アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

narurukato.exblog.jp ブログトップ

タグ:日本盤 ( 20 ) タグの人気記事

Bob Dylanその5    Blood On The Tracks

 僕にとって一番重要なディランのアルバム、Blood On The Tracks(血の轍)が一通りそろいましたので取り上げます。
このアルバムの一般的な評価は「ディラン70年代ぶっちぎりの最高傑作」というところであることは解ってますが、僕的にはディラン全キャリアを通じて最高傑作、さらにいえば全ロックアルバムの中の最高傑作とまで言い切ります。
つまりこのBlood On The Tracksは僕にとっての無人島レコードなのです、その前に無人島レコという設問ですが、あなたにとって最高の一枚は何ですか?というのを無人島に持っていくレコを1枚選びなさい。という質問に置き換えているのですが、大体無人島にプレーヤー、スピーカーがあるのか?その前に電気はあるのか?と言いたい(笑)
(まぁどーでもいい事ですけど。)
じゃBlonde On Blondeはどーなんだ!とかHighway 61 Revisitedはどーなるんだ!とかいう人もいるかもしれませんが、あくまで僕の私的な意見ですので。
どちらにせよ、僕は今までこのアルバムを全ロックを通じて一番聴いていてこれからも一生聴き続けることは間違いないのです。

冒頭にこのアルバムが一通りと書きましたが、実はこの盤は初回プレスの裏ジャケと再発では全く違うジャケなのです、厳密にいえば回収されたプロモ盤も違うそうですが一般的に手に入らないので2種類の裏ジャケが存在する盤ということにしておきます。

最初は絵画のジャケだと思っていたのですが実は写真を加工したという事を最近知ったジャケです、オリジナルは紙質がザラザラで雰囲気抜群です。


d0335744_21231585.jpg



このアルバムがなぜ自分的に一番かというと、前作のライブ、スタジオとザバンドと共演し完璧なロックを演じていたディランが今回はアコ主体っぽいサウンドに回帰してるのですが、ディランの歌はあくまでロックなところが僕は凄く気に入っていることと、ディランの歌い回しがものすごく丁寧で歌の表情の変化が凄く楽しめる、すべての曲が素晴らしい事。などがこのアルバムがNO1たる所以でしょうか。
そしてもう一つ、このアルバムからリアルタイムでディランを聞きだしたからです。


問題の裏ジャケです、これはオリジナル。ディランの今回のアルバムの賛辞をピーターハミルさんが語っており、このライナーはグラミーのベストライナーノーツを受賞しています。


d0335744_21233667.jpg



そしてこれがセカンドプレスのジャケ、絵も違うものになっています。



d0335744_21242251.jpg


日本盤もUS盤と同じ仕様で初回、セカンドと裏ジャケが違うし、セカンドに関してはジャケもツルツルで雰囲気は全くありません。



d0335744_21245338.jpg

左USオリジナル     右 USセカンドプレス


裏ジャケも並べてみました。


d0335744_21260402.jpg

まったく違いますねー、ディランがこのライナーを気に入らなかったのです。

当然のことですがようやくオリジが手に入りこのライナーは何を書いてあるのだろう?という事になります、日本初回盤には翻訳がついている可能性が高いと睨み、そこで今度は日本初回を探すことに、実は日本再発盤はいつからあるのか判りませんが、ずーと昔から持っていたのです。しかしこの盤はレコは傷だらけで針飛びしまくりのダメ盤でライナーも欠如していたのです。

今週、ふと入ったハード〇フで非常に安い日本初回を発掘、帯は無いのですが購入しました。これでようやくハミルさんのライナーを読むことができました。
余談ですがこの初回の帯付き盤は、まず出てきません。なぜかというとCBSソニーがキャンペーンでこの帯を送るとディランの本などのプレゼントをしたのでみんな帯を送ってしまってるので、帯無し盤ばかりなのです。

d0335744_06450315.jpg

これが日本初回のライナーです。これにも秘密があり、菅野ヘッケルさんが付けた邦題でA-4の名曲Idiot Windの邦題が最初は「白痴風」というタイトルでしたが差別用語なのでクレームになりセカンドプレスから「愚かな風」に替えられました。

しかし「ボブディラン ディスクガイド」という本で和久井さんが語っていますが、ヘッケルさんのつけた邦題は本当にカッコイイです。タイトルからして「血の轍」ですから、他にも「ブルーにこんがらがって」「運命のひとひねり」「おれはさびしくなるよ」「彼女にあったらよろしくと」等、間の抜けた邦題が多い中、これほど素晴らしい題名はピンクフロイドの「狂気」「あなたがここにいてほしい」くらいですね(笑)


d0335744_06584374.jpg

これがピーターハミルさんのライナーの翻訳文ですが、あまりに高度過ぎて何が書いてあるのか?何を言いたいのか、一回読んだくらいでは理解できませんでした。

あと数回読んでみます。


くどいようですが、ジャケをすべて並べてみました。質感がすべて違います(汗)


d0335744_07052769.jpg


左上 USオリジナル(ザラザラでごわごわ)  右上USセカンド(ツルツル)

左下 JP初回盤 (ただのザラザラ) 右下 JPセカンド(ツルツルでペラペラ)


こんな感じなのです。色合いも微妙にすべて違いますねー、しかしここが非常に重大なのですが一番音が(特にボーカル)出ているのはJP初回なんですよ。
CBSソニーは最悪のカッティングだ!といっていたレコ屋の店主がいましたが、実はUSのツーアイまでは爆音だったのに、このころのオレンジ6アイレーベルは音がよくない。と僕は思っています。


曲順です、今回は邦題も付けます。
A面
-1 Tangled Up in Blue    (ブルーにこんがらがって)
-2 Simple Twist of Fate  (運命のひとひねり)
-3 You're a Big Girl Now (君は大きな存在)
-4 Idiot Wind"       (白痴風→愚かな風)
-5 You're Gonna Make Me Lonesome When You Go(おれはさびしくなるよ)
B面
-1 Meet Me in the Morning (朝に合おう)
-2 Lily, Rosemary and the Jack of Hearts
  (リリーローズマリーとハートのジャック)
-3 If You See Her, Say Hello  (彼女にあったら、よろしくと)
-4 Shelter from the Storm   (嵐からの隠れ場所)
-5 Buckets of Rain      (雨のバケツ)


このアルバムは当初New Yorkで録音されたのですが、ディランが気に入らず故郷で再度、弟の協力を得てかなりアレンジを変えて作りなおされ、NYセッション(以下NY)は1/3くらい使われただけです、その辺の詳しい事はネットで沢山出てきますので割愛。YouTubeで沢山出てきますのでほとんど聴くことができます。

-1 Tangled Up in Blue この後ディランのライブでも定番になる曲です、NYではおっとりした歌い方ですが、アルバムでは怒りにもにた激しい歌い方です。
-2 Simple Twist of Fate  しかし「運命のひとひねり」なんて訳、どーやったら考え付くのだろう?ヘッケルさんの凄さです。この後のライブでは大ハードロックに変わっていきますが、これもNYではおっとりしたバージョンでこちらもイイです。
-3 You're a Big Girl Now 途中のバックのギターがどう聞いてもミスタッチしてるとしか思えない個所があるのですが・・・・ そのまま発表しているなかな? 
-4 Idiot Wind 問題の白痴風ですが アレンギンズバークが新しいアメリカ国歌にすべきだ、と語っていましたが70年代最高の曲です。バックのオルガンがライクアローリングストーンズっぽくてカッコいい!これもライブでは激しいロックになります。サビの「Its a wonder that you still know hou to breathe」を「まだ、息の仕方をしっているだけで奇跡だぜ」と訳している片桐ユズルさんの日本語訳は感動的であります。NYではこれもおっとりしたバージョンです。2番の中ほど、ドラムがズバズバズバっと入る所が最高です!
-5「おれはさびしくなるよ」 たとえばクラプトンのレイラの次の「庭の木」のように、Idiot Windのあとの暑さを鎮めるように歌われるカントリーっぽいこの曲。たぶんA面最後にIdiot Windを持っていくと、聴き手は身動き取れなくなってしまうので、この曲を最後にしたのでしょうか? ここですこし現実に戻りターンテーブルをひっくり返す事ができるのです。

長くなってきたのでここでおまけ画像(笑)


d0335744_07553164.jpg

日本初盤に入っていたCBCソニー期待の新人紹介です。真中はなんとブルーススプリングスティーンです。まだBORN TO RUN発表前です。70年代は大ブレークするのでは?という紹介文。よくわかってますね(笑) 他にジャニスイアン、エリックアンダーソンなどが紹介されていました。


B面です。
-1 Meet Me in the Morning すこしブルースっぽい曲から始まります。なんかA面と全く印象が違っていて異質です。
-2 Lily, Rosemary and the Jack of Hearts ここでまたもとのアルバムの感じに戻ってきました。
-3 If You See Her, Say Hello ここでのボブの歌の表情は本当に素晴らしい、本当にこの人歌が上手いんだ、という事が再確認されますね。邦題もいいですね。
-4 Shelter from the Storm これもライブでは超ハードロックに変わりました。僕的にはこのスタジオ正規バージョンのほうが好きなんですが・・・
-5 Buckets of Rain 最後の「雨のバケツ」この曲が最後なんて、なんかもっと沢山曲がこの後出てくるような終わり方です。へーそうなんだ という感じでアルバムは終わります。

今まで何百回と聴いたこのアルバムですが全く飽きません、しかも聴くたびに新たな発見があります。本当に素晴らしいアルバムだと思います。


レーベルです。

USオリジ   カタログ番号は PC33235 マトは両面とも2です。
d0335744_08092727.jpg


JP初回盤のレーベル、カタログ番号は SOPO 20  再発は25AP-286 です。



d0335744_08125076.jpg


日本初盤が音が一番いいと書きましたが、この頃の日本盤はイギリスからマスターが送られてくることが多い。と読んだことがあります。もしかしたらUKファーストが一番音がいいのかもしれません。まだまだ「血の轍」の旅は続くのかな(笑)



すべてのロックアルバムで、一番多く針をおとしたこのアルバムなんで、今回はメチャ気合いを入れて書いてしまいました。

この後、蔵出しのベースメントテープス、デザイヤー、そしてローリングサンダーレビューのライブ、初来日公演と70年代のディランの逆襲(60年後期から数年はパッとしなかったから)が始まるのです。

やはり僕的にはこの頃のディランが一番好きだなぁー



購入レコ屋  USオリジナル     ナカシマレコード
         USセカンド      ヤフオク フェイスレコード
         JPファースト      ハードオフ宇佐店
         JPセカンド       不明


購入金額   USオリジナル     3000円くらい
         USセカンド      2000円くらい
         JPファースト      800円
         JPセカンド       不明


参考文献    ボブディラン ディスクガイド



[PR]
by naruru-kato | 2017-03-29 19:11 | Bob Dylan | Comments(4)

The Allman Brothers Bandその4   Eat A Peach

あけましておめでとうございます、今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

さて年末のUKトラッド&フォーク特集も終わりまたアメリカンロックに戻ってきました。UK物は今回でさらに少し集めてみたいアーティストが出てきたので収集した都度紹介していきたいと思っています。

さて、新年最初は何にしようかかなり悩みましたが(笑)やはりUSロックの王道で行こうと思いオールマンブラザーズバンド(以下ABB)にしました。

4作目のイートアピーチです、フィルモアライブと並んでABBの代表作であると言えますね。このアルバムの背景についてはあまりにも有名なんで簡単に説明すると、このアルバム制作中にディアンがオートバイの事故で死んでしまいの残されたメンバーで再起を図ったアルバムで、半分はディアンが参加しています。まぁここら辺の背景は誰でも知ってる事なのでこのへんで。


そんな事よりもこのアルバムで凄い事実が判明したのです。実はこのアルバム2セット持っているのですが、1枚は日本初回盤、もう一枚はキャプリコーンオリジナル(マトはA,C,D面は1A B面のみ2Aです。)なのですが、圧倒的に日本盤のほうが音がイイのです。ここまで音のイイ日本盤は聞いたことがありません。



d0335744_22100760.jpg

左、キャプリコーンのオリジナル  右 日本初盤のワーナー盤 ピンクの色の位置が若干違います(笑)




d0335744_22113410.jpg

裏側です、これも少しピンクが違いますね、どーでもいいけど。



音のほうはオリジは音にメリハリが無く、すべてにおいてこもってる印象を受けます。この印象はその後のbrothers&sister's 以降も同じ印象なのです。アトコのイエローラベルのセカンドまでのオリジは凄い爆音なのに、キャプリコーンのマークになってから音が悪くなっていると思う。

それに比べてワーナーパイオニア盤(P-5047W)は、音の輪郭がはっきりしていて、ギターなどはマーシャルアンプの目の前で聴いているようです、ハムバッカーとマーシャルの特有のズィィーという音が気持ちいい事、そしてボーカルも全然違います、とくにデッキーが歌うブルースカイなど同じ録音とは到底思えない、日本盤は10歳くらい若い声に聞こえる。さすがワーナー8000番台です(2枚組は5000番台)


d0335744_22192064.jpg

さて、ゲイトフォールドの内ジャケの変な絵です(笑) この絵を見たいがために購入するのも良いですよ。しかしここではオリジの鮮明度が圧勝です.


d0335744_22253047.jpg

すこし影が出来て分かりにくいですが上がオリジ、色の出方が凄く綺麗です。まぁ音が悪ければどーしよーもないですけどね。



日本盤はこの後ビクターに配給先が代わりレーベルも山羊マークに変わるのですがその時の盤は聞いたことが無いのですがどーなのでしょう?ビクターのレコは音がイイというのは良く聴きます、凄く気になってきました。

オリジも山羊マークに変わってからのも聞いた見たいのですが、そんなに沢山買ってどーするんだ。という自分もいますのでねー


d0335744_22315898.jpg


解説は水上はるこさん、まさにディアンが死んで半年後に書かれた内容のライナーです、オリジには欠品していましたが下記の資料も付いています


d0335744_22333239.jpg

これは日本盤の物です。


曲順です
A面
-1 Ain't Wastin' Time No More
-2 Les Brers in A Minor
-3 Melissa
B&D面
Mountain Jam
C面
-1 One Way Out
-2 Trouble No More
-3 Stand Back
-4 Blue Sky
-5 Little Martha
「時はもう無駄にはできない」と日本盤で訳されたA-1のイントロのカッコいい事。邦題もナイスです、-2はデッキーの曲なのですがカントリー路線ではなくて完全にブルースロックのインスト。これの日本盤の音は聴いているとどこかに飛んで行きそうになります。-3はグレッグの名曲。大好きな曲です。

問題は2面に渡り録音されたMountain Jam。ドノバンの「霧のマウンテン」を元にアレンジされたフィルモアでのアンコール曲。これはのちにCDのデラックスエディションで出た完全盤での通しで一気に約33分聴けるのが一番聴きやすいです。
やはり曲の途中でレコをい入れ替えて聴くのは辛いですよ。

C面は-4のBlue Skyにとどめを刺します、ここでのディアンとデッキーのギターバトルは天にも昇りそうです、特に日本盤の音はこの曲が一番ずば抜けて抜けがいいのです。

レーベルです

d0335744_22520490.jpg

オリジのタンですね。土の香りがしそうなマーク、この後のウィンルーズオアドロウから山羊マークになります。



d0335744_22533390.jpg

日本盤のレーベルです、ファーストアルバムの日本初盤はアトランタマークでした。日本ではいろいろレーベルが変わってよくわかんないです。


もしかしたらこれ以降のABBの日本初盤はすべてUSオリジよりも音がイイかもしれません。今後の研究課題です。


ところでこのアルバムの名前の由来なんですが、生前のディアン「You can't help the revolution, because there's just evolution ... Every time I'm in Georgia, I eat a peach for peace.」と言ったことにで、そこから来ているのだそうです。


購入レコ屋
日本盤 催事にて  どこのレコ屋か忘れました
US盤  ヤフオク  ゼネラルレコード

購入金額

日本盤   たぶん2000円
US盤       1000円







[PR]
by naruru-kato | 2017-01-08 09:40 | The Allman Brothers | Comments(2)

Eric Clapton その2   461 Ocean Boulevard

クラプトン(以下EC)の1974年2枚目のソロアルバム、ジャンキー生活から脱出してここからが本当のソロのスタートと言えるアルバムです。
EC好きには沢山の種類があって(僕が思うに)ヤードバーズ~ブルースブレイカーズ時代(これは少数かな)クリーム時代のみ聞けばイイ。という人もあればスワンプ時代、70年代の枯れたボーカル時代、80年代お洒落時代、アンプラグドで初めてレイラ聞いた人、90年代~現在のブルース回顧時代が好き、などいろいろな人種がいると思うのですが、僕は断然70年代の枯れた歌物ECが大好きで、その次にスワンプ時代、あとはどーでもエエ(笑)という人間です。しいて言うならば80年代は嫌いです(キッパリ)。っーか80年代のロックすべて嫌いなんだけど(もちろん当時は好きでしたよ)。

このジャケ好きなんだよなー


d0335744_22184875.jpg

マイアミのクライテリアスタジオをバックに撮った写真です(だと思う)。ちなみに461Ocean Boulevardとはクライテリアの住所です。


イギリスを離れ、フロリダでレイドバックした雰囲気の中、ギターはあんまり弾かずに歌で勝負したのでしょうか。正直、ECのギターはそれほど好きでもないので僕的にはこのアルバムはソロの中ではベスト3に入りますね。

d0335744_22222890.jpg

ちなみにこの盤はUS再発盤です、ひょんなことからもらったのです。今まではCDで死ぬほど聞いたアルバムでJP盤のレコも家に昔からあります。


d0335744_22233866.jpg


  1. 左が日本盤、右がUS再発盤。USのほうが芝生が沢山写っていて雰囲気がイイです。


    ところで、先日入手したUS盤で、とんでもない事を発見したのです。
    1曲目、日本盤より明らかに録音がイイ,Motherless Childrenをソファに寝そべって聞き終わり次のGive Me Strengthがかかるのを数秒待っているとかかった2曲目はなんと次のアルバムの「Theres One in Every Crowd」の中の一曲であるBetter Make It Through Todayがかかるではありませんか?
    いきなりソファから落っこちました。
    なんでー  あれほど耳になじんだMotherless ~Give の流れが・・・
    これはいったいどういう事なんだ?

    クレジットに目をやるとやはり曲が違ってます。


    d0335744_22325508.jpg
    これが本来の流れ(日本盤です)

    そして問題のUS盤です。

    d0335744_22334451.jpg
    早速調べてみるとすぐに分かりました、US盤は1974年に発売され、当初はUKオリジ(日本盤と同じ)と同じ曲なのですが、1年後の出た再発で2曲目が差し替えられBetter Make It Through Todayになったとの事です(でも、実はこの曲も好きなんだな)

    そんなこと勝手にしてイイんかぁー(怒) ECは承諾したのか?いろんな疑問がわいてきます。まさに暴挙としか言いようがありません。
    もしかしたら、その後に出たアルバムで元に戻っている可能性もありますね。
    そーなっていたとしたら、逆にこのアルバムはレアかもしれません(笑)

    しかも、日本盤とこのUS再発盤は位相が逆なんです、イントロのECのギター(ジョージテリーかも)が日本盤では右チャンネルから出ますがUS再発では左からです、これはもうどうしてもUKオリジを聞いてみないと分かりません。

    所で日本盤はSAL74という当時最新のカッティングマシーンを使っています。これが結構音がイイのです。SORCさんでスローハンドのUKとJPを聞き比べた事があるのですが、JP盤のほうが音が良かったのです。


    d0335744_22401144.jpg
    しかし今回のUS盤はさらにJP盤より解像度が増していてドラムのスネア、シンバルの音が凄く気持ちよく聞こえてくるのです。US盤はデッドワックス部分にSTARINGという刻印があります、実はこの刻印はスターリングというカッティング会社が仕事を行った証拠で、ここでカッティングされた盤は本当に爆音なんですねー。という事でECのレコはオリジが一番音が悪く日本~USと音が良くなっていくのかもしれませんねー。

    もうどうにも、こうにも、461 Ocean Boulevardの謎は解かなくては気が済まなくなりました。


    これは日本盤のライナー。


    d0335744_22451460.jpg

    ブラッキーを抱えております。


    d0335744_22455461.jpg
    これがメンバー、70年代はずーとこのメンバーが基本です。次からコーラスにマーシーレビィも加わります。スワンプ時代の仲間のカールレイドルがメンバーを集めたらしい。


    曲順です。
    A面
    -1 Motherless Children
    -2 Give Me Strength( ori ) -2 Better Make It Through Today(us re)
    -3 Willie and the Hand Jive
    -4 Get Ready
    -5 I Shot the Sheriff
    B面
    -1 I Can't Hold Out
    -2 Please Be With Me
    -3 Let It Grow
    -4 Steady Rollin' Man
    -5 Mainline Florida

    発売当時A-1のギターバトルに往年のファンは「おっー」となったのでしょうが、-2でクールダウンしその後もギターあんまり弾かないで最後はボブマーレー-5で締める渋い選曲。B面の-2~3にかけての渋すぎる声、本当にこのころのECは好きだなー

    レーベルです。まずは問題のUS再発

    d0335744_22555032.jpg

    RSOの赤ベコマーク。次にJP盤


    d0335744_22564510.jpg
    赤ベコがだいぶ大きくなってます。どーでもいいですけど


    謎が深まるばかりの461 Ocean Boulevardです、しかしたぶん音が悪いと思われるUKオリジをわざわざ買う気にもなれないので、今度レコ屋さんでこのUS盤を持って行って聞き比べさせてもらおうかなー、なんて思ってます。



    今週もおまけ


    d0335744_22593656.jpg

    1977年のEC日本公演のプログラムです、名古屋市公会堂で見ました。
    実はこのコンサートは僕の記念すべき外タレ初ライブだったのです、ちなみに2回目はリッチーのレインボー(笑)。ECはこれが3回目の来日でした。


    d0335744_23012659.jpg

    3階席だったので3000円でした。この後ECは数回見に行きましたが、やはりこの時の印象が一番良かったなー


    最近は「また来るのか、あんたはベンチャーズか」  こんな感じです。
    ずーとクラプトン追いかけている人  ゴメンなさいねー(笑)

    US再発盤
    購入レコ屋     不明
    購入金額      タダ(友人からもらいました)

    JP盤
    購入レコ屋     不明
    購入金額      不明



[PR]
by naruru-kato | 2016-09-24 22:25 | Eric Clapton | Comments(0)

Jackson Browne その2  For Everyman

このブログもとうとう1年がたちました、毎週UPを目標にして、たまに面倒くさくなる時もありましたが、なんとかやってこれました、閲覧数もじょじょに上がってきています。訪問してくれている皆さんに感謝します。

さて、記念すべき(笑)第一回の記事はジャクソンブラウン(以下JB)でしたので1年後の今回も
JBで行きたいと思います。
今回はセカンドアルバムのFor Everymanです。以前から日本盤の再発ワーナーP10000番台を持っていましたがヤフオクでオリジが安く手に入ってので比較が出来ました。


d0335744_21182434.jpg


変形、くりぬきジャケのオリジです。かなりのザラ紙です。それに比べて日本盤はツルツルの紙質。なんかこーいうの凄く嫌ですね。一応日本再発盤もくりぬいてあります、UK盤などは、なんとくりぬきが無いジャケです、普通ありえんですが、ゲイトフォールドでも平気でスリーブで出してしまうUK盤。やってくれますわ。


d0335744_21193058.jpg


しかし日本盤も見事に手を抜いていることが判明しました。レコのスリーブがくり抜きの中にあるのですが、レコスリーブを抜くとオリジではこの通り




d0335744_21240221.jpg


中庭のJBがいなくなっているのです、いったいどういう意図なのかはわかりませんが、僕が思うにレコードを聞こうとするとこのインナーを取らなければならない、そこにはJBはいない。どこに行ったのか?というとJBは聴き手のステレオの中、またはあなたの部屋にいるのです。まぁーこんなところでしょうねー(この推理はかなり正しいと思うのですがどーでしょう)

d0335744_21270665.jpg


しかし、日本再発盤はJBは居なくなるどころか、絵が無くなってる。そりゃ無いだろうーワーナーパイオニアさん(怒)


d0335744_21281206.jpg


これじゃくり抜きの意味がないじゃん! もしかしたらP8000番台の日本初盤は絵があったのかもねー。 今後売っていたら中身を見てみます。

ところでこのアルバムから相棒のデビットリンドレーがフル参加です、やはりJBのアルバムにはこの人のスライドが似合います、他にはビルペイン、レイランドスカラー、ラスカンケル、ダグヘイウッド、などその後に重要になって来る人たち、イーグルス関係、クロスビー、ジョニさん。ジェシエド、エルトンジョンもたぶん参加しているはずです。


曲順です
A面
Take It Easy
Our Lady of the Well
Colors of the Sun
I Thought I Was a Child
These Days
B面
Redneck Friend
The Times You've Come
Ready or Not
Sing My Songs to Me
For Everyman

代表曲A-1は勿論イーグルスも大ヒット、この曲グレンフライとの共作なんですがグレンは2番の1行しか歌詞を書いてないそうな、それでも共作にしてしまうJBの人の良さ。ストーンズのジャガー&リチャーズとは大違いです(ミックテイラーが曲作りに参加してもクレジットに乗せてもらえないのがストーンズ脱退の理由なんです)。そして2番に続く流れ、素晴らしい、昨年の日本公演でもアンコールはこの2曲のメドレーでしたね。
その後もSSWのお手本のような素晴らしい楽曲、最後はグレッグオールマン、リタクーリッジ他沢山のカバーがある名曲でA面は終わります。


B-1のピアノはエルトンです(クレジットは別名)そしてギターはジェシエドではないだろうか?クレジットは無いがJBがそう言っているインタビューを読んだことがあります。

B-3もJBらしい曲、リンドレーのフィドルが最高。そして最後のB-4、5も一つのテーマのように流れるように曲が進みます、ドラムのラスカンケルが効いてますね。二回目の日本公演の時のラスはこの曲でメチャかっこよかったなー


レーベルです

d0335744_21450948.jpg

Wマークの無いアサイラムのクラウズです。未確認ですがこのアルバムのカタログ番号1番あとのイーグルスのデスペラードは白アサイラムが存在していますのでこのアルバムも白アサイラムがあるかも知れません。という事でこの盤は本当はオリジではないかもしれません。このアルバムは大好きなアルバムなんで発見すれば買うつもりです。


このオリジは盤の評価はE-でしたので安心してヤフオクで落としたのでしたが非常にノイズが多く針飛びもするダメ盤でした。やられました(泣)


普段聞き様にこの日本盤も持っていようとおもますが、この再発盤も音が本当に悪いです
アサイラムは本当に録音が悪いなぁー  と思います。
プリテンダー、ランニングフォーエンプティーもUS、JPファースト共に持っていましたが日本盤のほうが音が良かったですからワーナーP-8000番台が一番イイのかもしれませんね。



d0335744_21525311.jpg

JBは僕が生涯追いかけているアーティストなんですが、やはりアサイラムは日本盤のほうが音がイイのでしょうか ?  オリジ集める必要無いのかも(笑)

追記 ジェシエドディビスはこのアルバムには参加してませんでした。参加したのは
   ファーストアルバムのドクターマイアイズに参加してました。
 
オリジナル
購入レコ屋     ヤフオクのあるレコ屋   
購入金額      800円

日本再発      不明
購入金額      500円くらい










[PR]
by naruru-kato | 2016-08-29 20:48 | Jackson Browne | Comments(0)

Carole King その2   Music

世界中で2000万枚売った前作「Tapestry」からその同じ年に発売された三作目のミュージックです、普通、モンスターアルバムも作るとそのプレッシャーから次作は時間がかかり、さらにモンスターを超えられない場合が圧倒的に多いのが常ですが(イーグルスのホテルカリフォルニアの後のロングラン、マックのルーモアの次のタスク、フロイドの狂気のあとの炎とか、炎は大好きですけどね)この人はいとも簡単にまたも全米1位になる本作を作ってしまいます。


d0335744_18124527.jpg
もともと音楽職業作家だったんで、ヒット曲作るコツみたいなものは十分にあったのでしょう。

これは日本盤のセカンドかサードプレスです、ジャケは絹目加工のテクスチャー分厚い紙です。
しかし、このジャケはよくないなぁー。
何がよくないかというと、グランドピアノに座ったキャロルを正面から捉えた写真。
普通、グランドピアノは足の部分が見えます、だから座っていると正面から見ると凄く背が低く見える(笑)
座っているのだからその分しょうがない事はわかっていても、ピアノに座ってる部分が隠れてしまい。そのー なんか  ちんちくりん なんですよねー(爆)
こんなこと考えるの僕だけですかねー


でも、コンサートでも必ずグランドピアノの立ち位置(座り位置)はステージの左右どちらかで客席に向かって斜めに位置されるのはそのためでしょうね。


d0335744_18184957.jpg


裏ジャケです、まだこちらの方がイイです(僕の趣味の問題ですが)。


さらにいうと、ゲイトフォールドジャケの内側。


d0335744_18195883.jpg



この右部分をメインジャケにすればもっと売れたかもねー。これが一番の写真かな?


そんなことはどーでもよくて、実際ある評論家の話ではタペストリーとミュージックの発売順が逆ならミュージュクもモンスター的に売れただろう。と言ってました。


このアルバムから管楽器も取り入れてます、僕的にはタペストリーと双璧をなしている素晴らしいアルバムであると思っています。


d0335744_18260437.jpg


表題のミュージックを除き、残りすべてにおいてわざわざ日本語題名が付けられた解説書は朝妻一郎氏、1曲目のBrother Brother「私のお兄さん」カーペンターズがカバーした2曲目のIt's Going to Take Some Time「しなやかな冬の若木の小枝のようになりたい」(なんちゅー長い題名)の日本語題名の違和感あること、あること。


d0335744_18335753.jpg
付属の歌詞カードはたぶん本国仕様でしょうね。

曲順です
A面
-1 Brother, Brother
-2 It's Going to Take Some Time
-3 Sweet Seasons
-4 Some Kind of Wonderful
-5 Surely
-6 Carry Your Load
B面
-1 Music
-2 Song of Long Ago
-3 Brighter
-4 Growing Away from Me
-5 Too Much Rain
-6 Back to California

A-1、マービンゲイにインスパイされた有名な曲、カッコいいです。そしてA-2。カレンカーペンターの歌声にはかなわないかなー、でも本家もイイです。
しかし、ファーストからタペストリーときてこの三作目ではボーカルに自信があふれてきているのがよくわかります。
白眉はやはり大ヒットしたA-3でしょうか、A-5も素晴らしいマイナー調バラード、ダニークーチの地味なギターが最高です。

B面も素晴らし作品が続きます、表題曲も最高!これぞキャロルキングという感じ、しかもサックスが良い味出してます。B-2はJTとクーチがコーラスを付けます。たまらんわこれ。

さらにB-5、ラストのB-6と なんてイイ曲ばかりなんだぁ

レーベルです。


d0335744_18511268.jpg

 僕の予想では日本初盤はA&Mとオードのマークが左右にもっとわかれていると思ってます(未確認ですが)、マトはA面11、B面7となっていますから日本でもかなり売れたのでしょうねー


まぁ日本盤なんでどーでもいい事ですが。


このアルバムはタペストリーの陰に隠れて超有名ではないかもしれませんが、内容は本当に素晴らしいです。どちらにせよ75年くらいまでのキャロルはもう無敵の素晴らしさであることは間違いないです。


購入レコ屋   不明
購入金額    たぶん1000円くらい

参考文献    レコードコレクター2002年 2号

[PR]
by naruru-kato | 2016-07-31 18:21 | Carole King | Comments(0)

Jesse Winchesterその1 Jesse Winchester

今回の紹介の写真はとんでもない事になる。と覚悟しつつこの人を紹介します。
ルイジアナ出身のジェシウインチェスターのデビュー盤です。
以前からこのアルバムジャケは知っていました。しかし音を聞いたことがなかったのですがSORCさんで2枚売っていましたので聴かせてもらい速攻でゲット。
ザ・バンドのロビーロバートソン(以下ロビロバ)がプロデュース&ギターで参加、リボンヘルムもドラムで参加しているのです。
兵役を逃れてカナダに行き、そこでロビロバらに出会い意気投合して彼がプロデュースを引き受けたそうです。

SORCさんには、オリジナルとJP名盤復活シリーズの安いのが1枚づつありました。
双方ともに音を聞かせてもらい、ほとんどJP盤が遜色ない音だったのでひとまずJP盤を購入。



d0335744_18384691.jpg

テクスチャー加工もほぼオリジナルに忠実に再現されているのですが、オリジナルはゲイトフォールドジャケに対しこの盤はスリーブです、まぁしょうがないですね名盤復活シリーズなんで(笑) 当初このアルバムは日本では発売されなかったらしいのですが輸入盤でかなり話題を集めたらしく,このワーナーが出したそうです。その後CBSソニーがオリジナルに忠実に再現された盤で発売したようです。


さて、この盤が話題を集めたのはなぜかというと、やはりオリジナルを買わなければわからないので、ジャケ欲しさに再度SOCKさんでオリジナルのプロモ盤も購入。

もちろんJP盤を何度も聞き返し、その内容の素晴らしさにやはりオリジナルで持っていたい、と思わせたのはやはりウッドストック周辺の土の香りがするアーシーな音に心を打たれたからです。


これがオリジナル

d0335744_18492704.jpg

JP盤と違うのは右隅にAMPEXのマークが入っている点でしょうか、若干色が違いますが。


しかし、このふてぶてしい顔。「なんか文句あるのか?」と言っているようです。この後のアルバムジャケではもっと優しい顔で写っていますので、たぶんこの顔はかなり無理して怒っている表情を出していると思いますね。


ジャケ裏です


d0335744_18520828.jpg

おんなじ顔、金太郎アメかっ(笑)。 1曲はロビロバとの共作ですが、あとはすべて本人の自作です。録音はもちろんベアーズビルスタジオ、エンジニアは当然トッドランブレンです。そして下の方に目をやると、デザイナーBob Cato とある、はてどっかで見かけた名前だ、と思ったらなんとザバンドのセカンド~最後のアイランドまですべてこの人がデザインしているのです。ウッドストックという村はアーティストが多く住んでいる村らしく、その中でも異色の人なんでしょうなー。だってザバンドのアルバムデザイン変なのが多いからね。
という事でこのアルバムもかなりおかしいデザインです。


d0335744_18574448.jpg

ゲイトフォールドの内ジャケ、全部同じ写真でやんの(爆)
なんじゃこれ?   フィルム代削ったんか(笑)

でもかなりの強烈なインパクトです。普通の人では考えれそうで、考え付きませんね。

もうこの手は一回きりしか使えないんで、このデザインはまさにオンリーワンと言えるでしょう(パロディはあるかもしれんけど)Bob Cato 恐るべし。

曲目です
A面
-1 Payday
-2 Biloxi
-3 Snow
-4 The Brand New Tennessee
-5 That's a Touch I Like Winchester
B面
-1 Yankee Lady
-2 Quiet About It
-3 Skip Rope Song
-4 Rosy Shy
-5 Black Dog
-6 The Nudge

A-2の心に沁みる事沁みる事、そしていろんな人に歌われているA-4、B-1まさに土の香りのするバラードです。

ロビロバがどこで弾いているのか詳しいクレジットは無いのですが、これがロビロバでなくて誰なんだ?といういかにもというパキパキのギターソロは随所で出てきます。


オリジナルのレーベルです


d0335744_19131581.jpg
本来は青いAMPEXですが、これはプロモの白盤、かなり貴重な盤かもしれませんねー。


そして国内名盤復活シリーズのレーベルはワーナーのグリーン仕様


d0335744_19153530.jpg

なんとなくこのグリーンを見ると、音が良さそうに思えますねー



その後のセカンドも聴かせてもらいましたがやはりインパクトに欠ける、と感じました。


やはりジャケのせいでしょうか? 


Bob Catoさんの作品集でもあれば買ってみたいと思います。 


追記 Bobさん検索してみたらものすごく作品が出てきました、S&Gやディラン、ジャニスのチープスリルやら・・・ ものすごく有名な人のようだ、作品集も洋書であるようです。
僕が知らなかっただけのようでした(汗)


購入レコ屋  SORC

購入金額 JP盤       1700円くらい
     USオリジナル  3300円くらい







[PR]
by naruru-kato | 2016-07-23 18:42 | Jesse Winchester | Comments(0)

Neil Young その3   Harvest 

ニールヤングの大傑作、ハーベストです。人によってはベスト1に選ぶ人もいると思います、もちろん僕もこのアルバムがベストです。

今回は日本盤です、しかしパイオニアP-8120RのカタログNoを持つこの盤は本国のオリジナルよりも音が良い。と季刊アナログ紙の連載(すでに終了)アナログ塾にて和久井さんが語っているのです。

そんなことが本当にあるのだろうか?確かにP8000番台は音がイイのですが、オリジナルのセカンドプレスくらいの音。というのが一般的な見解なのでは?


無駄なお金使ってでも、いつかはオリジナルを手にして検証したいのですが、やはり御大の大傑作はかなりの高価で流通されていてなかなか手にできないのです。
ちなみにオリジの相場は4~5千円くらい、UK盤のファーストは7~8千円くらいです。

d0335744_08514387.jpg
話は変わりますが、このハーベスト、実は高校の頃に買ってずーと家にあったのです、和久井さんの記事を知ってから何度も聞き返しましたが、この盤そんなに音イイのか?という感じで全体にドラム、ボーカルもこもっていて前に出てこない感じでした、しかも歌詞カードが無い状態のダメ盤だったのでいずれ買い直したいとおもっていたのです。


今回ブログで取り上げたのはオリジナルが手に入ったからでなく、全く同じ日本盤ですが、ニアミントの新品同様の盤(もちろん歌詞付き)を購入し聴き比べたら音が全然違っていたので記事にしました。

2枚を並べてみます、両方とも帯はないです、有ったとしたら5千円はしますね。

d0335744_08542017.jpg

左が以前からあった盤(仮にA盤とする)右が今回購入のニアミント盤(同じくB盤とする)
です。
ジャケの具合、インナー、解説などすべて同じ材質のザラ紙です、ただしA盤は経年劣化でざらざら感が薄れてきています。

B盤に針を落として見ると、明らかにドラムの音が違います、1曲目イントロ、A盤のドラムは「トントンドン」というバスドラがB盤では「ドンドンバシッ」うーん上手く言葉で表現できない、すいません(汗)。しかしハープの音、そしてボーカル、すべてクリアーに前面に出てきているのです。これがオリジナルより優れた日本初盤の音なのだろうか?


カタログ番号も同じ盤ですが、何が違うかレコードをじっくり見てみました。


d0335744_09030119.jpg
こちらも左がA盤、右がB盤です。レーベルの色の濃さの違いは経年劣化によるものかな?



ますA盤ですが、デッドワックス部のマト記号がA盤はA面2-A-5、B面2-A-4.その他に3T9XZという記号も刻印してあります、すべての刻印が薄くて読みにくいです。

続いて今回購入したB盤、はA面1-A-8、B面1-A-7 2T12という記号があります、B盤は刻印も鮮明に打たれています。

一般的に8000番台がJPファーストプレス、P10000番台がセカンドプレススと呼ばれていますが、どうやらA盤はファーストプレス、B盤は超ファーストプレスなのかなーという感じがします。



d0335744_09143602.jpg

ここで一つある事実が判明しました、2枚並べてみてみるとデッドワックス部分の幅が違うのです、B盤のほうが両面とも4mmくらい幅が広い。ということは盤のカッティングが違うという事なのです!当然エンジニアも違うかもしれないし、もしかしたらBの超ファーストプレスはリプリーズ原盤スタンパーを使用、Aのファーストプレスは日本でのオリジナルスタンパーを使用、かもしれません。謎は深まるばかりです。


紙面が無くなってきたので(笑)、この後はサクサクっと行きます

d0335744_09211631.jpg

裏はおなじみのレコーディング風景。相変わらず狭いところでやってますねー(笑)


d0335744_09225335.jpg

これまたおなじみのゲイトフォールドの内側。


d0335744_09234578.jpg

これが歌詞カードです、オリジナル盤と同じです、忠実に再現していると思われます。



d0335744_09260548.jpg

解説は小倉エージさん。妥当な人選ですねー。

曲目です。
A面
-1. Out on the Weekend
-2. Harvest
-3. A Man Needs a Maid
-4. Heart of Gold
-5. Are You Ready for the Country?
B面
-1. Old Man
-2. There's a World
-3. Alabama
-4. The Needle and the Damage Done
-5. Words

Heart of Gold 、Alabama 、The Needle and the Damage Done。もちろんこの辺りの曲はニールの超代表曲ですが、他の曲も素晴らしい楽曲ばかり、このアルバムを聞いて何も感じない人はアメリカンロック聴く価値のない人です(キッパリ)。

コーラスで客演しているのは、ジェームステイラー、リンダ、スティルス、クロスビー
、ナッシュという非常に判り易く納得できる人たち。


オリジナルとの音の違いについては、入手しだいレポートするつもりですが、ヤフオクでもなかなか落とせないんでねー、でも前作のアフターザゴールドラッシュのオリジナルを先日1500円という破格値で落とせたので気長に機会を待ちますよ。


いままで一体何回この作品を聞いたかわかりません(CDも含む)それでもまた新たな謎が生まれるなんて、本当に素晴らしい作品であるといえますね。次回のニールは先ほどのアフターザゴールドラッシュの記事にします。(投稿予定は未定ですが)



A盤
購入レコ屋   金額    不明

B盤
購入レコ屋    ファイハイ堂レコード店
購入金額     1800円







[PR]
by naruru-kato | 2016-07-17 08:56 | Neil Young | Comments(0)

Rickie Lee Joneその1  Rickie Lee Jone 

梅雨の間のムシムシした晴れ間に部屋でエアコンかけてビール飲みながら聴くには何がイイか?と考えていたら無性にリッキーリーが良いかな。と思ったので聴いてみました。

このアルバムは1979年のデビュー作で、僕の好きな範囲からは外れているのですがなにぶんジャケが良いので昔買っておいたのです。

新人としては異例の有名なプロデューサー、豪華なバック陣、そしてアルバムカバーは有名な写真家であるノーマンシーフです。


d0335744_10173982.jpg


ほれぼれする写真ですねー。このころのワーナーの女性アーティストのデビュー盤は必ず豪華なバック陣であることが多く、ニコレットラーソン、ヴァレリーカーターなどはワーナー所属の有名どころ、ドゥービー関係、リトルフィート関係、なんかが脇を固め必ずヒットさせるぞー感が出ていて安心して聴けます。



今回のは日本盤です、この頃の盤は特にオリジナル買う必要はないと思います。あくまで自分の趣味の問題ですけど。


d0335744_10221739.jpg

邦題は「浪漫」 まぁ 妥当な題名です、「ロマン」ではないところがグッドです。


このアルバムに参加しているのは、この頃の時代の先端をゆくアーティストばかり、フィュージョン系の人たちです、そのバック陣にリッキーリーの声がベストマッチ。この後に登場する女性SSWはほとんどこのアルバムの影響を受けているのではないでしょうか?リッキーリーが登場していなければ、あのノラジョーンズも出てこなかったのではと思うのは僕だけでしょうか?


d0335744_10290367.jpg


解説は鈴木道子さん。リッキーリーとは何者なんだ?というとこから解説が始まっています。女性ボーカリストのデビューの道筋としては、有名所のバックでひとまずコーラス参加して多少なりとも名前を売り,デビューというのが正しいと思うのですが、この人はいきなりアルバムを出してきたようです。



そして解説にも書いてありますが、この人幼いころにこのアルバムのプロデューサーであるワーナーのラスタイトルマン、レニーワロンカー幼馴染であった証拠写真がウラジャケに載っているのです。


d0335744_10350551.jpg


左上の写真が問題の写真です。UPで見てみると。



d0335744_10354984.jpg


サンタモニカで、ラス、リッキー レニー と   と記してあるのです。
これが本当かどうかはわかりませんが。ジョークだとも思えない凄い写真です。


曲順です
A面
-1 Chuck E.'s In Love
-2 On Saturday Afternoons In 1963
-3 Night Train
-4 Young Blood
-5 Easy Money
-6 The Last Chance Texaco
B面
-1 Danny's All Star Joint
-2 Coolsville
-3 Weasel And The White Boy's Cool
-4 Company
-5 After Hours (Twelve Bars Past Goodnight)

参加アーティストを簡単に書くと
スティーブガッド、アンディーニューマーク、ジェフポーカロのドラムス陣
バジーフェィトン、フレッドタケットのギター
ニールラーセン、Drジョン他のキーボード
トムスコット他のホーン
マイケルマクドナルドのコーラスなどなど。

ジャジィー これこそこのアルバムの為の単語です。そしてメロウ。まさにこの頃全盛のAORの代名詞のような言葉がしっくりきますが、ただ単にAORの枠組みの中だけではこの人は収まりません。SSWとしての才能は抜群です。-5はすぐにフィートのロウェルジョージが76年にソロで取り上げています。大ヒットしたA1はもちろんですがそれに続く-2、-3の美しいこと。このアルバムを聞く最高のシチュエーションとしては、都会の高層マンションの上層階で夕暮れ時にビール飲みながら、街が暗くなってネオンが灯りだすのを眺め楽しむ。 こんなところでしょうね。自分には無理ですが(涙)


一応レーベルです。


d0335744_10463098.jpg


USのワーナーに合わせた同仕様の線入りレーベル。特にどうってことは無いです。



今でも作品を発表しているリッキーリーですが、やはりこのデビュー盤が最高なのは否めません、でもセカンドもジャケが凄く良いし持っていたいアルバムです(持ってますけど)


70年代の女性SSWとは少し感じが違うのですがジョニミッチェルもこの頃はかなりジャズ的なアプローチしてましたし、やはりそーいう時代だったのです。


その中でも一つ抜きん出た作品であることは間違いないです。ちなみにこのアルバムは79年のグラミー賞の最優秀新人賞を取っています。


ううーん  やはりもう一杯ビールが飲みたくなってきました(笑)


購入レコ屋   忘れました
購入金額    たぶん1000円くらい

[PR]
by naruru-kato | 2016-07-04 10:37 | Rickie Lee Jones | Comments(0)

The Allman Brothers Bandその2  The Allman Brothers Band 

オールマンブラザーズバンド(以下ABB)のファーストアルバムです。
なぜか初夏の熱くなりだした頃、一番良く聴くのがABBなんですねー、暑くなるとやはりサザンロックなんです(笑)。

これは日本盤ですが初期盤のワーナーP-8138A、というカタログ番号。良く言われるのがワーナーの8千番台は音が非常にいいそうな、和久井先生が良く語ってます。
でもなぜ8千番台が音がイイのかが詳しく語られていません、ネットで調べても結論は出ていない感じです。その時のカッティングエンジニアが優秀だったとか、マシンが良かったとか、いろいろ出てきますが核心の訳は見当たりません。
非常に気になっているので誰かわかる人がいれば教えてほしいものです。



d0335744_19294507.jpg

キャプリコーンレーベルを作ったフィルウォールディンが最初に契約したABB。みんな若いですねー。ブルースロックの定番中の定番で、非常に男くさいジャケです。ちなみにキャプリコーンは他にマーシャルタッカーバンド、ウィット・ウイリー、ボビー・ウィットロッック、エルビン・ビショップなど男くさいラインアップばかりで、唯一の女性はボニー・ブラムレットという、いかにも納得できるメンバーです。オリジナルの初期はアトコレーベルに間借りしていたようでセカンドまではアトコ(キャプリコーンレコードシリーズ)というレーベルになっています。
その後フィルモアイーストライブではオリジナルのピンクレーベル、ブラザーズ&シスターズまではタンレーベル、それ以降は一番印象に残る山羊のレーベルになります。


d0335744_19392139.jpg

わりかし有名なジャケ裏写真、キリストっぽいベリーオークレイです。

そして問題のゲイトフォールドの内ジャケです、高校の頃イギリスのプログレ好きの友達がこの写真を見て「アメリカ人は下品でやだね」と言った事が今でも覚えています。


d0335744_19421706.jpg

ドゥービーブラザーズのトゥールズストリートも内ジャケで裸になってます、しかもあちらは娼婦風の女の人も出ていてそれなりに嬉しいのですが・・・
ABBは男ばかりで、若気の至りなのか?



ところで、この盤はかなり音がイイと言われて購入したのですが、聴いてみると確かにリマスターCDと同じくらい音が太いでした。話によるとなぜかドイツ番が一番音がイイらしいのですが、でもこの日本盤も及第点のカッティングだと思います。

しかし、先日セカンドアルバムのUSアトコオリジナルを手に入れましたが、音圧が全然違う。ものすごい爆音だったのです。別のアルバムなんで比較はできませんがこのファーストの日本盤と比べて雲泥の差だったのです。

最初は爆音と思って聴いたいたギターの音がセカンドとく選べて、若干こもっているように聞こえてきたのです。

これはこの盤もUSアトコを手に入れなければならなくなってきました(汗)


d0335744_19484260.jpg

日本初盤なんでABBがどんなバンドか木崎義二さんという人が解説しています。

このファーストは全米188位と振るわなかったせいか「人気が無くても実力があり上手いグループなので絶対に推薦したい」というような事が書いてあり笑えます。


曲目です
A面
-1 Don't Want You No More
-2 It's Not My Cross to Bear
-3 Black Hearted Woman
-4 Trouble No More
[B]
-1 Every Hungry Woman
-2 Dreams
-3 Whipping Post

この後ライブでも定番となるB-3を始め、A-3,B-2などの有名曲も生まれています。ギターの音は流石ギブソンハムバッカーのグイグイくるサウンド、たまりません。

一応レーベルです。

d0335744_20102069.jpg

初期は日本でもアトランタのレーベル、ABBはその後日本でもいろんなレーベルから出ているような気がします。


このライナーを読む限りこの頃はまだサザンロックという名前は出てきません。もしかしたら、ブラザーズ&シスターズの頃に使われたのかなぁー


という訳でこのファーストもUSアトコを探さなくては(高い金出せばすぐ見つかりますけどね)ならなくなりました。


基本的にABBとザバンドはオリジナルで聴きたいですからねー。

次回ABBを語る時はセカンドのオリジナル盤「アイドルワイルドサウス」を取り上げる予定ですのでそれまでじっくり爆音を検証しておきます(笑)


購入レコ屋   ハイファイ堂レコードストアー
購入金額    1500円程




[PR]
by naruru-kato | 2016-05-14 19:33 | The Allman Brothers | Comments(0)

Steve Youngその1  Rock Salt & Nails / Seven Bridges Road

ステーブヤングの2枚を取り上げます、凄く気になる名前の人ですが知ったのはイーグルスがこの人の「Seven Bridges Road」をライブ取り上げていてるからです、当初ずーとイーグルスの曲だと思っていたのですが、実はステーブヤングの曲だと知ったのは最近です。
ところでこの人の名前は日本語読みだとステーブンスティルスとニールヤングをたして2で割った名前ですが、スティルスの場合Stephen ですので僕は日本語表記はスティファンとしていますが、この人は Steveですのでやはりステーブでイイと思います。特に文章にすることでも無いですけど(汗)


d0335744_11325671.jpg

少し異様な写真、または自信に満ちた写真。「俺を聞け!」と眼が訴えているようです(笑)
このアルバムはブラックホーク99にも選出されております。ジャンルとしてはカントリーロック系のSSWという標記の仕方でほぼ間違いないと思います、どことなくグランパーソンズにも通じる曲調も多いのですが、この人は南部ジョージアの出身。カントリーロックの中にもゴスペル、ブルース、ソウルなどの要素が詰まっている感じです。


d0335744_11430413.jpg

ジャケ裏です、表の写真に比べてだいぶまろやかな顔です、ステージ写真とかも見たことがありますが、もっと太っていてアメリカならどこにでもいるおっさんという感じでした。


d0335744_11450315.jpg


日本盤ですので解説です、なんとブラックホークの店長の故、松平維秋さんが文章を書いております、なかなか興味深い内容です。
このアルバムは1969年に本国でデビューアルバムとして出ていますが、日本では発売されず、マニアックな人たちが輸入盤を探していたと書いてあります。そして1977年に名盤発掘シリーズでようやく日本デビューしたのです。ちょうどイーグルスがライブ盤を出したころでしょうか。あとで知りましたがリタ・クーリッジ、イアンマシューズもSeven Bridges Roadをカバーしています。イーグルスはイアンのバージョンで歌っている気がします。
d0335744_11504611.jpg
一応レーベルですが日本盤なんでどーでもいいのですが。

曲目です
A面
-1 That's How Strong My Love Is
-2 Rock Salt And Nails
-3 I'm A One Woman Man
-4 Coyote
-5 Gonna Find Me A Bluebird
-6 Love In My Time
B面
-1 Seven Bridges Road
-2 Kenny's Song
-3 Holler In The Swamp
-4 Hoboin'
-5 My Sweet Love Ain't Around

満を持してLAに行きデビューアルバムを出し、ギターにジェームスバートンを起用しています。がたいして本国では売れなかったようです。
そしてSeven Bridges Roadでもう一度勝負しようと思ったのでしょうねー

サードアルバムはそのままSeven Bridges Roadというタイトルにして再演しています。

d0335744_12071915.jpg


アレンジも女性コーラス、ストリングスを導入し「これでどうだ!」という感じです。このアルバムが売れたかどうかはわかりませんが、他の曲はやはり同じようにカントリーロック系SSWです。


d0335744_12102031.jpg


ジャケ裏、歌詞カードになっています、真中の家族写真が夜逃げしているようで侘びしいです(笑) この盤はプロモーションコピーでプロモシートも付いている激レア盤です。

d0335744_12121797.jpg


レーベルです、A&Mからリプリーズに変わっています


d0335744_12124099.jpg


曲目です。
A面
-1 Seven Bridges Road
-2 My Oklahoma
-3 The White Trash Song
-4 I Can't Hold Myself in Line
-5 I Begin to See Design
-6 Long Way to Hollywood
B面
-1 Many Rivers
-2 Lonesome, On'ry and Mean
-3 Come Sit By My Side
-4 True Note
-5 Ragtime Blue Guitar
-6 Montgomery in the Rain

A-4はマル・ハガードの曲ですが、あとはすべて本人の曲です。

スティーブヤングはものすごく不器用な人なんでしょう、イイ曲は作れるのに自分ではヒット出来ない。上手くプロモートも出来なくてアルバムも売れない。インタビューを読んだ事がありますが、バックバンドを使ってライブやりたいのですが金銭的に苦しいと話してます。
そーいうところで彼の控えめな(予想ですが)性格が人となりに出ていて、味わい深い作品になっていると思うのですが、どーでしょうか。

Rock Salt & Nails
購入レコ屋  ミュージックファースト
購入金額   1000円くらい


Seven Bridges Road
購入レコ屋  SORC
購入金額   3500円くらい


参考文献   Rock Salt & Nails(日本盤)ライナーノート


[PR]
by naruru-kato | 2016-05-08 11:34 | Steve Young | Comments(0)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30