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アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Others Male その3    Severin Browne / Same

セヴェリンブラウンのファーストアルバムを入手しました。勿論あの大好きなジャクソンブラウンの弟です。

以前から買う機会が何度もあったのですが、なかなか買う気が起きず、ずっーとスルーしていたのですが、なじみのレコ屋で委託で出ていて値段もまぁまぁだったので買ってみたのです(というかその日は買う物が何もなかった・・・汗)

ジエームステイラーの弟であるLIV(リビングストンテイラー)くらいならいいかなー的な感じで音も聞かずに買いました。大体有名ミュージシャンの弟とか妹とか、はたまた息子、娘達の作品ってろくなもんが無い(自分的感想)と思っていますので特に期待もしなかったのです。

ただしジャケがテクスチャー加工してあり雰囲気は抜群、そして兄とは全くイメージが違う「モータウン」レーベルというのが凄く違和感あったのですが、それも興味をそそりました。JTの兄弟のアレックスもLIVも「キャプリコーン」も違和感感じますが一先ず連れてきました。発売は1973年です。


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文字だけのジャケですが、文字の感じが凄く雰囲気いいです。そして文字の色合いも抜群なジャケ。

裏ジャケは本人とマーチン(D-18でもないしD-28でもないし、なんだろう?)の写真、ジャクソンとは全然似てませんね、っーかオールマン兄弟の三男防です。といった方のが普通に信じそうな顔立ち(爆)



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ところで、今回は意識的にお店でも音を聞かずに買ってきたので初めて針を降ろす時が、セヴェリンブラウン初体験です。

1曲目、なんと、完全にモータウンじゃないですか。かなりビックリしました。フリーソウル感ばっちし。黒人が歌ってるようです。

いろいろ調べて見たらセヴェリンは、当初モータウンのライターとして活動していたのです。そのためモータウンからデビューしたのです。しかもこの頃モータウンは意識的に白人のアーティストと契約していたらしい。

このアルバムのプロデューサーはラリーマレイです。業界ではラリーマレイ一派という言葉もあるくらいの有名人(この人のアルバムもこのカテゴリでそのうち記事にします)。バックのミュージシャンはさっぱり知りませんが、たぶんモータウン系のスタジオミュージシャンでしょう。
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そして、兄そっくりな声と楽曲でどっちがどっちなのかマジでわからなくなるLIVと違い、セヴェリンはジャクソンとは全く違うタイプの声、音楽を作っていたのです。

強いて言うなれば同じアサイラム一期生のネッドドヒニーに近い感じです。


曲順です。
A面
-1 Stay
-2 Darling Christina
-3 Snow Flakes
-4 Raggedy Ann & Me
-5 Skip Tune
B面
-1 Sister
-2 Not Quite Time
-3 There's A Lot To Be Said
-4 Just A Matter Of Time
-5 The All-American And His Dog

A-1 ジャクソンも同じ曲ありますが、まったく別物です。間違いなくこのアルバムの代表曲です。素晴らしいグルーブ感。メロウ感バリバリ。 

-2 今度は一転しいかにもSSWという感じ。しかしセカンドヴァースから一転、快適なロックンロールになります。兄のドクターマイアイズ的(笑)。エフクターかけたスチールギターが最高です。

-3 今度こそ完璧なSSW系(爆)これはJTというよりLIV的です。アルペジオのアコの感じもそんな感じ。

-4 これもアルペジオの美しい小作。しかしこの人のサビは独特です。兄ともJTとも違います。コード感がフリーソウル的なのです。

-5 じっくり聞かせるタイプの曲。こーしてA面聞いてみると1曲目のみがフリーソウルっぽいのですが、何度も聞くとやはり只のSSWではないなー。と思います。やはり兄と同じ血筋です。

B-1 A面最後から続くような感じの曲。これは初期のジャクソンっぽいです。サビからの展開も素晴らしいです。

-2 今度はJT的な少作。

-4~5 これも全体のイメージのようなメロウ系の楽曲。結局これといった曲は1曲目だけのような感じですが、悪い作品ではないと思います。やはり印象はこれといったヒットが無いけどなかなかいけるネッドドヒニーのファーストのような感じかなー。


聞いてみてジャクソン的とかJT的とかLIV的とかネッド的とか、他人と比べる事しかできなくてすいませんが、やはりどーしても比較されてしまうのは兄弟の性でしょう(笑)しかしはっきりとした白人ソウル系の個性があるミュージシャンであると思います。


レーベルです。モータウンのオリジナル。カタログNoはM774L マトは両面とも3です。

モータウンのレコはこれが初めてです(笑)



Others Male その3    Severin Browne / Same_d0335744_22142801.jpg

セヴィリンは音楽的に成功したのかどうかはさっぱりわかりません。この後セカンドアルバム、その後かなり経ってサードも出てます。セカンドは中古市場では英世2枚くらいなので出会えれば欲しい思ってます。


来週の予告。

さて来月の初めは今年3回目の初出シリーズ。今回は有名な二人組です、といってもめちゃくちゃ二人組いますので最大のヒント、誰でも知ってます。お楽しみに。



購入レコ屋  SORC




# by naruru-kato | 2021-02-26 20:17 | Others Male  | Comments(12)

Buffalo Springfield 最終回 Last Time Around

三寒四温、まさに今週はそんな感じでした。ここ名古屋市近郊でも週中は雪に見舞われ極寒、そーしたら週末は気温も20度超え。もーすぐ春ですね。

ということで凄いこじつけですが「春」がバンド名に入るバッファロースプリングフィールドの最終作です。

と、いってもこのアルバムが出た時点でスティルスとヤングはすでにバンドから離脱していてソロ活動を開始、ブルースパーマーに至っては麻薬でまたもパクられもすでにいません。残ったフューレイはアトコとの契約を遂行するためにプロデュースもしているジムメッシーナにベースを担当させ、アウトテイク、過去録音なども含めて寄せ集め的な、このサードアルバムを作ったのです。

ちなみにヤングはこのアルバムを正規のバッファロースプリングフィールドのアルバムとは認めていないようです。

しかしながらファースト、セカンドの緊迫感は全くないが、その後のウエストコーストのカントリーロックの下地を作ったアルバムといわれ、まぁまぁ聴けるのです(笑)

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ニールヤングだけが「あっち向いてホイ」しているジャケ。まさにこのアルバムの内容を暗示しているようなジャケです、しかもニールの眼が異常に怖い。

ちなみに日本ではいち早くGSのザ・タイダースがこのアルバムのパロディジャケでアルバム作ってます。


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裏ジャケです。沢山のピンナップ写真が散らばっております。一番下のライブの演奏写真はストーンズとのパッケージショウの時の前座でのスナップ、キースの写真が目立っております。


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ゲイトフォールドのフリップパック。右の写真ではバンドの崩壊を意味する感じのバラバラになった表のジャケ写真。


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ちなみにレココレによると、このストーンズの前座は66年7月25日のLAハリウッドボウルでの演奏で4曲演奏したそうな。なんでそんな事までわかるのだろう?


このアルバムはまさにカントリーロックの幕開けに相応しいのではないかと思ってます。一般的にカントリーロックの始祖はバーズの「ロデオの恋人」であると言われていますが、同じ1968年に出たこの「Last Time Around」も同じであると聴いてて思いました。

つまり、ロデオの1曲目、ディラン作の「You Ain't Going Nowhere」とバッファローのこの1曲目「On The Way Home」はまさに対をなしているように聞こえてくるのです。

ロジャーマッギン、グランパーソンズとともに、リッチーフューレイの功績は大変大きいと思います。勿論その後のカントリーロックのアイコン的なポコ結成に至る経過でなるほどとなるわけですね。

リアルタイムでここら辺りを感じていた人は日本では殆どいなかったであろうと思いますけど(汗)


曲順です。

A面
-1 On The Way Home
-2 Its So Hard To Wait
-3 Pretty Girl Why
-4 Fore Days Gone
-5 Carefree Country Day
-6 Special Care
B面
-1 The Hour Of Not Quite Rain
-2 Questions
-3 I Am Child
-4 Merry-Go-Round
-5 Uno Mundo
-6 Kind Woman


A-1 ニールの作品ですが、ここではフューレイのボーカル。ベースラインが美しい。この後CSN&Yのライブでニールが歌いますが全く違うバージョンになります。
ここでは、まさにカントリーロックの幕開けに相応しい感じに仕上がってる。

-2 いかにも疲れた感満載のけだるい曲。

-3 スティルス作、変わった感じの都会派シャッフル系のビート。バッファロー時代のスティルスは才能の塊です。

-4 これもスティルスのボーカル。ここでも叙情味あふれる味を出してます。

-5 メッシーナのボーカル、なんか浮いてる様な感じです。

B-2 スティルスらしいロックです。リードギターも彼でしょう。マナサスに繋がっていくようです。

-3 ここで初めてニールのボーカル、彼の代表曲にもなる名曲で素晴らしいです。サビでマイナーコードになるとこともニールの真骨頂。

-5 スティルス弾きまくりのロックナンバー。

-6 リッチーフィューレイ渾身のカントリーバラード、ここではラスティーヤングも参加してまさにポコの音です。

やはり全体の感じはいい曲もあるが捨て曲もある。と言えますがそこは寄せ集め的な作品ですので仕方ないのかな。
フューレイ大活躍は間違い無いですが(ニールもスティルスもいないので当たり前ですが)

レーベルです。アトコのWマーク入りサードプレス、カタログNoはSD33-256 マトは省略。ファーストは勿論マルーン&イエローですが、今までレコ屋で見たことも無いです。ただし見つけても高いお金出してまでオリジに変える。かというと、そこまでの作品では無いです(キッパリ)


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すでにこのアルバムはバンドが存在しない状況での発売ですが、そでにポコ、CSN&Y、ニールのソロと次々にウエストコーストの極上の音楽のベースが出来つつある中出でのこの作品はやはり重要な役割を果たしていると思うのです。


購入レコ屋   忘れました。


参考文献    レコードコレクターズ 2001年8号








# by naruru-kato | 2021-02-20 06:37 | Buffalo Springfield | Comments(10)

Carpenters その3    Close To You

少し前になりますが、2月4日はカレンカーぺーンターの命日です。先週はJJケイルを聴いていたのですが、その合間を縫ってカーペンターズも聴いていたのです。

やはり改めて思うのはカレンの深い味わいのあるアルトヴォイスは本当にしみじみいいよなー。という事を再度実感しました。これも歳を重ねるとわかってくるのでしょうか?。中学の時、洋楽ロックの最初に聴き出したカーペンターズですが、その後は全く聴かないアーティストになり、2年くらい前に久しぶりに聴いたら、「こんなに良かったっけ?」という感じでオリジナル集めまくりました。

今回は1970年発売のセカンドアルバムです。デビュー盤ではオリジナル曲で勝負した感がありますが、たいして売れもせず、A&Mの主要ライター達の歌を取り上げそこに活路を見いだしたリチャード。いい物はなんでも取り上げる路線が確立したアルバムです。

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まだ、あどけなさが残るカレン、しかし今時こんな髪型の女性はまずいませんね(笑)凄く恥ずかしい髪型です(爆)

この盤はUK盤でピカピカのつるつるジャケです、USオリジナルも同じ仕様かどうかは確認不足ですが、Discogsの写真で見る限りUK盤ほどピカピカでは無いような感じです。

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この写真でピカピカ感がわかるかなー。

ちなみに、カーペンターズのあの独特のロゴマークはこの時点ではまだありません。


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裏ジャケはクレジットです。ここでロジャーニコルス&ポールウィリアムス、バートバカラックなどのA&Mライター達、そして今回もまたレノン&マッカートニーのクレジットが載ります。リチャードのオリジナル曲はわずかに4曲のみ。

やはり、カバーに比べてオリジナルが少し弱いのは否めませんが、全体の雰囲気を変えることなくスムーズには流れていきます。

今回いろいろアルバムを改めて聞きなおしましたが、自分的にこのセカンドがベストではないだろうか?と思いました。その訳は特に文章にできません、あくまで聞いた感覚です。このアルバムが一番気持ちよく聞けたから。そんな感じなのです。

ちなみにブログ仲間の248さんも同じような意見の投稿を過去にされていました。

しいて言えばコーラスのアレンジが凄い。という事でしょうか。そしてカレンはまだ19歳なのにこの懐の深さは何なんだろう?



曲順です。
A面
-1 We've Only Just Begun
-2 Love Is Surrender
-3 Maybe It's You
-4 Reason To Believe
-5 Help
-6 (They Long To Be) Close To You

B面
-1 Baby It's You
-2 I'll Never Fall In Love Again
-3 Crescent Noon
-4 Mr. Guder
-5 I Kept On Loving You
-6 Another Song

-1 ウィリアムス&ニコルスの曲で幕開け、そしていきなりの分厚いリチャードのコーラス。ビーチボーイズ超えてるわー。後半にかけてのカレンの熱唱も凄い。

-2~3 リチャードのオリジナル。まぁ可もなく不可でもなく。 

-4 ティムハーデンの曲ですが、後のトップオブザワールドの原型のようなアレンジで軽い感じに仕上げてます。オリジナル知りませんけど(汗

-5 ビートルズのオリジナルより先にこっちを知ってしまった「HELP」。勿論その後B4のバージョンを聞いてえらくたまげました(笑)
ママス&パパスもそーだったけど、ビートルズの楽曲ってオリジナル忠実にカバーするのしかあまり印象ないのですが、流石です。

-6 全米1位を記録したバカラック作品。カーペンターズの楽曲で私的ベスト3です。オリジナルは聞いたことないですが、聞く必要もないと思ってます。勿論邦題は「遥かなる影」。

B-1 バカラック作品、本で読みましたが現曲からかなりいじってるようです(これも原曲知らないんで)。ホーンのアレンジなど大人のポップスの色気があり素敵です。

-2 これもバカラックです。ディウォンヌワーウィック(めちゃ打ちにくい名前だ)が歌った曲です

-3~4 この2曲もリチャードのオリジナル。相変わらず可もなく不可でもなく(オイッ) 叩いてるのはカレンでしょう。

-5 今度はこのアルバムで初のリチャードのボーカル、ニコルズ&ウィリアムスです。

-6 最後はオリジナル、イントロでピアノの伴奏のカレンの唄声なのですが、突然全く違う曲に変わります。なんとなくですがユーミンの「ブリザード」のイントロはこれをヒントにされたんではないだろうか? そうこうしてるうちにまた(ややプログレ風)違う曲に変わる。そーいう事でこのタイトルなのか(笑)3曲合わせ技ですが完成度はイマイチかな。


レーベルです。UK、A&Mのオリジナル。カタログNoはAMLS998 マトはA-2 B-1です。


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このアルバムからClose To Youのヒットを飛ばしたカーペンターズは怒涛の勢いで一気にスターダムに伸し上がり、次から4枚目までのジャケはスターの証でもある変形ジャケの攻撃を仕掛けるのです(笑)

いゃー、やっぱ「売れる」って大事ですよねー。


購入レコ屋 SORC

# by naruru-kato | 2021-02-12 20:11 | Carpenters | Comments(14)

JJ Cale その1   Troubadour  

今年2度目の初出は、オクラホマの静かなる男、JJケイルです。この人を知ったのはクラプトンがJJの作品を取り上げていていたからです。
JJを聞いている日本人(または名前くらい知っている)では、90%がクラプトン絡みで知ったという統計があります(ウソですが実際はそんなもんだろう・・笑)

以前からJJのアルバムは既に7枚くらい持っていたのですが全て日本盤(しかも再発多し)、JJの場合どうしてもオリジナルで記事を書きたいと思っていて、なかなか投稿出来ませんでした。なぜオリジナルで無くてはダメなのだ⁉。

実はオーディオ雑誌の「アナログ」誌で、またまた和久井さんが「JJケイルきくなら、オリジナルでなければダメだ」と言い切っている文章を見つけ、それに従っていたのです。別に和久井さんの信者ではありませんが、「ダメだ」。と言い切られると、「オリジナル探してやろーじゃねーか」。と妙に対抗意識燃やしてたのです。

さらに僕が持っていた日本盤再発は手抜きで裏ジャケが解説が印刷されてたりしてイマイチでしたので。


何とか昨年非常に安価で2枚ほどオリジナルに買い換えが出来たので記事にするのです。(現在オークションでさらに違うタイトルが出てますが予算的に厳しい)


クラプトンがカバーした(というかクラプトンの代表作のようになってしまった)「コカイン」が収録された4Thアルバムのトルバドールです。

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ギブソン系の(たぶん)アコのギターヘッドの絵と雲がギターの形のデザイン。本来Gibsonの文字の箇所にJJ Caleの文字。

実はこのギターはJJが実際に使っていたアコースティックギターで、もうめちゃくちゃな改造がなされてボロボロの愛器なのです。ただしヘッドの形状は多少違っていてこのジャケではギブソン風に描かれてます。

JJ Cale その1   Troubadour  _d0335744_21503938.jpg

裏も予想通りヘッドの裏側の絵です。以前持っていた日本再発盤はここに解説が載っており台無しでした(すでに売却済み)




オリジナルのインナースリーブは詳しいクレジットです。が、僕が知っているミュージシャンは1人もいません(泣)、タダ単に僕が知らないだけかもしれないですが。(もしかしたら地元タルサでは有名人かも)

レコーディングがいろんなスタジオで行われています。

JJ Cale その1   Troubadour  _d0335744_21510340.jpg



さて肝心の音ですが、これがもう本当にやる気あるのか?と疑いたくなるようなボソボソスタイルのボーカル、ギターソロも出てきますがそれほどたいした事はないような感じ。男らしさが売りのスワンプでは珍しいアーティストなのではあるまいか。

僕がリアルタイムでこれ聞いていたら、「なんじゃこれ?」レベルで速攻下取りなのですが、スワンプなよなよ系はすでにマークベノで慣れていますので案外聞けるのです。

特にギターソロはフェンダー系のギターにフェンダーオールドアンプを直に繋いでいる、と思われる気持ちのいい音(この音が気持ち良くなるには聴く側の年齢を重ねなければダメです、キッパリ)。そして曲が短めばかりで結構これが飽きないんだな。

ところでオークランドといえばオクラホマの怪人リオンラッセルの故郷の州ですが、同州2番目の街、タルサ出身のJJとも昔から親しく誘われてLAに出向きデビューしますが不発でタルサに戻ってしまいます。

僕の予想ではリオンがクラプトンにJJの曲、取り上げたらどうだい?ってな感じだったのでは。そして「After Midnight」を取り上げJJケイルが有名になり、おかげで再デビューはシェルターから発売されるのです。そしてシェルター初のヒット曲の「Crazy Mama」を放つのです。

曲順です。

A面
-1 Hey Baby
-2 Travelin' Light
-3 You Got Something
-4 Ride Me High
-5 Hold On
-6 Cocaine
B面
-1 I'm A Gypsy Man
-2 The Woman That Got Away
-3 Super Blue
-4 Let Me Do It To You
-5 Cherry
-6 You Got Me On So Bad

A-1 舐めたようなイントロ、途中のスチールギターがかなり気持ちイイですね。サビのギターソロはJJ、これがまたたまらん気持ちよさ。目の前で弾いているようだ。

-2 かっこいいカッティングギターのイントロ、緊迫感あふれる出だしから、いきなりやる気の無いようなボーカル、でもこれにハマると抜け出せない。

-6 もう何も言うことはないです、日本盤の邦題は「コカインの恐怖」でした(爆)。クラプトンは結構そのままコピーしてます。僕はJJのこのオリジナルバージョンの方が好きです。

B-1 蒸気機関車をイメージしたようなカッティングギター。ドラムがめちゃカッコイイ。

-3 どこを切っても金太郎飴的な中で意表をつくスローブルース。これを聴きながら飲みたいお酒は当然バーボン。だが良く聴くと日本の昭和時代の歌謡ブルースのようにも聞こえる。

-4 かなり変わったバックアレンジ。ここではホーンも入り曲の感じ違う、しかし歌声が全く同じなのが・・・(笑)

-5 これはラブソング。しかしこのボソボソボーカルで愛の歌、唄われてもなー(爆)

-6 最後はまたスローブルース、ピアノも効いてて、これかなりイイです。えっもう終わっちゃうの?という感じで切なさが残る。全体にB面の方がブルース色が強いです。


全体を我慢して真面目に聞くと、JJケイルってかなりの想像豊かなリズムを作る人なんだなー。と思えてきます。

レーベルです、シェルターのオリジナル、カタログNoはSRL-52002 マトは両面共1です。


JJ Cale その1   Troubadour  _d0335744_21511833.jpg


さて、日本盤との違いですが、僕は和久井さんの言う「絶対ダメだ」という程ではないと思うのですが、ファーストアルバムの日本盤もありますがビクターなので、かなりいい音であると思います。

勿論僕のショボいオーディオと、さらにショボショボの耳なんで本当の違いがわからないかもしれませんが(泣)



購入レコ屋  ODDS & ENDS





# by naruru-kato | 2021-02-06 07:18 | JJ Cale | Comments(13)

Ry Cooder その5   Chicken Skin Music

久方ぶりのライクーダーです。通算5枚目、人によっては最高傑作とも言われる名盤。自分的には「Boomer's Story」と同じくらいに好きな作品です。

前作のテックスメックスな音に今回はさらにハワイアンも加わりバラエティーにとんでいますが、Boomerと同じようにアコ主体では無ないですが、ストラト系のギターによるスライド満載で自分好みの音です。

ところで、このジャケですが、Tシャツのデザインにも採用されるくらいの有名なイラスト(実はこのデザインのTシャツ持っていました、その頃ライクーダー聴いたこと無い状況で)。

ちなみにタイトルのChicken Skinとはハワイでは「鳥肌」という直訳でOKです。本国ではGoose Bumpsというらしいです。日本ではそのまま「鶏皮」の焼き鳥です(爆)

ということで、この作品の音楽はハワイ語で「鳥肌モノの音楽」という事でいいのでしょうかねー(笑) 勿論ハワイの重鎮でもあるギャビーバヒヌイ、テックスメックスのアコーディオン奏者フランコヒメネスらが参加したので鳥肌モノという事かも知れませんが。

そーいえばBoomerでは盲目のブルースマン、スリーピージョンエステスが参加してたし、ライは何らかの音楽の重鎮を常にリスペクトしていますね。



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ソンブレロを被ったとぼけたメキシカン風骸骨がハワイ風の裸体の女性を責めてるような感じ、家は遠近法を無視したと思われるいい加減なデザイン、バックの山は「メキシコの山」でしょう。塀のような物体は一体何なんだろう?メキシコ国旗の色あいでもある。 よくわかんないので簡単に解析するとメキシコとハワイの音楽の結合を絵にするとこのようになる。という事で理解しました。(そーいえば金沢のめんたんぴんの歌でメキシコの山というお気に入りの歌があったっけ)

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裏はハワイ風の絵、骸骨と女性は同じ絵ですが、女の人が髪の毛を束ねて、なんとなくハワイ風なのであろうか?

イラストを描いてる人はケニープリンスという人です。


インナースリーブ、片面は今回参加の重鎮達のスナップ。

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もう片面はライによる解説と、クレジットです。ライはハワイミュージックの1940~50年台の音を再現してる。というようなことを書いているようです。

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さて、このアルバムはやはり有名なんで多くの先輩ブロガーの方々がブログとして取り上げてます。いろんな投稿を読みましたが、ブルース土台のライの音楽からメキシコ、ハワイアンなどが交わり云々~という内容で僕に取ってはそこら当たりの音楽は詳しくないので多くは語れません。

が、しかし、ライのヘタウマ的なボーカルが非常に気持ち良くて、何度も聴いてしまうアルバムなのです。今回もアメリカの不況時代の音楽の旅のようですが、誰の作品をカバーしているかは割愛(知らべればわかりますが、オリジナル殆ど知らないし)


曲順です。
A面
-1 The Bourgeois Blues
-2 I Got Mine
-3 Always lift Him Up
-4 He'll Have To Go

B面
-1 Smack Dab In The Middle
-2 Stand By Me
-3 Yellow Roses
-4 Chlod
-5 Goodnight Irene


A-1 アコ、バンジョー、マンドリンとなんでもござれのライ。パーカッションだけのオープニング。途中のアコのスライドも見事です。

-2 ジムケルトナー、クリスエスリッジらのいつものメンバー。このような音楽が好きになるにはある程度歳を重ねないと無理だと思います。

-3 もうイントロのスライドにやれれます。これぞライクーダーと言い切れる。男3人によるコーラス、これもライクーダーの世界、自分的A面の白眉です。

-4 フランコヒメネスのアコーディオンのイントロから、メキシカン風な楽曲。

B-1 ブルースベースの曲ですが、ライ風味付けがなされている感じ。

-2 スタンドバイミーのカバーではやはりジョンでしょうが、このテックスメックス風アレンジも別の意味で凄い。カバーでは双璧をなすと思う。今回YouTubeで「スタンドバイミーのカバー」で検索したら星の数ほど出てきて、みんなこの歌好きなんだなー。

-3 ここでバヒヌイのスティールギターもうハワイそのものです。ライはスラックキーギターというのを弾いてる。インストと思ってたらかなり曲が進んで歌が始まる。

-4 ここでもまたハワイアン。こんどは歌がどこで入るのか気にしていたら、インストでした(笑)ライは今度はハワイアンギターを弾いてる。

-5 最後はまたフランコのアコーディオンがボーカルとユニゾンのように入ります。ここではハワイアン風でもあり、このアルバムの最後の相応しい。

聴きながらブログ書いてたら娘が勝手に部屋に入ってきて「珍しく軽い感じの音楽聴いてるねー。趣味かわった?」と言ってきました(爆)



レーベルです。リプリーズのWマーク入り。カタログNoはMS2254、マトはA-2、B-1です。


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この後ライは一転してまた違う旅に出てしまいます。このあとジャズのアルバム(内容はそーでもないけどタイトルはJAZZ)その後ソウル、R&B。その後は映画音楽という風になり自分の範疇ではなくなってしまします。ゲットリズムまでは買いましたが今では80年代のライは手元には殆ど残っていません。

ということでライクーダーの旅は残すところあと2枚になりました。 ライの名盤のこの作品にどーでもいいことばかりの記事になってしまいましたが、まぁライクーダーの音楽は語るに難しすぎるのでいい加減な内容ですが、すいません。


※お知らせです。

1月最初に初出のシカゴを取り上げましたが、今年は「Othersシリーズ」以外にも毎月初出をやるつもりです。そして毎回来週の予告ヒントも出します。

そーして自分で追い込まないとなかなか書けないので(汗)

来週の予告は「スワンプのギター&ボーカルの激渋アーティスト。自分で唄うより他人が歌って有名になった人といってもいい人です」

もう簡単にわかってしまいますよね(笑)




購入レコ屋  グレテストヒッツ





# by naruru-kato | 2021-01-29 20:37 | Ry Cooder | Comments(28)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。ジャケットもいろいろと楽しめるので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシング、市民マラソンが大好きでいろんな大会に出ています。


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