アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Fairport Convention その2  Fairport Convention(2nd)  

月に1回は英国物(トラッド、フォーク、ロック)取り上げる事にしましたので、今回はフェアポートコンベンションです。
非常にややこしいのですが、これはUS盤のファースト盤でありますが、本国UKではセカンドにあたります。(アメリカではセカンドがデビューという記事を読んだのですが、最近UKファーストもアメリカで出ていることが判明)

ちなみにUKファーストの題名は「Fairport Convention」、US盤の再発ファーストCotillion の盤も「Fairport Convention」(たぶん1970年頃の再発だと思う)、US、A&Mからのこの盤も「Fairport Convention」、ややこやしや。

日本盤でもファーストが出ていますが、これはリアルタイムだったんだろうか?題名は「Fairport Convention登場」(笑)。とかだったのだろうか、未確認ですけどね。


このセカンドは、UK、US盤ともやっている曲、曲順は同じです。
デビュー盤も探してもらっていますがなかなか見つからなくて(汗)先日ヤフオクで出ましたが軽るーく、1万超えでしたので断念。

ところで、このセカンドのUK盤の題名は「What We Did on Our Holidays」。ジャケも全く別物なのですが、オリジナルは僕の予算ではとても買えないのでUS盤でいいです。ということで取り寄せてもらいました。なんかビートルズのUSキャピトル盤のようなややこしさですが、US独自の選曲ではないので雰囲気は味わえますね。


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しかしジャケは断然US盤のほうがいいのです(あくまで僕個人の意見)なんといってもサンディーの笑顔がイイ、そして横のサイモンのギブソン175を弾く表情、鳥の籠状態の(笑)イアンマシューズ、この後に亡くなるマーティン・ランブル。哲学者のようなアシュリー・ハッチング、そして・・・ 幽霊っぽくて非常に怖いリチャードトンプソン(爆)。 まぁ一部怖い人もいますが全体に初々しい(というかサンディーの表情がすべて)ジャケがものすごくいいんです。しかし、この次のアルバム「Unhalfbricking」のUS盤はとんでもない訳のわからんジャケで思いっきり裏切られますが。


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サンディーのアップ写真、いいですねー。


ちなみにこれがUKオリジナルのジャケ。

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まぁこれはこれでありかもしれませんが、いまいち、かなぁー。この絵はイアンマシューズ(サンディーという説もあり)が黒板に書いたものだそうです。

US盤UK盤ともリチャードはお化けっぽいです(笑)。


ある評論家がいうには「ブリティシュトラッドの電化はサードアルバム「Unhalfbricking」のセイラーズライフから始まった」と語っていましたが、このセカンドのB面もそんな感じがします、ただしA面はアメリカのフォークロックの匂いがかなりするし、サイケデリックっぽい所もあるし、まだまだフェアポートの音楽性が確立されていないと思います。


裏ジャケです、こちらはUKオリジナルのほうがいいんですけどねー。

US盤

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UKデビューアルバムではジュディ・ダイブルのボーカルでしたが、このセカンドからサンディーにバトンタッチ。ここではサンディーのすでに凛としたボーカルと、イアンマシューズの甘い声が微妙にマッチしてなかなかのツインボーカルなのですが、この後イアンは辞めてしまうのでこのアルバムだけで二人のハーモニーが聴けるのです。
メンバークレジットでサンディーは本名のAlexandra Elene MacLean Dennyと表記されています。なぜサンディーなのかは知りませんが、たぶんあだ名なのかな?


UK盤,リハーサルの写真かな?

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曲順です
A面
-1 Fotheringay
-2 Mr Lacey
-3 Book Song
-4 The Lord Is in This Place
-5 No Man's Land
-6 I'll Keep It With Mine
B面
-1 Eastern Rain
-2 Nottamun Town
-3 Tale in Hard Time
-4 She Moves Through
-5 Meet on the Ledge
-6 End of a Holiday


A-1、サンディーがのちに作るグループ名となります。この語感が気に入っているそうです。曲の感じはまさに古城の雰囲気満載のサンディー節全開のキラーチューン。ちなみにこの曲はアマチュア時代から歌っていたそうです。

-2 続くこの曲はアシュレイの曲で、サンディーとイアンのデュエット。まぁブルースなんですが、リチャードのギターが変態っぽい。電動ノコギリが録音に使用されているらしいけど、どの音かわからんねー

-3 サンディーとイアンのデュエット、二人のハモは最高です。間奏のギターソロも雰囲気抜群、

-4 よくわからんインスト、娘が「へんてこりん歌だなー」といってました(笑) サンディーのハミングとリチャードのスライドのみの曲です。

-5 いかにもフォークロック、なんかバーズのようだ。メインVoはイアン。この曲は好きだなー

-6 ディランの曲です。この曲がA面では最高! ディランは自分では通常版では発表していなくて、ジュディーコリンズの為に書いたそうです、バイオグラフで自分で歌っています。サンディーは完璧にこの歌をものにしている。

B面
-1 ジョニミッチェルの曲ですが、サンディーが歌ってもしっかりジョニの曲だ。と判る所がジョニの凄いところです。

-2 珍しくアメリカのトラッドです。アコをシタールのように弾いているリチャードの変態ギターが炸裂。イアンとサンディーのツインボーカルがカッコいい!
しかし、この曲なんかに似ているなぁー。と思ったいたらボブディランのマスターオブザウォーの原曲だったとか。

-3 イントロのギターがこれもまた変態っぽいリチャードの曲。フォークロックっぽいかな。

-4 アイルランドのトラッド、僕的にサンディー在籍時のフェアポートのトラッドではこの曲がベストです。ここでもサンディー節全開です。

-5 リチャードの曲でイアン、サンディーと交互にボーカルをとり、サビでハモるという曲です。イイ曲です。

-6 なぜかサイモンニコルのアコだけのインスト。これで終わりになります。


レーベルです。もちろんアイランドではなくA&Mです。


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安く集めるならUS盤が断然お勧めですよー。



フェアポートに関しては僕が詳しい事をあまり知らないので、この辺の記述にしておきますが、なかには異常に詳しいブログが山のように存在しますのでもっと調べたい人は探してください。どんだけでも出てきますから。


ブリティシュトラッド&フォークに関して間違った記述があれば、遠慮なくお知らせください。自分はこの世界は初心者なんで(汗)



購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    2200円


参考文献    レコードコレクターズ1991 5号













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# by naruru-kato | 2017-04-04 18:31 | Fairport Convention | Comments(3)

Bob Dylanその5    Blood On The Tracks

 僕にとって一番重要なディランのアルバム、Blood On The Tracks(血の轍)が一通りそろいましたので取り上げます。
このアルバムの一般的な評価は「ディラン70年代ぶっちぎりの最高傑作」というところであることは解ってますが、僕的にはディラン全キャリアを通じて最高傑作、さらにいえば全ロックアルバムの中の最高傑作とまで言い切ります。
つまりこのBlood On The Tracksは僕にとっての無人島レコードなのです、その前に無人島レコという設問ですが、あなたにとって最高の一枚は何ですか?というのを無人島に持っていくレコを1枚選びなさい。という質問に置き換えているのですが、大体無人島にプレーヤー、スピーカーがあるのか?その前に電気はあるのか?と言いたい(笑)
(まぁどーでもいい事ですけど。)
じゃBlonde On Blondeはどーなんだ!とかHighway 61 Revisitedはどーなるんだ!とかいう人もいるかもしれませんが、あくまで僕の私的な意見ですので。
どちらにせよ、僕は今までこのアルバムを全ロックを通じて一番聴いていてこれからも一生聴き続けることは間違いないのです。

冒頭にこのアルバムが一通りと書きましたが、実はこの盤は初回プレスの裏ジャケと再発では全く違うジャケなのです、厳密にいえば回収されたプロモ盤も違うそうですが一般的に手に入らないので2種類の裏ジャケが存在する盤ということにしておきます。

最初は絵画のジャケだと思っていたのですが実は写真を加工したという事を最近知ったジャケです、オリジナルは紙質がザラザラで雰囲気抜群です。


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このアルバムがなぜ自分的に一番かというと、前作のライブ、スタジオとザバンドと共演し完璧なロックを演じていたディランが今回はアコ主体っぽいサウンドに回帰してるのですが、ディランの歌はあくまでロックなところが僕は凄く気に入っていることと、ディランの歌い回しがものすごく丁寧で歌の表情の変化が凄く楽しめる、すべての曲が素晴らしい事。などがこのアルバムがNO1たる所以でしょうか。
そしてもう一つ、このアルバムからリアルタイムでディランを聞きだしたからです。


問題の裏ジャケです、これはオリジナル。ディランの今回のアルバムの賛辞をピーターハミルさんが語っており、このライナーはグラミーのベストライナーノーツを受賞しています。


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そしてこれがセカンドプレスのジャケ、絵も違うものになっています。



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日本盤もUS盤と同じ仕様で初回、セカンドと裏ジャケが違うし、セカンドに関してはジャケもツルツルで雰囲気は全くありません。



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左USオリジナル     右 USセカンドプレス


裏ジャケも並べてみました。


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まったく違いますねー、ディランがこのライナーを気に入らなかったのです。

当然のことですがようやくオリジが手に入りこのライナーは何を書いてあるのだろう?という事になります、日本初回盤には翻訳がついている可能性が高いと睨み、そこで今度は日本初回を探すことに、実は日本再発盤はいつからあるのか判りませんが、ずーと昔から持っていたのです。しかしこの盤はレコは傷だらけで針飛びしまくりのダメ盤でライナーも欠如していたのです。

今週、ふと入ったハード〇フで非常に安い日本初回を発掘、帯は無いのですが購入しました。これでようやくハミルさんのライナーを読むことができました。
余談ですがこの初回の帯付き盤は、まず出てきません。なぜかというとCBSソニーがキャンペーンでこの帯を送るとディランの本などのプレゼントをしたのでみんな帯を送ってしまってるので、帯無し盤ばかりなのです。

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これが日本初回のライナーです。これにも秘密があり、菅野ヘッケルさんが付けた邦題でA-4の名曲Idiot Windの邦題が最初は「白痴風」というタイトルでしたが差別用語なのでクレームになりセカンドプレスから「愚かな風」に替えられました。

しかし「ボブディラン ディスクガイド」という本で和久井さんが語っていますが、ヘッケルさんのつけた邦題は本当にカッコイイです。タイトルからして「血の轍」ですから、他にも「ブルーにこんがらがって」「運命のひとひねり」「おれはさびしくなるよ」「彼女にあったらよろしくと」等、間の抜けた邦題が多い中、これほど素晴らしい題名はピンクフロイドの「狂気」「あなたがここにいてほしい」くらいですね(笑)


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これがピーターハミルさんのライナーの翻訳文ですが、あまりに高度過ぎて何が書いてあるのか?何を言いたいのか、一回読んだくらいでは理解できませんでした。

あと数回読んでみます。


くどいようですが、ジャケをすべて並べてみました。質感がすべて違います(汗)


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左上 USオリジナル(ザラザラでごわごわ)  右上USセカンド(ツルツル)

左下 JP初回盤 (ただのザラザラ) 右下 JPセカンド(ツルツルでペラペラ)


こんな感じなのです。色合いも微妙にすべて違いますねー、しかしここが非常に重大なのですが一番音が(特にボーカル)出ているのはJP初回なんですよ。
CBSソニーは最悪のカッティングだ!といっていたレコ屋の店主がいましたが、実はUSのツーアイまでは爆音だったのに、このころのオレンジ6アイレーベルは音がよくない。と僕は思っています。


曲順です、今回は邦題も付けます。
A面
-1 Tangled Up in Blue    (ブルーにこんがらがって)
-2 Simple Twist of Fate  (運命のひとひねり)
-3 You're a Big Girl Now (君は大きな存在)
-4 Idiot Wind"       (白痴風→愚かな風)
-5 You're Gonna Make Me Lonesome When You Go(おれはさびしくなるよ)
B面
-1 Meet Me in the Morning (朝に合おう)
-2 Lily, Rosemary and the Jack of Hearts
  (リリーローズマリーとハートのジャック)
-3 If You See Her, Say Hello  (彼女にあったら、よろしくと)
-4 Shelter from the Storm   (嵐からの隠れ場所)
-5 Buckets of Rain      (雨のバケツ)


このアルバムは当初New Yorkで録音されたのですが、ディランが気に入らず故郷で再度、弟の協力を得てかなりアレンジを変えて作りなおされ、NYセッション(以下NY)は1/3くらい使われただけです、その辺の詳しい事はネットで沢山出てきますので割愛。YouTubeで沢山出てきますのでほとんど聴くことができます。

-1 Tangled Up in Blue この後ディランのライブでも定番になる曲です、NYではおっとりした歌い方ですが、アルバムでは怒りにもにた激しい歌い方です。
-2 Simple Twist of Fate  しかし「運命のひとひねり」なんて訳、どーやったら考え付くのだろう?ヘッケルさんの凄さです。この後のライブでは大ハードロックに変わっていきますが、これもNYではおっとりしたバージョンでこちらもイイです。
-3 You're a Big Girl Now 途中のバックのギターがどう聞いてもミスタッチしてるとしか思えない個所があるのですが・・・・ そのまま発表しているなかな? 
-4 Idiot Wind 問題の白痴風ですが アレンギンズバークが新しいアメリカ国歌にすべきだ、と語っていましたが70年代最高の曲です。バックのオルガンがライクアローリングストーンズっぽくてカッコいい!これもライブでは激しいロックになります。サビの「Its a wonder that you still know hou to breathe」を「まだ、息の仕方をしっているだけで奇跡だぜ」と訳している片桐ユズルさんの日本語訳は感動的であります。NYではこれもおっとりしたバージョンです。2番の中ほど、ドラムがズバズバズバっと入る所が最高です!
-5「おれはさびしくなるよ」 たとえばクラプトンのレイラの次の「庭の木」のように、Idiot Windのあとの暑さを鎮めるように歌われるカントリーっぽいこの曲。たぶんA面最後にIdiot Windを持っていくと、聴き手は身動き取れなくなってしまうので、この曲を最後にしたのでしょうか? ここですこし現実に戻りターンテーブルをひっくり返す事ができるのです。

長くなってきたのでここでおまけ画像(笑)


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日本初盤に入っていたCBCソニー期待の新人紹介です。真中はなんとブルーススプリングスティーンです。まだBORN TO RUN発表前です。70年代は大ブレークするのでは?という紹介文。よくわかってますね(笑) 他にジャニスイアン、エリックアンダーソンなどが紹介されていました。


B面です。
-1 Meet Me in the Morning すこしブルースっぽい曲から始まります。なんかA面と全く印象が違っていて異質です。
-2 Lily, Rosemary and the Jack of Hearts ここでまたもとのアルバムの感じに戻ってきました。
-3 If You See Her, Say Hello ここでのボブの歌の表情は本当に素晴らしい、本当にこの人歌が上手いんだ、という事が再確認されますね。邦題もいいですね。
-4 Shelter from the Storm これもライブでは超ハードロックに変わりました。僕的にはこのスタジオ正規バージョンのほうが好きなんですが・・・
-5 Buckets of Rain 最後の「雨のバケツ」この曲が最後なんて、なんかもっと沢山曲がこの後出てくるような終わり方です。へーそうなんだ という感じでアルバムは終わります。

今まで何百回と聴いたこのアルバムですが全く飽きません、しかも聴くたびに新たな発見があります。本当に素晴らしいアルバムだと思います。


レーベルです。

USオリジ   カタログ番号は PC33235 マトは両面とも2です。
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JP初回盤のレーベル、カタログ番号は SOPO 20  再発は25AP-286 です。



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日本初盤が音が一番いいと書きましたが、この頃の日本盤はイギリスからマスターが送られてくることが多い。と読んだことがあります。もしかしたらUKファーストが一番音がいいのかもしれません。まだまだ「血の轍」の旅は続くのかな(笑)



すべてのロックアルバムで、一番多く針をおとしたこのアルバムなんで、今回はメチャ気合いを入れて書いてしまいました。

この後、蔵出しのベースメントテープス、デザイヤー、そしてローリングサンダーレビューのライブ、初来日公演と70年代のディランの逆襲(60年後期から数年はパッとしなかったから)が始まるのです。

やはり僕的にはこの頃のディランが一番好きだなぁー



購入レコ屋  USオリジナル     ナカシマレコード
         USセカンド      ヤフオク フェイスレコード
         JPファースト      ハードオフ宇佐店
         JPセカンド       不明


購入金額   USオリジナル     3000円くらい
         USセカンド      2000円くらい
         JPファースト      800円
         JPセカンド       不明


参考文献    ボブディラン ディスクガイド



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# by naruru-kato | 2017-03-29 19:11 | Bob Dylan | Comments(6)

番外編  名古屋市公会堂 展示会

急遽番外編です。
実は東海地方のロックファンの聖地、名古屋市公会堂が春から耐震工事、他の為3年くらい改修工事に入ります、そこでここで行われたCBC(中部日本放送)主催のコンサート(ほとんど外タレ)の展示会が行われているので見に行ってきました。
名古屋市公会堂は1930年にオープンしていますのでもうすでに95年以上の前の建築物なのです。場所は鶴舞公園というサクラのメッカにあり東京なら日比谷公会堂(今はあるかないか知らんけど)と同じ立地のようだと思います。

ちなみに今回はCBC主催のみですが、昔は外タレロック=CBC(ウドーの場合)でしたのでたぶん展示品は80%くらいは網羅しているんじゃないかな?


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ここは東海地方でもっとも多くロックコンサートが行われたホール、僕も何度ここでコンサートを見たかわかりません。とにかく東海地方のロックコンサートはここで見なければいけないのです。カーネギーホールと似ているらしく外タレにも評判がいいのです。


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どーです、イイ雰囲気でしょう。今回の改修では外観はそのままにして、エレベーターの増設、幅広の座席の入れ替えなどが耐震工事と同時に行われるそうです。

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初めてここで見たコンサートは高校の頃のビートルズフィルムコンサート(ゲスト、バットボーイズ)だったかミットランドというアマチュアバンドの大会の決勝(金子マリさんがゲスト)だったか記憶がさだだかでないのですが、外タレはこの人でした。


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(ピンボケですんません)

クラプトンの3回目の来日公演(前座コスモスファクトリー)、初めて見たコンサートでレイラで大盛り上がりしましたねー。


その次はリッチーのレインボーの2回目公演、3階席でしたが虹の下で大勢の客が凄まじい事になりとんでもないライブでした(その後の札幌公演では死者が出た)



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ロニージェイムスディオとリッチーと虹の電飾、下のイアンギランの写真が一緒のパネルというのが、もっともなようだが実は凄く不自然(爆)


この後数々をここで見ましたが学生の頃はこの公会堂、キャパがでかい時は愛知県体育館でした、市民会館はロックはNG、今あるレインボーホール、ドームなんて当然ありません。東京、大阪のようにいろんな会場があるわけではないので、やはりここが一番の思いれのある会場なのです。



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イエス、ELP(再結成後)クリムゾンとプログレバンドもきています。ピンクフロイドはロジャー抜きの3人の時見ましたがここではステージが無理なのでレインボーホールでしたね。

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マック、リトルフィートも来てる、ここでローウェルジージがスライド鳴らしたのか、見たかったぜ!、マックも初回は公会堂、タスクのツアーではなぜか岐阜の体育館でした、この時帰りにマック御一行のバスに遭遇し車で跡をつけていき名古屋市観光ホテルのロビーでリンジー、ミック、ジョン、クリスティーンと握手しました。スティービーはガードが固くて無理でしたが(泣)

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僕の30センチくらい前を通りましたが、まさに妖精のような人でしたねー。

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リトルフィートのパンフ、ウェイデイングフォーコロンブスのジャケそのまんま
これ、メチャ欲しいわ。





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ニールも2回目の時は公会堂(初回は県体育館)3回目は飛ばされて無し、武道館まで行きましたよー。笑っているポスターが不気味ですが。



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全体の雰囲気、写真を撮っている友人のM君、高校のころからのRock友です(笑)



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こーして見ると建物もレトロで渋いっす。



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ジャーニーも来ております。この後ビックになりすぎてここでは無理になった。


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イーグルス初演はここだったのか。LAと姉妹都市の名古屋ですからなにか特別なメニューがなかったのか?気になる。しかしこのパンフはないなー、どーせならサボテンとかパームツリーの写真にして欲しかった。朝日(夕日?)とバンドのイメージが合わんもんねー。



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これは行くの非常に悩んだ2年前のCS&N。同時期にジャクソンブラウンがあってお金の都合上JBにしました。





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先日のベック先生です。 もう最近は1万以上ばっかでなかないけませんねー

先生も非常に沢山日本に来てますが僕は1回行っただけです。伝説のBBAも公会堂でライブやったはずなんですが今回は展示してありませんでした。CBCではなかったのですね。



今回の展示で一番欲しいものはこれ。


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直筆サイン、ボブさんは都合5回見ましたが、トムペティーとのジョイントと公会堂で1回だけやったライブが一番でした。公会堂はステージにお客があがり一緒になって踊ったりと前代未聞のライブでしたがボブさんは笑って楽しんでましたねー

よく中断ならんかったよなー





通常のレコードブログとは違いましたが今回限りの番外編でした、ちなみにこの展示会は3月30日までです、あと3日間。見に行きたい人は急げー。











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# by naruru-kato | 2017-03-27 19:52 | ●番外編 | Comments(2)

Geoff&Maria Muldaurその2  Maria Muldaur   

ウッドトック系の最後はWS関連でたぶん一番売れたアルバムでる、マリアマルダーのソロデビュー作です。カテゴリーは面倒くさいのでGeoff&Maria Muldaurとします。

流石にWS系ではすでに人気者であり、そこら中のアルバムにゲスト出演していたマリアですので、ソロデビューにはそのお返しか、大変沢山のミュージシャンが参加しています。この頃はジェフとも別れておらず、この後に離婚するのです。

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こーやって見てみるとなかなかのジャケです、黒いブラウスが透けているのがレコードだとよくわかります(おいっ)、CDでは判りずらいです。


ちなみに、参加ミュージシャンは
ギター: クラレンスホワイト、ライクーダー、エイモスギャレット、デビットリ   ンドレー、アンドリューゴールド、デビットニッチャム 他
ベース: クリスエスリッジ、クラウスボアマン、フリーボ、他
ピアノ: スプナーオールダム、Drジョン、ジムディキンソン、他
ドラム: ジムケルトナー、ジムゴードン、クリスパーカー他
他  : デビットグロスマン、ベンキース、デビットリンドレー。
もう、書ききれません(汗)  全部でこの3倍の人が他にも参加しているのです!


裏ジャケでは有名どころのゲストの写真。

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こーして見ると、クラレンスがカッコいい。よくよく考えるとこのゲスト達はWS系とLA系に分かれていてプロデュースもLA系はロニーワロンカー、WS系はジョーボイドという事になっているのでしょうね。ちなみにジャケからは録音場所は特定できないので残念です。


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ゲイトフォールドの内ジャケ、娘の写真も写っています。詳しいクレジットがついていて非常に分かりやすい。

SSWとして語られる事も多いマリアですが、このデビュー作は他人の曲ばかりです。が流石オールドタイムレディと言われるだけの事はあります。が、決して古い曲では無くて、新しい曲もオールドタイム風なアレンジに聞こえてしまうところがマリアの凄いところです。



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曲目です
A面
-1 Any Old Time
-2 Midnight at the Oasis
-3 My Tennessee Mountain Home
-4 I Never Did Sing You a Love Song
-5 The Work Song
-6 Don't You Feel My Leg
B面
-1 Walkin' One and Only
-2 Long Hard Climb
-3 Three Dollar Bill (Mac Rebennack) 3:58
-4 Vaudeville Man
-5 Mad Mad Me

A-1 いきなりライのスライドがたまらん、しかもデビットリンドレー付き。オールドTimeな気だるさが最高です。
-2 大ヒットした日本名「真夜中のオアシス」70年代の日本のお洒落系シティーポップもこの曲からかなり影響を受けたのではないでしょうか。エイモスギャレットのギターは彼のベストテイクの5本の指には入るでしょうね。今回も昇天物です。
-3 カントリー界の大御所オナゴ。ドリーパートンの有名曲です。アコはクラレンスホワイト。
-5 いかにもオールドタイム風。-6はイントロのピアノ一発でDrジョンだなー。最高です。

B面
-1のWalkin' One and Onlyはウッドベースがジャジーです。
-2Long Hard Climb 、これもジャジーでいいなー、ギターがいかにもエイモスっぽいのですが実はデビットニッチャムです。ピアノはスプーナーオールダム、最高。
-3はDrジョンの楽曲。これもオールドタイム風。
-4Vaudeville Man、マリアの変幻自在のボーカルが聴けます。
-5最後はしっとりと聴かせます。

白眉はA面は-1 -2、B面も-1 -2、ですねー。


レーベルです。



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オリジナルのリプリーズのWマーク無しのタンです。カタログ番号MS-2148 マトは両面とも1です。


WS系ではもっとも成功したマリアマルダー、この次のセカンドも売れたのですが、その後はどーだったのでしょう?

調べましたが今までに30枚弱の作品を発表して非常に息の長い活動をしているマリアですがやはりファーストとセカンドが一番なんではないかなー。(最近の聴いたこと無いし  ・・・汗)


今回でWS系はひとまず終わりです、けどまだまだ紹介する人が目白押しで、ボビーチャールズ、カレンダルトン、マッドエイカーズ(VA)、トッドラングレン、その他諸々。またそのうち取り上げます。


来月からは通常の「その週によく聴いた盤」です。実は特集にするといろいろ考えて聴かなければならないので、つらくなってきますのでねー。



購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    1200円















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# by naruru-kato | 2017-03-25 21:16 | Geoff&Maria Muldaur | Comments(2)

Chris Smither その1     Don't It Drag On

このところ、毎日の閲覧のトップがジョージハリソンなんで、どーしてだろう?と不思議に思っていたのですが、アナログレコードBOXが発売されたようで、それでかー(笑)。 WS特集が終わったら取り上げようかな。

という事で、あと2回程の予定でWS系はSSW系を取り上げていますが、今回もブラックホーク99選に選ばれているマニアックしかし悶絶、通なSSWファンには絶大な人気を誇る(僕は2年前程に知った・・・汗)アシッドフォークのクリススミザーのセカンドアルバムです。このアルバムはベアズビルスタジオで録音され、ゲストにエリックカズ、ボニーレイト、マリアマルダー、ハッピートラム、ベンキースらWS関係が参加しています。





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椅子に座り素っ裸で目を閉じている男がクリススミザー、アルバム名とは別にジャケの写真に題名がついていてすべてをさらけ出している感じのジャケが凄みを感じさせられます。物語風に裏ジャケ、内ジャケと同じような写真が続きコンセプトを感じます。裏ジャケです、


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消えかかってます(笑)  インナーの歌詞カードの表紙にすべての写真があり何を意味しているのか多少は解るようになってます。


The Fore Conditione Man  と書かれた写真

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左上 Figure1 Man As Animal   右上 Figure2 Man As Spirit
左下 Figure3 Man As Energy    右下 Figure4 Man As God

と書かれています。  なんとなく意味は解ると思いますが・・・


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基本的にアコーステックブルースの自作曲と有名人の(ディラン、ストーンズ、オールマン、デッド)のカバー。
しかしわざわざカバー入れなくても自作曲の素晴らしい事。音数も少なくアコとスライドだけでほとんどの自作曲は流れていきますがアシッドフォークというよりやはりアコを主体としたブルースと言いきれます。オリジナル曲とかカバー曲ではかなり色合いが違う印象になります。



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歌詞カードと細かなクレジット。ボニーレイットがコーラスで参加してるのですがクレジットにはギターでの参加は書いていない(笑)


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曲目です

A面
-1 Lonesome Georgia Brown
-2 Down in the Flood (Dylan)
-3 I've Got Mine
-4 Statesboro Blues (McTell)
-5 Another Way to Find You
-6 No Expectations (Jagger, Richards)
B面
-1 Friend of the Devil (Dawson, Garcia, Hunter)
-2 Don't It Drag On
-3 Every Mother's Son
-4 Mail Order Mystics
-5 I Feel the Same

A-1Lonesome Georgia Brown、今から始まるにはこれ以上ない静かであるが芯の通った曲でオリジナルです。ベンキースのドブロがイイ感じ。
-2 堤防決壊(ディラン作)、本当にこの曲をカバーする人は多い、なぜかいまだに判りません。ディランの原曲も(地下室に収録)そんなにイイ曲とは思えないんだけどなー。今回のスミザーのカバーはロジャーティリソンのやっているカバーと同じくらい恰好イイですけどね。
-3 I've Got Mine オリジナル、これもブルースかな アコが素晴らしい弾き語り。
-4、オールマンで超有名な曲ですが、ここではアコであくまで原曲のブラインドウィリーマクテルのイメージのカバーにしてますが、歌の迫力は凄みがあります。ギターのアレンジはかなりカッコいいですよ。
-5 Another Way to Find You 戦前のブルースっぽい。たまらんよこれ。
-6 ストーンズのNo Expectations。エリックカズのピアノから入る、原曲のイメージ通りのアレンジです。ここでもベンキースのペダルスチールがいい味出してます。

B-1 Friend of the Devilこれはデッドのアメリカンビューティーの中の1曲。イントロのハッピートラムのバンジョー。ほとんど原曲のままです。
-2これからはすべてオリジナル曲。表題曲です、これもアコースティクブルース。
-3 Every Mother's Son。オリジナルでは一番好きかなー。
-4,5 もイイ曲ですよー

やはり印象はオリジナルとカバーの感じがかなり違って混沌としていますが。すべてオリジナルと思って聴けば全体のイメージが変わってきて素晴らしいブルース寄りのアコアルバムであると言えます(爆)


レーベルです。

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存在感ありありのポピーです。マリファナの葉っぱでしょうかね。アシッドフォーク御用達レーベルです。カタログNoはPYS-5704マトはA-1 B-2 STERLING刻印打ってあります。


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専用のインナーバック。  これでこの盤は完オリとなっています。

アシッドフォークの中ではひときわ存在感を示すスミザーです、ファーストも人気盤で今探してもらっています。

生涯の友、といえる1枚です。


購入レコ屋    ナカシマレコード

購入金額     3500円











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# by naruru-kato | 2017-03-18 19:06 | Chris Smither | Comments(2)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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