アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Doobie Brothers その3 The Captain and Me

段々と寒くなってきましたねー。前回、こんな寒い日には心から温まるSSWがイイですねー。などと書いておきながら、この冬には全く似つかわしくないドゥービーを取り上げるのは、はたしていかがなものか? やはりこのバンドは初夏に車のウィンド全開にして高速道路をぶっ飛ばす。こんなシュチェーションが似つかわしいと思うのですが(人によってはビーチボーイズかもしれませんが)いかんせん今週は仕事がトラブルで地獄の忙しさになり今日の(日曜日)マラソン大会もキャンセル(涙)。ようやく夕方になり落ち着いて家に帰り「これはやはりスカッとしたいなー」感でこのアルバムを2回ほど聴いていたのです。


1973年作、全米7位まで上がった大ヒットアルバム、ドゥービーの自分的には最高傑作であるこのアルバム。


前回のトゥールズストリートの流れをさらに怒涛の勢いに替えてA面は「これでもか!これでもか!攻撃」のギターのコードカッティングの嵐。トムジョンストンの声にいい加減うんざりしそうになりながらも、次第に気持ちが乗って来て仕事の激務を忘れさせてくれました。


なにかと意味深いアルバムジャケです。

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レココレのドゥービー特集で小林慎一郎さんが「アメリカの最先端の高速道路(近代化)を西部開拓時代のいでたちでメンバーが馬馬車で進んで行き、裏ジャケでは戻っていく」このままのバンドスタイルでは前に進めない。という暗示であるのか?と書いています。


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僕は違う解釈で「時代の先端の高速道路もいつかわ朽ち果て車なんかよりも馬馬車の時代がまた戻って来る」と暗示しているように思います。表ジャケの高速道路の断面はボロボロの状態の写真です。本当の所は良く分からないですけど。



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ところでメンバーはトムジョンストン、パットシモンズ、タイランポーター、ジョンハートマン、マイケルホザックの5人。ゲイトフォールドの内側がその5人の高速道路上での晩餐になっていますが、表裏ジャケでは6人写っています。後一人は誰なんだろう?


ところで、この写真も気になる事が、アメリカの高速道路のがードレールってこんなに低いのか?これではトラックやワンボックスならぶつかった拍子に飛び越えて落ちてしまうぞー。と思うのですが(笑) たぶん高さ70センチくらいしかないような気がするが本当に大丈夫なんやろーか? どうでもいい事ですけど。



ゲストのジェフバクスター?プロデューサーのテッドテンプルマン?誰か知っている人がいたら教えてほしいです。


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サウンドの方はスピード感あふれたトムのボーカル、ブンブン唸るタイランのベースをを中心としてイケイケの勢いで進んで疲れた頃にパットのアコが冴える歌が入るというお決まりの展開。これはスタンピードまで続きます。


曲順です
A面
-1 Natural Thing
-2 Long Train Runnin
-3 China Grove
-4 Dark Eyed Cajun Woman
-5 Clear as the Driven Snow
B面
-1 Without You
-2 South City Midnight Lady
-3 Evil Woman
-4 Busted Down Around O'Connelly Corners
-5 Ukiah
-6 The Captain and Me

A-1 前作のリッスントゥーザミュージックと同じ流れのように始まるこの曲。一曲目
   でこんな感じで始めといて次で「ガッツーン」と来るのはこのバンドの十八番で
   すね。中間部のツインリードは凄く好きです。

-2  アメリカンロック系のアマチュアバンドは必ずこの曲を通る。と言っても大げさ
   ではない有名曲、僕もやりました(笑)当然このグルーブは出せませんでしたけど
   、このカッティングの合間のパットのアルペジオが効いてるんです。しかもマイ  
   ナーコードです。アメリカンロックを代表する曲と言ってもいいです。

-3  そして例の「これでもか攻撃」これも皆よくやってましたねー。コードリフの合
   間の空ピックのチャカチャカがかっこえー。でもこの辺でそろそろトムの声に
   「まぁーえーわー(名古屋弁で「もういい加減にしてください」の意味)」と 
   なってくるのです(笑)。

-5  最後にパットの曲で少しほっとします。でも最後は壮大なドラマで終わります。

B-1 また来たトム(笑) もうこの辺でノックアウト(悪い意味で)。

-2  本人達も判っているのだろう、トムが続くと聴き手側もほとほと疲れることを(笑)
   そう思うとこの名曲がこのアルバムで一番良かったりして。
   その後大ヒットし全米NO1を獲得するBlackWaterの前触れのような美しい曲。

-5  インストの小曲を挟みラストに向かってまたトムが突っ走ります。トムのブラッ
   クR&B好きが良く出た曲です、ここでのギターソロはジェフバクスターかも?

-6  最後はアルバム表題曲で終わります。



レーベルです。

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ワーナーのパームツリーの初期レーベル、WBマークが小さいです。たぶんオリジナルだと思います。カタログNoはBS2694 マトはA2 B1です。

(追記 その後オリジナルの初回盤はグリーンレーベルであることが判りました)


何枚も大ヒットを飛ばしたドゥービーですが、アメリカのロック音楽史ではいまいち超一流バンドではない(たぶんそーいう位置ずけだろうと勝手に思ってます)田舎臭さが残るこのバンド(トムジョンストン時代)。以前のブログにも書きましたがこのバンドはアルバム中でヒット曲以外はあまりイイ曲が無いように思います。今回久しぶりにこのアルバムを聞きましたが半分は捨て曲っぽいかなーと思いました。


購入レコ屋  グレイテストヒッツ

購入金額   500円


参考文献   レコードコレクターズ1993 3号


















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by naruru-kato | 2017-12-10 19:04 | Doobie Brothers | Comments(4)

Eric Andersen その2   Eric Andersen

とうとう師走に入りました、日々寒さが増してきます。そんな時は心の芯から温まる。しかも一気にHotになるのではなく、全曲聴いた後「少し暖かくなったかなー」。と思わせる、そんなSSWを聞いてみたくなりますね。
そーいう訳で前回は最高傑作と呼ばれたBlueRiverを紹介しましたが、今回は通算5枚目に当るそのものズバリ「Eric Andersen 」です。

昔から本人の名前そのもののタイトルは数多くあります、例えばビートルズでは「John Lennon」「McCartney」「GeorgeHarrison」「Ringo」など全員が本名(リンゴは芸名みたいなもんだけど)の冠を付けたアルバムが出ています、しかもすべて名盤。
この他にも過去にこのブログで紹介して、今思いつくのは「LeonRussel」「Jesse Winchester 」「Maria Muldaur 」「Rod Taylor」「Rickie Lee Jones」「Boz Scaggs」「Rita Coolidge」など、やはり名盤です。
やはり自分の名前をタイトルに持ってくるのは,その後名盤になっている場合が多いですねー。逆に駄作でコケる場合もたまにありますが、これは本当にカッコ悪いです

一般的に名前のタイトルの場合、まさに「デビューしたぞー」的なファーストが多い場合がありますが(先に紹介したアルバムはすべてデビュー盤です)心機一転の場合も多々あります。


今回のこのアルバムもエリックは1970年にレーベルをバンガードからワーナーに替えての最初のアルバムなのです。



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思いっきりドアップですが、少し斜めに構え影も利用し、ほれぼれする見事な写真。えーなー こーいうUpに耐えられる顔は(笑)



最高傑作のBlueRiverでさえ全米Top100にも入らなかったエリックですが、このアルバムもそんなに売れなかったのでは?でも何度も聞くと心からジーンとしてくるのは流石です。

今回はシンデレラスタジオでのナッシュビル録音でたぶんエリアコード615のスタジオミュージシャンらが参加していると思われます。バンガード時代から比べるとバンドサウンドになっている曲も多く、全体の割合としては弾き語りと半々ですね。

裏ジャケはたぶん愛妻のデボラとの写真です。


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少し疑問が、このアルバムのカタログNOは1806なのですが、この次に発表される「Avalanche」では1748になっています。なぜ後発の方がカタログNoが若いのだろうか?ものすごく不思議。ちなみにAvalancheは自分的には駄作の部類です。


この盤はライナーがあるはずですが、僕の買ったプロモ盤は入っていませんでしたので詳しいクレジットは判りません。


検索して調べたところ、大体のミュージシャンは判りましたが、その人が誰なのか全く判りませんでしたので今回は割愛(笑)。


曲順です
A面
-1 Don't Leave Me Here For Dead
-2 It Wasn't a Lie
-3 Sign of a Desperate Man
-4 I Will Wait
-5 What is It Like To Be Free?

B面
-1 She Touched Me
-2 Lie With Me
-3 I Was the Rebel (She Was the Cause)
-4 Secrets
-5 Go Now, Deborah


A-1 いかにも今までのバンガード時代とは異質のカントリーロック
  
-3 カントリー風ナンバー。サビから入る独特な展開がイイです。

-4 このイントロ、井上陽水が影響受けていそう(笑)。歌もモロ陽水です。 

B-4 UKトラッド風、誰かがカバーしているような気がします

-5 妻の事を歌っているのでしょうか?実にじっくり歌い上げています、このまま
  名作BlueRiverに繋がっていくような。  間違いなくこの作品の白眉です。
  これぞエリックアンダーセン!



レーベルです。 ワーナーセブンアーツのプロモ白盤。


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マトは両面とも1Aとなっています、間違いなくファーストプレスでしょう。


エリックアンダーセンはやはり冬に聴くのがイイです。暖炉のある暖かい部屋(勿論我が家にあるのは温風ヒーターですが  泣)でブランケットを膝かけにして聴くのが一番であるような気がします。



まぁひとまず気分だけ暖炉を味わってますけど(汗)




購入レコ屋   丸栄の催事(レコ屋は忘れました)

購入金額    たしか2000円。






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by naruru-kato | 2017-12-02 23:47 | Eric Andersen | Comments(4)

The Band その4   The Band

久しぶりのザバンドのネタです、ようやく探してもらっていたセカンドアルバムのオリジナルが手に入りました(もちろん高いお金出せば簡単に手に入るのですが僕の出せる予算は思いのほか低いのです)

別名「ブラウンアルバム」とも呼ばれ、あの歴史的名盤である「ミュージックフロムビッグピンク」(以下ピンク)の次に出されたセカンドアルバム。

当初、デビュー盤のピンクを出した後に普通のアーティストであればお披露目ツアー等をやるのが常套ですが、ザバンドはマネージャーのアルバートグロスマンの方針で一切ツアーに出ずに次のアルバムの作成に取り掛かったのです。(ウッドストックとかには出演)

ロビーがこの間にさらに曲作りに励み、このセカンドも素晴らしい曲ばかりに仕上がりました。一般的にザバンドの最高傑作と言われています。(自分的には愛聴盤は断然ピンクですが)

木を打ち倒すようなサウンド、または土の香りがするサウンドと形容されるあまりにも(いろんな意味で)有名なジャケ。


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少しエンボスがかった上品な紙質。昔持っていたUS再発盤はたしかツルツルの紙質だったような覚えがあります。



本当にこれがロックバンドのジャケなのだろうか(笑)。とてもまだ20代とは思えぬ髭面の人たち。写真はエリオットランディー、デザインはおなじみボブカトーさんです。一応左からリチャードマニエル、レボンヘルム、リックダンコ、ガースハドソン、ロビーロバートソン。(この頃までリチャードは髭が無いです)


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さらに裏ジャケ、どこぞの売れてないカントリーグループ、のような写真。

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メンバークレジットにプロデューサーのジョンサイモンも楽器で参加していることが判ります。


ゲイトフォールドの内ジャケです。

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各メンバーの写真をちりばめております。確か日本初盤はピンク同様にスリーブジャケであったと思われます。


さて内容ですが、相変わらず地味です(爆)しかしこのアルバムからライブで定番になる曲が4曲も生まれ、さらにそれ以外も目立たないけど素晴らしい。といった感じの楽曲がひしめき飽きない内容です。そしてファーストではこのバンドは一体何人が歌っているのか判らないような感じでしたが今回はしっかりと3人が各曲でリードボーカルを分けているのが良く分かります。(特にピンクの最初のTears of Rageは誰のボーカルか全く謎だった)

レコーディングはカリフォルニアのサミーデイビスJrの邸宅を借り切って行われています。


曲順です
A面
-1 Across the Great Divide
-2 Rag Mama Rag
-3 The Night They Drove Old Dixie Down
-4 When You Awake
-5 Up on Cripple Creek
-6 Whispering Pines
B面
-1 Jemima Surrender
-2 Rockin' Chair
-3 Look Out Cleveland
-4 Jawbone
-5 The Unfaithful Servant
-6 King Harvest (Has Surely Come)

A-1 今回もリチャードが歌うあまりにも無防備なこの曲が1曲目、イントロのさり
   げないロビーのテレキャスターの音がパキパキしていていいんです。
   オブリガードぎみに入る簡素なギターもイカしてます。ただギターソロとい
   う代物ではなく、あくまでさりげなく。

-2 ここから2曲はもうレボン以外のボーカルは考えられないです、ラグタイム風
  のピアノも最高。

-3 そして南北戦争の事を歌ったこの曲。レボンの真骨頂です。ただし僕は後半
  のライブで演奏されるイントロにホーンセクションが入るバージョンが完全
  型だと思っています。ザバンドの楽曲の中でも間違いなくBest5に入ります。
  サビのコーラスの裏声はリックかな。

-4 曲はリチャード&ロビーなのだが歌うのはなぜかリックダンコ(笑)。ここら辺
  がこのバンドの良く分からん所です。まぁ二人で作ったのはイイが、どーも
  Keyが合わんかったんでリックに歌わせよう。こんなところかな(笑)。
  その選択が正解だったのかイイ雰囲気の曲です。

-5 この後ライブでのオープニングに起用されることになるこの曲、スタジオバー
  ジョンではおとなしい感じです、ガースのキーボード(クラビネット?)が
  面白い効果を上げています。ラストワルツのライブでは短縮版で演奏されてい
  ると思います。

-6 最後を飾るのはリチャード渾身のバラード、アルバム毎に1曲はこーいうバラ
  -ドが必ず入るのですが、この人の裏と表のどちらともいえないスレスレの声
  は本当にしんみりときますね。

B-1 A面に比べていささか地味なB面、レボンの歌で始まります。サビの部分は
   ハモというより二人リード(得意の全員主旋)。

-2 なんか日本の四畳半フォークが真似してるようなイントロ(かぐや姫関係)が
  泣かせます。この曲は誰が歌ってるのか非常に判りづらい。たぶんリチャード
  がメイン、サビでリックと思うんだけど。

-3 得意のロックンロール、久しぶりにロビーのギターが前面に出てきます
  (といっても弾き倒す、という感じではなく、さりげない感じ)
  リードボーカルはリックかな

-4 いかにもリチャードが歌ってるという感じ、あまり全体に変な曲です(笑)

-5 いかにもザバンド風のロッカバラード、ボーカルはリック。B面では際立って
  います。エンディングでようやくロビーの泣きのギター(ただしアコ)がここ
  で炸裂。渋いの一言。

-6 リチャードが歌う最後の曲、ライブではロビーが弾きまくりますね。
  定番の定番となる曲で幕を閉じます。


レーベルです、キャピトルのグリーン(またはライムグリーン)のオリジナル。


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カタログ番号はSTAO-132 マトは両面とも2、 RLの刻印があります。



久しぶりに聴きましたが、やはり地味な印象は変わりません。まぁもともとザバンドは派手なバンドではないから仕方ないですが、やはりB面の印象は薄いです。

この盤の再発のレッドレーベルは良く見かけますがこのオリジナルのグリーンはなかなか見かけなくてヤフオクでも出ると必ず5~8千円くらいの落札になりますので
今回非常に安く買えたのがラッキーでした。これでようやくザバンドのすべての(ラストワルツは除く)オリジナルアルバムがUS(一部UKもあり)オリジナルで揃いました。


購入レコ屋  ナカシマレコード

購入金額   1800円



 
 







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by naruru-kato | 2017-11-25 20:54 | The Band | Comments(2)

Eric Clapton その4 There's One In Every Crowd

エリッククラプトン(以下EC)の長年にわたる沢山のソロアルバムの中では、たぶん人気の無さではベスト5に入るであろう(笑)ソロ3作目の There's One In Every Crowd です。邦題は「安息の地を求めて」

しかし、僕はこのアルバムがかなり好きで、というよりソロのECの中では一番好きかも知れない。

このアルバムは1970年代のECの枯れた歌中心で、ギターはこれと言って凄く弾いているわけではないのです、461オーシャンブルーバードで「あれ?」と思わせといてさらにダメ押しで「なんやーこのアルバム」となった人は多いのではないでしょうか?それが証拠にRCOはギターを弾かないクラプトンに危機感を感じこの次に(ブルース色が非常に濃い)ライブの「EC was Here」を急遽出したのです(実際はセカンドギタリストのジョージテリーの株があがったアルバムでもあります)。


UKオリジナルのジャケです。ECはけっこう犬好きなんだなー。


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なぜかUS盤も持っています、ジャケ的にはほとんど変わりませんが、音の方は断然UK盤の方が出ています。


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左US盤  右UKオリジナル。色合いが若干違います。UK盤は相変わらずのペラペラスリーブ。



実はUK盤はセンターずれしていて針が微妙に動くので最後の曲が若干ふらふらして聴きにくかったからUS盤も買ったのです。


このアルバムはジャマイカで録音され、大ヒットした前作の「アイシャッドシェリフ」のレゲエのリズムをさらにレイドバックされたようなユルーい感じの仕上げになっています。バックメンバーは前作とほぼ同じです、コーラスのマーシーレビィが加わったくらいでしょうか。
演奏はリラックスした中にもこの頃の最先端(笑)であるレゲエのリズムを多く取り入れさらアメリカの土着的なレイドバックした演奏でスリリングなギターソロなど全くないアルバムです。
僕はそこがイイのですけど(笑)



ECが描いた良く分からん絵が描かれた付属品、US盤ではこのままインナーバックになっています。



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裏はクレジットです。



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US盤はそのまんまアルバムスリーブになっています。



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メンバーはECの他にギター、ジョージテリー。ベースはカールレイドル、ドラムス、ジミーオールディカー、キーボード、ディクシムス。イボンヌエリマンとマーシーレビーのボーカルです。

ジャケの写真です。


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あまりにも有名になったギブソンのエキスプローラの後ろがカットされたモデル。
これはECが手にした時ボディーの後ろ側がダメージを受けていてギターショップが切ってしまったという曰くつきなギター。第一回目の日本公演で披露され「あっ」と言わせたギターです。しかしこのカットされたエキスプローラはバランスが非常に悪くてヘッドがついつい下がり気味になり非常に弾きにくいのです。

なぜ判るかというと、実は僕はこのモデルのグレコのコピーモデルを持っていたからわかるのです(爆)あまりに弾きにくいのですぐに売ってしまいました。




A面
-1 We've Been Told
-2 Swing Low, Sweet Chariot
-3 Little Rachel
-4 Don't Blame Me
-5 The Sky Is Crying
B面
-1 Singin' the Blues
-2 Better Make It Through Today
-3 Pretty Blue Eyes
-4 High
-5 Opposites

A-1 いきなりアコのイントロ、これ凄く好きなんですよねー、ドブロのスライドギターのソロ
   をはさんでマーシーレビーとイボンヌエリマンとのデュエット。クリーム時代が好きな人
   はもう面くらっちゃいますよー。トラディショナルな黒人霊歌です。

-2 これもトラディショナル、もう思いっきりレゲエです。確かシングルカットされたと思いま
  す。これもゆるーいコーラスがイイです。真昼間にビール飲みながら聴きたい。
  コーラスのマーシーが途中でリードボーカルも取ります。ギターソロもスライドでゆるーく
  流れます。

-3 これはブルースのカバーかな?しかしレゲエ調、 もうこの辺でギタリストクラプトンの好   
  きな人はブチ切れっですわな(笑)。

-4 ECとジョージテリーの作品ですが、これも思いっきりレゲエのリズム。

-5 ようやくエルモアジェイムスのカバーであるこの曲、この後ライブでもよくやっています。

B-1 マーレイマクラーレンの曲です、やはりこれもレゲエっぽい。ここで少しギター弾きまくり
  が出てきます(笑)

-2 これは問題の曲です、以前の461オーシャンブルーバードの時に書きましたがUS再発盤の
  461の2曲目になぜか入っているのです(本来はギブミーストリングスなのです)
  USのRCOはよほどこの曲が好きなんでしょうねー
  という僕もこの曲が大好きです。っーかこのアルバムで一番好きです!バックのディクシム
  スのオルガンが最高です。ギターソロもかっこよくて最高!

-3 アコで始まるオープニングと同じような曲、このアコはやはりマーチンD28かな?
枯れたECのボーカルの真骨頂が聴けます。最後のアコのリードギターもイイです。
  これはどちらが弾いているのだろう?

-4 これもまたしてもアコのイントロ、レイドバックしたナンバー。 

-5 最後飾るにはあまりにも無防備なこのレイドバックされた曲。本当にこれでお終りか?と
  疑いたくなるような作品ではあるのですが。最後までアコのリードです。


レーベルです。


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UK RCOの赤ベコマーク。カタログNOは2479 132 A//1 V420 03 1 6 6 B面は最後が1 1 1
良く分かりませんけど(汗)




この後、初めて日本に来日し、先ほどのライブを出し劇的ギターソロなぞお構いなしにやらなくなったECはさらについに念願のディラン、ザバンドと共演アルバムのNo Reason to Cryを出しさらに土着化しますが、その後スローハンドで少し盛りかえしたりして1970台を乗り切きるのです。その後80年代はお洒落路線に身を投じ僕は嫌いになっていくのです。


まぁその辺は「それはお前の勝手だろうが」という事ですけど。


購入レコ屋
UK盤   ナカシマレコード
購入金額  1200円

US盤   ヤフオク  faceレコード
購入金額   500円程












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by naruru-kato | 2017-11-12 17:35 | Eric Clapton | Comments(4)

Jim Croce その1  You Don't Mess Around with Jim

秋になると、ため息が出るほど奥深いSSWを聞きたくなります、例えば昨年はジェームステイラー(JT)エリックアンダーソンなどを聞き返しました。基本的にはバリトンの声の持ち主が多いのです。


今年の11月は悲運のSSWである、ジムクロウチを良く聴いています。しかし、今回再度調べ直そうとして検索してみたら日本語版Wikkは存在していませんでした。
(かろうじて息子のAJクラウチが僅かな紹介文のみ存在しています)
そーなのか、もうジムクロウチは日本では存在さえも忘れられてしまったのか(涙)


超簡単に説明すると、ジムは1943年にフィラデルフィア生まれ、若い頃フォークグループ(ザ・スパイアーズ)に参加し、レコードデビューもしますが、その後中近東などを旅して帰国。その後道路工事工、溶接工、運転手、塗装工など仕事を変わりながらもSSWとしてのデビューを狙います。そして奥さんになる女性とディオを組みキャピトルと契約、しかし全く売れずに再度運転手をしている時にある人の計らいでABCと3枚のアルバムを出すことで契約します。

シングルのYou Don't Mess Around with Jimがまあまあ売れて次のセカンドアルバムからBad,Bad Leroy Brown が大ヒットするもサードアルバム発売直前にツアーの途中で飛行機事故に遭い相棒のギタリスト「モーリーミューライゼン」と共にこの世を去ってしまうのです。


日本でも少し遅れて飛行機事故で亡くなったSSWとして有名になり洋楽ヒットパレードのラジオで何度も曲がかかったものです。僕と同世代以上の人は知っている
人も多いのではないでしょうか?



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これはセカンドプレス、このアルバムから死後にシングルになった「Time in a Bottle」の文字が入っていますが初回盤は入っていません。


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しかしこの全く冴えない顔、スターになるような顔立ちでは決してないのですが(オイッ)流石はショービジネスの本場、楽曲、声その他が素晴らしければレコードデビューできるのです、ガキの大所帯グループみたいなのしか売れない日本とは大違いです、ABCレコードは素晴らしい仕事をしたと言えます。


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さらに、建築現場風労働者にしか見えないおっさんがギターに腰をおろしている、この写真。JTのような顔立ちなら写真ばえもするのですがねー。(ちなみにジムのセカンドは顔のドアップです)


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ゲイトフォールドの内ジャケです、歌詞とクレジット。

ところで久しぶりにこのアルバムを聴いて思った事は、ジムを聴くという事は同時に専属ギタリストのモーリーミューライゼンのアコの素晴らしさも味わう。という事なんだなー、と今更ですが思いました。

モーリーの詳しい事は知りませんが、ジムとはほとんど一緒に行動していたようですが実はソロアルバムも出していてこれがまた素晴らしいのです(YouTubeで聴いただけですが)。声が弱弱しくてジムとは対極なのが面白かった。

曲順です

A面
-1 You Don't Mess Around with Jim
-2 Tomorrow's Gonna Be a Brighter Day
-3 New York's Not My Home
-4 Hard Time Losin' Man
-5 Photographs and Memories
-6 Walkin' Back to Georgia

B面
-1 Operator (That's Not the Way It Feels)
-2 Time in a Bottle
-3 Rapid Roy (The Stock Car Boy)
-4 Box #10
-5 A Long Time Ago
-6 Hey Tomorrow

A-1 邦題は「ジムには手を出すな」ですがニュアンス的には「ジムの事は放ってお  
  け」という感じでしょうね。セカンドバースから入るモーリーのアコのカッコ
  いい事。スマッシュヒットした曲です。

-2 印象的なイントロ、ジムクロウチ的な曲。とでもいいましょうか(笑)
  ところどころでJTと間違えそうになる声がまたイイです。

-3 NYは僕の故郷ではない。と歌われるこの曲。感動的なアコのイントロ、溶ろけ        
  そうになります、A面の白眉です。

-5 これも-3と同じような素晴らしい曲。涙が出そうになります。

-6 イントロのアコ、ウーハモから入るジムの歌。単純などこにでもあるような
  展開の曲ですが、ジムが歌うとなぜこんなに泣けそうになるのか?

すべてが素晴らしすぎるA面です。

B-1 またもや素晴らしいアコのイントロ、この歌もスマッシュヒットです。

-2 大ヒットしたナンバー、日本でもヒットしました、ほとんどの日本人はこの歌
  を聞いて初めてジムを知ったと思います、しかしすでに彼は亡くなっていたの
  です。USでは彼が亡くなってから(3枚目のアルバムを出す直前)この曲をシ
  ングルで出したのです。この時ビルボードではジムの曲がベスト10に3曲も入っ
  たのです。
  この曲はなかなか子供に恵まれなかったジムに妻が初の子供ができたと彼に伝
  えたその夜に書きあげた曲です。「もし瓶の中に時を貯めておけるなら
  永遠の時が終わるその瞬間まで 日々の時を貯めておきたいと思う」と歌われ
  います。涙なしには聴けません。

-3 いきなりチャクベリー風のロックンロールですがアコでやってるとこが凄い。

-5 歌詞の内容は判りませんが、説得力のありそうな曲です。

-6 明日に向かっていくような最後を飾るにふさわしい曲です。なんか意味解らず
  とも「そーだよな、そーなんだよな」と思うてくるから凄いです。


ABCダンヒルのレコードスリーブ

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割愛した曲もありますが、全曲素晴らしすぎます。こんな素晴らしいアルバムが時代に取り残されて、忘れられていくのが納得いかないので今回は記事にしたのです。

なぜこんな素晴らしい楽曲を作れる人材がなかなかデビューできなかったのか不思議です。ただ言えることはジムは運が悪かった。という事だけです。
長年の下住み生活でようやく手に入れた成功も僅か2年で事故で死んでしまうのです
。しかもせっかく生まれた長男は生まれながらに全盲だったのです(それでもミュージシャンとしてある程度は成功していますが)。


レーベルです。

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ABCの黒レーベル。セカンドプレス?




ジムのアルバムは単純なフォーキィーな弾き語りでは無く、モーリーのリードアコをアクセントにし、あくまで小編成なバンドサウンドです。そこにバリトンの声がのっかりフォークソングの中にブルース、オールドタイム、ラグタイム、ロックンロール、などの音楽が上手く溶け込んでいますがあくまで変化球ではなく、ストレート勝負という感じです、しかし、そのストレートには労働者の心、最愛の家族、などが魂となり乗り移っている重く深いストレートなんだと思います。





購入レコ屋   忘れました。

購入金額    1000円程

参考文献 Webのコラム
Top Of The Pop「 ジム・クロウチの名を永遠にしたタイム・イン・ア・ボトル」
を参考にしました。
 






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by naruru-kato | 2017-11-03 20:56 | Jim Croce | Comments(4)

Linda Ronstadt その1   Silk Purse

ウエストコーストの歌姫、リンダのソロセカンドアルバムです。今まで取り上げなかったのはリンダはほとんど日本盤のバーゲン品ばかり買っていて(特にオリジ買う必要はないと思っていました)なかなか記事にする気がならないナー。と思っていたところ、
ひょんなことでオリジのこれが手に入っての初めて記事にします。

リンダの凄い所は自分で曲はほとんど作りませんが彼女の取り上げる楽曲のセンスの良さ、無名のアーティストを取り上げ有名にしたり、過去に埋もれた先人の楽曲を取り上げその時代に合った歌唱方で新たにリバイバルさせたり。インダブリーダー(解釈歌手)としての才能はほとんど天才的です。

しかもロック歌手としても時代に敏感にその時代に合った(または自分のやりたい事を押し通し)音楽を提供し続けた事は称賛に値します。


デビューのストーンポニー時代はフォークロック、ソロからはカントリーロック、普通のロック、パンクっぽいのとか、ジャズ、メキシコ系音楽、オーケストラとの共演、子守唄等、枚挙に遑がないです。まさに変幻自在の歌姫。ちなみに恋歴も変幻自在(笑)
そこら中の有名人と浮名を流します。ジョニミッチェルといい勝負です(笑)。


かすかに胸ポチの判る意味不明のジャケです(笑)



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何を意味するのか?さっぱり謎なので翻訳ソフトで調べたところ、Silk Purseというのは「絹の財布」という意味だそうです。
さらに調べると、英文のことわざにこーいうのがありました。
「You cannot make a silk purse out of a sow's ear」 豚の耳から絹の財布はできない。ということわざ。これはどーいう事かというと「品質の悪いものから品質のいいものはできない」という事らしいです。


じゃ何か?このリンダのレコードは良くないという事なのか?



まぁどーでもいいですが、間違いなくこの格言からこのジャケが生まれたものと思われますが、でも、リンダが豚と一緒に戯れているこのジャケ。
よく彼女が納得したもんだ、と思います。




所でリンダの顔立ちは「ぽっちゃりした鼻」が特徴です。アメリカ人はこーいう鼻の女性がたぶん好きなんだと思う。ロックスターで他には、やはり歌姫、妖精などと揶揄された、スティービーニックスも同系統の鼻ですわな(笑) (ちなみにスティービーは名古屋観光ホテルで10センチまで接近遭遇したことがある・・・自慢)


そんな話どーでもえーわ、という方。

はい次。そしてこちらが裏ジャケ。



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もーちょっとまともな写真は無いんかい(怒)



どーやらキャピトルは本気でリンダを売る気が無かったのでしょう、こんなジャケだから愛想尽かして彼女は、この後アサイラムに移籍してスーパーになっていくのです。


肝心の音の方ですが、ソロデビューアルバムではカントリー風だったらしいけど(まだ聴いた事ないんです)ここから本格的にナッシュビル録音で、バックはエリアコード615の面々。プロデューサーはジャニスの助言からエリオットメイザーになります。

ここからヒットナンバーも生まれグラミーにもノミネートされ、さらにカントリーの大御所である、ジョニーキャッシュにも気に入られ彼のTV番組に4回も出演するのです。このアルバムはカントリーからカントリーロック的なスタイルになります。



曲順です
A面
-1 Lovesick Blues
-2 Are My Thoughts With You?
-3 Will You Love Me Tomorrow?
-4 Nobodys
-5 Louise

B面
-1 Long Long Time
-2 Mental Revenge
-3 I’m Leavin it All Up to you 
-4 He Dark The Sun
-5 Life Is Like A Mountain Railway

A-1 ハンクウィリアムスで有名な曲。この歌はストーンポニーズ時代からやってい
  たと思います。サビでガナるとこなんかすでにリンダ節全開。

-2 カントリー風バラード、ここでも後年のデスペラードなど取り上げる事が予感
  されそうなナンバー。素晴らしい出来です。

-3 キャロルキング&Gゴーフィンの曲、もちろんタペストリーに入っている曲で
  す、キャロルはピアノの弾き語りに対してリンダはカントリーロック風。
  どちらも素晴らしい、のちにノラジョーンズがジャジーにやりますが、これま
  た素晴らしい。原曲が素晴らしいっー事ですな。
  ちなみにこのアルバムは1970年発、キャロルのタペは71年。本家よりも先に
  取り上げていた事になるのかな?

-5 アコの弾き語りで歌われる有名な曲。誰か判りませんが二人でのハモがいい
  です。

B-1 大ヒットしたこのナンバー、やはり歌のうまさは格別。この曲だけ飛び抜け
   ているようです。
-3 どカントリーです、リンダが歌うと、ドはまりです。

-4 バニーレドン&ジーンクラークの曲、これもいろんな人が歌ってますが、
   リンダが歌うとピカ一です

全体にカントリーロックなのですが、じっくり歌い上げる楽曲はやはり素晴らしすぎる。この後のリンダ大ブレイクの予感が漂います。



レーベルです、キャピトルのライムグリーン、オリジナルです。


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ST-407 マトはA面4 B面3   STARINGとLHの刻印があります。
LHというの有名なカッティングエンジニアのLee Hulkoのイニシャルです。


この後リンダはアサイラムに移籍、JDサウザーと付き合いその関係か?バックに後のイーグルスになるメンバーをバックに従えビッグになって行きます。そういえばミックジャガーとも付き合ってます(前回のカーリーサイモンもそうだった)
ミックめ 羨ましすぎるぞー

話がまたまたそれましたが、僕的にこの後のヒットアルバムよりもこのセカンドが一番聴きやすくてNo1なのです。それはまだあどけなさも残り無垢なリンダロンシュタットが楽しめるからかも知れませんねー。


購入金額    1500円程


購入レコ屋   グレイテストヒッツ


参考文献    レココレ2010年7号















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by naruru-kato | 2017-10-28 05:53 | Linda Ronstadt | Comments(2)

Carly Simon その3   Playing Possum

カーリーサイモンの5作目、1975年作のPlaying Possumです。翻訳ソフトで調べると「空寝、死んだふり」などと出てきますがなぜか邦題は「人生はいたずら」。
ジェームステイラー(以下JT)と結婚しHotcakesという幸せ感満載のアルバムを出し子供を産んで母親になった時のアルバムです。

このエロいジャケ写真はノーマンシーフが撮っています、本当にこの人は白黒っぽい写真が素敵です、この他にはガスリートーマスのファーストとかも同じモノクロ感で素晴らしいのです。

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大ヒットしたNo Secretsでは有名な胸ポチジャケで天真爛漫なアメリカの女子学生風の写真でしたが、今回はぐッーと大人の色気で迫ります。本作のあとBoys in the Trees、Torchといったアルバムで気合いの入った色(エロ)気ジァケが後に続きます。
ちなみに僕はジャズのスタンダード集のTorchをかなり好んで聴きますが、それはまた後日。


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裏ジャケです、多少ぼやかしている個所がリアルにくっきりと見てみたいもんです。(変態かっ・・・)


ところで、このアルバムは日本盤ワーナーP8000番台で非常に素晴らしいくっきりとした輪郭の音が楽しめるのですが、ひょんなことからUSのQuadraDisku(4チャンネル盤)を入手しました。


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そのいきさつは、先月行きつけの名古屋市覚王山のSORCさんに遊びに行った時、新入荷のコーナーにこれがあって、比較的安価(英世1枚でお釣りがある程度)だったため日本盤と比べたいので買います。とオーナーのOさんに話したところ「これ差し上げます」と言われました。「?」どーいう事?と聞き返すとOさんは「実は先日、naruruさんのブログを見て、うちに関西から来てくれたお客様がいて、たくさんレコを買ってくれたので、間接紹介料という事でお礼がしたい」と言われるではありませんか。「えっー」そんな嬉しい事があったのですか! 

お礼に商品のレコをプレゼントしてくれるなんて! 覚王山のSORCさんはなんという素晴らしいお店なんだ!

という事で遠慮なく頂いてきちゃいました(笑) それがこの4チャンネルのレコです。


早速聴き比べました。しかし、音のレベルが日本盤とかなり違い(ボリューム2目盛り程低い)日本盤と比べても多少見劣り(音劣りというのか?)するのです。

でもこれは4チャンなのです、僕のステレオでは真価を発揮していないのです。本当に比べるのなら4チャンのシステムにしなければなりません。
しかし、今以上オーディオにお金掛ける気はとーぶんないので、本当の聴き比べはいつになるか判りません。その時までこのレコはサブラックに入れておこうと思います。


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歌詞カードとクレジット。このアルバムはJT人脈だけにとどまらずカーリーの独自の人脈でしょうか?沢山のミュージシャンが参加しています。主だったところでは。
ギター。リーリトナー、アンドリューゴールド、ジェフバクスター、スヌーキーピート、もちろんJT。
ベース。クラウスボァマン、ウィーリーウィークス、リースカラー。
ドラムス。リンゴスター、ラスカンケル、ジムゴードン、アンディーニューマーク。
ピアノ。Drジョン。管弦楽も有名人(あんまり知らないんで・・汗)
コーラスにリタクーリッジ、キャロルキング、アビゲイルヘイネス(ジョーママ)
など。スティーリーダンかっ(笑 最近聴きまくってるもんで)


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相変わらず口のデカイ歌詞カードの裏側の写真。顔の半分が口というイメージかな、ちなみに最新のカーリーの写真を見たらこのデカさが災いして凄い事になってました(涙)見なければ良かったよ。


曲順です
A面
-1 After the Storm
-2 Love Out in the Street
-3 Look Me in the Eyes
-4 More and More
-5 Slave
B面
-1 Attitude Dancing
-2 Sons of Summer
-3 Waterfall
-4 Are You Ticklish
-5 Playing Possum

A-1 いきなりピアノがジョンのイマジンっぽいのイントロ、その後アルトサックス      
   が入る。カーリーの声は管弦楽に凄く合うと僕は常々思っているのです。 
   (だからTorchを良く聴くのです)曲の感じはいかにもカーリー節です。
  
-2  抜けのいいアコのイントロ、これはアンドリューゴールド。コーラスはリタ

-3  JTのアルペジオのイントロがいいです。サビ前のウーハモのマイナーコード
   ここがこの曲のポイント。コーラスをやってみると判りますが、これはもの
   凄く難しいです(僕的に)

-5  ここもサビがいかにもカーリー節。ここではリタとキャロルキングのコーラ   
   が聴けます。同じマイクで同時にコーラスつけてたら凄い組み合わせですね
   -。

B-1 このアルバムで一番彼女っぽいナンバー。コーラスで全く違う歌詞で歌われ
   ていて、ここではキャロルとアビゲイルのコーラスです。
   考えてみればこの二人の共演というのはダニークーチ関連で凄く面白い。

-4  ピアノの弾き語りでジャズっぽいアレンジです。

-6  最後に表題曲、コーラスにJT。すこしカントリータッチです。

今回はこれと言った決定的な出来の曲は見当たらないのだけれども、カーリーサイモンの楽曲って必ず彼女の曲だと判る仕掛けがあるのです。
上手く言葉で説明できませんが、メジャーコードから突然マイナー7thまたは9th系のコードが入るコード感とかサビの転調とかで必ずすぐに分かります。これはローラニーロにも通じる所ですが、やはり有能なミュージシャンは違いますね。

レーベルです

日本盤

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US QuadraDisku

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比べてみました。


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左US QuadraDisku、右日本盤ワーナーP-8567

送り溝の幅がまるっきり違います!これは何を意味しているのか?
さっぱり判りませんけど。


このアルバムも当然売れてUSベスト10入りはしましたがシングルは伸び悩みました。これ以降プロデューサーのリチャードベイリーと決別しテッドテンプルマンと組みバックもドゥービーを中心にしたアルバム、スタッフなどのフュージョン系などのアルバムと続きジャズのアルバムに向かって行きます。さらにその後は・・・あまり聴いていないので良くわからないですが、大ヒットは無かったかも。


僕にとってのカーリーはやはりジャケで買ってしまうミュージシャンかなー


購入レコ屋  日本盤    忘れました。
        US QuadraDisku  SORC

  
購入金額   日本盤    たぶん1000円程
        US QuadraDiskuk プレゼントで頂きました!


       
           








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by naruru-kato | 2017-10-21 16:51 | Carly Simon | Comments(4)

The Byrds その5  Younger Than Yesterday  

いまだにトムペティーの死を引きづっています(仕事はふつうにし、その他も普通に何事も無かったかのように生活していますが、 当り前だろう)
でも、日中の車の中では(仕事で車移動が多いので)トムのライブCDを良く聴いています。Pack Up The Plantation: Live! です。
このライブのオープニングはザバーズのSo You Want To Be A Rock & Roll Star
トムはバーズフォロワーで知られています、ソロアルバムではI'll Feel A Whole Lot Betterを完コピでやったりもしてますからねー

という事で、そーだ今回は久しぶりにバーズで行こう! ということで前回同様前置きが長くなりましたがザバーズの4作目のYounger Than Yesterday 邦題は「昨日より若く」です。


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前作途中でジーンクラークが抜け4人となったバーズです、ジーンが抜けた事によりクリスヒルマン、クロスビーが大きくフューチャーされて今までのイメージとは多少違います、が、前作の続きのスペースロック、またはラーガロック路線(だいたいなんやねんこの名称)を継承しつつ、フォークロックからロックバンドに変化していますねー。


今回はクリスヒルマンが4曲も作っています。クラレンスホワイトもストリングスベンダー付きのギターで参加。来るべきカントリーロックの伏線になっています。
クロスビーは3曲、完全に今までのバーズのフォークロック路線とは異質なルーラルな雰囲気の曲を持ち込み、マッギンのフォークロック、ヒルマンのカントリーロックと三者三様の音楽性が絡み合い非常に面白いアルバムとなっています。


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ビートルズのリボルバーの影響もかなり受けている印象でテープの逆回転などもありひとつ間違えば散漫なアルバムになる所をプロデューサーが上手くまとめた印象があります。
裏ジャケもなんとなくそれっぽい(笑)。


曲順です。
A面

-1 So You Want To Be A Rock 'N' Roll Star

-2 Have You Seen Her Face

-3 C.T.A.-102

-4 Renaissance Fair

-5 Time Between


B面

-1 Everybody's Been Burned

-2 Thoughts And Words

-3 Mind Gardens

-4 My Back Pages

-5 The Girl With No Name

-6 Why

A-1 トムペティーが完コピしているナンバー。当時大人気だったレコード会社に
   造られたモンキーズを強烈に皮肉っていることは有名です。
   ロックスターになりたければエレキを少し練習し、細いパンツを履き、髪を
   染めればOKさ みたいな事を歌ったいます。

-2  いままでのフォークロック路線にふさわしいナンバー、ジーンクラークが
   作ったのでは?と思えるようなメロディー。ヒルマン作です。

-3  宇宙人からのメッセージを表現している曲。今聞くとあんまり意味ないね   
   (笑)

-4  クロスビー作、その後のCSNにも通じる奥深いコーラス、大出世するだけの
   事はあるなぁー

-5  ストリングスベンダーのご機嫌なカントリーリック、はもちろんクラレンス
   ヒルマンはすでにカントリーロックの到来を予測していたのでしょう。

B-1 いきなり奥深い英国風フォーク路線のようなクロスビーの曲。こーして聴いて
   いると、ヒルマン、クロスビーは時代の流れを確実につかんでいるようです

-2  リボルバーのビートルズを意識したようなAメロからまったく変調するBメロ
   別々の曲をくっつけた印象があります、途中の良くわからないソロ部分はテ
   -プの逆回転を使用。トゥモローネバーノーズの世界です(笑)

-3  前作で開花(笑)したラーガロックを継承したようなクロスビーのナンバー
   ジョージハリソンっぽいな(爆)


-4  お約束のディランのナンバー。これぞバーズ(笑) いかにもマッギンの選び
   そうな曲。この曲に限って言えばもうこれはバーズの曲です。という印象。

-5  ヒルマン作のカントリーロック。この後グラムパーソンズを迎える予感が
   するナンバーです。

-6  最後にマッギンがいかにも彼らしい曲で対抗。12弦のソロがいかにもバーズ
   っぽい。


全体の印象はヒルマン、クロスビー大活躍。といった感じでロジャーマッギンの印象はMy Back Pages にとどまるだけになっていますが、それでもこの1曲で流石バーズというところに落ち着いています(あくまで僕の個人感想です)


レーベルです。


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ステレオですがオリジナルのコロンビアの360°ツーアイ。


バーズ(ロジャーマッギン)とトムペティといえば、やはりボブディランの30周年記念コンサートにつきます。


コンサートの後半ニールヤングのMCで出てきたトムとハートブレイカーズはまず「ライセンストゥザキル」を渋く歌い上げ次に「雨の日の女」をはねるように歌います。そしてトムのMCでロジャーマッギンが登場。ハートブレイカーズをバックにこの日はマッギン以外はこの曲を歌えないであろう「Mrタンブリンマン」を歌うシーンは感動的でありました。そして最後の大団円ではMy Back Pages をロジャー、トム、ニール、(クラプトンの最悪のソロ)クラプトン、ディラン、ジョージ(ニールの最高のソロ)と続く豪華絢爛絵巻。これはロックの歴史そのものです。何度見ても涙が出ます。ちなみにクラプトンのソロは最悪としましたが、この時期のクラプトンはミッドブースト付きのストラトで、あの音はストラトの音色じゃないよなー。と僕は常々思っていますがどーでしょう?

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この後バーズはクロスビーも脱退。カントリーロック路線に進み怒涛のメンバーチェンジを繰り返しながらしぶとく生き残ります。僕的にはどの時代でもやはりバーズはバーズで(ようするにロジャーマッギンがいる限り)大好きなんですよねー。


購入レコ屋   SORC

購入金額    3200円程









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by naruru-kato | 2017-10-13 19:11 | The Byrds | Comments(4)

Leon Russell その1    Same

大好きなトムペティーが突然亡くなりました、前週まで40周年記念ライブをやっていたのにいきなりです、信じられません。今年一番のショッキングな出来事です。

しかし、トムのレコは一枚も持っていなくて(すべてCD)急遽取り上がることもできません。
ディランとのジョイントのコンサートの時の僅かな持ち時間のトムはメチャかっこよかった。

そんなわけで今回はトムの才能を見抜き、シェルターよりデビューさせたリオンラッセル。
かなりメチャな展開ですがトムの死はそれほど僕に動揺を与えているのです(汗)
ちなみに日本語では「レオン」が一般的ですが英語だとどーしてもリオンと聞こえるのでこの表記にしております。

へんな前振りから始めてしまいましたが、本来は昨年のリオンの死の時に真っ先に取り上げなければいけなかったのですが、この名盤は日本盤しかもっていなかったのです。どーせ取り上げるなら「戦争の親玉」が入っているUSオリジが手に入ってから・・・と思っていました。
今年に入りようやく安価でゲットできたのでいずれ取り上げようと思っていましたが、まさかトムの死でこのように取り上げるとは思ってもみなかった。


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かなりリングウェアが入っていますがシェルターのオリジです。ソロデビュー盤としてはかなりのインパクトあるジャケ。


ちなみに日本盤と比べるとLeon Russellの文字の大きさがかなり違います。日本盤には「戦争の親玉」は入っていません。


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左USオリジナル   右 日本盤


僕がリオンを知ったのはジョージのバングラデシュコンサート(以下バングラ)。LPが先か映画が先かは忘れましたけど、どちらにせよその時です。この時初めて存在を知った人は多いのではないでしょうか?


しかしカーペンターズのカバーで有名曲は知っていたので「この人の声も」カレンカーペンターのような綺麗な声なんだろうと思っていました。そして初めてこの人の声を聞いた時の驚きはたぶん凄かったと思います。
ある評論家の紹介文にありましたが、「いきなり首根っこ捕まえられて泥沼に引きづり込めらるような声」と書いてありました。まさに的を得た的確な表現です。



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裏ジャケ、このアルバムはイギリスで録音され、ゲストにはクラプトン、ジョージ、リンゴ、クラウスボアマン、チャーリーウッツ、ビルワイマン、スティーブウィンウッド、など、スワンプ人脈からはジムゴードンくらいで起用はそれほど目立っていません。



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僕が思うにリオンはかなりの策士であったと思います、マークベノとのユニット「アサイラムクワイヤー」を不発で終えますが、その後デラニー&ボニーのフレンズに参加、イギリスのプロデューサー、デニーコーデルとここで親しくなり(たぶん)デニーからジョーコッカーのプロデュースの依頼され、リオンの作品である「デルタレディー」がヒットします。


その後ジョーのUSツアーでは、まとめ役を行い大量のメンバーもほとんど集め「マッドドック&イングリッシュメン」という名前でツアーに出ます。実質上ジョーコッカーのUSツアーを乗っ取った形になり「リーダーはリオンでジョーは歌わせてやってる」ようなイメージでツアーを終え、リオンの存在をアメリカで広めこのソロアルバムを発表するのです。
(LP発売の順番はリオンが先かマッドドックスが先かは不明)



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そして、次にジョージのバングラにも出演しここでもスワンプ系ミュージシャンをプロデュース、コーラス隊(ドンニックス&クラウディアレニア夫妻、マーリン&ジェニーグリーン夫妻)カールレイドル、ジムケルトナー、ジェシディビスなどを引き連れ、自分のコーナーでは3曲の組曲で大爆発、ボブディランのコーナーではジョージとともにワンマイクでボブにコーラスを付けるという、破格の扱いで一気に有名になっていくのです。いっそのこと政治家を目指せば良かったかもですねー(笑)



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それにしてもバングラでのジャンピンジャクフラッシュの強烈な事よ(笑)。
二枚の写真はバングラの写真集より。




シェルターレーベルは社長デニーコーデルと共同で造りましたが実質は副社長のリオンの音楽人脈で集められたようです。有能であるが大手レコード会社と契約できない無名なアーティストの救済(シェルター)レーベルで、JJケール、ドンニックス、アランガーバー、フィービスノウなどが契約しています、そしてトムペティー&ハートブレイカーズもここからデビューしたのです。



曲順です
A面
-1 A Song For You
-2 Dixie Lullaby
-3 I Put A Spell On You
-4 Shoot Out On The Plantation
-5 Hummingbird
B面
-1 Delta Lady
-2 Prince Of Peace
-3 Give Peace A Chance
-4 Old Masters
-5 Hurtsome Body
-6 Pisces Apple Lady
-7 Roll Away The Stone



A1 いきなり流れるようなピアノのイントロ、これはロックのアルバムなのか?と思った瞬間
  あの声が・・・ なんというオープニングなんだ(驚) いきなり金縛りにあいそうになる。
  カーペンターズで慣れ親しんだ人にはこれがオリジナル、といわれても困ってしまう事で
  しょうねー(笑)

-2 これもリオンの代表曲となっていく曲、スライドはジョージではないだろうか?

-5 アコのドロドロしたイントロから、またドロドロの声(当たり前だけど)1曲目で引きづ
  りこまれ、ここで永遠に逃れる事が出来なくなりそうになる(笑)

B-1 ジョーコッカーがヒットさせた曲、ジョーのバージョンも同じ系の声なので同じように
   聞こえる(笑)

-2 イントロのギターがかっこええです、エレキのオブリガードはクラプトンっぽいなぁー。

-3 これは完璧にゴスペルです、スタジオで適当にセッションしたそのまま、という感じ。

-4 アメリカ国家のメロディに乗せてディランの「戦争の親玉」を歌っています。ディラン
   からクレームがありセカンドプレスからは外されます。

-7 これも有名な曲です、しかしリオンの曲ってみんな同じに聞こえるのは僕だけだろうか?
   このギターは絶対にジョージだと思うんだけど


捨て曲風なのもありますんで,自分の気に入ってるナンバーのみの紹介でした。




レーベルです、映画スーパーマンの方からクレームが来た卵にSマーク。



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この後、最高傑作のセカンドアルバムLeon Russell and the Shelter People、非常に売れたサードアルバムのCarneyを発表、3枚組のライブと怒涛のドロドロ快進撃を続けますがシェルターを離れる1974年くらいにスワンプも下火になりリオンの怪人パワーも下がっていくような感じですね。(くどいようだが、やはりここらで政治家に変わるべきだったかも)




リオンも亡くなりトムも亡くなり今頃は二人で未発表のアルバム(実は録音はされている)の再演でも天国でしていると良いのですが。




購入レコ屋  USオリジ    ヤフオクのどこかのレコ屋

購入金額   1000円


日本盤は忘れました(すでに友人に譲渡)



 












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by naruru-kato | 2017-10-07 18:34 | Leon Russell | Comments(2)

Marshall Tucker Band その2     Same

秋になりました、あとわずかで10月。冷え込んでくる夜も多くなりました、こんな時期はやはりブリティシュトラッドがイイのですが、今回は置いといて、秋にもっともふさわしくないサザンロックバンド(笑)であるマーシャルタッカーバンド(以下MTB)のファーストアルバムです。なんとなくですが今週良く聴いたのです。オールマンの次にキャプリコーンが仕掛けたこのMTBですがブルースベースのオールマンとは違いカントリーベースのMTBの方が僕的には実は聴きやすいのです。前回はいきなり最高傑作のサードアルバムであるWhere We All Belongを取り上げましたが本来なら今回のファーストから順番に行きたかったのですが、なにぶんオリジがなかなか手に入らなくて(汗)。ようやく手に入った訳です。

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邦題は「キャロライナの朝焼け」、たしかにそんな感じなんだが、僕はこれは夕焼けではないだろうか?と思っています。実は僕は毎朝、日の出前後にランニングしているのですが、日の出前の空はもっと白いのです。このように青い空が残っているのは夕焼けの方が近いと思います。夕焼けと言えばやはり秋空。という事で今週はこのアルバムを聴いていたのです。もちろんノースキャロライナはどうか知りませんけど(笑)


裏ジャケもほぼ同じデザイン。

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広げるとこんな感じで雄大なノーズキャロライナの絵が描かれています。


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この馬に乗ってフィドルを弾いている人は、その後出世してサカンドアルバムではアルバムの表ジャケでメインに描かれます(爆)ちなみのこの絵を描いた人はJames Flournoy Holmesという人でオールマンの「イートアピーチ」の内ジャケのあの不思議な絵を描いている人です。


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その後の作品は未確認ですが、オールマンのトレードマークの「きのこ」も彼の作品かも?(それよりなんでオールマンがきのこか良くわからんが)




ちなみに馬に乗ってフィドル、というのは非常に危険ではないだろうか?突然馬が暴れだしたら振り落とされるぞー。と素朴な心配もしてしまうファーストとセカンドアルバムです。(どーでもいい事ですが)


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ゲイトフォールドの内側、メンバーの写真、向かって左からギターのToy Caldwell  ボーカル Doug Gray  ベースのTom Caldwell  ドラムス Paul Riddle サイドギター George McCorkle サックス、フルートなどの Jerry Eubanksです。



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このアルバムは本国USAでは時代の波に乗ってかなりヒット(全米29位)しました。その後ライブで定番となる曲も多く含まれています。しかし日本では名前だけは通っている気がしますがさほど売れなかったのではないかな?

しかしバンドは息が長く、トムとトイの兄弟が亡くなってしまいますがボーカルのダグだけが最後まで残りメンバーを補充しながら1999年まではアルバム作成しています。今はどうなったかさっぱり分かりませんが(汗)20枚以上のオリジナルアルバムを発表しベスト盤はダブルプラチナムを獲得しています、後年はロックよりもカントリーチャートのほうで売れていたようです。いずれにせよカントリー好きな国ならではの音楽形態で息が長かったのでしょうね。
(まぁ なんだかんだといってもオールマンも同じように続けましたからね)


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録音はもちろんキャプリコーンスタジオ、プロデューサーは専属のポールホーンズビー、キャプリコーンの王道路線です。ゲストにオールマンからジェイモー、ウェットウィリーなど。


曲順です
A面
-1 Take It The Highway
-2 Cant You See
-3 Losing You
B面
-1 Hillbilly Band
-2 See You Later Im Gone
-3 Rammblin
-4 Abs Song


A-1 デビューアルバムの最初の1曲目としては上々の出来、中間部のフルートのソロが「俺
   達はオールマンとは違うぜ」と鳴っている気がします、もしかしたらジェスロタルの影
   響を受けていたりして(考え過ぎか?)   
   そしてトイの親指だけのフィンガーピッキングによる味わいあるギターソロ。これでも      
   か、これでもか、のデイブメイスンばりの3連譜。完璧な1曲目です。

-2   アコとフルートのイントロが渋い、この曲はトイがボーカル、1~2曲目はライブでも定
   番になっていきます。

-3  前2曲の興奮(笑)を鎮めるようなカントリーフレーバーなナンバー。ペダルスチールが
   イイ感じ。

B-1 ミディアムファースト的なカントリーというかフィドルがブルーグラス的な味付けを
   しています。ここではトイがチッキンピッキングをやっています。

-2  落ち着いたカントリーバラード系のナンバー。特にどう、という事は無いですが、サビ
   の部分が好きです。

-3  この曲もライブでは定番の大盛り上がり大会になる曲。超前ノリドラムに乗ってトイの
   ギターソロが炸裂、ライブではみんな踊りだしてしまいそうなナンバー。
   しかしこの人、なんで親指だけでこんな流れるようなフレーズが弾けるんやろー?
   不思議だ。後半のボーカルとの掛け合いも見事です。

-4  これも最後にふさわしいしっとりしたアコ主体のナンバー。


レーベルです、キャプリコーンのマーブル、土の匂いがするオリジです。




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カタログNo0112  マトはA1 B2です。

ちなみにオールマンの大ヒット作「Brothers & Sister's」の品番がひとつ前の0111です。

たぶんオールマンの相乗効果で売れたのでしょうねー。



MTBはこの後アメリカではかなりヒットを飛ばすも日本では知る人ぞ知る。という感じです。


だから日本公演もありません(たぶんですが)でした。


DVDで映像を見たことがありますが、やはりアメリカではかなりの人気のようでした。一度見てみたかったですね、せめて日本でもコピーバンドでもあればなぁー


購入レコ屋   ヤフオク  個人の出品者

購入金額   1000円








  

   
   
   
   







 




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by naruru-kato | 2017-09-28 20:44 | Marshall Tucker Band | Comments(4)

大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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