アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Creedence Clearwater Revival その1 Pendulum

いつかは取り上げようと思っていたクリーデンスクリアーウォーターリバイバルです。
以後CCRとしますが、日本ではこの呼び名が一般的です。しかし本国USAではクリーデンス。と呼ばれています。
ちなみに有名どころで未だ取り上げていないが今後予定するのはUSAではジャニス、リンダ、アメリカ、シカゴ。UKではストーンズ、フェイセス、フリー、ジェフベックくらいかな。ジミヘン、ドアーズ、ビーチボーイズ、プログレ系 ハードロック系はあまり聴かないので取り上げる事は無いと思います。(高校時代は鬼聴きでしたが)しかしマイナーな人たち(バンド含む)は今後ともどんどん行くつもりです(汗)

なぜCCRをいままでやらなかったかというと、アナログはすべて日本盤だったからです。で、なぜ今回取り上げたかというと「CCRは安い日本盤でもいいや」と割り切れたからです(爆)、ファンタジーのオリジナルはあまりに高くて買えないのです。
しかし日本盤でもなるべくワンコインで買える初回盤を探してはいます。

ペンディラム(振り子)と名付けられた4人組のCCR最後の作品。この後トムが脱退し3人になりますがその後は尻すぼみとなり解散となります。

なんか自身に満ち溢れている輩達のジャケです。

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一般的にCCRの聴き方は?と考えると「ベスト盤だけ聞いておけばいいや」という人はものすごく多いのではないでしょうか?僕もそうでした(笑)
僅か4年くらいの活動期間でヒットを連発しアメリカを代表するバンドとなるも、あっというまに解散。しかし時代に取り残され忘れられること無くいつにの時代も常にCM、ラジオでかかり続ける不思議なバンド。もうこれはジョンフォガティのヒット曲を作る天才的なセンスがもの言う訳ですが、僕はこのCCRには「潔いバンド」。というイメージが常にありました。CDとかはすべて持っていたのですが今回アナログで再度聴く機会ができて、じゃCCRはヒット曲以外はどーなんだ?
という事を初めて検証することにしたのです。

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どうってことない裏ジャケ。



その前に、ゲイトフォールドの中ジャケです、たぶんアンコール前後の熱狂を写したのしょうが、この観客の中に凄く不自然、どー見てもこの人だけ合成ではないだろうか?、どーみても幽霊っぽい、廻りの人に比べて顔がでかすぎる。などなど不思議な観客が写っています。


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それはどの人か?というような事を書きだすと話が変な方向に行ってしまうので割愛しますが(笑)。


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でもやっぱ不自然な人が4人くらいいるんだよなー。



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インナースリーブはUS仕様のものとなっています。


曲順です。
A面
-1  Pagan Baby
-2  Sailor's Lament
-3  Chameleon
-4  Have You Ever Seen The Rain?
-5  Hideaway
B面
-1 Born To Move
-2 Hey Tonight
-3 It's Just A Thought
-4 Molina
-5 Rude Awakening #2

A-1, ボーンオンザバイユー、とかの系列の単調であるが印象的なリフで始まる長尺ナンバー。いゃーもうドロドロの暑さ、完璧にスワンプです。歌は得意のAメロのみ。いやー潔いわ(笑) 途中のギターソロ、何回おんなじフレーズ弾いとんの?これはたぶんトムかな(笑)その後ジョンの怒涛のギターソロ。絶対イギリスのバンドではこんなギターソロないだろうな。しかし1曲目からこんだけ熱いのもってこれれてもねー、という感じです。すでにノックアウト。

-2 これも単調なギターリフで始まり、またも歌のメロディーがAメロ、A”メロしかない、サビは無いんか? 今回珍しく管楽器も出てきます、ジョンが吹いているらしい。女性コーラスも珍しいです。劇的な展開があるのか?と思わせといて何もなく終わります(笑)

-3 これもホーンから入ります、いかにもジョンの楽曲らしい感じですが、ホーンがかなり効いていて今までのCCRとは違う感じです。 

-4 おそらく日本で一番有名なCCRの曲ではないでしょうか?フジロックで観客がみんなで歌っている映像見ましたが涙でました。このアコのイントロはロック史に残る見事なものです、もちろんThe Rainはナパーム弾の事です。

-5 熱唱のジョンです。一応Bメロ、サビらしきものもあります。オルガンが効いてますねー


B-1 これまた長尺系、今度はキープオンチョーキンっぽい。そしてA-1と同じようにジョンの「これでもかぁーギターリフ」ライブで盛り上がりそうですが、でもこのバンド、A-1もこの曲もライブではやってないと思います。オルガンが今回はかなり出てきます。

-2 大ヒットナンバー、イントロのこの有名なギターリフ、改めて聴くと、よくぞこんなハイポジとローポジを行ったり来たりするバタ臭いの考えたもんだ(爆)コンサートの後半のお約束の盛り上がり曲です。

-3 すこし黒っぽいスワンピーな曲、今回改めて聴いて、この曲は凄く気に入りました。

-4 Hey Tonightとなんら変わらない曲(笑) ギターソロがホーンに変わっているだけの違い。メロディはほぼ同じ。ほとんど焼きまわしのこの曲を入れてしまうところが潔い。

-5 最後は珍しくしんみりとしたイントロ。ここらへんが今回のアルバムの今までとの違いなのだろうか?しかし必要以上にイントロが長い。いつになったら歌が始まるのだ?なんかいろいろ実験的な事(テープの逆回転?)もやっていますが全くCCRらしくない。今までCDで何度も聴いてるこのアルバムですが、こんな事やっていたんだ。全く気がつかなかった。という事は全く印象に残らなかったという事です。と思ってたら結局インストでやんの(爆)CCRにこれはいらんわ。レーベルです。
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日本初回盤です、再発はレーベルもからし色の物に変わります。日本盤のカタログ番号はLP-80166、再発のからし色レーベルではLFP-80586に変わります、送り溝にはF-2819と刻印がありこれはファンタジー原盤のカタログNoです、再発盤にもあるはずです。

この日本盤もザバンドの日本初盤と同じく音はかなりイイ音です。たぶんオリジと変わらないと思います(比べていませんが)という事でアナログで再度検証しました、CDとかではあまりわかりませんでしたがスチェのベースがバンドをグイグイ引っ張っているのが感じられました。しかし、あくまでCCRはジョンとそのバックバンド。という図式が一番の印象であることは変わりありませんでした。さらにいえば、やはりCCRはベスト盤聴いているのがやはり一番なのでは?という印象も変わりないかなー。
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今回は実質上ラストのアルバムから紹介したので今後は年代をさかのぼっていくことにします。

購入レコ屋   グレイトフルヒッツ


購入金額     500円

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# by naruru-kato | 2017-07-28 20:32 | CCR | Comments(8)

Rita Coolidge その2  Nice Feeling

デルタレディー、リタクーリッジのセカンドアルバム、豪華絢爛ゲストに囲まれたファーストと打って変わって、今回はデキシーフライヤーズというバンドに仲の良いマークベノが加わり、バンドアンサンブルをバチッと決めた非常に渋いアルバムです。


ファーストよりもこちらのセカンドの方が人気があるという文章も目にします。

髪の毛を縛っている本当にあどけなさが残るこのジャケ、テクスチャー加工された非常に渋いデザイン。



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後年、アメリカを代表するポピュラー女性ボーカリストになりますが、顔立ちはだいぶ変わってしまいました(爆)僕としてはこのころのリタの顔の方が好きです(笑)


裏ジャケです、バンドのメンバーが左側に、一応準主役扱いです。



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いかにもチェロキー族の血を引く彼女らしい写真、そーいえば姉のプリシラはインディアンの血を引いているような顔立ちではないので両親のどちらかがインディアン系という事なのでしょう(どーでもいい事ですが)


固定メンバーの他にピアノでアルクーパー、オルガンにニックデカロ、ポコのラスティーヤングもスチールギターやってます。


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ゲイトフォールドの内ジャケです、特にどうという事はありません(汗)

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インタブリーダーであるリタの今回の選曲も素晴らしいです、マークベノはもちろんレイチャ-ルズで有名になったナンバー、ディラン、ニールヤング、デイブメイソンなど、スワンプを代表するアーティストらしい素晴らしい選曲。しかし姉のプリシアの曲はやっていません。


所で最近プリシアのファーストと、ブッカーTとのデュエットアルバムをゲットしたのですが実はこちらの方がドロドロのスワンプっぽいのです、特にファーストは脳みそ解けそうになるくらいのドロドロ感なのですが、ここら辺がリタと違う感じがします、リタはもう少し洗練された曲を選んでいるので、この後にアメリカを代表するポピュラーシンガーになっていくのでしょうね。ただし76年以降のリタのアルバムも購入したのですが自分的にNGでした。


前回の記事にも書きましたがやはりリタは5枚目までがgoodです、それ以降はいまいちです(あくまで僕の趣味の問題でありますが)


曲順です
A面
-1. Family Full Of Soul (Marc Benno)
-2. You Touched Me in The Morning(Mike Utley / Steven Bogard)
-3. If You Where Mine (Jimmy Lewis)
-4. Nice Feelin' (Marc Benno)
-5. Only You Know And I Know (Dave Mason)

B-1. I’ll Be There (Jimmy Lewis)
B-2. Better Days (Graham Nash)
B-3. Lay My Burden Down (Mike Utley / Steven Bogard)
B-4. Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine) (Bob Dylan)
B-5. Journey Thru The Past (Neil Young)

A-1 マークベノの作品で幕を開けます、リタに歌ってもらうように作られたかの
  ような素晴らしい楽曲、バックの演奏もタイト。歌の間のギターが気持イイ
  ギターはストラトでしょうか?

 -2 いかにもリタの為に作られた歌い上げ系の曲、素晴らしい。

 -3 イントロのピアノから続きいきなりマークベノとのハモで始まります。

-4 マークベノの代表曲、本人よりもやはりリタの方がいいなー

 -5 もはや説明無用、デイブメイスンの代表曲、他にはデラボニも取り上げてい  
   ます、スワンプの大傑作。


B-1 イントロのオルガンはブッカーT風、これは溶ろけそう(笑)

-2 珍しくグラハムナッシュの曲です。しかしいろんな所から曲見つけてきますね

-3 これもリタにはピッタリの曲ですね

-4 ディランの邦題「我が道を行く」。ディランの偉大なる復活に収録されたナン
  バーはこのリタのアレンジを参考にしてるんではないだろうか?
  しかし、この選曲は失敗かな? 

-5 最後はニールのライブ「Time Faded Away」にピアノ弾き語りで収録された
  僕の大好きな曲です。ここではほぼオリジナルに忠実に再現されていて最後を
  飾るにふさわしい出来となっています。ちなみにピアノはアルクーパー。
  ファースト同様に最後の締めくくりにニールの曲というのが非常に気になる。


レーベルです。

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オリジナルのブラウンです。マトは両面ともT-1です。


選曲が命のリタですが、今回も素晴らしい選曲をしてますね。特にニールヤングの曲が前回同様に素晴らしいです。


今回のキーパースンは間違いなくマークベノです、いたるところでコーラス、ギターソロでアルバムを演出しています。


購入レコ屋   ナカシマレコード


購入金額     2500円くらい









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# by naruru-kato | 2017-07-20 20:13 | Rita Coolidge | Comments(4)

Boz Scaggs その1    Same

学生時代、死ぬほど聞いたボズです。あの頃はAOR全盛期。たいしてRock聴かないやつらも車の中のカセットケースには必ずボズのシルクディグリーズ、ダウントゥーゼンレフトがユーミン、達郎などと交じって入っていたものです。
もちろん、僕もそーいう輩を軽視しながらもボズは入れてましたね(笑)

一番のお気に入りはダウントゥーゼンレフトの1曲目「ハードタイムス」のちのTOTOになるメンバーのタイトな演奏がバックで後半のボズのギターソロがたまらんかったです(今でも大好きな曲ですけど)

その頃、勿論サザンロックも聴いていましたのでボズのファーストにはディアンオールマンが参加しているという情報を仕入れ今回のファーストを買いましたが、AOR全盛期に聞いたので僕にはあまりにもいまいち、ディアンもABBのような豪快なスライドを聴かせるわけではなく・・・結局すぐに売ってしまったのです。

あれから何十年ぶりに「もう一度アナログで聴きたくなった」ためにオリジは高いので再発でOKで、取り寄せてもらいました。ちなみにジャンルはSSWというのも変だし本当はサザンソウルなんですが、ひとまずスワンプにしています。

懐かしいセピア色のジャケです。

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いかにもサンフランシスコっぽい坂道でのボズの写真。めちゃいいです。

記憶ではオリジナルはザラザラのテクスチュアーだったと思いますが、今回の再発盤はツルツルの写真です(笑)


録音はマッスルショーズです。実はボズは以前に本当のファーストアルバムをある国で(スゥエーデンだっかな?)出していて。厳密にいえばこれはセカンドなんです。もちろんその盤は聴いた事ないので何をやっているかわかりません。ちなみにステーブミラーバンドに在籍していた頃のアルバムも聞いたこと無いので、本当のファンからみれば僕は完璧なAORからのエセファンという事になります。
(しかしAOR全盛時代以前からずーとボズを追いかけていた人って日本に何人ぐらいいるんだろう?)


裏ジャケです、こちらも渋いですねー

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ゲイトフォールドの内ジャケ、マッスルショーズの腕利きスタジオマンらの写真。
ほとんど知りませんが、コーラスの一番左がジェニーグリーン、この人のソロは凄くイイです。その右の写真は旦那のマーリングリーン、プロデューサーですが、二人揃ってバングラでコーラス隊もやってましたね。


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そして問題はこの人、なんでいつも脱ぎたがるのか?ABBのアルバムでもこのように裸の写真載せてるし。よくわからんギタリストです(爆)


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ちなみに発見がありました。クレジットには、ディアン(スカイドッグ)オールマンはあくまでドブロ&スライドギター。ただのディアンオールマンはギターとクレジットされています。洒落ています。スカイドックというあだ名はスライドの時だけなのです。


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曲順です
A面
-1. I’m Easy
-2. I’ll Be Long Gone
-3. Another Day
-4. Now You’re Gone
-5. Finding Her
-6. Look What I Got
B面
-1. Waiting For A Train
-2. Loan Me A Dime
-3. Sweet Release

A-1  まさにソウル、ばっくのホーン、コーラス、最高のスワンプでもあります。
   マッスルショーズって感じがバリバリです。

-2  黒っぽいオルガンに乗って黒っぽいボーカル、ブッカーTのようだ。
ボズのボーカルって本当にソウルフルです。

-3  これもじっくり歌い上げます、バックのホーンがいかにもサザンソウル。

-4 すこしカントリー風、微かに聞こえるディアンのスライドもイイ感じ。

-5 イントロのピアノが凄く物哀しげな雰囲気で続くディアンのスライド。
  このころのボズの楽曲ってのちのAORのような雰囲気は全くないですね。
  なんか、日本の四畳半フォークにもつながるような、そんな曲です。

-6 これもイントロのさりげないスライドがいいわ。

B-1 スライドとボーカルが絡み合う、これも少しカントリー風な曲。
   途中でボズのヨーデルがイイ雰囲気を出してます。
   それもそのはず、ジミーロジャーズの作品です。

-2 このアルバムの最大の聴きものかな、12分にも及ぶサザンソウルバラード。
  なんかオールマンのブルースのライブ聴いているような錯覚にとらわれます
  
-3 最後も6分以上の曲で締められます。アルバムの最後にふさわしい歌い上げ系。


久しぶりに聴きましたが、サザンソウルまたはスワンプの名盤ですねー。


レーベルです

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オリジナルは4000円以上、再発は1500円くらいだったので再発にしました(笑)

Wマーク入りの70年後期頃のアトランタです。


ひとまずこのアルバムの次はマイタイムまでは買い直そうと思っています。

スローダンサー以降はワンコインで日本盤がいくらでも売っていますので、聴きたくなったら買う。というスタンスです。

AROを代表するアーティストという代名詞がボズには付いて回っていますが、最近の作品はブルース、ソウル風な作品も多くAORというのは本人が一番面くらってしまったのではないだろうか(しかし金は死ぬほど入ったとおもうけど)



僕はやはりサザンソウルなボズが好きですねー


ところで、今でもコンサートの最後はWe're All Aloneを歌ってるのかな?

クラプトンのレイラみたいに(笑)


購入レコ屋  ナカシマレコード

購入金額   1500円程

       
 




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# by naruru-kato | 2017-07-14 20:32 | Boz Scaggs

Van Morrisonその1    Moondance

今回は、アイルランドの誇り、ヴァンモリソンの歴史的名盤である1970年発表のMoondanceです。
SSW好きな人でもこのヴァンモリソンは敬遠している人は少なくないと思います。
僕もそうでした(汗)

初めてこの人を知ったのは今から30数年前、高校の頃に映画館で観たザバンドのLastWaltzです、その時の印象は「なんか凄いけど、へんな人」そんだけでした、しかもロッカーにふさわしくない小太りだったし(笑)。だいたい映画もザバンドはそれほど知っている訳でもなく、クラプトン、ディラン、ニールが見たかったので行ったのです。


その後大人になりザバンドに傾倒し、カフーツで客演しているヴァンを聞き、アストラルウィークスのCDを買い聞きこみましたが、やはりなじめず。たぶん僕には無縁なシンガーだろうとずーと思っていたのです。

しかし、なじみのレコ屋でこのアルバムが安く売っていたのでブラックホーク99選にも選ばれているのでもう一度聞いてみるか。という感じで購入し、「めちゃくちゃイイやんけー」と超今更ハマりました(爆)。たぶん50代半ばにならないと聞けないのでしょうね(そんなことあるか?と昔からのファンには怒られそう)



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ザバンドの写真でおなじみにエリオットランディーの写真を使ったジャケ、デザインはやはりボブカトーさん。このころはウッドストックに住んでいましたからねー

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裏ジャケです、なんかかなり怒っているように見えます。まさに魂のロックシンガーという風貌の写真です。

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ゲイトフォールドの内ジャケです、奥さんのジャネットプラネットによる文章が書いてありますが、このアルバムの紹介なのか、ヴァンモリソンについてなのか、二人の馴れ初めなのか(笑) 英語分からないので把握できませんが。たぶん日本盤のCD買えば分かるのだろうなー。なんとなく興味があります。

曲順です
A面
-1 And It Stoned Me
-2 Moondance
-3 Crazy Love
-4 Caravan
-5 Into the Mystic
B面
-1 Come Running
-2 These Dreams of You
-3 Brand New Day
-4 Everyone
-5 Glad Tidings

A-1 ホーンとアコだけが目立ついかにもウッドストック風な幕開けのこの曲。
いきなりヴァンモリソンの世界に引きづりこまれそのままタイトル曲に

-2 ジャズ&ソウルのヴァン流解釈なのでしょうか、さらりと歌っていますが
このアレンジは本当に凄いです。わずか4:35秒の間で彼のやりたい音楽が完結されているような気がします。

-3 ジェシディビス、エミルーハリス等がカバーした有名な曲、ヴァンのファルセットの声がたまらん。最高です。

-4 僕が一番最初に聞いた曲、今じっくり聞くと、Aメロ、Bメロ、サビその後のCメロ?の展開力に圧倒せれます。ザバンドのライブでは完璧なホーンアレンジでしたがオリジナルのスタジオではそれ程ホーンが目立つ事もなくアコが逆にイイ感じで効いてます。

-5 これもイントロからアコが素晴らしい、すべてが素晴らしいA面ですが僕的にこの曲が一番好きです。中ほどからのホーンアレンジも見事です。

このA面はロック史上ベストA面のベスト10に間違いなく入る素晴らしい出来です。すべての曲が完璧のアレンジで収録されていると思います。

興奮さめやらんうちに裏返しましょう。

B-1 ピアノとホーンを中心とした快適なロックナンバー。

-2 これもいかにもウッドストック的なナンバー。

-3 じっくりと歌いあげます、その後のリッスントゥザライオンとかと同じタイ      プの曲ですかね。永遠に聞いていたくなるようなロッカバラードです。

-4 アイリッシュトラッド風な楽曲。これもイイ曲です。

-5 最後は快適なギターに乗って歌い上げるナンバー、ヴァンのこれまた完成形といえるナンバーで幕を閉じます。

B面は多少は弱い感じがしますがそれはものすごい高水準な話。SSWの資質としては最高水準であることは間違いありません。



レーベルです、残念ながらパームツリーのWマークがある70年後期くらいの再発盤、出来ればオリジナルのグリーンレーベルが欲しいです。
ヴァンモリソンの70年台のオリジナルはなかなかレコ屋で見かけることが無くて。

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ひとまず「ストリートクワイア」、「セントドミニクの予言」、「魂の道のり」。はオリジナルで買う事が出来ました、残りの(76年まで)数枚も謎のレコ屋さんに注文していますので今から楽しみです。
自分的にSSWはディラン、ニールヤング、JT、JBや無名アーティストなど聞いてきましたがヴァンが最後に辿りついたアーティストなのかもしれません。


購入レコ屋  SORC

購入金額   2000円程


















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# by naruru-kato | 2017-07-09 11:04 | Van Morrison | Comments(4)

Danny Kortchmarその1   Jo Mama/Same

今月(7月)末に、僕の大好きなギタリストであるダニーコーチマー(以下クーチ)が来日します。plays singer songwriters' hitsと題されたライブでクーチが今までのセッション人生で共演したアーティストの楽曲を沢山演奏するようで、うーんこれはどーしても見たい。しかし東京、大阪のビルボードライブ、また名古屋は飛ばされたのです。


まぁ東京、大阪までわざわざ行くレベルでもないし(ニールヤング、ストーンズ初来日~3回目、数年前のポールは行きました)諦めてます。チケ代金は1万円を切りますが往復の交通費プラス宿泊費、有名レコ屋廻りなんてした日にゃとんでもないことになりますからねー


そこでという訳で今回はクーチが結成したジョーママです。渋いアルバムです。今回のカテゴリーは本来はJo Mamaなのですが、何かとクーチの方が自分的に都合がいいのでそーしました。



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クーチとベースのチャールズラーキー(その頃のキャロルの旦那)はキャロルキングとのザシティを結成しアルバムを発表、ライブの準備を進めていたのですが突然キャロルのステージフライト(ステージ恐怖症)が発病。あえなくこのバンドは解散します。(その後キャロルのバックバンドでは二人共参加しますが)そこで二人はLAにおもむきメンバーを補充しこのジョーママを結成するのです。


その他のメンバーはドラムにジョエルオブライエン、キーボードはラルフシュケット。そして強力な女性ボーカルにアビゲイル・ヘイネスが参加します。この女性はミュージカル、ヘアーに参加していた演劇の人ですが紹介でクーチに合い、このバンドに加わるのです。



しかし、アビゲイルさん、ものすごく髪の毛の量が多い人です(笑)。なぜか、元なでしこジャパンの澤 穂希さんの試合じゃないとき(髪の毛を縛っていない時)を思い出してしまいますね(爆)



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NYのピザハウスっぽい写真ですね、オーソレミーヨと書いてあるイタリアンレストランでの写真。クーチはこの後のセクションというインストバンドのファーストもピザの写真です。よほどイタ飯がクーチは好きなんでしょうねー(イタリアン系な顔だしねー)



ジャケ裏です、メンバーの顔写真。アビゲイルはなんとなくカエルっぽい顔(笑)




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3人の男が斜め右上を向いているのがなぜか気になる(笑)

このバンドは今聞くとメチャ洗練されていて最高なんですが、当時では早すぎたと思います、ジャズ、フィージョン、R&B、ソウルなどの要素、そこにのちのAORの要素が絡み合いさらにアビゲイルの強烈なボーカルが加わり今年の新譜です、と言われても全く分からないくらい時代を先取りしています、それは前グループのシティーと比べれば一目瞭然。


キャロルキングのいまいち垢ぬけないボーカルを中心にしたこのバンドには都会派POPという感じは全くなく(でもキャロルは大好きですけど)ピアノを中心としたシティーはあくまでSSW的なのに対しやはりジョーママはエレピを中心としたキーボードの比重が大きくバンドアンサンブル的な差が大きく違ってきているような気がします。



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幻と呼ばれるシティーの1枚だけのファーストです、オリジナルはカラー写真ですが、これはその後に出たリプロ?盤。この白黒でもなかなか出てきませんが最近再発盤があるのを知りました。


曲順です
A面
-1 Machine Gun Kelly
-2 Midnight Rider
-3 Searching High, Searching Low
-4 Lighten Up, Tighten Up
-5 Venga Venga
-6 Sailing
B面
-1 Great Balls Of Fire
-2 The Sky Is Falling
-3 The Word Is Goodbye
-4 Check Out This Gorilla
-5 Cotton Eyed Joe
-6 Love'll Get You High


ほとんどのソングライティグはクーチです。
A1、のちにジームステイラーも取り上げヒットしたマシンガンケリー。間奏部のギターはカントリータッチの早弾きフィンガーピッキングが炸裂。ボーカルはクーチ

-2 ソウルフルでスローな曲ですがここでのアビゲイルのボーカルの奥深さが加わり最高のナンバーです。本当にミュージカル出身だけあり歌が上手い。

-3 ベースとピアノが印象的な曲です

-4 これもボーカルはクーチです、ギターの印象とは違いほのぼのとした声ですね。

-5 イタリア語?で歌われてます、これはいまいちかな(笑)

-6 イントロからなんか壮大な感じがします、そしてお洒落な雰囲気のギター、本当にクーチのギターはカッコいいなー、ギターソロはメジャー&マイナー感じで不思議です。


B面

-2 これもカッコいいギターから始まります、この曲から次の流れはこのアルバムのハイライト的。

-3 めちゃジャジーな曲、もうほとんどジャズです。何度も書きますが本当にこれ1970年の作品?

-5 これまたジャジー、2~5曲までのこの流れがこのアルバムで一番好き。このボーカルはキーボードのジョエルかな?

-6 イントロのクーチのカッティングが最高にカッコいい。この時代にこんなギター弾いてるのこの人だけではないだろうか?(黒人系ファンクは別として)
ここでもアビゲイルの歌が炸裂、バックのクーチ達のボーカルと絡み合いその後エレピのソロ、その後のギターソロ、いやー凄すぎです、とても1970年の音楽とは思えません。山下達郎なんかめちゃ影響受けてそう。間違いなくB面最高な曲。


レーベルです

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アトランテックの白レーベル、プロモ盤です。

この後セカンド(これまた最高)を出し解散してしまうジョーママです。しかし今聞くとやはり時代を先取りしすぎた感がします。なんといってもアメリカではSSWブーム前夜、そしてスワンプなどがこれからはやるのです。こんな都会派で洗練された音楽はあと数年後のAOR、ジャズフィージョン系が流行るころまで受け入れられなかったのではないかなー

ちなみにクーチはその後プロデューサーとして成功、チャールズラーキーはキャロルと離婚後どーしたんだろ?アビゲイルはソロは出さなくてセッションのみで表舞台から遠ざかってしまってます。


購入レコ屋    SORC 

購入金額     3200円くらい




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# by naruru-kato | 2017-07-02 20:49 | Danny Kortchmar | Comments(2)

大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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