アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

narurukato.exblog.jp ブログトップ

George Harrison その1   All Things Must Pass & Bangla Desh 


スワンプロックのジャンルに入れるのはどうか?とも思いますが、ジョージハリソンの有名な2枚です。最初は実質上の初ソロの3枚組大作All Things Must Passです。


スワンプに入れるのは?と書きましたが実際イギリスにスワンプ(デラボニ)とザバンドのファーストを紹介したのはまぎれもなくジョージですし、この二つのアルバムにはLAスワンプ勢が大挙押し寄せてますのでスワンプ色が非常に強いアルバムと言えます。


d0335744_08563846.jpg

ジョージの自宅、フライヤーパークでの有名なジャケです。

これは日本盤の1975年頃の再発ですが、異常に安く売っていたので買ってしまいました。解説はミュージュクライフの東郷かおる子さんです。非常に簡素に今までのジョージの歩みをまとめていますが、パティボイドとの馴れ初め~決別~クラプトンに取られ。が全体の文章の比率から考えると大きく記されています(笑)


d0335744_08582651.jpg

レコードスリーブは専用のもの、色が3枚とも別々の色でしゃれてます、3枚目のアップルジャムはそれなりのデザインです


d0335744_09022212.jpg


参加ミュージシャンはジョージ人脈からリンゴスター、クラウスボァマン、ビリープレストン、アランホワイト他 LAスワンプからはジムゴードン、ボビーウィットロック、カールレイドルのその後ドミノス組、ボビーキーズ、ギターはジョージの他クラプトン、デイブメイスンです。そこにプロデュースのフィルスぺクターの大げさなウォールオブサウンズが加わり壮大なロック絵巻となりロック史上の金字塔となっているのですね(笑)


d0335744_09103916.jpg

レーベルも通常の緑リンゴではなく、赤玉リンゴになってます。ボックスジャケはシミがありますが、なぜかレコードは全くカビも傷もなく、針落として無いんじゃねーか?と嬉しい疑いがかかる代物でした。

曲目です
A面
-1 I'd Have You Anytime
-2 My Sweet Lord
-3 Wah-Wah
-4 Isn't It A Pity
B面
-1 What Is Life
-2 If Not for You
-3 Behind That Locked Door
-4 Let It Down
-5 Run Of The Mill
C面
-1 Beware of Darkness
-2 Apple Scruffs
-3 Ballad Of Sir Frankie Crisp (Let It Roll)
-4 Awaiting On You All
D面
-1 All Things Must Pass
-2 I Dig Love
-3 Art Of Dying
-4 Isn't It A Pity (Version Two)

E,F面 apple Jam   割愛

A-1はディランと共作、-2はやはり名作だよなー(盗作はさておき)イントロのアコのF#m B F#m Bのコード進行はカッコいい。後半は大コーラス大会になりそのまま-3でスワンプ全開ですわー。白眉は-4、クラプトンも絶賛してますがジョージ作品の中でも隠れた名作でしょう。
B-1もスワンプ全開!続いてディランのジョージのへたうまなスライドがさえます。全体にスぺクターのオーバープロデュースの壁サウンドが耳障りでもあるのですが、分厚いコーラス、ホーンなどスワンプの基本形も多々あり、やはりこのアルバムはスワンプとして扱いのほうがいいでしょうね、残念なのは3枚目のアップルジャム。これいらないんだけど。大概こーいうのはやってる人たちだけが楽しいのであって、1回聴けば僕はもう聴かないですね。


久しぶりにレコスケネタです。
d0335744_20441617.jpg

ジョージを愛してやまないレコスケくんですが、2000年センチュリーバージョンが出た時、さらにシングルCDに全曲このアルバムを詰め込めないか検討しています。
実にくだらん漫画ですが、そこがまた面白いのです。最後はレコガールがこのアルバムは大げさすぎて好きではない事を伝えると、激怒して家から追い返してしまうのです。

d0335744_21573489.jpg



どーでもいいネタでした。ついでに2000年センチュリーバージョンのCDです。





d0335744_20450785.jpg

ここには新バージョンのMy Sweet Lordが入っているのですが、やはり最初のほうが全然いいです。ジャケも色付けしていますがモノトーンのほうが神秘性があり,断然いいですね。


ここからはおまけのコーナー。ジョージ&スワンプ路線でついでにこれも。


d0335744_20472144.jpg

僕の家にある最古参のレコです、高校の時に新品で買ったあの有名なバングラデシュのコンサート「The Concert for Bangla Desh」です。高校の頃この映像を映画館で見てリオンラッセルの凄さにドキモを抜かれました。


ラビシャンカール、ディラン以外は「 All Things Must Pass」のメンバー、そしてリオン、ジェシエド、ジムケルトナーらスワンプ全開、コーラスもバッドフィンガー以外はすべてリオンの関係の人ばかりです。
ここでのジョージ、ラビ以外のポイントは3つ「リオンの怪物さ」「クラプトンの参加」「ディラン復活」こんな感じでしょう。


d0335744_20533246.jpg

レーベルは「はらぺこクン」の特別レーベル。

d0335744_20541988.jpg

非常に豪華な写真集。白のスーツと白のストラトのマッチングのカッコよさ。


d0335744_20551297.jpg


真中のコーラス隊の端に以前紹介したドンニックス、そして左から3番目はその奥さんのクローディア・レニア もいます。クラプトンはギブソンのセミアコですが午前のショーではストラトのブラッキーを使ってます。



d0335744_21011413.jpg

ずいぶん前にDVDが出ました、ここではリハ風景、インタビュー、など盛り沢山で楽しめます。今思うとジェシエドがもっと写って欲しかった、My Sweet Lordで間違いなくクラプトンとツインスライドやってると思うのに一回も写らん(涙)

他に気になる映像はジムケルトナーのカッコいい叩き方。まるでロボットのように上半身微動だにしない動き、いやいや叩いているように見えるリンゴとは大違いのカッコよさです。


ところで、リオンはステージで怪人大暴れという感じでかなり自由にやらせてもらってますねー。初めてこの人の声を聞いたのはこの映画でしたが、 Beware of Darknessの2番を歌った時の声にショックを受けました。こんなドロドロの声だったのか?



主演「ジョージ」 助演「ラビ  ディラン」 監督  リオンラッセルこんな感じか?



僕もレコスケ程ではないですがビートルズの中ではジョージが一番好きです。
しかし All Things Must Pass & Bangla Desh 以降のジョージにスワンプ色が消え、その後の作品もそれほど好きではないのは、やはり僕がスワンプを知らない間に好きになっていたのでしょう。

d0335744_21332335.jpg


ジョージが鬼籍に入って15の年の時がたちました、先に行くであろうと思っていた、親友のクラプトンがいまだ現役バリバリなのが非常に不思議なんですが、その二人がステージに立ったコンサートを生で見れた日本人は非常に幸せですね。

d0335744_21334509.jpg
ジョージが米粒くらいにしか見えなかったあのライブを今でも思い出します。生のジョージを見れた事は僕の宝物の思い出です。


さて2カ月頑張った(笑)スワンプ特集ですが来週で終わりにしたいと思います。最後はやっぱあの人取り上げないといけないだろうなー(笑)



All Things Must Pass
購入レコ屋  バナナレコード金山店
購入金額   1800円


The Concert for Bangla Desh
購入レコ屋   不明
新品で購入のため定価


参考文献  レコードコレクターズ2005 12月号
      The Concert for Bangla Desh特集






[PR]
by naruru-kato | 2016-04-23 09:03 | The Beatles & Solo | Comments(0)

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30