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アナログレコード巡礼の旅

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Sandy Denny その2  Fotheringay

とうとう12月に入りました、11~12月の二カ月はUKトラッド&フォークの特集をします。と宣言しましたのであと「4回ほど頑張ります」、という自分と「早くアメリカンロックに戻りたいよー」という自分がいます(笑)
今回はフェアポートのライバルとされていたペンタングルのアルバムのつもりでしたが、2枚ほど聴きこんだところ、「いったいペンタングルについて何を述べればいいのだろう?」という疑問がわいてきてしまったのです。
フォーク&トラッドの枠組みの中だけでは決して語れないこのバンド、ジャズや無伴奏などもあり、僕のようにこの世界の初心者では下手な事書けないなー。

前置きが長くなりましたが、今回も、サンディーデニー系にします(こちらはまだ解りやすいもんで)。

フォザリンゲイはサンディーの作ったバンドなんで、本当は「ファザリンゲイその1」にしなければならないのですが、なにぶん自分はサンディありき、なんでソロ扱いにしてしまいました。どちらにせよフォザリンゲイは1枚を発表して解散、その後サンディーはソロになるので同じ分類で良いかな。


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メンバーはサンディーの他に、恋人(その後結婚)のトレバールーカス G Vo
ジェリードナヒュー G  パットドナルドソン B  ジェリーコンウェイ Dです。


このジャケはルーカスの姉が描いたそうですが、サンディー小さすぎるやん(汗)写真で確認するとルーカスの顎の下くらいの背丈のはずなんだが、これでは小学生のようだ(爆)


このアルバムの印象はサンディーの神々しい作品と、ルーカス他が歌う作品のギャップが凄すぎて凄く中途半端なアルバムに聞こえます。昔やったことがあるのですがジョンとヨーコのダブフファンタジーをジョンだけカセットに落として聴いてましたが同じ感覚で聴きたいですね。


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裏ジャケ、これは王家の紋章か?
所でフォザリンゲイとはレココレによると。フェアポート時代の2作目の最初の曲のタイトルで、16世紀末にスコットランド王女のメアリー1世が処刑された場所であるノーサンプトンシャー州の古城の名前だそうな。サンディーはこの語呂が気にいっていたという事です。


前回のリンディスファーンといい、なんかこーいう名前が多いですな(笑)


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ゲイトフォールドの内ジャケです。この場所はフォザリンゲイの古城で撮影されたそうな。なんか幽霊が出そうですね。なんといってもUKはゴーストのメッカだし。

デビュー盤は全英18位が最高で、これに失望したサンディーはバンドを解散させて完全なソロになる決意をしたのですが、全英18位でなんでいかんの?大成功と違うの?  と素朴に僕は思うのですけどねー(笑)


それはさておき、この写真で見るサンディーの12弦ギターのヘッドのデカイ事。

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これは凄く肩が凝るとおもいますねー。

Impression
フェアポートを脱退して最初の作品なので、まだサンディーもアメリカナイズされていないようだ。サンディ作品単体はUKフォークの深い森の中にいる感が強いのですが、ルーカスの作る曲があまりにザバンド、バーズっぽいので違和感が凄いんです(ただしルーカスの楽曲も単体で聴くと僕のようなアメリカンロック好きにはGoodなんですけど)

My favorite Songs
Nothing More (Denny)
イントロのピアノがこれから始まる歌物語のイメージを象徴しているようです。神々しい楽曲だと思います。間奏のドナヒューのギターはリチャードトンプソンとかなりそっくりで、このバンドにふさわしいギタリストであると思います。

The Sea (Denny)
イントロのアコのマイナーコードのクリシェがたまらん。マイナーとメジャーコードを組み合わせた複雑なコード感。サンディーの曲作りの能力の高さは本当にすごいとおもうのです。アウトロのコード感も素晴らしすぎる。

The Ballad of Ned Kelly(Trevor Lucas)
ここでルーカスの作品、凄くアメリカンです。サビは、ほとんどバーズのゴーイングノーウェアそのもの、僕的には好きな歌ですけど。

Winter Winds (Denny)
ここでまたもサンディ節全開。ゆらゆらと揺れる蝋燭の炎のようなか細いが凛とした芯が1本通った感がある曲。アルペジオが泣けてきます。

The Way I Feel (Gordon Lightfoot)
これまたイントロのギターがトンプソンっぽくていいです。Voはルーカスか誰か解りません。リッジ&リーフの頃のフェアポートに似た、緊迫感みなぎるチューン。サンディ以外の曲ではこれが一番かな。

The Pond and the Stream (Denny)
サンディーの弾き語りっぽい曲。これもイイです。

Banks of the Nile (Traditional)
伝承歌もお約束。サンディーの全録音の中でも最高に凛とした楽曲。8分にも及ぶ内容ですが見事に歌い上げてます。アルバムの最後を締めるのには最高の歌です。

Label
UKオリジナルのアイランド、ピンクI レーベル。カタログNoはILPS-9125 。マトは両面2です。

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一般的にはサンディーの全作品の中では最高傑作である、という文献も目にしましたが、僕的にもそう思います。この作品をサンディーのボーカルの曲だけ抜粋して聴くと、たぶん身動き取れないような緊張感の連続で失神してしまうのではないでしょうか。そこを中和するのがルーカスのボーカルだったのなら凄い計算で造られたアルバムといえるでしょう。


このバンドはすぐに解散してしまうのですが30年後の2008年に未発表曲を集めた奇跡のセカンドが発表されたのです。機会があればCDで買ってみたいと思います。


※ 追記 
  2022 9月22日  所有レコードがオリジナルに変わりましたので内容変更しました。





by naruru-kato | 2016-12-03 21:33 | ● Sandy Denny | Comments(2)
Commented by カマニャン at 2016-12-04 23:01
そのセカンド、とても良いです。アナログも出てますよ。
Commented by naruru-kato at 2016-12-05 06:00
>カマニャン様
情報ありがとうございます。
セカンドアルバム アナログもあるのですねー
知りませんでした。
当然輸入盤だと思いますが。

たまにはタワーレコード見に行こうかな(笑)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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