アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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The Band その1 Music From Big Pink

今回はアメリカンロックの最高峰、良心、歴史。などと形容詞がつくザ・バンドのデビューアルバム、歴史的な1枚であるMusic From Big Pinkです。

高校のころは、ディープパープル、ツッペリンなど聴いていたので、初めて聴いたときは、何じゃこの地味なバンドは、ロビーロバートソンのソロギターに「もっと気合い入れて弾かんかい!」と思ってました。


しかし20歳を超え、ディランに傾倒するようになると当然ザバンドにもハマり始めました。


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69年に出たこのアルバム、実はThe BandのすべてのアルバムはLPで持っていたのですが、CDに移行する時すべて売ってしまいました。



当然CDですべて買い直ししました。紙ジャケリマスターシリーズで全部揃ってます。



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こーいうとき、貧乏レコード買い直しコレクターとしてはどーしたもんか、と悩むのです。


しかしこのジャケットだけはどーしてもレコードでもう一度ほしい!


実はこのジャケの絵は御大ボブディランが書いています。


US盤、日本盤とも初回は表記してないのですが、再プレスからはジャケの右端にBD1968と表記してあるのです。

(ボブディラン 1968年作という意味)


せっかく買い直すのだから「初回盤しか買うまい」と思っていたところ日本盤ですが初回プレスが安く手に入りました。


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右隅には69NEW ROCK SERIES と印刷されています。東芝音工が立ち上げたシリーズで、他にはCCRのアルバムにも印刷されています。


昔はニューロックというジャンルだったのですねー(笑)


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ジャケ裏、実はこのアルバムにはどこにもThe Band の文字がありません。



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わかりにくいですが背面にも Music From Big Pink としか書いてないし。


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中の歌詞カードにもありません、たぶん解説があってそこに演奏「The Band」と表記していたと思うのですが、僕が買った盤には解説がありませんでした。


もし解説がもともとなかったとすればどこにも演奏者の表記がない。というとんでもないアルバムとなっていたのでは?


しかもジャケは見開きではありません。昔僕が持っていたUS再発盤は見開きでした。実はUK初盤も見開きではありません、しかもジャケットのど真ん中に大きな字でMusic From Big Pinkとピンク色の文字で書いてあるのです。

ジョ-ジハリスンがレコード会社にクレームの電話を入れた。という有名な逸話があります(笑)

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これはCDの紙ジャケシリーズですが、これと同じです。



謎だらけの日本盤初回プレスのレコードです。


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レーベルはレインボーキャピトル。 ここにもメンバーの名前のみ。


しかもカタログNOはCP8661なのに本盤はSAKAO1-2955マトリクスNOはA面、B面ともに1S、となっています。

SAKAO-2955とはUS盤のカタログNOなんです。


これはいったいどーいう事なのだろう?

A-1. Tears Of Rage
 2. To Kingdom Come
 3. In A Station
 4. Caledonia Mission
 5. The Weight

B-1. We Can Talk
 2. Long Black Veil
 3. Chest Fever
 4. Lonesome Suzie
 5. This Wheel On Fire
 6. I Shall Be Released


音のほうは、たぶん凄くいいです。このアルバムの昔聴いた印象は、すべてがオブラートに包まれたポコポコした音。そんな感じでしたがこのレコードはロビーの弾くギターのピッキングニュアンスまでわかります。


リマスターCDと比べても全く遜色ない音です。


CDのほうはサービスのつもりで全曲終わってからボーナスで数曲入っているので最後のI Shall be Releasedが終わった後の切なさを体感できません。


やはり、このアルバムはレコードで聴かなくてはならないでしょうね。

US盤のファーストプレスは高くて無理なんでsecond、third プレスくらいはよい状態のがあれば買ってみようと思ってます。

※ その後の調査でこの盤はやはり日本初盤、タイトルは「ザ ウエイト 演奏ザバンド」と書かれた解説も付いていたことが判明しました。 2016/4/12


※ 追記その2です(2018 10/29)

その後、ようやくUSオリジナルを入手しました、ただしジャケにBD表記がありますのでセカンドプレスです。

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レコパックしてしまったので少しテカッてます(笑)。やっぱ準オリジはいいですねー。


音の方は?というと日本盤と比べましたが日本初回盤、かなり頑張ってます。多少奥行き感が狭いような気がしますが十分オリジの音を伝えてると思います。日本のセカンド、サードなどはもっと違うと思いますが、わざわざ音がショボいと思われる盤を買う必要もないのでそこら辺は想像。


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紙ジャケCDでは伝わらないエリオットランディーが捉えた家族写真、左上の囲いの写真はレボンの両親です、レボンはアメリカのアーカンソー出身なんで良親もそこにいるのでしょう。わざわざ写真撮りにウッドイストックまでは来ないでしょうな。


レーベルです。オリジセカンドのキャピトル盤。


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カタログNoは正真正銘のSAKO-2955 マトはA-4 B-6です。


知ってるレコ屋で正真正銘BD表記なしのファーストプレスが8800円(ジャケはVG)で売ってるので悩んでます(笑)

以上追記でした。







購入レコ屋 バナナレコード大須店

購入金額  1500円くらいだったかな?




購入レコ屋  USオリジ   ナカシマレコード





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by naruru-kato | 2015-09-05 19:37 | The Band | Comments(6)
Commented by パチ at 2015-09-06 19:55 x
Naruさま

こんばんは!
A面(?!)から来ました。

案の定、私では…

でも、今、ブルースのライブに来てます。
(なら、なぜソチラのブログでコメントしない(爆))

『Fridge』 関西のバンドで、京都の捨得と云うライブハウスです。
ブルースもイイデスヨネ。

また、Naruさまのギターも聴かせてください♪

またまた。
Commented by naruru-kato at 2015-09-07 08:18
>バチ様
こんにちは、コメントありがとうございます。

大昔、捨得に行ったことがあります。

京都、ライブハウスツアーと題して観光しました。

あと、サーカス&サーカスとか、たくたく  とか行った記憶があります。
Commented by MRCP at 2018-10-25 00:05 x
あの集合写真、ウッドストックのビッグピンクの周辺での写真だと長年、何となく思ってたんですよね。
リック・ダンコの兄弟の農場、カナダで1968年 エリオット・ダンディ撮影だそうです。
A Musical History に書いてありました。
ささいなことですが、意外だったので。
Commented by naruru-kato at 2018-10-25 07:10
> MRCP様
コメントありがとうございます。
リック・ダンコの兄弟の農場。そーなんですか、この家族集合写真もかなり革新的ですよね
たぶんこんな家族写真をアルバムに載せたロックアーティストなんていないんじゃないでしょうか?(その後オールマンとかまねしてますね)
情報ありがとうございました。
Commented by MRCP at 2018-10-25 14:20 x
サニーデイ・サービスの曽我部恵一が最近のマニアックな作品でこっそり集合写真を使ってます。
バンド好きな人なら、あああれだなと。
できるなら、香川県、丸亀に帰省した時に撮って欲しかった(笑)サニーデイ・サービスはPink Floyd原子心母の内ジャケの牧場の白黒写真とか、こっそりオマージュしてますけど、こんなの誰がわかるんだよ。
曽我部恵一はディランのアイ・ウォント・ユーやストーンズのカントリー・ホンクをきっちりパクって、リサイクルしてたり、あの時代のロック愛してるんだなと思います。
Commented by naruru-kato at 2018-10-25 14:59
> MRCP様
発見しました!the CITYというアルバムですね。

こーいう洒落っ気があるパロディは大好きです!
曽我部恵一はイベントなどの映像で見たことありますが、今度借りてきて真剣に聞いてみようと思います。情報ありがとうございます。


大好きな1965~76年くらいのアメリカン、ブリティシュロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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