アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

narurukato.exblog.jp ブログトップ

Laura Nyro その2 Eli and the Thirteenth Confession

ローラニーロの1968年のセカンドアルバム「Eli and the Thirteenth Confession」です。邦盤の名前は「イーライと13番目の懺悔」となってます、まあそのままですね。

ファーストアルバムでは比較的聞きやすい楽曲が並んでたと思うのですが、このセカンドと次のサードアルバム「New York Tendaberry」は双方ともにニューヨークを舞台とした最高傑作であると一般に言われてます、2枚ともまさに魂の歌声とでもいいましょうか、まさにこれがローラニーロなんだ、と思う出来です。



d0335744_22533283.jpg

この人、スタジオでミュージシャン達に楽譜とかコードとかではなく色で曲の感じを伝えるらしい・・・・(汗) たとえば「次のサビの部分はブラウンにしてちょーだい」こんな感じだとセッションしたベースプレーヤーのインタビューを読んだ事がある。ブラウンってどんなコード? たぶんマイナー系の9thとかかな(笑)

しかも、清楚なイメージがありそうな人だけどスタジオはマリファナ炊きまくりだったそうな。
でもこのアルバムと次のアルバム聞くとなんとなくわかります、自分の思うままに楽譜無視してピアノ弾きながら歌うんだろうな、しかも転調とかでなくテンポがいきなり変わったり1番と2番がガラッと変わったり、AメロからB、C、Dメロくらいまであってサビは一体どこ?的な歌もある。これはミュージシャンは大変ですよ。



d0335744_23022257.jpg


とにかく聞いていて、まったく落ち着いて聞けない、曲が頭に入ってこない、こんな感じですが10回くらい聞くとすこし落ち着いて聞けるようになりました。


でもやはりキンキン声が凄すぎて頭が割れそうになります、夜聞くのにはふさわしくないかもね。

d0335744_23125302.jpg



ところでこの盤はコロンビア360°レーベルのマトは両面とも1です、ファーストプレスです、市内のレコ屋はほとんど制覇したのですが、1軒だけぽつんと郊外にあるレコ屋だけ行ってなくて初めて訪れ,そこでこのアルバム探しているのです。と店主に話したところ、ここでも隠し棚から「あるよ」と普通に出してくれました。


余談ですがここはマンションの地下にあるのですが、だれもここにレコ屋があるとは思わないでしょう、たぶん住んでいる人も存在を知らないでしょうね。



でもこのお店は頼むとたいていの物は探してくれます、この前も欲しかった盤を探してくれました、このEli and the Thirteenth Confessionは傷もあるしという事で破格の安さで売ってくれました。




話がそれましたが、USオリジナルは薄ピンクの歌詞カードがついてます。


d0335744_23134059.jpg


左の黒い部分はCDとかJPプレス、UKプレスではジャケットに印刷されてしまってます、こんな感じです。



d0335744_23150893.jpg


曲順です。
A面
-1 Luckie
-2 Lu
-3 Sweet Blindness
-4 Poverty Train
-5 Lonely Women
-6 Eli's Comin'

B面
-1 Timer
-2 Stoned Soul Picnic
-3 Emmie
-4 Woman's Blues
-5 Once It Was Alright Now (Farmer Joe)
-6 December's Boudoir
-7 The Confession


一生歌われた Emmieはやはり素晴らしい曲です、この曲がローラのすべての曲の中で今のところ一番好きです。



最後のThe Confessionもこの後のライブのオープニングで歌われていてカッコいいです。



他の曲はもっともっと聞きこまなければならないかな、難しすぎる。



ファーストアルバムを出した後、アサイラムの創立者のデビットゲフィンと知り合いマネージャーになり、レーベルもコロンビアに変わったわけですが、あまり売れたわけではなく全米チャートの181位が最高だったようです。が、このアルバムの楽曲をスリードックナイト、他のアーティストが沢山取り上げ大ヒットしたのです。

そういう意味でもこの人は自分で歌ってヒットしなくても、楽曲の良さで他人が歌いヒットするパターンで印税で儲けたという感じですかね?

ただしわざわざ他人のために曲を作ったという事はあまりなく、すでに出来てるローラニーロの曲を、誰かが歌ってヒットしたという事が多かったと、本に書いてありました。キャロルキングとは違ったようです。


d0335744_23361870.jpg


カンパニースリーブです、1968年頃のアルバムですね。



ちなみにこの美しいジャケなんですが、色を少しいじくり白黒っぽくするとメチャ怖いジャケに変身します。全然関係ない話ですが。




ところで先ほどのレコ屋で、今月もなかなか見つからないレコをリクエストしてしまいました。僕的には謎のレコ屋と呼んでいますが、またまた凄いお店を発見しましたので、これから月に1回は訪れて貴重盤をゲットしたいと思います。



購入レコ屋  ナカシマレコード
購入金額   1200円


参考文献   レコードコレクターズ2008年2月号


[PR]
by naruru-kato | 2016-02-13 22:43 | Laura Nyro | Comments(0)

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30