アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Janis Joplinその1   Cheap Thrills

最初に断っておきますが本来このアルバムはジャニスのアルバムではなくて、あくまで「Big Brother & The Holding Company 」のセカンドアルバムでそのバンドのボーカルがジャニスでしょうがー。と怒っている方もいるかもしれませんが、そんな事は判っていますって。ただ僕的にやはりCheap Thrills はジャニスなんで。最初の二枚はBig Brother、最後の二枚はジャニスのソロ。と分けるのもこのブログの性格上変だし(笑)

と、前置きが長くなりましたが、いまだに取り上げていなかった最大のスターの一人ジャニスの歴史的名盤のCheap Thrills。いままでバーコードのついた再発盤しかもっていなかったのですが大阪に仕事で行って、あの有名なディスクユニオンにてオリジを安く購入してのです。

パロディジャケも数多く存在するこの有名なジャケ。日本ではRC、パフィなどがパロッていますね。

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当初はベッドに全員寝そべったジャケの予定だったのだがNGになり、ジャニスが大ファンであったというロバートクラムの漫画がジャケに。ちなみに初めてジャニスと顔合わせしたロバートが最初にした事はジャニスの胸を鷲掴みしたらしい。


彼女、そんなにグラマーではないんだけどねー。三枚組CDボックスにヌードのジャニスの写真が載っておりますが、今回その写真は載せません。見たい人は中古で探してください。


ちなみに再発はアルバム全体がやけに白くて比べるとかなり違います。


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左オリジ、右80年後期と思われる再発(裏ジャケにバーコードあり)


オリジが黄色っぽいのは経年変化なのでしょうか?

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微妙に色合いが違います。まぁ特にどうでもいい事でしょうけど。


裏ジャケはジャニスの写真、やはりコロンビアはこのアルバムはジャニスのソロという意味合いで売り出したのが明白です。


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オリジと再発ではやはり音が微妙に違います。再発ではやけに音が角張っていて耳に痛いなー。という感じ。オリジは角が丸くなっていてバリが取れた感じで耳に優しい。

オーディオ雑誌(特に季刊アナログ)で、カートリッジごとのアルバム聞き比べ、でよくこんな形容詞の文章が出てきますが、「角が取れて」という音ってどんなんやねん!(ついつい大阪弁)
といつも思うのですが、今回意識的に自分で使ってみましたが、確かにこーいう表現は音を文章にする時都合がいい事が判りました(笑)


話が今回も逸れてしまいました。さて、このアルバムは確かに歴史的名盤ではありますが、自分的にはあまり好きではないのです。それはBig Brother の二人のギタリストの出す音があまりにサイケ風で(まぁこの時代なんでしょうがないが)耳にキンキンしすぎて、もうほとんど耳障りの域に達しているのです。かといって最高傑作と呼ばれるPearlが一番かというとそうでもなく実はI Got Dem Ol' Kozmic Blues Again Mama!だったりします。一番好きな曲はMe And Bobby McGee ですけどねー(笑)

ちなみにこのCheap Thrillsはライブ盤のように見せたスタジオ盤(観客の声とかあとで被せている)またはA面は偽ライブでB面のみ本当のライブ。とか解釈がまちまちなんですが、真実はよくわかりません。プロデューサーはジョンサイモンらしいのですがクレジットにはないのでこれも良く分かりません。

このアルバム発表前にあのモンタレーPopフェスがあり、Ball and Chain の熱唱でママキャスの口をポカーンと開けさせ一気にブレイクしたあと、満を持して出たセカンドであります。



曲順です。
A面
-1 Combination of the Two
-2 I Need a Man to Love
-3 Summertime
-4 Piece of My Heart
B面
-1 Turtle Blues
-2 Oh, Sweet Mary
-3 Ball and Chain

A-1 Big Brotherのオープニングはいつもこの曲だったのでしょうか?違うライブはDown on meが多いと思います、はっきり言って演奏はダサい。ジャニスの声も左チャンネルからしか聞こえないので、このオープニングは後ろで歌っていたのかか?

-2 耳障りなギターソロ(笑)、そしてここからジャニス全開です。しかしこの声ほとんど叫びのような裏声。うちの娘曰く「頭が狂ったようなガラガラな声」と、いってますが確かに的を得た表現だ(爆)フェイドアウトして終わります。

-3 そして、サマータイム。冒頭のジャニスの「サマー」にやられた人は多いのでは(笑) もうどうにでもして、という感じで奈落の底に落ちていくような感覚。まさにサイケデリック。最後にメジャーコードで終わらなかったら一生立ち直れなくなりそうな曲です。関係ないけど日本の「優歌団」のサマータイムも大好きです。

-4 感情むき出しの熱唱。ここまで聴くとBig Brother With JanisではなくJanis&Big Brotherという表記がふさわしい。 

B-1ジャニス作のブルース、けっこう無防備に歌われます。ピアノとの掛け合いがイイです。

-2 ウェスタン西部劇風のギターソロ、今聞くと笑える。 
   
-3 そしてこの有名曲、イントロのギターの掛け合いが物凄く耳障り、これがなかったらなー(笑)。モントレーの時、この曲が終わってスタンディングオベーションの中、ステ-ジから,はにかんで走って楽屋に行く時のジャニスの表情が凄く好きです。

レーベルです。コロンビアのオリジ(ステレオ)盤。360°レーベル。

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カタログNoはKCS9700。マトは両面とも1Bです。

そして、これが再発のコロンビア盤。このころは(今から数年前)はオリジナル盤のこだわりが無かったのでこれでも良かったのですけど(汗)


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最後にこれは僕の思うところで異論があるとは思いますが書かせていただくと。

ジャニスとあのイギリスの生んだフォーク&トラッドの最高女性ボーカリスト、サンディーデニーとの共通性です。やってる音楽が全然違う事は判っていますが、声もかすれて似ていて、顔もなんとなく似ていて、お互いに若い絶頂期に亡くなった事に共通性を僕は見出しています。彼女らが亡くならずにあと20年でも音楽をやっていたら同じような音楽をやっていたのではないだろうか?二人共間違いなくザバンドに影響を受けている事は明白ですし、音楽の終着駅は同じであったのでは?
よ思うと僅かばかりの作品で死んでしまったこの二人のボーカリストが残念でなりません。


追記  新年の最初にこれまで取り上げていない大物を続けたので、今月はいまだ
    取り上げていなかった大物特集にします(笑)。

オリジ
購入レコ屋   ディスクユニオン大阪店

購入金額    2300円

再発
購入レコ屋   ヤフオク

購入金額    1000円


参考文献    レココレ2005年9月号



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# by naruru-kato | 2018-01-14 08:39 | Janis Joplin | Comments(4)

The Rolling Stonesその1   Exile on Main St



皆さまあけましておめでとうございます。今年もこの拙いブログ、宜しくお願いいたします。

正月の風景と言えばやはりこれですね。ここら辺りの実家に帰省していたのでブログとは全く関係ないですがひとまず謹賀新年という事で(笑)


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なかなかお目にかかれない夕方の赤富士です。運がイイと夕方15分くらいは見れます。この後グレー~青白富士に変わっていきます。


さて本題、新年の最初の一枚は、さて?昨年はレイラだったんで今年も2枚組の歴史的名盤で行こう。ということで当ブログでは初めて(ようやく)取り上げるストーンズの Exile on Main St、これはやはり邦題の「メインストリートのならず者」という名が素晴らしすぎです。

直訳すると「ならず者」が「脱出者」になると思いますが、やはり「ならず者」がいいです。そして写真家ロバートフランクが作成した印象的なハチャメチャのジャケ。すべてアメリカの古いポートレイトの写真らしいですが、これも彼の作品。じっくり見るとかなりキモイ写真が満載しています。

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そして、とりわけ有名になり独り歩きしてしまったこの真中の写真の人(笑)。


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もう、この人=「ならず者」のイメージですわな。Tシャツにまでなり大出世です。


裏ジャケはメンバーの写真がちりばめられています。

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この盤は日本初盤ですので、オリジと同じデジパック仕様の内ジャケ。そしてインナースリーブも同仕様。



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それにしても、このジャケですが、解説、感想を書いていたらこのままブログ終わってしまいそうになるのでジャケの事はこれでお終いです。


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出来れば表ジャケのポートレイトで気になる面々の方々。
あと10人ばかりの写真も検証したいのですけど(笑)かなりヤバい写真も満載です。


本来はポストカードも付いているのですが、僕はこの盤をハードオフのワンコインの中から抜き出し(盤はピカピカ)たのでフル装備ではなかったのですが、安さに負けて購入してしまいました。


音の方は流石ワーナーのP8000(二枚組は5000番)台、メチャ音がイイです。ドイツ初盤と比べましたが(UK、USとは比較出来ていません)全く負けていません。しかも2006年に出たデラックスエデュション(以下DE)のCDと比べても間違いなくこのレコの方がイイです(音の良し悪しは別として聴きやすいという意味)



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さて少し自分的ストーンズについて、実は死ぬ程ストーンズ好き!という訳ではないのですが(勿論来日公演は4回行ってます)あまりにも活動歴が長すぎて僕の場合ミックテイラー在籍時のストーンズしか興味が無いのです(ストーンズファンの半分以上であろう)。つまりゲットヤヤーのライブからイッツオンリーまでです。もっというと実はテイラーのギターというのは全ロックギタリストの中でのも自分的ベスト5に入るくらい好きなんです。(あとの4人はこの際だから書いてしまうと、ジェフベック、ニールヤング、ポールコソフ、Dオールマン、次点でデビットギルモアとペイジ)テイラーのギターソロは川の水が流れるような流暢で可憐で聴いていて凄く気持がイイのです。


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彼のソロもほとんど揃えてますが、やはりストーンズ時代とファーストソロが最高でその後はパットしないのが悔やまれます。(ストーンズ時代で一生分稼いだと豪語しているのでソロも真剣味が無いのか?)


関係ないですが、右下のCD、カーラオルソンのライブに客演しているテイラー。
ここに収められている「Sway」は鳥肌モノの凄さですよー。


ちなみにニールヤングはギタリストなのか?という質問が出そうですが、自分的には超個性的なギタリストであると思っております。


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ゲイトフォールドの内側、その後の再発では両側にレコの収納スペースがある普通の2枚組仕様に変わります。



話が「ならず者」から逸脱してしまいました。ところでこのロックの金字塔的な作品ですが、当初の評判はいまいちです。「ストーンズがこれでは困る」という文献も出ています。

しかし、80年以降そして2000年を超えた頃から「素晴らしいアルバム」と評価があがりました。確かに散漫な印象もあり、ブラウンシュガーのようなキャッチーな曲も無く、僕も以前はこれを聴いても全くイイと思わなかったのです。特に音が全体にモコモコしていて(確かにCDの通常盤は本当にこもって音が悪い)良く聴きとれないのです。

これはレイラにも言えます。そこでレイラ同様にCDのDEも買ったのですが、音がキンキンで、これじゃないよなー感がありました。そこでこの日本盤を聴いたところ音の分離が非常に良く「これだ」と思ったのです。
(しかしDEの未発表曲、及び未発表曲をテイラーも入れて再録された曲などは感動物ですけど)


録音は南仏のキースの自宅で行われますが、セックス、ドラッグ、ロックンロールを地で行く物凄い日々での録音でかなり難航したようですが、そのハチャメチャの中でのルーズで気だるいグルーブは、このアルバムを通し全体的に感じられます。

曲順です
A面
-1 Rocks Off
-2 Rip This Joint
-3 Shake Your Hips
-4 Casino Boogie
-5 Tumbling Dice
B面
-1 Sweet Virginia
-2 Torn and Frayed
-3 Sweet Black Angel
-4 Loving Cup
C面
-1 Happy
-2 Turd on the Run
-3 Ventilator Blues
-4 I Just Want to See His Face
-5 Let It Loose
D面
-1 All Down the Line
-2 Stop Breaking Down
-3 Shine a Light
-4 Soul Survivor


曲ごとでは長くなってしまうので、全曲は割愛しますが、面々ごとに少しだけ。

A面は一応ストーンズ王道路線。1、5の素晴らしさは言わずもがな。2はもうこのセッションの凄さを物語るなんでもありの曲ジミーミラーとスチェが大活躍。3~4も当初は良く分からなかった曲ですが、改めて聴くといろんな要素があります。

B面はこの頃流行っていたアコを主体としてます、レココレで萩原さんが「このアルバムのB面が判るか?」という記事を以前に書いています。このB面こそが後に再評価されたのではないでしょうか?

C面はキースの超代表曲から始まります、テイラーのオブリも最高!
今回、キースのギターに関する記述は省略します(誰でも知ってる事なんで)
-3はテイラーもクレジットされています。エンディングのギターとピアノの絡みは上級ストーンズファンにしか判らない凄さかもな(笑)

D面、昔はどーでもよかった面ですが、最近聴き直すにつれ最高のサイドであることに気づきました(汗)特にロバジョンの-2でのテイラーのスライドとミックのハープの絡みの凄い事。今ではこのアルバムの一番のお気に入りテイクになりました。
そして後に映画のタイトルにもなる-4、ここら辺のストーンズが気持ち良くなると他のアルバムも聞き方が変わって来る感じがします。


レーベルです。

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日本盤なので、特にどうという事は無いのですが・・・でも何度でも書きますが音は素晴らしいです。


ストーンズは特にアナログにこだわって集めている訳ではないのですが、テイラー在籍時のみは日本盤でいいので初回盤で揃えたいのです。(オリジが安ければそれにこしたことはない)他の年代はたいていCDで持っているのでねー

まぁロニーが入ってからはジャケ買い(買い直し)でサムガールズくらいまでかな。


購入レコ屋  ハードオフ岡崎店

購入金額   500円

参考文献   レココレ 「メインストリートのならず者」特集号









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# by naruru-kato | 2018-01-06 08:18 | The Rolling Stones | Comments(6)

2017年 今年の収穫     会心レコその 

とうとう今年も最終週になってしまいまた。という事で毎年恒例の(といってもようやく3年目ですが)今年の収穫(会心レコ)です。

記事内容は、今年一年コンスタントに廻ったレコ屋さんと、そこで非常に良い買い物をした1~2枚の紹介、ちなみに「非常に良い」という表記には「オリジがメチャ安かった」「ただ単にメチャ安かった」「ある程度出費したが入手を諦めていたレコが手に入った」的なものです。

毎年毎年、定期的に訪れるレコ屋さんが減ってきて、今年は下記の3件をメインで廻りました。

まず名古屋中古レコ屋のメッカ、中区大須に構える「グレイテストヒッツ」さん、通称グレヒさんです。今年の中ごろ店内改装して以前からあるといいなーと思っていた「新入荷コーナー」を作ってくれましたがなぜか暮れにその餌箱は無くなりました。


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年に2~3回ほど開催されるバーゲンは物凄い人が訪れます、僕も必ず行きますし、仕事の合間に僅か2台しかない駐車場(これでもこの界隈で専用駐車場がある、ということ自体凄い)が空いているときは必ず車を入れてしまいます(笑)


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Facesのファーストです、これが店頭のバーゲンコーナーに出ているHPを見た時、仕事中に大須までぶっ飛ばしましたが、やはりワンコインでは再発のedselレーベルでした。しかし、これでもワンコインは安いらしいです。


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ロッド関係でもう一枚、実はキーフで有名なバーティゴのUKオリジが欲しかったのですが、グレヒでも5000円以上、ヤフオクでは諭吉は必ず必要の人気盤、当然安い出物は諦めてUSの再発です、これもワンコイン。



相変わらず国内初回盤帯付きは途方もない値段で売られています(なんかますます金額がエスカレートしている気がする)が、相変わらず輸入盤オリジが一桁間違っているのでは?というような(安い方に)金額なので僕には非常に助かります。



次に千種(ちくさ)区。名古屋市を縦断する唯一の幹線道路、覚王山通りにそびえる、覚王山プラザビルの2Fに構えるSORC(Space Of Rock Classic)さん。非常にお洒落な店構えは女性オーナーのOさんのセンスの良い趣味が出ていますね。毎年書いていますがここはRock好きの溜まり場的なお店。カウンターでいろんな人とおしゃべりして仕事中の疲れを癒してくれます(オイッ 仕事さぼってるだけだろーが。という突っ込みは無しね)

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まさにSpaceと呼べるこの空間。餌箱の配置など余裕があり落ち着いて漁ることができます(たまに人の動線考えているのかぁー と言いたくなる店がありますからね)


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このように美味しい珈琲も飲ませてくれるんです!特にUK物が得意でトラッドなどはいろいろ教えてもらいました。駐車場も数台はビルの共同パーキングがつかえるのでありがたいです。たいてい訪れると1時間以上は遊んできます。

ちなみに定休日は日、月、火、水、祝日  となっていてます。
つまり週3日しか営業日ではないので注意が必要です(笑)。


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ジャッキーロマックスのセカンドアルバム、ジョージハリソンがファーストではプロデュースしていますが、セカンドの頃からウッドストックに住み着いてアーシーなSSWとなっています。気に入ったのでこれも購入。


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凄いジャケです、ずーと見ていると気持ち悪くなります(笑)。サードアルバムです。

値段は二枚ともそこそこでした。




最後は天白区のナカシマレコード、ここは店舗ではなくあくまで通販の事務所なのですが、毎月一回訪れて注文してあるレコリストから今月はこれねー。という感じで配給されるのです。値段も僕の出せる予算を提示していますが、それよりの安く手に入ることが多くて非常に心強いレコ屋さんです。場所はあくまで内緒ですけど。


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1年程入荷を待っていてようやく手に入ったこの盤。他のレコ屋でも「ないですかー」と聞いたことがありますが「10年くらいこのレコは見たことが無い、CDで我慢しなさい」と言われた事があります。


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スワンプご用達の女性シャウター、クラウディアレニアの唯一のレコ。これがずーと欲しかったんです。ヤフオクで7000円くらいまで上がりましたが、これは英世2枚ほど。
丁度、今現在ヤフオクで出ています。これでヤフオクで見たのは3年間で2回目。


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こんなのも探してくれました、ザバンド的なカナダ出身のジェリコの唯一のレコ。
こんなの普通に探していてもまず出てこないでしょう。サウンドはザバンドの弟分的なご機嫌なバンド。値段も天文学的な値付けしているショップを見たことがありますが、英世1枚と少し。という良心的な値段でした。


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もう一枚。「ラビンスプールフルが欲しいのですが」とお願いしたらすぐに取り寄せてもらいました、しかもモノ盤。これも英世2枚くらい。


今年ここで入手したレコは、名古屋地区で普通にレコ屋さん廻っていてもまずお目にかかれないようなレコばかりで、大変ナカシマさんにはお世話になっているのです。



あとはヤフオクですね。

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これもザバンド的なカープ。B級バンドですが結構いけます、ドラムは俳優になって成功するケリービジー、「ビックウェンズデー」で助演で出てます。

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最後はウッドストックフェスのオープニング男、リッチーヘブンスのライブです。この人のレコはなかなか出てこないと思います。意地でも落札するぞー。と頑張って落としました。感動的な作品です。



来年の仕事始め、大阪のお客様の所に新年の挨拶に行きますのでついでに梅田界隈のレコ屋さんもいくつか廻ってこよーかなー、と思っています。楽しみだなー。


今年も閲覧していただいた方々には非常にお世話になりました。来年も頑張ってUpしていくつもりですので宜しくお願いいたします。では良いお年を。


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# by naruru-kato | 2017-12-24 08:23 | ●今年の収穫 | Comments(6)

Neil Young その4   After The Gold Rush 

今年最後のレコ紹介は、やはり御大を出さずにはいられません。ニールの1970年の超名作であるAfter The Gold Rush。ニールに関しては年代がバラバラで紹介しています、特に意味は無くて初期の頃のレコ(オリジ)がなかなか手に入らなくて、持っているのから順番に記事にしていただけです(今は70年代までは、ほぼオリジナルが入手できました)。

そーいえば話はいきなりそれますが、先日友人にロッキンオンのニール特集を(2017年9月号)頂いて、何十年振りかにRoを読んでみました(高校の頃は愛読書で投稿もしていたが採用はされず)。

これがまた非常にRoらしい記事で(いかにも渋谷陽一風とでも申しましょうか (笑))面白かったのです。しかも御大の非常に長い音楽歴で、ソロの作品はすべて網羅し解説してあるのです。特に最近の作品は全く知らないので、「へーこんなアルバムが出ているんだ」と勉強になりました。

この記事の中で大鷹というライターが「膨大なニールの作品を前にして何から聞いていいのか判らない初心者に、このAfter The Gold Rushを勧める」と書いてありました。「うーん、なんという的を得た表現なのだろうか」僕も同じ意見です。


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ロックアルバムジャケBest20(自分的)に入ると思われる印象的なこのジャケ。
(では残りの19枚は何なんだ?と聞かれても困りますけど)



実は、この後のこれまた傑作「ハーベスト」(前回の記事)の時に日本初回盤よりも日本超初盤(笑)が音が良かったため、もしやと思いこのアルバムも日本初盤も手に入れましたが、この盤はUSオリジの方が音が良かったです。

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左、USオリジナル、右、日本初回盤。やや濃淡が違いますがほぼ同じと言えます。


そしてニールが履いていると思われるジーンズの後ろからのアップの裏ジャケ。
たぶん、今のニールを同じ位置からカメラで撮るととんでもない写真になるのでしょうか?

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そして問題のゲートフォールドの内ジャケです。(実はそれほど問題でもないけどね)


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楽屋と思われるショット。左からニールの代名詞黒いレスポール(通称OldBlack)フェンダーのベースを挟みマーチンD-28、ホワイトファルコンと専用ケース、そして、奥にはプリウォーと思われるD-45が。目まいがしそうなギター群です。

この歴史的価値のあるギターを普通にステージでつかってますね彼は(笑)。オールドブラックはまだアームがついてないような気もするのですが?ところで右に写るタバコをふかす女性は誰なのか?当ブログではこーいう事に、とことんこだわっているのですが(笑)、調べても判りません。只のグルービーかもね?



このアルバムのいい所はニールヤングのすべての要素が詰まっている所につきる。と思っています。つまりカントリー風アコ弾き語りあり、ピアノ弾き語りあり、CSN&Y風コーラス曲あり、怒涛のグランジギターソロの曲あり、じっくり聴かせるバラード風あり、まぁこんなところか。それがこの頃がピークとも言える「裏声と表声の中間のような不思議な声」に乗って捨て曲無しで繰り広げられるのです。

日本盤の解説は木崎さん、ところでこのサソリのマークは何の意味するのか?
裏表ともこのマークがついています。

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「NYと言ってもニューヨークじゃない」と、なんとも間の抜けたコピーで始まる解説は親切にもギターコード譜付き(この頃はけっこうあったようです)


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歌詞カードはまったく読む気がしない、本人(どうかは知らないが)自筆風です。

この傾向は自作のハーベストまで続きます。


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バックは前作同様にクレイジーホースですが、ギターのダニーホッイットンがコカイン中毒で使い物にならなくてニルスログフレンなんかが呼ばれています。

曲順です
A面
-1 Tell Me Why
-2 After the Gold Rush
-3 Only Love Can Break Your Heart
-4 Southern Man
-5 Till the Morning Comes
B面
-1 Oh Lonesome Me (Don Gibson)
-2 Don't Let It Bring You Down
-3 Birds
-4 When You Dance I Can Really Love
-5 I Believe in You
-6 Cripple Creek Ferry

A-1 アコのイントロがカッコいいです、このイントロ何度も練習したもんです、ニルスがギターを弾いてます
-2 表題曲、ピアノはニール、ニールズクラシックと呼べる代表曲。

-3 ステイファンがゲストボーカルしてます、本当にこの歌の裏と表の中間の声の素晴らしさといったら無いです、ステファンのコーラスも最高!

-4 ニール爆音ギターのこの曲、勿論南部人の事を歌った歌です、CSN&Yのライブでは、ステファンとの大ギターバトルになります。これも勿論代表曲。

-5 前の曲の興奮を鎮めるように淡々と歌われます。

B面は全体的に流れろようにすすみます。

B-1 この曲のみ他人の曲です。でもいい味出してます。

やはり白眉は4,5曲目でしようかねー。ライブでも定番になっていく曲達です。

レーベルです。


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たぶん、このころはツートンではないのでWマーク無しのオリジナルのタンレーベルです。カタログNoはRS6383 マトはA面 記載なし?B面は3です。

Roのニール特集。



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何年かぶりにこの本読みましたが、記事で出ているミュージシャンの4/5は知らない人達ばかり(汗)。まぁ過去のロッククラッシックしか聞かない自分にはどーでもいいですが。


今でもコンスタントに作品を出している御大ですが、ここ10~15年くらいの作品は全く聞いていません(これはディランにもいえます)。歳とってもつねに作品を発表するパワーは大尊敬に値しますが、いかんせん、なにぶんにも自分の感覚が既に止まってしまっているので、今の彼らの作品を聴くという作業が億劫になったかもしれません。

特にアナログレコードを再度聴くようになってからはCDでしか出ていない(日本では)新作は全く興味のないものになってしまいました。でもディランはもうライブはいかないと思いますがニールだけは、来日してくれれば前回の名古屋飛ばしでもひるむことなく武道館まで行ったパワーはまだ持ち合わせていますので、絶対に行きますよー。


今回でひとまず今年の紹介記事は終わりです。今年度最終は来週中に「今年の収穫」的な記事を昨年に引き続きUPします(実は年間を通してこの記事が一番閲覧数が多かったりしてます)。



購入レコ屋 USオリジ    ヤフオクのレコード屋
      JP初盤      ファイハイ堂

購入金額  USオリジ    1000円程
      JP初盤      800円











 



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# by naruru-kato | 2017-12-23 08:26 | Neil Young | Comments(6)

Eagles その3    On the Border

前回、ドゥービーと来たので今回はやはりイーグルスでしょう(笑)。またしても冬には似つかわしくないバンドのサードアルバムです。

On the Borderと名付けられたこのアルバム、簡単に直訳すると「境界線上」という感じがしますが翻訳サイトで調べると「今から~する」という意味や「~の縁」という意味が出てきます。まぁそんなところでしょう。

僕が思うにセカンドのデスペラードは確かにイイアルバムでしたが売り上げ的にはパッとしていません、メンバーはこのままでは、ポコやフライングブリトーのようなただのカントリーロックバンドで終わってしまう危機感があったのではないだろうか?
(ポコ、FBBファンのみなさんすいません、けっして両バンド共嫌いじゃないです。特にグランパーソンズはかなり好きでその内取り上げます 汗)

LAからUSAそしてRock史上に残るバンドに成長していけるかどうかの試金石的な位置づけをされたアルバムなのでは?それが証拠にプロデューサーをグリンジョーンズからジムシムジクに途中で交代しています。さらに録音終盤に新メンバーのドンフェルダーも迎い入れてます。


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鷲が蛇?を咥えてとんでいる図のジャケ。その後ろの赤い羽根がついたものは何なんだろう?さっぱりわかりません。書いた人はBeatianYazzという人、インディアン系?
さっぱり知りません、調べる気もないけど(汗)


ワーナーパイオニアのP8000番台の日本盤です、このアルバムはUSファーストとUKのセカンドプレスも持っていましたが、どー聞いても日本盤が音が一番良かったので結局このワーナー盤のみ残して後は売ってしまいました。布目加工されたテクスチュアーですがなぜかUK盤はツルツルでした。


非常に個性的ですが実は非常に読みにくい裏ジャケのクレジット(笑)



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Upで写してもいまいち本気で読む気になれないクレジットです(笑)


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日本盤なので帯、解説も付いてます、定価は2300円。解説は天辰さん、当然ですわな。
やたらと「プログレッシブ」という言葉が出てきます。



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アルバムは一言でいえば「カントリーロックの頂点」的な感じがしますが、それだけでは世界では成功しないので、誰もが口ずさめるバラード系あり、ファンキー系あり、ソウルフル系ありロックンロール系あり勿論カントリー系も。そんな感じでバラエティにとんでますが、そこの抜群のコーラスワーク、曲の構成力の凄さが加わりアメリカンロックを代表するバンドに飛躍しています。ちなみに日本盤の帯は「ザバーズ、ジェファーソン、CSN&Yに続くイーグルス」とあります(もちろんワーナー系のバンドが使われてます)。


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僕的になぜイーグルスの楽曲はこんなに素晴らしいのだろう?と考えたところ、やはりイーグルスにはJDサウザー、ジャクソンブラウンが友人として参加している事が大きいのだろうと思います。特にこのアルバムでのJDの共作ナンバーの素晴らしい事よ。



その後、この時点でロック史上に永遠に輝く「Hotel California」の登場を想像できたでしょうか?(自分的には一番好きなのはOne Of These Night ですけど)


曲順です
A面
-1 Already Gone
-2 You Never Cry Like a Lover
-3 Midnight Flyer
-4 My Man
-5 On the Border
B面
-1 James Dean
-2 Ol' '55
-3 Is It True?
-4 Good Day in Hell
-5 Best of My Love


A-1 デビューした頃、グリンジョンズに「君らではR&Rはできない」と言われたらしいですが、しっかりやれてますやん。ご機嫌なナンバーですねー。ここではグレンとフェルダーのリードギターが聴けます。

-2 ヘンリーとJDの作品ですが、僕の予想は歌詞はドン、曲はJDだと思います。この曲の展開力の凄さ、本当に凄いと思います。いきなりの官能的なギターリフに続きサビと思わせる所から歌が入りBサビ(こんな言葉があるのか?)でこの後本当のサビ、その後Bメロ、ギターソロと続くこの展開。Aメロっぽいのが存在しない(凄)と思ってるうちに歌は終わります、最初のサビっぽいのがAメロだったのです。こんな曲を作れる所が只のカントリーロックバンドではない所です。

-3 Paul Craftという人の作品、ランディーが歌う快適なカントリーロック。2曲目で唸らせといて、軽やかなランディー やりますねー。エフクター掛けたスライドが最高です。

-4 バーニーの楽曲。これはグランパーソンズの事を歌っているらしい。いかにもバーニーの曲っぽい、声も結構いい声です。しかしバンドが大きくなっていくに従い居場所が無くなっていくのも判るようなナンバー。でもペダルスチールの音が最高。

-5 ドンの歌、珍しくグレンがリードギター、歌とユニゾンのギターソロもそうかも。表題曲ですが、それほどでもないのですが中間部の全員でワンコーラスずつ歌うこれまた凄い構成力。たいしたもんだな。

B-1 これはジャクソンも曲作りに参加してます。イントロのジャーンのカッコいい事まぁテイクイットイージーの続編みたいなもんですかねー

-2 そしてトムウェイツのこの曲。イーグルスのおかげで彼も一気に有名になります。(ステーブヤング同様に)そしてイーグルスを代表する曲でもあります。関係ないけど僕もこの曲に日本語を付けて弾き語りで歌ってました(笑)。アルパーキンスのスチールがいいわー

-3 ランディーの作品、僕は実はかなりのランディー好きでして(握手した事がある)、この感じはいかにも  ランディー節。大好きな曲です。単純な構成の曲ですが、サビのヘンリーとグレンの「アーハモ」は最高ですよ。

-4 この曲でドンフェルダーが参加しそのままメンバーになった。と言われています。一気にロックバンドらしくなった曲でもありますね。最初からツインリードボーカルです。

-5 そしてこれまたイーグルスを代表するNo1ソング、これまたJDが共作です。イントロCM7/C/Dm7/Dmの美しい事、(コード違ってたらごめんなさい)もーこれは完全にJDの曲と言ってもいいでしょう。後年JDがセルフカバーしていますがこれもまた溶けそうになる素晴らしさです。そして5人(または6人)のコーラスは勿論完璧。僕的にアコのイーグルスのイメージはこの曲です。

リードボーカルはグレンが4曲、ヘンリーが3曲、ランディーが2曲、バーニーが1曲と
民主主義的に成っています(笑)


レーベルです。ワーナーP8477Y このYというのは何なんだろう?意味不明。

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非常に音がイイ盤です。


この後イーグルスはOne Of These Nightで全米を代表するバンドとなり、そしてHotel Californiaで世界一のロックバンドの一つになっていくのですねー。


しかし、グレンフライが亡くなって息子をフロントに立てていまだに続けているようですが、それは自分的にはあまり見たくないのですが、どーでしょう?


購入レコ屋   不明


購入金額   500円程








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# by naruru-kato | 2017-12-16 08:54 | Eagles | Comments(4)

大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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