アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Rod Stewart その1   Never A Dull Moment

僕にとってのロッドの位置ずけは、UK、US問わずロックボーカリスト(楽器をやらない)の最高峰である、という事です。仮にベスト3をあげよ、と言われれば順位は別としてロッド、ポールロジャース(一時ギターも弾いたが)ロバートプラントですね。
もうこれは動かし難いです、ミックジャガーはその下、フレディーマーキュリーも下、ロジャーダルトリーは歌唱力無いから下(オイッ、ファンが怒るぞ!)ボーノは年代的に論外、ボウイは趣味じゃないから。あとアメリカンロック系はほとんどいません(汗)だいたいボーカル専門職ってステーブンタイラーとかピーターウルフくらいしか思い浮かばないし(笑)
やはりマイク、またはマイクスタンド振り回して歌ってカッコいいのは、この3人しかいません。そして今回のロッドは天から授かった天性のしわがれたカッコいい声(天使のだみ声  という形容詞を付けたいのだが、すでに日本にあの人がいるし・・・)のおかげでVoとしては最高であると言い切ります。この記述は思いっきり僕の趣味だけで決めてますけどね。「違うだろう!」という人も多いと思います。

ちなみにローリング・ストーン紙の選ぶ歴史上最も偉大な100人のシンガーの中では異常に評価は低くてロッドは59位でプラントが15位で一番でした、その上にディランやジョンもいます。まぁ評価の基準がかなり違うと思いますけどね。

ロッド初回はソロ4作目のNever A Dull Momentです(ファースト、サカンドはまだ持っていないので)。


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すこし目の焦点が真中によって変な顔になっております。前ソロ作が大ヒットしその勢いそのまま、という感じの素晴らしい内容です。


ロッドの凄さは天性の声を持って他人の素晴らしい曲を歌い、オリジナルよりも完璧に自分の物にしてしまう、いわば盗人のような所でしょうか?。どんな優れたSSWの曲でもロッドが歌えばもうそれはロッドの代表曲になってしまいます。もっと言えば売れないSSWはロッドが自分の曲を歌ってくれれば印税も入るしなぁー。
なんて本気で思っている人も多かったのではないでしょうか? アメリカではリンダロンシュタットが歌ってくれればなぁー なんでしょうけどね。

勿論ロッドも歌を作りヒット飛ばしてますが(マギーメイとか)やはりこの人のイメージは選ぶ楽曲のセンスの良さにあると思ってます。

裏ジャケです


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このころのUK盤に多い縦にすると全体が通る盤ですが、


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この盤はさらに仕掛けがあって,全部で6枚のページに分かれていて、レコードは通常の背表紙の場所に空間が作られ、そこに納まるようになっている。非常に凝ったジャケです。



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このアルバムを時系列的に申しますと、フェイセスと掛け持ちしていたロッドはバンドとしての最高傑作「馬の耳に念仏」(やはりこれは邦題がいいな)と「ウーララ」の間にこのアルバムは発表され、バック陣はほとんどフェイセスです。3枚を通して聞くと、ロニーレインの歌が無いのがこのアルバムか?それほどまでにロッド=フェイセスという感じですね。


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このように豪華な6ページの見開き、真中のスリーブにレコが入るわけです。



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ゲイトフォールドの写真、どこぞのフットボールスタジアムであろうか。
コンサートの写真、これは完璧にフェイセスの写真ですねー、ロニーのゼマスティスのかっこ良さよ。



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もう一つのページは参加した人達、ロッドから一人おいてロニーレイン、ウッディー、です。ロッドのベイシティローラーズかあんたは!というタータンチェックですが全体を赤い色でまとめている所が流石ですわ。


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イアンマクレガンとケニージョーンズはまだベットで寝ています。


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ほら、ゴールポストに書いてあるでしょ。

曲順です
A面
-1 True Blue
-2 Lost Paraguayos
-3 Mama You Been on My Mind
-4 Italian Girls
[B]
-1 Angel
-2 Interludings
-3 You Wear It Well
-4 I'd Rather Go Blind
-5 Twisting the Night Away

A-1ロッドとウッディーの共作、いかにもフェイセスという感じ、後半に出てくる
  ウッディーのゼマスティスギターのコードリフは最高です。
  こーいうミディアムロッカバラードのうまさはロッドですよねー。
-2 いかにもう英国牧歌風。なんかストーンズもZEPもこーいった感じやってるよなー。素敵です

-3 このころのお約束ディランの作品。でもこれは未発表の歌のようです。
  アレンジが英国風。ロッドの歌になっています。
-4 フェイセス風ドタバタロックンロール。 いかしてます

B-1 ジミヘンの曲でシングルカットもされました。
-2  短いインスト、これはウッディーの兄の作った曲、印税をプレゼントするために収録されたようです。

-3 大ヒットした前作のマギーメイのロッド&クイッティントオ、の楽曲ですが、ほとんどマギーメイとなんら変わらん。まぁいいんだけど。もちろん比較せずに単体で聞けば最高の一言ですね。

-4 バラードですが、この人って本当に歌が上手いなーとは思わないけど、才能だけで歌ってるわ。とは思ったりします。これもしみじみイイ感じ。

-5 最後はサムクックのロックンロール、勿論フェイセスでもアンコールかなんかでやっていました。日本ではメンタンピンが日本語にしてこのアレンジでやってましたねー。


ざーと聞き流しましたが、やはり捨て曲無し。UKフォークの香りもする優秀なロックシンガーのアルバムと言えます。

レーベルです。


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UKマーキュリーのオリジナル。




自分的にはやはりマーキュリー時代のソロ&フェイシスの時のロッドは最高です。が、大西洋横断しアメリカに渡ってからのワーナー時代は遠慮したい。という感じです。同じような人は多いのではないでしょうか。やはりこの時代のロッドはUKトラッドの香りがするし、ディラン作品も多く取り上げてるし、UKスワンプという感じも多いし、金儲けよりも酒飲んでいたい感(笑)があって凄く好きですね。

今の悩みは、ファースト、とセカンドの「ガソリンアレイ」がどうしてもUKオリジナルが欲しくて(US、JP盤はジャケが全く違うのです)探していますが、予算的に無理なものが多くどーしたもんか?と悶々しています。



購入レコ屋       SORC

購入金額        3.500円くらいだったかな


参考資料        レコードコレクターズ   フェイセス特集





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# by naruru-kato | 2017-05-12 15:06 | Rod Stewart | Comments(2)

The Byrds その4 . Fifth Dimension(5D)

ザバーズの3枚目、このアルバムの制作途中(または制作前)でジーンクラークが脱退します。この活動歴の長い中で音楽性が劇的に変化していったバンドは稀です。

リーダーのロジャーマッギンが主体性が無いのか?流行に敏感で売れるならなんでも取り入れようとした戦略家なのか?僕には判りませんが(笑)。僕的な考えを言うとマッギンらしさが出たアルバムは唯一「イージーライダー」だけであってそれ以外は、他のメンバーまたはプロデューサーの色が強く出た作品が多いような気がします。まぁ「それを言っちゃーおしまいよ」的な考えですけど(汗)


フォークロックから今度はスペースロック、ラーガロックと呼ばれる分類に一般的に呼ばれたこの5Dです、このジャケにはジーンは入れてもらってません。しかしバーズのアルバムジャケではこれが一番好きです。


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魔法の絨毯に乗って宇宙からやって着た。の図またはインド~中近東辺りからやってきた。かなー。
いまいちよくわかりませんが、Byrdsのロゴはいかしてますね。この後、次のアルバム、ベスト盤などでこのロゴが使われますが、これは僕の一番好きなタイプです。The Byrdsといったらこれです(キッパリ)



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裏ジャケですが、メンバーの写真をちりばめてあります、よくあるパターンですが一番右上の白クマは意味不明。


しかしこの裏ジャケ、何かに似てるなーとずーと思ったいたのですが、判りました。


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前年に出たこれか(笑)  僕の思いすごしでしょうかねー。 イイ線いってると思うのですが、どーでしょう?


ちなみに一番左上の人はジーンクラークのような気がするのですが?今のところ未確認ですけど。


実はこの盤はオリジナルのMONOと思ってオークションで落札したのですが、入札者は非常に少なく値段も格安価格だったので「超ラッキー」と思ったのですが、到着すると、なんと裏にバーコードがついていて再発盤と判ったのです。
あとで再度出品者のページを調べたらちゃんと再発盤、SUNDAZED MUSIC LP5199と書いてあったのです。確認をしなかった僕がすべて悪いのですがトホホな盤なのでした。

1966年発売のこのレコ、66年といえば、ストーンズはアフターマス、ビートルズはリボルバー、ビーチボーイズはペットサウンズ、ディランはブロンドオンザブロンドを発表し、バッファロースプリングフィールドがデビューしたロックにとって非常に重大な(あくまで自分目線)1年です。

バーズはここで初めてディランの作品を取り上げるのを辞め(自作でまたやりますが)新たなステージに入る為にクロスビー作品も取り上げますが、半分はまだフォークロックの色合いも濃く、チャート的には中位にとどまる結果になっています。


曲目です
A面
-1 5D (Fifth Dimension)
-2 Wild Mountain Thyme
-3 Mr. Spaceman
-4 I See You
-5 What's Happening?!?!
-6 I Come and Stand at Every Door
B面
-1 Eight Miles High
-2 Hey Joe (Where You Gonna Go)
-3 Captain Soul
-4 John Riley
-5 2-4-2 Fox Trot (The Lear Jet Song)

A-1、一応この曲からスペースロックの始まり。と文献に書かれていましたが、まだまだフォークロックの感じが出ていてマッギンぽくて好きです。
-2、これはトラディショナルですがこれもフォークロックの匂いがするナイスな楽曲
-3 Mr. Spaceman代表曲の一つでいかにもバーズっぽいのですが、このアルバムの中では異色に聞こえてしまいます。でも好きな曲の一つ。
-4 ロジャー&クロスビー作のサイケ路線
-5 いかにもクロスビーっぽい曲です、その後のソロ1作目の前触れか?
-6 良くわからんナンバー

B-1 後期のバーズでは10分以上の演奏になります。ギターソロはロジャーです。下手か上手いか、たぶん下手な人が一生懸命やってるギターという感じか。クリスヒルマンのベースソロはブンブン唸っていてこれはこれでイイです
-2 これもベースが唸っています。ジミヘンで有名になったカバーです、ここではクロスビーが歌ってます
-3 インストです、あまり意味ないような・・・
-4 これも良質なカバー
-5 最後は変なSEを導入(飛行機?)しています。

全体にカバーは素晴らしいアレンジで良質な楽曲ですがオリジナル曲はいろいろ実験していていいところもあれば変なところもある。そんな印象です。



レーベルです。
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この写真に勝手に勘違いしてしまいました(泣)
しかし後年の再発の為盤はしっかり重量盤です。裏ジャケの写真が載っていなかったのも判らなかった原因ですが、あとの祭り。
まぁーこの5Dに関してはこの盤でイイと思ってますけど。



この後サイケ路線をすこしやり、その後カントリーロックへと進んでいくバーズですがロジャーの12弦ギターのキンキンサウンドが薄れていくほど僕は聞きやすくなったりしますが、やはりジーンクラークの声が聞こえなくなっていくのは寂しいです。


購入レコ屋   ヤフオク   ゼネラルレコード

購入金額     1100円

参考文献     レコードコレクターズ   ザバーズ特集


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# by naruru-kato | 2017-05-08 19:43 | The Byrds | Comments(2)

Kate Taylor その1      Sister Kate

奇跡の音楽一家、ジェームステイラー兄弟の3番目でありジェームスの妹ケイトのデビュー盤です。ちなみにリブは弟です。
ジェームス、リブのようにソングライターとしての才能はあまり無かったようですが、しかしそこはテイラー兄弟、歌を歌う才能は素晴らしくカバーの選曲センスもなかなかのものです。

僕には珍しくUK盤、オリジナルはコティリオンですがUKはアトランティクです、今回の盤は赤紫レーベル。なんかこのレーベルはものすごく昔風なんでカッコいいです。

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このアルバムはまず参加者が凄い。
ジェームス人脈総出演です。
ギターはダニークーチ、ベースにチャールズラーキー、ドラムスにジョエルオブライエンのジョーママ軍団。ピアノはキャロルキングが中心メンバー。これだけでも凄い!他にはギターにイーグルスのバニーレドン、ベースにリースカラー、ドラムスにラスカンケル、そして兄ジェームスもアコなどで参加、コーラスはキャロル、ジェームス、そしてリンダロンシュタット。  


新人としては異例の豪華メンバーです、もちろんジェームスの妹なんでこれぐらいのサポートは当然ですね。


そして選曲は、キャロルキング、エルトンジョン、ジェームスにリブの兄弟の曲を中心に選んでいます。

はっきり言って。これだけの要素があれば素晴らしいアルバムになるのは当りまえです(笑)


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裏ジャケ、なんとなくリブよりジェームステイラーに顔が似てる。UK盤なのでペラペラです。



肝心の歌唱力はどーかというと、流石ジェームス兄弟の紅一点。かなりのもんです。女性にしては低めの声ですがキャロルキングの曲なんかは本家よりもはるかに出来がいい(汗)ジェームスやリブと違って純粋なフォーキーではなくR&Bとかが好きでゴスペルなんかも好きなのではないかと思わせるファンキーっぽいアレンジです。

曲目です
A面
-1 Home Again
-2 Ballad Of A Well Known Gun
-3 Be That Way
-4 Handbags And Gladrags
-5 You Can Close Your Eyes
-6 Look At Granny Run, Run
B面
-1 Where You Lead
-2 White Lightning
-3 Country Comfort
-4 Lo And Behold / Jesus Is Just Alright
-5 Do I Still Figure In Your Life
-6 Sweet Honesty

A-1 キャロルの名曲です、本人も参加してます。低音の安定感がやはりジェームス兄弟らしく抜群。本家よりもイイです。

-2 ほとんどジョーママかっ というファンキーなナンバー。エルトンジョンの曲ですが本人がやっているかどうかは不明。クーチのギターが炸裂します。

-3 弟のリブの曲、まぁリブの曲やってれば間違いないね(笑)

-4 ロッドスチュアートもやってます。多くのアーティストがカバーしている曲です。ここでもケイトは完璧に歌ってます。

-5 ジェームスの曲、リンダもやっていますねー。 ここではジェームスの女番って感じかな




B-1も最初はキャロルの曲です。

-3 エルトンの曲、カントリータッチな曲です、リンダがコーラス付けてます。
 こーいう曲にリンダのコーラスは抜群ですね。実はこれもロッドがやってます。

-4 メデレー風にやってます、Jesus Is Just Alrightはもちろんバーズで有名になった曲ですがドゥービーもやっていますね、ここではケイトのブラック風なソウルフルな声が聴けます

-6 最後はほとんどセクションか?というくらいクーチのギターが炸裂。凄まじいギターソロが聴けます。


こんな感じで、豪華バックの演奏に引けを取らないケイトの歌唱力はたまらんなー


レーベルです


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もちろんUK独特のインナーバックに入っていました。


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この後すこし間をおいて2枚のアルバムを発表するのですが、そちらも円熟味が増して凄くいいのです、その後家庭に入り音楽から引退したケイトですが、YouTubeで最近のライブ画像も発見したので、子育てが終わってまた復帰しているのですねー



購入レコ屋   ミュージックファースト

購入金額    2000円くらい


参考文献    レコードコレクターズ   ジェームステイラー特集号





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# by naruru-kato | 2017-04-28 20:16 | James Taylor family | Comments(0)

Don Nix その2  Living By The Days   

スワンプ神。ドンニックスのセカンドアルバムです。一般的にはファーストの「In God We Trust 」の方がゴスペルスワンプの名盤として取りあげられるのですが、内容はセカンドの方が楽曲が親しみやすく覚えやすい曲が多くて、僕的にはこちらのセカンドアルバムの方が好きなんです。さらにいわせてもらえば前回紹介したサードアルバムが一番好きですね、サードが一番スワンプ色が薄れて歌も判り易く楽曲の良さが目でつのです、しかしその後はポップになっていくようで聴く気はありません、いつも行くレコ屋で売っていますが買う気は無いです(キッパリ)


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ジャケは真中が一段落とし込みになっていて、その中にフエルトに印刷された南国戦争時代の帽子をかぶったドンニックスの写真が貼ってあり、かなり凝ったジャケになっています。


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このアルバムの日本初盤の帯付きを(7000円くらいで売ったいた)見たことがありますが、帯には「ライラックの香り、ドンニックス」と書いてありました(笑)

ライラックの花ことばは『思い出』『青春の思い出』『友情』『大切な友達』『純潔』などとWikiに書いてあります。香りは香水にも使われリラックスできる、としてあります。ドンニックスがそーなのか? まぁリオンラッセルよりはライラックっぽいかな(爆)



しかし、芯の通ったこれぞゴスペルスワンプという感じは間違いありません。




裏ジャケはなぜかスワンプの人たちがやりたがる南北戦争時代の南軍の軍服。


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ちなみに、左下の花はライラックではないですね(笑)


録音はおもにマッスルショーズを中心にされたようで、腕利きのスタジオミュージシャンで固められ安心して聴けます。


バックコーラスは、リオンの取り巻きの、クロウディアレニア(当時ニックス夫人)ドンプレストンなどのリオンチームと、ニックスの取り巻きマッスルショーズのメンバーであるジェニー&マリーングリーン夫妻ウェインパーキンスなどのチームが曲により振り分けられています。


話は飛びますがジョージのバングラコンサートではジョージからバックのコーラス隊のメンバーを探すようにいわれたらしく、このアルバムではそのほとんどの人が参加しています。


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なぜかピンボケのゲイトフォールドの内側。この人の内ジャケはファーストが一番カッコいいですね。


この人はいろんな映像を見ても楽器はやらないようでただ単にボーカリストです。
ボーカルの良さはありますがルックス的にフロントに立つのは無理がある感じ(汗)、最初のシェルターから出たアルバムは全く売れなかったようで、しかも金銭トラブルがあり、シェルターから勝手に離脱(リオンは激怒したらしい)

このアルバムはエレクトラから出てます、次のアルバムはまた別のレーベルになります。

歌詞カードです、ここでも南北戦争やってます。

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曲順です。
A面
-1 The Shape I'm In
-2 Olena
-3 I Saw The Light
-4 She Don't Want A Lover (She Just Need A Friend)
B面
-1 Living By The Days
-2 Going Back To Iuka
-3 Three Angels
-4 Mary Louise
-5 My Train's Done Come And Gone

A面-1 荘厳的なパイプオルガンから始まるThe Shape I'm In (ザバンドの曲とは別)アルバムのスタートっぽくないですがものすごくカッコいいロッカバラード。一発でやられ一気に-2のOlena へ、ご機嫌なDrジョン風のピアノのイントロ、これぞスワンプ。「やってくれるぜー」
-3はハンクウィリアムスのカントリーの名曲 I Saw The Light 。カントリーのこの曲をスワンプコーラス隊により大ゴスペルに変化させています。

冒頭の3曲で完全にノックアウト、これで何も感じない人はスワンプ聴く資格無し。

-4のイントロはどっかからパクった感があります、曲もなんかに似てるんだけど。
でもカッコいい曲です。

B面-1タイトル曲です、なんというカッコいいイントロなんだ。ロッドスチュアートあたりが取り上げれば名曲になったと思うんですが。それくらいの楽曲の良さです。

-2 これもご機嫌なピアノから始まる弩スワンプ。

-4 ゴスペル色が強く出た曲

-5 Mary Louise マーリングリーンとの曲作。なぜかリオンラッセルっぽい。

-6 My Train's Done Come And Gone  最後はまたも得意のロッカバラード。

全曲にわたりスワンプ色満載、捨て曲無しと言いきれます、しかもファーストに比べ多少はゴスペル色が薄れ聴きやすい内容になってます。


レーベルです。


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EKS74101  マトはA-1 B-1 です。


この後、マッドドックス&イングリッシュマンをまねてレビュー形式のツアーを行うのですが惨敗。その時のライブもそれほどかなー。(アラバマステイトトゥルーパーズ)

ドンニックスは素晴らしい楽曲を沢山残してると思いますが、他のミュージシャンが取り上げたのがジェフベックくらい、やはりロッドのようなカリスマボーカリストが取り上げればもう少し違った人生になったかもですねー。僕は好きですけどねー。


今回の女性コーラス隊のクロウディアレニア、ジェニーーグリーンのソロアルバムも念願かなってようやく入手しましたのでそのうち取り上げます。



購入レコ屋   SORC

購入金額    3700円 くらい

























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# by naruru-kato | 2017-04-22 09:42 | Don Nix | Comments(0)

The Allman Brothers Bandその5 ..... Brothers And Sisters

つい最近知ったのですが、オールマンズ(以下ABB)のオリジナルメンバーのブッチトラックスが亡くなったそうです、しかも拳銃自殺・・・・  
なんで今更命を絶つのか?まったく判りませんが、SSWとかではないので曲が作れなくなった。とかではないだろうし、お金はしっかり稼いだと思うし。70歳を前にしての事でした。グレッグは「また一人brotherを失った」と嘆き、甥っ子であるデレクトラックスは「伯父よ安らかに」とコメントしています。

という事ではありませんが、今回はABBの大ヒットアルバムである1973年の「 Brothers And Sisters」です。ジャケはそのブッチの息子さんのヴェイラー・トラックスの写真です。という事はデレクトラックスはこの子と従兄という事ですね。ここの中にデレクが写っている。という情報はないのでたぶんいないのでしょう。


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このアルバムは僕にとってはABBの中では一番最初に購入した一番思い入れがあるアルバムでもあります。(実際は日本盤山羊マークだった覚えがあるからビクターの再発盤だったと思う)
バンドの柱であるディアン(ディェインという書き方もあります)を事故で亡くし、再起を図ったこのアルバムですが制作途中でまたも事故でベースのベリーオークレイも失うという悲劇が起きるのですが、新メンバーを補充し全米No1の記録を打ち立てました。(この辺の悲劇は有名な話なんで割愛)



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こんどはベリーオークレイの娘さんの写真。アルバムタイトルはそのまんま。という事になるのかな(笑)


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ゲイトフォールドの内側の写真です。グレッグの話ではザバンドの「ミュージックフロムビッグピンク」のようなファミリーの結束の感じを出すためにスタッフ&家族一同で撮った、という事らしい。



もう少しUPで見てみましょう。



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右半分です、最上段の右から二人目がドラムのジェイモー、犬にネックロックしております(笑)。一番左でハンチング風の帽子をかぶっているのがラマ―ウィリアムズ、下の段の髭もじゃがチャクリーベル、その下の右から二人目がデッキー。グレッグの下はその時の奥さんでしょうかね?という事はその下の子供はディボンオールマンか? グレッグの斜め左下の人はグレッグそっくりなんだけど、誰なんだろう?


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左半分の裏ジャケ。一番左にブッチトラックス、裏ジャケの女の子の後ろがベリーオークレィの未亡人かもしれませんね。 まぁファミリー全体の構図でした。



一応、比較対象としてザバンドのアルバムと並べて撮ってみました。ザバンドのほうはいかにもウッドストックで撮った写真、ABBもいかにもメイコン-ジョージアで撮った写真ですね。両方とも秋に撮影された感じがします。



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ABBが南部なんでカントリー系ファッションが多いのに対し、ザバンドの方は北部なんでかなり服装が違うのが笑えます(年代も数年違いますけどね)



新メンバーはベースにラマーウィリアムス、ピアノはチャックリーベル。勿論チャックは現在はストーンズの準メンバー扱いの大出世。ABBの解散後シーレベルというフュージョンっぽいバンドをやってましたが、ストーンズのツアーメンバーになった時はぶったげました(爆)アルバム全体にご機嫌なピアノをいたるところで鳴らして、いままでのABBとはかなり印象が違ったアルバムです。

その他にギターのゲストにレスデューデックも参加していますが、後日談でディッキーがレスの事は話したくない。と怒ってるインタビューを読んだことがあります。たぶん「ジェシカは俺が作った曲だ!」ぐらいの事を吹いていたのでしょうね(爆)

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クレジットです。冒頭の2曲がベリーのベース、あいかわらずブイブイいってます、レスデューレックは2曲に参加しています。
デッキーはこのアルバムから少しの間リチャードベッツと名前を変えています。




全体にデッキー主体のカントリーロック寄りのアルバムで初期の頃のブルースバンドの雰囲気は無くなりましたが、そのおかげでシングルも売れて名実共にアメリカを代表するバンドになったのです。
最初にこのアルバムを買ったのは高校の頃、そのうちCDで買ってLPは売ってしまったのです。オリジナルはずーと山羊マークだと思っていましたが、実はそれ以前のマーブルレーベルだったのです。なかなかオリジが見つからず探していたらヤフオクで出ていてようやくゲット。
しかし、このオリジ。音が凄く悪いんです、前のイートアピーチも日本盤のほうが音がイイし、この後の「ウィンルーズオアドロウ」のオリジも音が悪いし。日本初盤のワーナー盤グリーンレーベル(カタログNo P-8345)も機会があれば欲しいです。

曲順です
A面
-1 Wasted Words
-2 Ramblin' Man
-3 Come and Go Blues
-4 Jelly Jelly
B面
-1 Southbound 
-2 Jessica
-3 Pony Boy

A面、ブルースっぽいA-1 グレッグのボーカルです、この後のライブではもっとテンポを落として演奏していますが、僕はそっちの方が気だるくて気に入ってます。後半のスライドギターとピアノの掛け合いがカッコいい。

-2 デッキーの曲では間違いなくブルースカイと並んでベストな曲、レスとのツインリードが楽しめます。シングルカットされ全米2位を記録。僕の好みでいけばブルースカイの方が好きですけど、ちなみにこの曲はCDではテンポが凄く速く録音されていて収録時間もカットされていないのに1分近く早く終わるのです、つまりCDではレコードの回転が33なのに対し、40回転くらいの感じなのです。なぜだろう?

-3 グレッグの定番となるこれもブルース。こーいう泥臭いブルースはグレッグの十八番ですね。

-4 これはブルースのカバー、ここでもピアノの大活躍。実はこのアルバムの最初期盤のクレジットシートは実は表記が間違っていてEarly Morning Bluseという曲名になっているのです。僕の盤は直っているのでセカンドプレスかな。

B面
-1 快適なサザン風rock 'n' roll、グレッグの歌ですが、なぜか後年のライブではディツキーが歌うようになりました。後半のギターとピアノのバトルは凄すぎます。この辺のピアノを聴くとストーンズがチャックをメンバーにしたのがよく解かる。

-2 そしてこのアルバムで一番代表曲と行ってもさしつかえないジェシカです、イントロのレスの弾くアコの抜けのイイこと。メインギターソロの後のまたもやチャックのピアノがご機嫌、まさにある意味、新生オールマンズのテーマソング的なこの曲。一気に7分30秒近くを、だれること無く突っ走ります。

-3 デッキーのカントリー風の小作品で幕を閉じます。

いゃー 何度聴いても見事なアルバムです。

レーベルです。

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カタログNo CP-0111  マトは両面とも1で、STARINGの刻印がついてます、がしかし音がいまいち(涙)プロデューサーはキャプリコーン専属のジョニーサンドリン。

オリジよりも日本初盤の方がヤフオクで高いかもしれませんね。


所で裏ジャケの曲目クレジットが1曲記載忘れがあるようで。


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なんと、Jelly Jellyが書いてないのです。


これは最初期の記載ミスのレコードのはず、本当はこういうのが一番最初のプレスなので音がいいはずなのでしょうが、これよりももっと音のイイのが先ほど書いたクレジット表記が違っている本当のファーストプレスなのでしょうか?

いまのところ謎です。判ったら追記記事で載せておきます。



購入レコ屋   ヤフオク   たしか face record

購入金額    1000円












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# by naruru-kato | 2017-04-12 20:33 | The Allman Brothers | Comments(2)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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