commented by 240_8 at 2017-10-29 20:15
こんばんは。
このアルバムの存在すら知りませんでした(苦笑)。ストーン・ポニーズ時代の後のソロ作なんですね。リンダって、ストーン・ポニーズ解散後、すぐにバックにイーグルスを従えていた訳ではないんですね。確かこの作品の後でしたっけ??
モンキーズ、特にマイク・ネスミスが大好きなんで、彼の「悲しきロック・ビート」をリンダが取り上げたという事実はすごくうれしいです。
Commented by naruru-kato at 2017-10-30 19:07
> 240_8様

こんばんは、僕もLinda Ronstadt というタイトルのアルバム(のちのイーグルスがバック)がソロデビューと、ずーと思っていました(笑)
今回のアルバムの前に地味なソロデビュー作があるのです。今後そのアルバムとストーンポニーズのオリジナルが僕の課題です。

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。ジャケットもいろいろと楽しめるので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシング、市民マラソンが大好きでいろんな大会に出ています。


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