アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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David Wiffenその1  Coast To Coast Fever

いよいよ、マイナー度が増してきました。カナダはモントリオールのデビッド・ウェフェンを紹介します。

カナダ出身のミュージシャンとして思い浮かぶのは、もちろんニールヤング、ジョニミッチェル、ザバンドの4人(笑)、すこし渋めでブルースコバーンくらいでしょうか?

デビッド・ウェフェン。この人の事を知っている日本人ははたして何人くらいいるのであろう?たぶん僕の予想では(評論家、レコ屋店主などは除く)1000人くらいではあるまいか(笑)

そーいう僕でも知ったのは1年ほど前(汗)何気にディスクマーケットでSSWのアイテムを見ていて「なんか気になるジャケだなー、しかも紹介文もSSWの基本中の基本」と書いてあるし、ちなみに自分所有のSSW系のムック本数冊も見ましたがこの人を紹介している記事が載っていた本は1冊のみ、昔ならそのままで終わってしまうのですが、今はYoutubeがあります。ひとまずすぐに見つかったので全曲聴いてみました。

「めっちゃ いいやん」 これはこのアルバムどーしても買わないといかん。謎のレコ屋さんで注文したら一月後に入荷があり、わりと簡単に手に入れることができました。なかなかこの人もヤフオクには出てこないし、普通にレコ屋廻って漁っていてもまずお目にかかれないので助かりました。


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非常に気になったジャケ。白く顔を縫ってなんかピエロっぽい表情を浮かばせております。

内容はまさにロードソング、ヒューマンソング。ロードという言葉がいたるところで出てくる。人生の痛みなどが歌われているのであろう。声はバリトン、しかしエリックアンダーソン、ジェームステイラーのような奥深さは無く、淡々と歌ったいるので逆に凄く聴きやすい。

ちなみにエリックアンダーソンがこの人の曲を取り上げ注目されたようだ,その他にロジャーマッギン、ジェリージェフウォーカー、アンマレー、イアン&シルビアらがカバーしています。


デビットブルーとエリックアンダーソンをたして2で割った程良い歌声とでも申しましょうか(笑)とにかく声が良いんです。SSWにしては味も癖も無いような声かも知れませんが、そこがまたイイのです。聞き流すのにちょうどいい、しかし聴いた後でもう一度、さらにもう一度と何度でも聴いてしまいたくなる声。まさにスルメのようなSSWです。


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本来の顔はこんな感じ、顔の弩アップのファンタジーからのメジャーファーストアルバムのジャケは漫画ガキデカのこまわり君のようで凄いです。



もともとイギリス出身ですが幼いころカナダに移住します。音楽歴は今のところ不明ですが、ブルースコバーンとともに活動していてこのアルバムもプロデュースはコバーンです。いまでもカナダで活躍しているのか、死んでしまったいるのかも不明です。(Wikkで出てこないのでわかりません)いろいろ調べましたがやはり1973年に出したこのアルバムが最高なようです。奇跡の来日も無いようでした。

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一曲ごとの細かいクレジットが裏にはついております。


曲順です
A面
-1 Skybound Station" (David Wiffen)
-2 Coast to Coast Fever" (David Wiffen)
-3 White Lines" (Willie P. Bennett)
-4 Smoke Rings" (David Wiffen)
-5 Climb the Stairs" (David Wiffen)
B面
-1 You Need a New Lover Now" (Murray McLauchlan)
-2 We Have Had Some Good Times" (David Wiffen)
-3 Lucifer's Blues" (David Wiffen)
-4 Up on the Hillside" (Bruce Cockburn)
-5 Full Circle" (David Wiffen)


ピアノとギターくらいでさりげない編成で録音されています。3曲のみブルースコバーンらの曲をやっていますがあとはオリジナルです。

今回は曲ごとの感想は割愛します、ちなみにA面は-1、-2の流れは最高です。

B面はすべて最高です。ずーと聴いていたくなります(という事でたまにプレーヤーのリピート機能をフル活用)

一言でいうならば「SSWの鑑」のような作品。しっとりと落ち着いた大人の香りです。


映像貼り付けたいのですが、なにぶん自分にテクがないのでタイトル曲のアドレスだけ貼り付けておきます。


https://www.youtube.com/watch?v=I3YFM7zYJyM


レーベルです。


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USユナイテッドアーティストのオリジナル盤。



しかしこの人をリアルタイムで(当然輸入盤で探して)聴いたいた人はマジで大尊敬します。
今ではCDも廃盤となりLPも入手するのは非常に困難なアイテムです。

全編語りかけるように進んでいくこのアルバム。1970年初頭にしかこのような音楽は生まれなかったかもしれません。

でも、僕と同じようにこのジャケが気になるようでしたら聴く価値は十分にありますよー。

僕的に、このCoast To Coast Feverはエリックアンダーソンのブルーリバー。デビッドブルーのストーリーズ、ロッドテイラーのファーストとならんで生涯の友となりました。



購入レコ屋   ナカシマレコード


購入金額    2500円程













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by naruru-kato | 2017-09-17 07:30 | David Wiffen | Comments(2)

J・D Souther その1 John David Souther

今月から少しの間マイナー系のSSWの特集をします。ということですが今回のジョンデビットサウザー(以下JD)はマイナーじゃないだろう!と思われる方も多いと思います。

が、しかしこの人、超がつくほどの寡作で、40年近い活動歴でもソロはわずか数枚、バンドで2枚、ディオで1枚くらいしか作品出していないのです。

このアルバムカバーはイイ感じですね。内容はいかにもSSWのデビュー盤という感じです。このころはまだJDサウザーという表記ではなくフルネームです。この後はすべてJDになっていると思います。


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大ヒットした1979年のYou're Only Lonelyの頃は誰でも知っていましたが、今となっては誰だそれ?って感じかもしれません(汗)

ちなみに僕らの世代ではこの曲は映画「波の数だけ抱きしめて」の挿入歌で   
ついつい主演の織田裕二、中山美穂を思い出します(笑)

しかしJDは、楽曲提供は非常に多く、リンダはもちろん盟友でもあるイーグルスなど多くのヒット曲がJDが絡んでいます、一時期は6人目のイーグルスとも言われ、ジャクソンブラウン、ジェームステイラーとも非常に仲が良く、言ってみればLAの裏大御所であると言っても過言ではないですね。


ちなみにイーグルス関係では「我が至上の愛」「ドーリンドルトン」「ニューキッドインタウン」「ハートウェイクトゥナイト」辺りが共作になっています。




JDはデトロイト出身ですがその後LAに移り、グレンフライとディオを組んでアルバムを出すも不発、その後デビットゲフィンに説得されアサイラムから1972年にソロデビュー、しかし売れずに今度はクリスヒルマン、リッチーフューレイとバンドを組むもこれも売れず、再度ソロの「ブラックローズ」(これも良いです)を出すもやはり売れず、イーグルス、ジャクソンが売れるのになぜこの人が売れないのだ?と思っていたらコロンビアに移籍し先の大ヒットを放つ訳です。


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裏ジャケ、このなんとなく危なさそうな雰囲気とあのかすれ声で、かつてはジョディーシル、リンダとも浮名を流しています。


このアルバムのバックメンバーは僚友のグレンフライ、この後ソロを出すネッドドヒニー達です、音数も少なくシンプルな演奏が凄くイイのです。

曲順です。

A面
-1 The Fast One

-2 Run Like A Thief

-3 Jesus In 3/4 Time

-4 Kite Woman

-5 Some People Call It Music

B面
-1 White Wing
-2 It's The Same
-3 How Long
-4 Out To Sea
-5 Lullaby

A-1 ソロデビューの最初の1曲目にふさわしい初々しいナンバー。この人の
  曲作りはサビにあると思います。ニューキッドインタウンもそうですが
  本当にサビの部分は素晴らしい。この曲でもその片鱗が見て取れます。

-2 イントロのアルペジオはグランフライか? その後のJDの声、たまらん
  色気、ドンヘンリーほどビターではないところがイイです。サビのコー
  ラスも最高です。

-3 この曲もいいです、弾き語り風です。しんみり来ます。


-4 この曲もいろんな人がやっていると思います、名曲です。2番から入るギ 
  ターのオブリガードが最高。コーラスも完璧。曲の奥深いアレンジ、ま 
  さにJD。
  グレンフライとのディオのアルバムでの焼き直しですが、元歌知らない           
  のでで何とも言えませんが、本にはアレンジはこちらの方が抜群とある    
  本に書いてありました

-5 アコの抜けが最高のイントロ。これもサビが最高です。捨て曲無しのA面
  でした。。



B-1 すこし変わった曲ですが、この後のアルバムではこのようなカリブ風な
  曲も多くなってきます。


-2 珍しくピアノから始まる曲。ジャクソンっぽい楽曲です。JDの甘いくて
  切ない声たまりません。コーラスはやはりグレンフライかな?


-3 イーグルスが2007年に再々結成で出したアルバムでカバーしました。い  
  かにもイーグルスがやりそうなアレンジ。しかしなんで30年程経ってか  
  らカバーする気になったのかが良くわからんねー

-4 ここでのボトルネックはウェインパーキンスです。イーグルスのデスペ  
  ドにも通じる曲です。


-5 最後に小作ですが、この切ない声を聞くとまたA面から聞きたくなる。
  そんな要素がある名曲ですね。レイラの「庭の木」のようだ(笑)



まだカントリー色が多少強く非常に聴きやすい楽曲が並びます、一般的にはセカンドのブラックローズが最高傑作、と言われているJDですが、僕はこのファーストがかなり好きですねー


レーベルです。


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カタログ番号はSD5055、イーグルスのファーストが5054なので、イーグル
スの次に出たという事です。



アサイラムの白レーベル、これをグレヒの500円のバーゲンコーナーで発掘した時は「ウォー」と叫んでしまいましたよ。



思わずオーナーのTさんにこれ500円ですか?と聞いたところ、「こんなの誰も買わないでしょ」って言われて嬉しいんだか悲しいんだか。




今まで2回JDを生で見ることができました、最初は甲子園球場で行われたカリフォルニアライブ、この時はリンダ、ジェームステイラーも見れて最後の全員でのアンコールで初めてアンコールトーチを見ることができました。
しかしステージが遠すぎて全く顔も判らないし、曲も何をやったかさっぱりおぼえていません(汗)


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2回目は名古屋のボトムラインでのカーラボノフとのジョイント、これは目の前でJDを見れました。カーラボノフがメチャ太っていてショックを受けたのが一番良く覚えています(笑)


俳優業もこなすJDですが、2014年に久しぶりのオリジナル出しましたが、この先さらにオリジナルを出す、という事はあまり期待していません。だから今までの数少ない(ほとんどこのアルバムからYou're Only Lonelyまでの3枚ですが)アルバムを聞き返すしかないのです。

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が、最近(と言ってもかなり前ですが)の作品のセルフカバーNaturl Historyはものすごく良い出来で、ここでのニューキッドインタウン、などのイーグルスに提供した楽曲は本当に素晴らしい出来です。




出来ればこの路線で他人に提供したセルフカバー第二弾でも出ればいいのですがねー(笑)


この後は、ウォーレン ジボン(マイナーではないけど)ガスリー トーマス、ボブ ニューワース、デビット ウィフェン、ジェフリーコマナー,クリストファー キニー、なんかを取り上げるつもりです。



  • 購入レコ屋   グレイテストヒッツ

    購入金額    500円

    参考文献    アサイラムレコードとその時代  他


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    by naruru-kato | 2017-09-02 19:41 | J・D Souther | Comments(4)

    Jackson Browne その3  Late For The Sky

    とうとうこの拙いブログも3年目に突入です。よくぞ毎週毎週記事をUPできたものだ、何度も何度も挫折しそうになりながらもかろうじて続ける事ができ、自分を褒めていますが(汗)ネタは当分尽きないのでまだまだ頑張ろうと思ってます。

    毎年8月の第一週はジャクソンブラウンで行こうと思ってます。(2年前の初回がJBだったのでねー)

    ちなみに今回のサードアルバムのタイトルは僕のメインブログのタイトルでもあり、この「アナログレコード巡礼の旅」の副題もこのアルバムからの1曲、ロード&スカイです。


    どんだけこのアルバムが好きやねん(笑)。と思われるでしょうが、確かに一番好きかもしれませんが、一番聴くのはセカンドとプリテンダーです。JB本人もこのアルバムが人気あるのは分かっているが、最高傑作とは思っていない。と語ってます。



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    青い空と雲と、薄暗い風景が見事にマッチしている素晴らしいジャケ。今でも現存するLAの街のどこかです。




    日本ではJB好きの浜田省吾が「愛の世代の前に」というアルバムでこのジャケをパクってます。


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    この盤はワーナーP-8000番台の日本盤です、実はUSアサイラムのオリジナルも持っていましたが、何回聴いても日本盤の方が音が良くオリジは売却してしまいました。



    この頃のアサイラムはなぜかあまりイイ音ではないようで、その後のプリテンダー、ランニングフォーエンプティーもオリジより日本盤の方が音が良くて売ってしまったのです。という事でJBに関しては凝ったジャケ以外は日本盤でイイや。と思ってます。


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    日本盤なんで解説、歌詞カードもあります、歌詞カードの翻訳を眺め「そーか、そーいう事を歌っているのか」と思いたいのですが、翻訳も難しすぎて何を言いたいのか凡人の僕では理解できません(涙)

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    日本びいきで何度も来日してくれるJB、今年も秋にソロのアコツアーでやってきます。


    僕はいままで5回見ることができました、昨年の公演も素晴らしかったのですが、一番の公演は学生の頃見たホールドオンツアーかな。


    ところでJBの魅力は何だろう?と考えると、いかにもSSWにふさわしいメロディーなのか?非常に分かりづらい歌詞なのか?僕的には彼の声であると思っています。高音、低音のどちらでもないごく普通の中音域。これがJDサウザーとか、ドンヘンリーのようなビターボイスでもないのですが少しだけかすれた声。でもなぜか凄く安心して聴ける歌声。そこが魅力です。


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    我が家にあるLate For The Skyです。LPは両方ともワーナー初盤ですが、左のは聴きすぎて傷だらけになり壁レコとして第二の人生(盤生)を送っております。CDは数年前にリミックスして発売されたものです、US盤ですが歌詞も印刷されています。


    メンバーはデビッドリンドレー、ダグヘイウッドら、コーラスにドンヘンリー、JD、ダンフォーゲルバークら。



    曲順です
    A面
    -1 Late for the Sky
    -2 Fountain of Sorrow
    -3 Farther On
    -4 The Late Show

    B面
    -1 The Road and the Sky
    -2 For a Dancer
    -3 Walking Slow
    -4 Before the Deluge


    A-1 あまりにも唐突とリンドレーのギターから始まるタイトル曲。今まで何度このイントロ  を聞いたことか?。あまりにも地味に歌い上げるJB。恋の終わりを歌にしていますが単純なも のではなく、やはり凡人の僕にはわからない世界です。オブリガード的に随所に入るリンドレーの素晴らしさ、このギターの良さは歳を取らないと分からないかも。JBの超代表曲です。

    -2 邦題は「悲しみの泉」先の来日公演の前半最後にやってくれました。
    コーラスにドンとJD、いかにもJBの一番得意そうなミディアムメロディー。過去の恋人に捧げられたこの曲は1曲目とシンクロしているのかもしれません。サビと後半のコーラス。イーグルスっぽくもあり、イーグルスでは出せない侘びしさもあり最高ですよ。ここでのリンドレーのソロも最高です。

    -3 タイトル曲と同じようにいきなりリンドレーのスライド爆発。ほとんどJBの歌と対等にスライドが随所に入ります。

    -4 この曲もコーラスはドンとJD。こーしてA面を通して聴くと、ほとんど同じ曲のように思えてしまう。JBをしっかり聴こうとするとやはり歌詞をじっくり検証していかないといけないよ思うのですが、いかんせん自分の性分ではそれは無理なんで(汗)
    こうして劇的な展開を迎えることも無くA面は終わってしまいます。最後で車のドアを開け、そして締めてエンジンをかける効果音が入ります。これは何を意味するのでしょう?

    しかし、聴き終わった後はいつもボッーとしてしまう完璧なA面でした。

    B-1 エルトンジョン風のピアノが効いているロックナンバー。ちなみに浜省さんの事務所、ファンクラブの会報もこの曲の題名です。

    -2 なぜ生きなければならないのか?という壮大なテーマの曲です。そんなこといわれてもなぁーという感じ(笑) ここではリンドレーのフィドルが素晴らしい。

    -3 とりとめのない曲ですが、このアルバムの中に入ると結構効いてきます。

    -4 最後を飾るにあまりにもふさわしい代表曲。この後に発表されるアルバムのラスト曲の盛り上がりはどれも素晴らしいですが(プリテンダー、ホールドオンホールドアウトのように)そのその中でもひときわ際立つ曲です。

    ただし先の名古屋公演では悔しい思いをしました、アンコールの最後でやるのは判っていたのですがコンサート中盤で客からリクエストが入り(コールイットアローン、これはこれで良かった)それをやったのでラストのこの曲が削れらてしまったのです(涙)後でその事が判りリクエストした人を恨んでます(爆)

    久しぶりに全曲通して3回も聞いてしまいました。SSWの金字塔であることはやはり間違いないですが、劇的に印象に残こる曲もあるか?と問えば。「うーん」と言わざる得ない所がこのアルバムにはあります。しかしすべてを聞き終えると「よーし頑張るぞー」と意味もなく思えてくるアルバムです。僕は何度もこのアルバムに助けられました(そーいうアルバムが数枚あります)。



    まさに人生における教科書のような作品なのかな。


    レーベルです。


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    ワーナーパイオニアP-8527です。特にどうっことないですがこの盤は10000番台まで出ていますので日本でも売れてるという事でしょうね。


    久しぶりに過去のコンサートパンフを引っ張りだしてみました。


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    やはりこの時のメンバーが一番好きです、リンドレーにビルペイン、グレッグドージ、ボブグラブ、ラスカンケルの鉄壁にリズム隊、コーラスにローズマリーバトラー、ダグヘイウッド。

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    昨年のコンサートではボブグラブだけがここから来ていましたが相変わらずのノリで楽しかったです。


    ジャクソンブラウンは一生追いかけていくアーティストなので最新のアルバムも勿論買っています。80年代の作品はNGなのが多いですが最近も凄くいいですよー。


    購入レコ屋   ハイファイ堂レコード店

    購入金額    500円くらい
     
      



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    by naruru-kato | 2017-08-05 20:43 | Jackson Browne | Comments(0)

    Ian Matthews その2 PLAINSONG/In Search of Amelia Earhart

    イアンマシューズがソロ2作発表したあと、アンディーロバーツ達と結成したプレインソングの72年に発表されたIn Search of Amelia Earhartです。ひとまずカテゴリー的にはイアンマシューズの中に入れました。邦題は「処女飛行 女性飛行士アメリア・エアハートを称えて」という長いタイトルのようです。

    この1枚でこのグループは解散(90年代に一度再結成されています)しますが、このアルバムはイアンマシューズ関係ではかなりの出来の良さ、ブラックホークの99選にも選ばれているのです。アルバムの内容は世界で初めて飛行機で大西洋横断した女性パイロット。アメリア・エアハートに捧げられています。日本では全く無名ですがアメリカではリンドバークと同じくらい有名で、誰でも知っている国民的ヒロインであるアメリアですが、1937年に世界一周にチャレンジし太平洋上で消息を絶ち帰らぬ人となったという事です。


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    いかにもそれらしきジャケです。ジャケ及び背にはPlainsongの文字だけ、アメリア・エアハートのいかにも空軍っぽい頭文字のマークが輝いています。ロッキードL-10エレクトラがいかにも遭難しそうな高度で書かれています。



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    この人がアメリア・エアハートです。なぜイアンがこの女性の事をテーマにこのアルバムを作ったのかというと、Amelia Earhart’s Last Flight という曲を知ってこの物語をステージでやってみたい。と語っています。


    プレインソングのメンバーはイアンマシューズ ; g, vo アンディーロバーツ ; g, vo
    デイブリチャーズ ; g, vo ボブロンガ ; b, vo ここにドラムがゲストに入っています。フェアポート組のマタックスも参加しています。最初はリチャードトンプソンも一緒にやっていたようです。



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    ゲイトフォールドの内ジャケ、ひ左にアメリア、そしてロッキード、さらにメンバーの写真。かなりカッコいいジャケです。


    このバンドは何も前情報無しに聞くとどう聞いてもアメリカの少しカントリー好きな人たちのフォークロックバンド。としか聞こえません。イアンマシューズもアンディーロバーツも本当にアメリカが大好きなんでしょうねー。



    僕的にプレインソングの位置付けは、この前のサザンコンフォートはいまいちだったのですが、このバンドは多少トラッドの香りがするし、カントリーの風味も満載だし。そこら辺りをユラユラあっちにいったりこっちにきたりしているような浮遊感があり凄く気にいった1枚です。



    歌詞カードです。

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    イアンの話では実はこのアルバムにはアメリアの事を歌ったのは2曲しか入っていない。との事なんですが、歌詞の内容を見ているともっと沢山あるような気がしますが英語判らないんで(汗) 日本盤も見てみたいですね。




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    そしてこれが歌詞カードの表紙ですがアメリアの生涯が書かれているのですが(これはネットで翻訳されているのを見つけました)実は海に落ちたのではなく日本軍が占領していたマーシャル諸島に不時着し日本軍に捕えられその後サイパンに身柄を拘束されそこでアメリアは赤痢で死亡した。など興味深い事が書かれていてどれが本当か判らなくなりました。少し調べてみようと思います。


    曲目です
    A面
    -1. For The Second Time
    -2. Yo Yo Man
    -3. Louise
    -4. Call The Tune
    -5. Diesel On My Tail
    -6. Amelia Earhart’s Last Flight
    B面
    -1. I’ll Fly Away
    -2. True Story Of Amelia Earhart’s
    -3. Even The Guiding Light
    -4, Side Roads
    -5. Raider

    今回は1曲ごとの感想は割愛しますがA面では-1 -6がいかにも英国風ですがあとは結構カントリータッチの曲が多いです。
    B面ではやり-2が白眉でしょうか。-4、-5もイイですよー。アンディーとイアンの声が凄くに似ていてよくわからん所がまたいいです。たぶんその内判ると思います。

    レーベルです。



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    USエレクトラのプロモ白盤。


    この後バンドはセカンドを作成にかかりますが途中で分解。イアンはアメリカに渡りソロになるのですが、UKでのソロの2枚、アメリカでの最初の2枚しか僕は持っていませんが、このプレインソングはその中でもベストな1枚です。USに渡ってからはヒットを狙ってのカバー曲のセンスの良さは認めますが、ロッド同様にあまりピンとこないんですよねー


    購入レコ屋   ナカシマレコード

    購入金額    2500円













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    by naruru-kato | 2017-06-12 07:37 | Ian Matthews | Comments(2)

    Eagles その2     Desperado

    ようやく、探していたオリジナルが手にはいりましたので紹介します。
    アサイラムの白レーベルのオリジナルのデスペラード。この作品からグレンフライ&ドンヘンリーの黄金コンビの作品が作られます。実際の強盗集団である、ダルトン兄弟をテーマにしたコンセプトアルバム、初期のイーグルスの大傑作ですね(っーかイーグルスって第一回の解散までは駄作ないですけどねー。)

    もちろんジャケはそのダルトン兄弟に扮しているわけですが、左からドンヘンリー、グレンフライ、ランディーマイズナー、バニーレドン(いまいちドンとランディーが自信ないがたぶんそうだろう)ざらざらのテクスチャーです。


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    ところで、最近イーグルスが何かのイベントのトリを務める広告を見ました(もちろんアメリカで)。話によると亡くなったグレンの息子が代わりにやるらしい。(汗)なんかあまり見たくないですね。例えばZEPのドラマーがジョンボーナムの息子ジェイソンなのは許せるのだが、ロバートプラントの代わりなんて考えられんし、2010年のフェイセスの復活ライブのボーカルがシンプリーレッドのミックハックネルであったのもものすごく違和感あるし、つまりリズム隊は変わってもいいけどフロントは替えるなよ!というのが僕の気持です。だからイーグルスはもうやってほしくないんだけどなー。

    話が思いっきりそれました。裏ジャケです。


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    これも超有名な写真。ダルトン兄弟が捕まって死んでる?の図
    この中にジャクソンブラウン、JDサウザーもいます, たぶん一番左がジャクソン。右がJDでしょうね。


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    やっぱUPで見るとすでに撃たれてしんでますよね、これは(笑)


    ちなみに以前から持っていたアサイラム70年後半のWマーク入り再発盤と比べましたが、音はほとんど同じ、ジャケの質感も同じでしたのでオリジが入って特に再発を所有する理由もないので売却しました。



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    白レーベルのデスペラード なかなか出てこないんですよねー。



    ちなみにオリジナルの黒いスリーブ。知らなかったのですが黒スリーブってアップルだけだとおもっていた(汗)


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    曲順です
    A面
    -1Doolin-Dalton
    -2Twenty-One
    -3Out Of Control
    -4Tequila Sunrise
    -5Desperado
    B面
    -1Certain Kind Of Fool
    -2Outlaw Man
    -3Saturday Night
    -4Bitter Creek
    -5Doolin-Dalton (Reprise)/Desperado (Reprise)

    A-1 あまりにも寂しいアコとハープによるイントロ、そこに今後イーグルスの声の代名詞になっていくドンのビターボイス。これほどこのコンセプトアルバムの幕開けにふさわしい楽曲があるだろうか?アルバムの裏ジャケの内容の歌詞です、という事でドン、グレン、ジャクソン、JDの共作なのです。

    -2 バーニーの楽曲、歌も彼。バンジョーがイイですね。完璧なカントリーロック。
    歌詞の内容はわかりません、コンセプトとは関係ないかも(笑)

    -3 強盗を成功させて祝杯をあげている事を歌っているrock 'n' rollナンバー。

    -4 今後のグレンのボーカルスタイルを象徴するようなナンバー。ライブでも定番ですね。グレン-ドンの共作

    -5 あまりにも有名なタイトル曲。リンダやカーペンターズ、その他大勢のカバーがありますが、やはりドンヘンリーが歌うオリジナルにかなうカバーは無い。と言い切ります。イーグルスの楽曲の中では1,2位を争う名曲です。これもグレン-ドン。

    B-1 ランディーのハイトーンボイスから始まります、逃げる毎日を歌っています。
    間奏のギターソロはグレンです。
    短いDoolin-Daltonのインストを挟み

    -2 これはデビットブルーの作品。この頃のブルーはアサイラムでしたから仲間として楽曲を提供したのでしょうか?

    -3 ドンの歌がいいですねー ライブの後半の定番です、4人の共作。サビの中間部、ランディーのソロがいいんですよー ランディー好きとしてはね(笑)

    -4 バニーの渾身の楽曲かなー。最後の大強盗に向かう一味を描いた曲で、その結末を物語るような悲壮感が感じられます。最後のアコのソロギターが凄い。

    -5 強盗が失敗に終わった事を歌ってます、A-1とシンクロしていますがバックのギターとかコーラスはだいぶ違います。マンドリンのソロを挟みエンディング。
    ここのサビからの歌いだしのデスペラードの見事な事よ。コーラスも全く違いますが素敵です。この声を聞いてドンヘンリーを好きにならない人はいないのは?

    最後、デスペラードと繰り返すコーラスでフェイドアウト。

    素晴らしい内容でした、しかしセールス的にはあまり売れなかったようです。


    レーベルです。

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    アサイラムSD-5068  マトはA面がB  B面がEです。


    この後バンドはオンザボーダーでシングルヒットを飛ばし、一気にスターダムにのし上がっていくのですが、初期の2枚のカントリーロックを軸とした2作は今聞き直すとものすごく良かったです(今更ですが)。


    購入レコ屋   ナカシマレコード


    購入金額    2800円








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    by naruru-kato | 2017-05-27 18:26 | Eagles | Comments(0)

    Rod Stewart その1   Never A Dull Moment

    僕にとってのロッドの位置ずけは、UK、US問わずロックボーカリスト(楽器をやらない)の最高峰である、という事です。仮にベスト3をあげよ、と言われれば順位は別としてロッド、ポールロジャース(一時ギターも弾いたが)ロバートプラントですね。
    もうこれは動かし難いです、ミックジャガーはその下、フレディーマーキュリーも下、ロジャーダルトリーは歌唱力無いから下(オイッ、ファンが怒るぞ!)ボーノは年代的に論外、ボウイは趣味じゃないから。あとアメリカンロック系はほとんどいません(汗)だいたいボーカル専門職ってステーブンタイラーとかピーターウルフくらいしか思い浮かばないし(笑)
    やはりマイク、またはマイクスタンド振り回して歌ってカッコいいのは、この3人しかいません。そして今回のロッドは天から授かった天性のしわがれたカッコいい声(天使のだみ声  という形容詞を付けたいのだが、すでに日本にあの人がいるし・・・)のおかげでVoとしては最高であると言い切ります。この記述は思いっきり僕の趣味だけで決めてますけどね。「違うだろう!」という人も多いと思います。

    ちなみにローリング・ストーン紙の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーの中では異常に評価は低くてロッドは59位でプラントが15位で一番でした、その上にディランやジョンもいます。まぁ評価の基準がかなり違うと思いますけどね。

    ロッド初回はソロ4作目のNever A Dull Momentです(ファースト、サカンドはまだ持っていないので)。


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    すこし目の焦点が真中によって変な顔になっております。前ソロ作が大ヒットしその勢いそのまま、という感じの素晴らしい内容です。


    ロッドの凄さは天性の声を持って他人の素晴らしい曲を歌い、オリジナルよりも完璧に自分の物にしてしまう、いわば盗人のような所でしょうか?。どんな優れたSSWの曲でもロッドが歌えばもうそれはロッドの代表曲になってしまいます。もっと言えば売れないSSWはロッドが自分の曲を歌ってくれれば印税も入るしなぁー。
    なんて本気で思っている人も多かったのではないでしょうか? アメリカではリンダロンシュタットが歌ってくれればなぁー なんでしょうけどね。

    勿論ロッドも歌を作りヒット飛ばしてますが(マギーメイとか)やはりこの人のイメージは選ぶ楽曲のセンスの良さにあると思ってます。

    裏ジャケです


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    このころのUK盤に多い縦にすると全体が通る盤ですが、


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    この盤はさらに仕掛けがあって,全部で6枚のページに分かれていて、レコードは通常の背表紙の場所に空間が作られ、そこに納まるようになっている。非常に凝ったジャケです。



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    このアルバムを時系列的に申しますと、フェイセスと掛け持ちしていたロッドはバンドとしての最高傑作「馬の耳に念仏」(やはりこれは邦題がいいな)と「ウーララ」の間にこのアルバムは発表され、バック陣はほとんどフェイセスです。3枚を通して聞くと、ロニーレインの歌が無いのがこのアルバムか?それほどまでにロッド=フェイセスという感じですね。


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    このように豪華な6ページの見開き、真中のスリーブにレコが入るわけです。



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    ゲイトフォールドの写真、どこぞのフットボールスタジアムであろうか。
    コンサートの写真、これは完璧にフェイセスの写真ですねー、ロニーのゼマスティスのかっこ良さよ。



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    もう一つのページは参加した人達、ロッドから一人おいてロニーレイン、ウッディー、です。ロッドのベイシティローラーズかあんたは!というタータンチェックですが全体を赤い色でまとめている所が流石ですわ。


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    イアンマクレガンとケニージョーンズはまだベットで寝ています。


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    ほら、ゴールポストに書いてあるでしょ。

    曲順です
    A面
    -1 True Blue
    -2 Lost Paraguayos
    -3 Mama You Been on My Mind
    -4 Italian Girls
    [B]
    -1 Angel
    -2 Interludings
    -3 You Wear It Well
    -4 I'd Rather Go Blind
    -5 Twisting the Night Away

    A-1ロッドとウッディーの共作、いかにもフェイセスという感じ、後半に出てくる
      ウッディーのゼマスティスギターのコードリフは最高です。
      こーいうミディアムロッカバラードのうまさはロッドですよねー。
    -2 いかにもう英国牧歌風。なんかストーンズもZEPもこーいった感じやってるよなー。素敵です

    -3 このころのお約束ディランの作品。でもこれは未発表の歌のようです。
      アレンジが英国風。ロッドの歌になっています。
    -4 フェイセス風ドタバタロックンロール。 いかしてます

    B-1 ジミヘンの曲でシングルカットもされました。
    -2  短いインスト、これはウッディーの兄の作った曲、印税をプレゼントするために収録されたようです。

    -3 大ヒットした前作のマギーメイのロッド&クイッティントオ、の楽曲ですが、ほとんどマギーメイとなんら変わらん。まぁいいんだけど。もちろん比較せずに単体で聞けば最高の一言ですね。

    -4 バラードですが、この人って本当に歌が上手いなーとは思わないけど、才能だけで歌ってるわ。とは思ったりします。これもしみじみイイ感じ。

    -5 最後はサムクックのロックンロール、勿論フェイセスでもアンコールかなんかでやっていました。日本ではメンタンピンが日本語にしてこのアレンジでやってましたねー。


    ざーと聞き流しましたが、やはり捨て曲無し。UKフォークの香りもする優秀なロックシンガーのアルバムと言えます。

    レーベルです。


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    UKマーキュリーのオリジナル。




    自分的にはやはりマーキュリー時代のソロ&フェイシスの時のロッドは最高です。が、大西洋横断しアメリカに渡ってからのワーナー時代は遠慮したい。という感じです。同じような人は多いのではないでしょうか。やはりこの時代のロッドはUKトラッドの香りがするし、ディラン作品も多く取り上げてるし、UKスワンプという感じも多いし、金儲けよりも酒飲んでいたい感(笑)があって凄く好きですね。

    今の悩みは、ファースト、とセカンドの「ガソリンアレイ」がどうしてもUKオリジナルが欲しくて(US、JP盤はジャケが全く違うのです)探していますが、予算的に無理なものが多くどーしたもんか?と悶々しています。



    購入レコ屋       SORC

    購入金額        3.500円くらいだったかな


    参考資料        レコードコレクターズ   フェイセス特集





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    by naruru-kato | 2017-05-12 15:06 | Rod Stewart | Comments(2)

    Kate Taylor その1      Sister Kate

    奇跡の音楽一家、ジェームステイラー兄弟の3番目でありジェームスの妹ケイトのデビュー盤です。ちなみにリブは弟です。
    ジェームス、リブのようにソングライターとしての才能はあまり無かったようですが、しかしそこはテイラー兄弟、歌を歌う才能は素晴らしくカバーの選曲センスもなかなかのものです。

    僕には珍しくUK盤、オリジナルはコティリオンですがUKはアトランティクです、今回の盤は赤紫レーベル。なんかこのレーベルはものすごく昔風なんでカッコいいです。

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    このアルバムはまず参加者が凄い。
    ジェームス人脈総出演です。
    ギターはダニークーチ、ベースにチャールズラーキー、ドラムスにジョエルオブライエンのジョーママ軍団。ピアノはキャロルキングが中心メンバー。これだけでも凄い!他にはギターにイーグルスのバニーレドン、ベースにリースカラー、ドラムスにラスカンケル、そして兄ジェームスもアコなどで参加、コーラスはキャロル、ジェームス、そしてリンダロンシュタット。  


    新人としては異例の豪華メンバーです、もちろんジェームスの妹なんでこれぐらいのサポートは当然ですね。


    そして選曲は、キャロルキング、エルトンジョン、ジェームスにリブの兄弟の曲を中心に選んでいます。

    はっきり言って。これだけの要素があれば素晴らしいアルバムになるのは当りまえです(笑)


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    裏ジャケ、なんとなくリブよりジェームステイラーに顔が似てる。UK盤なのでペラペラです。



    肝心の歌唱力はどーかというと、流石ジェームス兄弟の紅一点。かなりのもんです。女性にしては低めの声ですがキャロルキングの曲なんかは本家よりもはるかに出来がいい(汗)ジェームスやリブと違って純粋なフォーキーではなくR&Bとかが好きでゴスペルなんかも好きなのではないかと思わせるファンキーっぽいアレンジです。

    曲目です
    A面
    -1 Home Again
    -2 Ballad Of A Well Known Gun
    -3 Be That Way
    -4 Handbags And Gladrags
    -5 You Can Close Your Eyes
    -6 Look At Granny Run, Run
    B面
    -1 Where You Lead
    -2 White Lightning
    -3 Country Comfort
    -4 Lo And Behold / Jesus Is Just Alright
    -5 Do I Still Figure In Your Life
    -6 Sweet Honesty

    A-1 キャロルの名曲です、本人も参加してます。低音の安定感がやはりジェームス兄弟らしく抜群。本家よりもイイです。

    -2 ほとんどジョーママかっ というファンキーなナンバー。エルトンジョンの曲ですが本人がやっているかどうかは不明。クーチのギターが炸裂します。

    -3 弟のリブの曲、まぁリブの曲やってれば間違いないね(笑)

    -4 ロッドスチュアートもやってます。多くのアーティストがカバーしている曲です。ここでもケイトは完璧に歌ってます。

    -5 ジェームスの曲、リンダもやっていますねー。 ここではジェームスの女番って感じかな




    B-1も最初はキャロルの曲です。

    -3 エルトンの曲、カントリータッチな曲です、リンダがコーラス付けてます。
     こーいう曲にリンダのコーラスは抜群ですね。実はこれもロッドがやってます。

    -4 メデレー風にやってます、Jesus Is Just Alrightはもちろんバーズで有名になった曲ですがドゥービーもやっていますね、ここではケイトのブラック風なソウルフルな声が聴けます

    -6 最後はほとんどセクションか?というくらいクーチのギターが炸裂。凄まじいギターソロが聴けます。


    こんな感じで、豪華バックの演奏に引けを取らないケイトの歌唱力はたまらんなー


    レーベルです


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    もちろんUK独特のインナーバックに入っていました。


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    この後すこし間をおいて2枚のアルバムを発表するのですが、そちらも円熟味が増して凄くいいのです、その後家庭に入り音楽から引退したケイトですが、YouTubeで最近のライブ画像も発見したので、子育てが終わってまた復帰しているのですねー



    購入レコ屋   ミュージックファースト

    購入金額    2000円くらい


    参考文献    レコードコレクターズ   ジェームステイラー特集号





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    by naruru-kato | 2017-04-28 20:16 | James Taylor&Family | Comments(0)

    Eric Clapton その3 Derek And The Dominos / Layla

    ロックの歴史上、もっとも重要な一枚といっても過言でないレイラです。
    ひとまずカテゴリーとしてはクラプトンの中に入れました、Derek And The Dominosとしてはたぶんこの一枚で終わりだと思うのでね。まぁ誰も文句は言わないでしょう(笑)。

    僕のコレクションの中でもこの作品は今まで沢山買いました。CDは通常盤、レイラセッションズ、デラックスエディション、アナログは日本盤の再発でした(微かな記憶では2~3回は買い直しているはず)。
    アナログ盤はいつ買ったのか覚えが無いのですが、2年前にLP再度聴けるようにオーディオを買い直し、久しぶりにレイラでも聴くか。とジャケを取りだしたところ、なんと2枚組の2枚目が無くなっていたのです。どーしてかさっぱりわかりません。こーなったらイイ機会なんでUSかUKオリジを安く買うしかない。と思っていましたが結構な値段でしたので躊躇していたところ、グレヒさんでUSアトコのオリジが諭吉1枚+ワンコインで売っていたので速攻で買い直した次第です。

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    いい加減見あきたこの有名なジャケ。最近知ったのですがUK盤はDerek And The Dominos  Layla という文字が女の人の帽子らしきところに書いてあります。これはエリックが表記無しで行きたいという意向があったのですが、UKポリドールがNGにしたという事でUSアトコ盤は何も表記がありません。ちなみに僕の持っている日本盤再発も表記はありません。


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    左USアトコオリジナル、右が74年頃の日本再発盤です。

    日本盤と比べると色合いが少し違ってUS盤はすこし緑かかった色でこちらの方がイイ感じです。

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    裏ジャケのまたこれも有名なブラウニーとドミノの写真。このころはまだブラッキーは使っていませんのでこれがメインギターですね。



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    裏ジャケは日本盤のほうは詳しく書かれたクレジットが省略されています。深い意味は無いようですが、めんどくさくなったのかも(笑) でもブラウニーの写り具合は日本盤のほうが鮮明でした。


    今回はレココレ、レイラ特集号の記事をかなり引用させてもらいます。


    まず、このアルバムまでのクラプトンの1年は まず前年にブラインドフェイスを解散し。
    1970年4月デラニー&ボニーのライブ発表(ゲスト)
        7月エリッククラプトン ファーストソロ発表
        11月ジョージハリソンのオールシングス発表(ゲスト)
        12月デレク&ドミノス レイラ発表
    と僅か8ヶ月の間に一気にアメリカ南部スワンプモードに大変身しています、このころのクリームファンは全くついていけないような音楽変化であったのではないでしょうか?

    このアルバムはストーンズのメインストリートと非常によく似ていて発売当初は評論家筋の評価は芳しくなく、しかも双方ともやけに音がこもっていて個々の楽器のフレーズが上手く聴きとれない。  などとレココレに書いてあります。

    僕も今まで何度も聞いたアルバムですが音が良く聴きとれないと思っていました。


    しかしレイラデラックスエデュション(以下DE)というCDが出て新たにりマスタリングされた音を聞いた時は本当にびっくりしたものです。各楽器の出す音の輪郭がはっきりしてものすごく聴きやすくなったのです。


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    左がDE、右が通常版。(レイラセッションは貸したまま帰ってきません、涙)
    ついでにこの写真撮る時初めて気付きましたが通常版はUK仕様のジャケになったいた。
       
    ジョージのセッションでバックを務めたカールレイドル(ベース)ジムゴードン(ドラム)ボビーウィットロック(キーボード、ボーカル)とそのままグループを結成し初ステージで未だバンド名が決まっていなくて司会者から「デル&ドミノス」と紹介され(デルはエリックの愛称)その後デレクに変わったという事です。
    もう一つの重要な話、その最初のステージにはなんと、デイブメイスンもいたのです。しかし気まぐれのデイブはすぐに辞めてソロでアメリカに行ってしまったのです。

    もしデイブメイソンがずーとメンバーだったら、ディアンオールマンの参加も無かったかもしれません、そーなったらあのレイラの劇的なイントロも生まれていなかったかも、と思うとデイブが気まぐれで良かったなーなんて思います(爆)


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    という事でここのクレジットにはデイブメイソンのデの字は見当たりません。


    ところでDEをずーと聴いていて今回USアトコ盤を改めて聴いた見たところ、日本盤よりはかなり音もよくモコモコサウンド具合もイイ感じで、やはりこのアルバムは音の輪郭がはっきりしてはいけない事に気づきました(笑)。やはりレイラはこもっていなくてはレイラじゃないです!

    曲目です
    A面
    -1 I Looked Away
    -2 Bell Bottom Blues
    -3 Keep on Growing
    -4 Nobody Knows You When You're Down and
    B面
    -1 I Am Yours
    -2  Anyday
    -3  Key to the Highway
    C面
    -1 Tell the Truth
    -2  Why Does Love Got to Be So Sad?
    -3  Have You Ever Loved a Woman
    D面
    -1 Little Wing
    -2  It's Too Late
    -3  Layla" Clapton
    -4  Thorn Tree in the Garden

    A-1,これから始める世紀の名盤の割にはあまりにも無防備なI Looked Awayから始まりますが後半からのボビーの熱唱がたまりません。名曲となったA-2、またもボビーの熱唱のKeep on GrowingなどでA面が終わります
    B面はエリックの喉が、か細いのが功を奏した美しいI Am Yours。ブルースのスタンンダードなど。
    C面、Tell the Truthのシングルはこのバージョンとはかなり、違いハードドライブ仕様です。レイラセッションで聴けます。ちなみにボビーのセカンドソロにも入ってますがボビーもシングル仕様で歌ってますね(すさまじいド迫力です)そしてクラプトン一人二役のギターバトルのC-2、実はディアンも参加しているという未確認情報もあがっています。C-3はその後エリックのライブでブルースカバー定番になります。
    D-1のLittle Wingは勿論ジミヘンの曲です、ジミの追悼の意味で録音されましたがイントロの神々しいリックはちょっとなー。その後のソロは最高だけど。
    レイラについては何も言う事が無いですが、後半のピアノソロは実は元ネタがあり、リタクーリッジが作曲し、姉のプリシアとブッカーTの夫婦のアルバムにその曲が入っています。さらに新事実でその曲にも元ネタがあり、最初に作ったのはボビーキース(スワンプ御用達のサックス奏者)であるとボビーが話しているらしい。もちろんあのイントロの有名なリフはディアンのアイデアであるというのは有名な話。そしてそのボビーが唯一ソロを取ったD-4。この曲が僕は一番好きなのだけど、アルバムの最後を飾るにふさわしい5人で一発録りで取ったナンバー。Emaj7F#m/E A E7 B7と繋がるコードワークが本当に素晴らしい曲です、この曲を聞いてボビーのソロも買おうと僕は思ったのですよ。


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    このレコーディング風景の写真は本当に好きだなー、右下のレスポールを抱えるディアンのカッコいい事、その隣の女のひと(だと思う)が誰なのか凄く気になります(笑)

    ところで、このアルバム独特のこもったギターサウンドはエリックとディアンがフェンダーのチャンプという初心者向けのアンプを使い録音した、という事で僕もそのアンプが欲しくて欲しくて。たいしてギター弾けないのに10年ほど前に買ってしまいました。


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    1961年製のフェンダーチャンプです、これがボリュームひとつしかなくて(笑)結構、潔いアンプなのですが、ボリュームをあげると途中で音があがらなくなり、ひずむだけになってきて、それがあのレイラのサウンドのようなこもった音がするのです。 僕の宝物なんで紹介しときます。今は1年に一回ほど鳴らすだけですけど。

    レーベルです。

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    クラプトンというとポリドール、または赤ベコのイメージですが、僕は安いUS盤ばかり買っていますのでこのアトコのほうがイメージが強くなってきてます。



    もうひとつおまけ画像。


    片方のレコが紛失している日本再発は売ることもできず、どーしたものかと思っていましたが、今は部屋の壁レコとして立派に活躍しております。


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    ここに飾ってあるレコはすべて傷だらけで売る事も出来ないかわいそうなレコですがこーやって飾ると良い雰囲気でしょ。ちなみにレコの額縁は自作でーす。

    ではまた。


    購入レコ屋  グレイテストヒッツ

    購入金額   1500円


    参考文献   レコードコレクターズ 2000年8号
















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    by naruru-kato | 2017-01-27 19:25 | Eric Clapton | Comments(2)

    Sandy Denny その2 Fotheringay

    とうとう12月に入りました、11~12月の二カ月はUKトラッド&フォークの特集をします。と宣言しましたのであと「4回ほど頑張ります」、という自分と「早くアメリカンロックに戻りたいよー」という自分がいます(笑)
    今回はフェアポートのライバルとされていたペンタングルのアルバムのつもりでしたが、2枚ほど聴きこんだところ、「いったいペンタングルについて何を述べればいいのだろう?」という疑問がわいてきてしまったのです。
    フォーク&トラッドの枠組みの中だけでは決して語れないこのバンド、ジャズや無伴奏などもあり、僕のようにこの世界の初心者では下手な事書けないなー。

    前置きが長くなりましたが、今回も、サンディーデニー系にします(こちらはまだ解りやすいもんで)。

    フォザリンゲイはサンディーの作ったバンドなんで、本当は「ファザリンゲイその1」にしなければならないのですが、なにぶん自分はサンディありき、なんでソロ扱いにしてしまいました。どちらにせよフォザリンゲイは1枚を発表して解散、その後サンディーはソロになるので同じ分類で良いかな。

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    メンバーはサンディーの他に、恋人(その後結婚)のトレバールーカス G Vo
    ジェリードナヒュー G  パットドナルドソン B  ジェリーコンウェイ Dです。

    このジャケはルーカスの姉が描いたそうですが、サンディー小さすぎるやん(汗)写真で確認するとルーカスの顎の下くらいの背丈のはずなんだが、これでは小学生のようだ(爆)

    しかも、アメリカ人独特のジャケサインが蛍光ペンで書かれさらに

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    サンディーの上、ルーカスの目線の位置にもサインしてある。良く見ると「RonnieCroom」と書かれリングウェアもついてるダメジャケ盤です、しかしそのおかげで破格の安さでゲット出来たのですけど。ただしレコード盤はEX+くらいでノイズはありません。


    このアルバムの印象はサンディーの神々しい作品と、ルーカス他が歌う作品のギャップが凄すぎて凄く中途半端なアルバムに聞こえます。昔やったことがあるのですがジョンとヨーコのダブフファンタジーをジョンだけカセットに落として聴いてましたが同じ感覚で聴きたいですね。

    フェアポートを脱退して最初の作品なので、まだサンディーもアメリカナイズされていないようだ。サンディ作品単体はUKフォークの深い森の中にいる感が強いのですが、ルーカスの作る曲があまりにザバンド、バーズっぽいので違和感が凄いんです(ただしルーカスの楽曲も単体で聴くと僕のようなアメリカンロック好きにはGoodなんですけど)


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    裏ジャケ、これは王家の紋章か?
    所でフォザリンゲイとはレココレによると。フェアポート時代の2作目の最初の曲のタイトルで、16世紀末にスコットランド王女のメアリー1世が処刑された場所であるノーサンプトンシャー州の古城の名前だそうな。サンディーはこの語呂が気にいっていたという事です。


    前回のリンディスファーンといい、なんかこーいう名前が多いですな(笑)


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    ゲイトフォールドの内ジャケです。この場所はフォザリンゲイの古城で撮影されたそうな。なんか幽霊が出そうですね。なんといってもUKはゴーストのメッカだし。

    デビュー盤は全英18位が最高で、これに失望したサンディーはバンドを解散させて完全なソロになる決意をしたのですが、全英18位でなんでいかんの?大成功と違うの?  と素朴に僕は思うのですけどねー(笑)


    それはさておき、この写真で見るサンディーの12弦ギターのヘッドのデカイ事。




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    これは凄く肩が凝るとおもいますねー 。



    曲順です
    A面
    -1 Nothing More (Sandy Denny)
    -2 The Sea (Denny)
    -3 The Ballad of Ned Kelly(Trevor Lucas)
    -4 Winter Winds (Denny)
    -5 Peace in the End (Denny, Lucas)
    [B]
    -1 The Way I Feel (Gordon Lightfoot)
    -2 The Pond and the Stream (Denny)
    -3 Too Much of Nothing (Bob Dylan)
    -4 Banks of the Nile (Traditional)


    A-1、イントロのピアノがこれから始まる歌物語のイメージを象徴しているようです。神々しい楽曲だと思います。間奏のドナヒューのギターはリチャードトンプソンとかなりそっくりで、このバンドにふさわしいギタリストであると思います。

    A-2イントロのアコのマイナーコードのクリシェがたまらん。マイナーとメジャーコードを組み合わせた複雑なコード感。サンディーの曲作りの能力の高さは本当にすごいとおもうのです。アウトロのコード感も素晴らしすぎる。

    -3ここでルーカスの作品、凄くアメリカンなんです。サビのバースはほとんどバーズのゴーイングノーウェアそのもの、まぁ僕的には好きな歌です。

    -4ここでまたもサンディ節全開。ゆらゆらと揺れる蝋燭の炎のようなか細いが凛とした芯が1本通った感がある曲。アルペジオが泣けてきます。

    -5今度はルーカス節全開(笑)  サンディーとハモりながら歌っています。サンデイーもディラン、ジョニミッチェルに影響されていますのでこーいう曲もいいのですが、いかんせん、このアルバムの他の作品のサンディーの凛とした完成度が凄すぎて。こーいう曲と同じアルバムで聴くとリスナーとして非常に難しい。

    B-1 これまたイントロのギターがトンプソンっぽくていいです。Voはルーカスか誰か解りません。リッジ&リーフの頃のフェアポートに似た、緊迫感みなぎるチューン。サンディ以外の曲ではこれが一番かな。

    -2サンディーの弾き語りっぽい曲。これもイイです。

    -3お約束のディランの作品も取り上げます。
    https://www.youtube.com/watch?v=S46KvLCBc2Y&index=8&list=PL8a8cutYP7foer031Aw1YGGs0YQd6w6Qz
    動画を発見しました、楽しそうなサンディーが逆に泣けます。

    -4、伝承歌もお約束。サンディーの全録音の中でも最高に凛とした楽曲。8分にも及ぶ内容ですが見事に歌い上げてます。アルバムの最後を締めるのには最高の歌です。



    レーベルです。


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    アメ盤なんでA&M。プロモ盤、ここにもサインが(汗)
    Ronnin Croomさんよ  そんなにこのアルバムが大事なら売るなッて。


    一般的にはサンディーの全作品の中では最高傑作である、という文献も目にしましたが、僕的にもそう思います。この作品をサンディーのボーカルの曲だけ抜粋して聴くと、たぶん身動き取れないような緊張感の連続で失神してしまうのではないでしょうか。そこを中和するのがルーカスのボーカルだったのなら凄い計算で造られたアルバムといえるでしょう。


    このバンドはすぐに解散してしまうのですが30年後の2008年に未発表曲を集めた奇跡のセカンドが発表されたのです。機会があればCDで買ってみたいと思います。


    購入レコ屋   ナカシマレコード

    購入金額    2000円

    参考文献    レコードコレクターズ2015年15号


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    by naruru-kato | 2016-12-03 21:33 | Sandy Denny | Comments(2)

    Lindisfarne その1    Fog On The Tyne

    サンディーデニー、フアポートコンベンションときたので今回はフォザリンゲイにしようかなー、それともペンタングルに行こうか。などと考えてましたが、今日は寒い雨の日(11月27日 日曜)なんでせっかくの休みの日にさらに気が重くなりそうな気がしてリンディスファーンのセカンドアルバムにしました(笑)。

    絹目のざらざらしたジャケはいかにも英国風な香りです。


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    Lindisfarne (リンディスファーン)というのはイギリスの北の地方にある小島の名前で、有名な修道院があるそな。または「匹敵するもなが無い、似ているものが無い」という意味もあるそうな。 たぶんその二つを引っかけたのでしょうね。

    グループの出身は北東部のニューカッスル、このジャケはその古い街並みなのでしょうか?


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    ゲイトフォールドの全体画像です。1800年代くらいのニューカッスル。そんなイメージです。

    ちなみに英国地図を見ると、ロンドンよりもはるかに北。リパブールを北上。エジンバラの少し南に位置しています。地元ではフェアポート並みの人気を誇っているそうで現在も活動しているのかな?



    日本的にいえば、例えば地元、名古屋では圧倒的な人気を誇る。こんな感じなのですかね(笑)




    当然、昨年までは全く知らないバンド、特に僕のようなアメリカンロック大好き人間がこの辺を聞く事は今まで全くないのですが、UKフォークのレココレを買ってからこのバンドが気になっていたのです。それはこのバンドがその本でルーラルフォークロックというジャンルで紹介されていたから。つまりこのルーラルとはアメリカのカントリー、スワンプから強い影響を受けたイギリスのバンド。ということで紹介されていたのです。






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    これによると「一緒に口ずさめる楽しさを味わえる愛すべきバンド」こんな紹介文が載っている。

    さっそくSORCさんで聴かしてもらった。
    第一印象。「なんちゅー明るく楽しいバンドなんだ」霧のかかったUKフォークとジャケのイメージがあったので腰を抜かすぐらいびっくりしました。

    そしてアコーステックの抜けのいい音、最高です。このオリジナル盤はかなり録音がイイと思います。



    内ジャケです、アランハルという人の名前だけはなぜか知っていましたが、他のメンバーは知りません。


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    メンバーのUP写真。風貌はどことなくUKフォークという感じが現れています。



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    このアルバムは4週にわたり全英の1位になっています、ここからシングルでMeet Me On The Corneも大ヒットしたようです。他のバンドに例えると、どことなくフェイシスのロッドがいない版(Voロニーレイン)の感じに近いかも(笑)

    曲順です
    A面
    -1 Meet Me On The Corner
    -2 Alright On The Night
    -3 Uncle Sam
    -4 Together Forever
    -5 January Song
    B面
    -1 Peter Brophy Don't Care
    -2 City Song
    -3 Passing Ghosts
    -4 Train In G Major
    -5 Fog On The Tyne

    A-1のイントロのアコの音は最高です、中盤のピアノからコーラスにかけてはまさに中期のビートルズ(というかポール)の影響を感じます。-2、-3もろにフォークロック、-4に至っては完璧にザ・バーズそのもの、「ロデオの恋人」モロですね。
    -5で初めてUKフォークっぽい楽曲です、イアンマシューズっぽいヴォーカルがイイです、そんなわけでA面聴いただけでメチャ聴きやすいアルバムである、という判断。ジャケのデザインとはだいぶ雰囲気が違いました。

    B面はA-5の続きのように進んでいきます。UKっぽい楽曲です。その後最後までB面は同じ印象でした。

    このバンドはアコの抜けの良さと共にハープが重要な位置を占めている気がしますね。特にB面はUKフォークロックというジャンルに見事にあてはまる素晴らしい楽曲がならんでいました。


    レーベルです。

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    オリジナルのカリスマレーベル。カタログ番号はCAS1050です。

    ファーストアルバムも聞かせてもらいましたが、アメリカっぽい所はそんなの出ていなくて、少し値段が張るので買えませんでした。サードアルバムは日本盤を購入しましたのでいずれ紹介しますが、リンディスファーンはこの3枚がやはり最高と紹介文にもありました。ひとまずこれで打ち止めかな(笑)




    購入レコ屋    SOCK

    購入金額     2400円


    参考文献     レコードコレクターズ2004年09号
             リンディスファーン Dingly Dellのライナーノーツ





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    by naruru-kato | 2016-11-27 18:40 | Lindisfarne | Comments(2)

    大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


    by naruru
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