アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Cass Elliot(mama cass) その2 ..... Cass Elliot

ママキャスはダンヒルを離れRCAと契約します、ダンヒルがもっとポップなアルバムを要求するのに対してママキャスは大人の歌、ポピュラーソングを歌いたいという意思があり決別したのです。

そして新規一転タイトルもCass Elliotだけです、僕の予想ではもうママキャスという通称名はNGにしたいと思ったのではないでしょうか?本名がエレン・ナオミ・コーエンなんでどうしてキャスエリオットなのか?調べたらWikkに書いてありましたので割愛。

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非常に残念ですが、プロモステッカーがアルバムタイトルにかぶっております。(涙)
もう少し気を使って欲しいですよ、せめて左下とか。ママキャスにしては非常に美しいこのジャケが台無しですわ。


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大体この人のアルバムジャケはろくなのが無い(笑)。さらにいえばママス&パパスのジャケもたいしたのが無い。と僕は思っているのですがどーでしょう?


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裏ジャケです、こちらは貫録十分。思わず「どちらの部屋(相撲)の方ですか」と言いたくなるような全体写真。まぁこの人はこの体形も武器にしていたようだから(バラエティ&トーク番組とかにも出ていたそうだし)いかにもアメリカ人受けしそうな人ですね、しかも歌は抜群にうまいし。


ゲイトフォールドの内ジャケです。


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参加メンバー、歌詞などが親切丁寧に印刷されています、バックの写真は意味不明。バック陣はものすごく多くの人が協力しています。有名どころではギターのラリーカールトン、キーボードにビーチボーイズのブルースジョンストン。その他はあまり知らない人ばかりですが総勢30人は居ます。

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全体の印象はまさに上質な大人のポピュラーミュージック。フォークロックの域を超えてオールジャンルを歌えるただ単に歌手。という感じかな。


今のところママパパ、ソロ含めて全作品の中で一番落ち着いて聞くことができます(この次のアルバムは未入手)取り上げている曲がいいんですよー。


曲順です
A面
-1 I'll Be Home    (Randy Newman)
-2 Baby Im Yours (Van McCoy)
-3 Jesus Was a Cross Maker (Judee Sill)
-4 That Song (Bill Dean)
-5 When It Doesn't Work Out (Leah Kunkel)
B面
-1 Ill be there (Bobby Darin)
-2 Disney Girls (Bruce Johnston)
-3 I Think Its Going to Rain Today (Randy Newman)
-4 Cherries Jubilee (Marilyn Messina)
-5 All in The Game (Carl Sigman Chares Dawes)

A-1 ランディーニューマンの凄く美しい曲。メリーホポキンの為に作られた曲。後半にかけて見事に歌い上げています。ストリングスも盛り上がります。

-2 ハッスルでヒットを飛ばしたバンマッコイの曲。

-3 この曲、一発でノックアウト。ジョディーシルという人は名前だけは知っていましたが(なんといってもアサイラム第一号の配給ですから)曲は知らなかったのです。そしてシルの全曲をYouTubeで聞いてどーしてもアルバム欲しい!と思ってヤフオク、なじみのレコ屋で頼んでいますがなかな希望価格で手に入りません。
そこでもやはり欲しいNo1なのです。話が脱線しましたが、キャスのカバーも素晴らしいです。

-4 セカンドシングル。フランス映画に似合いそうな、そんな曲です。これも歌がいいです

-5 渋いピアノのイントロ、実の妹レアカンケルの曲をじっくり歌い上げます。
捨て曲は無し。 すべて素晴らしい。

B-1 いかにも上質なポップナンバー

-2 さすがビーチボーイズ、そんなコーラスから始まります。初夏の海辺で聞いていたい、気だるさ感も凄くイイです。

3 これもランディーニューマンの曲、ベースラインが非常に気持ちいい

-4 アコのイントロがこれまた気持ちいい。美しい曲です

-5 最後はアルバムを締めるのにふさわしい曲、映画のエンディングにも使われそうな曲で幕を閉じます。


レーベルです

RCAのDynaflex ペランペランの厚み。

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Dynaflexはどれもこれも薄く作られているそうです。


ロックのジャンルでは決してないと思うこのアルバムです。しかし、大人しか出せない見事な歌唱力。この人の作品はもっと沢山聞きたかったですね。



購入レコ屋  ナカシマレコード

購入金額    2000円くらい











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by naruru-kato | 2017-06-17 19:20 | Cass Elliot | Comments(0)

Ian Matthews その2 PLAINSONG/In Search of Amelia Earhart

イアンマシューズがソロ2作発表したあと、アンディーロバーツ達と結成したプレインソングの72年に発表されたIn Search of Amelia Earhartです。ひとまずカテゴリー的にはイアンマシューズの中に入れました。邦題は「処女飛行 女性飛行士アメリア・エアハートを称えて」という長いタイトルのようです。

この1枚でこのグループは解散(90年代に一度再結成されています)しますが、このアルバムはイアンマシューズ関係ではかなりの出来の良さ、ブラックホークの99選にも選ばれているのです。アルバムの内容は世界で初めて飛行機で大西洋横断した女性パイロット。アメリア・エアハートに捧げられています。日本では全く無名ですがアメリカではリンドバークと同じくらい有名で、誰でも知っている国民的ヒロインであるアメリアですが、1937年に世界一周にチャレンジし太平洋上で消息を絶ち帰らぬ人となったという事です。


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いかにもそれらしきジャケです。ジャケ及び背にはPlainsongの文字だけ、アメリア・エアハートのいかにも空軍っぽい頭文字のマークが輝いています。ロッキードL-10エレクトラがいかにも遭難しそうな高度で書かれています。



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この人がアメリア・エアハートです。なぜイアンがこの女性の事をテーマにこのアルバムを作ったのかというと、Amelia Earhart’s Last Flight という曲を知ってこの物語をステージでやってみたい。と語っています。


プレインソングのメンバーはイアンマシューズ ; g, vo アンディーロバーツ ; g, vo
デイブリチャーズ ; g, vo ボブロンガ ; b, vo ここにドラムがゲストに入っています。フェアポート組のマタックスも参加しています。最初はリチャードトンプソンも一緒にやっていたようです。



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ゲイトフォールドの内ジャケ、ひ左にアメリア、そしてロッキード、さらにメンバーの写真。かなりカッコいいジャケです。


このバンドは何も前情報無しに聞くとどう聞いてもアメリカの少しカントリー好きな人たちのフォークロックバンド。としか聞こえません。イアンマシューズもアンディーロバーツも本当にアメリカが大好きなんでしょうねー。



僕的にプレインソングの位置付けは、この前のサザンコンフォートはいまいちだったのですが、このバンドは多少トラッドの香りがするし、カントリーの風味も満載だし。そこら辺りをユラユラあっちにいったりこっちにきたりしているような浮遊感があり凄く気にいった1枚です。



歌詞カードです。

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イアンの話では実はこのアルバムにはアメリアの事を歌ったのは2曲しか入っていない。との事なんですが、歌詞の内容を見ているともっと沢山あるような気がしますが英語判らないんで(汗) 日本盤も見てみたいですね。




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そしてこれが歌詞カードの表紙ですがアメリアの生涯が書かれているのですが(これはネットで翻訳されているのを見つけました)実は海に落ちたのではなく日本軍が占領していたマーシャル諸島に不時着し日本軍に捕えられその後サイパンに身柄を拘束されそこでアメリアは赤痢で死亡した。など興味深い事が書かれていてどれが本当か判らなくなりました。少し調べてみようと思います。


曲目です
A面
-1. For The Second Time
-2. Yo Yo Man
-3. Louise
-4. Call The Tune
-5. Diesel On My Tail
-6. Amelia Earhart’s Last Flight
B面
-1. I’ll Fly Away
-2. True Story Of Amelia Earhart’s
-3. Even The Guiding Light
-4, Side Roads
-5. Raider

今回は1曲ごとの感想は割愛しますがA面では-1 -6がいかにも英国風ですがあとは結構カントリータッチの曲が多いです。
B面ではやり-2が白眉でしょうか。-4、-5もイイですよー。アンディーとイアンの声が凄くに似ていてよくわからん所がまたいいです。たぶんその内判ると思います。

レーベルです。



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USエレクトラのプロモ白盤。


この後バンドはセカンドを作成にかかりますが途中で分解。イアンはアメリカに渡りソロになるのですが、UKでのソロの2枚、アメリカでの最初の2枚しか僕は持っていませんが、このプレインソングはその中でもベストな1枚です。USに渡ってからはヒットを狙ってのカバー曲のセンスの良さは認めますが、ロッド同様にあまりピンとこないんですよねー


購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    2500円













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by naruru-kato | 2017-06-12 07:37 | Ian Matthews | Comments(2)

The Allman Brothers Bandその6..... Win,Lose or Draw

非常に残念ですが先週飛び込んできた訃報。5月27日グレッグオールマンが肝がんのため急逝しました、69歳でした。ロックミュージッシャンの死、というものは常に冷静に受け止め「これから何を生きがいにして生きていけばいいのだ」と大騒ぎすることも無く、単純に「そうか・・・」と思いその日一日喪に服しその人の作品を聞いたりすることにしています。だいたい僕の大好きな1965~76年頃に活躍した人はほとんど僕より15~20歳くらい年上なんで早く亡くなるのは自然の摂理ですからね。
(世界中で1~2人くらいは後をう追う人がいるかもしれませんけど  汗)


という事でその日は朝からずーとオールマン(ABB)を聞いておりました。今回取り上げるのは第一期のラストアルバムである1975年の作品、Win,Lose or Draw 。単純に直訳すると「負けても引き分けでも勝ちのうち」そんなところでしょうか?このアルバムはそこそこ売れましたけど(全米5位)評論家筋では評判はよろしくない。結果論ですが評判が悪くても売れたという事で見事タイトルと合致しております。素晴らしい(笑)


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ジャケです、真ん中のところが落とし込みになっていて凝っています。タイトル曲をイメージしたと思われる場末の酒場でのギャンブル風景でしょうか?



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全体像です、このジャケはABBの中ではフィルモアの次に好きですね。



写真では判りにくいのですが、落とし込み部分の写真、模様の所と段差がついています。


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ゲイトフォールドの内部、やはりタイトル曲はギャンブルの格言の一つなんではないだろうか?


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一般的にグレッグとデッキー(表記はリチャード)の仲が悪化し、さらにグレッグはシェールと結婚しほとんどLAでの生活になり(すぐ離婚しますが)なかなかキャプリコーンスタジオでメンバー全員集まらない状態で製作されたため全体に一体感が無く散漫な印象があります。



この中の2曲はブッチトラックス、ジェイモーらが参加していなくてプロデューサーのサンドリンらが代わりにドラムやっているとか(笑)




さらに前作でヒットを飛ばしたデッキーのカントリー路線も今回はイマイチな楽曲が多く評論家受けしなかった理由はよくわかります。グレッグがボーカルの楽曲はカッコイイですけどね。



昔のコンサートパンフを引っ張り出してみました。


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ちなみにABBは1991、92年と2回来日していて、初回は恒例の名古屋飛ばしされ神戸まで見に行きました。次の時は名古屋市公会堂で見ました。しかし2回ともほとんど記憶にない。(グレッグはその前、その後もソロできてます)
グレッグが髪の毛縛っていた事くらいしか覚えていません(汗)演奏した曲目もさっぱり判りません、何たることだ(泣)



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観客は男の人ばかりだったような気がします、当然と言えば当然か(笑)




曲順です
A面
-1 Cant Lose What you Never Had
-2 Just Another Love Song
-3 Nevertheless
-4 Win, Lose or Draw
B面
-1 Louisiana Lou and Three Card Monty John
-2 High Falls
-3 Sweet Mama


A-1はマディーウォーターズのカバーですが、グレッグのソウルフルな声が最高!
ABBのスタジオアルバムの1曲目ではベストではないでしょうか?
-2 デッキー節前回ではありますが、ブルーススカイとランブリンマンたして割ったような・・・ ただしこの2曲のような感動的なギターソロではなくあくまでカントリーマナーに乗っ取ったごく普通のソロです。

-3 グレッグのオリジナル、いかにもグレッグらしいですが、いまいちです。

-4 一番好きなタイトル曲。イントロのピアノがイイわー。以前ジャクソンブラウンのジーズディイズをカバーしたグレッグ、そのイメージなのでしょうか。バックのデッキーのギターもここでは最高に歌を引きたてていますね。

B-1 デッキーの楽曲、特に印象には残りません。

-2 前回のジェシカの再演を狙ったのか?長尺のインスト。しかもジェシカの倍はある14分弱。チャクリーベルのピアノソロも前作のような切れは無く(たぶんやる気無かったのだろう)ただ単に長い曲。そんだけです。

-3 最後もデッキー、これでB面すべてデッキーの歌です。もうほとんどソロ活動の延長、グレートサザーンの前触れとみなしてイイでしょうね。


レーベルです。

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ここからようやくおなじみに山羊マーク。この後再発では山羊が左向きになり可愛いイラストに変わります。 STRINGの刻印もありますが、これも前作同様にあまりイイ録音ではないかな。

カタログ番号CP0156  マトは両面とも1Cとなっています。



この作品の後、ツアーに出てライブ盤を一枚出しますが時すでに遅し。グレッグがローディーの麻薬疑惑で不利な証言をしメンバーの結束は崩れバンドは解散します。

その後再結成しますが時は80年代、完璧に時代の波についていけず3枚アルバムを出しますが最後の2枚はパットしませんね、僕も聞いたことないです。


そして、また解散し89年に悶絶スライドのウォーレンヘインズを入れその後ディッキーを首にし、あのデレクトラックスを加入させパワー復活します。



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もう今後はABBが復活することはないでしょう。サザンロックというロックシーンを作ったこのバンドもグレッグの急逝により終わりを告げるでしょう。



購入レコ屋    バナナレコードの催事 (どこの店かは不明)


購入金額     2000円くらい


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by naruru-kato | 2017-06-03 08:20 | The Allman Brothers | Comments(2)

Eagles その2     Desperado

ようやく、探していたオリジナルが手にはいりましたので紹介します。
アサイラムの白レーベルのオリジナルのデスペラード。この作品からグレンフライ&ドンヘンリーの黄金コンビの作品が作られます。実際の強盗集団である、ダルトン兄弟をテーマにしたコンセプトアルバム、初期のイーグルスの大傑作ですね(っーかイーグルスって第一回の解散までは駄作ないですけどねー。)

もちろんジャケはそのダルトン兄弟に扮しているわけですが、左からドンヘンリー、グレンフライ、ランディーマイズナー、バニーレドン(いまいちドンとランディーが自信ないがたぶんそうだろう)ざらざらのテクスチャーです。


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ところで、最近イーグルスが何かのイベントのトリを務める広告を見ました(もちろんアメリカで)。話によると亡くなったグレンの息子が代わりにやるらしい。(汗)なんかあまり見たくないですね。例えばZEPのドラマーがジョンボーナムの息子ジェイソンなのは許せるのだが、ロバートプラントの代わりなんて考えられんし、2010年のフェイセスの復活ライブのボーカルがシンプリーレッドのミックハックネルであったのもものすごく違和感あるし、つまりリズム隊は変わってもいいけどフロントは替えるなよ!というのが僕の気持です。だからイーグルスはもうやってほしくないんだけどなー。

話が思いっきりそれました。裏ジャケです。


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これも超有名な写真。ダルトン兄弟が捕まって死んでる?の図
この中にジャクソンブラウン、JDサウザーもいます, たぶん一番左がジャクソン。右がJDでしょうね。


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やっぱUPで見るとすでに撃たれてしんでますよね、これは(笑)


ちなみに以前から持っていたアサイラム70年後半のWマーク入り再発盤と比べましたが、音はほとんど同じ、ジャケの質感も同じでしたのでオリジが入って特に再発を所有する理由もないので売却しました。



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白レーベルのデスペラード なかなか出てこないんですよねー。



ちなみにオリジナルの黒いスリーブ。知らなかったのですが黒スリーブってアップルだけだとおもっていた(汗)


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曲順です
A面
-1Doolin-Dalton
-2Twenty-One
-3Out Of Control
-4Tequila Sunrise
-5Desperado
B面
-1Certain Kind Of Fool
-2Outlaw Man
-3Saturday Night
-4Bitter Creek
-5Doolin-Dalton (Reprise)/Desperado (Reprise)

A-1 あまりにも寂しいアコとハープによるイントロ、そこに今後イーグルスの声の代名詞になっていくドンのビターボイス。これほどこのコンセプトアルバムの幕開けにふさわしい楽曲があるだろうか?アルバムの裏ジャケの内容の歌詞です、という事でドン、グレン、ジャクソン、JDの共作なのです。

-2 バーニーの楽曲、歌も彼。バンジョーがイイですね。完璧なカントリーロック。
歌詞の内容はわかりません、コンセプトとは関係ないかも(笑)

-3 強盗を成功させて祝杯をあげている事を歌っているrock 'n' rollナンバー。

-4 今後のグレンのボーカルスタイルを象徴するようなナンバー。ライブでも定番ですね。グレン-ドンの共作

-5 あまりにも有名なタイトル曲。リンダやカーペンターズ、その他大勢のカバーがありますが、やはりドンヘンリーが歌うオリジナルにかなうカバーは無い。と言い切ります。イーグルスの楽曲の中では1,2位を争う名曲です。これもグレン-ドン。

B-1 ランディーのハイトーンボイスから始まります、逃げる毎日を歌っています。
間奏のギターソロはグレンです。
短いDoolin-Daltonのインストを挟み

-2 これはデビットブルーの作品。この頃のブルーはアサイラムでしたから仲間として楽曲を提供したのでしょうか?

-3 ドンの歌がいいですねー ライブの後半の定番です、4人の共作。サビの中間部、ランディーのソロがいいんですよー ランディー好きとしてはね(笑)

-4 バニーの渾身の楽曲かなー。最後の大強盗に向かう一味を描いた曲で、その結末を物語るような悲壮感が感じられます。最後のアコのソロギターが凄い。

-5 強盗が失敗に終わった事を歌ってます、A-1とシンクロしていますがバックのギターとかコーラスはだいぶ違います。マンドリンのソロを挟みエンディング。
ここのサビからの歌いだしのデスペラードの見事な事よ。コーラスも全く違いますが素敵です。この声を聞いてドンヘンリーを好きにならない人はいないのは?

最後、デスペラードと繰り返すコーラスでフェイドアウト。

素晴らしい内容でした、しかしセールス的にはあまり売れなかったようです。


レーベルです。

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アサイラムSD-5068  マトはA面がB  B面がEです。


この後バンドはオンザボーダーでシングルヒットを飛ばし、一気にスターダムにのし上がっていくのですが、初期の2枚のカントリーロックを軸とした2作は今聞き直すとものすごく良かったです(今更ですが)。


購入レコ屋   ナカシマレコード


購入金額    2800円








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by naruru-kato | 2017-05-27 18:26 | Eagles | Comments(0)

Joni Mitchell その4   Clouds

ジョニのセカンドアルバムでSSWの大名盤とも言われるClouds です、ほとんど一人で弾き語りでやっていて他の参加メンバーはクレジットにのっていません。がスティーブンスティルスがベースを弾いているのは有名な話です。

一般に初期のフォーキーな頃のジョニの最高傑作は4作目の「ブルー」というい事になりますが、自分的には次作の「Ladies of the Canyon 」が一番好きです。特にB面の金縛りにあうような緊迫感がたまりません。




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そして、この2作目のCloudsですが、音数が少ないせいもあり基本的にシンプルで暗いイメージです。ジャケはもちろんジョニ、自画像です。印象的というよりは衝撃的と言った方のがいい。そんな迫力のジャケです。




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所でCloudsとは単純に「雲」という意味ですが、日本盤は「青春の光と影」という邦題が付けられているのですが最後の有名曲「Both Sides, Now」にも「青春の光と影」という邦題曲が付けられていて、うーん辻つまが合わんぞー。という事になっていますね、まぁいいんですけどね。




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ゲイトフォールドを広げるとこんな感じ、後ろの湖と雲の感じがナイスな絵です。




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内ジャケです、歌詞と制作者のクレジットのみですが真中に意味が深いようでこれまたジョニの絵です。これは大昔の地球の絵ではないか?このアルバムのイメージ的な絵なのか?ジョニ画伯に聞いてみたいです。




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このアルバムをリアルタイムで聞いた人に尋ねたいのですが、1969年にこのアルバム出しても誰も理解できなかったのではないでしょうか?売上的にはパッとしなかったようですが、ただ単にギター、ピアノの弾き語り。では収まらない不思議なアルバムです。フォークといえばフォークなのだろうけど、一般的なフォークシンガーとはまったく違う独自の世界です。異様ともいえます。そしてとにかく暗い。


そらに、この作品も引きずりこまれる恐怖感があります。ジョニの初期の作品はすべてB面が終わると身動き取れなくなりますが、これもまた「いったい何なのだ?」という感じでしばし動けません。




曲順です
A面
-1 Tin Angel
-2 Chelsea Morning
-3 I Don't Know Where I Stand
-4 That Song About the Midway
-5 Roses Blue
B面
-1 The Gallery
-2 I Think I Understand
-3 Songs to Aging Children Come
-4 The Fiddle and the Drum
-5 Both Sides, Now

A-1Tin Angel オープンチューニングのアルペジオ、そして暗すぎる歌声(笑) 
いきなり首根っこ捕まえられる感じ。こんな楽曲ジョニ以外で聞いたことありません。マイナーコードの中に時たまメジャー7th的な音が入る所が凄い。

-2 ロックミュージシャン御用達のホテル、チェルシーホテルの朝を歌った曲。
映像で確認しましたがカポを1フレットに付けて変幻自在のコードワーク。もー理解できまへん。これは代表曲になりますね。フェアポート、ジュディコリンズ、ジェニファーウォーレンらが取り上げています。Wikkではクリントン元大統領の娘はこの曲から名前を取って「チェルシー」としているそうです。

-3 これもアコのアルペジオの弾き語り、物凄く変わったコード進行。もーさっぱりわかりません、がこれまた素晴らしい曲。この曲のジョニの声は凄く可愛い。

-4 これも同じような曲です。3曲目と繋がっている感じがしますね。

-5 これまた独自の変則コードワークによるアルペジオ、凄く怖い。バックで流れるマンドリンっぽい音がさらに怖さを増す。どこかに連れ去られる恐怖感。そんな感じです。しばしレコードを裏返すのを忘れてボっーとしてしまいます。

B-1 盤を裏返し「あっーこの曲で良かった」と素直に感じる明るい曲。サビからのジョニのハモが本当に美しい。

-2 これもじっくり歌い上げる味わい深い作品。

-3 いきなりサビから歌うナンバー。しかもジョニのハモから始まります。
  特に高音のジョニの華麗さ。なんともいえん幸せ感を感じます。

-4 これは問題作です。無伴奏です。UKトラッドの影響を受けているのでしょうか

-5 1番の歌詞にCloudsという言葉が沢山出てきます。タイトルとシンクロしているのでしょう。ジョニの代表曲ベスト5には入るこの曲、何人もがカバーしています。アルバムの最後を飾るにふさわしい素晴らしい曲です。


レーベルです。オリジナルのツートーン。



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カタログ番号はRS6341 マトは両面1Cとなってます。



ジョニの初期では地味ですがアルバムカバーのせいで圧倒的に有名なこの作品。
捨て曲無しの本当に味わい深いアルバムですよー。


  



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by naruru-kato | 2017-05-21 08:42 | Joni Mitchell | Comments(0)

The Byrds その4 . Fifth Dimension(5D)

ザバーズの3枚目、このアルバムの制作途中(または制作前)でジーンクラークが脱退します。この活動歴の長い中で音楽性が劇的に変化していったバンドは稀です。

リーダーのロジャーマッギンが主体性が無いのか?流行に敏感で売れるならなんでも取り入れようとした戦略家なのか?僕には判りませんが(笑)。僕的な考えを言うとマッギンらしさが出たアルバムは唯一「イージーライダー」だけであってそれ以外は、他のメンバーまたはプロデューサーの色が強く出た作品が多いような気がします。まぁ「それを言っちゃーおしまいよ」的な考えですけど(汗)


フォークロックから今度はスペースロック、ラーガロックと呼ばれる分類に一般的に呼ばれたこの5Dです、このジャケにはジーンは入れてもらってません。しかしバーズのアルバムジャケではこれが一番好きです。


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魔法の絨毯に乗って宇宙からやって着た。の図またはインド~中近東辺りからやってきた。かなー。
いまいちよくわかりませんが、Byrdsのロゴはいかしてますね。この後、次のアルバム、ベスト盤などでこのロゴが使われますが、これは僕の一番好きなタイプです。The Byrdsといったらこれです(キッパリ)



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裏ジャケですが、メンバーの写真をちりばめてあります、よくあるパターンですが一番右上の白クマは意味不明。


しかしこの裏ジャケ、何かに似てるなーとずーと思ったいたのですが、判りました。


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前年に出たこれか(笑)  僕の思いすごしでしょうかねー。 イイ線いってると思うのですが、どーでしょう?


ちなみに一番左上の人はジーンクラークのような気がするのですが?今のところ未確認ですけど。


実はこの盤はオリジナルのMONOと思ってオークションで落札したのですが、入札者は非常に少なく値段も格安価格だったので「超ラッキー」と思ったのですが、到着すると、なんと裏にバーコードがついていて再発盤と判ったのです。
あとで再度出品者のページを調べたらちゃんと再発盤、SUNDAZED MUSIC LP5199と書いてあったのです。確認をしなかった僕がすべて悪いのですがトホホな盤なのでした。

1966年発売のこのレコ、66年といえば、ストーンズはアフターマス、ビートルズはリボルバー、ビーチボーイズはペットサウンズ、ディランはブロンドオンザブロンドを発表し、バッファロースプリングフィールドがデビューしたロックにとって非常に重大な(あくまで自分目線)1年です。

バーズはここで初めてディランの作品を取り上げるのを辞め(自作でまたやりますが)新たなステージに入る為にクロスビー作品も取り上げますが、半分はまだフォークロックの色合いも濃く、チャート的には中位にとどまる結果になっています。


曲目です
A面
-1 5D (Fifth Dimension)
-2 Wild Mountain Thyme
-3 Mr. Spaceman
-4 I See You
-5 What's Happening?!?!
-6 I Come and Stand at Every Door
B面
-1 Eight Miles High
-2 Hey Joe (Where You Gonna Go)
-3 Captain Soul
-4 John Riley
-5 2-4-2 Fox Trot (The Lear Jet Song)

A-1、一応この曲からスペースロックの始まり。と文献に書かれていましたが、まだまだフォークロックの感じが出ていてマッギンぽくて好きです。
-2、これはトラディショナルですがこれもフォークロックの匂いがするナイスな楽曲
-3 Mr. Spaceman代表曲の一つでいかにもバーズっぽいのですが、このアルバムの中では異色に聞こえてしまいます。でも好きな曲の一つ。
-4 ロジャー&クロスビー作のサイケ路線
-5 いかにもクロスビーっぽい曲です、その後のソロ1作目の前触れか?
-6 良くわからんナンバー

B-1 後期のバーズでは10分以上の演奏になります。ギターソロはロジャーです。下手か上手いか、たぶん下手な人が一生懸命やってるギターという感じか。クリスヒルマンのベースソロはブンブン唸っていてこれはこれでイイです
-2 これもベースが唸っています。ジミヘンで有名になったカバーです、ここではクロスビーが歌ってます
-3 インストです、あまり意味ないような・・・
-4 これも良質なカバー
-5 最後は変なSEを導入(飛行機?)しています。

全体にカバーは素晴らしいアレンジで良質な楽曲ですがオリジナル曲はいろいろ実験していていいところもあれば変なところもある。そんな印象です。



レーベルです。
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この写真に勝手に勘違いしてしまいました(泣)
しかし後年の再発の為盤はしっかり重量盤です。裏ジャケの写真が載っていなかったのも判らなかった原因ですが、あとの祭り。
まぁーこの5Dに関してはこの盤でイイと思ってますけど。



この後サイケ路線をすこしやり、その後カントリーロックへと進んでいくバーズですがロジャーの12弦ギターのキンキンサウンドが薄れていくほど僕は聞きやすくなったりしますが、やはりジーンクラークの声が聞こえなくなっていくのは寂しいです。


購入レコ屋   ヤフオク   ゼネラルレコード

購入金額     1100円

参考文献     レコードコレクターズ   ザバーズ特集


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by naruru-kato | 2017-05-08 19:43 | The Byrds | Comments(2)

Don Nix その2  Living By The Days   

スワンプ神。ドンニックスのセカンドアルバムです。一般的にはファーストの「In God We Trust 」の方がゴスペルスワンプの名盤として取りあげられるのですが、内容はセカンドの方が楽曲が親しみやすく覚えやすい曲が多くて、僕的にはこちらのセカンドアルバムの方が好きなんです。さらにいわせてもらえば前回紹介したサードアルバムが一番好きですね、サードが一番スワンプ色が薄れて歌も判り易く楽曲の良さが目でつのです、しかしその後はポップになっていくようで聴く気はありません、いつも行くレコ屋で売っていますが買う気は無いです(キッパリ)


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ジャケは真中が一段落とし込みになっていて、その中にフエルトに印刷された南国戦争時代の帽子をかぶったドンニックスの写真が貼ってあり、かなり凝ったジャケになっています。


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このアルバムの日本初盤の帯付きを(7000円くらいで売ったいた)見たことがありますが、帯には「ライラックの香り、ドンニックス」と書いてありました(笑)

ライラックの花ことばは『思い出』『青春の思い出』『友情』『大切な友達』『純潔』などとWikiに書いてあります。香りは香水にも使われリラックスできる、としてあります。ドンニックスがそーなのか? まぁリオンラッセルよりはライラックっぽいかな(爆)



しかし、芯の通ったこれぞゴスペルスワンプという感じは間違いありません。




裏ジャケはなぜかスワンプの人たちがやりたがる南北戦争時代の南軍の軍服。


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ちなみに、左下の花はライラックではないですね(笑)


録音はおもにマッスルショーズを中心にされたようで、腕利きのスタジオミュージシャンで固められ安心して聴けます。


バックコーラスは、リオンの取り巻きの、クロウディアレニア(当時ニックス夫人)ドンプレストンなどのリオンチームと、ニックスの取り巻きマッスルショーズのメンバーであるジェニー&マリーングリーン夫妻ウェインパーキンスなどのチームが曲により振り分けられています。


話は飛びますがジョージのバングラコンサートではジョージからバックのコーラス隊のメンバーを探すようにいわれたらしく、このアルバムではそのほとんどの人が参加しています。


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なぜかピンボケのゲイトフォールドの内側。この人の内ジャケはファーストが一番カッコいいですね。


この人はいろんな映像を見ても楽器はやらないようでただ単にボーカリストです。
ボーカルの良さはありますがルックス的にフロントに立つのは無理がある感じ(汗)、最初のシェルターから出たアルバムは全く売れなかったようで、しかも金銭トラブルがあり、シェルターから勝手に離脱(リオンは激怒したらしい)

このアルバムはエレクトラから出てます、次のアルバムはまた別のレーベルになります。

歌詞カードです、ここでも南北戦争やってます。

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曲順です。
A面
-1 The Shape I'm In
-2 Olena
-3 I Saw The Light
-4 She Don't Want A Lover (She Just Need A Friend)
B面
-1 Living By The Days
-2 Going Back To Iuka
-3 Three Angels
-4 Mary Louise
-5 My Train's Done Come And Gone

A面-1 荘厳的なパイプオルガンから始まるThe Shape I'm In (ザバンドの曲とは別)アルバムのスタートっぽくないですがものすごくカッコいいロッカバラード。一発でやられ一気に-2のOlena へ、ご機嫌なDrジョン風のピアノのイントロ、これぞスワンプ。「やってくれるぜー」
-3はハンクウィリアムスのカントリーの名曲 I Saw The Light 。カントリーのこの曲をスワンプコーラス隊により大ゴスペルに変化させています。

冒頭の3曲で完全にノックアウト、これで何も感じない人はスワンプ聴く資格無し。

-4のイントロはどっかからパクった感があります、曲もなんかに似てるんだけど。
でもカッコいい曲です。

B面-1タイトル曲です、なんというカッコいいイントロなんだ。ロッドスチュアートあたりが取り上げれば名曲になったと思うんですが。それくらいの楽曲の良さです。

-2 これもご機嫌なピアノから始まる弩スワンプ。

-4 ゴスペル色が強く出た曲

-5 Mary Louise マーリングリーンとの曲作。なぜかリオンラッセルっぽい。

-6 My Train's Done Come And Gone  最後はまたも得意のロッカバラード。

全曲にわたりスワンプ色満載、捨て曲無しと言いきれます、しかもファーストに比べ多少はゴスペル色が薄れ聴きやすい内容になってます。


レーベルです。


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EKS74101  マトはA-1 B-1 です。


この後、マッドドックス&イングリッシュマンをまねてレビュー形式のツアーを行うのですが惨敗。その時のライブもそれほどかなー。(アラバマステイトトゥルーパーズ)

ドンニックスは素晴らしい楽曲を沢山残してると思いますが、他のミュージシャンが取り上げたのがジェフベックくらい、やはりロッドのようなカリスマボーカリストが取り上げればもう少し違った人生になったかもですねー。僕は好きですけどねー。


今回の女性コーラス隊のクロウディアレニア、ジェニーーグリーンのソロアルバムも念願かなってようやく入手しましたのでそのうち取り上げます。



購入レコ屋   SORC

購入金額    3700円 くらい

























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by naruru-kato | 2017-04-22 09:42 | Don Nix | Comments(0)

The Allman Brothers Bandその5 ..... Brothers And Sisters

つい最近知ったのですが、オールマンズ(以下ABB)のオリジナルメンバーのブッチトラックスが亡くなったそうです、しかも拳銃自殺・・・・  
なんで今更命を絶つのか?まったく判りませんが、SSWとかではないので曲が作れなくなった。とかではないだろうし、お金はしっかり稼いだと思うし。70歳を前にしての事でした。グレッグは「また一人brotherを失った」と嘆き、甥っ子であるデレクトラックスは「伯父よ安らかに」とコメントしています。

という事ではありませんが、今回はABBの大ヒットアルバムである1973年の「 Brothers And Sisters」です。ジャケはそのブッチの息子さんのヴェイラー・トラックスの写真です。という事はデレクトラックスはこの子と従兄という事ですね。ここの中にデレクが写っている。という情報はないのでたぶんいないのでしょう。


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このアルバムは僕にとってはABBの中では一番最初に購入した一番思い入れがあるアルバムでもあります。(実際は日本盤山羊マークだった覚えがあるからビクターの再発盤だったと思う)
バンドの柱であるディアン(ディェインという書き方もあります)を事故で亡くし、再起を図ったこのアルバムですが制作途中でまたも事故でベースのベリーオークレイも失うという悲劇が起きるのですが、新メンバーを補充し全米No1の記録を打ち立てました。(この辺の悲劇は有名な話なんで割愛)



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こんどはベリーオークレイの娘さんの写真。アルバムタイトルはそのまんま。という事になるのかな(笑)


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ゲイトフォールドの内側の写真です。グレッグの話ではザバンドの「ミュージックフロムビッグピンク」のようなファミリーの結束の感じを出すためにスタッフ&家族一同で撮った、という事らしい。



もう少しUPで見てみましょう。



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右半分です、最上段の右から二人目がドラムのジェイモー、犬にネックロックしております(笑)。一番左でハンチング風の帽子をかぶっているのがラマ―ウィリアムズ、下の段の髭もじゃがチャクリーベル、その下の右から二人目がデッキー。グレッグの下はその時の奥さんでしょうかね?という事はその下の子供はディボンオールマンか? グレッグの斜め左下の人はグレッグそっくりなんだけど、誰なんだろう?


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左半分の裏ジャケ。一番左にブッチトラックス、裏ジャケの女の子の後ろがベリーオークレィの未亡人かもしれませんね。 まぁファミリー全体の構図でした。



一応、比較対象としてザバンドのアルバムと並べて撮ってみました。ザバンドのほうはいかにもウッドストックで撮った写真、ABBもいかにもメイコン-ジョージアで撮った写真ですね。両方とも秋に撮影された感じがします。



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ABBが南部なんでカントリー系ファッションが多いのに対し、ザバンドの方は北部なんでかなり服装が違うのが笑えます(年代も数年違いますけどね)



新メンバーはベースにラマーウィリアムス、ピアノはチャックリーベル。勿論チャックは現在はストーンズの準メンバー扱いの大出世。ABBの解散後シーレベルというフュージョンっぽいバンドをやってましたが、ストーンズのツアーメンバーになった時はぶったげました(爆)アルバム全体にご機嫌なピアノをいたるところで鳴らして、いままでのABBとはかなり印象が違ったアルバムです。

その他にギターのゲストにレスデューデックも参加していますが、後日談でディッキーがレスの事は話したくない。と怒ってるインタビューを読んだことがあります。たぶん「ジェシカは俺が作った曲だ!」ぐらいの事を吹いていたのでしょうね(爆)

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クレジットです。冒頭の2曲がベリーのベース、あいかわらずブイブイいってます、レスデューレックは2曲に参加しています。
デッキーはこのアルバムから少しの間リチャードベッツと名前を変えています。




全体にデッキー主体のカントリーロック寄りのアルバムで初期の頃のブルースバンドの雰囲気は無くなりましたが、そのおかげでシングルも売れて名実共にアメリカを代表するバンドになったのです。
最初にこのアルバムを買ったのは高校の頃、そのうちCDで買ってLPは売ってしまったのです。オリジナルはずーと山羊マークだと思っていましたが、実はそれ以前のマーブルレーベルだったのです。なかなかオリジが見つからず探していたらヤフオクで出ていてようやくゲット。
しかし、このオリジ。音が凄く悪いんです、前のイートアピーチも日本盤のほうが音がイイし、この後の「ウィンルーズオアドロウ」のオリジも音が悪いし。日本初盤のワーナー盤グリーンレーベル(カタログNo P-8345)も機会があれば欲しいです。

曲順です
A面
-1 Wasted Words
-2 Ramblin' Man
-3 Come and Go Blues
-4 Jelly Jelly
B面
-1 Southbound 
-2 Jessica
-3 Pony Boy

A面、ブルースっぽいA-1 グレッグのボーカルです、この後のライブではもっとテンポを落として演奏していますが、僕はそっちの方が気だるくて気に入ってます。後半のスライドギターとピアノの掛け合いがカッコいい。

-2 デッキーの曲では間違いなくブルースカイと並んでベストな曲、レスとのツインリードが楽しめます。シングルカットされ全米2位を記録。僕の好みでいけばブルースカイの方が好きですけど、ちなみにこの曲はCDではテンポが凄く速く録音されていて収録時間もカットされていないのに1分近く早く終わるのです、つまりCDではレコードの回転が33なのに対し、40回転くらいの感じなのです。なぜだろう?

-3 グレッグの定番となるこれもブルース。こーいう泥臭いブルースはグレッグの十八番ですね。

-4 これはブルースのカバー、ここでもピアノの大活躍。実はこのアルバムの最初期盤のクレジットシートは実は表記が間違っていてEarly Morning Bluseという曲名になっているのです。僕の盤は直っているのでセカンドプレスかな。

B面
-1 快適なサザン風rock 'n' roll、グレッグの歌ですが、なぜか後年のライブではディツキーが歌うようになりました。後半のギターとピアノのバトルは凄すぎます。この辺のピアノを聴くとストーンズがチャックをメンバーにしたのがよく解かる。

-2 そしてこのアルバムで一番代表曲と行ってもさしつかえないジェシカです、イントロのレスの弾くアコの抜けのイイこと。メインギターソロの後のまたもやチャックのピアノがご機嫌、まさにある意味、新生オールマンズのテーマソング的なこの曲。一気に7分30秒近くを、だれること無く突っ走ります。

-3 デッキーのカントリー風の小作品で幕を閉じます。

いゃー 何度聴いても見事なアルバムです。

レーベルです。

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カタログNo CP-0111  マトは両面とも1で、STARINGの刻印がついてます、がしかし音がいまいち(涙)プロデューサーはキャプリコーン専属のジョニーサンドリン。

オリジよりも日本初盤の方がヤフオクで高いかもしれませんね。


所で裏ジャケの曲目クレジットが1曲記載忘れがあるようで。


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なんと、Jelly Jellyが書いてないのです。


これは最初期の記載ミスのレコードのはず、本当はこういうのが一番最初のプレスなので音がいいはずなのでしょうが、これよりももっと音のイイのが先ほど書いたクレジット表記が違っている本当のファーストプレスなのでしょうか?

いまのところ謎です。判ったら追記記事で載せておきます。



購入レコ屋   ヤフオク   たしか face record

購入金額    1000円












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by naruru-kato | 2017-04-12 20:33 | The Allman Brothers | Comments(2)

Fairport Convention その2  Fairport Convention(2nd)  

月に1回は英国物(トラッド、フォーク、ロック)取り上げる事にしましたので、今回はフェアポートコンベンションです。
非常にややこしいのですが、これはUS盤のファースト盤でありますが、本国UKではセカンドにあたります。(アメリカではセカンドがデビューという記事を読んだのですが、最近UKファーストもアメリカで出ていることが判明)

ちなみにUKファーストの題名は「Fairport Convention」、US盤の再発ファーストCotillion の盤も「Fairport Convention」(たぶん1970年頃の再発だと思う)、US、A&Mからのこの盤も「Fairport Convention」、ややこやしや。

日本盤でもファーストが出ていますが、これはリアルタイムだったんだろうか?題名は「Fairport Convention登場」(笑)。とかだったのだろうか、未確認ですけどね。


このセカンドは、UK、US盤ともやっている曲、曲順は同じです。
デビュー盤も探してもらっていますがなかなか見つからなくて(汗)先日ヤフオクで出ましたが軽るーく、1万超えでしたので断念。

ところで、このセカンドのUK盤の題名は「What We Did on Our Holidays」。ジャケも全く別物なのですが、オリジナルは僕の予算ではとても買えないのでUS盤でいいです。ということで取り寄せてもらいました。なんかビートルズのUSキャピトル盤のようなややこしさですが、US独自の選曲ではないので雰囲気は味わえますね。


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しかしジャケは断然US盤のほうがいいのです(あくまで僕個人の意見)なんといってもサンディーの笑顔がイイ、そして横のサイモンのギブソン175を弾く表情、鳥の籠状態の(笑)イアンマシューズ、この後に亡くなるマーティン・ランブル。哲学者のようなアシュリー・ハッチング、そして・・・ 幽霊っぽくて非常に怖いリチャードトンプソン(爆)。 まぁ一部怖い人もいますが全体に初々しい(というかサンディーの表情がすべて)ジャケがものすごくいいんです。しかし、この次のアルバム「Unhalfbricking」のUS盤はとんでもない訳のわからんジャケで思いっきり裏切られますが。


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サンディーのアップ写真、いいですねー。


ちなみにこれがUKオリジナルのジャケ。

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まぁこれはこれでありかもしれませんが、いまいち、かなぁー。この絵はイアンマシューズ(サンディーという説もあり)が黒板に書いたものだそうです。

US盤UK盤ともリチャードはお化けっぽいです(笑)。


ある評論家がいうには「ブリティシュトラッドの電化はサードアルバム「Unhalfbricking」のセイラーズライフから始まった」と語っていましたが、このセカンドのB面もそんな感じがします、ただしA面はアメリカのフォークロックの匂いがかなりするし、サイケデリックっぽい所もあるし、まだまだフェアポートの音楽性が確立されていないと思います。


裏ジャケです、こちらはUKオリジナルのほうがいいんですけどねー。

US盤

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UKデビューアルバムではジュディ・ダイブルのボーカルでしたが、このセカンドからサンディーにバトンタッチ。ここではサンディーのすでに凛としたボーカルと、イアンマシューズの甘い声が微妙にマッチしてなかなかのツインボーカルなのですが、この後イアンは辞めてしまうのでこのアルバムだけで二人のハーモニーが聴けるのです。
メンバークレジットでサンディーは本名のAlexandra Elene MacLean Dennyと表記されています。なぜサンディーなのかは知りませんが、たぶんあだ名なのかな?


UK盤,リハーサルの写真かな?

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曲順です
A面
-1 Fotheringay
-2 Mr Lacey
-3 Book Song
-4 The Lord Is in This Place
-5 No Man's Land
-6 I'll Keep It With Mine
B面
-1 Eastern Rain
-2 Nottamun Town
-3 Tale in Hard Time
-4 She Moves Through
-5 Meet on the Ledge
-6 End of a Holiday


A-1、サンディーがのちに作るグループ名となります。この語感が気に入っているそうです。曲の感じはまさに古城の雰囲気満載のサンディー節全開のキラーチューン。ちなみにこの曲はアマチュア時代から歌っていたそうです。

-2 続くこの曲はアシュレイの曲で、サンディーとイアンのデュエット。まぁブルースなんですが、リチャードのギターが変態っぽい。電動ノコギリが録音に使用されているらしいけど、どの音かわからんねー

-3 サンディーとイアンのデュエット、二人のハモは最高です。間奏のギターソロも雰囲気抜群、

-4 よくわからんインスト、娘が「へんてこりん歌だなー」といってました(笑) サンディーのハミングとリチャードのスライドのみの曲です。

-5 いかにもフォークロック、なんかバーズのようだ。メインVoはイアン。この曲は好きだなー

-6 ディランの曲です。この曲がA面では最高! ディランは自分では通常版では発表していなくて、ジュディーコリンズの為に書いたそうです、バイオグラフで自分で歌っています。サンディーは完璧にこの歌をものにしている。

B面
-1 ジョニミッチェルの曲ですが、サンディーが歌ってもしっかりジョニの曲だ。と判る所がジョニの凄いところです。

-2 珍しくアメリカのトラッドです。アコをシタールのように弾いているリチャードの変態ギターが炸裂。イアンとサンディーのツインボーカルがカッコいい!
しかし、この曲なんかに似ているなぁー。と思ったいたらボブディランのマスターオブザウォーの原曲だったとか。

-3 イントロのギターがこれもまた変態っぽいリチャードの曲。フォークロックっぽいかな。

-4 アイルランドのトラッド、僕的にサンディー在籍時のフェアポートのトラッドではこの曲がベストです。ここでもサンディー節全開です。

-5 リチャードの曲でイアン、サンディーと交互にボーカルをとり、サビでハモるという曲です。イイ曲です。

-6 なぜかサイモンニコルのアコだけのインスト。これで終わりになります。


レーベルです。もちろんアイランドではなくA&Mです。


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安く集めるならUS盤が断然お勧めですよー。



フェアポートに関しては僕が詳しい事をあまり知らないので、この辺の記述にしておきますが、なかには異常に詳しいブログが山のように存在しますのでもっと調べたい人は探してください。どんだけでも出てきますから。


ブリティシュトラッド&フォークに関して間違った記述があれば、遠慮なくお知らせください。自分はこの世界は初心者なんで(汗)



購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    2200円


参考文献    レコードコレクターズ1991 5号













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by naruru-kato | 2017-04-04 18:31 | Fairport Convention | Comments(3)

Bob Dylanその5    Blood On The Tracks

 僕にとって一番重要なディランのアルバム、Blood On The Tracks(血の轍)が一通りそろいましたので取り上げます。
このアルバムの一般的な評価は「ディラン70年代ぶっちぎりの最高傑作」というところであることは解ってますが、僕的にはディラン全キャリアを通じて最高傑作、さらにいえば全ロックアルバムの中の最高傑作とまで言い切ります。
つまりこのBlood On The Tracksは僕にとっての無人島レコードなのです、その前に無人島レコという設問ですが、あなたにとって最高の一枚は何ですか?というのを無人島に持っていくレコを1枚選びなさい。という質問に置き換えているのですが、大体無人島にプレーヤー、スピーカーがあるのか?その前に電気はあるのか?と言いたい(笑)
(まぁどーでもいい事ですけど。)
じゃBlonde On Blondeはどーなんだ!とかHighway 61 Revisitedはどーなるんだ!とかいう人もいるかもしれませんが、あくまで僕の私的な意見ですので。
どちらにせよ、僕は今までこのアルバムを全ロックを通じて一番聴いていてこれからも一生聴き続けることは間違いないのです。

冒頭にこのアルバムが一通りと書きましたが、実はこの盤は初回プレスの裏ジャケと再発では全く違うジャケなのです、厳密にいえば回収されたプロモ盤も違うそうですが一般的に手に入らないので2種類の裏ジャケが存在する盤ということにしておきます。

最初は絵画のジャケだと思っていたのですが実は写真を加工したという事を最近知ったジャケです、オリジナルは紙質がザラザラで雰囲気抜群です。


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このアルバムがなぜ自分的に一番かというと、前作のライブ、スタジオとザバンドと共演し完璧なロックを演じていたディランが今回はアコ主体っぽいサウンドに回帰してるのですが、ディランの歌はあくまでロックなところが僕は凄く気に入っていることと、ディランの歌い回しがものすごく丁寧で歌の表情の変化が凄く楽しめる、すべての曲が素晴らしい事。などがこのアルバムがNO1たる所以でしょうか。
そしてもう一つ、このアルバムからリアルタイムでディランを聞きだしたからです。


問題の裏ジャケです、これはオリジナル。ディランの今回のアルバムの賛辞をピーターハミルさんが語っており、このライナーはグラミーのベストライナーノーツを受賞しています。


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そしてこれがセカンドプレスのジャケ、絵も違うものになっています。



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日本盤もUS盤と同じ仕様で初回、セカンドと裏ジャケが違うし、セカンドに関してはジャケもツルツルで雰囲気は全くありません。



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左USオリジナル     右 USセカンドプレス


裏ジャケも並べてみました。


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まったく違いますねー、ディランがこのライナーを気に入らなかったのです。

当然のことですがようやくオリジが手に入りこのライナーは何を書いてあるのだろう?という事になります、日本初回盤には翻訳がついている可能性が高いと睨み、そこで今度は日本初回を探すことに、実は日本再発盤はいつからあるのか判りませんが、ずーと昔から持っていたのです。しかしこの盤はレコは傷だらけで針飛びしまくりのダメ盤でライナーも欠如していたのです。

今週、ふと入ったハード〇フで非常に安い日本初回を発掘、帯は無いのですが購入しました。これでようやくハミルさんのライナーを読むことができました。
余談ですがこの初回の帯付き盤は、まず出てきません。なぜかというとCBSソニーがキャンペーンでこの帯を送るとディランの本などのプレゼントをしたのでみんな帯を送ってしまってるので、帯無し盤ばかりなのです。

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これが日本初回のライナーです。これにも秘密があり、菅野ヘッケルさんが付けた邦題でA-4の名曲Idiot Windの邦題が最初は「白痴風」というタイトルでしたが差別用語なのでクレームになりセカンドプレスから「愚かな風」に替えられました。

しかし「ボブディラン ディスクガイド」という本で和久井さんが語っていますが、ヘッケルさんのつけた邦題は本当にカッコイイです。タイトルからして「血の轍」ですから、他にも「ブルーにこんがらがって」「運命のひとひねり」「おれはさびしくなるよ」「彼女にあったらよろしくと」等、間の抜けた邦題が多い中、これほど素晴らしい題名はピンクフロイドの「狂気」「あなたがここにいてほしい」くらいですね(笑)


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これがピーターハミルさんのライナーの翻訳文ですが、あまりに高度過ぎて何が書いてあるのか?何を言いたいのか、一回読んだくらいでは理解できませんでした。

あと数回読んでみます。


くどいようですが、ジャケをすべて並べてみました。質感がすべて違います(汗)


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左上 USオリジナル(ザラザラでごわごわ)  右上USセカンド(ツルツル)

左下 JP初回盤 (ただのザラザラ) 右下 JPセカンド(ツルツルでペラペラ)


こんな感じなのです。色合いも微妙にすべて違いますねー、しかしここが非常に重大なのですが一番音が(特にボーカル)出ているのはJP初回なんですよ。
CBSソニーは最悪のカッティングだ!といっていたレコ屋の店主がいましたが、実はUSのツーアイまでは爆音だったのに、このころのオレンジ6アイレーベルは音がよくない。と僕は思っています。


曲順です、今回は邦題も付けます。
A面
-1 Tangled Up in Blue    (ブルーにこんがらがって)
-2 Simple Twist of Fate  (運命のひとひねり)
-3 You're a Big Girl Now (君は大きな存在)
-4 Idiot Wind"       (白痴風→愚かな風)
-5 You're Gonna Make Me Lonesome When You Go(おれはさびしくなるよ)
B面
-1 Meet Me in the Morning (朝に合おう)
-2 Lily, Rosemary and the Jack of Hearts
  (リリーローズマリーとハートのジャック)
-3 If You See Her, Say Hello  (彼女にあったら、よろしくと)
-4 Shelter from the Storm   (嵐からの隠れ場所)
-5 Buckets of Rain      (雨のバケツ)


このアルバムは当初New Yorkで録音されたのですが、ディランが気に入らず故郷で再度、弟の協力を得てかなりアレンジを変えて作りなおされ、NYセッション(以下NY)は1/3くらい使われただけです、その辺の詳しい事はネットで沢山出てきますので割愛。YouTubeで沢山出てきますのでほとんど聴くことができます。

-1 Tangled Up in Blue この後ディランのライブでも定番になる曲です、NYではおっとりした歌い方ですが、アルバムでは怒りにもにた激しい歌い方です。
-2 Simple Twist of Fate  しかし「運命のひとひねり」なんて訳、どーやったら考え付くのだろう?ヘッケルさんの凄さです。この後のライブでは大ハードロックに変わっていきますが、これもNYではおっとりしたバージョンでこちらもイイです。
-3 You're a Big Girl Now 途中のバックのギターがどう聞いてもミスタッチしてるとしか思えない個所があるのですが・・・・ そのまま発表しているなかな? 
-4 Idiot Wind 問題の白痴風ですが アレンギンズバークが新しいアメリカ国歌にすべきだ、と語っていましたが70年代最高の曲です。バックのオルガンがライクアローリングストーンズっぽくてカッコいい!これもライブでは激しいロックになります。サビの「Its a wonder that you still know hou to breathe」を「まだ、息の仕方をしっているだけで奇跡だぜ」と訳している片桐ユズルさんの日本語訳は感動的であります。NYではこれもおっとりしたバージョンです。2番の中ほど、ドラムがズバズバズバっと入る所が最高です!
-5「おれはさびしくなるよ」 たとえばクラプトンのレイラの次の「庭の木」のように、Idiot Windのあとの暑さを鎮めるように歌われるカントリーっぽいこの曲。たぶんA面最後にIdiot Windを持っていくと、聴き手は身動き取れなくなってしまうので、この曲を最後にしたのでしょうか? ここですこし現実に戻りターンテーブルをひっくり返す事ができるのです。

長くなってきたのでここでおまけ画像(笑)


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日本初盤に入っていたCBCソニー期待の新人紹介です。真中はなんとブルーススプリングスティーンです。まだBORN TO RUN発表前です。70年代は大ブレークするのでは?という紹介文。よくわかってますね(笑) 他にジャニスイアン、エリックアンダーソンなどが紹介されていました。


B面です。
-1 Meet Me in the Morning すこしブルースっぽい曲から始まります。なんかA面と全く印象が違っていて異質です。
-2 Lily, Rosemary and the Jack of Hearts ここでまたもとのアルバムの感じに戻ってきました。
-3 If You See Her, Say Hello ここでのボブの歌の表情は本当に素晴らしい、本当にこの人歌が上手いんだ、という事が再確認されますね。邦題もいいですね。
-4 Shelter from the Storm これもライブでは超ハードロックに変わりました。僕的にはこのスタジオ正規バージョンのほうが好きなんですが・・・
-5 Buckets of Rain 最後の「雨のバケツ」この曲が最後なんて、なんかもっと沢山曲がこの後出てくるような終わり方です。へーそうなんだ という感じでアルバムは終わります。

今まで何百回と聴いたこのアルバムですが全く飽きません、しかも聴くたびに新たな発見があります。本当に素晴らしいアルバムだと思います。


レーベルです。

USオリジ   カタログ番号は PC33235 マトは両面とも2です。
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JP初回盤のレーベル、カタログ番号は SOPO 20  再発は25AP-286 です。



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日本初盤が音が一番いいと書きましたが、この頃の日本盤はイギリスからマスターが送られてくることが多い。と読んだことがあります。もしかしたらUKファーストが一番音がいいのかもしれません。まだまだ「血の轍」の旅は続くのかな(笑)



すべてのロックアルバムで、一番多く針をおとしたこのアルバムなんで、今回はメチャ気合いを入れて書いてしまいました。

この後、蔵出しのベースメントテープス、デザイヤー、そしてローリングサンダーレビューのライブ、初来日公演と70年代のディランの逆襲(60年後期から数年はパッとしなかったから)が始まるのです。

やはり僕的にはこの頃のディランが一番好きだなぁー



購入レコ屋  USオリジナル     ナカシマレコード
         USセカンド      ヤフオク フェイスレコード
         JPファースト      ハードオフ宇佐店
         JPセカンド       不明


購入金額   USオリジナル     3000円くらい
         USセカンド      2000円くらい
         JPファースト      800円
         JPセカンド       不明


参考文献    ボブディラン ディスクガイド



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by naruru-kato | 2017-03-29 19:11 | Bob Dylan | Comments(6)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


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