アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Ry Cooder その3   Boomer's Story


ライのサードアルバムを入手しました。サンオブスリーサウンズさんで店頭の餌箱には無かったので、サードアルバム探しているのですよ、と相談したところ「実はあります」とオーナーさんが奥から出してきてくれました(笑)

もちろんUS盤で、Wマークが無いオリジナルです。


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驚いたことに、このジャケには一切曲目、クレジット その他情報が載っていませんでした。わずかに初回盤の一部のみ歌詞カード、クレジットが入っている盤も有るらしいのですが,それを探しだすには奇跡に近いことである,と何かに書いてありました。ということでこのアルバムの曲名はかなり破れたシュリンクに貼ってあるこのステッカーだけです。




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シュリンクがボロボロで取ってしまいたいのですが、このステッカーがあるため剥がせません、まあ剥がしてジャケットにボンドで再度貼ってもいいのですが、それはもう少し考えてからにします(笑)



裏ジャケは漆黒の印刷だけでなにも書いてありません、しかしこの意味は何度もこのアルバムを聴いていると分かる気がしてきます。ライは「なにも語ることはない、ただ何も考えずに聞いてくれ」と言いたいのではないのでしょうか?


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曲目です。
A - 1. Boomer's Story
- 2. Cherry Ball Blues
- 3. Crow Black Chicken
- 4. Ax Sweet Mama
- 5. Maria Elena

B -1. The Dark End of the Street
-2. Rally 'Round the Flag
-3. Comin' in on a Wing and a Prayer
-4. President Kennedy
-5. Good Morning Mr. Railroad Man


しかし、なんという味わい深い作品なんだろう。全二作はバンドの音圧が多かったのですが、このアルバムは音数は少なく、エレキ、アコのスライド&マンドリン、ジムケルトナーのドラムで固めれれています。

一般的に初期の3部作はアメリカ音楽の旅、という感じで1920~30年代のブルース、トラデショナルの再発見という形の作品ですが、この3作目は特にアメリカ南部の音楽を再演しています、そして伝説のブルースマン、スリーピージョンエスティスを招いて一緒にやっています、B-4はエスティスがボーカルをとっています。

関係ないけど、優歌団も一緒にツアーやってましたね。

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カタログNOはMS2117  マトはA、B面とも1です。たぶんファーストプレスでしょう。




ワーナーのカンパニースリーブにレコードが入っていました。


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A面の最後の曲からB面1インスト~2、3に続くあたりは本当に素晴らしい、ちなみにB-2は南北戦争のときに北軍の愛唱歌なんだそうな。

secondの「Into The Purple Valley(紫の渓谷)」も本当に素晴らしいアルバムですが、この「Boomer's Story(放浪者の物語)」も一生聞いていける素晴らしいアルバムです。夜、一人でバーボンを飲みながらしんみり聞きたいものです。

ライの初期3部作の旅はこれで終わり、この後メキシカン~ハワイアンへと続いていくのですがそのアルバムはまたの機会に。


参考文献  レコードコレクター1990年6月号



購入レコ屋   サンオブスリーカンパニー
購入金額    3800円



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by naruru-kato | 2015-11-22 13:44 | Ry Cooder | Comments(0)

大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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