アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Van Morrisonその1    Moondance

今回は、アイルランドの誇り、ヴァンモリソンの歴史的名盤である1970年発表のMoondanceです。
SSW好きな人でもこのヴァンモリソンは敬遠している人は少なくないと思います。
僕もそうでした(汗)

初めてこの人を知ったのは今から30数年前、高校の頃に映画館で観たザバンドのLastWaltzです、その時の印象は「なんか凄いけど、へんな人」そんだけでした、しかもロッカーにふさわしくない小太りだったし(笑)。だいたい映画もザバンドはそれほど知っている訳でもなく、クラプトン、ディラン、ニールが見たかったので行ったのです

その後大人になりザバンドに傾倒し、カフーツで客演しているヴァンを聞き、アストラルウィークスのCDを買い聞きこみましたが、やはりなじめず。たぶん僕には無縁なシンガーだろうとずーと思っていたのです。

しかし、なじみのレコ屋でこのアルバムが安く売っていたのでブラックホーク99選にも選ばれているのでもう一度聞いてみるか。という感じで購入し、「めちゃくちゃイイやんけー」と超今更ハマりました(爆)。たぶん50代半ばにならないと聞けないのでしょうね(そんなことあるか?と昔からのファンには怒られそう)

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ザバンドの写真でおなじみにエリオットランディーの写真を使ったジャケ、デザインはやはりボブカトーさん。このころはウッドストックに住んでいましたからねー

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裏ジャケです、なんかかなり怒っているように見えます。まさに魂のロックシンガーという風貌の写真です。

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ゲイトフォールドの内ジャケです、奥さんのジャネットプラネットによる文章が書いてありますが、このアルバムの紹介なのか、ヴァンモリソンについてなのか、二人の馴れ初めなのか(笑) 英語分からないので把握できませんが。たぶん日本盤のCD買えば分かるのだろうなー。なんとなく興味があります。

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曲順です
A面
-1 And It Stoned Me
-2 Moondance
-3 Crazy Love
-4 Caravan
-5 Into the Mystic
B面
-1 Come Running
-2 These Dreams of You
-3 Brand New Day
-4 Everyone
-5 Glad Tidings

A-1 ホーンとアコだけが目立ついかにもウッドストック風な幕開けのこの曲。
いきなりヴァンモリソンの世界に引きづりこまれそのままタイトル曲に

-2 ジャズ&ソウルのヴァン流解釈なのでしょうか、さらりと歌っていますが
このアレンジは本当に凄いです。わずか4:35秒の間で彼のやりたい音楽が完結されているような気がします。

-3 ジェシディビス、エミルーハリス等がカバーした有名な曲、ヴァンのファルセットの声がたまらん。最高です。

-4 僕が一番最初に聞いた曲、今じっくり聞くと、Aメロ、Bメロ、サビその後のCメロ?の展開力に圧倒せれます。ザバンドのライブでは完璧なホーンアレンジでしたがオリジナルのスタジオではそれ程ホーンが目立つ事もなくアコが逆にイイ感じで効いてます。

-5 これもイントロからアコが素晴らしい、すべてが素晴らしいA面ですが僕的にこの曲が一番好きです。中ほどからのホーンアレンジも見事です。

このA面はロック史上ベストA面のベスト10に間違いなく入る素晴らしい出来です。すべての曲が完璧のアレンジで収録されていると思います。

興奮さめやらんうちに裏返しましょう。

B-1 ピアノとホーンを中心とした快適なロックナンバー。

-2 これもいかにもウッドストック的なナンバー。

-3 じっくりと歌いあげます、その後のリッスントゥザライオンとかと同じタイ      プの曲ですかね。永遠に聞いていたくなるようなロッカバラードです。

-4 アイリッシュトラッド風な楽曲。これもイイ曲です。

-5 最後は快適なギターに乗って歌い上げるナンバー、ヴァンのこれまた完成形といえるナンバーで幕を閉じます。

B面は多少は弱い感じがしますがそれはものすごい高水準な話。SSWの資質としては最高水準であることは間違いありません。



レーベルです、残念ながらパームツリーのWマークがある70年後期くらいの再発盤、出来ればオリジナルのグリーンレーベルが欲しいです。
ヴァンモリソンの70年台のオリジナルはなかなかレコ屋で見かけることが無くて。

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ひとまず「ストリートクワイア」、「セントドミニクの予言」、「魂の道のり」。はオリジナルで買う事が出来ました、残りの(76年まで)数枚も謎のレコ屋さんに注文していますので今から楽しみです。
自分的にSSWはディラン、ニールヤング、JT、JBや無名アーティストなど聞いてきましたがヴァンが最後に辿りついたアーティストなのかもしれません。


購入レコ屋  SORC

購入金額   2000円程


















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by naruru-kato | 2017-07-09 11:04 | Van Morrison | Comments(4)

Geoff&Maria Muldaurその2  Maria Muldaur   

ウッドトック系の最後はWS関連でたぶん一番売れたアルバムでる、マリアマルダーのソロデビュー作です。カテゴリーは面倒くさいのでGeoff&Maria Muldaurとします。

流石にWS系ではすでに人気者であり、そこら中のアルバムにゲスト出演していたマリアですので、ソロデビューにはそのお返しか、大変沢山のミュージシャンが参加しています。この頃はジェフとも別れておらず、この後に離婚するのです。

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こーやって見てみるとなかなかのジャケです、黒いブラウスが透けているのがレコードだとよくわかります(おいっ)、CDでは判りずらいです。


ちなみに、参加ミュージシャンは
ギター: クラレンスホワイト、ライクーダー、エイモスギャレット、デビットリ   ンドレー、アンドリューゴールド、デビットニッチャム 他
ベース: クリスエスリッジ、クラウスボアマン、フリーボ、他
ピアノ: スプナーオールダム、Drジョン、ジムディキンソン、他
ドラム: ジムケルトナー、ジムゴードン、クリスパーカー他
他  : デビットグロスマン、ベンキース、デビットリンドレー。
もう、書ききれません(汗)  全部でこの3倍の人が他にも参加しているのです!


裏ジャケでは有名どころのゲストの写真。

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こーして見ると、クラレンスがカッコいい。よくよく考えるとこのゲスト達はWS系とLA系に分かれていてプロデュースもLA系はロニーワロンカー、WS系はジョーボイドという事になっているのでしょうね。ちなみにジャケからは録音場所は特定できないので残念です。


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ゲイトフォールドの内ジャケ、娘の写真も写っています。詳しいクレジットがついていて非常に分かりやすい。

SSWとして語られる事も多いマリアですが、このデビュー作は他人の曲ばかりです。が流石オールドタイムレディと言われるだけの事はあります。が、決して古い曲では無くて、新しい曲もオールドタイム風なアレンジに聞こえてしまうところがマリアの凄いところです。



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曲目です
A面
-1 Any Old Time
-2 Midnight at the Oasis
-3 My Tennessee Mountain Home
-4 I Never Did Sing You a Love Song
-5 The Work Song
-6 Don't You Feel My Leg
B面
-1 Walkin' One and Only
-2 Long Hard Climb
-3 Three Dollar Bill (Mac Rebennack) 3:58
-4 Vaudeville Man
-5 Mad Mad Me

A-1 いきなりライのスライドがたまらん、しかもデビットリンドレー付き。オールドTimeな気だるさが最高です。
-2 大ヒットした日本名「真夜中のオアシス」70年代の日本のお洒落系シティーポップもこの曲からかなり影響を受けたのではないでしょうか。エイモスギャレットのギターは彼のベストテイクの5本の指には入るでしょうね。今回も昇天物です。
-3 カントリー界の大御所オナゴ。ドリーパートンの有名曲です。アコはクラレンスホワイト。
-5 いかにもオールドタイム風。-6はイントロのピアノ一発でDrジョンだなー。最高です。

B面
-1のWalkin' One and Onlyはウッドベースがジャジーです。
-2Long Hard Climb 、これもジャジーでいいなー、ギターがいかにもエイモスっぽいのですが実はデビットニッチャムです。ピアノはスプーナーオールダム、最高。
-3はDrジョンの楽曲。これもオールドタイム風。
-4Vaudeville Man、マリアの変幻自在のボーカルが聴けます。
-5最後はしっとりと聴かせます。

白眉はA面は-1 -2、B面も-1 -2、ですねー。


レーベルです。



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オリジナルのリプリーズのWマーク無しのタンです。カタログ番号MS-2148 マトは両面とも1です。


WS系ではもっとも成功したマリアマルダー、この次のセカンドも売れたのですが、その後はどーだったのでしょう?

調べましたが今までに30枚弱の作品を発表して非常に息の長い活動をしているマリアですがやはりファーストとセカンドが一番なんではないかなー。(最近の聴いたこと無いし  ・・・汗)


今回でWS系はひとまず終わりです、けどまだまだ紹介する人が目白押しで、ボビーチャールズ、カレンダルトン、マッドエイカーズ(VA)、トッドラングレン、その他諸々。またそのうち取り上げます。


来月からは通常の「その週によく聴いた盤」です。実は特集にするといろいろ考えて聴かなければならないので、つらくなってきますのでねー。



購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    1200円















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by naruru-kato | 2017-03-25 21:16 | Geoff&Maria Muldaur | Comments(2)

Great Speckled Bird ......... Great Speckled Bird

カナダ人の夫婦のイアン&シルビアタイソン、この夫婦はニューヨークで人気のあったフォークデュオです、そこにウッドストックで活動していたエイモスギャレット、らが加わりグレイトスペックルバードと名乗って1969年頃に出したアルバムです。
場合によってはイアン&シルビア & グレイトスペックルバードという場合もあります。

やっている音楽はカントリーロック。でもタダのカントリーロックではなく、エイモスの革新的なギタープレイが随所に聴けてかなりの名盤であると思うのですが・・・


その名前の鳥を描いた印象的なジャケです、ちなみにグレイトスペックルバードという名前の鳥はいないらしく直訳すれば「偉大なる斑模様の鳥」というところですね。


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なにか抽象的な模様のジャケですが、この全体の模様は何かの文字になるのだろうか?いろんな角度、距離から眺めていますがいまだに解明出来ません(笑)

デザイナーはやはりBob Catoさん。

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プロデューサーはこのころのベアズビルスタジオの専属エンジニアであるトッドラングレンです。しかしこのアルバムはナッシュビル録音だそうです。



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メンバーの写真、一応プロモコピーのステッカーが貼ってありますが、盤は通常の盤でした。


ゲイトフォールドの内ジャケです。


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左端の男女がタイソン夫妻、座っているのがベースのKenKalmsuky 一番前にいる少年のようなドラムスの ND SumartⅡ、後ろにエイモス、一番右にスチールのBaddy Cageです。



曲目です
A面
-1 Love What You're Doing Child
-2 Calgary
-3 Trucker's Cafe
-4 Long Long Time to Get Old
-5 Flies in the Bottle
-6 Bloodshot Beholder
B面
-1 Crazy Arms
-2 This Dream
-3 Smiling Wine
-4 Rio Grande" (Ian Tyson/Amos Garrett) -- 3:51
-5 Disappearing Woman" (Sylvia Tyson) -- 2:10
-6 We Sail" (Sylvia Tyson) -- 4:37

A-1はカントリーっぽくない変な楽曲ですが後半のエイモスのギターがいきなり全開、ギターソロも変態ぽくて最高です(笑)
-2からはカントリーロックっぽい曲が並びます。カルガリーという曲なんで故郷の事を歌っているのでしょうね。ここもさりげない間奏のエイモスのギターがイイ感じです。
-3はシルビアの歌うトラッキングソングかな。完璧なカントリーロックです、エイモスとスチールのバディーのギターソロ合戦が凄いです。クリアートーンのギターソロバトルもなかなか良いものですな。
4~5と曲が続きます。とくに-5のFlies in the BottleがA面の白眉かなー。
-6もいかにもグラムパーソンズがやりそうな感じの楽曲、僕好みです。ここでのエイモスの変態っぽいギターがまた炸裂。歌とギターソロが別次元に聞こえる。かなり革新的なソロワークです。

B面-1のみオリジナルではなく有名なカントリーのクレージーアーム。いろんな人がやっていますが、イアン&シルビアの歌がいまいちで(汗)あまりよくないな。
-2、カントリーバラード、スチールギターがたまりません。
-3、シルビアの歌、これもなんとなく良いカントリーロック。
-4、Rio Grande川の事を歌っているのでしょうねー。いかにもそんな感じの曲です。
最後の曲のみピアノの演奏で始まる教会の聖歌のような曲。歌も夫婦の他にエイモス、ND SumartⅡら一緒に歌っております。きっとアメイジンググレイスのような曲にしたかったんだろーな(笑)


簡単に曲を紹介しましたが、聴いてみたい人はgreat speckled bird fullとYouTubeで検索すれば簡単に全曲聴けますよ。

レーベルです。

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アンペックスのオリジナルマトはA-3、B-4でした。最近当ブログで若干話題に上るSTARING刻印が打たれているので音はやはりイイですね。


このバンドはイアン&シルビアのバックバンドがグレイトスペックルドバードという感じがしないでもないですが、そのバックの殻を破ってエイモスのギターソロがいたるところで聴けるのがいいところです。この後、彼はWS系の売れっ子ギタリストになって行くのですねー。

このアルバムの聴き方はやはりそこら辺がキモかな、だってイアン&シルビアってボーカリスト的にはあまりパッとしたところが無いもんでねー


関係ないですが、このジャケってバッファリースプリングフィールドのセカンドと凄く似てる気がするのは僕だけでしょうか?


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まぁ字体だけだけどねー



購入レコ屋   ヤフオク  ゼネラルレコード

購入金額     500円











































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by naruru-kato | 2017-03-04 16:47 | Great Speckled Bird | Comments(2)

Orleans その1      Orleans  

今回はウッドストック周辺でありながら実に都会派と言う感じのオーリアンズです。
形容詞では「西のフィート、東のオーリアンズ」とも「西のイーグルス、東のオーリアンズ」とも言われています。どちらが正解か?というと。僕的にはどちらもあっていないと思いますが、百歩譲って考えると、セカンドまではフィート的。アサイラムに移ってからはイーグルス的。こんなところかな(笑)
リーダーのジョンホールに言わせると、「ホワイトトップ&ブラックボトム」がバンドのスローガン。つまり白人音楽のハーモニーと黒人音楽のリズムの融合なんだそうです。

すこしテクスチャー加工ぎみのゲイトフォールドジャケ、オーリアンズとだけ書いてあります。シンプルでカッコいいジャケですね。


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メンバーは裏ジャケに写真入りで載ってます、G、Vo ジョンホール、同じくラリーホッペン、B 弟のランスホッペン、Dr ウェルズケリーの4人です。
実はオーリアンズはずーとニューヨークのバンドだと思っていたんです(ウッドストックもニューヨーク州ですけど)。洗練されたコーラスワーク、16ビートのカッティングなどとても土のにおいがするWS系とは思えなかったのです。WS=ザバンドのイメージが強すぎたのでしょうね。


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しかし、ジョンホールの顔も長いな(笑)、WS系ロングフェイス3人衆と呼びたくなる。もちろん残り二人はトッドラングレン、エイモスギャレットです。


最初の2枚はABCレコードから(しかしセカンドはアメリカでは発売を見送られる)しかし、ぱっとしたヒットも出ないまま、サードからアサイラムに移籍してダンスウィズミー、スティルザワンと大ヒットを飛ばすのですがリーダーのジョンホールが音楽性の違いから脱退、その後メンバーを補充しながら活動、現在もジョンホールが復帰し活動しているようです。





このファーストは自分的には、これといった楽曲はないのですが、全体を通して聴くと捨て曲は無く、全部聴き終わった後で「うーん、もう一度聴くか」。という感じで実に心地のいいアルバムなのです。




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ゲイトフォールドの内ジャケ、歌詞、クレジット、メンバーの経歴などが書かれていて実に親切な内容です。


この中で一番大きな写真なのが、ジョンの妻のジョアンナです。一応ほとんどの楽曲でジョンと共作しているのです。



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調べたところによると録音はベアズビルではなくマッスルショーズ録音だそうです。全体にチャカポカしたギターのファンキーなサウンドでしかもコーラスワークも素晴らしい。それがサードからはコーラスが重点的になってウエストコースト的になってしまい、それが僕的にはいまいちになってオーリアンズはABC時代に限る、という印象が自分にあります。


曲目です
A面
-1 Please Be There
-2 If
-3 Two Faced World
-4 Turn Out The Light
-5 Tongue-Tied
B面
-1 Half Moon
-2 Mountain
-3 Wanderlust
-4 Ticonderoga Moon
-5 Stoned
-6 It All Comes Back Again


A-1 なんという気持ちのいいカッティング、-2はウエスタンっぽいカッティング、これもいいですよー。しかし全体的に気持ちイイのだけど白眉というば、という曲が見当たらない(汗) なんか耳にあんまり残らないんですよねー

B面2曲目からは、かろうじてファンキーさが薄れそれがかえって良かったりもする(笑)-2のマウンテンはウェルズケリーの曲で本人が歌ってます。ファーストソロがジョンホール、セカンドソロがラリーホッペンのギター。-4も雰囲気のいいバラード、これはジョンの歌です。
最後の曲もカッティングが素晴らしい、これは凄く聴きやすく仕上がっています。
この曲はのちのフュージョン系のボーカルソングの原型なのでは?と思わせる曲です。あえていうならこの曲が一番かな?

しかし全体の印象は、やはり心に残る曲が少ないなー。というのが本音です。

まぁ聴き流すのには素晴らしく気持イイレコードといえますね。


レーベルです。


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ABCのレーベルマーク、カタログ番号はABCX-795 マトはA面1 B面2です。


インタビューでジョンホールがイーグルスをどう思うか?という質問にこう答えています。「我々のルーツは北東部のR&Bのクラブバンドだ」という自負があったそうですがこのアルバムはまさにそーです。けっしてカントリーバンドではない

というところでしょうか。  とにかく気持ちのイイアルバムですよ。


購入レコ屋 SORC

購入金額 1500円くらい。


参考書籍  アサイラムレコードとその時代 






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by naruru-kato | 2017-02-25 19:45 | Orleans | Comments(0)

Paul Butterfield's Better Days その1  Better Days

ポールバタフィールドがウッドストックに移り住んで結成したバンド、ベターズディのファーストアルバムです。メンバーは他に Gi エイモスギャレット、Gi Vo ジェフマルダー、Dr クリスタファーパーカー、Keyロニーバロン Bassビリーリッチ もちろんポールはハーモニカ、Voです。WS系の名盤の一つに挙げられています。

シカゴ生まれのブルースハープ奏者、ポールバタフィールドの経歴は割愛します。有名な人なんでそこらじゅうで活動歴が出てきます。僕としてはザバンドのラストワルツのミステリートレイン、マッシュボーイのハープ演奏が強烈に印象に残っていますが、こういう人は多いんでは?

もともと自分はブルースはあんまり得意ではないので(白人系は好きですけど)この人のこれ以前のアルバムは全く聞いたことがありません。でもWS系の名盤と呼ばれ、ギターがエイモスならばと、さらにジャケが良かったのでヤフオクで最低金額で落としました。

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それにしてもなんという素晴らしいジャケなんだろう、勿論本人使用のホーナーのハープだろうと思いますが、UPで見るとこんなに見事な細工がしてあるのですねー。しかも木製のようです。年季の入ったハープだ。キーはAと彫ってあります。


ゲイトフォールドを広げると 予想通りの展開になります


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自分の楽器をUPで写真にしたジャケは多そうで意外と少ない。知る限りロリーギャラガーのAgainst The Grain、少し違うけどクラプトンのSlow Handなどが思い浮かびあがります。基本的に名作が多い。





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アルバムの左上にアルバムタイトル、ハープの写真の間にメンバーの名前が色違いで書かれてある。非常に優れたジャケだと思います、ちなみにデザインはBob CatoさんではなくMilton Glaserという人です。


ゲイトフォールドの内ジャケ。曲目の紹介、メンバーのクレジットです。
ブルースの古典、WS系の名作、オリジナルなどがちりばめられています。


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全体の印象は、怒ブルースという感じではなく、ジャズ系、R&B系など飽きない構成で僕でも何度も聴ける聴きやすいアルバムに仕上がっています。



メンバーの今までの経歴が凄く詳しく書かれたライナーも付いていますが、英語解りませんのでなんて書いてあるか解りませんが、以前のバンド歴であることは間違いないです。


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ちなみにこのインナーの表側も同じくこれです(笑)



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もーこれはホーナー社からスポンサード料金が発生しているとしか思えないですね(爆)

曲目です
A面
-1 New Walkin' Blues
-2 Please Send Me Someone To Love
-3 Broke My Baby's Heart
-4 Done A Lot Of Wrong Things
B面
-1 Baby Please Don't Go
-2 Buried Alive In The Blues
-3 Rule The Road
-4 Nobody's Fault But Mine
-5 Highway 28

A-1のNew Walkin' Bluesの原曲はもちろんロバートジョンストンのWalkin' Blues、この曲はポールバタフィールドブルースバンドでもやっています。その時もA-1です。よほどこの曲が好きなんでしょう。ハープとジェフのスライドが絡み合って凄い事になってます、冒頭を飾るには最適な曲。以前のバージョンよりこっちの方のが断然カッコいい。
-2はジャズのビッグバンド風、Voはジェフ、ここでのエイモスのギターの素晴らしい事。前回のジェフ&マリアのジョージアオンマイマインドのギターソロと競ります。-3はロニーバロンの楽曲、ブルースマナーを守った、まさに白人ブルース、という感じ。順番に各人のソロパートが用意されています。-4はボビーチャールズの曲、いかにもボビーの曲という感じ。サビのポールとジェフのコーラスが泣けてくる、そしてそれを引きたてるエイモスのソロパート、ハープソロ、スライドギターと最高です。

B面
-1はブルースの古典で始まります。アコのスライドとブルースハープ。渋すぎる!
-2この曲もブルース、今度はアンプを通したハープ、カッコいいです。
-3はWSの巨人エリックバンシュミュトの楽曲、エイモスとジェフはアコを、あとはポールのハープふだけですが、マリアマルダーがコーラスを付けています。
-5非常にノリのイイ曲で終わります。

全体にブルースを基調にしていますが、ブルース聴かない人でも十分に楽しめる作品に仕上がっています。

レーベルです。

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ベアーズビルです、プロデューサーはポールとジェフです。


ちなみにメンバーの顔写真。


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エイモスギャレットの顔の長い事、トッドラングレンとどちらが長いかな(笑)


ドラマーのクリストファーパーカーは(上段写真の右端)は凄く若い、まだ10代のはずです。この後あのSTUFFに参加するのです。


このアルバムはやはりWS系の名盤です、ブルースの中にジャジーなギターソロ、ホンキートンク風なピアノソロ、情熱的?なジェフのボーカルなど。いろんな仕掛けが交じっているので飽きないですね。


購入レコ屋  ヤフオク  どこか忘れました

購入金額   1200円


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by naruru-kato | 2017-02-14 20:33 | Paul Butterfield | Comments(4)

John Simon     John Simon’s Album

2月になりました、唐突ですがこれから2か月間はウッドストック系(以下WS系)のアーティストを取り上げます。
ちなみにボブディラン&ザバンドは通常よく取り上げていますので除く。です。

正直に申し上げると、アメリカンロック大好き!と書いておきながらWS系はボブ&ザバンド以外はほとんど聞いてたとがなかったのです。もっというと、ウエストコースト系、サザンロック系のみ聞いていただけの中途半端な聞き方をしていたのです。1年前にスワンプにはまり、半年前にWS系にはまり。これで、ようやくアメリカを一周回ってきた(笑)という感じなんですねー

今回はWS系の中でも異色のアルバムかもしれないジョンサイモンのファーストアルバムです。でも日本ではワーナー名盤復活シリーズとして隠れた人気盤です。
ちなみにジョンサイモンさんは、ザバンドのファースト&セカンドのプロデューサーです。そうです、あの「Music Fromm Big Pink」の音を作り上げた人です!他にはサイモン&ガーファンクル、佐野元春なんかも手掛けていますね。 本業はプロデューサーなのでミュージャシャンとは言えないかもしれませんがジャズやクラッシック音楽も詳しいそうです。

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凄く不思議なジャケ。中国は桂林の水彩画のような絵が裏表すべてに使われていますが、描かれている人はもう少し東南アジア系の顔立ちです。デザイナーはまたもや例のBob Catoさん。
裏ジャケも同じような絵です。



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アルバムの印象は、不思議なレコード。これ以外に無いです。はっきり言って強く印象に残る楽曲が無いのですが、アルバム全体を占めるジャジィーでありポップでありR&Bでもあり。そして彼の声が男とも女ともとれる良くわからない声。いったいこれはどーいう音楽なのだ?しかしこの盤を購入してから半年たちますがかれこれ30回以上は聴いています。ハマる人にはどっぷりはまるレコードといえます。
そういえば同じ音楽制作サイドの人間で、WS周辺でエンジニアとして腕を磨いたトッドラングレンも同じような声です。二人共独特のパラレルワールドを持っているのですね。



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ゲイトフォールドの内ジャケです、写真は奥さんなのでしょうか?
この絵を描いた人はEugene Greganという人で。僕の予想では中国の山水画のような雰囲気をアメリカ人が描いたらこうなった。という感じですね。



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このアルバムはプロデューサー業の特権を生かし(笑)ものすごい沢山のミュージシャンが参加しています。

WS系からはオーリアンズのジョンホール他、ザバンドからガースハドソン、リックダンコ、レボンヘルム、スワンプ系からリオンラッセル、ジムゴードン、カールレイドル、ボビーウィトロック、リタクーリッジ、ボビーキース、デラニーブラムレット等。エンジニアは全11曲で曲ごとに7人も参加している。



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ものすごく沢山のスタジオで録音されたようですが、凄い事にバックのメンバーが変わっても出ている音はほぼ全曲同じ。いったい何のために沢山のミュージシャンを使ったのだ(爆)といえますね。


バックの人たちで一番沢山参加しているのはオーリアンズのジョンホール。ベアズビルスタジオではハウスギタリスト的役割でもあったようですが、上手い事オブリガード決めております。


曲目です
A面
-1 The Song of the Elves
-2 Nobody Knows
-3 Tannenbaum
-4 Davey's on the Road Again
-5 Motorcycle Man
-6 Rain Song
B面
-1 Don't Forget What I Told You
-2 The Fool Dressed in Velvet
-3 Annie Looks Down
-4 Did You See?
-5 Railroad Train Runnin' Up My Back



A-4だけはロビーロバートソンとの共作、あとはすべてサイモンの曲です。
A面、1曲目The Song of the Elves とエルビスに捧げられたような題名ですが、ロックンロールでは無くて、アルバムの1曲目としてはいきなり摩訶不思議な曲。-2はトッドラングレン風なピアノの弾き語り、ものすごく素晴らしい曲。ザバンド風の Tannenbaumですが、バンドのように男臭さが全くないのですんなり耳に入ってきます。白眉は-4のDavey's on the Road Again かなー  これも全体にザバンドっぽい楽曲です。

B面もまったく同じように進んでいきます。-1はジョンのピアノの旋律がたまらんなー。最後のRailroad Train Runnin' Up My Back はLAスワンプというかドミノスのメンバーにリタクーリッジが参加してますが、それでもやはりジョンサイモンズワールドに変わりありません(笑)


レーベルです。

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音が良いと思うワーナーのグリーンレーベル。カタログNoWS1849 マトは両面とも1でした。




プロデューサーがアルバムを作るというのはあまり聞いたことがなくて、他にはテリーメルチャーくらいかな(もちろんトッドも)。でもやはりこの盤はWS系の名盤の一つであると僕は思います。この後ほとんどジャズのアルバムなど出しています。


自分的には生涯の友になってしまいました。



購入レコ屋    ナカシマレコード

購入金額      2800円





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by naruru-kato | 2017-02-01 06:32 | John Simon | Comments(2)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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